JPH05239239A - 透明合成樹脂フィルム - Google Patents
透明合成樹脂フィルムInfo
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- JPH05239239A JPH05239239A JP4226199A JP22619992A JPH05239239A JP H05239239 A JPH05239239 A JP H05239239A JP 4226199 A JP4226199 A JP 4226199A JP 22619992 A JP22619992 A JP 22619992A JP H05239239 A JPH05239239 A JP H05239239A
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- JP
- Japan
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- film
- synthetic resin
- recesses
- transparent synthetic
- shaped
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
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- Greenhouses (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルム表面近傍での霧状の水滴発生を防止
し、更に、表面に凝集した水滴の付着による曇を防止す
る透明合成樹脂フィルムの提供。 【構成】 透明合成樹脂からなる薄いフィルムであっ
て、その少なくとも片方の表面の全面に渉って、巾が1
〜20μmで、深さが1μmより大きく10μm以下の
微小な凹部が形成されている透明合成樹脂フィルム。
し、更に、表面に凝集した水滴の付着による曇を防止す
る透明合成樹脂フィルムの提供。 【構成】 透明合成樹脂からなる薄いフィルムであっ
て、その少なくとも片方の表面の全面に渉って、巾が1
〜20μmで、深さが1μmより大きく10μm以下の
微小な凹部が形成されている透明合成樹脂フィルム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明な合成樹脂フィル
ムに関するものである。詳しくは、フィルム表面に水滴
の付着を避ける必要のある場合あるいは、防曇性を要求
される場合に適用するフィルムであり、更に詳しくは、
農業用の被覆材として使用する透明合成樹脂フィルムに
関するものである。
ムに関するものである。詳しくは、フィルム表面に水滴
の付着を避ける必要のある場合あるいは、防曇性を要求
される場合に適用するフィルムであり、更に詳しくは、
農業用の被覆材として使用する透明合成樹脂フィルムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、農業用フィルムとしては、保温
性、耐候性に優れた合成樹脂製のフィルムが、有用植物
栽培用ハウス、トンネル等の被覆材として、広く使用さ
れてきた。合成樹脂製のフィルムは、ガラス板の被覆材
に比べて軽く、且つ安価な点が優れている。また、この
用途分野では、光線透過率の大きいフィルムが好まれ、
フィルムの防曇性が重要視される。曇は主として、ハウ
スやトンネルの中の空気中の水分が凝縮し、水滴として
フィルム表面に付着する現象によるものである。
性、耐候性に優れた合成樹脂製のフィルムが、有用植物
栽培用ハウス、トンネル等の被覆材として、広く使用さ
れてきた。合成樹脂製のフィルムは、ガラス板の被覆材
に比べて軽く、且つ安価な点が優れている。また、この
用途分野では、光線透過率の大きいフィルムが好まれ、
フィルムの防曇性が重要視される。曇は主として、ハウ
スやトンネルの中の空気中の水分が凝縮し、水滴として
フィルム表面に付着する現象によるものである。
【0003】フィルム内表面(ハウスやトンネルの内部
に面する側)における水滴形成を防止する目的で、合成
樹脂基材に防曇剤を含ませているが、フィルム内外の気
温差が大きくなると、フィルム内表面近傍において、霧
が発生するという現象が観察される。このような霧発生
現象は、フィルムの透明性が低下し、また、ハウスやト
ンネル内で栽培する有用植物の葉、茎、花、実、などを
濡らして病害発生の原因となり、病害発生伝播の助けと
もなる。
に面する側)における水滴形成を防止する目的で、合成
樹脂基材に防曇剤を含ませているが、フィルム内外の気
温差が大きくなると、フィルム内表面近傍において、霧
が発生するという現象が観察される。このような霧発生
現象は、フィルムの透明性が低下し、また、ハウスやト
ンネル内で栽培する有用植物の葉、茎、花、実、などを
濡らして病害発生の原因となり、病害発生伝播の助けと
もなる。
【0004】フィルム内表面近傍における霧の発生と曇
を防止する手法として、特開昭57−12070号公
報、特開昭57−14648号公報に記載されているよ
うに、防曇剤とシリコン系化合物又は、防曇剤とフッ素
含有化合物とを併用する方法が提案されている。しか
し、防曇剤とシリコン系化合物、あるいは、フッ素含有
化合物を併用配合した場合には、防曇性に悪影響を与え
る場合があり、特に、気温の高い夏季ないし初秋より使
用し始めた場合には、防曇性の低下が促進され、防曇持
続性が著しく劣る場合がある。
を防止する手法として、特開昭57−12070号公
報、特開昭57−14648号公報に記載されているよ
うに、防曇剤とシリコン系化合物又は、防曇剤とフッ素
含有化合物とを併用する方法が提案されている。しか
し、防曇剤とシリコン系化合物、あるいは、フッ素含有
化合物を併用配合した場合には、防曇性に悪影響を与え
る場合があり、特に、気温の高い夏季ないし初秋より使
用し始めた場合には、防曇性の低下が促進され、防曇持
続性が著しく劣る場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、かかる
状況にあって、霧状の水滴発生を長期間にわたって防止
し、且つ、防曇持続性が良好で、更にフィルの光線透過
率が低下しない性能を具備したフィルムを提供すること
を目的として鋭意検討した結果、透明な合成樹脂フィル
ムの表面を特殊な形状にすることにより、上記目的が達
成されることを発見し、本発明に到達した。
状況にあって、霧状の水滴発生を長期間にわたって防止
し、且つ、防曇持続性が良好で、更にフィルの光線透過
率が低下しない性能を具備したフィルムを提供すること
を目的として鋭意検討した結果、透明な合成樹脂フィル
ムの表面を特殊な形状にすることにより、上記目的が達
成されることを発見し、本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明の要旨
とするところは、透明合成樹脂からなる薄いフィルムで
あって、その少なくとも片方の表面の全面に渉って、巾
が1〜20μmで、深さが1μmより大きく10μm以
下の微小な凹部が形成されている透明合成樹脂フィルム
に存する。
とするところは、透明合成樹脂からなる薄いフィルムで
あって、その少なくとも片方の表面の全面に渉って、巾
が1〜20μmで、深さが1μmより大きく10μm以
下の微小な凹部が形成されている透明合成樹脂フィルム
に存する。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて合成樹脂とは、透明性の優れた樹脂であればよ
く、例えばエチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン等
のオレフィン類、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルアル
コール、アクリル酸とその誘導体、メタクリル酸とその
誘導体、スチレンとその誘導体等のビニル化合物、ブタ
ジエン、シクロペンタジエン等のジエン化合物等の単量
体の単一重合体または共重合体;ポリエステル類;ポリ
アミド類;ポリカーボネートまたはポリイミド等の重合
体もしくはこれら重合体のブレンド物をいう。
おいて合成樹脂とは、透明性の優れた樹脂であればよ
く、例えばエチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン等
のオレフィン類、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルアル
コール、アクリル酸とその誘導体、メタクリル酸とその
誘導体、スチレンとその誘導体等のビニル化合物、ブタ
ジエン、シクロペンタジエン等のジエン化合物等の単量
体の単一重合体または共重合体;ポリエステル類;ポリ
アミド類;ポリカーボネートまたはポリイミド等の重合
体もしくはこれら重合体のブレンド物をいう。
【0008】合成樹脂からフィルムを製造するには、溶
融押出法、溶液流延法、カレンダー法、ラミネート法等
を採用すればよい。合成樹脂には、フィルムとする前
に、公知の各種樹脂添加剤、例えば可塑剤、熱安定剤、
防曇剤、防霧剤、滑剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化
防止剤、充填剤、染料、顔料等を配合し、含ませること
ができる。
融押出法、溶液流延法、カレンダー法、ラミネート法等
を採用すればよい。合成樹脂には、フィルムとする前
に、公知の各種樹脂添加剤、例えば可塑剤、熱安定剤、
防曇剤、防霧剤、滑剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化
防止剤、充填剤、染料、顔料等を配合し、含ませること
ができる。
【0009】本願発明のフィルムには、霧の発生をより
効果的に抑制しようとする場合には防霧剤を配合するこ
とが好ましい。防霧剤としては、従来から用いているシ
リコン系化合物、フッ素含有化合物等がある。シリコン
系化合物としては、シリコーンオイル、有機シロキサン
系界面活性剤が挙げられ、フッ素含有化合物としては、
フッ素系界面活性剤、ポリフルオロアルキル基を含有す
る不飽和エステルと他の化合物との共重合オリゴマーが
挙げられる。フィルムの厚さは、凹部の形成条件に応じ
て適宜決定すればよいが、0.02〜5mmの範囲が好ま
しい。
効果的に抑制しようとする場合には防霧剤を配合するこ
とが好ましい。防霧剤としては、従来から用いているシ
リコン系化合物、フッ素含有化合物等がある。シリコン
系化合物としては、シリコーンオイル、有機シロキサン
系界面活性剤が挙げられ、フッ素含有化合物としては、
フッ素系界面活性剤、ポリフルオロアルキル基を含有す
る不飽和エステルと他の化合物との共重合オリゴマーが
挙げられる。フィルムの厚さは、凹部の形成条件に応じ
て適宜決定すればよいが、0.02〜5mmの範囲が好ま
しい。
【0010】本発明において、透明な合成樹脂フィルム
の表面に、凹部を形成するには、レーザ照射等により直
接加工しても、イオンビームエッチング、フォトエッチ
ング(フォトレジストとエッチングの組み合せ)、フォ
トエレクトロフォーミング(フォトレジストとエレクト
ロフォーミングの組み合せ)、あるいは、切削加工等に
より凹凸の金属製の型を作成した後にエンボッシングす
る方法でもよい。合成樹脂フィルム表面の微小な凹部
は、巾が1〜20μmで深さが1μmより大きく10μ
m以下であり、特に、凹部の巾が5〜20μm、凹部の
深さが2〜5μmの範囲であるものが好ましい。凹部の
巾が20μmを超えたり、深さが10μmを超える場
合、表面近傍における霧発生防止作用が低下し、また、
凹部の巾が1μm未満であったり、深さが1μm以下で
ある場合、防曇持続性の点で十分でなくなる。
の表面に、凹部を形成するには、レーザ照射等により直
接加工しても、イオンビームエッチング、フォトエッチ
ング(フォトレジストとエッチングの組み合せ)、フォ
トエレクトロフォーミング(フォトレジストとエレクト
ロフォーミングの組み合せ)、あるいは、切削加工等に
より凹凸の金属製の型を作成した後にエンボッシングす
る方法でもよい。合成樹脂フィルム表面の微小な凹部
は、巾が1〜20μmで深さが1μmより大きく10μ
m以下であり、特に、凹部の巾が5〜20μm、凹部の
深さが2〜5μmの範囲であるものが好ましい。凹部の
巾が20μmを超えたり、深さが10μmを超える場
合、表面近傍における霧発生防止作用が低下し、また、
凹部の巾が1μm未満であったり、深さが1μm以下で
ある場合、防曇持続性の点で十分でなくなる。
【0011】凹部の形態は、溝状であっても、くぼみ状
であってもよい。溝状に形成する場合、そのフィルム表
面における配置は、平行状、同心円状、渦巻状、格子状
等が挙げられる。また、くぼみ状に形成する場合、フィ
ルム表面における形は、円形、楕円形、三角形、四角形
等が挙げられ、各々独立したくぼみでよいが、均一に分
散配置するのが好ましい。凹部が形成されている表面に
占める凹部領域の割合は、霧発生防止能、及び、防曇持
続性の点で30%以上であることが好ましく、特に、5
0%以上であることが好ましい。
であってもよい。溝状に形成する場合、そのフィルム表
面における配置は、平行状、同心円状、渦巻状、格子状
等が挙げられる。また、くぼみ状に形成する場合、フィ
ルム表面における形は、円形、楕円形、三角形、四角形
等が挙げられ、各々独立したくぼみでよいが、均一に分
散配置するのが好ましい。凹部が形成されている表面に
占める凹部領域の割合は、霧発生防止能、及び、防曇持
続性の点で30%以上であることが好ましく、特に、5
0%以上であることが好ましい。
【0012】また、合成樹脂フィルム表面における凹部
は、フィルムの使用形態に応じて、両面に形成させて
も、片面のみに形成させてもよい。凹部が、互いに平行
に形成された直線状の溝であり、その溝の横断面がV字
形又はU字形であるフィルムは、他のタイプのフィルム
に比べて製作が容易なので推賞される。
は、フィルムの使用形態に応じて、両面に形成させて
も、片面のみに形成させてもよい。凹部が、互いに平行
に形成された直線状の溝であり、その溝の横断面がV字
形又はU字形であるフィルムは、他のタイプのフィルム
に比べて製作が容易なので推賞される。
【0013】本発明に係る透明合成樹脂フィルムを農業
用ハウスまたは、トンネル用のフィルムとして使用する
場合には、凹部が形成された面を内側にして展張する。
フィルム内表面に所定の凹部を形成させると、凹部で水
滴が凝縮され易くなるため、フィルム内表面近傍での霧
発生が防止できる。また、凹部の存在により、防曇持続
性も良好となる。本発明のフィルムを農業用フィルムと
して使用する場合には、防曇性を一層向上させるため
に、防曇剤を配合した基材を用いるのが好ましい。ま
た、展張したフィルムの外側の防塵性を向上させるため
には、溶剤塗料、水溶性塗料、紫外線硬化塗料等にもと
づく防塵被膜を形成することも有効である。
用ハウスまたは、トンネル用のフィルムとして使用する
場合には、凹部が形成された面を内側にして展張する。
フィルム内表面に所定の凹部を形成させると、凹部で水
滴が凝縮され易くなるため、フィルム内表面近傍での霧
発生が防止できる。また、凹部の存在により、防曇持続
性も良好となる。本発明のフィルムを農業用フィルムと
して使用する場合には、防曇性を一層向上させるため
に、防曇剤を配合した基材を用いるのが好ましい。ま
た、展張したフィルムの外側の防塵性を向上させるため
には、溶剤塗料、水溶性塗料、紫外線硬化塗料等にもと
づく防塵被膜を形成することも有効である。
【0014】本発明のフィルムは、農業以外の分野でも
水滴の付着を避ける必要のある場合、防曇性を要求され
る場合あるいは、撥水性を要求される場合等に適用し得
る。例えば、ガラス板、プラスチックのシートやフィル
ム、織布あるいは、不織布に、本発明のフィルムを積層
することによりそれらの防曇性を改良することもでき
る。従って、本発明のフィルムは、建築用の結露防止の
必要な板やパネル、スポーツ用あるいは、作業用のゴー
グル、雨具のレインコートやカサ等にも有利に使用し得
ると考えられる。
水滴の付着を避ける必要のある場合、防曇性を要求され
る場合あるいは、撥水性を要求される場合等に適用し得
る。例えば、ガラス板、プラスチックのシートやフィル
ム、織布あるいは、不織布に、本発明のフィルムを積層
することによりそれらの防曇性を改良することもでき
る。従って、本発明のフィルムは、建築用の結露防止の
必要な板やパネル、スポーツ用あるいは、作業用のゴー
グル、雨具のレインコートやカサ等にも有利に使用し得
ると考えられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の例
に限定されるものではない。 実施例1〜4、比較例1〜6 I.フィルムの製造
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の例
に限定されるものではない。 実施例1〜4、比較例1〜6 I.フィルムの製造
【0016】
【表1】
【0017】表−1を基本組成とし、これに表−2に示
す防霧剤を場合により配合し、スーパーミキサーで混合
し、180℃に加温したカレンダーロールに供給し、厚
さ0.1mmのフィルム10種を作成した。
す防霧剤を場合により配合し、スーパーミキサーで混合
し、180℃に加温したカレンダーロールに供給し、厚
さ0.1mmのフィルム10種を作成した。
【0018】
【表2】
【0019】II.凹部の形成 フォトエッチング(比較例では切削加工)により、図1
に示した形状でピッチとシボ高さが表−2に示した直径
210mmのエンボスロールを作製し、水冷エンボスロー
ルとして用いた。Iで製造したフィルムを赤外線ヒータ
ーで表−2に示した温度に加熱し、0.5kg/cmの圧力
下にある水冷エンボスロールと水冷ゴムロールの間にフ
ィルムを通し、加工を施し片面に凹部を形成した。フィ
ルムのシボ形状については、松貿機器(株)製三次元表
面粗さ計(TOPO−3D)により測定し、凹部領域の
面積割合は、パワースペクトラムにより算出し、それぞ
れのフィルム形状を表−2に示した。
に示した形状でピッチとシボ高さが表−2に示した直径
210mmのエンボスロールを作製し、水冷エンボスロー
ルとして用いた。Iで製造したフィルムを赤外線ヒータ
ーで表−2に示した温度に加熱し、0.5kg/cmの圧力
下にある水冷エンボスロールと水冷ゴムロールの間にフ
ィルムを通し、加工を施し片面に凹部を形成した。フィ
ルムのシボ形状については、松貿機器(株)製三次元表
面粗さ計(TOPO−3D)により測定し、凹部領域の
面積割合は、パワースペクトラムにより算出し、それぞ
れのフィルム形状を表−2に示した。
【0020】III.フィルムの評価 <霧発生試験>三重県一志郡の圃場に、間口5.4m、
棟高3m、奥行15mのパイプハウス10棟を構築し、
各棟に試験フィルムの凹部面を内側にして被覆した(平
成2年9月29日)。霧の発生程度の評価は、パイプハ
ウスにフィルムを被覆した1ケ月後の5日間(平成2年
10月29日〜11月2日)と4ケ月経過した頃の5日
間(平成3年1月28日〜2月1日)と、6ケ月経過し
た頃の5日間(平成3年4月1日〜4月5日)に行っ
た。
棟高3m、奥行15mのパイプハウス10棟を構築し、
各棟に試験フィルムの凹部面を内側にして被覆した(平
成2年9月29日)。霧の発生程度の評価は、パイプハ
ウスにフィルムを被覆した1ケ月後の5日間(平成2年
10月29日〜11月2日)と4ケ月経過した頃の5日
間(平成3年1月28日〜2月1日)と、6ケ月経過し
た頃の5日間(平成3年4月1日〜4月5日)に行っ
た。
【0021】「霧の発生評価」の数値は、それぞれ次の
ような意義を有する。 「1」:ハウス内に霧の発生は全く認められないか、フ
ィルム内表面近傍に、極く僅かに発生している状態。 「2」:ハウス全体に霧が発生しているが、15m先の
ハウスの奥を明瞭に識別できる状態。 「3」:ハウス全体に霧がやや濃く発生し、15m先の
ハウスの奥を明瞭には識別できない状態。 「4」:ハウス全体に霧が濃く発生し、15m先のハウ
スの奥が全く識別できない状態。 霧発生状況を観察した5日間の数値を平均した値を表−
3に示す。
ような意義を有する。 「1」:ハウス内に霧の発生は全く認められないか、フ
ィルム内表面近傍に、極く僅かに発生している状態。 「2」:ハウス全体に霧が発生しているが、15m先の
ハウスの奥を明瞭に識別できる状態。 「3」:ハウス全体に霧がやや濃く発生し、15m先の
ハウスの奥を明瞭には識別できない状態。 「4」:ハウス全体に霧が濃く発生し、15m先のハウ
スの奥が全く識別できない状態。 霧発生状況を観察した5日間の数値を平均した値を表−
3に示す。
【0022】
【表3】
【0023】<防曇性の評価>愛知県名古屋市の圃場
に、間口2m、棟高2m、奥行30mの片屋根ハウス
に、試験フィルム10種を平成2年9月14日に凹部面
を内側にして被覆した後、各フィルムの防曇性を定期的
に肉眼で観察し、評価した。その結果を表−3に示す。 「防曇性の評価」の数値は、それぞれ次のような意義を
有する。 「1」:水が薄膜状に付着し、水滴が認められない状
態。 「2」:水が薄膜状に付着しているが、僅かに大粒の水
滴が認められる状態。 「3」:部分的に細かい水滴の付着が認められる状態。 「4」:フィルム内表面全体に、細かい水滴の付着が認
められる状態。
に、間口2m、棟高2m、奥行30mの片屋根ハウス
に、試験フィルム10種を平成2年9月14日に凹部面
を内側にして被覆した後、各フィルムの防曇性を定期的
に肉眼で観察し、評価した。その結果を表−3に示す。 「防曇性の評価」の数値は、それぞれ次のような意義を
有する。 「1」:水が薄膜状に付着し、水滴が認められない状
態。 「2」:水が薄膜状に付着しているが、僅かに大粒の水
滴が認められる状態。 「3」:部分的に細かい水滴の付着が認められる状態。 「4」:フィルム内表面全体に、細かい水滴の付着が認
められる状態。
【図1】図1は実施例で用いたエンボスロールの模式断
面図である。
面図である。
p ピッチ h シボ高さ
Claims (12)
- 【請求項1】 透明合成樹脂からなる薄いフィルムであ
って、その少なくとも片方の表面の全面に渉って、巾が
1〜20μmで、深さが1μmより大きく10μm以下
の微小な凹部が形成されている透明合成樹脂フィルム。 - 【請求項2】 微小凹部の合計面積が、凹部が形成され
ているフィルム表面の面積に対し30%以上である、請
求項1のフィルム。 - 【請求項3】 凹部が、互いに平行に形成された直線状
の溝である請求項1のフィルム。 - 【請求項4】 溝の巾方向の横断面がV字形又はU字形
である請求項3のフィルム。 - 【請求項5】 フィルムの厚さが0.02〜5mmである
請求項1のフィルム。 - 【請求項6】 透明合成樹脂からなる薄いフィルであっ
て、その少なくとも片方の表面の全面に渉って、巾が1
〜20μmで、深さが1μmより大きく10μm以下の
微小な凹部が形成されており、その微小な凹部の合計面
積が、凹部が形成されているフィルム表面の面積に対し
30%以上である、防曇性フィルム。 - 【請求項7】 凹部が、互いに平行に形成された直線状
の溝である請求項6のフィルム。 - 【請求項8】 溝の巾方向の横断面がV字形又はU字形
である請求項7のフィルム。 - 【請求項9】 フィルムの厚さが0.02〜5mmである
請求項6のフィルム。 - 【請求項10】 透明合成樹脂からなる薄いフィルムで
あって、その少なくとも片方の表面の全面に渉って、巾
が1〜20μmで、深さが1μmより大きく10μm以
下の凹部が形成されている、透明合成樹脂製被覆材。 - 【請求項11】 凹部領域の合計面積が、凹部が形成さ
れているフィルム表面の面積に対し、30%以上であ
る、請求項10の被覆材。 - 【請求項12】 透明合成樹脂からなる薄いフィルであ
って、その少なくとも片方の表面の全面に渉って、巾が
1〜20μmで、深さが1μmより大きく10μm以下
の微小な凹部が、互いに平行な直線状で、凹部の巾方向
の横断面がV字形又はU字形である微小な凹部が形成さ
れており、その微小な凹部の合計面積が、凹部が形成さ
れているフィルム表面の面積に対し30%以上であり、
フィルムの厚さが0.02〜5mmである、農業用のハウ
ス又はトンネルを被覆するためのフィルム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-288843 | 1991-11-05 | ||
| JP28884391 | 1991-11-05 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05239239A true JPH05239239A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=17735467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4226199A Pending JPH05239239A (ja) | 1991-11-05 | 1992-08-25 | 透明合成樹脂フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05239239A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5846651A (en) * | 1995-08-02 | 1998-12-08 | Mitsubishi Chemical Mkv Company | Adhesive tape made of polyvinyl chloride and process for its production |
| JP2010150366A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Nissan Motor Co Ltd | 樹脂成型体 |
| JP2019098693A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 住友ベークライト株式会社 | 防曇フィルム、包装容器、および青果物入り包装体 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP4226199A patent/JPH05239239A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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