JPH0523859A - プラズマ切断装置とそのプラズマ切断用トーチ - Google Patents

プラズマ切断装置とそのプラズマ切断用トーチ

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JPH0523859A
JPH0523859A JP3184334A JP18433491A JPH0523859A JP H0523859 A JPH0523859 A JP H0523859A JP 3184334 A JP3184334 A JP 3184334A JP 18433491 A JP18433491 A JP 18433491A JP H0523859 A JPH0523859 A JP H0523859A
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JP
Japan
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nozzle
torch
plasma cutting
plasma
cutting
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JP3184334A
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English (en)
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Koji Kikuchi
孝司 菊池
Morio Sato
森男 佐藤
Takao Shimura
孝夫 志村
Tomiji Yoshida
富治 吉田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】プラズマ切断用トーチ20において外部水によ
る自然冷却方式を採用した電極棒1とノズル2をそなえ
たプラズマ切断用装置20。および、ノズル2の先端の
消耗をおさえるためにノズル2の先端にアーク絞束板2
d″を設けてノズル寿命を改善し、また、ノズル2をノ
ズル本体2aとノズルチップ2bとに分割することでノ
ズル交換作業を簡単にする。 【効果】プラズマ切断装置の構成の簡素化,プラズマ切
断用トーチのノズル交換作業における作業者の負担の軽
減、および、使用済燃料プールにおけるプラズマ切断の
実現ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物の切断作業とし
て水中プラズマ切断作業を実現するためのプラズマ切断
装置およびそのプラズマ切断用トーチと、それに用いる
ノズル,電極棒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマ切断装置及びプラズマ切
断用トーチの例は日立精工株式会社製のプラズマ切断機
UR−CTY,プラズマ切断用トーチUW−51Y(ノ
ズル,電極棒を含む)が実用化されている。このプラズ
マ切断機は、トーチのノズル及び電極棒を冷却するため
の冷却水装置を必要としている。また、ノズル及び電極
棒を冷却水により冷却するためトーチの構造も複雑であ
り、ノズルは冷却水を流すための溝を設ける必要から二
つの部品から構成され、それをろう付けすることで製作
していたため、製作が難しい。また、ノズル材質は導電
率が高く、熱伝導度も良好なものとして銅を用いている
ため、原子力発電所の使用済燃料プール等で使用した場
合、銅イオンがプール水に溶け込むため、その銅イオン
が原子炉燃料に付着して腐食をおこす可能性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の例で示したよう
な従来の一般的なプラズマ切断装置では、本来、気中で
の切断(あるいは溶接)作業を念頭に開発しているた
め、プラズマ切断用トーチは冷却水装置等により強制冷
却する必要があった。そのため、プラズマ切断装置の付
属設備として冷却水装置を必要としていた。また、トー
チのノズル及び電極棒を冷却水により強制冷却するに
は、ノズルと電極棒の絶縁を保ちつつ冷却し、しかも、
効率よく冷却する必要があったため、ノズル及び電極棒
を含むトーチ部分の構造が複雑になっていた。
【0004】本発明の目的は、切断用プール等を設けて
水中プラズマ切断を実施する場合に、トーチの冷却にト
ーチ廻りのプール水等外部水を利用することで、冷却水
装置を不要とするか、または、冷却水装置による強制冷
却と外部水による自然冷却とを組合せることで、トーチ
の構造の簡素化を図ることにある。
【0005】また、従来の一般的なプラズマ切断用トー
チに用いるノズルは、本来、気中での切断(あるいは溶
接)作業を念頭に開発しており、作業員が直接トーチを
持って行う作業が主であったことから、消耗品として容
易に考えられていた。また、そのノズルの交換作業も、
頻度が高く、多少手間がかかっても、作業員の負担が大
きいものとは考えられていなかった。
【0006】本発明の目的は、特に、原子力発電所等に
おいて行うプラズマ切断(あるいは溶接)作業におい
て、ノズル等の消耗品交換作業による作業者の被ばく等
の負担を軽減するために、ノズルの長寿命化あるいはノ
ズルの交換時間の短縮を実現することにある。
【0007】また、従来の一般的なプラズマ切断用トー
チに用いるノズルは、導電率が高く、熱伝導度も良く安
価であるという理由から銅が用いられていた。しかし、
原子力発電所使用済燃料プール等の原子炉燃料の存在す
るプール内で、水中プラズマ切断を実施する場合、プラ
ズマ熱によりノズルの銅成分が銅イオンとしてプール水
中に溶け込む可能性がある。銅イオンが原子炉燃料に付
着すると腐食を生じる可能性があるため、プラズマ切断
により銅成分をプール内に拡散させることは好ましくな
い。
【0008】本発明の目的は、原子力発電所使用済燃料
プールにおいて水中プラズマ切断作業を実現することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的のうちトーチ構
造を簡素化という目的を達成するために、本発明は、プ
ラズマ切断装置を構成するプラズマ切断用トーチにおい
て、プラズマアークを発生させるためのノズル及び電極
棒のうち少なくとも一方は、切断用プールのプール水等
外部水による冷却が可能なように、外部水と直接接触す
るプラズマ切断用トーチの構造とした。
【0010】また、上記目的のうち、作業者の負担を軽
減するという目的を達成するために、本発明は、プラズ
マ切断装置を構成するプラズマ切断用トーチにおいて、
ノズルの長寿命化を図るために、ノズル先端にセラミッ
ク部材等耐熱性の高い材料を付加する等の手段を用いる
ことにより、ノズルの消耗をおさえた。また、別の手段
として、ノズル先端の消耗可能性の高い部分をノズル本
体と分割することで消耗部品の交換作業を容易にした。
【0011】また、上記の目的のうち、原子力発電所使
用済燃料プールにおいて水やプラズマ切断作業を実現す
るという目的を達成するために、ノズル材質としてアル
ミニウム等を採用した。
【0012】
【作用】プラズマ切断装置を用いて、水中プラズマ切断
を行う場合、プラズマ切断トーチ内部の電極棒とノズル
(または被切断物。以下ノズルとして説明する。)との
間で電流が流れ、その電流が動作ガス(アルゴンガス
等)をプラズマ化させ、プラズマアーク(またはプラズ
マジェットと呼ぶ)を発生させ、その熱により被切断物
を溶融するとともに動作ガス流によりふき飛ばして切断
を実現する。このとき、プラズマアークの熱によりプラ
ズマ切断トーチのノズル及び電極棒が熱せられる。この
とき、本発明ではノズルまたは電極棒のうち少なくとも
一方はプール水等外部水に接しており、動作ガス流に伴
う外部水の流れまたはプール水の対流等の影響でノズル
または電極棒が冷却され急激に溶融することはなく所定
の機能を満足する。また、そのノズルまたは電極棒の外
部水との接触面積が大きくなるよう冷却フィン等を設け
ることで冷却性能が向上する。
【0013】また、例えば本発明のノズル先端部にセラ
ミック等の耐熱性の高い材料を付加したノズルを用い
て、プラズマ切断を行う場合、電流はプラズマ切断トー
チ内部の電極棒とノズル本体部で流れ、先端部でアーク
が絞られることになる。従って、ノズル本体部が多少消
耗してもノズル先端部の穴径が変化しないためアークが
絞られるため、切断性能がほとんど変化せず、ノズル寿
命が延びることになる。また、ノズル本体とノズル先端
部に分割したノズルを用いたプラズマ切断装置におい
て、ノズルが消耗し、交換が必要となった場合、トーチ
のキャップを外すことなく、ノズル先端のみを取外し、
新しいノズル先端を取付けることができるため、ノズル
の交換作業が短縮できる。
【0014】また、水中プラズマ切断においてノズル材
質として、銅以外の材質を用いた場合、銅イオンが水中
に溶出することが無いため、原子力発電所使用済燃料プ
ール等での使用上の制約が無くなる。
【0015】
【実施例】
〈実施例1〉以下、本発明の一実施例を実施例1として
図1〜図5により説明する。本実施例1は、水中プラズ
マ切断装置用のプラズマ切断用トーチ20に本発明を適
用したものである。
【0016】図1において、本実施例1のプラズマ切断
用トーチ20は、主にアーク発生時に一方の電極(本例
ではマイナス極とする)となる電極棒1と、電極棒1と
逆極性(本例ではプラス極とする)となり得るノズル2
と、これら電極棒1とノズル2を絶縁するための絶縁カ
ラー3および絶縁本体4と、ノズル2を固定するための
キャップ5と、動作ガスホース7,マイナス側電源ケー
ブル8,プラス側電源ケーブル9を保護するための保護
筒6とで構成されている。また、ノズル2は、ノズル本
体2aおよび先端にノズル孔2cをもつノズルチップ2
bより構成され、ホルダ10および通電導体11を介し
てプラス側電源ケーブル9と電気的に連結されており、
電極棒1はマイナス側電源ケーブル8と電気的に連結さ
れている。
【0017】電極棒1および絶縁本体4には、電極棒1
を外部水により冷却するための冷却孔1aおよび4aが
開けてあり、電極棒1の内面と外部水が接触する構造と
なっている。また、ノズル2は外面が外部水と直接接触
する構造となっている。
【0018】本実施例1における水中プラズマ切断で
は、動作ガスボンベ24から動作ガスを動作ガスホース
7を介して絶縁本体4に設けられた動作ガス孔4bを通
してトーチ内部に供給し、図1中の矢印12a,12
b,12c及び12d,12eの順に流す。この状態で
プラズマ電源22で電源23から得た電圧をプラズマ切
断用トーチ20の電極棒1とノズル2との間に無負荷電
圧として印加しておき、高周波発生装置21により着火
させ、プラズマ電流13を電極棒1とノズル2との間に
流れ、動作ガスがプラズマ化し、ノズル孔2cで絞られ
プラズマアーク14を生じる。このプラズマアーク14
の熱により被切断物15を溶融するとともに動作ガス流
12eでふき飛ばし、切断を実現する。このとき、プラ
ズマアーク14の熱により電極棒1及びノズル2が加熱
されるが、前述の通り、いずれも外部水に接触しており
冷却されることになる。しかし、特にノズル2のノズル
チップ2bが最も高温となるため、ノズルチップ2bお
よびノズル本体2aには、例えば、図3〜図5に示すよ
うに冷却効果をあげるため表面積を大きくする。図3の
例ではノズル2の軸方向に冷却フィン30を設けてい
る。図4の例ではノズル2の軸と垂直方向に冷却フィン
40を設けている。また、図5の例ではノズル2の表面
にローレットによりきず50をつけて表面積を大きくし
ている。
【0019】また、プラズマアーク14によるノズル2
の消耗部はノズルチップ2bのノズル孔2c側である
が、ノズル消耗時にはキャップ5を取外すことなくノズ
ルチップ2bのみを取外せるようにノズルチップ2bは
ノズル本体2aにねじ込み式(図示せず)に取付けられ
ている。
【0020】〈実施例2〉以下、実施例1とは別の本発
明の一実施例を実施例2として図6および図7により説
明する。本実施例2は、プラズマ切断用トーチ20のノ
ズル2″に本発明を適用したものである。
【0021】図6は従来のノズル2の消耗の進行具合と
アークの拡散を示している。図6に示す通り従来のノズ
ル2′ではノズル2′全体が導体(銅)で構成されてい
るため、消耗部分はノズル2′の電流の通電部であるノ
ズル孔2c′付近に集中する。従ってノズル2′の消耗
に従ってノズル孔2c′の径が大きくなるため、徐々に
プラズマアーク流14′が絞られなくなる。そのため、
プラズマアーク流14′の温度が低下し切断能力の低下に
つながった。
【0022】本発明の実施例2では、ノズル2″を導体
であるノズル本体(場合によってはノズルチップ)2
a″と不導体であり、しかも、耐熱性の良い材料(本例
では耐熱性セラミック)からなるアーク絞束板2d″で
構成されている。この場合、図7に示すように、プラズ
マアークの発生により電流の通電部であるノズル本体2
a″が消耗しても先端のアーク絞束板2d″がほとんど
消耗しないため、プラズマアーク流14″は初期と同様
に絞られるため、ノズル本体2a″の消耗に従って切断
能力が低下することがない。従って、ノズル2″の寿命
が従来のノズル2′に比べて長くなる。
【0023】また、図7に示す実施例2では、ノズル本
体2a″の他にアーク絞束板2d″を別に設けている
が、ノズル本体2a′にイオン注入等の手法によりノズ
ル本体2a″の表面をセラミック化させることも考えら
れる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、冷却水装置を設けずに
水中プラズマ切断用のプラズマ切断装置を構成できるた
め、装置の簡素化を図ることができる。
【0025】また、本発明による外部水による自然冷却
式のノズルを用いればノズル構造が簡単になり、その製
作も容易になる。
【0026】さらに、本発明によれば、プラズマ切断用
トーチのノズルの寿命の延長あるいは交換作業時間短縮
が図れるため、原子力発電所等における廃棄物処理にお
いて被ばく低減等作業者の負担軽減を図ることができ
る。
【0027】また、ノズル材質として銅以外のノズルを
用いることにより原子力発電所使用済燃料プール等原子
炉燃料の存在するプール内におけるプラズマ切断作業を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプラズマ切断用トーチの断
面図。
【図2】図1に示すプラズマ切断用トーチを用いたプラ
ズマ切断装置の系統図。
【図3】本発明の第二の実施例の、冷却フィンをもつノ
ズルの斜視図。
【図4】本発明の第二の実施例の、冷却フィンをもつノ
ズルの断面図。
【図5】本発明の第二の実施例の、冷却用のローレット
による表面にきずを設けたノズルの一例を示す側面図。
【図6】従来のノズルの消耗の進行の具合とそれに伴う
プラズマアークの広がりを示す断面図。
【図7】本発明の第三の実施例に係り、従来のノズルに
比べ本発明によるノズルを用いればノズルが消耗しても
プラズマアークがほとんど変化しないことを示す断面
図。
【符号の説明】
1…電極棒、2…ノズル、2a…ノズル本体、2b…ノ
ズルチップ、2c…ノズル孔、3…絶縁カラー、4…絶
縁本体、5…キャップ、6…保護筒、7…動作ガスホー
ス、8…マイナス側電源ケーブル、9…プラス側電源ケ
ーブル、10…ホルダ、11…通電導体、12a〜12
e…動作ガス流、13…プラズマ電流、14…プラズマ
アーク、15…被切断物、20…プラズマ切断用トー
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 富治 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラズマトーチへ電流を供給するためのプ
    ラズマ切断用電源と、アーク着火を行うための高周波発
    生装置等の着火装置と動作ガスを供給するためのガスボ
    ンベ等の動作ガス供給装置と、プラズマアークを用いて
    切断あるいは溶接を行うためのプラズマトーチからなる
    プラズマ切断装置において、水中切断時のトーチ冷却を
    切断用プールのプール水等外部水により行えるプラズマ
    トーチを設け、切断用プール等の外部水以外の冷却水を
    供給する冷却水装置を設けないことを特徴とするプラズ
    マ切断装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、トーチのノズル及び電
    極棒のいずれか一方を切断用プール等の外部水以外の冷
    却水を供給する冷却水装置により冷却するプラズマ切断
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に示すプラズマ切
    断装置において、切断用プール等の外部水の冷却効果を
    利用するために、ノズルまたは電極棒の表面積を大きく
    したプラズマ切断装置用ノズルまたは電極棒を設けたプ
    ラズマ切断用トーチ。
  4. 【請求項4】プラズマ切断用トーチにおいて、ノズル先
    端にノズル本体と別に不導体でセラミック等耐熱性の高
    い材料をノズル本体に付加することを特徴とするノズル
    を設けたプラズマ切断用トーチ。
  5. 【請求項5】請求項4に示すノズルにおいて、ノズル本
    体の先端部にイオン注入等の手法によりノズル先端表面
    をセラミック化等不導体化することを特徴とするノズル
    を有したプラズマ切断用トーチ。
  6. 【請求項6】プラズマ切断用トーチにおいて、トーチ先
    端のノズルを押えるキャップを取外すことなく、ノズル
    消耗部分のみが交換できるようノズルをノズル本体とノ
    ズル先端部に分割したことを特徴とするプラズマ切断用
    トーチ。
  7. 【請求項7】請求項1または請求項2において、ノズル
    材質として銅以外の材質のノズルを用いるプラズマ切断
    装置。
  8. 【請求項8】請求項3において、ノズルを一体化するプ
    ラズマ切断用トーチに用いるノズル。
JP3184334A 1991-07-24 1991-07-24 プラズマ切断装置とそのプラズマ切断用トーチ Pending JPH0523859A (ja)

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