JPH0523649A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0523649A
JPH0523649A JP3179186A JP17918691A JPH0523649A JP H0523649 A JPH0523649 A JP H0523649A JP 3179186 A JP3179186 A JP 3179186A JP 17918691 A JP17918691 A JP 17918691A JP H0523649 A JPH0523649 A JP H0523649A
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JP
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cleaning
liquid
inert gas
carry
chamber
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JP3179186A
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Mitsugi Shirai
貢 白井
Hideaki Sasaki
秀昭 佐々木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可燃性特性を持つ洗浄液で洗浄する場合にお
いても、発火および着火のポテンシャルを小さくして爆
発の防止が可能とされる洗浄装置を提供する。 【構成】 可燃性有機溶剤の洗浄液を用いる洗浄装置で
あって、プリント基板1を洗浄するためのスプレー洗浄
槽2と、プリント基板1をスプレー洗浄槽2に搬入する
ための搬入液体シール槽3と、プリント基板1をスプレ
ー洗浄槽2から搬出するための搬出液体シール槽4とか
ら構成され、プリント基板1の洗浄が、シール液16の
噴流により大気と遮断され、かつ酸素濃度が所定値以下
になるように不活性ガス9が導入されたスプレー洗浄槽
2で行われる。そして、不活性ガス9の導入量は、酸素
濃度計12、洗浄液5のガス濃度計13および温度計1
4によって制御されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄装置に関し、特に
洗浄液として可燃性有機溶剤を用いる洗浄装置におい
て、洗浄液のガスおよびミストに対する防爆構造を得る
ことができる洗浄装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板や電子部品などの洗
浄装置においては、たとえば洗浄液としてフロンや1.1.
1 トリクロルエタンなどの塩素系有機溶剤が使用されて
きた。
【0003】すなわち、これらの有機溶剤は不燃性液体
であることから、洗浄工程で発生する洗浄液のガスやミ
ストに対して特に防爆という観点から工夫を凝らす必要
がなかった。
【0004】なお、この種の装置として関連するものに
は、たとえば特公昭62−9240号公報に記載される
洗浄装置が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術においては、洗浄液の着火を防止するという
観点からの配慮がされておらず、たとえば可燃性液体で
洗浄する際には、常に発火および防爆という問題が生じ
てくる。
【0006】また、従来使用されてきた塩素系有機溶剤
は不燃性であるという利点がある反面、大気中のオゾン
層の破壊や地下水などの汚染が指摘され、世界的に使用
を禁止する方向にあり、それに伴って可燃性を持った代
替洗浄液での洗浄が今後必須となってくる。
【0007】そこで、本発明の目的は、可燃性特性を持
つ洗浄液で洗浄する場合においても、発火および着火の
ポテンシャルを小さくして爆発を防止することができる
洗浄装置を提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0010】すなわち、本発明の洗浄装置は、被洗浄物
を洗浄するための洗浄室と、被洗浄物を洗浄室に搬入ま
たは搬出するための搬入室および搬出室とを備えた洗浄
装置であって、搬入室の搬入口および搬出室の搬出口の
上部および下部のうち少なくとも一方に液体吐出口を設
け、この液体吐出口よりシール液を吐出させると共に、
液体吐出口によって囲まれた洗浄室の内部に不活性ガス
を導入するものである。
【0011】また、前記液体吐出口より吐出したシール
液を洗浄室に戻し、このシール液を比重差により洗浄液
と分離した後に再び液体吐出口より吐出させるようにし
たものである。
【0012】さらに、前記洗浄室の内部に酸素濃度を計
測する酸素濃度計測手段を設け、所定の酸素濃度になる
ように不活性ガスの流量を調整するものである。
【0013】また、本実施例の他の洗浄装置は、洗浄室
の内部空間に使用する洗浄液のガス濃度を計測するガス
濃度計測手段と、洗浄室に不活性ガスを導入する不活性
ガス導入手段とを設け、洗浄液のガス濃度に応じて不活
性ガスの導入量を制御するものである。
【0014】さらに、本発明の他の洗浄装置は、洗浄室
の洗浄液の液温を計測する液温計測手段と、洗浄室に不
活性ガスを導入する不活性ガス導入手段とを設け、洗浄
液の液温に応じて不活性ガスの導入量を制御するもので
ある。
【0015】この場合に、前記洗浄室内の酸素濃度を計
測し、所定の酸素濃度以上の時に洗浄液の供給ポンプの
動作を停止させるようにしたものである。
【0016】
【作用】前記した洗浄装置によれば、洗浄室がシール液
の吐出により外部と遮断され、かつ洗浄室の内部に不活
性ガスが導入されることにより、被洗浄物の洗浄をシー
ル液および不活性ガスによりシールされた洗浄室で行う
ことができる。すなわち、外気と遮断された洗浄室内に
導入された不活性ガスを外部に流出することなく、容易
に洗浄室内を不活性ガスでシールすることができる。
【0017】これにより、被洗浄物の洗浄時に洗浄室内
の洗浄液ガス濃度が爆発範囲に上昇しても、不活性ガス
置換によって酸素濃度を一定値以下に低減することがで
きるので、着火、発火を防止することができ、同時に不
活性ガスを外部に流出することがないので、不活性ガス
の消費量を低減することができる。
【0018】この場合に、洗浄室空間中の酸素濃度を常
に一定量の濃度になるように不活性ガスの導入量が制御
されることにより、着火および発火のポテンシャルを低
減することができる。これにより、防爆がより一層可能
とされ、さらに不活性ガスの消費量の低減を図ることが
できる。
【0019】また、洗浄室雰囲気中の洗浄液のガス濃度
または液温を計測し、着火および発火のポテンシャルに
応じた不活性ガスの導入量のコントロールによって酸素
濃度が制御されることにより、爆発の可能性を低減する
ことができる。これにより、さらに安全性を向上させる
ことが可能となる。
【0020】さらに、シール液と洗浄液との混入が可能
な場合には、吐出したシール液を洗浄室に戻して再び液
体吐出口から吐出させることができる。すなわち、洗浄
室への搬入口および搬出口に傾斜を設けてシール液を洗
浄室に流れ落し、そして洗浄室内で洗浄液とシール液を
比重差により分離することができるので、これによって
シール機構の簡略化と洗浄装置の小型化を図ることがで
きる。
【0021】
【実施例1】図1は本発明の一実施例である洗浄装置を
示す概略構成図である。
【0022】まず、図1により本実施例の洗浄装置の構
成を説明する。
【0023】本実施例の洗浄装置は、たとえば可燃性有
機溶剤の洗浄液を用いる洗浄装置とされ、プリント基板
(被洗浄物)1を洗浄するためのスプレー洗浄槽(洗浄
室)2と、プリント基板1をスプレー洗浄槽2に搬入す
るための搬入液体シール槽(搬入室)3と、プリント基
板1をスプレー洗浄槽2から搬出するための搬出液体シ
ール槽(搬出室)4とから構成され、プリント基板1の
洗浄が液体および不活性ガスによりシールされたスプレ
ー洗浄槽2で行われている。
【0024】スプレー洗浄槽2は、たとえばその底面部
に第2石油類などの可燃性の洗浄液5が貯溜され、搬送
コンベア6によって運ばれてきたプリント基板1に洗浄
液5を噴出するスプレーノズル7と、このスプレーノズ
ル7に洗浄液5を供給する洗浄液ポンプ8とを備えてい
る。そして、スプレーノズル7がスプレー洗浄槽2の上
下に配設され、この両スプレーノズル7から洗浄液ポン
プ8の駆動によって洗浄液5を噴出させ、プリント基板
1がスプレー洗浄されるようになっている。
【0025】また、スプレー洗浄槽2には、たとえば窒
素またはアルゴンガスなどの不活性ガス9が流量弁(不
活性ガス導入手段)10を介して導入され、さらに排出
用の流量弁11を通じて必要に応じて排気され、スプレ
ー洗浄槽2が不活性ガス9によってシールされる構造に
形成されている。
【0026】さらに、スプレー洗浄槽2には、その内部
空間に酸素濃度を計測する酸素濃度計(酸素濃度計測手
段)12と、洗浄液5のガス濃度を計測するガス濃度計
(ガス濃度計測手段)13とが設けらている。そして、
酸素濃度計12によってスプレー洗浄槽2の内部空間が
所定の酸素濃度になるように不活性ガス9の流量が調整
され、またガス濃度計13によるガス濃度に応じて不活
性ガス9の導入量が制御されている。また、スプレー洗
浄槽2の洗浄液5に浸漬される位置には温度計(液温計
測手段)14が配設され、洗浄液5の液温に応じて不活
性ガス9の導入量が制御されている。
【0027】そして、酸素濃度計12、ガス濃度計13
および温度計14による酸素濃度、洗浄液5のガス濃度
および液温の各計測情報はコントローラ15に送られ、
コントローラ15によって流量弁10,11がコントロ
ールされ、不活性ガス9の供給および排気が制御される
ようになっている。
【0028】搬入液体シール槽3は、たとえばその底面
部に水またはパーフロロカーボンなどの不燃性のシール
液16が貯溜され、大気とこの搬入液体シール槽3に連
結されるスプレー洗浄槽2とを遮断するシール液16を
噴流するシールノズル17と、このシールノズル17に
シール液16を供給するシール液ポンプ18とを備えて
いる。そして、シールノズル17が搬入液体シール槽3
の上下に配設され、この両シールノズル17からシール
液ポンプ18の駆動によってシール液16を噴流させ、
スプレー洗浄槽2への搬入口が大気からシールされる構
造に形成されている。
【0029】搬出液体シール槽4は、搬入液体シール槽
3と同様の構成とされ、その底面部に水またはパーフロ
ロカーボンなどの不燃性のシール液19が貯溜され、大
気とこの搬出液体シール槽4に連結されるスプレー洗浄
槽2とを遮断するシール液19を噴流するシールノズル
20と、このシールノズル20にシール液19を供給す
るシール液ポンプ21とを備えている。そして、シール
ノズル20が搬出液体シール槽4の上下に配設され、こ
の両シールノズル20からシール液ポンプ21の駆動に
よってシール液19を噴流させ、スプレー洗浄槽2から
の搬出口が大気からシールされる構造に形成されてい
る。
【0030】次に、本実施例の作用について説明する。
【0031】始めに、設備の搬入部に設置した搬入液体
シール槽3のシール液ポンプ18、搬出部に設置した搬
出液体シール槽4のシール液ポンプ21を起動する。そ
して、搬入および搬出液体シール槽3,4のそれぞれの
シールノズル17,20よりシール液16,19を噴流
させ、スプレー洗浄槽2の内部雰囲気と大気とを遮断す
る。
【0032】さらに、スプレー洗浄槽2内が大気と遮断
された状態において、コントローラ15の制御によって
流量弁10を開き、スプレー洗浄槽2の内部に不活性ガ
ス9を導入する。同時に、排気用の流量弁11を開き、
不活性ガス9の導入によってスプレー洗浄槽2内にあっ
た酸素を大気中に排気させ、不活性ガス9と置換される
ことにより酸素濃度が低下していく。
【0033】この場合に、スプレー洗浄槽2の内部空間
に設置された酸素濃度計12により、予め設定された安
全な酸素濃度になると洗浄液ポンプ8が作動し、洗浄液
5によるスプレー洗浄が開始される。同時に、スプレー
洗浄槽2内の酸素濃度は、常に一定の値以下になるよう
に流量弁10の開閉によってコントロールされる。
【0034】たとえば、本実施例のように不活性ガス9
として窒素やアルゴンガスを使用し、洗浄液5として第
2石油類を使用した場合には、スプレー洗浄槽2中の酸
素濃度は7〜8%以下にすることが有効である。
【0035】この時、たとえば流量弁10などに異常が
発生し、この異常によってスプレー洗浄槽2内の酸素濃
度が所定の濃度以上に上昇した場合には、即座に洗浄液
ポンプを停止させて異常の発生原因を究明する。
【0036】従って、本実施例の洗浄装置によれば、プ
リント基板1を洗浄するスプレー洗浄槽2の搬入口に搬
入液体シール槽3、搬出口に搬出液体シール槽4を設け
ることにより、スプレー洗浄槽2をシール液16,19
によって大気と遮断し、かつ不活性ガス9による所定値
以下の酸素濃度の雰囲気内でプリント基板1をスプレー
洗浄することができるので、発火や着火のポテンシャル
が低減され、可燃性の洗浄液5を用いる洗浄装置への適
用においても安全性の確保が可能とされる防爆構造を得
ることができる。
【0037】なお、スプレー洗浄槽2内への不活性ガス
9の導入については、たとえば洗浄液5中に設置した温
度計14の計測によって洗浄液5の液温が上昇して引火
点に近づいた場合や、洗浄液5のガス濃度計13による
ガス濃度値に応じて流量弁10を開き、不活性ガス9の
導入を制御することも可能であり、これらを併用するこ
とによって安全性の確保がより一層可能となる。
【0038】
【実施例2】図2は本発明の他の実施例である洗浄装置
を示す概略構成図である。
【0039】本実施例の洗浄装置は、たとえば可燃性有
機溶剤の洗浄液を用いる洗浄装置とされ、図2に示すよ
うにプリント基板(被洗浄物)1aを洗浄するためのス
プレー洗浄槽(洗浄室)2aと、プリント基板1aをス
プレー洗浄槽2aに搬入するための搬入液体シール部
(搬入室)3aと、プリント基板1aをスプレー洗浄槽
2aから搬出するための搬出液体シール部(搬出室:搬
入液体シール部3aと同様の構成であるために図および
部品番号は省略する)とから構成され、実施例1との相
違点は、シール液を貯溜する搬入および搬出液体シール
槽を設けることなく、洗浄液とシール液をスプレー洗浄
槽2aに分離して貯溜する点である。
【0040】すなわち、本実施例のスプレー洗浄槽2a
は、図2に示すように底面部が傾斜して形成され、たと
えば比重の異なる水またはパーフロロカーボンなどのシ
ール液16aが下層に、また上層にEC−7R(米国ペ
トロファーム社製)などの可燃性の洗浄液5aが分離し
て貯溜されている。そして、シール液ポンプ18aの吸
引口はスプレー洗浄槽2aの底面に設置され、一方洗浄
液ポンプ8aの吸引口は底面から所定の高さに設けられ
ている。
【0041】また、スプレー洗浄槽2aには、搬入口で
ある搬入液体シール部3aと、搬出部である搬出液体シ
ール部が一体的に設けられている。そして、搬入液体シ
ール部3aおよび搬出液体シール部は、その底面にシー
ル液ポンプ18aの駆動によってシールノズル17aか
ら噴流されたシール液16aが底面部に戻るように傾斜
が設けられている。
【0042】従って、本実施例の洗浄装置においては、
シール液ポンプ18aの駆動によって搬入液体シール部
3aおよび搬出液体シール部のそれぞれのシールノズル
17aよりシール液16aを噴流させ、そして噴流した
シール液16aが、搬入液体シール部3aおよび搬出液
体シール部の傾斜に沿ってスプレー洗浄槽2aに戻り、
洗浄液5aと解け合うことなく比重差によって分離して
洗浄液5aの下層に貯溜される。
【0043】これによって、実施例1と同様にスプレー
洗浄槽2aの内部雰囲気と大気とを遮断することがで
き、同時に酸素濃度計(酸素濃度計測手段)12aの計
測に基づいて流量弁(不活性ガス導入手段)10aの開
閉をコントローラ15aによって制御し、スプレー洗浄
槽2aの内部空間が所定の酸素濃度になるように不活性
ガス9aの流量を調整することができる。
【0044】すなわち、本実施例の洗浄装置によれば、
スプレー洗浄槽2aの搬入口に搬入液体シール部3a、
搬出口に搬出液体シール部を設けることにより、実施例
1と同様に大気との遮断状態で所定値以下の酸素濃度雰
囲気において、搬送コンベア6aによって搬送されたプ
リント基板1aをスプレーノズル7aからの洗浄液5a
でスプレー洗浄することができる。
【0045】これにより、発火や着火のポテンシャルが
低減され、安全性の確保が可能とされる防爆構造を得る
ことができる。同時に、洗浄装置が一体的に形成される
ので、実施例1に比べてシール機構の簡略化と小型化が
可能となり、製造が容易になると共に設置スペースの低
減を図ることができる。
【0046】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例1および2に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0047】たとえば、前記各実施例の洗浄装置につい
ては、シール液16,16aとして水やパーフロロカー
ボンなどの不燃性液体を用いた場合について説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、た
とえば実施例1の場合には洗浄液5と同じ液体を用いる
ことも可能である。
【0048】また、洗浄液5,5aの発火性があまり高
くない場合は、液体シールを実施せず、スプレー洗浄槽
2,2aの酸素濃度に基づいて不活性ガス9,9aの導
入量をコントロールしたり、またこれに併用して洗浄液
5,5aのガス濃度、液温に応じて不活性ガス9,9a
の導入を制御する方法も十分有効である。
【0049】さらに、洗浄液5,5aとして第2石油類
の可燃性有機溶剤を用いる場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、他の可燃性の洗浄液につ
いても適用可能であり、またシール液16,16aにつ
いても、他の液体に適用できることは言うまでもない。
【0050】また、前記各実施例においては、洗浄装置
をプリント基板1,1aの洗浄に適用した場合について
説明したが、たとえば電子部品などの他の被洗浄物への
洗浄においても広く適用可能である。
【0051】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその利用分野である可燃性有機溶剤の
洗浄液5,5aを用いる洗浄装置に適用した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、たとえ
ば不燃性の洗浄液など、他の洗浄液による洗浄装置につ
いても広く適用可能である。
【0052】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0053】(1).被洗浄物を洗浄室に搬入する搬入室の
搬入口および搬出するための搬出室の搬出口の上部およ
び下部のうち少なくとも一方に液体吐出口を設け、この
液体吐出口よりシール液を吐出させると共に、液体吐出
口により囲まれた洗浄室の内部に不活性ガスを導入し、
被洗浄物の洗浄をシール液および不活性ガスによってシ
ールされた洗浄室で行うことにより、不活性ガス置換に
よって酸素濃度を一定値以下に低減することができるの
で、着火および発火の防止が可能とされ、同時に不活性
ガスの消費量を低減することができる。
【0054】(2).洗浄室の内部に酸素濃度を計測する酸
素濃度計測手段、洗浄液のガス濃度を計測するガス濃度
計測手段、または洗浄液の液温を計測する液温計測手段
を設け、洗浄室内の酸素濃度、可燃性ガス濃度、洗浄液
液温に応じて不活性ガスの導入量を制御することによ
り、着火および発火による爆発の可能性を低減すること
ができるので、洗浄時の安全性および不活性ガスの消費
量削減をより一層向上させることが可能となる。
【0055】(3).液体吐出口より吐出したシール液を洗
浄室に戻し、このシール液を比重差によって洗浄液と分
離した後に再び液体吐出口から吐出させることにより、
シール液と洗浄液との混入が可能な場合において、シー
ル機構の簡略化が可能とされ、同時に洗浄装置の小型化
を図ることができるので、製造が容易になると共に設置
スペースの低減が可能となる。
【0056】(4).前記(1) 〜(3) により、コンベア搬送
などを用いたインライン形式の洗浄装置への適用におい
ても、容易に洗浄室内の雰囲気を不活性ガスでシールす
ることが可能となり、特に洗浄液として可燃性有機溶剤
を用いることが可能とされる洗浄装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である洗浄装置を示す概略構
成図である。
【図2】本発明の実施例2である洗浄装置を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
1,1a プリント基板(被洗浄物) 2,2a スプレー洗浄槽(洗浄室) 3 搬入液体シール槽(搬入室) 3a 搬入液体シール部(搬入室) 4 搬出液体シール槽(搬出室) 5,5a 洗浄液 6,6a 搬送コンベア 7,7a スプレーノズル 8,8a 洗浄液ポンプ 9,9a 不活性ガス 10,10a 流量弁(不活性ガス導入手段) 11 流量弁 12,12a 酸素濃度計(酸素濃度計測手段) 13 ガス濃度計(ガス濃度計測手段) 14 温度計(液温計測手段) 15,15a コントローラ 16,16a シール液 17,17a シールノズル 18,18a シール液ポンプ 19 シール液 20 シールノズル 21 シール液ポンプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を洗浄するための洗浄室と、前
    記被洗浄物を該洗浄室に搬入または搬出するための搬入
    室および搬出室とを備えた洗浄装置であって、前記搬入
    室の搬入口および前記搬出室の搬出口の上部および下部
    のうち少なくとも一方に液体吐出口を設け、該液体吐出
    口よりシール液を吐出させると共に、該液体吐出口によ
    り囲まれた前記洗浄室の内部に不活性ガスを導入し、前
    記被洗浄物の洗浄を、前記シール液および不活性ガスに
    よりシールされた前記洗浄室で行うことを特徴とする洗
    浄装置。
  2. 【請求項2】 前記液体吐出口より吐出したシール液を
    前記洗浄室に戻し、該シール液を比重差により前記洗浄
    液と分離した後に再び前記液体吐出口より吐出させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄室の内部に酸素濃度を計測する
    酸素濃度計測手段を設け、所定の酸素濃度になるように
    前記不活性ガスの流量を調整することを特徴とする請求
    項1または2記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 被洗浄物を洗浄するための洗浄室を備え
    た洗浄装置であって、前記洗浄室の内部空間に使用する
    洗浄液のガス濃度を計測するガス濃度計測手段と、前記
    洗浄室に不活性ガスを導入する不活性ガス導入手段とを
    設け、前記洗浄液のガス濃度に応じて前記不活性ガスの
    導入量を制御することを特徴とする洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項4記載のガス濃度計測手段お
    よび不活性ガス導入手段を設けることを特徴とする請求
    項1または2記載の洗浄装置。
  6. 【請求項6】 被洗浄物を洗浄するための洗浄室を備え
    た洗浄装置であって、前記洗浄室の洗浄液の液温を計測
    する液温計測手段と、前記洗浄室に不活性ガスを導入す
    る不活性ガス導入手段とを設け、前記洗浄液の液温に応
    じて前記不活性ガスの導入量を制御することを特徴とす
    る洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項6記載の液温計測手段および
    不活性ガス導入手段を設けることを特徴とする請求項1
    または2記載の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記洗浄室内の酸素濃度を計測し、所定
    の酸素濃度以上の時に前記洗浄液の供給ポンプの動作を
    停止させることを特徴とする請求項1または2記載の洗
    浄装置。
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