JPH05241010A - カラーフィルタの残査除去方法および装置 - Google Patents

カラーフィルタの残査除去方法および装置

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JPH05241010A
JPH05241010A JP4443092A JP4443092A JPH05241010A JP H05241010 A JPH05241010 A JP H05241010A JP 4443092 A JP4443092 A JP 4443092A JP 4443092 A JP4443092 A JP 4443092A JP H05241010 A JPH05241010 A JP H05241010A
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Akio Sonehara
章夫 曽根原
Yukinobu Motohashi
志進 本橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】着色層形成用感材の残査を確実に除去すると共
にその再付着を防止する。 【構成】着色層形成用感材を基板に塗布した後、露光お
よび現像して形成されるカラーフィルタの製造におい
て、基板1の搬送方向に直角に配設される液貯留部20
に、高圧噴射現像液とエアを噴射させて液貯留部20内
に気泡を発生させ、液貯留部20と基板1との隙間から
流出させ、気泡の破裂と液の流速により基板1上に残留
する着色層形成用感材の残査を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置、カラー
液晶表示装置等に用いられるカラーフィルタを製造する
工程において、現像工程において生じる着色層形成用感
材、特に顔料を感光性樹脂に分散させた着色層形成用感
材の残査を除去する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、図2によりカラーフィルタの製造
方法の1例について説明する。ガラス等の透明基板1上
に線幅60μm、ピッチ200μm程度のストライブ状
パターンからなるブラック遮光層2を形成する(A)。
このブラック遮光層は設けなくてもよい。次に、ブラッ
ク遮光層2の上から、1色目、例えばレッドの水溶性着
色層形成用感材を塗布した後、フォトマスクを配置し露
光した後、現像を行いレッドパターン層3を形成し
(B)、2色目以降は、例えば、グリーン、ブルーの着
色層形成用感材を塗布した後、フォトマスクを配置し露
光した後、現像を行いグリーン、ブルーのパターン層
4、5を形成する(C、D)。次に、物理化学的保護、
表面の整面化、平坦化を目的として、カラーパターン層
の上に保護膜層6を形成する(E)。さらに、保護膜層
6の上に透明電極層7を形成して、カラーフィルタを製
造する(F)。
【0003】上記カラーパターンの製造行程のうち現像
工程においては、従来、スプレー現像、スピン現像、デ
ィップ現像、ハイプレッシャー現像等の現像方法によ
り、カラーパターンの不要部分である着色層形成用感材
の残査を剥すようにして除去している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の現像方法においては、現像終了後、図3Aに示すよ
うに、カラーパターン層3以外の部分に残査8が残って
しまい、カラーフィルタの透過率が低下し、また、ハイ
プレッシャー現像においては、図3Bに示すように、カ
ラーパターン層3に剥離部9が生じてしまうという問題
を有している。
【0005】さらに、いずれの現像方法においても、現
像槽内で高圧水を噴射するため、着色層形成用感材の残
査が現像槽の内壁に跳ね返ってカラーパターン上に再付
着してしまい、その結果、その後の工程で保護膜層を形
成すると、その部分に突起部が形成され、カラーフィル
タの表面に設けられる液晶セル内の液晶の配向を阻害し
たり、液晶セルギャップ異常の原因になって表示する映
像の欠陥になり、カラーフィルタを使用した製品が不良
になってしまうという問題を有している。
【0006】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、着色層形成用感材の残査を確実に除去するとともに
その再付着を防止することができるカラーフィルタの残
査除去方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のカラ
ーフィルタの残査除去方法は、着色層形成用感材を基板
に塗布した後、露光および現像して形成されるカラーフ
ィルタの製造において、基板1の搬送方向に直角に配設
される液貯留部20に、高圧噴射現像液とエアを噴射さ
せて液貯留部20内に気泡を発生させ、液貯留部20と
基板1との隙間から流出させ、気泡の破裂と液の流速に
より基板1上に残留する着色層形成用感材の残査を除去
することを特徴とする。
【0008】また、本発明のカラーフィルタの残査除去
装置は、基板1の搬送方向に直角に配設されるハウジン
グ19と、ハウジング19の下部に形成される液貯留部
20と、ハウジング19内に同軸的に配置される高圧噴
射管21と、高圧噴射管21の下部に形成されるノズル
部22と、高圧噴射管21内に同軸的に配置される現像
液供給管23と、高圧噴射管21に接続されるエア供給
管25とを備えることを特徴とする。なお、上記構成に
付加した番号は、理解を容易にするために図面と対比さ
せるためのもので、これにより本発明の構成が何ら限定
されるものではない。
【0009】
【作用】本発明においては、例えば図1に示すように、
現像槽12で現像された基板1は、コンベア11により
残査除去槽13内に搬入され、残査除去装置17の液貯
留部20が基板1により塞がれると、ポンプ27により
液タンク29内の現像液が、フィルタ26、液供給管2
3を経て高圧噴射管21に供給されるとともに、エア供
給管25からエアが吸引される。高圧噴射管21内のエ
アが混合した液は、ノズル部22から液貯留部20に噴
射、衝突し、液貯留部20内に気泡を発生させる。液貯
留部20内の液は気泡と共に、液貯留部20と基板1と
の隙間から流出し、このとき、気泡の破裂と液の流速に
より基板1上に残留する残査が除去される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の残査除去装置の1実施例を示す
構成図である。
【0011】基板1を搬送するコンベア11上には、現
像槽12および残査除去槽13が配設される。現像槽1
2には、給水管15a、15b、15cに接続される低
圧スプレー装置16を設け、温現像液を基板1の上下方
向から噴射し、着色層形成用感材の上層部を大部分除去
し、排水管15dより排出する。
【0012】残査除去槽13内には残査除去装置17が
配設される。残査除去装置17は、基板1の搬送方向に
直角方向にわたり設けられるハウジング19と、ハウジ
ング19の下部に形成される液貯留部20と、ハウジン
グ19内に同軸的に配置される高圧噴射管21と、高圧
噴射管21の下部に形成されるノズル部22と、高圧噴
射管21内に同軸的に配置される現像液供給管23と、
高圧噴射管21に接続されるエア供給管25とを備え、
現像液供給管23は、フィルタ26、ポンプ27を経て
現像液タンク29に接続される。
【0013】上記構成からなる本発明の作用について説
明する。現像槽12で現像された基板1は、コンベア1
1により残査除去槽13内に搬入され、残査除去装置1
7の液貯留部20が基板1により塞がれると、ポンプ2
7により液タンク29内の現像液が、フィルタ26、現
像液供給管23を経て高圧噴射管21に供給されるとと
もに、エア供給管25からエアが吸引される。高圧噴射
管21内のエアが混合した液は、ノズル部22から液貯
留部20に噴射、衝突し、液貯留部20内に気泡を発生
させる。液貯留部20内の液は気泡と共に、液貯留部2
0と基板1との僅かの隙間(1mm程度)から流出し、
このとき、気泡の破裂と液の流速により基板1上に残留
する残査が除去される。
【0014】本発明が適用される着色層形成用感材は、
現像液に溶け難く低圧の現像液では剥がれ難い性質を有
するもので、その組成割合(重量%)の例を下記に示
す。
【0015】 赤色:ピラゾロンレッド(赤色顔料) …10 ポリビニルアルコール/5%スチルバゾリウム キノリウム(感光性樹脂) … 5 水 …85 緑色:リオノールグリーン2Y−301(緑色顔料) … 9 ポリビニルアルコール/5%スチルバゾリウム キノリウム(感光性樹脂) … 5 水 …86 青色:ファストゲンブルー(青色顔料) … 3 ポリビニルアルコール/5%スチルバゾリウム キノリウム(感光性樹脂) … 5 水 …92 この例の着色層形成用感材では、現像液として水を使用
するが、その他の感材を使用する場合には、感材に適し
た現像液、例えばアルカリ現像液や各種溶剤等を使用す
ることができる。
【0016】表1は、従来のスプレー現像と、本発明の
残査除去装置を用いた実験結果を示している。
【0017】
【表1】
【0018】上記の実験結果によれば、光透過率(残査
の除去率)は、従来のスプレー現像と比較して向上さ
れ、とくに実施例1の条件下で効果があることが判明し
た。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、着色層形成用感材を基板に塗布した後、露光お
よび現像して形成されるカラーフィルタの製造におい
て、基板の搬送方向に直角に配設される液貯留部に、高
圧噴射現像液とエアを噴射させて液貯留部内に気泡を発
生させ、これを液貯留部と基板との隙間から流出させ、
気泡の破裂と液の流速により基板上に残留する着色層形
成用感材の残査を除去するようにしたため、カラーパタ
ーン層に剥離部を生じさせることなく、着色層形成用感
材の残査を確実に除去するとともにその再付着を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタの残査除去装置の1実
施例を示す構成図
【図2】カラーフィルタの製造方法を説明するための拡
大断面図
【図3】本発明の課題を説明するためのカラーフィルタ
の拡大断面図
【符号の説明】
1…基板、11…コンベア、12…現像槽、13…残査
除去槽 17…残査除去装置、19…ハウジング、20…液貯留
部、21…高圧噴射管 22…ノズル部、23…現像液供給管、25…エア供給
管、26…フィルタ 27…ポンプ、29…現像液タンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着色層形成用感材を基板に塗布した後、露
    光および現像して形成されるカラーフィルタの製造にお
    いて、基板の搬送方向に直角に配設される液貯留部に、
    高圧噴射現像液とエアを噴射させて液貯留部内に気泡を
    発生させ、これを液貯留部と基板との隙間から流出さ
    せ、気泡の破裂と液の流速により基板上に残留する着色
    層形成用感材の残査を除去することを特徴とするカラー
    フィルタの残査除去方法。
  2. 【請求項2】基板の搬送方向に直角に配設されるハウジ
    ングと、ハウジングの下部に形成される液貯留部と、前
    記ハウジング内に同軸的に配置される高圧噴射管と、該
    高圧噴射管の下部に形成されるノズル部と、前記高圧噴
    射管内に同軸的に配置される現像液供給管と、前記高圧
    噴射管に接続されるエア供給管とを備えることを特徴と
    するカラーフィルタの残査除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372778A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Jsr Corp カラーフィルタ用感放射線性組成物、カラーフィルタおよびカラー液晶表示素子
JP2003057813A (ja) * 2001-08-14 2003-02-28 Jsr Corp カラーフィルタ用感放射線性組成物、カラーフィルタおよびカラー液晶表示素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372778A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Jsr Corp カラーフィルタ用感放射線性組成物、カラーフィルタおよびカラー液晶表示素子
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