JPH05240419A - 燃焼器の冷却構造 - Google Patents

燃焼器の冷却構造

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JPH05240419A
JPH05240419A JP3972892A JP3972892A JPH05240419A JP H05240419 A JPH05240419 A JP H05240419A JP 3972892 A JP3972892 A JP 3972892A JP 3972892 A JP3972892 A JP 3972892A JP H05240419 A JPH05240419 A JP H05240419A
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling
cooling water
jacket
combustor
inner cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP3972892A
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English (en)
Inventor
Shiyuuhei Naya
修平 那谷
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却ジャケットに作用する熱応力を吸収する
機能を確保しながらジャケット構造を簡略化する。ま
た、冷却水を全周均等に分配して偏流を防止する。 【構成】 内筒16と外筒17,18とを立上り壁17
a,18aで連結して、入口側および出口側両ヘッダ1
9,20を備えた冷却ジャケット12を構成し、この冷
却ジャケット12を、外筒17,18における立上り壁
17a,18aと反対側の端部で燃焼器本体11の両端
部に連結し、熱応力を立上り壁17a,18aで吸収す
るようにした。また、流入した冷却水を周方向に分配す
るためのオリフィス25…,26…を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラムジェットエンジン、
スクラムジェットエンジンの地上試験設備における空気
加熱装置等に使用される燃焼器の冷却構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】上記ジェットエンジンの地上試験設備に
使用される空気加熱装置の燃焼器を例にとって説明す
る。
【0003】この試験設備は、図6に示すように空気加
熱装置HとノズルNとによって構成され、空気加熱装置
Hにより加熱され高温化した空気流がノズルNで超音速
に加速されてテストエンジンEの気取入れ口に供給され
る。
【0004】空気加熱装置Hは、インジェクタ1と燃焼
器2とから成り、インジェクタ1に設けられた多数の噴
射エレメント3…から噴射される燃料水素と、エレメン
ト3…間の隙間を通ってエレメント出口側に送られる酸
素過濃空気との混合気が図示しない点火プラグにより点
火されて燃焼し、燃焼器2内に高温空気流がつくられ
る。
【0005】従来、この燃焼器2の冷却構造として、燃
焼器本体4の外周に冷却ジャケット5を設け、この冷却
ジャケット5に冷却媒体(多くの場合は水、以下冷却水
の場合で説明する)を通して外部から冷却する構成のも
のが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような冷却構造に
おいては、高温となる燃焼器本体4と低温側である冷却
ジャケット5の熱膨張の差によって冷却ジャケット5に
作用する応力を吸収する手段が必要となり、従来は、こ
の熱応力を吸収するために、図示のようにジャケット全
体を蛇腹状(ベローズ)に形成している。
【0007】ところが、このベローズ型ジャケット5を
用いると、このジャケット5の加工が面倒で、コストが
高くなるという欠点があった。
【0008】一方、この種の冷却構造においては、ジャ
ケット5の一端部に入口側ヘッダ6、他端部に出口側ヘ
ッダ7をそれぞれ設け、入口パイプ8から供給される冷
却水を入口側ヘッダ6で周方向に拡散させて冷却水通路
9に通し、出口側ヘッダ7から出口パイプ10に流出さ
せるようにしている。
【0009】この場合、従来は、入口側ヘッダ6と冷却
水通路9の断面積の差に基づく絞り作用により、冷却水
を同ヘッダ7内で周方向に分配するようにしているが、
とくに流入する冷却水量が少なくなると、絞り作用が不
十分となって冷却水の周方向分配作用が十分行われず、
冷却水が入口パイプ8に近い側に偏って流れる所謂偏流
が生じ易いという問題があった。
【0010】そこで本発明は、冷却ジャケットに作用す
る熱応力を吸収でき、しかもベローズ型のジャケットと
比較してジャケットの構造が簡単で加工コストが安くて
すむ燃焼器の冷却構造を提供するものである。
【0011】また、請求項2の発明は、加えて、冷却水
を各冷却水通路に確実に均等分配して偏流を防止するこ
とができる燃焼器の冷却構造を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、燃焼
器本体の外周に冷却ジャケットが設けられ、この冷却ジ
ャケットは、内筒の軸方向両側に、内筒に対して外周側
に立ち上がる立上り壁を一端に備えた外筒が、上記立上
り壁で内筒に連結され、かつ、内筒との間に入口側およ
び出口側両ヘッダが形成される状態で取付けられ、この
冷却ジャケットの内筒と上記燃焼器本体との間に、上記
両ヘッダ間に跨る冷却媒体通路が形成されるとともに、
上記冷却ジャケットの両側外筒が上記立上り壁と反対側
の端部で上記燃焼器本体の両端部に連結されてなるもの
である。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、入口側および出口側両ヘッダの少なくとも一方にお
いて、内筒と外筒との間に仕切り壁が設けられ、この仕
切り壁の周方向複数個所にオリフィスが設けられてなる
ものである。
【0014】
【作用】上記構成によると、燃焼器本体と冷却ジャケッ
トの熱膨張の差による熱応力は、同ジャケットの両側外
筒に加えられ、この両側外筒の立上り壁で吸収される。
【0015】すなわち、入口側および出口側両ヘッダを
形成する両側立上り壁がベローズの役割を果たすため、
全体をベローズ形状とした従来の冷却ジャケットと比較
して、同ジャケットの構造が簡単ですみ、加工も容易と
なる。
【0016】また、請求項2の構成によると、加えて、
流入した冷却水がオリフィスでの絞り作用によって流通
抵抗を与えられ、これによって冷却水が入口側ヘッダ内
で周方向に均等に分配される。
【0017】すなわち、オリフィスを設けることによ
り、冷却水の絞り作用が強化されて冷却水の周方向分配
作用が確実に行われる。これにより、冷却水の偏流を防
止し、全周均一な冷却効果を得ることができる。
【0018】
【実施例】この実施例では、従来説明に合わせてジェッ
トエンジン用試験設備に使用される空気加熱装置の燃焼
器を適用対象として例にとっている。
【0019】第1実施例(図1〜図4参照) 11は燃焼器本体、12はこの燃焼器本体11の外周に
設けられた冷却ジャケットである。
【0020】燃焼器本体11は軸方向両端にフランジ1
3,14を有し、このフランジ13,14を含めて外周
面に多数の冷却水通路15…が周方向一定ピッチで設け
られている。なお、この冷却水通路15…は、エンドミ
ル等による研削加工によって開放溝状に形成され、冷却
ジャケット12により開放側が閉塞される。
【0021】冷却ジャケット12は、内筒16と、この
内筒16の軸方向両側に取付けられた外筒17,18と
から成っている。
【0022】外筒17,18は、内筒16に対して外周
側に垂直に立ち上がる立上り壁17a,18aを一端に
有し、この立上り壁17a,18aが内筒16の外周面
に、他端が本体11のフランジ13,14にそれぞれ溶
接等にて連結されている。
【0023】これにより、ジャケット12の片側に、内
筒16と外筒17とフランジ13とで囲まれた入口側ヘ
ッダ19、反対側に、内筒16と外筒18とフランジ1
4とで囲まれた出口側ヘッダ20がそれぞれ形成され、
入口側ヘッダ19に入口パイプ21、出口側ヘッダ20
に出口パイプ22がそれぞれ接続されている。
【0024】また、両側ヘッダ12,13には、内筒1
6と外筒17,18との間に仕切り壁23,24が設け
られ、この仕切り壁23,24の外周部に多数のオリフ
ィス25…,26…が周方向一定ピッチで設けられてい
る。
【0025】さらに、入口側ヘッダ12には、仕切り壁
23よりも下流側において内筒16の入口側端部から外
周側に垂直に立ち上がる堰板27が、外筒17との間に
隙間を置いて全周に亘って設けられ、オリフィス25…
を通過した冷却水が、この堰板27により、オリフィス
25…よりは緩い絞り作用を受けるように構成されてい
る。
【0026】なお、ジャケット12は、とくに図示しな
いが半割り状の一対の分割ピースが燃焼器本体11の外
周に嵌め込まれた状態で、互いの接合部分で溶接等にて
結合されて構成されている。この場合、ジャケット12
と燃焼器本体11とは、互いの嵌合面でとくにシールさ
れていないが、この嵌合面同士を密着させることによ
り、各冷却水通路15…間の水の出入りを殆ど無視でき
る程度まで抑えることができる。
【0027】この構成において、高温側である燃焼器本
体11と低温側であるジャケット12の熱膨張の差によ
ってジャケット12に作用する応力(引っ張り、圧縮応
力)は、両側外筒17,18の立上り壁17a,18a
の弾性変形によって吸収される。すなわち、両側ヘッダ
19,20の一部であるこの立上り壁17a,18aが
ベローズの役割を果たす。
【0028】一方、入口パイプ21から供給される冷却
水は、入口側ヘッダ19に流入し、ここで各冷却水通路
15…に分配され、同通路15…内を通って燃焼器本体
11を冷却した後、出口側ヘッダ20から出口パイプ2
2に流出する。
【0029】この場合、冷却水は、まず入口側ヘッダ1
9のオリフィス25…で絞り作用を受けることにより周
方向に拡散して各冷却水通路15…に分配され、次いで
通路入口部分で堰板27によって流量制限される。
【0030】さらに、この冷却水は、出口側において
も、ヘッダ20の入口部分でオリフィス26…によって
絞られるため、冷却水通路15…内に背圧が作用し、こ
れが入口側ヘッダ19に及んでオリフィス25…の通過
抵抗となる。
【0031】このように、入口側および出口側双方で積
極的に冷却水を絞ることにより、入口側ヘッダ19での
冷却水の周方向分配作用を強化することができる。しか
も、入口側のオリフィス25を冷却水の流入方向と直角
方向に設けているため、入口側ヘッダ19内で冷却水が
滞留しやすくなる。
【0032】これにより、流入水量が少なくなった場合
でも、冷却水を各冷却水通路15…に均等に分配して所
謂偏流を防止することができる。
【0033】また、冷却水通路15…が両側フランジ1
3,14にも設けられ、しかも両側オリフィス25…,
26…がこのフランジ13,14に向けて設けられてい
るため、燃焼器本体11をこの両側フランジ13,14
を含めて端から端まで死角なしにもれなく冷却すること
ができる。
【0034】第2実施例(図5参照) 第1実施例との相違点のみを説明すると、この第2実施
例では、燃焼器本体11と冷却ジャケット12(図では
内筒16のみを示す)の嵌合面において、本体側に凹部
28、ジャケット側にこの凹部28に嵌まり込む凸部2
9をそれぞれ周方向複数個所に設けている。
【0035】こうすれば、この凹凸嵌合部分によって各
冷却水通路15…間での水の出入りをより確実に防止す
ることができる。
【0036】ところで、上記実施例では両側ヘッダ1
9,20に仕切り壁23,24を設け、これにオリフィ
ス25,26を設けたが、このオリフィス付き仕切り壁
を両側ヘッダ19,20の一方のみに設けてもよい。
【0037】また、本発明は空気加熱装置の燃焼器に限
らず、たとえば内燃ガスタービンの燃焼器等、各種燃焼
器に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、内筒
と、この内筒に対して外周側に立ち上がる立上り壁を一
端に備えた外筒とを上記立上り壁で連結して、入口側お
よび出口側両ヘッダを備えた冷却ジャケットを構成し、
この冷却ジャケットを、外筒の他端で燃焼器本体の両端
部に連結したから、燃焼器本体と冷却ジャケットの熱膨
張の差による熱応力を両側外筒の立上り壁で吸収するこ
とができる。
【0039】すなわち、入口側および出口側両ヘッダを
形成する両側立上り壁をベローズとして機能させる構成
としたから、全体をベローズ形状とした従来の冷却ジャ
ケットと比較して、同ジャケットの構造が簡単ですみ、
加工が容易でコストが安くてすむ。
【0040】また、請求項2の発明によると、上記効果
に加えて、流入した冷却水を、入口側ヘッダもしくは出
口側ヘッダまたはその双方に設けたオリフィスで絞り、
これによって冷却水を入口側ヘッダ内で積極的に周方向
に拡散させるようにしたから、従来のように入口側ヘッ
ダと冷却水通路の断面積の差のみによって絞り作用を得
る場合と比較して、冷却水の絞り作用を強化して冷却水
の周方向分配作用を確実に行わせることができる。この
ため、冷却水の偏流を防止し、全周均一な冷却効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる燃焼器の半部断面
斜視図である。
【図2】同燃焼器の側断面図である。
【図3】図2のIII-III線断面図である。
【図4】図2のIV-IV線断面図である。
【図5】本発明の第2実施例にかかる燃焼器の部分断面
図である。
【図6】従来の燃焼器を用いた空気加熱装置の構成と作
用を説明するための概略側断面図である。
【符号の説明】
11 燃焼器本体 12 冷却ジャケット 15 冷却水通路 16 冷却ジャケットの内筒 17,18 外筒 17a,18a 立上り壁 19 入口側ヘッダ 20 出口側ヘッダ 23,24 仕切り壁 25,26 オリフィス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼器本体の外周に冷却ジャケットが設
    けられ、この冷却ジャケットは、内筒の軸方向両側に、
    内筒に対して外周側に立ち上がる立上り壁を一端に備え
    た外筒が、上記立上り壁で内筒に連結され、かつ、内筒
    との間に入口側および出口側両ヘッダが形成される状態
    で取付けられ、この冷却ジャケットの内筒と上記燃焼器
    本体との間に、上記両ヘッダ間に跨る冷却媒体通路が形
    成されるとともに、上記冷却ジャケットの両側外筒が上
    記立上り壁と反対側の端部で上記燃焼器本体の両端部に
    連結されてなることを特徴とする燃焼器の冷却構造。
  2. 【請求項2】 入口側および出口側両ヘッダの少なくと
    も一方において、内筒と外筒との間に仕切り壁が設けら
    れ、この仕切り壁の周方向複数個所にオリフィスが設け
    られてなることを特徴とする請求項1記載の燃焼器の冷
    却構造。
JP3972892A 1992-02-26 1992-02-26 燃焼器の冷却構造 Pending JPH05240419A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010216491A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Eagle Ind Co Ltd 高温用デッドエンドシール
CN114427507A (zh) * 2022-04-06 2022-05-03 西安航天动力研究所 一种冷却路射流均匀性检测导流结构及检测装置

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