JPH05237107A - 超音波血流イメージング装置 - Google Patents
超音波血流イメージング装置Info
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- JPH05237107A JPH05237107A JP29173092A JP29173092A JPH05237107A JP H05237107 A JPH05237107 A JP H05237107A JP 29173092 A JP29173092 A JP 29173092A JP 29173092 A JP29173092 A JP 29173092A JP H05237107 A JPH05237107 A JP H05237107A
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- scanning
- blood flow
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 最大視野深度,フレーム数,画質を低下させ
ることなく、低流速血流の観測ができる超音波血流イメ
ージング装置を提供する。 【構成】 超音波パルス繰返し周波数fr′を有し、各
走査ラインに対しn個の超音波パルスの送受信を行う走
査手段と、前記走査手段にて得られた受信データを各走
査ライン毎に保持する記憶手段と、前記記憶手段に記憶
されたデータから各走査ライン毎に血流情報を検出する
検出手段と、各走査ラインに対するn個の超音波パルス
のサンプリング周波数frがfr<fr′となるよう、
且つ前記記憶手段において各走査ライン毎にn個の受信
データの収集が完了する間隔がほぼ一定となるよう前記
走査手段に対して超音波走査順制御を行う制御手段とを
有することを特徴とするものである。
ることなく、低流速血流の観測ができる超音波血流イメ
ージング装置を提供する。 【構成】 超音波パルス繰返し周波数fr′を有し、各
走査ラインに対しn個の超音波パルスの送受信を行う走
査手段と、前記走査手段にて得られた受信データを各走
査ライン毎に保持する記憶手段と、前記記憶手段に記憶
されたデータから各走査ライン毎に血流情報を検出する
検出手段と、各走査ラインに対するn個の超音波パルス
のサンプリング周波数frがfr<fr′となるよう、
且つ前記記憶手段において各走査ライン毎にn個の受信
データの収集が完了する間隔がほぼ一定となるよう前記
走査手段に対して超音波走査順制御を行う制御手段とを
有することを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波のドプラ効果を
利用して被検体内の血流情報を求め、これを2次元表示
する超音波血流イメージング装置に関する。
利用して被検体内の血流情報を求め、これを2次元表示
する超音波血流イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波ドプラ法とパルス反射法とを併用
することによって一つの超音波プローブで血流情報と断
層像(Bモード像)情報を得、断層像に重ねて血流情報
をリアルタイムでカラー表示するようにした超音波血流
イメージング装置が知られている。このような装置によ
って血流速度を測定する場合の動作原理は次の通りであ
る。
することによって一つの超音波プローブで血流情報と断
層像(Bモード像)情報を得、断層像に重ねて血流情報
をリアルタイムでカラー表示するようにした超音波血流
イメージング装置が知られている。このような装置によ
って血流速度を測定する場合の動作原理は次の通りであ
る。
【0003】すなわち、被検体である生体内を流れてい
る血流に対して超音波パルスを送波すると、この超音波
ビームの中心周波数fcは流動する血球によって散乱さ
れドプラ偏移を受けて周波数fdだけ変化して、この受
波周波数fはf=fc+fdとなる。このとき周波数f
c,fdは次式のように示される。
る血流に対して超音波パルスを送波すると、この超音波
ビームの中心周波数fcは流動する血球によって散乱さ
れドプラ偏移を受けて周波数fdだけ変化して、この受
波周波数fはf=fc+fdとなる。このとき周波数f
c,fdは次式のように示される。
【0004】
【数1】 ここで、v:血流速度 θ:超音波ビームと血管とのなす角度 c:音 速
【0005】従って、ドプラ偏移fdを検出することに
よって血流速度vを得ることができる。
よって血流速度vを得ることができる。
【0006】このようにして得られた血流速度vの2次
元画像表示は次のように行われる。先ず図10のように
超音波プローブ1から被検体に対してA,B,C,…方
向に順次超音波パルスを送波してセクタ(又はリニア)
スキャンを行うにあたり、図11の構成の超音波血流イ
メージング装置によってその超音波パルスのスキャン制
御が行われる。
元画像表示は次のように行われる。先ず図10のように
超音波プローブ1から被検体に対してA,B,C,…方
向に順次超音波パルスを送波してセクタ(又はリニア)
スキャンを行うにあたり、図11の構成の超音波血流イ
メージング装置によってその超音波パルスのスキャン制
御が行われる。
【0007】最初にA方向に数回超音波パルスが送波さ
れると、被検体内の血流でドプラ偏移されて反射された
エコー信号は同一プローブ1によって受波され、電気信
号に変換されて受信回路2に送られる。
れると、被検体内の血流でドプラ偏移されて反射された
エコー信号は同一プローブ1によって受波され、電気信
号に変換されて受信回路2に送られる。
【0008】次に位相検波回路3によってドプラ偏移信
号が検出される。このドプラ偏移信号は超音波パルスの
送波方向に設定された例えば256個のサンプル点ごと
にとらえられる。各サンプル点でとらえられたドプラ偏
移信号は周波数分析器4で周波数分析され、D.S.
C.(ディジタル・スキャン・コンバータ)5に送られ
ここで走査変換された後に、表示部6に送出されA方向
の血流速分布像が2次元画像としてリアルタイムで表示
される。
号が検出される。このドプラ偏移信号は超音波パルスの
送波方向に設定された例えば256個のサンプル点ごと
にとらえられる。各サンプル点でとらえられたドプラ偏
移信号は周波数分析器4で周波数分析され、D.S.
C.(ディジタル・スキャン・コンバータ)5に送られ
ここで走査変換された後に、表示部6に送出されA方向
の血流速分布像が2次元画像としてリアルタイムで表示
される。
【0009】以下B,C,…の各方向に対しても同様な
動作が繰り返されて、各スキャン方向に対応した血流像
(流速分布像)が表示されることになる。
動作が繰り返されて、各スキャン方向に対応した血流像
(流速分布像)が表示されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、低流速の検
出能は、周波数分析するデータ長に依存する。ドプラ信
号のサンプリング周波数をfr,サンプリング数をnと
すれば、周波数分析する波のデータ長Tdは、 Td=n/fr …(1) であり、このときの周波数分解能Δfdは、 Δfd=1/Td …(2) となる。従って、測定可能流速の下限fd minも、 fd min=1/Td=fr/n …(3) と表わせる。よって、低流速の血流まで検出しようとす
れば、ドプラ信号のサンプリング周波数frを小さくす
るか、データ数nを大きくすればよい(図4,図5参
照)。
出能は、周波数分析するデータ長に依存する。ドプラ信
号のサンプリング周波数をfr,サンプリング数をnと
すれば、周波数分析する波のデータ長Tdは、 Td=n/fr …(1) であり、このときの周波数分解能Δfdは、 Δfd=1/Td …(2) となる。従って、測定可能流速の下限fd minも、 fd min=1/Td=fr/n …(3) と表わせる。よって、低流速の血流まで検出しようとす
れば、ドプラ信号のサンプリング周波数frを小さくす
るか、データ数nを大きくすればよい(図4,図5参
照)。
【0011】ところが、2次元ドプラ血流イメージング
においては、次の関係式が成立する。
においては、次の関係式が成立する。
【0012】 FN ・n・m・(1/Fr′)=1 …(4) ここで、FN ;フレーム数、m;走査線数 fr′;超音波送信パルス繰返し周波数(PRF)
【0013】フレーム数FN は2次元血流像のリアルタ
イム性に関係し、通常8乃至30の値であり、これによ
り1秒間に8乃至30枚の画像を見ることができる。
イム性に関係し、通常8乃至30の値であり、これによ
り1秒間に8乃至30枚の画像を見ることができる。
【0014】図6に示すごとく、セクタ電子走査の場
合、走査線数m=32,超音波パルス繰返し周波数(P
RF)fr′=4 KHz,サンプリング数n=8とすれ
ば、フレーム数FN は約16になる。また、最大視野深
度D maxとPRFfr′とには、 D max=c/(2・fr′) …(5) なる関係がある。よって、低流速の検出能を向上させる
ために、PRFfr′を大きくすると,最大視野深度D
maxを大きくとれない欠点を生じる。また、走査線数m
を小さくすれば、走査線密度が粗くなり、画質劣化を招
来する。
合、走査線数m=32,超音波パルス繰返し周波数(P
RF)fr′=4 KHz,サンプリング数n=8とすれ
ば、フレーム数FN は約16になる。また、最大視野深
度D maxとPRFfr′とには、 D max=c/(2・fr′) …(5) なる関係がある。よって、低流速の検出能を向上させる
ために、PRFfr′を大きくすると,最大視野深度D
maxを大きくとれない欠点を生じる。また、走査線数m
を小さくすれば、走査線密度が粗くなり、画質劣化を招
来する。
【0015】以上の如く、低流速検出能を向上すると、
何かを犠牲にしなければならないという欠点がある。
何かを犠牲にしなければならないという欠点がある。
【0016】そこで本発明は上記の欠点を除去するもの
で、最大視野深度,フレーム数,画質を低下させること
なく、低流速血流の観測ができる超音波血流イメージン
グ装置の提供を目的としている。
で、最大視野深度,フレーム数,画質を低下させること
なく、低流速血流の観測ができる超音波血流イメージン
グ装置の提供を目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検体に対し
て超音波走査を行い、得られた超音波パルスの受信デー
タに基づき該被検体中の血流情報を求め、その分布を表
示する超音波血流イメージング装置において、超音波パ
ルス繰返し周波数fr′を有し、各走査ラインに対しn
個の超音波パルスの送受信を行う走査手段と、前記走査
手段にて得られた受信データを各走査ライン毎に保持す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータから各
走査ライン毎に血流情報を検出する検出手段と、各走査
ラインに対するn個の超音波パルスのサンプリング周波
数frがfr<fr′となるよう、且つ前記記憶手段に
おいて各走査ライン毎にn個の受信データの収集が完了
する間隔がほぼ一定となるよう前記走査手段に対して超
音波走査順制御を行う制御手段とを有することを特徴と
するものである。
て超音波走査を行い、得られた超音波パルスの受信デー
タに基づき該被検体中の血流情報を求め、その分布を表
示する超音波血流イメージング装置において、超音波パ
ルス繰返し周波数fr′を有し、各走査ラインに対しn
個の超音波パルスの送受信を行う走査手段と、前記走査
手段にて得られた受信データを各走査ライン毎に保持す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータから各
走査ライン毎に血流情報を検出する検出手段と、各走査
ラインに対するn個の超音波パルスのサンプリング周波
数frがfr<fr′となるよう、且つ前記記憶手段に
おいて各走査ライン毎にn個の受信データの収集が完了
する間隔がほぼ一定となるよう前記走査手段に対して超
音波走査順制御を行う制御手段とを有することを特徴と
するものである。
【0018】
【作用】前記制御手段により、超音波走査順を変更制御
することで、超音波パルス繰返し周波数fr′よりもド
プラ情報のサンプリング周波数frを低下させ、かつ、
データ収集間隔をほぼ一定として、前記記憶手段を介し
てドプラ情報を得るようにしているので、最大視野深
度,フレーム数,画質を低下させることなく低流速血流
の観測が可能となる。
することで、超音波パルス繰返し周波数fr′よりもド
プラ情報のサンプリング周波数frを低下させ、かつ、
データ収集間隔をほぼ一定として、前記記憶手段を介し
てドプラ情報を得るようにしているので、最大視野深
度,フレーム数,画質を低下させることなく低流速血流
の観測が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0020】図1は本発明一実施例装置のブロック図で
ある。
ある。
【0021】11は被検体に対して超音波パルスの送受
を行う超音波プローブ、12はセクタ電子走査装置アナ
ログ部で、プリアンプ13,パルサー14,発振器1
5,ディレーライン16,加算器17,検波器18から
構成されている。19はD.S.C.(ディジタル・ス
キャン・コンバータ)、20はカラー処理回路、21は
D/A変換器、22はVTR、23はカラーモニタ、3
5はコントロール回路である。
を行う超音波プローブ、12はセクタ電子走査装置アナ
ログ部で、プリアンプ13,パルサー14,発振器1
5,ディレーライン16,加算器17,検波器18から
構成されている。19はD.S.C.(ディジタル・ス
キャン・コンバータ)、20はカラー処理回路、21は
D/A変換器、22はVTR、23はカラーモニタ、3
5はコントロール回路である。
【0022】コントロール回路35は、セクタ電子走査
装置アナログ部12における超音波走査順の変更制御を
行うもので、この変更制御においては、超音波パルス繰
返し周波数を変えることなくドプラ情報のサンプリング
周波数が低下される(これについては後に詳述する)。
このコントロール回路35が本発明における制御手段に
相当する。
装置アナログ部12における超音波走査順の変更制御を
行うもので、この変更制御においては、超音波パルス繰
返し周波数を変えることなくドプラ情報のサンプリング
周波数が低下される(これについては後に詳述する)。
このコントロール回路35が本発明における制御手段に
相当する。
【0023】加算器17から出力された信号のうち一方
は検波器18,ライン37を介してD.S.C.19へ
送られ、断層像(白黒Bモード像)を表示するために供
される。他方はライン39以下に送られ、血流像を表示
するために供される。ライン39から加えられた信号は
二分され、各々ミキサー24a,24bに加えられる。
各ミキサー24a,24bにはまた90°移相器25に
よって発振器15からの基準信号foが90°位相差を
持たせて各々加えられて掛算が行われる。この結果ロー
パスフィルタ26a,26bにはドプラ偏移信号fdと
(2fo+fd)信号が入力され、ローパスフィルタ2
6a,26bによって高周波成分が除去されてドプラ偏
移信号fdのみが得られる。これは血流像のための位相
検波出力信号となる。
は検波器18,ライン37を介してD.S.C.19へ
送られ、断層像(白黒Bモード像)を表示するために供
される。他方はライン39以下に送られ、血流像を表示
するために供される。ライン39から加えられた信号は
二分され、各々ミキサー24a,24bに加えられる。
各ミキサー24a,24bにはまた90°移相器25に
よって発振器15からの基準信号foが90°位相差を
持たせて各々加えられて掛算が行われる。この結果ロー
パスフィルタ26a,26bにはドプラ偏移信号fdと
(2fo+fd)信号が入力され、ローパスフィルタ2
6a,26bによって高周波成分が除去されてドプラ偏
移信号fdのみが得られる。これは血流像のための位相
検波出力信号となる。
【0024】図2(a)乃至(c)は各信号波形を示す
もので、(a)は超音波プローブ11から被検体に対し
て送波される送信パルス、(b)は被検体から反射され
た受信パルス(受信エコー)、(c)は位相検波出力で
ある。
もので、(a)は超音波プローブ11から被検体に対し
て送波される送信パルス、(b)は被検体から反射され
た受信パルス(受信エコー)、(c)は位相検波出力で
ある。
【0025】上記位相検波出力信号には血流情報だけで
なく、心臓の壁等のように動きの遅い物体からの不要な
反射信号(クラッタと称される)も含まれているので、
このクラッタを除去するため位相検波出力はMTI(Mo
ving Target Indicator)演算部27に加えられる。
なく、心臓の壁等のように動きの遅い物体からの不要な
反射信号(クラッタと称される)も含まれているので、
このクラッタを除去するため位相検波出力はMTI(Mo
ving Target Indicator)演算部27に加えられる。
【0026】このMTI演算部27はA/D変換器28
a,28b,複数ラインメモリ34a,34b,MTI
フィルター29a,29b、自己相関器30、平均速度
演算部31、分散演算部32、パワー演算部33から構
成されている。
a,28b,複数ラインメモリ34a,34b,MTI
フィルター29a,29b、自己相関器30、平均速度
演算部31、分散演算部32、パワー演算部33から構
成されている。
【0027】A/D変換器28a,28bはそれぞれロ
ーパスフィルタ26a,26bの出力をディジタル信号
に変換するものであり、その変換出力は、後段に配置さ
れた複数ラインメモリ34a,34bに送出される。こ
の複数ラインメモリ34a,34bは、超音波走査順変
更に応じて複数走査線分のドプラ情報を保持し得るもの
で、これが本発明における記憶手段に相当する。
ーパスフィルタ26a,26bの出力をディジタル信号
に変換するものであり、その変換出力は、後段に配置さ
れた複数ラインメモリ34a,34bに送出される。こ
の複数ラインメモリ34a,34bは、超音波走査順変
更に応じて複数走査線分のドプラ情報を保持し得るもの
で、これが本発明における記憶手段に相当する。
【0028】図3はMTIフィルタの構成の一例を示
し、1/Zは1レートの遅延,Σは加算器,K1 ,K2
は係数を示している。
し、1/Zは1レートの遅延,Σは加算器,K1 ,K2
は係数を示している。
【0029】自己相関器30は周波数分析法の一種であ
り、2次元の多点の周波数分析をリアルタイムで行う必
要性から用いられている。
り、2次元の多点の周波数分析をリアルタイムで行う必
要性から用いられている。
【0030】平均速度演算部31は、次式に基づいて平
均ドプラシフト周波数fdを求める。
均ドプラシフト周波数fdを求める。
【0031】
【数2】
【0032】分散演算部32は、次式に基づいて分散σ
2 を求める。
2 を求める。
【0033】
【数3】
【0034】パワー演算部33は、次式に基づいてトー
タルパワーTPを求める。
タルパワーTPを求める。
【0035】
【数4】
【0036】このトータルパワーTPは、血球から散乱
エコーの強度に比例するが、MTIフィルタのカットオ
フ周波数以下に相当する移動物体からのエコーは除かれ
る。
エコーの強度に比例するが、MTIフィルタのカットオ
フ周波数以下に相当する移動物体からのエコーは除かれ
る。
【0037】各ポインドごとに演算された値(血流情
報)はD.S.C.19に入力され、データを補間した
後、カラー処理回路20によってカラー情報に変換され
る。血流平均速度と血流速度分散とによる表示の場合に
は、プローブに近づく流れは赤系に変換され、プローブ
から遠ざかる流れは青系に変換される。また平均速度の
大きさは輝度の違いによって表現され、速度分散は色相
(緑を混ぜる)によって表現される。
報)はD.S.C.19に入力され、データを補間した
後、カラー処理回路20によってカラー情報に変換され
る。血流平均速度と血流速度分散とによる表示の場合に
は、プローブに近づく流れは赤系に変換され、プローブ
から遠ざかる流れは青系に変換される。また平均速度の
大きさは輝度の違いによって表現され、速度分散は色相
(緑を混ぜる)によって表現される。
【0038】上記構成の実施例装置において、超音波走
査順の変更制御は次のように行われる。
査順の変更制御は次のように行われる。
【0039】図7に示すごとく、プローブ11の右端か
ら超音波送信ビームをスキャンしていくとき、その走査
順序を、1番右側の走査線(No.1)→2番目の走査線
(No.2)→3番目の走査線(No.3)→1番右側の走査線
(No.1)→…のように、N本(Nは2以上の整数。この
場合はN=3である。)の独立した走査線間で交互に走
査を行なうようにする。この場合、同一方向超音波送信
ビームの繰返し周波数(ドプラ信号のサンプリング周波
数)frは、 fr=fr′/3 …(6) となり、すなわちfrの周期T(同一方向超音波ビーム
走査間隔)はfr′の周期T′(超音波走査間隔)の3
倍となり、上記(3) 式から明らかなように、測定可能流
速の下限fd minは、従来の方式、すなわち、超音波送
信ビームをn回続けて同一方向に送波し次に隣りの走査
線について同様にn回行う方式に比べて、1/3に改善
される。
ら超音波送信ビームをスキャンしていくとき、その走査
順序を、1番右側の走査線(No.1)→2番目の走査線
(No.2)→3番目の走査線(No.3)→1番右側の走査線
(No.1)→…のように、N本(Nは2以上の整数。この
場合はN=3である。)の独立した走査線間で交互に走
査を行なうようにする。この場合、同一方向超音波送信
ビームの繰返し周波数(ドプラ信号のサンプリング周波
数)frは、 fr=fr′/3 …(6) となり、すなわちfrの周期T(同一方向超音波ビーム
走査間隔)はfr′の周期T′(超音波走査間隔)の3
倍となり、上記(3) 式から明らかなように、測定可能流
速の下限fd minは、従来の方式、すなわち、超音波送
信ビームをn回続けて同一方向に送波し次に隣りの走査
線について同様にn回行う方式に比べて、1/3に改善
される。
【0040】同一方向超音波送信回数(ドプラ信号のサ
ンプリング数)をnとすれば、図7の場合はn=4であ
る。超音波の送受順序に従って複数の走査線に交互に超
音波が送受され、ドプラ情報が複数ラインメモリ34
a,34bの対応ラインに順次書き込まれる。そして各
走査線毎に4個目のデータ(n=4による)が取り込ま
れた時点で当該走査線についての4個のデータが複数ラ
インメモリ34a,34bより読み出されることにな
る。
ンプリング数)をnとすれば、図7の場合はn=4であ
る。超音波の送受順序に従って複数の走査線に交互に超
音波が送受され、ドプラ情報が複数ラインメモリ34
a,34bの対応ラインに順次書き込まれる。そして各
走査線毎に4個目のデータ(n=4による)が取り込ま
れた時点で当該走査線についての4個のデータが複数ラ
インメモリ34a,34bより読み出されることにな
る。
【0041】このとき、4個のデータの出力のタイミン
グは、図7の場合においては一定間隔ではない。出力タ
イミングを一定とするには、図8に示すように走査すれ
ばよい。即ち、プローブ11の右端からスキャンしてい
くとき、その走査順序を、走査線No.1→走査線No.m-1→
走査線No.m→走査線No.1→走査線No.2→走査線No.m→走
査線No.1→走査線No.2→走査線No.3→走査線No.1→…と
する。このようにすれば、図7の場合と同様に、同一方
向超音波送信ビームの繰返し周波数(ドプラ信号のサン
プリング周波数)frを1/3に下げることができると
共に、データ出力タイミングを一定間隔にできる。
グは、図7の場合においては一定間隔ではない。出力タ
イミングを一定とするには、図8に示すように走査すれ
ばよい。即ち、プローブ11の右端からスキャンしてい
くとき、その走査順序を、走査線No.1→走査線No.m-1→
走査線No.m→走査線No.1→走査線No.2→走査線No.m→走
査線No.1→走査線No.2→走査線No.3→走査線No.1→…と
する。このようにすれば、図7の場合と同様に、同一方
向超音波送信ビームの繰返し周波数(ドプラ信号のサン
プリング周波数)frを1/3に下げることができると
共に、データ出力タイミングを一定間隔にできる。
【0042】したがって、図8の実施例によれば、各走
査線間のデータ出力タイミングが一定間隔となるので、
図7の超音波走査順制御の場合とは異なり、一走査表示
画面上において各走査線間で時相差が一定であり、且つ
各走査線間の時相差が少ない超音波血流イメージング像
を得ることができる。
査線間のデータ出力タイミングが一定間隔となるので、
図7の超音波走査順制御の場合とは異なり、一走査表示
画面上において各走査線間で時相差が一定であり、且つ
各走査線間の時相差が少ない超音波血流イメージング像
を得ることができる。
【0043】ここで一般に、同一方向超音波送信ビーム
の繰返し周波数frと超音波送信パルス繰返し周波数f
r′と低流速検出能改善比P(交互段数)とを考える
と、 fr=fr′/P と表わされる。図7,図8はP=3の場合について示し
た。
の繰返し周波数frと超音波送信パルス繰返し周波数f
r′と低流速検出能改善比P(交互段数)とを考える
と、 fr=fr′/P と表わされる。図7,図8はP=3の場合について示し
た。
【0044】ここで注意すべきことは、図8の場合で
も、Pがnの整数倍であるときは、データ出力タイミン
グを一定間隔にすることができないということである。
も、Pがnの整数倍であるときは、データ出力タイミン
グを一定間隔にすることができないということである。
【0045】例えば、n=4,P=2の場合を図9に示
す。データ出力タイミングの間隔が3/fr′,5/f
r′,3/fr′,5/fr′,…と異なっている。
す。データ出力タイミングの間隔が3/fr′,5/f
r′,3/fr′,5/fr′,…と異なっている。
【0046】しかしながら、図9の実施例の場合におい
ても、各走査線間のデータ出力タイミングをほぼ一定間
隔とすることができるので、図7の超音波走査順制御の
場合とは異なり、一走査表示画面上における各走査線間
の時相差がほぼ一定であり、且つ各走査線間の時相差の
少ない超音波血流イメージング像を得ることができる。
ても、各走査線間のデータ出力タイミングをほぼ一定間
隔とすることができるので、図7の超音波走査順制御の
場合とは異なり、一走査表示画面上における各走査線間
の時相差がほぼ一定であり、且つ各走査線間の時相差の
少ない超音波血流イメージング像を得ることができる。
【0047】以上のような超音波走査によって得られた
血流情報は、Bモード像情報と共にD.S.C.19に
おいて走査変換され、カラー処理回路20及びD/A変
換器21を介してカラーモニタ23に送出され、ここで
可視化される。また、必要に応じてVTR22に記録さ
れる。
血流情報は、Bモード像情報と共にD.S.C.19に
おいて走査変換され、カラー処理回路20及びD/A変
換器21を介してカラーモニタ23に送出され、ここで
可視化される。また、必要に応じてVTR22に記録さ
れる。
【0048】このように本実施例においては、超音波走
査順を変更制御することにより、超音波繰返し周波数f
r′を変えずにドプラ情報のサンプリング周波数frを
低下させているので、最大視野深度D max,フレーム数
FN ,画質を低下させることなく、低流速血流をも観測
することができる。
査順を変更制御することにより、超音波繰返し周波数f
r′を変えずにドプラ情報のサンプリング周波数frを
低下させているので、最大視野深度D max,フレーム数
FN ,画質を低下させることなく、低流速血流をも観測
することができる。
【0049】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変形実施が可能であるのは言うまでも
ない。
ではなく、種々の変形実施が可能であるのは言うまでも
ない。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、各
走査ライン毎のデータ収集の間隔をほぼ一定とすること
ができるとともに、最大視野深度,フレーム数,画質を
低下させることなく、低流速血流の観測を可能とした超
音波血流イメージング装置を提供することができる。
走査ライン毎のデータ収集の間隔をほぼ一定とすること
ができるとともに、最大視野深度,フレーム数,画質を
低下させることなく、低流速血流の観測を可能とした超
音波血流イメージング装置を提供することができる。
【図1】本発明一実施例装置のブロック図
【図2】本発明装置の主要部の波形図
【図3】本発明装置の主要部のブロック図
【図4】データ数の説明図
【図5】周波数分解能の説明図
【図6】セクタ電子走査の説明図
【図7】本実施例装置の作用説明図
【図8】他の実施例の作用説明図
【図9】他の実施例装置の作用説明図
【図10】従来例を示すスキャンパターン図
【図11】従来例のブロック図
12 セクタ電子走査装置アナログ部 34a,34b 複数ラインメモリ(記憶手段) 35 コントロール回路(制御手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 被検体に対して超音波走査を行い、得ら
れた超音波パルスの受信データに基づき該被検体中の血
流情報を求め、その分布を表示する超音波血流イメージ
ング装置において、超音波パルス繰返し周波数fr′を
有し、各走査ラインに対しn個の超音波パルスの送受信
を行う走査手段と、前記走査手段にて得られた受信デー
タを各走査ライン毎に保持する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶されたデータから各走査ライン毎に血流情報を
検出する検出手段と、各走査ラインに対するn個の超音
波パルスのサンプリング周波数frがfr<fr′とな
るよう、且つ前記記憶手段において各走査ライン毎にn
個の受信データの収集が完了する間隔がほぼ一定となる
よう前記走査手段に対して超音波走査順制御を行う制御
手段とを有することを特徴とする超音波血流イメージン
グ装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、交互段数Pに基づく複
数本の走査ラインを交互に走査して前記各走査ラインに
対するn個の超音波パルスのサンプリング周波数frが
fr=fr′/Pとなるよう前記走査手段に対して超音
波走査順の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の
超音波血流イメージング装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、設定されたn,Pの値
に基づき前記走査手段に対して超音波走査順制御を行う
ことを特徴とする請求項2記載の超音波血流イメージン
グ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29173092A JPH0771557B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 超音波血流イメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29173092A JPH0771557B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 超音波血流イメージング装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62201244A Division JPH0613031B2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 | 超音波血流イメ−ジング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05237107A true JPH05237107A (ja) | 1993-09-17 |
| JPH0771557B2 JPH0771557B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17772659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29173092A Expired - Lifetime JPH0771557B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 超音波血流イメージング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771557B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7331928B2 (en) | 2003-02-18 | 2008-02-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ultrasonic doppler bloodstream measurement device |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP29173092A patent/JPH0771557B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7331928B2 (en) | 2003-02-18 | 2008-02-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ultrasonic doppler bloodstream measurement device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0771557B2 (ja) | 1995-08-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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