JPH05242829A - 陰極線管 - Google Patents
陰極線管Info
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- JPH05242829A JPH05242829A JP4179592A JP4179592A JPH05242829A JP H05242829 A JPH05242829 A JP H05242829A JP 4179592 A JP4179592 A JP 4179592A JP 4179592 A JP4179592 A JP 4179592A JP H05242829 A JPH05242829 A JP H05242829A
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- funnel
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 フェース部2 および漏斗状のファンネル3 か
らなる外囲器4 を有し、そのファンネルの内面にファン
ネルの側面に設けられた陽極端子10に接続されて導電膜
23が塗布形成され、この導電膜に外囲器内に配設された
管内部材14,15,16が圧接する陰極線管において、その導
電膜の少なくとも管内部材の圧接する部分25C,25G,25S
を黒鉛と非磁性酸化鉄と珪酸塩を主成分とする導電被膜
で形成した。 【効果】 陰極線管の外部から加える磁気の影響による
耐電圧特性の劣化を防止することができる。
らなる外囲器4 を有し、そのファンネルの内面にファン
ネルの側面に設けられた陽極端子10に接続されて導電膜
23が塗布形成され、この導電膜に外囲器内に配設された
管内部材14,15,16が圧接する陰極線管において、その導
電膜の少なくとも管内部材の圧接する部分25C,25G,25S
を黒鉛と非磁性酸化鉄と珪酸塩を主成分とする導電被膜
で形成した。 【効果】 陰極線管の外部から加える磁気の影響による
耐電圧特性の劣化を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー受像管などの
陰極線管に係り、特にそのファンネルの内面に塗布形成
される導電膜の脱落による耐電圧特性の劣化を防止した
陰極線管に関する。
陰極線管に係り、特にそのファンネルの内面に塗布形成
される導電膜の脱落による耐電圧特性の劣化を防止した
陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に陰極線管は、フェース部の内面に
形成された蛍光体スクリーンを電子銃から放出される電
子ビームにより走査することにより、画像を表示する構
造に形成されている。
形成された蛍光体スクリーンを電子銃から放出される電
子ビームにより走査することにより、画像を表示する構
造に形成されている。
【0003】その一例として、図3にカラー受像管を示
す。このカラー受像管は、周辺部にスカート部1 が設け
られたパネル2 (フェース部)とそのスカート部1 に一
体に接合された漏斗状のファンネル3 からなる外囲器4
を有する。そのフェース部2の内面に3色蛍光体層から
なる蛍光体スクリーン5 が形成され、この蛍光体スクリ
ーン5 に対向して、その内側に多数の電子ビーム通過孔
の形成されたシャドウマスク6 が、上記パネル2 のスカ
ート部1 の内面に設けられたスタッドピン7 とシャドウ
マスク6 に取付けられたフレームホルダー8 とからなる
マスク支持手段により装着されている。一方、ファンネ
ル3 の径大部9 には陽極端子10が設けられ、その径大部
9 の内面からネック11の隣接部内面にかけて、内部導電
膜12が塗布形成されている。またネック11内には複数の
電極からなる電子銃13が配設され、この電子銃13の蛍光
体スクリーン5 側の電極に、径大部9 内面の内部導電膜
12に圧接するゲッター14が取付けられている。
す。このカラー受像管は、周辺部にスカート部1 が設け
られたパネル2 (フェース部)とそのスカート部1 に一
体に接合された漏斗状のファンネル3 からなる外囲器4
を有する。そのフェース部2の内面に3色蛍光体層から
なる蛍光体スクリーン5 が形成され、この蛍光体スクリ
ーン5 に対向して、その内側に多数の電子ビーム通過孔
の形成されたシャドウマスク6 が、上記パネル2 のスカ
ート部1 の内面に設けられたスタッドピン7 とシャドウ
マスク6 に取付けられたフレームホルダー8 とからなる
マスク支持手段により装着されている。一方、ファンネ
ル3 の径大部9 には陽極端子10が設けられ、その径大部
9 の内面からネック11の隣接部内面にかけて、内部導電
膜12が塗布形成されている。またネック11内には複数の
電極からなる電子銃13が配設され、この電子銃13の蛍光
体スクリーン5 側の電極に、径大部9 内面の内部導電膜
12に圧接するゲッター14が取付けられている。
【0004】このような構造のカラー受像管では、ファ
ンネル3 の径大部7 に設けられた陽極端子8 に印加され
る陽極高電圧をシャドウマスク6 およびこのシャドウマ
スク6 を介して蛍光体スクリーン5 に印加するため、上
記シャドウマスク6 にファンネル3 の径大部7 内面に塗
布形成された内部導電膜12に圧接する弾性体からなるP
Fコネクター15が、また電子銃13の蛍光体スクリーン5
側の電極には、電子銃13の蛍光体スクリーン5 側を支持
し、かつその蛍光体スクリーン5 側の最終加速電極に陽
極高電圧を印加するため、ネック11内面に塗布形成され
た内部導電膜12に圧接する弾性体からなるバルブスペー
サ16が取付けられている。
ンネル3 の径大部7 に設けられた陽極端子8 に印加され
る陽極高電圧をシャドウマスク6 およびこのシャドウマ
スク6 を介して蛍光体スクリーン5 に印加するため、上
記シャドウマスク6 にファンネル3 の径大部7 内面に塗
布形成された内部導電膜12に圧接する弾性体からなるP
Fコネクター15が、また電子銃13の蛍光体スクリーン5
側の電極には、電子銃13の蛍光体スクリーン5 側を支持
し、かつその蛍光体スクリーン5 側の最終加速電極に陽
極高電圧を印加するため、ネック11内面に塗布形成され
た内部導電膜12に圧接する弾性体からなるバルブスペー
サ16が取付けられている。
【0005】ところで、上記のように内部導電膜12にゲ
ッター14、PFコネクター15、バルブスペーサ16などの
管内部材が圧接していると、カラー受像管の輸送時など
に外部衝撃や振動が加わった場合に、その圧接部の内部
導電膜12が擦られて脱落するという問題がある。
ッター14、PFコネクター15、バルブスペーサ16などの
管内部材が圧接していると、カラー受像管の輸送時など
に外部衝撃や振動が加わった場合に、その圧接部の内部
導電膜12が擦られて脱落するという問題がある。
【0006】すなわち、従来の内部導電膜12は、黒鉛を
導電材とし、これに比抵抗調整材として磁性酸化鉄や酸
化チタン、結合材として珪酸ナトリウムや珪酸カリウム
などのアルカリ珪酸塩(水ガラス)を加えた混合液を塗
布して形成したものであるため、その被着強度はあまり
高くなく、そのためにカラー受像管に外部衝撃や振動が
加わると、圧接するゲッター14、PFコネクター15、バ
ルブスペーサ16などの管内部材により擦られ、その圧接
部の内部導電膜12が脱落する。そしてその脱落粒子がカ
ラー受像管の動作時の放電の原因となり、カラー受像管
の特性を劣化する。
導電材とし、これに比抵抗調整材として磁性酸化鉄や酸
化チタン、結合材として珪酸ナトリウムや珪酸カリウム
などのアルカリ珪酸塩(水ガラス)を加えた混合液を塗
布して形成したものであるため、その被着強度はあまり
高くなく、そのためにカラー受像管に外部衝撃や振動が
加わると、圧接するゲッター14、PFコネクター15、バ
ルブスペーサ16などの管内部材により擦られ、その圧接
部の内部導電膜12が脱落する。そしてその脱落粒子がカ
ラー受像管の動作時の放電の原因となり、カラー受像管
の特性を劣化する。
【0007】この内部導電膜12の脱落を抑制するために
は、結合材としてのアルカリ珪酸塩の添加量を増して被
着強度を高くすればよいが、アルカリ珪酸塩の添加量を
増すと、それにともなってガス放出量が大きくなり、管
内真空度を低下させ、カラー受像管の特性劣化をもたら
す。つまり、アルカリ珪酸塩の添加量の増量には限度が
あり、この方法で内部導電膜12の脱落を回避することは
困難である。
は、結合材としてのアルカリ珪酸塩の添加量を増して被
着強度を高くすればよいが、アルカリ珪酸塩の添加量を
増すと、それにともなってガス放出量が大きくなり、管
内真空度を低下させ、カラー受像管の特性劣化をもたら
す。つまり、アルカリ珪酸塩の添加量の増量には限度が
あり、この方法で内部導電膜12の脱落を回避することは
困難である。
【0008】また、近年カラー受像管は、高輝度化のた
めに、これに印加する陽極高電圧はより高くなる傾向に
ある。またフォーカス特性を向上させるため、一部電極
を磁性材料で形成した電子銃を使用するカラー受像管が
開発されている。このようなカラー受像管において、上
記比抵抗調整材として磁性酸化鉄を含む混合液を塗布し
て内部導電膜12を形成すると、その脱落粒子中に磁性酸
化鉄が含まれ、カラー受像管の外部から加える磁界の影
響、たとえばカラー受像管の調整時の脱磁、カラー受像
管の動作時に偏向ヨークの発生する磁界やピュリティ・
コンバーゼンスマグネットの調整操作時の磁界の変化な
どにより管内を移動し、放電の原因となる。さらに磁性
材料で電極を形成した電子銃を使用するカラー受像管で
は、磁性酸化鉄を含む脱落粒子がその磁性電極に集り、
放電などの耐電圧特性の劣化が、通常のカラー受像管以
上に発生しやすくなるという問題がある。
めに、これに印加する陽極高電圧はより高くなる傾向に
ある。またフォーカス特性を向上させるため、一部電極
を磁性材料で形成した電子銃を使用するカラー受像管が
開発されている。このようなカラー受像管において、上
記比抵抗調整材として磁性酸化鉄を含む混合液を塗布し
て内部導電膜12を形成すると、その脱落粒子中に磁性酸
化鉄が含まれ、カラー受像管の外部から加える磁界の影
響、たとえばカラー受像管の調整時の脱磁、カラー受像
管の動作時に偏向ヨークの発生する磁界やピュリティ・
コンバーゼンスマグネットの調整操作時の磁界の変化な
どにより管内を移動し、放電の原因となる。さらに磁性
材料で電極を形成した電子銃を使用するカラー受像管で
は、磁性酸化鉄を含む脱落粒子がその磁性電極に集り、
放電などの耐電圧特性の劣化が、通常のカラー受像管以
上に発生しやすくなるという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カラー
受像管は、ファンネルの内面に内部導電膜が塗布形成さ
れ、この内部導電膜に電子銃の蛍光体スクリーン側の電
極に取付けられたゲッター、シャドウマスクに取付けら
れたPFコネクタおよび電子銃の蛍光体スクリーン側の
電極に取付けられたバルブスペーサなどの管内部材が圧
接している。しかし、このようにゲッター、PFコネク
タ、バルブスペーサなどの管内部材が圧接すると、従来
の内部導電膜は、黒鉛を導電材とし、これに比抵抗調整
材として磁性酸化鉄や酸化チタン、結合材としてアルカ
リ珪酸塩を加えた混合液を塗布して形成したものである
ため、その被着強度はあまり高くなく、カラー受像管に
加わる外部衝撃や振動により、圧接するゲッター、PF
コネクター、バルブスペーサなどの管内部材により擦ら
れ、その圧接部の内部導電膜が脱落する。
受像管は、ファンネルの内面に内部導電膜が塗布形成さ
れ、この内部導電膜に電子銃の蛍光体スクリーン側の電
極に取付けられたゲッター、シャドウマスクに取付けら
れたPFコネクタおよび電子銃の蛍光体スクリーン側の
電極に取付けられたバルブスペーサなどの管内部材が圧
接している。しかし、このようにゲッター、PFコネク
タ、バルブスペーサなどの管内部材が圧接すると、従来
の内部導電膜は、黒鉛を導電材とし、これに比抵抗調整
材として磁性酸化鉄や酸化チタン、結合材としてアルカ
リ珪酸塩を加えた混合液を塗布して形成したものである
ため、その被着強度はあまり高くなく、カラー受像管に
加わる外部衝撃や振動により、圧接するゲッター、PF
コネクター、バルブスペーサなどの管内部材により擦ら
れ、その圧接部の内部導電膜が脱落する。
【0010】特に近年カラー受像管は、高輝度化のため
に、これに印加する陽極高電圧がより高くなっている。
またフォーカス特性を向上させるため、一部電極を磁性
材料で形成した電子銃を使用するカラー受像管が開発さ
れており、このようなカラー受像管に比抵抗調整材とし
て磁性酸化鉄を含む混合液を塗布して内部導電膜を形成
すると、脱落粒子中に磁性酸化鉄が含まれ、この磁性酸
化鉄を含む脱落粒子がカラー受像管の外部から加える磁
界の影響により管内を移動し、放電の原因となる。さら
に磁性材料で電極を形成した電子銃を使用するカラー受
像管では、磁性酸化鉄を含む脱落粒子がその磁性材料か
らなる電極に集り、放電などの耐電圧特性の劣化が、通
常のカラー受像管以上に発生しやすくなるという問題が
ある。
に、これに印加する陽極高電圧がより高くなっている。
またフォーカス特性を向上させるため、一部電極を磁性
材料で形成した電子銃を使用するカラー受像管が開発さ
れており、このようなカラー受像管に比抵抗調整材とし
て磁性酸化鉄を含む混合液を塗布して内部導電膜を形成
すると、脱落粒子中に磁性酸化鉄が含まれ、この磁性酸
化鉄を含む脱落粒子がカラー受像管の外部から加える磁
界の影響により管内を移動し、放電の原因となる。さら
に磁性材料で電極を形成した電子銃を使用するカラー受
像管では、磁性酸化鉄を含む脱落粒子がその磁性材料か
らなる電極に集り、放電などの耐電圧特性の劣化が、通
常のカラー受像管以上に発生しやすくなるという問題が
ある。
【0011】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、ファンネルの内面に塗布形成される内部導
電膜がこれに圧接する管内部材により擦られて脱落して
も、陰極線管の外部から加える磁界の影響により、耐電
圧特性の劣化を助長しないようにすることを目的とす
る。
ものであり、ファンネルの内面に塗布形成される内部導
電膜がこれに圧接する管内部材により擦られて脱落して
も、陰極線管の外部から加える磁界の影響により、耐電
圧特性の劣化を助長しないようにすることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】フェース部および漏斗状
のファンネルからなる外囲器を有し、そのファンネルの
内面にファンネルの側面に設けられた陽極端子に接続さ
れて導電膜が塗布形成され、この導電膜に外囲器内に配
設された管内部材が圧接する陰極線管において、その導
電膜の少なくとも管内部材の圧接する部分を黒鉛と非磁
性酸化鉄と珪酸塩とを主成分とする導電膜で形成した。
のファンネルからなる外囲器を有し、そのファンネルの
内面にファンネルの側面に設けられた陽極端子に接続さ
れて導電膜が塗布形成され、この導電膜に外囲器内に配
設された管内部材が圧接する陰極線管において、その導
電膜の少なくとも管内部材の圧接する部分を黒鉛と非磁
性酸化鉄と珪酸塩とを主成分とする導電膜で形成した。
【0013】
【作用】上記のように、ファンネルの内面に塗布形成さ
れる導電膜の少なくとも管内部材の圧接する部分を、黒
鉛と非磁性酸化鉄と珪酸塩とを主成分とする導電膜で形
成すると、たとえば外部振動や衝撃などにより、管内部
材との圧接部が擦られて脱落しても、脱落粒子は非磁性
であるため、外部から陰極線管に加える磁界の影響をな
くすことができ、従来導電膜からの脱落粒子が磁性材料
を含むために発生した耐電圧特性の劣化を防止すること
ができる。
れる導電膜の少なくとも管内部材の圧接する部分を、黒
鉛と非磁性酸化鉄と珪酸塩とを主成分とする導電膜で形
成すると、たとえば外部振動や衝撃などにより、管内部
材との圧接部が擦られて脱落しても、脱落粒子は非磁性
であるため、外部から陰極線管に加える磁界の影響をな
くすことができ、従来導電膜からの脱落粒子が磁性材料
を含むために発生した耐電圧特性の劣化を防止すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0015】図1にその一実施例であるカラー受像管を
示す。このカラー受像管は、周辺部にスカート部1 が設
けられたパネル2 とこのスカート部1 に一体に接合され
た漏斗状のファンネル3 とからなる外囲器4 を有する。
そのパネル2 の内面に、青、緑、赤に発光する3色蛍光
体層からなる蛍光体スクリーン5 が形成され、この蛍光
体スクリーン5 に対向して、その内側にシャドウマスク
6 が配置されている。このシャドウマスク6 は、多数の
電子ビーム通過孔の形成されたマスク本体20とこのマス
ク本体20の周辺部に取付けられたマスクフレーム21とか
らなり、上記パネル2 のスカート部1 の内面に設けられ
たスタッドピン7 と、マスクフレーム21の側面に取付け
られて上記スタッドピン7 に係止するフレームホルダー
8 とからなるマスク支持手段によりパネル2 の内側に装
着されている。
示す。このカラー受像管は、周辺部にスカート部1 が設
けられたパネル2 とこのスカート部1 に一体に接合され
た漏斗状のファンネル3 とからなる外囲器4 を有する。
そのパネル2 の内面に、青、緑、赤に発光する3色蛍光
体層からなる蛍光体スクリーン5 が形成され、この蛍光
体スクリーン5 に対向して、その内側にシャドウマスク
6 が配置されている。このシャドウマスク6 は、多数の
電子ビーム通過孔の形成されたマスク本体20とこのマス
ク本体20の周辺部に取付けられたマスクフレーム21とか
らなり、上記パネル2 のスカート部1 の内面に設けられ
たスタッドピン7 と、マスクフレーム21の側面に取付け
られて上記スタッドピン7 に係止するフレームホルダー
8 とからなるマスク支持手段によりパネル2 の内側に装
着されている。
【0016】一方、ファンネル3 のネック11内には、複
数の電極からなる電子銃13が配設されている。またファ
ンネル3 の径大部9 には陽極端子10が設けられ、この径
大部9 の内面からネック11の隣接部内面にかけて、上記
陽極端子10に接続された内部導電膜23が塗布形成されて
いる。
数の電極からなる電子銃13が配設されている。またファ
ンネル3 の径大部9 には陽極端子10が設けられ、この径
大部9 の内面からネック11の隣接部内面にかけて、上記
陽極端子10に接続された内部導電膜23が塗布形成されて
いる。
【0017】そして、マスクフレーム21には、上記陽極
端子10に印加される陽極高電圧をシャドウマスク6 およ
びこのシャドウマスク6 を介して蛍光体スクリーン5 に
印加するために、上記ファンネル3 の径大部9 内面の内
部導電膜23に圧接する弾性体からなるPFコネクター15
が、また電子銃13の蛍光体スクリーン5 側の電極には、
電子銃13の蛍光体スクリーン5 側を支持し、かつこの蛍
光体スクリーン5 側の最終加速電極に上記陽極端子10に
印加される陽極高電圧を供給するため、ネック11内面に
塗布形成された内部導電膜23に圧接する複数個の弾性体
からなるバルブスペーサ16が設けられている。さらにこ
の電子銃13の蛍光体スクリーン5 側の電極には、ファン
ネル3 の径大部9 内面の内部導電膜23に圧接するゲッタ
ー14が弾性支持体24を介して取付けられている。
端子10に印加される陽極高電圧をシャドウマスク6 およ
びこのシャドウマスク6 を介して蛍光体スクリーン5 に
印加するために、上記ファンネル3 の径大部9 内面の内
部導電膜23に圧接する弾性体からなるPFコネクター15
が、また電子銃13の蛍光体スクリーン5 側の電極には、
電子銃13の蛍光体スクリーン5 側を支持し、かつこの蛍
光体スクリーン5 側の最終加速電極に上記陽極端子10に
印加される陽極高電圧を供給するため、ネック11内面に
塗布形成された内部導電膜23に圧接する複数個の弾性体
からなるバルブスペーサ16が設けられている。さらにこ
の電子銃13の蛍光体スクリーン5 側の電極には、ファン
ネル3 の径大部9 内面の内部導電膜23に圧接するゲッタ
ー14が弾性支持体24を介して取付けられている。
【0018】ところで、このカラー受像管の内部導電膜
23は、図2に示すように、上記PFコネクター、バルブ
スペーサ、ゲッター14などの管部材が圧接する部分25C
,25S ,25G 以外の部分26は、従来の内部導電膜と同
様に黒鉛を導電材とし、これに比抵抗調整材として磁性
酸化鉄や酸化チタン、結合材として珪酸ナトリウムや珪
酸カリウムなどのアルカリ珪酸塩(水ガラス)を加えた
混合液を塗布して形成されているが、上記PFコネクタ
ー15、バルブスペーサ16、ゲッター14などの管部材が圧
接する部分25C ,25S ,25G は、黒鉛を導電材とし、こ
れに比抵抗調整材として非磁性のα−酸化第2鉄、結合
材として上記アルカリ珪酸塩を加えた混合液を塗布して
形成されている。
23は、図2に示すように、上記PFコネクター、バルブ
スペーサ、ゲッター14などの管部材が圧接する部分25C
,25S ,25G 以外の部分26は、従来の内部導電膜と同
様に黒鉛を導電材とし、これに比抵抗調整材として磁性
酸化鉄や酸化チタン、結合材として珪酸ナトリウムや珪
酸カリウムなどのアルカリ珪酸塩(水ガラス)を加えた
混合液を塗布して形成されているが、上記PFコネクタ
ー15、バルブスペーサ16、ゲッター14などの管部材が圧
接する部分25C ,25S ,25G は、黒鉛を導電材とし、こ
れに比抵抗調整材として非磁性のα−酸化第2鉄、結合
材として上記アルカリ珪酸塩を加えた混合液を塗布して
形成されている。
【0019】上記のようにファンネル3 の内面に塗布形
成される内部導電膜23について、少なくともPFコネク
ター15、バルブスペーサ16、ゲッター14などの管内部材
が圧接する部分を磁性材料を含まない導電膜とすると、
カラー受像管に加わる外部衝撃や振動により、PFコネ
クター15、バルブスペーサ16、ゲッター14などの管内部
材により擦られて脱落しても、その脱落粒子は、磁性材
料を含まないため、外部からカラー受像管に加える磁界
の影響、たとえばカラー受像管の調整時の脱磁、カラー
受像管の動作時に偏向ヨークの発生する磁界やピュリテ
ィ・コンバーゼンスマグネットの調整操作時の磁界の変
化などにより、管内を移動することはなく、また電子銃
の一部電極を磁性材料で形成したカラー受像管において
も、脱落粒子がその磁性材料からなる電極に集まること
がないので、放電などの耐電圧特性の劣化をきたさない
安定したカラー受像管とすることができる。
成される内部導電膜23について、少なくともPFコネク
ター15、バルブスペーサ16、ゲッター14などの管内部材
が圧接する部分を磁性材料を含まない導電膜とすると、
カラー受像管に加わる外部衝撃や振動により、PFコネ
クター15、バルブスペーサ16、ゲッター14などの管内部
材により擦られて脱落しても、その脱落粒子は、磁性材
料を含まないため、外部からカラー受像管に加える磁界
の影響、たとえばカラー受像管の調整時の脱磁、カラー
受像管の動作時に偏向ヨークの発生する磁界やピュリテ
ィ・コンバーゼンスマグネットの調整操作時の磁界の変
化などにより、管内を移動することはなく、また電子銃
の一部電極を磁性材料で形成したカラー受像管において
も、脱落粒子がその磁性材料からなる電極に集まること
がないので、放電などの耐電圧特性の劣化をきたさない
安定したカラー受像管とすることができる。
【0020】なお、上記実施例では、PFコネクター、
バルブスペーサ、ゲッターなどの管内部材が圧接する部
分のみを、非磁性のα−酸化第2鉄を加えた混合液を塗
布して形成したが、ファンネルの内面に形成する内部導
電膜をすべて非磁性のα−酸化第2鉄を加えた混合液で
形成してもよい。
バルブスペーサ、ゲッターなどの管内部材が圧接する部
分のみを、非磁性のα−酸化第2鉄を加えた混合液を塗
布して形成したが、ファンネルの内面に形成する内部導
電膜をすべて非磁性のα−酸化第2鉄を加えた混合液で
形成してもよい。
【0021】なお、上記実施例は、カラー受像管につい
て説明したが、この発明は、カラー受像管以外の陰極線
管に適用しても、同様の効果が得られる。
て説明したが、この発明は、カラー受像管以外の陰極線
管に適用しても、同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】ファンネルの内面に塗布形成される導電
膜の少なくとも管内部材の圧接する部分を、黒鉛と非磁
性酸化鉄と珪酸塩とを主成分とする導電膜で構成する
と、たとえば外部衝撃や振動などにより、管内部材との
圧接部が擦られて脱落しても、脱落粒子は磁性材料を含
まないため、外部から陰極線管に加える磁気の影響をな
くすことができ、従来導電膜からの脱落粒子が磁性体で
あるために生じた耐電圧特性の劣化を防止することがで
き、耐電圧特性の安定した陰極線管とすることができ
る。
膜の少なくとも管内部材の圧接する部分を、黒鉛と非磁
性酸化鉄と珪酸塩とを主成分とする導電膜で構成する
と、たとえば外部衝撃や振動などにより、管内部材との
圧接部が擦られて脱落しても、脱落粒子は磁性材料を含
まないため、外部から陰極線管に加える磁気の影響をな
くすことができ、従来導電膜からの脱落粒子が磁性体で
あるために生じた耐電圧特性の劣化を防止することがで
き、耐電圧特性の安定した陰極線管とすることができ
る。
【図1】この発明の一実施例であるカラー受像管の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図2(a)はそのファンネルを示す平面図、図
2(b)は断面で示した正面図である。
2(b)は断面で示した正面図である。
【図3】従来のカラー受像管の構成を示す図である。
2 …パネル 3 …ファンネル 4 …外囲器 5 …蛍光体スクリーン 6 …シャドウマスク 7 …スタッドピン 8 …フレームホルダー 9 …径大部 10…陽極端子 11…ネック 13…電子銃 14…ゲッター 15…PFコネクター 16…バルブスペーサ 23…内部導電膜 25C …PFコネクターが圧接する部分の内部導電膜 25G …ゲッターが圧接する部分の内部導電膜 25S …バルブスペーサが圧接する部分の内部導電膜
Claims (1)
- 【請求項1】 フェース部および漏斗状のファンネルか
らなる外囲器を有し、上記ファンネルの内面にこのファ
ンネルの側面に設けられた陽極端子に接続されて導電膜
が塗布形成され、この導電膜に上記外囲器内に配設され
た管内部材が圧接する陰極線管において、 上記導電膜は少なくとも上記管内部材の圧接する部分が
黒鉛と非磁性酸化鉄と珪酸塩を主成分とする導電膜から
なることを特徴とする陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4179592A JPH05242829A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4179592A JPH05242829A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05242829A true JPH05242829A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12618273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4179592A Pending JPH05242829A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05242829A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970008296A (ko) * | 1995-07-28 | 1997-02-24 | 구자홍 | 음극선관 도전성 피막액 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4179592A patent/JPH05242829A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970008296A (ko) * | 1995-07-28 | 1997-02-24 | 구자홍 | 음극선관 도전성 피막액 |
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