JPH05242474A - 多機能性カードの処理方法 - Google Patents
多機能性カードの処理方法Info
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- JPH05242474A JPH05242474A JP3991292A JP3991292A JPH05242474A JP H05242474 A JPH05242474 A JP H05242474A JP 3991292 A JP3991292 A JP 3991292A JP 3991292 A JP3991292 A JP 3991292A JP H05242474 A JPH05242474 A JP H05242474A
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Links
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Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多機能性カードの基材層から磁気フェライト
を効率良く剥離し、リサイクル用に好適な物性を備えた
素材を低コストで再生する。 【構成】 磁気フェライトをバイインダーで圧着した帯
磁層と基材層とを含む多機能性カードを被粉砕物とし、
該多機能性カードを粗粉砕したのち、粗砕物をジェット
渦流中に投入し、粗砕物同士を衝突させながら粉砕する
ことにより、粗砕物を微粉砕するとともに、基材の微粉
砕物から帯磁層からの磁気フェライトの微粉砕物を剥離
させ、かつ各微粉砕物を互いに異なる形状に粉砕するこ
ととした。
を効率良く剥離し、リサイクル用に好適な物性を備えた
素材を低コストで再生する。 【構成】 磁気フェライトをバイインダーで圧着した帯
磁層と基材層とを含む多機能性カードを被粉砕物とし、
該多機能性カードを粗粉砕したのち、粗砕物をジェット
渦流中に投入し、粗砕物同士を衝突させながら粉砕する
ことにより、粗砕物を微粉砕するとともに、基材の微粉
砕物から帯磁層からの磁気フェライトの微粉砕物を剥離
させ、かつ各微粉砕物を互いに異なる形状に粉砕するこ
ととした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、JR等の乗車券購入用
オレンジカード、テレホンカード等のプリペイドカード
その他の多機能性カードの処理方法に関する。
オレンジカード、テレホンカード等のプリペイドカード
その他の多機能性カードの処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多機能性カードは、例えば、図6に示さ
れるように、帯磁層51と、基材層52とから構成され
ている。帯磁層51は、バリウムフェライト等の磁気フ
ェライトをバインダーとしてポリウレタン,エポキシ樹
脂等の熱硬化性樹脂を用い、圧着することによって形成
され、厚みが約10μの層である。基材層52は、例え
ば、ポリエステルフィルム,ポリ塩化ビニル,ポリエチ
レンテレフタレート,ポリイミド,紙等の薄層フィルム
より構成されており、厚みが約0.3−0.5mmの層
である。
れるように、帯磁層51と、基材層52とから構成され
ている。帯磁層51は、バリウムフェライト等の磁気フ
ェライトをバインダーとしてポリウレタン,エポキシ樹
脂等の熱硬化性樹脂を用い、圧着することによって形成
され、厚みが約10μの層である。基材層52は、例え
ば、ポリエステルフィルム,ポリ塩化ビニル,ポリエチ
レンテレフタレート,ポリイミド,紙等の薄層フィルム
より構成されており、厚みが約0.3−0.5mmの層
である。
【0003】上記帯磁層51は、上記のように磁性材料
としてバリウムフェライト等の磁気フェライトを含んで
おり、この磁気フェライトを基材層52から剥離するこ
とができれば、再度磁性材料として利用することができ
る。また、帯磁層51と分離すれば、基材層52もプラ
スチック素材又は、固型燃料の原料として再利用が可能
である。
としてバリウムフェライト等の磁気フェライトを含んで
おり、この磁気フェライトを基材層52から剥離するこ
とができれば、再度磁性材料として利用することができ
る。また、帯磁層51と分離すれば、基材層52もプラ
スチック素材又は、固型燃料の原料として再利用が可能
である。
【0004】しかし、この多機能性カードの処理方法と
しては、適当なものがなく、現在そのまま廃棄処分さ
れ、原料としてのリサイクルは行われておらず、省資源
の観点から見て好ましい状況ではなかった。
しては、適当なものがなく、現在そのまま廃棄処分さ
れ、原料としてのリサイクルは行われておらず、省資源
の観点から見て好ましい状況ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、基材層5
2から帯磁層51を効率良く剥離し、リサイクル用に好
適な物性を備えた素材を低コストで再生する方法が切望
されていた。
2から帯磁層51を効率良く剥離し、リサイクル用に好
適な物性を備えた素材を低コストで再生する方法が切望
されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記実情に鑑
みてなされたもので、その要旨は、磁気フェライトをバ
インダーを用いて圧着した帯磁層と基材層とを含む多機
能性カードを被粉砕物とし、該多機能性カードを粗粉砕
したのち、粗砕物をジェット渦流中に投入し、粗砕物同
士を衝突させながら粉砕することにより、粗砕物を微粉
砕するとともに、基材の微粉砕物から帯磁層からの磁気
フェライトの微粉砕物を剥離させ、かつ各微粉砕物を互
いに異なる形状に粉砕することを特徴とする多機能性カ
ードの処理方法にある。
みてなされたもので、その要旨は、磁気フェライトをバ
インダーを用いて圧着した帯磁層と基材層とを含む多機
能性カードを被粉砕物とし、該多機能性カードを粗粉砕
したのち、粗砕物をジェット渦流中に投入し、粗砕物同
士を衝突させながら粉砕することにより、粗砕物を微粉
砕するとともに、基材の微粉砕物から帯磁層からの磁気
フェライトの微粉砕物を剥離させ、かつ各微粉砕物を互
いに異なる形状に粉砕することを特徴とする多機能性カ
ードの処理方法にある。
【0007】この方法によると、得られた微粉砕物は互
いに剥離し、かつ異なる形状に粉砕されているので、帯
磁層からの磁気フェライトの微粉砕物と基材の微粉砕物
は、これを次の分離工程において容易に分別することが
でき、分別された各材料を有効に利用することができ
る。
いに剥離し、かつ異なる形状に粉砕されているので、帯
磁層からの磁気フェライトの微粉砕物と基材の微粉砕物
は、これを次の分離工程において容易に分別することが
でき、分別された各材料を有効に利用することができ
る。
【0008】なお、磁気フェライトを圧着するために用
いる熱硬化性樹脂は、磁気フェライトと共に剥離し、微
粉砕されるが、その量は僅かであり、磁気フェライトの
品質を損なうことはない。
いる熱硬化性樹脂は、磁気フェライトと共に剥離し、微
粉砕されるが、その量は僅かであり、磁気フェライトの
品質を損なうことはない。
【0009】上記方法において、ジェット渦流を形成す
るための装置としては、各種の手段があるが、例えば、
図1〜3に図解した粉砕機を用いることができる。
るための装置としては、各種の手段があるが、例えば、
図1〜3に図解した粉砕機を用いることができる。
【0010】この粉砕機は、図1〜図3に示すように、
ケーシング1と、これに設けた気体と粗砕物(粗砕され
た多機能性カード)を供給する入口部2と、縦方向の回
転軸3に支持された回転刃4と、粉砕部5とを備えてい
る。粉砕部5は外周にそって小部屋状空室6を有する構
成とし、ケーシング1と、狭い間隙をなして配置され、
該間隙を調節するための調節板7を備えている。ケーシ
ング1の上部には、粉砕部5を通過した気体と粉砕物が
排出される排出部8が設けられている。図中、9は回転
板、10は小部屋状空室6を形成する隔壁であり、調節
板7は隔壁10にケーシング1に向けて進退させて固定
できるように構成されている。
ケーシング1と、これに設けた気体と粗砕物(粗砕され
た多機能性カード)を供給する入口部2と、縦方向の回
転軸3に支持された回転刃4と、粉砕部5とを備えてい
る。粉砕部5は外周にそって小部屋状空室6を有する構
成とし、ケーシング1と、狭い間隙をなして配置され、
該間隙を調節するための調節板7を備えている。ケーシ
ング1の上部には、粉砕部5を通過した気体と粉砕物が
排出される排出部8が設けられている。図中、9は回転
板、10は小部屋状空室6を形成する隔壁であり、調節
板7は隔壁10にケーシング1に向けて進退させて固定
できるように構成されている。
【0011】この粉砕機では、入口部2より、ブロアー
によって気体、通常は空気を送風し、図示しない電動機
によって回転軸3を高速に回転させている。投入された
粗砕物は気流の流れおよび回転板9によって跳ね上げら
れて上昇し、回転刃4でカッティングされる。さらに、
粉砕物は粉砕部5とケーシング1の間隙を通って高速で
回転する小部屋状空室6に導かれる。空室6内では、図
3に示すように、各室内にジェット渦流Sが形成されて
いる。
によって気体、通常は空気を送風し、図示しない電動機
によって回転軸3を高速に回転させている。投入された
粗砕物は気流の流れおよび回転板9によって跳ね上げら
れて上昇し、回転刃4でカッティングされる。さらに、
粉砕物は粉砕部5とケーシング1の間隙を通って高速で
回転する小部屋状空室6に導かれる。空室6内では、図
3に示すように、各室内にジェット渦流Sが形成されて
いる。
【0012】上記粉砕物は、個々の空室6の中に形成さ
れるジェット渦流Sによってぶつかり合い、互いに衝撃
を受けて粉砕される。この粉砕処理において、粉砕物同
士がぶつかり合う間に、帯磁層51の磁気フェライトは
基材層52からほぐれ出るようにして剥離する。このよ
うな現象はこの種の物体の処理においていまだかつて例
がない(この本発明固有の粉砕処理を以下剥離粉砕とい
う)。
れるジェット渦流Sによってぶつかり合い、互いに衝撃
を受けて粉砕される。この粉砕処理において、粉砕物同
士がぶつかり合う間に、帯磁層51の磁気フェライトは
基材層52からほぐれ出るようにして剥離する。このよ
うな現象はこの種の物体の処理においていまだかつて例
がない(この本発明固有の粉砕処理を以下剥離粉砕とい
う)。
【0013】剥離粉砕の結果、帯磁層51からの磁気フ
ェライトは、50メッシュの顆粒状の粉砕品(以下、顆
粒体という)(バリウムフェライトの場合、比重4.
5)になり、基材層52は、直径1〜3mm球状の不定
形の粉砕品(以下、不定形体という)(例えば、ポリエ
チレンテレフタレートの場合比重1.4)に粉砕され
る。このように単一の粉砕処理により、単一の投入物で
ある多機能性カードが、各原料物質に対応する顆粒体
[図4の(I)参照]と不定形体[図4の(II)参
照]との混合微粉砕物となる。この混合微粉砕物中の顆
粒体と不定形体とは、大きさと比重とをはっきりと異に
しており、後の分離工程で極めて容易かつ効率的に分離
できる。
ェライトは、50メッシュの顆粒状の粉砕品(以下、顆
粒体という)(バリウムフェライトの場合、比重4.
5)になり、基材層52は、直径1〜3mm球状の不定
形の粉砕品(以下、不定形体という)(例えば、ポリエ
チレンテレフタレートの場合比重1.4)に粉砕され
る。このように単一の粉砕処理により、単一の投入物で
ある多機能性カードが、各原料物質に対応する顆粒体
[図4の(I)参照]と不定形体[図4の(II)参
照]との混合微粉砕物となる。この混合微粉砕物中の顆
粒体と不定形体とは、大きさと比重とをはっきりと異に
しており、後の分離工程で極めて容易かつ効率的に分離
できる。
【0014】このような剥離粉砕を受けつつ物体は上方
へ移動され、数段(図1では3段)の部屋段を上ったの
ち排出部8から排出される。小部屋状空室6を構成する
隔壁10に取付けた調節板7はケーシング1に対して遠
近を若干移動できるようになっているから、これを運転
前に調整セットして、ケーシング1との間隙を所定の範
囲内で設定することができる。
へ移動され、数段(図1では3段)の部屋段を上ったの
ち排出部8から排出される。小部屋状空室6を構成する
隔壁10に取付けた調節板7はケーシング1に対して遠
近を若干移動できるようになっているから、これを運転
前に調整セットして、ケーシング1との間隙を所定の範
囲内で設定することができる。
【0015】この粉砕機は、ターボミル型粉砕機に類似
しているが、異なる点を述べれば、回転軸3が縦方向に
配置されていること、ガス流を別動力のファンを用いて
発生させていること等である。このように、回転軸3を
縦方向に設置し、粉体流が下から上へ流れるようにした
ことにより、粉砕部5の周囲の偏流は少なくなり、気流
粉砕に供されるエネルギーの比率が大幅に大きくなり、
粉砕効率が向上する。
しているが、異なる点を述べれば、回転軸3が縦方向に
配置されていること、ガス流を別動力のファンを用いて
発生させていること等である。このように、回転軸3を
縦方向に設置し、粉体流が下から上へ流れるようにした
ことにより、粉砕部5の周囲の偏流は少なくなり、気流
粉砕に供されるエネルギーの比率が大幅に大きくなり、
粉砕効率が向上する。
【0016】また、回転軸3にファンを取付けず、別に
設けたファンによってガス流量を制御する形式にしてい
るので、粉砕処理の最適条件を容易に得られ、エネルギ
ー消費量を減少させることができた。このため、粉砕機
内での温度上昇が著しく小さくなるとともに、消費電力
も小さくて済む。
設けたファンによってガス流量を制御する形式にしてい
るので、粉砕処理の最適条件を容易に得られ、エネルギ
ー消費量を減少させることができた。このため、粉砕機
内での温度上昇が著しく小さくなるとともに、消費電力
も小さくて済む。
【0017】粉砕機の排出部8には、性能を異にするサ
イクロン等の分級器を複数段直列に設置することができ
る。これらの分級器の後段では、さらに、バグフィルタ
ーなどを用いて微細粒子を補集し、次いで、気体を大気
に放出するか、あるいはリサイクルするように粉砕シス
テムを構成することができる。
イクロン等の分級器を複数段直列に設置することができ
る。これらの分級器の後段では、さらに、バグフィルタ
ーなどを用いて微細粒子を補集し、次いで、気体を大気
に放出するか、あるいはリサイクルするように粉砕シス
テムを構成することができる。
【0018】このようなシステムを用いて、手前の分級
器で粗粒品を採取し、後の分級器で微粉品を補集するよ
うに稼働すれば、投入原料種(投入される多機能性カー
ドの種類),投入速度,気体送風量,粉砕機回転数,粉
砕部5とケーシング1との間隙距離等の諸条件変化の中
で、最適の条件を個々に選ぶことができる。
器で粗粒品を採取し、後の分級器で微粉品を補集するよ
うに稼働すれば、投入原料種(投入される多機能性カー
ドの種類),投入速度,気体送風量,粉砕機回転数,粉
砕部5とケーシング1との間隙距離等の諸条件変化の中
で、最適の条件を個々に選ぶことができる。
【0019】次いで、図5に、上記粉砕機を利用して構
築される多機能性カード処理システムの一例について概
要を示す。
築される多機能性カード処理システムの一例について概
要を示す。
【0020】上記処理システムにおいて処理する多機能
性カードは、まず、原料投入ホッパー11に投入され、
計量器12で計量されながら、一定の割合で振動フイー
ダー13によって粗粉砕機14に投入される。ここで、
多機能性カードは、本発明で採用する粉砕機15に投入
しやすい形状、即ち、長径5cm以下、好ましくは長径
2−3cm位に粗粉砕される。
性カードは、まず、原料投入ホッパー11に投入され、
計量器12で計量されながら、一定の割合で振動フイー
ダー13によって粗粉砕機14に投入される。ここで、
多機能性カードは、本発明で採用する粉砕機15に投入
しやすい形状、即ち、長径5cm以下、好ましくは長径
2−3cm位に粗粉砕される。
【0021】粗砕物は、一時貯蔵タンク16、スクリュ
ーフイーダー17を経て、粉砕機15に投入される。
ーフイーダー17を経て、粉砕機15に投入される。
【0022】粉砕機15の中で、粗砕物は前記したメカ
ニズムによって剥離粉砕されるとともに、顆粒体と不定
形体とから成る混合微粉砕物となる。
ニズムによって剥離粉砕されるとともに、顆粒体と不定
形体とから成る混合微粉砕物となる。
【0023】このようにして得られた微粉砕物は、ブロ
ア装置19、コントローラ20を経てサイクロン21に
送られる。このサイクロン21からは、ロータリーバル
ブ22を経て、スクリューコンベア23からコントロー
ラ24あるいは25を経由して、フルイ分別機26ある
いは分別機27に投入される。
ア装置19、コントローラ20を経てサイクロン21に
送られる。このサイクロン21からは、ロータリーバル
ブ22を経て、スクリューコンベア23からコントロー
ラ24あるいは25を経由して、フルイ分別機26ある
いは分別機27に投入される。
【0024】これら、フルイ分別機26と分別機27と
は、原料多機能性カードの種類によって使い分けられた
り、あるいは一方が他方の予備装置としての役割を担
う。
は、原料多機能性カードの種類によって使い分けられた
り、あるいは一方が他方の予備装置としての役割を担
う。
【0025】フルイ分別機26は、被分別品に回転力を
与え、生じる回転運動の相違により、顆粒体と不定形体
とを分離する。一方、分別機27は、例えば、被分別品
に上下方向の力を与え、生じる上下動の相違により分別
するようにしたタイプのものを使用することができる。
与え、生じる回転運動の相違により、顆粒体と不定形体
とを分離する。一方、分別機27は、例えば、被分別品
に上下方向の力を与え、生じる上下動の相違により分別
するようにしたタイプのものを使用することができる。
【0026】フルイ分別機26は、覆い28から点線の
ライン29を介して小型サイクロン30に接続され、こ
の小型サイクロン30からエア抜きされる。なお、ライ
ン31,32,33とライン34とは、フィーダ35を
経由して粉砕機15に至るフィードバック経路であり、
再度の粉砕が必要な物体がこの経路を通して、粉砕機1
5に再供給される。
ライン29を介して小型サイクロン30に接続され、こ
の小型サイクロン30からエア抜きされる。なお、ライ
ン31,32,33とライン34とは、フィーダ35を
経由して粉砕機15に至るフィードバック経路であり、
再度の粉砕が必要な物体がこの経路を通して、粉砕機1
5に再供給される。
【0027】上記分別機26,27のうち稼働している
方を適宜操作することにより、顆粒体と不定形体とのい
ずれか一方が排出される。排出された方が搬送路36を
通じて、製品タンク37,38側に送られる。すなわ
ち、顆粒体が排出されると、これは、コントローラ39
を経て製品タンク37に蓄積される。また、不定形体が
排出されると、コントローラ40を経て製品タンク38
に蓄積される。
方を適宜操作することにより、顆粒体と不定形体とのい
ずれか一方が排出される。排出された方が搬送路36を
通じて、製品タンク37,38側に送られる。すなわ
ち、顆粒体が排出されると、これは、コントローラ39
を経て製品タンク37に蓄積される。また、不定形体が
排出されると、コントローラ40を経て製品タンク38
に蓄積される。
【0028】このようにして、蓄積された製品は、フィ
ーダー41,42を経て図示しない後の袋詰め工程に搬
送される。
ーダー41,42を経て図示しない後の袋詰め工程に搬
送される。
【0029】
【実施例】以下の実施例においては、粉砕機15とし
て、アルテンブルガー社製ウルトラローター型粉砕機モ
デルIII A型(商品名)、フルイ分別機26としてロー
タリーシフター型(商品名)、分別機27としてローヘ
ッド型(商品名)を使用し、多機能性カード処理システ
ムを構成し、多機能性カードを以下のように粉砕した。
て、アルテンブルガー社製ウルトラローター型粉砕機モ
デルIII A型(商品名)、フルイ分別機26としてロー
タリーシフター型(商品名)、分別機27としてローヘ
ッド型(商品名)を使用し、多機能性カード処理システ
ムを構成し、多機能性カードを以下のように粉砕した。
【0030】この粉砕機15は、図1ないし3について
前述したと同様の構成を備え、各調節板7を半径方向に
移動させて粉砕部5とケーシング1との間隙を調整する
ことができる。
前述したと同様の構成を備え、各調節板7を半径方向に
移動させて粉砕部5とケーシング1との間隙を調整する
ことができる。
【0031】ここで、処理する多機能性カードの種類に
よって粉砕部5とケーシング1との間隙を2ー12mm
となるようにセットし、回転数を1,200ー2,30
0rpmの間で調節し、気体は常温空気として、ブロア
ーを使用して送風量4,000−20,000m3 /h
rの間で調節し、原料投入口2より、予め2cm以下の
大きさに粗粉砕した多機能性カードを300−1,00
0Kg/hrで投入した。
よって粉砕部5とケーシング1との間隙を2ー12mm
となるようにセットし、回転数を1,200ー2,30
0rpmの間で調節し、気体は常温空気として、ブロア
ーを使用して送風量4,000−20,000m3 /h
rの間で調節し、原料投入口2より、予め2cm以下の
大きさに粗粉砕した多機能性カードを300−1,00
0Kg/hrで投入した。
【0032】(実施例−1)図6に示した構造を持つテ
レフォンカードを粉砕処理した。粉砕部5とケーシング
1との間隙は5mmとなるようにセットし、回転数を
1,800rpmとし、気体は常温空気として、ブロア
ーを使用して送風量8,000m3 /hrの間で調節
し、原料投入口2より、予め0.5mm前後の大きさに
粗粉砕した多機能性カードを300−500Kg/hr
で投入した。投入後、3〜5秒後に排出部8から微粉砕
物を得ることができた。この微粉砕物は帯磁層51から
の50メッシュの顆粒体と、基材層52からの直径1〜
3mmの不定形体とに容易に分離された。
レフォンカードを粉砕処理した。粉砕部5とケーシング
1との間隙は5mmとなるようにセットし、回転数を
1,800rpmとし、気体は常温空気として、ブロア
ーを使用して送風量8,000m3 /hrの間で調節
し、原料投入口2より、予め0.5mm前後の大きさに
粗粉砕した多機能性カードを300−500Kg/hr
で投入した。投入後、3〜5秒後に排出部8から微粉砕
物を得ることができた。この微粉砕物は帯磁層51から
の50メッシュの顆粒体と、基材層52からの直径1〜
3mmの不定形体とに容易に分離された。
【0033】(実施例−2)図6に示した構造を持つJ
Rのオレンジカードを粉砕処理した。処理した。粉砕部
5とケーシング1との間隙は5mmとなるようにセット
し、回転数を1,800rpmとし、気体は常温空気と
して、ブロアーを使用して送風量8,000m3 /hr
の間で調節し、原料投入口2より、予め0.5mm前後
の大きさに粗粉砕した多機能性カードを300−500
Kg/hrで投入した。投入後、3〜5秒後に排出部8
から微粉砕物を得ることができた。この微粉砕物は帯磁
層51からの50メッシュの顆粒体と、基材層52から
の直径1〜3mmの不定形体とに容易に分離された。
Rのオレンジカードを粉砕処理した。処理した。粉砕部
5とケーシング1との間隙は5mmとなるようにセット
し、回転数を1,800rpmとし、気体は常温空気と
して、ブロアーを使用して送風量8,000m3 /hr
の間で調節し、原料投入口2より、予め0.5mm前後
の大きさに粗粉砕した多機能性カードを300−500
Kg/hrで投入した。投入後、3〜5秒後に排出部8
から微粉砕物を得ることができた。この微粉砕物は帯磁
層51からの50メッシュの顆粒体と、基材層52から
の直径1〜3mmの不定形体とに容易に分離された。
【0034】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、当業者にとって自明な変更・修飾・付加はすべて
本発明の技術的思想の範囲に含まれる。例えば、本発明
の処理対象となる多機能性カードは図6に示したものに
限らず、同様の帯磁層および基材層を有する多機能性カ
ードは全て本発明によって剥離粉砕処理することができ
る。また、上記回転刃4と同一形状、同一材料の回転フ
ィンガーを粉砕部5の上部において回転軸3に設けるこ
ともできる。なお、これら回転刃4と回転フィンガーと
はこのように併用することもできるが、勿論いずれか一
方としても良い。また、これらの回転刃4等の刃数は5
〜20枚、好ましくは5〜10枚の範囲で適宜設定でき
る。回転フィンガーを回転軸3に設けた場合、これは粉
砕部の上部において、再粉砕品を下方に落とし、再度の
粉砕にかける機能を発揮する。
なく、当業者にとって自明な変更・修飾・付加はすべて
本発明の技術的思想の範囲に含まれる。例えば、本発明
の処理対象となる多機能性カードは図6に示したものに
限らず、同様の帯磁層および基材層を有する多機能性カ
ードは全て本発明によって剥離粉砕処理することができ
る。また、上記回転刃4と同一形状、同一材料の回転フ
ィンガーを粉砕部5の上部において回転軸3に設けるこ
ともできる。なお、これら回転刃4と回転フィンガーと
はこのように併用することもできるが、勿論いずれか一
方としても良い。また、これらの回転刃4等の刃数は5
〜20枚、好ましくは5〜10枚の範囲で適宜設定でき
る。回転フィンガーを回転軸3に設けた場合、これは粉
砕部の上部において、再粉砕品を下方に落とし、再度の
粉砕にかける機能を発揮する。
【0035】
【発明の効果】以上の記述から明かなように、本発明に
よれば、単一の粉砕処理装置により、多機能性カードが
剥離粉砕され、帯磁層からの磁気フェライトの顆粒体と
基材からの不定形体との混合微粉砕物となる。この混合
微粉砕物中の顆粒体と不定形体とは、大きさと比重をは
っきりと異にしており、後の分離工程で極めて容易かつ
効率的に分離できる。したがって、多機能性カードの基
材層から帯磁層を効率良く剥離しつつ、リサイクル用に
好適な物性を備えた素材を低コストで再生することがで
きる。
よれば、単一の粉砕処理装置により、多機能性カードが
剥離粉砕され、帯磁層からの磁気フェライトの顆粒体と
基材からの不定形体との混合微粉砕物となる。この混合
微粉砕物中の顆粒体と不定形体とは、大きさと比重をは
っきりと異にしており、後の分離工程で極めて容易かつ
効率的に分離できる。したがって、多機能性カードの基
材層から帯磁層を効率良く剥離しつつ、リサイクル用に
好適な物性を備えた素材を低コストで再生することがで
きる。
【図1】本発明にかかる多機能性カードの処理方法で採
用される粉砕機を概念的に示す斜視図である。
用される粉砕機を概念的に示す斜視図である。
【図2】本発明にかかる多機能性カードの処理方法で採
用される粉砕機を概念的に示す平面図である。
用される粉砕機を概念的に示す平面図である。
【図3】本発明にかかる多機能性カードの処理方法で採
用される粉砕機の剥離粉砕の様子を概念的に示す平面図
である。
用される粉砕機の剥離粉砕の様子を概念的に示す平面図
である。
【図4】本発明によって得られる顆粒体[図中(I)]
および不定形体[図中(II)]を説明する拡大図であ
る。
および不定形体[図中(II)]を説明する拡大図であ
る。
【図5】図1ないし図3の粉砕機を利用して構築される
多機能性カード処理システムを示す模式図である。
多機能性カード処理システムを示す模式図である。
【図6】本発明によって処理される多機能性カードの断
面図である。
面図である。
1 ケーシング 2 入口部 3 回転軸 4 回転刃 5 粉砕部 6 空室 7 調節板 8 排出部 9 回転板 11 原料投入ホッパー 14 粗粉砕機 15 粉砕機 21 サイクロン 26 フルイ分別機 27 分別機 37,38 製品タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気フェライトをバインダーを用いて圧
着した帯磁層と基材層とを含む多機能性カードを被粉砕
物とし、該多機能性カードを粗粉砕したのち、粗砕物を
ジェット渦流中に投入し、粗砕物同士を衝突させながら
粉砕することにより、粗砕物を微粉砕するとともに、基
材の微粉砕物から帯磁層からの磁気フェライトの微粉砕
物を剥離させ、かつ各微粉砕物を互いに異なる形状に粉
砕することを特徴とする多機能性カードの処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3991292A JPH05242474A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 多機能性カードの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3991292A JPH05242474A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 多機能性カードの処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05242474A true JPH05242474A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12566161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3991292A Pending JPH05242474A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 多機能性カードの処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05242474A (ja) |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP3991292A patent/JPH05242474A/ja active Pending
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