JPH052413A - 方向検出方法 - Google Patents

方向検出方法

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JPH052413A
JPH052413A JP18054191A JP18054191A JPH052413A JP H052413 A JPH052413 A JP H052413A JP 18054191 A JP18054191 A JP 18054191A JP 18054191 A JP18054191 A JP 18054191A JP H052413 A JPH052413 A JP H052413A
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JP18054191A
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English (en)
Inventor
Atsushi Watanabe
淳 渡辺
Bunichi Terawaki
文一 寺脇
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業用ロボットの方向補正等に利用できる高
精度の方向検出方法を提供すること。 【構成】 画像の輪郭線を直線近似して頂点の座標位置
を求めることにより視覚センサの分解能や画像取込みの
ばらつきを排除して対象物の輪郭を的確に再現すると共
に、直線近似した輪郭線の頂点位置と中心位置との関係
に基いて予め定義された特徴点の位置を求めることによ
り、特徴点以外の位置データの影響を排除し、対象物の
形状等に関わりなく精度の高い補正情報を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボット等の視
覚等として利用される視覚センサにおいて、視覚センサ
がとらえた対象物の画像から対象物の位置や向きを検出
し、検出した位置や向きによりロボット等の自動機械の
動作を補正するシステムにおける方向検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】視覚センサによって対象物の向きを検出
する方法として、対象物の画像の等価楕円を求め、その
長軸のどちらか一方の方向を対象物の向きとして利用す
るようにしたものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】等価楕円による検出方
法は画像上の全ての点の位置データを用いて等価楕円を
求めるようにしているが、求められた等価楕円は視覚セ
ンサの分解能や画像取込みのばらつき、および、対象物
の形状等の影響を受けて不安定になり易く、必ずしも十
分な精度で対象物の方向が検出できるとは限らず、産業
用ロボットの方向補正等を目的とする検出方法としては
不十分であった。
【0004】本発明の目的は、産業用ロボットの方向補
正等に利用できる高精度の方向検出方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による方向検出方
法は、撮影カメラを介してフレームメモリに記憶された
対象物の画像の中心位置を求めると共に、前記画像の輪
郭線を直線近似して各頂点の座標位置を求め、各頂点の
座標位置と前記中心位置との関係により、予め定義され
た特徴点に対応する頂点を求め、前記中心位置からこの
頂点に至る方向ベクトルを算出し、該方向ベクトルを補
正情報とすることにより前記目的を達成した。
【0006】
【作用】画像の輪郭線を直線近似して頂点の座標位置を
求めるので、視覚センサの分解能や画像取込みのばらつ
きを排除して対象物の輪郭を的確に再現することがで
き、しかも、予め定義された特徴点の位置が直線近似し
た輪郭線の頂点として求められるので、対象物の形状に
関わりなく精度の高い補正情報を得ることが可能とな
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用した視覚センサに関する構成
の一例を示すブロック図である。視覚センサの制御部に
はメインプロセッサ1が配備され、メインプロセッサ1
には、カメラインタフェイス2,画像処理プロセッサ
3,コンソール4,通信インタフェイス5,フレームメ
モリ6,プログラムメモリ7,コントロールソフト用メ
モリ8,データメモリ9がバス10で接続されている。
一般に、フレームメモリ6およびデータメモリ9はRA
M、プログラムメモリ7は不揮発性メモリ、また、コン
トロールソフト用メモリ8はROMによって構成され
る。
【0008】カメラインタフェイス2には撮影用のカメ
ラ11が接続され、該カメラ11の視野でとらえられた
画像は、グレイスケールによる濃淡画像に変換されてフ
レームメモリ6に格納され、画像処理プロセッサ3で処
理されるようになっている。
【0009】コンソール4には、液晶表示部や各種指令
キーおよびアプリケーションプログラムの入力,編集,
登録,実行などの操作を行うための数値キーが設けられ
ており、前記液晶表示部には、各種データ設定のための
メニューやプログラムのリストなどが表示できるように
なっている。また、コントロールソフト用メモリ8には
メインプロセッサ1が視覚センサを制御するためのコン
トロールプログラム等が格納されており、プログラムメ
モリ7にはユーザが作成したプログラムが格納される。
そして、通信インタフェイス5には産業用用ロボット
等、この視覚センサを利用するシステムが接続されてい
る。視覚センサに関するハードウェアは従来のものと同
様であるが、本発明の方法を実現する「方向検出処理」
のためのコントロールソフトがコントロールソフト用メ
モリ8に格納されている点で従来のものとは異なる。以
下、「方向検出処理」の概略を示す図2のフローチャー
トを参照して実施例の視覚センサの処理動作を説明す
る。なお、「方向検出処理」のコントロールソフトはコ
ンソール4からの指令キーの操作に対応して起動される
ものである。
【0010】コントロ−ルソフトに従って「方向検出処
理」を開始したメインプロセッサ1は、まず、カメライ
ンタフェイス2を介してカメラ11にスナップ指令を出
力し(ステップS1)、カメラ11で撮影された対象物
に対し画像処理プロセッサ3でグレイスケール濃淡処理
を行って(ステップS2)、対象物の輪郭形状の画素パ
ターンをフレームメモリ6に取込む(ステップS3)。
次に、メインプロセッサ1は画像処理プロセッサ13に
対象物検出指令を出力して対象物の検出を行わせ、フレ
ームメモリ6内で対象物の輪郭形状を構成する点の位置
(Xi ,Yi )と各点(Xi ,Y i)の繋がりを示す属
性情報Wi (i=1〜j)を検出し、この輪郭形状で囲
まれた点の位置(xi ,yi )(i=1〜k)と共にデ
ータメモリ9に格納する(ステップS4)。
【0011】図3は属性情報の一例を示す概念図であ
り、実施例の場合、対象物の輪郭形状を構成する点(X
i ,Yi )とこれに隣接する次の点(Xi+1 ,Yi+1 )
との位置関係により8つの方向性を示すa〜hのコード
が設けられている。例えば、図4に示されるような輪郭
形状がフレームメモリ6に格納され、図4に示す点P1
を第1点(X1,Y1)とするなら、点P1を始点とす
る輪郭線L1は僅かに右さがりの直線であるから、点P
1に隣接する点を輪郭線L1から取ったとすれば、点P
1の有する属性情報は一般にcということになり、この
属性情報cが点P1の位置データと共に(X1,Y1,
c)の配列としてデータメモリ9に記憶される。一方、
点P1に隣接する点を輪郭線L4から取ったとすれば、
輪郭線L4は点P1を始点として−Y方向に延びる直線
であるから、点P1の有する属性情報はeということに
なる。実施例の場合、第1点の属性情報を検出するため
に方向性aから逐次右回りに隣接する点の有無を検出し
ているから、点P1を第1点(X1,Y1)とした場
合、隣接する点は輪郭線L1上から得られたものとな
り、点P1の属性情報はc,d,eのいずれか1つであ
る。以下、第i+1点以降の属性情報は第i点の属性情
報に対して位相が180°異なるものを除いて検出する
ようにしているから、輪郭形状を構成する点の位置の各
々には属性情報が1対1に対応して記憶されることとな
る。
【0012】次いで、メインプロセッサ1は、ステップ
S4で記憶された輪郭線で囲まれた点の位置(xi ,y
i )(i=1〜k)に基き、X0=Σxi /kおよびY
0=Σyi /kの演算式を実行して輪郭形状の中心位置
(X0,Y0)を算出し(ステップS5)、輪郭形状を
構成する点の位置データと各点の属性情報(Xi ,Yi
,Wi )により輪郭形状を直線近似し(ステップS
6)、直線近似された輪郭形状の頂点位置(Ui ,Vi
)(i=1〜m)を求める(ステップS7)。
【0013】図2におけるステップS6およびステップ
S7の処理で輪郭線を直線近似する方法および頂点位置
を検出する方法は様々なものがあるが、その一例を図6
乃至図8に示すフローチャートで示す。
【0014】図6中iは構成点指標であり、輪郭形状を
構成する点の位置データと各点の属性情報(Xi ,Yi
,Wi )をデータメモリ9から読込むために用いられ
る。また、CaおよびCbの各々は第1方向性連続回数
記憶レジスタおよび第2方向性連続回数記憶レジスタで
あり、輪郭形状の近似直線の検出もしくは近似直線の傾
きの検出等に用いられる。Ca′およびCb′の各々は
第1方向性検出回数記憶レジスタおよび第2方向性検出
回数記憶レジスタであり、第1方向性連続回数記憶レジ
スタCaおよび第2方向性連続回数記憶レジスタCbで
近似直線の傾きが検出された場合、この近似直線の連続
状態を検出するために用いられる。また、mは頂点指標
であり、近似直線の検出開始位置を頂点位置として記憶
するための指標である。以下、輪郭形状を構成する点を
称して構成点と云う。
【0015】「直線近似および頂点検出処理」を開始し
たメインプロセッサ1はレジスタCa,Cb,Ca′,
Cb′と指標i,mを初期化した後(ステップT1)、
指標iの現在値に基いて輪郭形状を構成する第1点の属
性情報W1を読込み、この属性データを第1方向性記憶
レジスタWaに記憶すると共に(ステップT2)、第1
点の位置データ(X1,Y1)を頂点候補記憶レジスタ
(U,V)に記憶する(ステップT3)。図4に示され
るような輪郭形状において点P1が第1点(X1,Y
1)であるとし、また、第1方向性記憶レジスタWaに
は属性情報cが記憶されるものとする。
【0016】次いで、メインプロセッサ1は構成点指標
iの値をインクリメントし(ステップT4)、該指標i
の値に基いて輪郭形状を構成する次の点の属性情報Wi
を読込み、この属性情報WiがステップS2で記憶され
た属性情報Waと一致するか否かを判別する(ステップ
T5)。そして、属性情報が一致すれば第1方向性連続
回数記憶レジスタCaの値をインクリメントした後(ス
テップT6)、再び、ステップT4に復帰し、以下、属
性情報の一致が検出されなくなるまでステップT4乃至
ステップT6の処理を繰り返し実行し、第1方向性連続
回数記憶レジスタCaに同一属性情報の繰り返し回数を
記憶する。図4に示されるような輪郭形状における輪郭
線L1の傾きにより点P1以降の属性情報が図5に示さ
れるような状態で記憶されているとすれば、ステップT
4乃至ステップT6の処理が3回実行されて第4点の属
性情報eが検出された段階でWi≠Waとなり、この
時、構成点指標iの値は4、また、第1方向性連続回数
記憶レジスタCaの値は3となる。
【0017】ステップT5の処理で属性情報の不一致を
検出したメインプロセッサ1はステップT7に移行して
第1方向性連続回数記憶レジスタCaの値が直線識別数
の設定値ε(例えば10)を越えているか否かを判別す
る。第1方向性連続回数記憶レジスタCaの値が直線識
別数εを越えていればステップT3およびステップT5
で検出された構成点の集合を単独の直線として認め、そ
の始点の位置データを記憶した頂点候補記憶レジスタ
(U,V)の値を頂点指標mの値に対応させて頂点記憶
レジスタ(Um ,Vm )に記憶し、レジスタCa,C
b,Ca′,Cb′を初期化して頂点指標mの値をイン
クリメントした後(ステップT26)、ステップT5の
判別処理で属性情報の不一致が検出された第i点の属性
情報を第1方向性記憶レジスタWaに新たに記憶すると
共に、第i点の位置データ(Xi ,Yi )を頂点候補記
憶レジスタ(U,V)に更新記憶して、再び、ステップ
T2からの処理を開始することとなる。このような現象
が生じるのは、輪郭形状を構成する直線要素がX軸また
はY軸に平行な場合と、その傾きが画素の対角線と平行
な場合(図3におけるb,f,h,d方向の場合)に限
られる。
【0018】しかし、図5に示される例では第1方向性
連続回数記憶レジスタCaの値が3と小さく、直線識別
数εの値を越えてはいない。この場合、ステップT3お
よびステップT5で検出された構成点の集合はX軸また
はY軸に平行でない直線要素の一部であるか曲線要素の
一部であるかのいずれかである。そこで、メインプロセ
ッサ1はステップT7の判別処理実行後ステップT8に
移行し、ステップT5の判別処理で属性情報の不一致が
検出された第i点の属性情報Wiを第2方向性記憶レジ
スタWbに記憶し、以下、ステップT4乃至ステップT
6の処理と略同等のステップT9乃至ステップT11の
処理を属性情報の一致が検出されなくなるまで繰り返し
実行し、第2方向性の繰り返し回数をレジスタCbに記
憶してステップT12の処理に移行する。図5に示され
る例では第4点の属性情報eが第2方向性記憶レジスタ
Wbに記憶される。また、図5に示される例では第5点
の属性情報がcあるから、初めにステップT10の処理
が実行された段階でWi≠Wbとなり、この時の第2方
向性連続回数記憶レジスタCbの値は1である。ステッ
プT12に移行したメインプロセッサ1はステップT7
の処理と同様にして、ステップT8およびステップT1
0で検出された構成点の集合が単独の直線として認めら
れるか否かを判別するが、この場合、第2方向性連続回
数記憶レジスタCbの値が1と小さく、直線識別数εの
値を越えてはいないから、更に、ステップT13の処理
に移行することとなる。
【0019】なお、第2方向性連続回数記憶レジスタC
bの値が直線識別数εの値を越えていた場合には、ステ
ップT2およびステップT10で検出された構成点の集
合を単独の直線として認め、その始点の位置データを記
憶した頂点候補記憶レジスタ(U,V)の値を頂点指標
mの値に対応させて頂点記憶レジスタ(Um ,Vm )に
記憶し、レジスタCa,Cb,Ca′,Cb′を初期化
して頂点指標mの値をインクリメントし、ステップT1
0の判別処理で属性情報の不一致が検出された第i点の
属性情報を第1方向性記憶レジスタWaに新たに記憶す
ると共に、第i点の位置データ(Xi ,Yi )を頂点候
補記憶レジスタ(U,V)に更新記憶して、再び、ステ
ップT2からの処理を開始することとなる。この場合、
予め頂点候補記憶レジスタ(U,V)に記憶された値は
ステップT8およびステップT10で検出された直線の
始点を示す値ではないが、ステップT3およびステップ
T5で検出された構成点の集合には単独の直線として認
めるただけの大きさがないので、ステップT3およびス
テップT5で検出された構成点の始点をステップT8お
よびステップT10で検出された直線の始点と見做すこ
とに支障はない。
【0020】ステップT12の判別処理を終了してステ
ップT13に移行したメインプロセッサ1は、ステップ
T3およびステップT5で検出された構成点の集合とス
テップT8およびステップT10で検出された構成点の
集合が直線要素の一部であるのか曲線要素を直線近似し
た結果であるのかを識別するための処理を開始するが、
いずれの場合にしても、直線要素の始点や直線近似の開
始位置を頂点として記憶する必要があるから、まず、頂
点候補記憶レジスタ(U,V)の値を頂点指標mの値に
対応させて頂点記憶レジスタ(Um ,Vm )に記憶する
こととなる。
【0021】次いで、ステップT14に移行したメイン
プロセッサ1はステップT10の判別処理で属性情報の
不一致が検出された第i点の属性情報Wiが第1方向性
記憶レジスタWaの値と一致しているか否かを判別す
る。属性情報Wiが第1方向性記憶レジスタWaの値と
一致していれば第1方向性検出回数記憶レジスタCa′
の値をインクリメントして構成点指標iの値をインクリ
メントし(ステップT15,ステップT16)、属性情
報Wiから第1方向性記憶レジスタWaの値が検出され
なくなるまでステップT14乃至ステップT16の処理
を繰り返し実行して、第1方向性Waの検出回数を記憶
する。図5に示される例ではステップT10の判別処理
で第5点の属性情報の不一致が検出されたのち第1方向
性記憶レジスタWaの値である属性情報cが第5点から
第7点まで検出され、第8点のデータを読込んだ段階で
ステップT14の判別結果が偽となるから、第1方向性
検出回数記憶レジスタCa′には3が記憶されることと
なる。
【0022】ステップT14の判別結果が偽となるとメ
インプロセッサ1はステップT17に移行し、第1方向
性検出回数記憶レジスタCa′の値が第1方向性連続回
数記憶レジスタCaの値と等しいか否かを判別する。ス
テップT3およびステップT5で検出された構成点の集
合とステップT8およびステップT10で検出された構
成点の集合が直線要素の一部であるためには、ステップ
T10の判別処理で属性情報の不一致が検出されたのち
第1方向性WaのCa回の繰り返しと第2方向性Wbの
Cb回の繰り返しが交互に検出される必要がある。従っ
て、ステップT17の判別結果が偽となった場合には、
ステップT3およびステップT5で検出された構成点の
集合とステップT8およびステップT10で検出された
構成点の集合ならびにステップT14で検出された構成
点の集合が曲線要素を直線近似した結果であることを意
味する。この場合、メインプロセッサ1はステップT2
5に移行してレジスタCa,Cb,Ca′,Cb′を初
期化して頂点指標mの値をインクリメントし、再び、ス
テップT2に移行して前記と同様の処理を繰り返し実行
し、この直線近似を開始した時点での座標(U,V)の
値を輪郭形状の頂点の座標としてステップT13の処理
により頂点記憶レジスタ(Um,Vm )に順次記憶す
る。従って、近似直線の始点座標の全てが頂点(Um ,
Vm )として記憶される。
【0023】図5に示される例では第1方向性検出回数
記憶レジスタCa′の値と第1方向性連続回数記憶レジ
スタCの値が共に3で等しいから、ステップT17の判
別結果は真となる。そこで、メインプロセッサ1は更に
ステップT18に移行し、ステップT14の判別処理で
属性情報の不一致が検出された第i点の属性情報Wiが
第2方向性記憶レジスタWbの値と一致しているか否か
を判別する。前記したようにステップT3およびステッ
プT5で検出された構成点の集合とステップT8および
ステップT10で検出された構成点の集合が直線要素の
一部であるためには、ステップT10の判別処理で属性
情報の不一致が検出されたのち第1方向性WaのCa回
の繰り返しと第2方向性WbのCb回の繰り返しが交互
に検出される必要があるから、ステップT18の判別処
理の段階で第2方向性Wb以外の方向性が検出された場
合は、ステップT17の判別結果が偽となった場合と同
様にステップT3およびステップT5で検出された構成
点の集合とステップT8およびステップT10で検出さ
れた構成点の集合ならびにステップT14で検出された
構成点の集合が曲線要素を直線近似した結果であること
を意味し、以下の処理は前期と同様である(ステップT
25)。図5に示される例ではステップT14の判別結
果が偽となった第8点の属性情報eが第2方向性記憶レ
ジスタWbの値と一致しているからステップT18の判
別結果は真である。
【0024】ステップT18の判別結果が真となった場
合、メインプロセッサ1は第2方向性検出回数記憶レジ
スタCb′の値をインクリメントし(ステップT1
9)、構成点指標iの値をインクリメントして(ステッ
プT20)、更に、次の構成点に関する属性情報Wiを
読込んで、その値が第2方向性記憶レジスタWbの値と
一致しているか否かを判別し(ステップT21)、一致
していれば第2方向性検出回数記憶レジスタCb′の値
をインクリメントして(ステップT22)、以下、属性
情報Wiから第2方向性記憶レジスタWbの値が検出さ
れなくなるまでステップT20乃至ステップT22の処
理を繰り返し実行して、第2方向性Wbの検出回数をレ
ジスタCb′に記憶する。図5に示される例では第9点
の属性情報cが検出された段階でステップT21の判別
結果が偽となるから、第2方向性検出回数記憶レジスタ
Cb′には1が記憶されることとなる。
【0025】ステップT21の判別結果が偽となってス
テップT23に移行したメインプロセッサ1は、第2方
向性検出回数記憶レジスタCb′の値が第2方向性連続
回数記憶レジスタCbの値と等しいか否かを判別する。
ステップT23の判別結果が真となった場合には、第1
方向性WaのCa回の繰り返しと第2方向性WbのCb
回の繰り返しが1回検出されたことを示し、ステップT
14で検出された構成点の集合およびステップT21で
検出された構成点の集合がステップT3およびステップ
T5で検出された構成点の集合とステップT8およびス
テップT10で検出された構成点の集合で近似される直
線の延長上にあることを意味する。従って、この場合、
メインプロセッサ1はステップT24の処理で第1方向
性検出回数記憶レジスタCa′と第2方向性検出回数記
憶レジスタCb′の値を初期化した後、ステップT14
以降の処理を繰り返し実行して、第1方向性WaのCa
回の繰り返しと第2方向性WbのCb回の繰り返しで構
成される直線の終点を検出することとなる。第1方向性
WaのCa回の繰り返しと第2方向性WbのCb回の繰
り返しが交互に検出される間はステップT13の処理が
実施されないから、連続する直線形状に関してはその始
点のみが頂点記憶レジスタ(Um ,Vm )に記憶される
こととなる。一方、ステップT23の判別結果が偽とな
った場合には、ステップT18の判別処理の段階で第2
方向性Wb以外の方向性が検出された場合と同様にステ
ップT3,ステップT5で検出された構成点の集合とス
テップT8,ステップT10で検出された構成点の集合
およびステップT14,ステップT21で検出された構
成点の集合が曲線要素を直線近似した結果であることを
意味し、メインプロセッサ1はステップT25の処理を
実行した後、ステップT2の処理に復帰する。
【0026】なお、図6乃至図8に示す処理は、構成点
指標iの値が輪郭線を構成する点の数jに達した段階で
自動的に終了する。
【0027】図4および図5に示される例で、点P1を
第1点とした場合では、まず、ステップT13までの処
理で第1方向性cの繰り返し回数3と第2方向性eの繰
り返し回数1が記憶され、この段階で点P1の座標が1
個目の頂点座標として頂点記憶レジスタ(U1,V1)
に記憶される。以下、輪郭線L1の終点を構成する点P
2が検出されるまで第1方向性cの3回の繰り返しと第
2方向性eの1回の繰り返しが交互に検出され、点P2
の属性情報fが検出された段階で直線要素L1の検出が
終了し、点P2の属性情報fが第1方向性として新たに
記憶される。点P2から点P4に至る区間は略円弧状の
曲線部であるが、属性情報の方向性は8つしか設定され
ていないから、曲線区間は所定の刻み幅(必ずしも一定
ではない)で直線近似されることとなる。例えば、点P
2から点P4に至る曲線区間のうち点P2から点P3に
至る区間が属性情報fの繰り返し、また、点P3から点
P4に至る区間が属性情報gの繰り返しとして検出され
たような場合であれば、ステップT2乃至ステップT7
およびステップT26の処理により点P2から点P3に
至る区間が単独の直線部分で近似され、点P3の属性情
報gが検出された段階で、頂点記憶レジスタ(U,V)
に予め記憶されていた点P2の座標データが近似直線L
2の始点、即ち、輪郭形状の頂点としてレジスタ(U
2,V2)に格納される。以下、同様にして、属性情報
の繰り返しやその組み合わせが以前と変化する構成点が
頂点P3,P4として頂点記憶レジスタ(U3,V3)
および(U4,V4)に記憶されることとなる。従っ
て、頂点指標mの最終値は直線近似された輪郭形状の頂
点数と一般に一致し、頂点の座標値は(Ui,Vi)
(i=1〜m)で示される。
【0028】直線近似された輪郭形状の各頂点座標値
(Ui,Vi)を検出したメインプロセッサはステップ
S8に移行し、予め求められた中心位置(X0,Y0)
と直線近似された輪郭形状の各頂点座標値(Ui,V
i)との関係により、予め定義された特徴点に対応する
頂点座標(U,V)を検出することとなる。
【0029】図9に示す「特徴点検出処理」は対象物の
中心位置から最も離間した輪郭線上の点として定義され
た特徴点を検出するための処理の一例を示すフローチャ
ートである。この場合、メインプロセッサ1は、まず、
指標iの値を1に初期化してフレームメモリ6における
第1の頂点座標値(Ui,Vi)と中心位置(X0,Y
0)との距離に対応する値を算出し、この値を最大値記
憶レジスタSに初期設定すると共に、頂点座標値(U
i,Vi)の値を特徴点記憶レジスタ(U,V)に格納
する(ステップU1,ステップU2)。以下、メインプ
ロセッサ1は、指標iの値が頂点の個数mに達するまで
(ステップU6)、該指標iの値を逐次インクリメント
して第i番目の頂点座標値(Ui,Vi)を読込み(ス
テップU3)、頂点座標値(Ui,Vi)と中心位置
(X0,Y0)との距離に対応する値を算出し、この値
と最大値記憶レジスタSとの大小関係を比較して(ステ
ップU4)、新たに算出された値が最大値記憶レジスタ
Sの値よりも大きい場合に限り、この値を最大値記憶レ
ジスタSに更新記憶すると共に特徴点記憶レジスタ
(U,V)に頂点座標値(Ui,Vi)の現在値を再設
定し(ステップU5)、フレームメモリ6上で中心位置
(X0,Y0)との距離が最も離間した頂点座標値(U
i,Vi)の位置データを特徴点記憶レジスタ(U,
V)に格納する。
【0030】このような処理によって特徴点の座標
(U,V)を検出したメインプロセッサ1は、予め求め
た中心位置(X0,Y0)から特徴点に対応する頂点
(U,V)に向かう方向ベクトルVを算出し(ステップ
S9)、中心位置(X0,Y0)の座標データと前記方
向ベクトルVの値を補正データとして産業用ロボット等
に送出し(ステップS10)、産業用ロボット等のシス
テムは視覚センサからの補正データを受けて対象物の中
心位置のずれや姿勢変化を検出し、従来と同様の方式で
動作補正を行う。
【0031】以上、一実施例として、対象物の中心位置
から最も離間した輪郭線上の点として定義された特徴点
を検出する場合について説明したが、対象物の中心位置
に最も接近した輪郭線上の位置を特徴点として定義し、
前記と同様の処理でこの特徴点を検出することも可能で
ある。この場合は、「特徴点検出処理」におけステップ
U4の判別基準を(Ui−X0)2 +(Vi−Y0)2
<Sとする。
【0032】
【発明の効果】本発明の方向検出方法は、視覚センサの
フレームメモリに格納された画像の輪郭線を直線近似し
てから各頂点の座標位置と中心位置との関係に基いて特
徴点に対応する頂点の座標位置を求めるようにしている
ので、視覚センサの分解能や画像取込みのばらつきを排
除して対象物の輪郭を的確に再現することができ、しか
も、予め定義された特徴点の位置が直線近似した輪郭線
の頂点として求められるので、対象物の形状に関わりな
く精度の高い補正情報を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した視覚センサに関する構成の一
例を示すブロック図
【図2】同実施例の視覚センサに配備したプロセッサに
よる方向検出処理の概略を示すフローチャート
【図3】同実施例の視覚センサによる対象物検出処理で
設定される属性データの方向性を示す概念図
【図4】フレームメモリに格納された対象物の輪郭形状
の一例を示す図
【図5】対象物の輪郭形状の一部を抽出して示す図
【図6】輪郭形状の直線近似および頂点位置の検出を実
施するための処理の一例を示すフローチャート
【図7】輪郭形状の直線近似および頂点位置の検出を実
施するための処理の一例を示すフローチャートの続き
【図8】輪郭形状の直線近似および頂点位置の検出を実
施するための処理の一例を示すフローチャートの続き
【図9】対象物の中心位置から最も離間した輪郭線上の
点として定義された特徴点を検出するための処理の一例
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 メインプロセッサ 2 カメラインタフェイス 3 画像処理プロセッサ 4 コンソール 5 通信インタフェイス 6 フレームメモリ 7 プログラムメモリ 8 コントロールソフト用メモリ 9 データメモリ 10 バス 11 カメラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 視覚センサにおける画像処理において、
    撮影カメラを介してフレームメモリに記憶された対象物
    の画像の中心位置を求めると共に、前記画像の輪郭線を
    直線近似して各頂点の座標位置を求め、各頂点の座標位
    置と前記中心位置との関係により、予め定義された特徴
    点に対応する頂点を求め、前記中心位置からこの頂点に
    至る方向ベクトルを算出し、該方向ベクトルを補正情報
    としたことを特徴とする方向検出方法。
JP18054191A 1991-06-26 1991-06-26 方向検出方法 Pending JPH052413A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382266B1 (ko) * 2000-08-18 2003-05-01 이용중 로봇 자세 보정 알고리즘을 이용한 크기 가변작업대상물의 자동 상표 부착방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62245385A (ja) * 1986-04-17 1987-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転角検出方法

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