JPH052412Y2 - - Google Patents

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JPH052412Y2
JPH052412Y2 JP1987081006U JP8100687U JPH052412Y2 JP H052412 Y2 JPH052412 Y2 JP H052412Y2 JP 1987081006 U JP1987081006 U JP 1987081006U JP 8100687 U JP8100687 U JP 8100687U JP H052412 Y2 JPH052412 Y2 JP H052412Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、商品に値札等の下げ札を取り付ける
下げ札装着装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の下げ札装置としては、例えば特開昭62−
64722号公報に開示された構成のものが従来例と
して周知である。この従来例においては、被装着
物装填部に向けて往復動する刺し針を備えてお
り、該刺し針は先端に糸が挿通される穴を有し、
該穴に糸を通した状態で刺し針を前方に突出さ
せ、下げ札と共に該装着物へ突き刺して下げ札を
取り付けるものであるが、多くの場合に使用され
る刺し針の形状は、ボビンからの糸の円滑な引き
出しを行うために、一方の側面にのみ長手方向に
沿つて溝が形成されたものであり、その溝に沿つ
て前記糸が通されるようになつている。そして、
一般的には、この溝を通る糸に対して何等の制動
作用を行うものを設けていなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の場合、刺し針を被装着物に突き刺す
際に、当該刺し針の溝が有る側と無い側とで糸に
対する被装着物の摩擦抵抗に差があるために、ボ
ビンから糸が余分に引き出され、当該溝の無い側
に余分な糸が不安定な形で介在することとなり、
下げ札装着装置は、その後の糸の引掛け動作や結
び目形成動作等を確実に行うことができないとい
う問題点があつた。
本考案は、上記従来の欠点にかんがみ、刺し針
の両側の糸に対する下げ札及び被装着物の摩擦抵
抗の差の影響をなくして、刺し針を被装着物に刺
し通した後の各動作を確実に行うことができる下
げ札装着装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案は、先端に穴を
有し該穴に糸が挿通され被装着物装填部に向け移
動フレームに案内されて往復動する刺し針と、先
端に形成した糸掛け鉤に前記刺し針の先端から前
記糸を引掛けて該引掛けた糸を引き戻す糸掛け部
材と、前記刺し針の往復位置における該刺し針先
端に近接した位置で糸を掴む糸掴み部と、前記刺
し針の往復工程の途中にあつて開閉しつつ旋回す
る嘴を有する結び目形成機構と、該結び目形成機
構に糸を揃えて沿わせる糸寄せ機構とを備えた下
げ札装着装置であつて、前記刺し針を被装着物装
填部に刺し通す時に前記刺し針の穴に挿通された
糸の針溝側に位置する糸を押圧制動する糸制動部
を設けたことを要旨とする下げ札装着装置であ
る。
(作用) 本考案に係る下げ札装着装置は、先端の穴に糸
が挿通された刺し針を前方へ突出させた状態に
て、当該刺し針を下げ札及び被装着物に刺し通す
時に、糸制動部によつて糸の所定側を押圧制動
し、刺し針の溝が有る側と無い側の糸に対する下
げ札及び被装着物の摩擦抵抗の差の影響をなくす
ようにしてある。
(実施例) 本考案の実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本考案に係る下げ札装着装置全体の
要部を示す一部省略側面図である。
下げ札装着装置は、駆動部1の駆動レバー11
の2回の開閉操作によつて所定の動作を行うもの
であつて、先端に有する針穴20aに糸Tが挿通
された刺し針20を被装着物Vの装填部に向けて
往復動させる刺し針往復動機構2と、先端に形成
した糸掛け鉤34bに前記刺し針20の先端から
糸Tを引掛けてその引掛けた糸Tを引き戻す糸掛
け引戻し機構3の糸掛け部材34と、刺し針20
の復帰位置における当該刺し針20の先端に近接
した位置で糸を掴み、刺し針の先端に対し接離自
在に移動するとともに回動自在な糸掴み部45を
有する糸掴み機構4と、刺し針20の先端の往復
工程の途中にあつて開閉しつつ旋回する固定嘴5
6及び開閉嘴57を有する結び目形成機構5と、
所定位置に挿脱自在に位置決め支持された刺し針
用ホルダー27とを備え、当該ホルダー27を介
して前記刺し針20を所定位置に挿脱自在に位置
決め支持してあり、所定間隔を置いて一体に組立
てられた2枚の側板7a(第3図参照)及び7b
間に上記各機構の主要部が収納され、両側板7
a,7bの前端に当接して取付けられた前端板9
の幅方向中央の所定位置に設けたスリツト9a
(第3図参照)を通じて、刺し針20及び糸掛け
鉤34bが前端板9の前方へ突出できるようにな
つており、この突出した刺し針20を下げ札U及
び被装着物Vに刺し通す時に、糸の所定側を糸制
動部10により押圧制動できるようになつてい
る。そして、糸掴み部45が刺し針20の復帰位
置で針穴20aに挿通された糸Tの先端側を掴ん
だ状態で、刺し針20を前端板9の前方から被装
着物の装填部に刺し通し、当該被装着物該装填部
の外側位置で刺し針20先端の糸を糸掛け部材3
4の糸掛け鉤34bによつて引掛け、糸支持片9
b及び被装着物装填部の縁部を越えて引き戻すと
同時に刺し針20を復帰させて糸Tを糸掴み部4
5で掴み、被装着物装填部に通された糸Tの前後
を糸寄せ機構6で寄せて結び目形成機構5に揃え
て沿わせ、その揃えられた糸Tの弛み及び張力を
糸掴み部45の移動及び回動によつて適宜調整す
ると共に、刺し針20先端の往復工程の途中にあ
る結び目形成機構5の開閉しつつ旋回する嘴5
6,57で、当該揃えられた糸Tを結び、その結
び目の刺し針側の糸を切断して、所定の下げ札装
着動作を一通り終了する。
第2図は、駆動部の一部を示す側面図、第3図
は、駆動部の各軸の軸線を通る平面に沿つた平断
面図である。
駆動部1は、固定握り部7cに対して開閉自在
な駆動レバー11と、駆動レバー11と一体のセ
グメント11aに歯合するクラツチピニオン13
及びクラツチギヤー14を備えた一方向クラツチ
12と、この一方向クラツチ12によつて一方向
にのみ回転駆動されるアイドルギヤー15a,1
5b,15cを備えている。駆動レバー11は、
両側板7a,7bと一体に当該側板7a,7bか
ら下向きに延設した握り部7cの付け根の部分に
設けたレバー軸16に回動自在に軸着してあり、
このレバー軸16の外周に嵌合する図示しない捩
りばねによつて握り部7cに対して開く方向に付
勢されていると共に、図示しないストツパーにセ
グメント11aが当接して握り部7cに対して所
定の開角度まで開くようになつている。
一方向クラツチ12は、両側板7a,7bにそ
れぞれ両端を固着した主軸18の外周に中心孔が
いずれも遊嵌するクラツチピニオン13及びこの
クラツチピニオン13によつて一方向にのみ回転
駆動されるクラツチギヤー14と、このクラツチ
ギヤー14をクラツチピニオン13の方向へ付勢
する圧縮ばね17とを備えている。クラツチピニ
オン13は、クラツチギヤー14に対向する側の
端面の2箇所に180度の角間隔を置いて爪13a,
13aが突設してあり、クラツチギヤー14は、
第5図aに示すように、この爪13aと噛み合う
爪14aが180度の角間隔を置いて、2箇所に各
32.5度ピツチにて2枚突設してある。これらの爪
13a,14aは第4図及び第5図bにそれぞれ
示すように、いずれも相互に当接する一方の面が
各端面に対して直角をなす直角面13b,14b
を有しており、他方の面がそれぞれの端面に対し
傾斜した傾斜面13c,14cになつている。そ
して駆動レバー11を閉操作したときのみ当該直
角面同士が噛み合つて、1回の操作毎に180度の
角度範囲で回動するクラツチピニオン13を介し
て当該操作の2回に対してクラツチギヤー14は
180度回転し、駆動レバー11が開く時には傾斜
面同士が当接し、圧縮ばね17の付勢に抗してク
ラツチギヤー14は主軸18の軸線に沿つて逃げ
ることにより回転しないようになつている。アイ
ドルギヤー15aは、クラツチギヤー14に歯合
し、クラツチギヤー14の半回転により1回転す
るようになつており、両側板7a,7bに両端を
固着した中間軸19の外周に左右のアイドルギヤ
ー15b,15cと一体になつて中心孔が遊嵌合
している。左のアイドルギヤー15bは、引掛け
引戻し機構3用のカム30と一体になつて回転す
る同一歯数の第1のカムギヤー8aと噛み合い、
糸掛け引戻し機構3及び結び目形成機構5へ動力
を伝達する。また、右側のアイドルギヤー15c
は、刺し針往復動機構2用のカム21と一体にな
つて回転する同一歯数の第2のカムギヤー8bと
歯合し、この第2のカムギヤー8b及びアイドル
ギヤー15d及び15e,15f等を介して糸掴
み機構4用カム41及び糸寄せ機構6用カム60
とそれぞれ一体になつて回転する同一歯数の第3
のカムギヤ8c及び第4のカムギヤー8dに動力
を伝達する。そして上記各ギヤー8a,8b,8
c,8dは、いずれも駆動レバー11の2回の開
閉操作によつて1回転するようになつている。
第6図は、刺し針往復動機構の要部を示す一部
破断側面図、第7図は、その平断面図である。
刺し針往復動機構2は、カム21と、このカム
21によつて揺動するカムレバー22と、このカ
ムレバー22に係合する刺し針レバー23と、こ
の刺し針レバー23の先端に係合する刺し針リン
ク24と、刺し針20を所定の工程直線Lに沿つ
て案内する案内板25と、刺し針20を所定の姿
勢に保持する移動フレーム26等により構成され
ている。
刺し針20は、第8図に示すように、先端近傍
に穿設した針穴20aと、一方の側面にのみ長手
方向に沿つて連続した針溝20bと、後端の上面
を切り欠いて形成した前向きの段部20cとを備
え、後端がホルダー27に挿入されて所定位置に
装着されている。
カム21は、第2のカムギヤー8bと一体にな
つて主軸18をもつて軸着され、端面にカム溝2
1aを備え、矢印Pで示す方向に回転する。
カムレバー22は、側板7aに突設したレバー
軸22aに回転自在に取付けてあり、先端にピン
22b,長手方向の中間位置にカムローラ22c
をそれぞれ備えており、カムローラ22cがカム
溝21aに摺動自在に嵌入され、ピン22bによ
つて刺し針レバー23に係合している。
刺し針レバー23は、側板7bの上部に固定し
たレバー23aをもつて回転自在に軸着され、先
端に刺し針リンク24がピン接合してあり、中間
位置に設けた長穴23bにピン22bが摺動自在
に挿通してあつて、カムレバー22の揺動に伴い
このピン22bを介して揺動する。
案内板25は、第9図a乃至cに示すように、
両端を横方向に折曲げて形成した支持片25a,
25a間に取付けた真直な案内棒25bと、この
案内棒25bに平行なスリツト状の真直な案内長
穴25cとを備え、これらの案内棒25b及び案
内長穴25cによつて移動フレーム26を刺し針
20の往復動の所定工程直線Lに沿つて案内すも
のである。
移動フレーム26は、第10図a乃至cに示す
ように、前後両端を横方向に折曲げて形成した保
持片26a,26aの上部に穿設した貫通孔26
b,26bと、その下方の所定位置に刺し針20
のホルダー27を保持するために穿設した保持穴
26c,26cとを有し、また、一方の保持片2
6a寄りであつて上下方向の略中央に穿設した係
合穴26dと、その上方に長方形の上下2辺及び
後方の1辺に沿つて切込みを入れ保持辺26a,
26aに対して反対方向に曲げ起こし形成した案
内片26eと、所定位置に固定されホルダー27
が挿通されるホルダーガイド26fとを備えてい
る。そして移動フレーム26は、貫通穴26b,
26bに案内棒25bが摺動自在に挿通されると
ともに、案内片26eが案内長穴25cに摺動自
在に嵌入され、係合穴26dに刺し針リンク24
の先端がピン接合してあり、刺し針20を所定の
姿勢にて往復動工程直線Lに沿つて移動可能に支
持するものである。
ホルダー27は、第6図及び第11図a乃至c
に示すように、先端に刺し針20を挿入し保持す
るために設けた針保持穴27aと、長手方向に沿
つて連続して形成した上向きの細溝27bと、こ
の細溝27bの先端側寄りに設けた横方向の小ピ
ン27cと、一方の側面の長手方向に沿つて連続
した糸案内溝27dと、小ピン27cの後方に形
成した縦穴27eと、この縦穴27eに嵌入した
圧縮バネ27fとを有し、針保持穴27aの外周
の所定位置に前向きの段部27gが形成してあ
る。また、ホルダー27は、内部の所定位置に位
置決め用突起27hが形成してあり、細溝27b
に出入り自在に嵌入され小ピン27cをもつて回
動自在に軸着された針ストツパー28及びホルダ
ーストツパー29を備えている。
針ストツパー28は、先端に刺し針20の段部
20cに対応して形成した後向き段部28aと、
後端に上向きに形成した凸部28bとを有し、後
端が圧縮ばね27fによつて上昇する方向に付勢
され、先端下部の隅角に斜面28cを備え、刺し
針20を針保持穴27aに円滑に挿入できるよう
になつており、段部28aが刺し針20の段部2
0cに引掛かつて当該刺し針20の抜け止めがな
されている。
ホルダーストツパー29は、圧縮ばね27fに
対応する下部中間位置の切欠き29aと、上部中
間の所定位置にある後向き段部29bとを備え、
切欠き29aに圧縮ばね27fの先端が当接して
後端が上昇する方向に付勢されており、ホルダー
27を移動フレーム26の保持片26a,26a
に設けた保持穴26c,26cに挿通させたと
き、段部29bが後方の保持片26aの内面に当
接してホルダー27を所定位置に位置決めするよ
うになつている。
さらに移動フレーム26とホルダー27との間
には、糸制動部10が設けてある。この糸制動部
10は、第11図に示すように、板状材の前後の
両端を横方向に折曲げて形成した小保持片10
a,10aに穿設した貫通穴10b,10bを有
し、両小保持片10a,10a間の上部所定位置
に小保持片10a,10aと同一側へ折曲げて傾
斜させて形成した突起10cと、ホルダー27の
側面の切欠き27iに入り込むように両縁を折曲
げて溝状に形成した下端に嵌合してホルダー27
側に突出し、当該下端の小穴10dの小突起10
fを嵌入して取付けたゴム製の制動片10eとを
備え、貫通穴10b,10bに案内棒25bが摺
動自在に貫通され、移動フレーム26の両保持片
26a,26a間に配置してあり、移動フレーム
26及びホルダー27と共に移動し、刺し針2が
前方へ突出して静止した時に、糸掛け引戻し機構
3の糸掛部材34を案内するカム板35の側面の
所定位置に突設した小突起35cに上記突起10
cが丁度当接して押圧され、案内棒25bを中心
にして角変位し、ホルダー27の糸案内溝27d
内を通る糸Tを制動片10eによつて当該ホルダ
ー27の側面に押し付けて糸Tを制動するように
なつている。
かくして、刺し針20は、先端の針穴20aに
糸Tが挿通され、ホルダー27を介して移動フレ
ーム26に所定の姿勢にて装着され、所定の工程
直線Lに沿つて往復動を行うものであり、駆動レ
バー11の1回目の閉じる操作によつて、側板7
a,7bの前端に固着してある前端板9の前方へ
突出する往工程を行い、駆動レバー11の2回目
の閉じる操作によつて復行程を行つて、両側板7
a,7b間へ収納され、元の位置へ戻るようにカ
ム溝21aの形成が設定してある。
第12図は、糸掛け引戻し機構の要部を示す側
面図、第13図は、その一部切断平面図である。
糸掛け引戻し機構3は、主軸18をもつて回転
自在に軸着してある糸掛け引戻し用カム30と、
このカム30の回転によつて揺動するカムレバー
31と、このカムレバー31の先端に係合して揺
動する糸掛け引戻しレバー32と、この糸かけ引
戻しレバー32の先端にピン接合してあり糸掛け
引戻しの動作を行う糸掛け部材34と、カム板3
5とを備えている。
カム30は、右側の側板7bに対向する側の端
面にカム溝30aが設けてあり、主軸18にて回
転自在に軸着してあり、矢印Qで示す方向に回転
する。
カムレバー31は、左側の側板7aに突設した
レバー軸31cにて回動自在に軸着してあり、中
間の所定位置にカム30側へ向けて取付けたカム
ローラ31aと、先端に突設したピン31bとを
備えている。
糸掛け引戻しレバー32は、両側板7a,7b
の上部に固定したレバー軸23aにて回動自在に
軸着してあり、カム30の下方にある先端にコネ
クトリンク33がピン33aによつて接合され、
所定の中間位置に長穴32bが設けてあつて、こ
の長穴32bにカムレバー31の先端のピン31
bが摺動自在に挿通され、当該カムレバー31の
回動によつて、このピン31bを介して回動す
る。
糸掛け部材34は、後端側に対して下向きに折
曲形成してた先端部34aと、その先端部34a
の下端を上向きに折曲形成した糸掛け鉤34b
と、中間位置に案内板25側へ向けて突設した案
内ピン34cとを備え、後端がコネクトリンク3
3と接合ピン34dにて接合してある。
カム板35は、側板7bに固着突設した支持棒
35b,25bによつて所定位置に固定してあ
り、糸掛け部材34を案内する溝カム35aと、
所定位置に側板7bの方へ向けて突出し前記糸制
動部10と係合する小突起35cとを備え、この
溝カム35aに案内ピン34c及び接合ピン34
dが摺動自在に嵌入してある。溝カム35aは、
後部が刺し針20の行程直線と平行に真直になつ
ているが、先端側が山形に湾曲していて、糸掛け
部材34が後方にあるとき、糸掛け鉤34bが刺
し針20の行程直線Lの上方近傍にあり、糸掛け
部材34が前方へ移動したとき、糸掛け鉤34b
が前方にあり、空動作させたときの糸Tを支持す
るための糸支持片9bの上方へ逃げ、更に前方へ
進んだとき、糸掛け鉤34bが前方へ突出した刺
し針20の針穴20aの近傍へ下降して糸Tを引
掛けることができるように案内し、引掛けた糸を
引き戻す際に再び糸掛け鉤34bが糸支持片9b
の上方へ逃げるように案内するものである。そし
て、糸掛け部材34は、駆動レバー11の1回目
の閉じる操作の最終端において、側板7a,7b
の前端から糸掛け鉤34bが若干突出した状態と
なり、2回目の閉じる操作によつて糸掛け鉤34
bによつて糸を引掛けて一旦元の位置よりも更に
後方の最終方まで引戻し、結び目形成機構5が結
び目形成動作を行う際に、実線で示す元の位置ま
で戻つて、糸の弛み及び張力を調整できるように
カム溝30aの形状が設定される。
第14図は、糸掴み機構及び糸寄せ機構の要部
を示す側面図、第15図は糸掴み機構を示す平面
図である。
糸掴み機構4は、刺し針往復動機構2用のカム
ギヤー8b及びアイドルギヤー15dを介して回
転駆動されるカムギヤー8cと一体のカム41
を、このカム41の回転によつて揺動するカムレ
バー42と、このカムレバー42の先端に係合す
る糸掴みレバー43と、側板7bに固定したセグ
メント44と、糸掴みレバー43の先端に取付け
た糸掴み部45とを備えている。
カム41はカム溝41aを有し、矢印Rで示す
方向に回転する。
カムレバー42は、カムギヤー8cの後方位置
で側板7bに固定したレバー軸42aにて回動自
在に軸着してあり、カムギヤー8cの前方まで伸
びた先端に係合ピン42bを有し、中間位置にカ
ムローラ42cが設けてあつて、このカムローラ
42cがカム41のカム溝41a内に摺動自在に
嵌入され、カムギヤー8cの回転によつて回動す
る。
糸掴みレバー43は、カムギヤー8cの前方位
置で側板7bに固定したレバー軸43aにて回動
自在に軸着してあり、後方へ向いた一端に設けた
長穴43bにカムレバー42の係合ピン42bが
摺動自在に嵌入され、下向きの他方の先端に糸掴
み部45が取付けてある。そしてセグメント44
が、上記レバー軸43aと中心を合致させて側板
7bに固着してある。
糸掴み部45は、第16図a及びbに示すよう
に、糸掴みレバー43の先端に軸着され軸線方向
の動きが拘束されている回動部材46と、この回
転部材46に対して摺動自在な第17図a及びb
に示す摺動部材47と、外周に嵌合する押え部材
48とを備えている。
回動部材46は、一端側に開口46bを有する
円筒状の中空体46aと、他端に突設した軸体4
6cと、中空体46aの外周面に突設した挟持板
46dとを備え、中空体46aの中間位置に半径
方向に沿つたねじ穴46eを有し、軸体46cを
糸掴みレバー43の先端の軸孔43cに挿通して
軸着され、セグメント44と歯合し軸体46cに
取付けた糸掴みピニオン45aと一体に当該軸体
46cを中心にして回動自在になつている。挟持
板46dは、板状材を中空体46aの軸線方向に
沿つて折り返して所定空隙46fを置いて2枚重
ねた形態をなし、長手方向の中間位置に切欠き4
6gが形成してある。この切欠き46gは、一方
の端面が真直端面46h、他方が傾斜端面46i
をなし、底が円弧状をなしている。
摺動部材47は、摺動ピン47aと、この摺動
ピン47aの外周面に突設した挟持板47bとを
備え、摺動ピン47aの長手方向の中間位置に前
記回動部材46のねじ孔46eに対応して部分的
溝47cが設けてあり、摺動ピン47aの一端に
中凸部47dを有している。挟持板47bは板状
材からなり、基部47eと、この基部47eに対
して直角方向に連続した摺動板47fとを有し、
摺動板47fは摺動ピン47aの軸線に沿つた方
向へ折り返して所定空隙47gを置いて2枚重ね
に形成した摺動片47h,47iを備えている。
これらの摺動片47h,47iは、回動部材46
の挟持板46dの切り欠き46gに対応する切り
欠き47j,47kを有し、各切り欠き47j,
47kの片側の縁部に横向きの小突起47l,4
7mが形成してある。そして摺動部材47は、摺
動ピン47aが中空体46aの内周に摺動自在に
嵌入され、同時に一方の摺動片47hが挟持板4
6dの空隙46fに摺動自在に嵌入され、中空体
46a内の奥に収納してある圧縮ばね45bによ
つて、中空体46aから突出する方向へ付勢され
ているとともに、中空体46aのねじ穴46eに
螺合するボルト48aの先端が内向きに突出し溝
47c内に嵌入されて抜け止めがなされ、第14
図に示す開閉カム49によつて摺動し、切り欠き
46g,47j,47kへ入り込んだ糸端の糸掴
み及びその解除動作を行う。この開閉カム49
は、他方の側板7aの所定位置に軸着してあり、
一方の端面に凹部49aを有し、他方の端面側に
一体回転するピニオン49bを備えており、上記
凹部49aが、開閉カム49の軸線に対し垂直な
垂直端面49cに対して略直角をなす直角面49
dと傾斜面49eと垂直端面49cに平行な底面
49fとで形成してある。そして開閉カム49
は、後述の結び目形成機構5と共用のゼネバ歯車
51、アイドルギヤー15g,15h,15i及
びピニオン49bを介して回転駆動され、底面4
9fが摺動ピン47aの中凸部47dに対抗する
位置にあるときには、当該摺動ピン47aを圧縮
ばね45bによつて中空体46aから摺動突出さ
せ切り欠き46g,47j,47kを閉じて糸掴
み動作をさせ、垂直端面49cが摺動ピン47a
の中凸部47dに当接し押圧したときには、摺動
ピン47aを中空体46a内へ押し込め、挟持板
46dの切り欠き46gに挟持板47bの切欠き
47j,47kを合致させて、糸掴み部45の糸
掴み動作を解除させる。回動部材46の外側の摺
動片47iは、糸端をその切欠き47kへ導入す
ることによつて、不都合な方向や位置へ行くのを
防止するためのものである。
押え部材48は、ゴム等の弾性材料からなる円
筒形の一部を所定角度範囲にて切除した扇形の一
様横断面をなし、回転部材46の中空体46aの
外周に挟持板46d,47bを回避しボルト48
a(第16図参照)をもつて固定してあり、側板
7bに突設した糸端受入れ板4aとの間に糸端を
押圧保持するようになつている。
かくして糸掴み部45は、駆動レバー11の1
回目の閉じる操作前には、セグメント44の最下
端に略対応する位置にあつて開閉カム49の位置
から下方に外れ、第14図に示すように、挟持板
46d,47bが下向きに突出し糸端を掴んでい
る状態にて静止している。駆動レバー11の1回
目の閉じる操作によつて、糸掴み部45は、第1
8図aに示すように、セグメント44の中心の周
囲を反時計方向に公転して若干上昇すると同時に
同方向へ自転して挟持板47d,47bが糸端を
掴んだまま斜め上後方へ突出した位置に達し、糸
端を引張りながら所定長さだけ外周に糸を巻き取
る。次に、駆動レバー11の2回目の閉じる操作
によつて、糸掴み部45は、第18図bに示すよ
うに、上記と反対方向へ公転及び自転し、セグメ
ント44の最上部に略対応する位置まで上昇して
開閉カム49と係合する位置に達し、糸端が糸端
受け板4aと押え部材48との間に押圧保持さ
れ、挟持板46d,47bは上向きに突出して切
り欠き46g,47i,47kが開閉カム49に
よつて一致して開き、刺し張り20の先端の前方
近傍位置にて、次回の下げ札装着動作の際の糸端
となる糸を当該開いた切り欠き46g,47,4
7k内に導入し、開閉カム49の回転によつてそ
の底面49fが摺動部材47の中突部47dの位
置に対向して前記糸を掴んだ後、第18図cに示
すように、駆動レバー11の1回目の閉じる操作
前の位置へ戻るようにカム溝41aの形状が設定
される。
第19図は、結び目形成機構の要部を示す側面
図、第20図はその一部切断平面図、第21図
は、結び目形成部及びその関連部分の要部を示す
平面図である。
結び目形成機構5は、糸掛け引戻し機構3のカ
ムギヤー8aと一体となつて回転し1個のピン5
0aを有するピン歯車50と、このピン歯車50
の回転によつて間欠回転しピン50aと係合する
溝51aが4方向に設けてあるゼネバ歯車51及
びこれと一体になつて回転するギヤー52と、こ
のギヤー52と歯合するアイドルギヤー15g,
15h,15iを介しピニオン55aをもつて回
転駆動される結び目形成部54とを備えている。
この結び目形成部54は、側板7aに内向きに
支持された回転軸55を有し、第21図に示すよ
うに、その回転軸55の先端に固定された一対の
固定嘴56,56とその固定嘴56,56間に挿
入されて軸57aをもつて枢着された一対の開閉
嘴57,57と、その開閉嘴57,57の基端部
を回転軸55の回転によつて動作させる穴板カム
58とを備え、従来と同様に両嘴56,57を閉
じた状態で一定角度回転してその首部59に糸T
を巻き付け、その後開閉嘴57,57を開いて糸
Tの端部を引くと首部59に巻かれた糸Tのリン
グが外れ、銜られた糸Tの先端がそのリング内に
通されて結び目が形成されるとともに両嘴56,
57間で糸Tが切断されるようにしているもので
ある。
そして回転軸55は、駆動レバー11の1回目
の閉じる動作時には静止しており、2回目の閉じ
る動作によつてゼネバ歯車51が90度回転し、こ
れにより1回転だけ回転し上記結び目形成及び糸
の切断動作を行うようにしている。
第22図は、糸寄せ機構の要部を示す一部切断
平面図である。
糸寄せ機構6は、同図及び第15図において、
刺し針往復動機構3用のカムギヤー8b及びアイ
ドルギヤー15e,15fを介して回転駆動され
るカムギヤー8dのカム60と、このカムギヤー
8dの回転によつて回動する糸寄せレバー61
と、糸寄せレバー61の先端に係合して摺動する
ラツクスライダー62と、このラツクスライダー
の摺動によつて回動する糸寄せ部63とを備えて
いる。
カム60は、端面に設けたカム溝60aを有
し、アイドルギヤー15fと歯合するカムギヤー
8dと一体になつている。
糸寄せレバー61は、側体7bの所定位置に突
設したレバー軸61aをもつて回動自在に軸着し
てあり、レ字状をなし長い方の先端に設けた長穴
61bと、短い方の先端に設けたカムローラ61
cとを有し、カムローラ61cがカロ溝60a内
に摺動自在に嵌合し、カムギヤー8dの回転によ
つて所定の回動を行う。
ラツクスライダー62は、細長い板状材料の長
手方向の略中央を第23図に示すように折曲げて
内向きに突出させた折曲部62aに係合ピン62
bが内向きに突設してあり、この係合ピン62b
が糸寄せレバー61の長穴61bに摺動自在に挿
通され、また、上部及び下部に長手方向に沿つて
設けた真直な長穴62cと、下部のみを内向きに
折曲げて成形した折曲片62dの先端に設けたラ
ツク62eとを備え、側板7bの所定の2箇所に
固設した小突起62f,62fをそれぞれ上下の
長穴62c,62cに挿通してあつて、糸寄せレ
バー61の回動によつて上下方向に摺動する。
糸寄せ部63は、前端板9の所定位置に設けた
糸寄せ軸64をもつて回動自在に軸着したピニオ
ン65及びこのピニオン65と一体になつて回動
する糸寄せ板66を備えている。
ピニオン65は、前記ラツク62eと歯合し、
当該ラツク62eの摺動により回動する。糸寄せ
板66は、前向き凹部66aを有し、駆動レバー
11の1回目の閉じる操作時には刺し針20の往
復動行程直線を避けた位置に立つた状態にて静止
しており、この状態における刺し針20側の中間
位置に段部66bを備え、駆動レバー11の2回
目の閉じる操作時に、回動して糸支持片9bに掛
け渡された糸Tを結び目形成機構5の両嘴56,
57の首部59の位置まで押し下げ、両嘴56,
57が回転して結び目形成動作を開始した後に元
の位置に復帰するようになつている。
以下、本考案の上記実施例に係る下げ札装着装
置の動作について説明する。
まず、刺し針20の針穴20aに、握り部7c
内に収納されている図示しないボビンから引き出
した糸Tを通し、所定の位置に刺し針20を装着
してから駆動レバー11に1回目の閉じる動作を
させると、刺し針20は、前端板9のスリツト9
aの下端から突出し、同時に、糸端を掴んだ状態
で挟持板46d,47bを斜め下後方へ向けセグ
メント44の最下端に略対応する位置に静止して
いた糸掴み部45は、セグメント44の中心の周
囲を反時計方向に公転して若干上昇するとともに
同方向への自転により挟持板46d,47bが斜
め上後方へ向いた位置に達して、糸端を引き張り
ながら所定長さだけ押し部材48の外周に巻き取
る。さらに同時に、所定位置に静止していた糸掛
け部材34は、前方へ移動し、先端の糸掛け鉤3
4bが前端板9のスリツト9aを通じて前方へ突
出し、糸支持片9bの上前方の所定位置で停止す
る。この間、結び目形成機構5及び糸寄せ機構6
はいずれも静止した状態になつている。
この状態で刺し針20を下げ札U及び被装着物
Vへ刺し通す。この時、糸制動部10は、突起1
0cがカム板35の小突起35cに当接して押圧
され、案内棒25bを中心にして角変位し制動片
10eが糸案内溝27d内の糸Tをホルダー27
の切欠き27iに対応する位置の側面に押付け
て、針溝20b側の糸Tの部分を制動し、下げ札
U及び被装着物Vから受ける摩擦抵抗の両側の糸
間の差をなくすようにしている。その後、駆動レ
バー11の2回目の閉じる操作を行う。
この2回目の閉じる操作によつて、刺し針20
は、復工程を行つて、両側板7a,7b間の元の
位置へ戻るが、この戻り始めた直後に、糸掛け部
材34は、糸掛け鉤34bが刺し針20の針穴2
0aの近傍へ下降して糸Tを引掛け、糸支持片9
bを避けて上昇し引き戻して糸支持片9bを越え
た後、刺し針20の側部近傍に下降し、刺し針2
0の戻りと同時に糸Tの引戻しを行い元の位置よ
りも若干後方まで退く。
刺し針20が元の位置へ戻るのにタイミングを
会わせて糸掴み部45は、第14図において、時
計方向への公転及び自転を開始し、セグメント4
4の最上部に略対応する位置まで上昇して開閉カ
ム49と係合する位置に達し、糸端が糸端受け板
4aと押え部材48との間に押圧保持された状態
にて、結び目形成部54による結び目形成に必要
な弛みを糸Tに与えるとともに、上向きになつた
挟持板46d,47bの切り欠き46g,47
j,47kが開閉カム49により一致せしめられ
て開き、次回の下げ札装着動作の際の糸端となる
位置の糸を当該開いた切り欠き46g,47j,
47k内に導入し、開閉カム49の回転によつて
切欠き46g,47j,47kを閉じて前記糸を
掴む。このような糸掴み部45の動きと略同時に
糸寄せ部63の糸寄せ板66は、立上つた状態か
ら回動して下げ札U及び被装着物Vに掛け渡され
た糸を押しさげる。
これらの糸掴み部45の動作及び糸寄せ板66
の動作の終了と略同時に結び目形成機構5の結び
目形成部54が動作し、針穴20aに通されて下
げ札U及び被装着物Vに貫通された二重の糸Tの
両端がリング状に結び合わされ、その端部が両嘴
56,57によつて切断されて下げ札Uの装着が
なされる。この結び目形成動作中、糸掛け部材3
4が後方に退いていた位置から前進して糸に必要
な弛みを与えつつ元の位置へ戻ると同時に糸掴み
部45が糸を掴んだまま元の位置へ戻り、次回の
下げ札装着動作に備える。
そしてホルダー27は、針保持穴27aに刺し
針20が挿入され後端27hに当接させ段部20
cに段部28aを引掛けて当該刺し針20の位置
決め及び抜け止めを行い、移動フレーム26の保
持片26a,26aの保持穴26c,26c及び
ホルダーガイド26fに挿入すると、針保持穴2
7aの外周の段部27gが前方の保持片26aの
内面に当接するとともに、ホルダーストツパー2
9の段部29bが後方の保持片26aの内面に当
接して位置決め装着され、取外す際には、ホルダ
ーストツパ29の後端を圧縮ばね27fの附勢力
に抗して細溝27b内に押し込み、後方へ引張る
と、端部29bが後方の保持片26aの内面から
外れて保持穴26cに入いり、ホルダー27が取
外される。さらに針ストツパー28の後端の凸部
28bを細溝27b内に押し込み前方へ引張る
と、刺し針20の段部20cが針ストツパー28
の段部28aから外れて、刺し針20が針保持穴
27aから取外され、当該刺し針20の取替え
は、工具を使用することなく容易に行うことがで
きる。
本考案の上記実施例によれば、糸掛け部材は、
結び目形成部が結び目形成動作を行う際に前進す
るので、糸が結び目形成に必要な弛みを充分に与
えられ、結び目の円滑かつ確実な形成に寄与する
ことができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る下げ札装着装
置においては、刺し針を被装着物装填部に刺し通
す時に前記刺し針の穴に挿通された糸の針溝側に
位置する糸を押圧制動する糸制動部を設けた構成
とすることにより、ボビンからの糸の引き出しを
容易にすると共に、刺し針を被装着物装填部に突
き刺した時に、針溝のある側とない側とでは、糸
の出つ張り状態が相違することから、突き刺しの
抵抗が異なり、糸が出つ張つている側の抵抗が大
きくなることから、突き刺し動作においても抵抗
の少ない側、即ち針溝側の糸が余分に引き出さ
れ、その糸が抵抗の大きい側に移行してダブツク
のを防止でき、それによつて刺し針を被装着物に
刺し通した後の各動作を円滑且つ確実に行うこと
ができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る下げ札装着装置
全体の要部を示す一部省略側面図、第2図は駆動
部の一部を示す側面図、第3図は同各軸の軸線を
通る平面に沿つた平断面図、第4図は第2図に示
すA−A円弧に沿つた断面図、第5図aは側面
図、同図bはそのB−B円弧に沿つた断面図、第
6図は刺し針往復動機構の要部を示す一部縦断側
面図、第7図はその平面図、第8図は刺し針を示
す側面図、第9図aは正面図、同図bはその側面
図、同図cはその背面図、第10図aは正面図、
同図bはその側面図、同図cはその背面図、第1
1図a,b及びcは刺し針の装着状態及び糸制動
部を示すそれぞれ部分拡大破断平面図、側断面
図、及び同bのC−C矢視図、第12図は糸掛け
引戻し機構の要部を示す側面図、第13図はその
平面図、第14図は糸掴み機構及び糸寄せ機構の
要部を示す側面図、第15図は糸掴み機構の要部
を示す部分平面図、第16図aは部分正面図、同
図bはその側面図、第17図aは部分正面図、同
図bはその平面図、第18図a乃至cは糸掴み部
の動作を示す部分側面図、第19図は結び目形成
機構の要部を示す側面図、第20図はその平面
図、第21図は、結び目形成部及びその関連部分
の要部を示す平面図、第22図は糸寄せ機構の要
部を示す平面図、第23図はその部分正面図であ
る。 1……駆動部、2……刺し針往復動機構、3…
…糸掛け引き戻し機構、4……糸掴み機構、4a
……糸端受け板、5……結び目形成機構、6……
糸寄せ機構、7a,7b……側板、7c……固定
握り部,8a,8b,8c,8d……カムギヤ
ー、9……前端板、9a……スリツト、9b……
糸支持片、10……糸制動部、10a……小保持
片、10b……貫通穴、10c……突起、10d
……小穴、10e……制動片、10f……小突
起、11……駆動レバー、11a……セグメン
ト、12……一方向クラツチ、13……クラツチ
ピニオン、13a……爪、13b……直角面、1
3c……傾斜面、14……クラツチギヤー、14
a……爪、14b……直角面、14c……傾斜
面、15a,15b,15c,15d,15e,
15f,15g,15h,15i……アイドルギ
ヤー、16……レバー軸、17……圧縮ばね、1
8……主軸、19……中間軸、L……行程直線、
20……刺し針、20a……針穴、20b……針
溝、20c……段部、21……カム、21a……
カム溝、22……カムレバー、22a……レバー
軸、22b……ピン、22c……カムローラ、2
3……刺し針レバー、23a……レバー軸、23
b……長穴、24……刺し針リンク、25……案
内板、25a……支持片、25b……案内棒、2
5c……案内長穴、26……移動フレーム、26
a……保持片、26b……貫通穴、26c……保
持穴、26d……係合穴、26e……案内片、2
6f……ホルダーガイド、27……ホルダー、2
7a……針保持穴、27b……細溝、27c……
小ピン、27d……糸案内溝、27e……縦穴、
27f……圧縮ばね、27g……段部、27h…
…突起、27……切欠き、28……針ストツパ
ー、28a……段部、28b……凸部、28c…
…斜面、29……ホルダーストツパー、29a…
…切欠き、29b……段部、30……カム、30
a……カム溝、31……カムレバー、31a……
カムローラ、31b……ピン、31c……レバー
軸、32……糸掛け引き戻しレバー、32a……
軸、32b……長穴、33……コネクトリンク、
33a……ピン、34……糸掛け部材、34a…
…先端部、34b……糸掛け鉤、34c……案内
ピン、34d……接合ピン、35……カム板、3
5a……溝カム、35b……支持棒、35c……
小突起、41……カム、41a……カム溝、42
……カムレバー、42a……レバー軸、42b…
…係合ピン、42c……カムローラ、43……糸
掴みレバー、43a……レバー軸、43b……長
穴、43c……軸穴、44……セグメント、45
……糸掴み部、45a……糸掴みピニオン、45
b……圧縮ばね、46……回動部材、46a……
中空体、46b……開口、46c……軸体、46
d……挟持板、46e……ねじ穴、46f……空
隙、46g……切り欠き、46h……真直端面、
46i……傾斜端面、47……摺動部材、47a
……摺動ピン、47b……挟持板、47c……
溝、47d……中凸部、47e……基部、47f
……摺動板、47g……空隙、47h,47i…
…摺動片、47j,47k……切り欠き、47
l,47m……小突起、48……押え部材、48
a……ボルト、49……開閉カム、49a……凹
部、49b……ピニオン、49c……垂直端面、
49d……直角面、49e……傾斜面、49f…
…底面、50……ピン歯車、50a……ピン、5
1……ゼネバ歯車、51a……溝、52……ギヤ
ー、53……アイドルギヤー、54……結び目形
成部、55……回転軸、55a……ピニオン、5
6……固定嘴、57……開閉嘴、57a……軸、
58……穴板カム、59……主部、60……カ
ム、60a……カム溝、60b……ギヤー、60
c……アイドルギヤー、61……糸寄せレバー、
61a……レバー軸、61b……長穴、61c…
…カムローラ、62……ラツクスライダー、62
a……折曲部、62b……係合ピン、62c……
長穴、62d……折曲片、62e……ラツク、6
2f……小突起、63……糸寄せ部、64……糸
寄せ軸、65……ピニオン、66……糸寄せ板、
66a……凹部、66b……段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に穴を有し該穴に糸が挿通され被装着物装
    填部に向け移動フレームに案内されて往復動する
    刺し針と、先端に形成した糸掛け鉤に前記刺し針
    の先端から前記糸を引掛けて該引掛けた糸を引き
    戻す糸掛け部材と、前記刺し針の往復位置におけ
    る該刺し針先端に近接した位置で糸を掴む糸掴み
    部と、前記刺し針の往復工程の途中にあつて開閉
    しつつ旋回する嘴を有する結び目形成機構と、該
    結び目形成機構に糸を揃えて沿わせる糸寄せ機構
    とを備えた下げ札装着装置であつて、前記刺し針
    を被装着物装填部に刺し通す時に前記刺し針の穴
    に挿通された糸の針溝側に位置する糸を押圧制動
    する糸制動部を設けたことを特徴とする下げ札装
    着装置。
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