JPH0524039Y2 - - Google Patents

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JPH0524039Y2
JPH0524039Y2 JP12990188U JP12990188U JPH0524039Y2 JP H0524039 Y2 JPH0524039 Y2 JP H0524039Y2 JP 12990188 U JP12990188 U JP 12990188U JP 12990188 U JP12990188 U JP 12990188U JP H0524039 Y2 JPH0524039 Y2 JP H0524039Y2
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torque
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、差動装置に実走行状態に応じた差動
を与えて耐久、性能試験を行なうための試験装置
に関する。
(従来の技術) 従来、この種の試験装置としては、第5図に示
す構造のものが一般に用いられていた。第5図に
おいて、1は駆動用電動機で、該駆動用電動機1
の出力軸にはトランスミツシヨン2およびプロペ
ラシヤフト3を介して供試体である差動装置4が
連結されている。この差動装置4からは前記プロ
ペラシヤフト3に直交する左右方向へ2つの回転
軸5,6が延出され、各回転軸5,6には加・減
速用のギヤボツクス7,8を介してトルク吸収用
電動機9,10がそれぞれ連結されている。各電
動機1,9,10は定盤11上に移動可能に搭載
され、それぞれはボールスクリユ12を含む移動
装置13によつて差動装置4に対して進退動でき
るようになつており、全体としてT軸をなすよう
に構成されている。
上記構成の試験装置において、駆動用電動機1
はトルク制御され、一方2つのトルク吸収用電動
機9,10は回転速度制御されるようになつてお
り、いま、駆動用電動機1の作動により差動装置
4が駆動されると、左右の回転軸4,5が回転
し、その回転が2つのトルク吸収用電動機9,1
0に伝達される。この時、それぞれのトルク吸収
用電動機9,10は所定の回転数で回転してお
り、これによつて左右の回転軸4,5に回転速度
差が生じ、差動装置4には一定の差動が与えられ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の試験装置によれば、
3台の電動機1,9,10をT軸上に配する構成
としているため、きわめて大きな設置スペースを
要するという問題があつた。また車両のエンジン
の出力相当の大容量(100〜200KW)の電動機
1,9,10を3台必要とするため、試験装置が
高価になることはもちろん、振動・騒音の発生に
よる環境の悪化が避けられないという問題があつ
た。さらに差動を与える2つのトルク吸収用電動
機9,10は各独立に回転速度制御されるため、
差動誤差は各電動機の設定誤差の2倍となり、試
験精度を思うように上げ得ないという問題もあつ
た。
なお、この種の試験装置としては、上記吸収用
電動機9,10に代えて油圧ポンプを用いたもの
もある(実開昭55−90933号公報)が、基本構造
は上記図示したものと変りはなく、このものにも
上記問題は依然として残る。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、小型で、振
動・騒音の低減に寄与し、かつ試験精度にも優れ
た差動装置の試験装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は、駆動用電
動機の出力軸に供試体である差動装置を連結し、
該差動装置から延出した2つの回転軸のうちの一
方をトルク吸収用電動機の出力軸の一端部に連結
し、かつ前記回転軸のうちの他方を、制御用電動
機により制御される遊星歯車式差動減速機を介し
て前記トルク吸収用電動機の出力軸の他端部に連
結するように構成したことを要旨とする。
本発明において、上記駆動用電動機と差動装置
との間にトランスミツシヨンおよびプロペラシヤ
フトを介在させることにより、これらもまた供試
体として供することができる。
また本発明において、上記トルク吸収用電動機
の設置位置は特に問わないが、装置全体の小型化
を図る意味で、駆動用電動機と差動装置との連結
部位の下方または上方とするのが望ましい。この
場合は、差動装置から延出した2つの回転軸に対
する該電動機の連結は、ベルト・プーリを利用す
るのが良い。
さらに上記遊星歯車式減速機も特にその構造を
問わないもので、例えば遊星歯車を単列または複
数列に内蔵するもの、あるいは歯車式のものを用
いることができる。
(作用) 上記構成の差動装置の試験装置において、電動
機にて遊星歯車式差動減速機を制御することによ
り、吸収用電動機の出力時の一端部に結ぶ回転軸
の回転速度を任意に減速することが可能となり、
1台のトルク吸収用電動機を用いて差動装置に差
動を与えることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。なお本実施例は、2つの差動装置の同
時試験を可能としたもので、以下の図において共
通の部分には同一符号を付すこととする。
第1図および第2図において、21は駆動用電
動機、22はトランスミツシヨン、23はプロペ
ラシヤフト、24は供試体である差動装置であ
り、これらは従来と同様の態様で直列に連結さ
れ、フロア25に設けた架台26,27を利して
上下2系列に配されている。前記差動装置24か
らはプロペラシヤフト3に直交する左右方向(第
1図の上下方向)へ2つの回転軸28,29が延
出され、各回転軸28,29は、それぞれの端部
が軸受ユニツト30,31によつて支持されてい
る。また各回転軸28,29の端部にはタイミン
グプーリ32,33が一体に取付けられている。
一方、丁度トランスミツシヨン22の下方に位
置するフロア25にはピツト34が穿設され、こ
のピツト34内にはトルク吸収用電動機35が収
納されている。このトルク吸収用電動機35は、
トランスミツシヨン22の軸に直交するように横
置され、左右方向へ出力軸36を延ばしている。
左方向へ延びる前記出力軸36の一端部は軸受ユ
ニツト37に支持され、該端部にはタイミングプ
ーリ38が一体に取付けられている。そしてこの
タイミングプーリ38と前記一方の回転軸28に
取付けられたタイミングプーリ32との間にはタ
イミングベルト39が巻回されている。
また右方向へ延びる上記トルク吸収用電動機3
5の出力軸36には後述する遊星歯車式差動減速
機41が連結されている。この減速機41は、そ
のケーシング42が回転することによつて内部の
遊星歯車が作動し、前記トルク吸収用電動機35
の出力軸35の回転を減速するように作動するも
ので、これには制御用電動機50が併設されてい
る。この制御用電動機50の出力軸51と前記ケ
ーシング42との間にはタンミングベルト53が
巻回されており、前記ケーシング42の回転は、
制御用電動機50によつて制御されるようになつ
ている。しかして前記減速機41からは出力軸4
3が右方向へ延出され、該出力軸43の一端部は
軸受ユニツト54によつて支持されている。また
この出力軸44の一端部にはタイミングプーリ5
5が一体に取付けられており、このタイミングプ
ーリ55と前記他方の回転軸29に取付けたタイ
ミングプーリ31との間にはタイミングベルト5
6が巻回されている。
すなわち、本発明において、差動装置24から
左右方向へ延出した回転軸28,29は、その一
方28がトルク吸収用電動機35の出力軸36の
一端部に直接的に連結され、その他方29が遊星
歯車式差動減速41を介してトルク吸収用電動機
35の出力軸36の他端部に間接的に連結されて
いる。
こゝで、上記遊星歯車式差動減速機41は、一
例として第3図に示すように構成されている。第
3図において、44は遊星歯車で、該遊星歯車4
4はトルク吸収用電動機35の出力軸36に接続
された太陽歯車45と前記ケーシング42の内面
に刻設された歯車42aとの間に介装されて、太
陽歯車45の周りを公転できるようになつてお
り、この遊星歯車44から前記出力軸43が取出
されている。かゝる遊星歯車式差動減速機41に
おいて、いま太陽歯車45の回転速度をns、その
歯数をZs、遊星歯車44の回転速度をnp、その
歯数をZp、ケーシング42の回転速度をnc、そ
の歯車42aの歯数をZcとそれぞれすれば、下
記(1)式が成立する。
Zc×nc+Zs×ns =(Zc+Zs)np (1) また、左右の回転軸28,29の回転速度をそ
れぞれNL,NRとし、かつ左右のベルト・プー
リ40,38,32,56,55,33のプーリ
比を1とすれば、 NL=ns (2) NR=np (3) となる。そこで、差動装置24に回転速度差ΔN
をつけようとすれば、 NR=NL+ΔN (4) となり、したがつて(2),(3),(4)式を(1)式へ代入す
ると、下記(5),(6)式が成立する。
Zc×nc+Zs×ns =(Zc+Zs)(NL+ΔN) (5) nc=Zc+Zs/Zc×(NL+ΔN) −Zs/Zc×NL (6) すなわち、供試体である差動装置23に回転速
度差ΔNを与えようとすれば、一方の回転軸28
の回転速度NLを、例えばセンサS(第3図)に
よつて検出することにより、(6)式の関係からケー
シング42の回転速度ncが分かり、この回転速
度ncが得られるように制御用電動機50でケー
シング42の回転を制御すれば良い。
なお、修正歯車式減速機としては、上記遊星歯
車を単列に内蔵したものに代え、第4図に示すよ
うに遊星歯車44を二数列に内蔵した減速機4
1′ものを用いることができる。この場合、一対
の遊星歯車45はケーシング42に保持されて一
対の太陽歯車45の周りを公転し、太陽歯車43
の一方にトルク吸収用電動機35の出力軸36が
連結され、かつ減速機41の出力軸43は太陽4
3の他方から取出される構成となる。かゝる遊星
歯車式差動減速機41′において、いま出力軸3
6側(左側)の太陽歯車45の回転速度をns、ケ
ーシング42の回転速度をnc、出力軸43側
(右側)の太陽歯車45の回転速度をnd、右側太
陽歯車45の歯数をZ1、右側遊星歯車44の歯
数をZ2、左側遊星歯車44の歯数をZ3、左側太
陽歯車45の歯数をZ4とそれぞれすれば、下記
(7)式が成立する。
ns=(1−1/i)nd+1/inc (7) こゝで i=1/1−Z1×Z3/Z2×Z4 そこで、いまNL=ns,nd=NL+ΔNを(7)式に
代入すると、下記(8),(9)式が成立する。
NL=(1−1/i)(NL+ΔN)−1/inc(8) nc=iNL−(1−1/i)(NL+ΔN) =1/iNL−(1−1/i)ΔN (9) すなわち、かゝる遊星歯車式差動減速機41′
においても、供試体である差動装置23に回転速
度差ΔNを与えようとすれば、一方の回転軸28
の回転速度NLを、例えばセンサS(第3図)に
よつて検出することにより、(9)式の関係からケー
シング42の回転速度ncが分かり、この回転速
度ncが得られるように制御用電動機50でケー
シング42の回転を制御すれば良い。
上記の構成により、駆動用電動機1の作動によ
り、その駆動力がトランスミツシヨン22、プロ
ペラシヤフト23を介して差動装置4に伝達さ
れ、左右の回転軸28,29が回転する。そし
て、一方の回転軸28の回転はベルト・プーリ4
0,38,32を介してトルク吸収用電動機35
の出力軸36の一端部に伝達され、他方の回転軸
28の回転はベルト・プーリ56,55,33お
よび遊星歯車式減速機41を介して前記トルク吸
収用電動機35の出力軸36の他端部に伝達され
る。この時、減速機41の減速比は制御用電動機
50によつて所定の値に制御されており、これに
よつて供試体である差動装置23には所定の回転
速度差つまり差動が与えられるようになる。
本実施例においては、駆動力伝達系を上下2系
列に設けてトルク吸収用電動機35を共用させる
ようにしたので、同時に2つの差動装置24の試
験を行なうことができ、試験能率が著しく向上す
るようになる。またトルク吸収用電動機35をフ
ロア25に設けたピツト34に収納するようにし
たので、装置全体の設置スペースを大幅に削減す
ることができる。さらに駆動力伝達系にトランス
ミツシヨン22およびプロペラシヤフト23を組
こんだので、これらの耐久、性能試験を同時に行
なうことができるばかりか、各種オイルシール寿
命評価試験や軸受寿命評価試験も同時に行なうこ
とができ、適用範囲が拡大する。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案にかゝる
差動装置の試験装置によれば、遊星歯車式減速機
を用いて差動装置に差動を与えることができるの
で、1台のトルク吸収用電動機の使用で足り、設
置スペースの可及的削減を達成する効果を奏し
た。またトルク吸収用電動機が従来に比し半減し
たことによりコストの低減はもとより、振動・騒
音をも低減する効果を奏した。さらに1台のトル
ク吸収用電動機の設定誤差の範囲内に差動誤差を
おさめることができ、試験精度が大幅に向上する
効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝる差動装置の試験装置の
一実施例を一部開放して示す平面図、第2図はそ
の側面図、第3図と第4図は遊星歯車式差動減速
機の構造と減速機構を示す説明図、第5図は従来
の差動装置の試験装置の平面図である。 21……駆動用電動機、24……差動装置、2
8,29……回転軸、35……トルク吸収用電動
機、36……出力軸、41,41′……遊星歯車
式減速機、50……制御用電動機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動用電動機の出力軸に供試体である差動装置
    を連結し、該差動装置から延出した2つの回転軸
    のうちの一方をトルク吸収用電動機の出力軸の一
    端部に連結し、かつ前記回転軸のうちの他方を、
    制御用電動機により制御される遊星歯車式差動減
    速機を介して前記トルク吸収用電動機の出力軸の
    他端部に連結したことを特徴とする差動装置の試
    験装置。
JP12990188U 1988-10-03 1988-10-03 Expired - Lifetime JPH0524039Y2 (ja)

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JP12990188U JPH0524039Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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JP12990188U JPH0524039Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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