JPH05242903A - 燃料電池積層体 - Google Patents
燃料電池積層体Info
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- JPH05242903A JPH05242903A JP4041215A JP4121592A JPH05242903A JP H05242903 A JPH05242903 A JP H05242903A JP 4041215 A JP4041215 A JP 4041215A JP 4121592 A JP4121592 A JP 4121592A JP H05242903 A JPH05242903 A JP H05242903A
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- cell stack
- unit cells
- unit
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却板の数に対する単位セルの積層数を増や
すことにより、燃料電池積層体一基当たりの出力を増大
可能で、電池特性及びコンパクト性に優れ、出力当たり
のコストを大幅に削減可能な、実用性の高い燃料電池積
層体を提供する。 【構成】 複数個の単位セル6の上下端部及び内部に冷
却板8を配置して、複数個のサブスタック19からなる
単位セル積層体を構成する。単位セル積層体の上下端部
に配置された冷却板8と、集電板9、絶縁版10、及び
締付板11を含む構造材との間に、複数個の単位セル6
をセパレータ7を介して積層し、追加電池部20を形成
する。あるいは、単位セル積層体の上下端部のサブスタ
ック19aの単位セル6の積層数を、その他の中央部の
サブスタック19bの積層数よりも多くする。
すことにより、燃料電池積層体一基当たりの出力を増大
可能で、電池特性及びコンパクト性に優れ、出力当たり
のコストを大幅に削減可能な、実用性の高い燃料電池積
層体を提供する。 【構成】 複数個の単位セル6の上下端部及び内部に冷
却板8を配置して、複数個のサブスタック19からなる
単位セル積層体を構成する。単位セル積層体の上下端部
に配置された冷却板8と、集電板9、絶縁版10、及び
締付板11を含む構造材との間に、複数個の単位セル6
をセパレータ7を介して積層し、追加電池部20を形成
する。あるいは、単位セル積層体の上下端部のサブスタ
ック19aの単位セル6の積層数を、その他の中央部の
サブスタック19bの積層数よりも多くする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池積層体に係
り、特に、積層構造を改良することにより、燃料電池積
層体一基当たりの出力を増大するための技術に関する。
り、特に、積層構造を改良することにより、燃料電池積
層体一基当たりの出力を増大するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料の有している化学的エネルギ
ーを直接電気的エネルギーに変換する装置として、燃料
電池が知られている。この燃料電池は、通常、電解質を
保持したマトリックスを挟んで一対の多孔質電極を配置
すると共に、一方の電極の背面に水素などの燃料ガスを
接触させ、且つ、他方の電極の背面に酸素などの酸化剤
ガスを接触させ、このとき起こる電気化学的反応を利用
して電極間から電気エネルギーを出力する単位セルを、
セパレータを介して複数個積層して構成されるものであ
る。
ーを直接電気的エネルギーに変換する装置として、燃料
電池が知られている。この燃料電池は、通常、電解質を
保持したマトリックスを挟んで一対の多孔質電極を配置
すると共に、一方の電極の背面に水素などの燃料ガスを
接触させ、且つ、他方の電極の背面に酸素などの酸化剤
ガスを接触させ、このとき起こる電気化学的反応を利用
して電極間から電気エネルギーを出力する単位セルを、
セパレータを介して複数個積層して構成されるものであ
る。
【0003】このような構成を有する燃料電池は、一対
の電極の背面に、燃料ガスと酸化剤ガスが供給されてい
る限り、高い変換効率で電気エネルギーを取り出すこと
ができ、小容量でも発電効率が高いという特徴を有して
おり、近年は、特に、小容量のオンサイト型燃料電池発
電プラントへの需要が急速に高まっている。また、電池
製造技術の進歩により、単位セルサイズが拡大可能とな
っており、燃料電池積層体の積層数は減少傾向にある。
の電極の背面に、燃料ガスと酸化剤ガスが供給されてい
る限り、高い変換効率で電気エネルギーを取り出すこと
ができ、小容量でも発電効率が高いという特徴を有して
おり、近年は、特に、小容量のオンサイト型燃料電池発
電プラントへの需要が急速に高まっている。また、電池
製造技術の進歩により、単位セルサイズが拡大可能とな
っており、燃料電池積層体の積層数は減少傾向にある。
【0004】図7は、以上のような燃料電池を構成する
単位セルの一般的な構成を示す模式的斜視図である。す
なわち、図7に示すように、電解質を含浸したマトリッ
クス1を挟んで、アノード電極2とカソード電極3とが
配置されている。この場合、アノード電極2及びカソー
ド電極3は、共に多孔質体によって形成され、そのマト
リックス1に接する面である前面には、共に触媒が塗布
されている。また、アノード電極2及びカソード電極3
の、マトリックス1の反対側に位置する背面には、燃料
ガス流通路4及び酸化剤ガス流通路5が、互いに直交す
る方向に形成されている。そして、以上のようなマトリ
ックス1、アノード電極2、及びカソード電極3によ
り、単位セル6が形成されている。なお、一般に、リン
酸型燃料電池においては、燃料ガスは水素であり、酸化
剤ガスは空気中の酸素である。
単位セルの一般的な構成を示す模式的斜視図である。す
なわち、図7に示すように、電解質を含浸したマトリッ
クス1を挟んで、アノード電極2とカソード電極3とが
配置されている。この場合、アノード電極2及びカソー
ド電極3は、共に多孔質体によって形成され、そのマト
リックス1に接する面である前面には、共に触媒が塗布
されている。また、アノード電極2及びカソード電極3
の、マトリックス1の反対側に位置する背面には、燃料
ガス流通路4及び酸化剤ガス流通路5が、互いに直交す
る方向に形成されている。そして、以上のようなマトリ
ックス1、アノード電極2、及びカソード電極3によ
り、単位セル6が形成されている。なお、一般に、リン
酸型燃料電池においては、燃料ガスは水素であり、酸化
剤ガスは空気中の酸素である。
【0005】また、一般に、1枚の単位セルより得られ
る電圧は1V以下と低いため、図8に示すように、多数
枚の単位セル6を、耐熱性及び耐リン酸性のセパレータ
プレート7を介して積層し、単位セル積層体を形成する
ことにより、高電圧を得るように構成している。この場
合、一基の燃料電池を構成する単位セル6の積層枚数
は、例えば、400〜500枚である。
る電圧は1V以下と低いため、図8に示すように、多数
枚の単位セル6を、耐熱性及び耐リン酸性のセパレータ
プレート7を介して積層し、単位セル積層体を形成する
ことにより、高電圧を得るように構成している。この場
合、一基の燃料電池を構成する単位セル6の積層枚数
は、例えば、400〜500枚である。
【0006】ところで、前記のような、燃料電池の電気
化学反応は、発熱反応であるため、多数枚の単位セル6
を積層した場合、全体の発熱量は著しいものとなる。そ
のため、単位セル6を積層する場合には、一般的に、図
8に示すように、一定枚数の単位セル毎に冷却板8を挿
入し、電気化学反応によって生じる熱を外部に取り出す
ように構成して、温度上昇を防止している。
化学反応は、発熱反応であるため、多数枚の単位セル6
を積層した場合、全体の発熱量は著しいものとなる。そ
のため、単位セル6を積層する場合には、一般的に、図
8に示すように、一定枚数の単位セル毎に冷却板8を挿
入し、電気化学反応によって生じる熱を外部に取り出す
ように構成して、温度上昇を防止している。
【0007】また、前述のような単位セル積層体には、
さらに、図9に示すように、その上下端部に、集電板
9、絶縁板10、締付板11、及び端子12が取り付け
られ、適当な締付け圧によって上下方向から締付けられ
るように構成される。そして、この単位セル積層体の側
面には、電気絶縁性ガスケット13を介して、燃料ガス
及び酸化剤ガスを供給及び排出するための2組の一対の
マニホールド14〜17が、それぞれ対向して配置さ
れ、適当な圧力で締付け固定されることにより、燃料電
池積層体が構成されている。各マニホールド14〜17
には、燃料ガス及び酸化剤ガスを供給及び排出するため
の配管18が接続されている。さらに、このような構成
を有する燃料電池積層体は、図示していない圧力容器内
に収納され、窒素などの絶縁性シールガスを充填される
ことにより、燃料電池として完成される。
さらに、図9に示すように、その上下端部に、集電板
9、絶縁板10、締付板11、及び端子12が取り付け
られ、適当な締付け圧によって上下方向から締付けられ
るように構成される。そして、この単位セル積層体の側
面には、電気絶縁性ガスケット13を介して、燃料ガス
及び酸化剤ガスを供給及び排出するための2組の一対の
マニホールド14〜17が、それぞれ対向して配置さ
れ、適当な圧力で締付け固定されることにより、燃料電
池積層体が構成されている。各マニホールド14〜17
には、燃料ガス及び酸化剤ガスを供給及び排出するため
の配管18が接続されている。さらに、このような構成
を有する燃料電池積層体は、図示していない圧力容器内
に収納され、窒素などの絶縁性シールガスを充填される
ことにより、燃料電池として完成される。
【0008】図10は、図9に示すような燃料電池積層
体における従来の積層構造の一例を示す模式的側面図で
ある。すなわち、多数枚の積層単位セル6の上下端部に
冷却板8が配置されると共に、その内部に冷却板8が挿
入されることにより、隣接する2枚の冷却板8の間に、
複数枚の積層単位セル6が挟まれている。このような冷
却板8の間の積層単位セル6は、通常、サブスタック1
9と称されるが、この例では、いずれのサブスタック1
9も、共に6枚の単位セル6で構成されている。そし
て、このようなサブスタック19と冷却板8とを積層し
てなる単位セル積層体の上下端部の冷却板8には、それ
ぞれ、集電板9、絶縁板10、及び締付板11が順次取
り付けられている。
体における従来の積層構造の一例を示す模式的側面図で
ある。すなわち、多数枚の積層単位セル6の上下端部に
冷却板8が配置されると共に、その内部に冷却板8が挿
入されることにより、隣接する2枚の冷却板8の間に、
複数枚の積層単位セル6が挟まれている。このような冷
却板8の間の積層単位セル6は、通常、サブスタック1
9と称されるが、この例では、いずれのサブスタック1
9も、共に6枚の単位セル6で構成されている。そし
て、このようなサブスタック19と冷却板8とを積層し
てなる単位セル積層体の上下端部の冷却板8には、それ
ぞれ、集電板9、絶縁板10、及び締付板11が順次取
り付けられている。
【0009】ところで、以上のような構成を有する燃料
電池積層体において、その運転温度範囲は極めて限られ
ている。すなわち、代表的なリン酸型燃料電池におい
て、セル電圧は、運転温度上昇により約1mV/cell・
℃上昇することが、文献値及び実験結果から知られてお
り、そのため、リン酸型燃料電池は、約190℃以上で
運転されるのが一般的である。一方、リン酸型燃料電池
において、運転温度が約230℃以上になると、白金触
媒の劣化、リン酸電解質のロス、及び使用材料の劣化が
促進され、電池特性低下、寿命短縮が進行するという欠
点を生じる。このため、リン酸型燃料電池の運転温度範
囲は、約190〜220℃程度に設定されることが一般
的である。
電池積層体において、その運転温度範囲は極めて限られ
ている。すなわち、代表的なリン酸型燃料電池におい
て、セル電圧は、運転温度上昇により約1mV/cell・
℃上昇することが、文献値及び実験結果から知られてお
り、そのため、リン酸型燃料電池は、約190℃以上で
運転されるのが一般的である。一方、リン酸型燃料電池
において、運転温度が約230℃以上になると、白金触
媒の劣化、リン酸電解質のロス、及び使用材料の劣化が
促進され、電池特性低下、寿命短縮が進行するという欠
点を生じる。このため、リン酸型燃料電池の運転温度範
囲は、約190〜220℃程度に設定されることが一般
的である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
燃料電池積層体においては、前述のように、その運転温
度範囲が極めて限られているために、サブスタックを構
成する単位セルの積層枚数は、冷却板の冷却能力の制約
を受けて一定枚数に制限されてしまい、その結果とし
て、燃料電池積層体一基当たりの出力を増大できず、電
池特性、コンパクト性、及びコスト性を向上できないと
いう欠点を有している。この点について以下に説明す
る。
燃料電池積層体においては、前述のように、その運転温
度範囲が極めて限られているために、サブスタックを構
成する単位セルの積層枚数は、冷却板の冷却能力の制約
を受けて一定枚数に制限されてしまい、その結果とし
て、燃料電池積層体一基当たりの出力を増大できず、電
池特性、コンパクト性、及びコスト性を向上できないと
いう欠点を有している。この点について以下に説明す
る。
【0011】まず、図9及び図10に示すような燃料電
池積層体において、単位セルの総数が同一で出力が同一
の場合には、サブスタックを構成する単位セルの積層枚
数が多い程、燃料電池積層体の冷却板の数を減少させ、
電池特性及びコンパクト性を向上し、コストを削減する
ことができる。すなわち、冷却板は、電気抵抗要因とな
る上に、厚さが厚く、値段も高価であるため、冷却板の
数が少ない程、電池特性・コンパクト性・コスト性に関
して有利となる。
池積層体において、単位セルの総数が同一で出力が同一
の場合には、サブスタックを構成する単位セルの積層枚
数が多い程、燃料電池積層体の冷却板の数を減少させ、
電池特性及びコンパクト性を向上し、コストを削減する
ことができる。すなわち、冷却板は、電気抵抗要因とな
る上に、厚さが厚く、値段も高価であるため、冷却板の
数が少ない程、電池特性・コンパクト性・コスト性に関
して有利となる。
【0012】しかしながら、冷却板の冷却能力には制約
があるため、サブスタックを構成する単位セルの積層枚
数を増やし過ぎると、電池温度が前記の適切な運転温度
範囲を越えて上昇してしまう可能性があり、前記のよう
な各種の問題を生じる可能性がある。そのため、前述の
通り、サブスタックを構成する単位セルの積層枚数は、
冷却板の冷却能力の制約を受けて、一定枚数に制限され
ている。従って、一基の燃料電池積層体において、冷却
板の数に対する単位セルの積層数は、自ずと制限される
ことになる。この場合、図10に示した燃料電池積層体
の従来例においては、サブスタックを構成する積層枚数
は、6枚とされている。そして、このように、冷却板の
数に対する単位セルの積層数が制限される結果、従来の
燃料電池積層体は、前述のように、燃料電池積層体一基
当たりの出力を増大できず、電池特性、コンパクト性、
及びコスト性を向上できないという欠点を有している。
があるため、サブスタックを構成する単位セルの積層枚
数を増やし過ぎると、電池温度が前記の適切な運転温度
範囲を越えて上昇してしまう可能性があり、前記のよう
な各種の問題を生じる可能性がある。そのため、前述の
通り、サブスタックを構成する単位セルの積層枚数は、
冷却板の冷却能力の制約を受けて、一定枚数に制限され
ている。従って、一基の燃料電池積層体において、冷却
板の数に対する単位セルの積層数は、自ずと制限される
ことになる。この場合、図10に示した燃料電池積層体
の従来例においては、サブスタックを構成する積層枚数
は、6枚とされている。そして、このように、冷却板の
数に対する単位セルの積層数が制限される結果、従来の
燃料電池積層体は、前述のように、燃料電池積層体一基
当たりの出力を増大できず、電池特性、コンパクト性、
及びコスト性を向上できないという欠点を有している。
【0013】特に、現在、燃料電池のコストダウンの必
要性は高く、同一積層数の燃料電池積層体の出力を1.
5倍に増加するために、技術的に高度で困難な多くの課
題の解決方法が検討されている。仮に、これらの課題が
全て解決され、触媒などの材料、製造プロセスのコスト
が全く増加しなかったと仮定した場合、そのコストダウ
ン効果は約33%である。
要性は高く、同一積層数の燃料電池積層体の出力を1.
5倍に増加するために、技術的に高度で困難な多くの課
題の解決方法が検討されている。仮に、これらの課題が
全て解決され、触媒などの材料、製造プロセスのコスト
が全く増加しなかったと仮定した場合、そのコストダウ
ン効果は約33%である。
【0014】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、冷
却板の数に対する単位セルの積層数を増やすことによ
り、燃料電池積層体一基当たりの出力を増大可能で、電
池特性及びコンパクト性に優れ、出力当たりのコストを
大幅に削減可能な、実用性の高い燃料電池積層体を提供
することである。
解決するために提案されたものであり、その目的は、冷
却板の数に対する単位セルの積層数を増やすことによ
り、燃料電池積層体一基当たりの出力を増大可能で、電
池特性及びコンパクト性に優れ、出力当たりのコストを
大幅に削減可能な、実用性の高い燃料電池積層体を提供
することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料電池積層体
は、従来の燃料電池積層体における上下端部のサブスタ
ックの温度が、中央部に配置されたサブスタックの温度
に比べて低くなっている点に着目して提案されたもので
ある。
は、従来の燃料電池積層体における上下端部のサブスタ
ックの温度が、中央部に配置されたサブスタックの温度
に比べて低くなっている点に着目して提案されたもので
ある。
【0016】すなわち、図11は、図10に示した従来
の燃料電池積層体をリン酸型燃料電池に適用した場合に
おける各単位セルの温度分布図であり、各単位セルの燃
料ガス流通路4に、図示していない熱電対を挿入して温
度を測定した結果を示している。この図11に示すよう
に、上下端部に配置されたサブスタックの温度は、約1
90〜210℃であるのに対し、中央部に配置されたそ
の他のサブスタックの温度は、約200〜220℃であ
る。従って、上下端部のサブスタックの温度は、中央部
に配置されたサブスタックの温度に比べ、約10℃低く
なっている。この現象は、集電板9、絶縁板10、及び
締付板11などからなる構造材に、上下端部のサブスタ
ックの熱が吸収されることによって生じる現象であり、
従来の燃料電池積層体に共通して見られるものである。
なお、前記の温度差の値は、構造材の仕様による熱伝達
率の差や、運転条件の設計仕様に基づく絶縁性シールガ
スの温度の差などの影響を受けるため、燃料電池積層体
の設計仕様や電池プラント仕様が変わると異なる値とな
るが、いずれにせよ、上下端部のサブスタックの温度
が、中央部に配置されたサブスタックの温度に比べて低
くなる現象が生じるものである。
の燃料電池積層体をリン酸型燃料電池に適用した場合に
おける各単位セルの温度分布図であり、各単位セルの燃
料ガス流通路4に、図示していない熱電対を挿入して温
度を測定した結果を示している。この図11に示すよう
に、上下端部に配置されたサブスタックの温度は、約1
90〜210℃であるのに対し、中央部に配置されたそ
の他のサブスタックの温度は、約200〜220℃であ
る。従って、上下端部のサブスタックの温度は、中央部
に配置されたサブスタックの温度に比べ、約10℃低く
なっている。この現象は、集電板9、絶縁板10、及び
締付板11などからなる構造材に、上下端部のサブスタ
ックの熱が吸収されることによって生じる現象であり、
従来の燃料電池積層体に共通して見られるものである。
なお、前記の温度差の値は、構造材の仕様による熱伝達
率の差や、運転条件の設計仕様に基づく絶縁性シールガ
スの温度の差などの影響を受けるため、燃料電池積層体
の設計仕様や電池プラント仕様が変わると異なる値とな
るが、いずれにせよ、上下端部のサブスタックの温度
が、中央部に配置されたサブスタックの温度に比べて低
くなる現象が生じるものである。
【0017】そして、以上のような現象を前提として、
まず、請求項1に記載の燃料電池積層体は、単位セル積
層体の上下端部に配置された冷却板と前記構造材との間
に、複数個の単位セルをセパレータを介して積層し、追
加電池部を形成したことを特徴としている。次に、請求
項2に記載の燃料電池積層体は、単位セル積層体の上下
端部に配置されたサブスタックの単位セルの積層数を、
その他の中央部のサブスタックの単位セルの積層数より
も多くしたことを特徴としている。
まず、請求項1に記載の燃料電池積層体は、単位セル積
層体の上下端部に配置された冷却板と前記構造材との間
に、複数個の単位セルをセパレータを介して積層し、追
加電池部を形成したことを特徴としている。次に、請求
項2に記載の燃料電池積層体は、単位セル積層体の上下
端部に配置されたサブスタックの単位セルの積層数を、
その他の中央部のサブスタックの単位セルの積層数より
も多くしたことを特徴としている。
【0018】
【作用】以上のような構成を有する本発明の燃料電池積
層体の作用は次の通りである。すなわち、請求項1の燃
料電池積層体においては、上下端部の冷却板と構造材と
の間に形成した追加電池部の電池温度が、冷却板に挟ま
れた各サブスタックの電池温度と同様の適切な温度レベ
ルとなるように、追加電池部を構成する単位セルの積層
数を調節可能である。従って、電池温度が適切な運転温
度範囲を越えて上昇することによる電池特性の低下及び
電池寿命の短縮などの問題を生じることなく、冷却板の
数に対する単位セルの積層数を増やすことができるた
め、燃料電池積層体一基当たりの電池出力を増加可能で
ある。
層体の作用は次の通りである。すなわち、請求項1の燃
料電池積層体においては、上下端部の冷却板と構造材と
の間に形成した追加電池部の電池温度が、冷却板に挟ま
れた各サブスタックの電池温度と同様の適切な温度レベ
ルとなるように、追加電池部を構成する単位セルの積層
数を調節可能である。従って、電池温度が適切な運転温
度範囲を越えて上昇することによる電池特性の低下及び
電池寿命の短縮などの問題を生じることなく、冷却板の
数に対する単位セルの積層数を増やすことができるた
め、燃料電池積層体一基当たりの電池出力を増加可能で
ある。
【0019】また、請求項2の燃料電池積層体において
は、上下端部のサブスタックの電池温度が、その他の中
央部のサブスタックの電池温度と同様の適切な温度レベ
ルとなるように、上下端部のサブスタックを構成する単
位セルの積層数を調節可能である。従って、請求項1の
燃料電池積層体と同様に、電池特性の低下及び電池寿命
の短縮などの問題を生じることなく、冷却板の数に対す
る単位セルの積層数を増やすことができるため、燃料電
池積層体一基当たりの電池出力を増加可能である。
は、上下端部のサブスタックの電池温度が、その他の中
央部のサブスタックの電池温度と同様の適切な温度レベ
ルとなるように、上下端部のサブスタックを構成する単
位セルの積層数を調節可能である。従って、請求項1の
燃料電池積層体と同様に、電池特性の低下及び電池寿命
の短縮などの問題を生じることなく、冷却板の数に対す
る単位セルの積層数を増やすことができるため、燃料電
池積層体一基当たりの電池出力を増加可能である。
【0020】
【実施例】以下には、本発明による燃料電池積層体をリ
ン酸型燃料電池に適用してなる幾つかの実施例を、図1
乃至図6を参照して説明する。この場合、図1は、請求
項1の発明に従う燃料電池積層体の一実施例(第1実施
例)における積層構造を示す模式的側面図、図2は、図
1の燃料電池積層体における各単位セルの温度分布図、
図3は、請求項1の発明に従う燃料電池積層体の異なる
実施例(第2実施例)における各単位セルの温度分布
図、図4は、請求項2の発明に従う燃料電池積層体の一
実施例(第3実施例)における積層構造を示す模式的側
面図、図5は、図4の燃料電池積層体における各単位セ
ルの温度分布図、図6は、請求項2の発明に従う燃料電
池積層体の異なる実施例(第4実施例)における各単位
セルの温度分布図である。なお、図7乃至図11に示し
た従来例と同一部分には同一の符号を付して説明は省略
する。
ン酸型燃料電池に適用してなる幾つかの実施例を、図1
乃至図6を参照して説明する。この場合、図1は、請求
項1の発明に従う燃料電池積層体の一実施例(第1実施
例)における積層構造を示す模式的側面図、図2は、図
1の燃料電池積層体における各単位セルの温度分布図、
図3は、請求項1の発明に従う燃料電池積層体の異なる
実施例(第2実施例)における各単位セルの温度分布
図、図4は、請求項2の発明に従う燃料電池積層体の一
実施例(第3実施例)における積層構造を示す模式的側
面図、図5は、図4の燃料電池積層体における各単位セ
ルの温度分布図、図6は、請求項2の発明に従う燃料電
池積層体の異なる実施例(第4実施例)における各単位
セルの温度分布図である。なお、図7乃至図11に示し
た従来例と同一部分には同一の符号を付して説明は省略
する。
【0021】(1) 請求項1の発明の実施例 図1は、請求項1の発明に従う第1実施例を示す図であ
る。この第1実施例においては、各サブスタック19を
それぞれ6枚の単位セル6で構成すると共に、単位セル
積層体の上下端部の冷却板8と集電板9の間に、それぞ
れ、2枚の単位セル6とセパレータプレート7を積層
し、追加電池部20を形成した。なお、このように構成
した場合、実際には、燃料電池積層体の高さが、上下端
部の追加電池部20を構成する単位セル6及びセパレー
タプレート7の分だけ、数ミリメートル高くなるが、こ
のような若干の高さの変更に対しては、構造材の寸法変
更の必要はない。
る。この第1実施例においては、各サブスタック19を
それぞれ6枚の単位セル6で構成すると共に、単位セル
積層体の上下端部の冷却板8と集電板9の間に、それぞ
れ、2枚の単位セル6とセパレータプレート7を積層
し、追加電池部20を形成した。なお、このように構成
した場合、実際には、燃料電池積層体の高さが、上下端
部の追加電池部20を構成する単位セル6及びセパレー
タプレート7の分だけ、数ミリメートル高くなるが、こ
のような若干の高さの変更に対しては、構造材の寸法変
更の必要はない。
【0022】以上のような構成を有する本実施例の燃料
電池積層体において、各単位セル6の燃料ガス流通路4
に、図示していない熱電対を挿入して温度を測定した結
果、図2に示すような結果が得られた。この図2におい
て、冷却板8に挟まれた各サブスタック19の電池温度
は、上下端部のサブスタック19も含めて、約200〜
220℃であり、上下端部に追加した追加電池部20の
電池温度も、同様に、約200〜220℃である。すな
わち、上下端部に追加した追加電池部20の片側には、
冷却板8が配置されていないが、この追加電池部20の
熱は、これに隣接する集電板9、絶縁板10、及び締付
板11などからなる構造材に吸収されるため、その結果
として、全体の電池温度が約200〜220℃の同レベ
ルとなる。この温度は、リン酸型燃料電池の適正な運転
温度範囲である約190〜220℃内である。
電池積層体において、各単位セル6の燃料ガス流通路4
に、図示していない熱電対を挿入して温度を測定した結
果、図2に示すような結果が得られた。この図2におい
て、冷却板8に挟まれた各サブスタック19の電池温度
は、上下端部のサブスタック19も含めて、約200〜
220℃であり、上下端部に追加した追加電池部20の
電池温度も、同様に、約200〜220℃である。すな
わち、上下端部に追加した追加電池部20の片側には、
冷却板8が配置されていないが、この追加電池部20の
熱は、これに隣接する集電板9、絶縁板10、及び締付
板11などからなる構造材に吸収されるため、その結果
として、全体の電池温度が約200〜220℃の同レベ
ルとなる。この温度は、リン酸型燃料電池の適正な運転
温度範囲である約190〜220℃内である。
【0023】従って、本実施例においては、冷却板の数
を増やすことなく、電池温度を適正な温度範囲内に保持
しながら、燃料電池積層体の単位セルの積層数を、上下
端部で合計4枚増加し、燃料電池積層体一基当たりの出
力を増大することが可能である。そしてまた、冷却板の
数を増やさない分だけ、電池特性及びコンパクト性に優
れており、出力当たりのコストを大幅に削減可能であ
る。以下には、単位セルの積層数の増加によるコストダ
ウン効果に関し、より具体的に、本実施例の燃料電池積
層体をオンサイト型に適用した場合について、50kW
オンサイト型燃料電池積層体と比較して説明する。
を増やすことなく、電池温度を適正な温度範囲内に保持
しながら、燃料電池積層体の単位セルの積層数を、上下
端部で合計4枚増加し、燃料電池積層体一基当たりの出
力を増大することが可能である。そしてまた、冷却板の
数を増やさない分だけ、電池特性及びコンパクト性に優
れており、出力当たりのコストを大幅に削減可能であ
る。以下には、単位セルの積層数の増加によるコストダ
ウン効果に関し、より具体的に、本実施例の燃料電池積
層体をオンサイト型に適用した場合について、50kW
オンサイト型燃料電池積層体と比較して説明する。
【0024】すなわち、一般に、50kWオンサイト型
燃料電池積層体は、図10の従来例と同様に、6枚の単
位セルからなるサブスタック19が6個積層され、全体
で36枚の単位セルが積層されている。これに対して、
本実施例のオンサイト型燃料電池積層体では、図1に示
すように、単位セル積層体の上下端部に、2枚の単位セ
ルがそれぞれ追加され、全体では、40枚の単位セルが
積層されることになる。
燃料電池積層体は、図10の従来例と同様に、6枚の単
位セルからなるサブスタック19が6個積層され、全体
で36枚の単位セルが積層されている。これに対して、
本実施例のオンサイト型燃料電池積層体では、図1に示
すように、単位セル積層体の上下端部に、2枚の単位セ
ルがそれぞれ追加され、全体では、40枚の単位セルが
積層されることになる。
【0025】ここで、50kWオンサイト型燃料電池積
層体のセル電圧を、A[V/cell]、電流を、B[A]
とすると、電池出力は、36AB[W]である。また、
本実施例のオンサイト型燃料電池積層体の電池出力は、
40AB[W]である。従って、50kWオンサイト型
と本実施例の電池出力の比は、 40AB/36AB=1.1111… となる。
層体のセル電圧を、A[V/cell]、電流を、B[A]
とすると、電池出力は、36AB[W]である。また、
本実施例のオンサイト型燃料電池積層体の電池出力は、
40AB[W]である。従って、50kWオンサイト型
と本実施例の電池出力の比は、 40AB/36AB=1.1111… となる。
【0026】そして、50kWオンサイト型のコストを
Cとすると、単位セル1枚のコストは、Cの0.05〜
0.1%であるから、本実施例のコストは、1.002
C〜1.004Cである。従って、本実施例の電池出力
当たりのコストは、 (1.002C〜1.004C)/1.111 =0.902C〜0.904C となる。すなわち、本実施例によれば、50kWオンサ
イト型に比べて9.6〜9.8%という大幅なコストダ
ウンを実現できる。
Cとすると、単位セル1枚のコストは、Cの0.05〜
0.1%であるから、本実施例のコストは、1.002
C〜1.004Cである。従って、本実施例の電池出力
当たりのコストは、 (1.002C〜1.004C)/1.111 =0.902C〜0.904C となる。すなわち、本実施例によれば、50kWオンサ
イト型に比べて9.6〜9.8%という大幅なコストダ
ウンを実現できる。
【0027】以上のように、本実施例は、構成が簡単で
あるにも拘らず、今後大きな需要が見込まれるオンサイ
ト型などの積層数の少ない燃料電池積層体において、大
幅なコストダウンが可能であるなど、極めて有効であ
り、また、小容量の燃料電池積層体を複数個接続して高
出力を得る設計の燃料電池発電設備にも有効である。
あるにも拘らず、今後大きな需要が見込まれるオンサイ
ト型などの積層数の少ない燃料電池積層体において、大
幅なコストダウンが可能であるなど、極めて有効であ
り、また、小容量の燃料電池積層体を複数個接続して高
出力を得る設計の燃料電池発電設備にも有効である。
【0028】次に、請求項1の発明に従う第2実施例に
ついて説明する。第2実施例においては、図示していな
いが、前記第1実施例と同様に、各サブスタック19を
それぞれ6枚の単位セル6で構成すると共に、単位セル
積層体の上下端部の冷却板8と集電板9の間に、それぞ
れ、3枚の単位セル6とセパレータプレート7を積層
し、追加電池部20を形成した。なお、本実施例におい
ても、前記第1実施例と同様に、実際には、燃料電池積
層体の高さが、上下端部の追加電池部20を構成する単
位セル6及びセパレータプレート7の分だけ、数ミリメ
ートル高くなるが、同様に、構造材の寸法変更の必要は
ない。
ついて説明する。第2実施例においては、図示していな
いが、前記第1実施例と同様に、各サブスタック19を
それぞれ6枚の単位セル6で構成すると共に、単位セル
積層体の上下端部の冷却板8と集電板9の間に、それぞ
れ、3枚の単位セル6とセパレータプレート7を積層
し、追加電池部20を形成した。なお、本実施例におい
ても、前記第1実施例と同様に、実際には、燃料電池積
層体の高さが、上下端部の追加電池部20を構成する単
位セル6及びセパレータプレート7の分だけ、数ミリメ
ートル高くなるが、同様に、構造材の寸法変更の必要は
ない。
【0029】以上のような構成を有する本実施例の燃料
電池積層体において、前記第1実施例と同様に、各単位
セル6の温度を測定した結果、図3に示すような結果が
得られた。すなわち、本実施例においても、冷却板8に
挟まれた全てのサブスタック19の電池温度のレベル
と、上下端部に追加した追加電池部20の電池温度のレ
ベルとを、約200〜220℃の同レベルとすることが
でき、この温度は、適正な運転温度範囲内である。
電池積層体において、前記第1実施例と同様に、各単位
セル6の温度を測定した結果、図3に示すような結果が
得られた。すなわち、本実施例においても、冷却板8に
挟まれた全てのサブスタック19の電池温度のレベル
と、上下端部に追加した追加電池部20の電池温度のレ
ベルとを、約200〜220℃の同レベルとすることが
でき、この温度は、適正な運転温度範囲内である。
【0030】従って、本実施例においては、冷却板の数
を増やすことなく、電池温度を適正な温度範囲内に保持
しながら、燃料電池積層体の単位セルの積層数を、上下
端部で合計6枚増加し、燃料電池積層体一基当たりの出
力を第1実施例よりもさらに増大することが可能であ
る。そしてまた、冷却板の数を増やさない分だけ、電池
特性及びコンパクト性に優れており、出力当たりのコス
トを大幅に削減可能である。
を増やすことなく、電池温度を適正な温度範囲内に保持
しながら、燃料電池積層体の単位セルの積層数を、上下
端部で合計6枚増加し、燃料電池積層体一基当たりの出
力を第1実施例よりもさらに増大することが可能であ
る。そしてまた、冷却板の数を増やさない分だけ、電池
特性及びコンパクト性に優れており、出力当たりのコス
トを大幅に削減可能である。
【0031】以下には、単位セルの積層数の増加による
コストダウン効果に関し、より具体的に、本実施例の燃
料電池積層体をオンサイト型に適用した場合について、
50kWオンサイト型燃料電池積層体と比較して説明す
る。すなわち、前記第1実施例と同じ要領で、50kW
オンサイト型燃料電池積層体のセル電圧を、A[V/ce
ll]、電流を、B[A]とすると、50kWオンサイト
型と本実施例の電池出力の比は、 42AB/36AB=1.1666… である。そして、50kWオンサイト型のコストをCと
すると、本実施例のコストは、1.003C〜1.00
6Cであるため、本実施例の電池出力当たりのコスト
は、 (1.003C〜1.006C)/1.167 =0.859C〜0.862C となる。従って、本実施例によれば、50kWオンサイ
ト型に比べて13.8〜14.1%の大幅なコストダウ
ンを実現できる。
コストダウン効果に関し、より具体的に、本実施例の燃
料電池積層体をオンサイト型に適用した場合について、
50kWオンサイト型燃料電池積層体と比較して説明す
る。すなわち、前記第1実施例と同じ要領で、50kW
オンサイト型燃料電池積層体のセル電圧を、A[V/ce
ll]、電流を、B[A]とすると、50kWオンサイト
型と本実施例の電池出力の比は、 42AB/36AB=1.1666… である。そして、50kWオンサイト型のコストをCと
すると、本実施例のコストは、1.003C〜1.00
6Cであるため、本実施例の電池出力当たりのコスト
は、 (1.003C〜1.006C)/1.167 =0.859C〜0.862C となる。従って、本実施例によれば、50kWオンサイ
ト型に比べて13.8〜14.1%の大幅なコストダウ
ンを実現できる。
【0032】以上のように、本実施例は、構成が簡単で
あるにも拘らず、今後大きな需要が見込まれるオンサイ
ト型などの積層数の少ない燃料電池積層体において、前
記第1実施例よりもさらに大幅なコストダウンが可能で
あるなど、極めて有効であり、また、小容量の燃料電池
積層体を複数個接続して高出力を得る設計の燃料電池発
電設備にも有効である。
あるにも拘らず、今後大きな需要が見込まれるオンサイ
ト型などの積層数の少ない燃料電池積層体において、前
記第1実施例よりもさらに大幅なコストダウンが可能で
あるなど、極めて有効であり、また、小容量の燃料電池
積層体を複数個接続して高出力を得る設計の燃料電池発
電設備にも有効である。
【0033】なお、以上のような第2実施例では、上下
端部の冷却板8と構造材との間の単位セル数が増加する
ため、熱抵抗が増加する。この場合、燃料電池昇温は、
冷却板内を流れる温水を熱媒体としているため、構造材
の昇温時間が長くなる。
端部の冷却板8と構造材との間の単位セル数が増加する
ため、熱抵抗が増加する。この場合、燃料電池昇温は、
冷却板内を流れる温水を熱媒体としているため、構造材
の昇温時間が長くなる。
【0034】(2) 請求項2の発明の実施例 図4は、請求項2の発明に従う第3実施例を示す図であ
る。この第3実施例においては、単位セル積層体の上下
端部のサブスタック19aをそれぞれ7枚の単位セル6
で構成し、その他の中央部のサブスタック19bをそれ
ぞれ6枚の単位セル6で構成した。具体的には、燃料電
池積層工程において、上下端部のサブスタック19aの
み、7枚の単位セルを積層することになる。この場合に
も、前記各実施例と同様に、実際には、燃料電池積層体
全体の高さが、上下端部のサブスタック19aに追加し
た単位セル6及びセパレータプレート7の分だけ、数ミ
リメートル高くなるが、前記各実施例と同様に、構造材
の寸法変更の必要はない。
る。この第3実施例においては、単位セル積層体の上下
端部のサブスタック19aをそれぞれ7枚の単位セル6
で構成し、その他の中央部のサブスタック19bをそれ
ぞれ6枚の単位セル6で構成した。具体的には、燃料電
池積層工程において、上下端部のサブスタック19aの
み、7枚の単位セルを積層することになる。この場合に
も、前記各実施例と同様に、実際には、燃料電池積層体
全体の高さが、上下端部のサブスタック19aに追加し
た単位セル6及びセパレータプレート7の分だけ、数ミ
リメートル高くなるが、前記各実施例と同様に、構造材
の寸法変更の必要はない。
【0035】以上のような構成を有する本実施例の燃料
電池積層体において、前記各実施例と同様に、各単位セ
ル6の温度を測定した結果、図5に示すような結果が得
られた。すなわち、本実施例においては、上下端部のサ
ブスタック19aの電池温度のレベルと、その他の中央
部のサブスタック19bの電池温度のレベルとを、約2
00〜220℃の同レベルとすることができ、この温度
は、適正な運転温度範囲内である。
電池積層体において、前記各実施例と同様に、各単位セ
ル6の温度を測定した結果、図5に示すような結果が得
られた。すなわち、本実施例においては、上下端部のサ
ブスタック19aの電池温度のレベルと、その他の中央
部のサブスタック19bの電池温度のレベルとを、約2
00〜220℃の同レベルとすることができ、この温度
は、適正な運転温度範囲内である。
【0036】従って、本実施例においては、冷却板の数
を増やすことなく、電池温度を適正な温度範囲内に保持
しながら、燃料電池積層体の単位セルの積層数を、上下
端部のサブスタックで合計2枚増加し、燃料電池積層体
一基当たりの出力を増大することが可能である。そして
また、冷却板の数を増やさない分だけ、電池特性及びコ
ンパクト性に優れており、出力当たりのコストを大幅に
削減可能である。
を増やすことなく、電池温度を適正な温度範囲内に保持
しながら、燃料電池積層体の単位セルの積層数を、上下
端部のサブスタックで合計2枚増加し、燃料電池積層体
一基当たりの出力を増大することが可能である。そして
また、冷却板の数を増やさない分だけ、電池特性及びコ
ンパクト性に優れており、出力当たりのコストを大幅に
削減可能である。
【0037】以下には、単位セルの積層数の増加による
コストダウン効果に関し、より具体的に、本実施例の燃
料電池積層体をオンサイト型に適用した場合について、
50kWオンサイト型燃料電池積層体と比較して説明す
る。すなわち、前記各実施例と同じ要領で、50kWオ
ンサイト型燃料電池積層体のセル電圧を、A[V/cel
l]、電流を、B[A]とすると、50kWオンサイト
型の電池出力は、前述の通り、36AB[W]であり、
本実施例の電池出力は、38AB[W]である。より厳
密には、上下端部のサブスタック20を構成する合計1
4枚の単位セルの温度が約10℃上昇するため、セル電
圧は、(A+0.01)[V/cell]となる。従って、
本実施例の電池出力は、厳密には、{24AB+14
(A+0.01)B}[W]である。この結果、50k
Wオンサイト型と本実施例の電池出力の比は、 {24AB+14(A+0.01)B}/36AB となる。この場合、セル電圧A=0.6[V/cell]と
すると、電池出力比は、1.062となる。そして、5
0kWオンサイト型のコストをCとすると、本実施例の
コストは、1.001C〜1.002Cであるため、本
実施例の電池出力当たりのコストは、 (1.001C〜1.002C)/1.062 =0.943C〜0.944C となる。従って、本実施例によれば、50kWオンサイ
ト型に比べて5.6〜5.7%の大幅なコストダウンを
実現できる。
コストダウン効果に関し、より具体的に、本実施例の燃
料電池積層体をオンサイト型に適用した場合について、
50kWオンサイト型燃料電池積層体と比較して説明す
る。すなわち、前記各実施例と同じ要領で、50kWオ
ンサイト型燃料電池積層体のセル電圧を、A[V/cel
l]、電流を、B[A]とすると、50kWオンサイト
型の電池出力は、前述の通り、36AB[W]であり、
本実施例の電池出力は、38AB[W]である。より厳
密には、上下端部のサブスタック20を構成する合計1
4枚の単位セルの温度が約10℃上昇するため、セル電
圧は、(A+0.01)[V/cell]となる。従って、
本実施例の電池出力は、厳密には、{24AB+14
(A+0.01)B}[W]である。この結果、50k
Wオンサイト型と本実施例の電池出力の比は、 {24AB+14(A+0.01)B}/36AB となる。この場合、セル電圧A=0.6[V/cell]と
すると、電池出力比は、1.062となる。そして、5
0kWオンサイト型のコストをCとすると、本実施例の
コストは、1.001C〜1.002Cであるため、本
実施例の電池出力当たりのコストは、 (1.001C〜1.002C)/1.062 =0.943C〜0.944C となる。従って、本実施例によれば、50kWオンサイ
ト型に比べて5.6〜5.7%の大幅なコストダウンを
実現できる。
【0038】以上のように、本実施例は、構成が簡単で
あるにも拘らず、今後大きな需要が見込まれるオンサイ
ト型などの積層数の少ない燃料電池積層体において、大
幅なコストダウンが可能であるなど、極めて有効であ
り、また、小容量の燃料電池積層体を複数個接続して高
出力を得る設計の燃料電池発電設備にも有効である。
あるにも拘らず、今後大きな需要が見込まれるオンサイ
ト型などの積層数の少ない燃料電池積層体において、大
幅なコストダウンが可能であるなど、極めて有効であ
り、また、小容量の燃料電池積層体を複数個接続して高
出力を得る設計の燃料電池発電設備にも有効である。
【0039】次に、請求項2の発明に従う第4実施例に
ついて説明する。第4実施例においては、図示していな
いが、単位セル積層体の上下端部のサブスタック19a
をそれぞれ8枚の単位セル6で構成し、その他の中央部
のサブスタック19bをそれぞれ6枚の単位セル6で構
成した。具体的には、燃料電池積層工程において、上下
端部のサブスタック19aのみ、8枚の単位セルを積層
することになる。この場合にも、前記各実施例と同様
に、実際には、燃料電池積層体全体の高さが、上下端部
のサブスタック19aに追加した単位セル6及びセパレ
ータプレート7の分だけ、数ミリメートル高くなるが、
前記各実施例と同様に、構造材の寸法変更の必要はな
い。
ついて説明する。第4実施例においては、図示していな
いが、単位セル積層体の上下端部のサブスタック19a
をそれぞれ8枚の単位セル6で構成し、その他の中央部
のサブスタック19bをそれぞれ6枚の単位セル6で構
成した。具体的には、燃料電池積層工程において、上下
端部のサブスタック19aのみ、8枚の単位セルを積層
することになる。この場合にも、前記各実施例と同様
に、実際には、燃料電池積層体全体の高さが、上下端部
のサブスタック19aに追加した単位セル6及びセパレ
ータプレート7の分だけ、数ミリメートル高くなるが、
前記各実施例と同様に、構造材の寸法変更の必要はな
い。
【0040】以上のような構成を有する本実施例の燃料
電池積層体において、前記各実施例と同様に、各単位セ
ル6の温度を測定した結果、図6に示すような結果が得
られた。すなわち、本実施例においては、中央部のサブ
スタック19bの電池温度のレベルは、前記第3実施例
と同様に、約200〜220℃のレベルである反面、上
下端部のサブスタック19aの電池温度のレベルは、前
記第3実施例よりも高くなり、最高温度が約225℃と
高くなった。この場合、リン酸型燃料電池の運転温度の
限界点である230℃に対するマージンは減少するが、
急激な負荷上昇などの電池温度が過渡的に上昇し易い運
転方法を避ければ、運転可能である。
電池積層体において、前記各実施例と同様に、各単位セ
ル6の温度を測定した結果、図6に示すような結果が得
られた。すなわち、本実施例においては、中央部のサブ
スタック19bの電池温度のレベルは、前記第3実施例
と同様に、約200〜220℃のレベルである反面、上
下端部のサブスタック19aの電池温度のレベルは、前
記第3実施例よりも高くなり、最高温度が約225℃と
高くなった。この場合、リン酸型燃料電池の運転温度の
限界点である230℃に対するマージンは減少するが、
急激な負荷上昇などの電池温度が過渡的に上昇し易い運
転方法を避ければ、運転可能である。
【0041】従って、本実施例においても、冷却板の数
を増やすことなく、電池温度を適正な温度範囲内に保持
しながら、燃料電池積層体の単位セルの積層数を、上下
端部のサブスタックで合計4枚増加し、燃料電池積層体
一基当たりの出力を第3実施例よりもさらに増大するこ
とが可能である。そしてまた、冷却板の数を増やさない
分だけ、電池特性及びコンパクト性に優れており、出力
当たりのコストを大幅に削減可能である。
を増やすことなく、電池温度を適正な温度範囲内に保持
しながら、燃料電池積層体の単位セルの積層数を、上下
端部のサブスタックで合計4枚増加し、燃料電池積層体
一基当たりの出力を第3実施例よりもさらに増大するこ
とが可能である。そしてまた、冷却板の数を増やさない
分だけ、電池特性及びコンパクト性に優れており、出力
当たりのコストを大幅に削減可能である。
【0042】以下には、単位セルの積層数の増加による
コストダウン効果に関し、より具体的に、本実施例の燃
料電池積層体をオンサイト型に適用した場合について、
50kWオンサイト型燃料電池積層体と比較して説明す
る。すなわち、前記各実施例と同じ要領で、50kWオ
ンサイト型と本実施例のコスト比を求めれば、本実施例
により、10〜11%の大幅なコストダウンを実現でき
ることが分かる。
コストダウン効果に関し、より具体的に、本実施例の燃
料電池積層体をオンサイト型に適用した場合について、
50kWオンサイト型燃料電池積層体と比較して説明す
る。すなわち、前記各実施例と同じ要領で、50kWオ
ンサイト型と本実施例のコスト比を求めれば、本実施例
により、10〜11%の大幅なコストダウンを実現でき
ることが分かる。
【0043】(3) 他の実施例 なお、本発明は、前記各実施例に限定されるものではな
く、オンサイト型以外の各種の燃料電池にも同様に適用
可能であり、例えば、単位セル積層体の上下端部におけ
る構造材との間に積層され、あるいは上下端部のサブス
タックに追加される単位セルの具体的な積層数は、燃料
電池の具体的な設計仕様に応じて適宜選択される。
く、オンサイト型以外の各種の燃料電池にも同様に適用
可能であり、例えば、単位セル積層体の上下端部におけ
る構造材との間に積層され、あるいは上下端部のサブス
タックに追加される単位セルの具体的な積層数は、燃料
電池の具体的な設計仕様に応じて適宜選択される。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、単位セル積層体の上下端部における構造材との間に
複数個の単位セルを積層するか、あるいは上下端部のサ
ブスタックの単位セルの積層数を他のサブスタックより
も多くすることにより、冷却板の数に対する単位セルの
積層数を増やすことができるため、従来技術に比べて、
燃料電池積層体一基当たりの出力を増大可能で、電池特
性及びコンパクト性に優れ、出力当たりのコストを大幅
に削減可能な、実用性の高い燃料電池積層体を提供する
ことができる。
は、単位セル積層体の上下端部における構造材との間に
複数個の単位セルを積層するか、あるいは上下端部のサ
ブスタックの単位セルの積層数を他のサブスタックより
も多くすることにより、冷却板の数に対する単位セルの
積層数を増やすことができるため、従来技術に比べて、
燃料電池積層体一基当たりの出力を増大可能で、電池特
性及びコンパクト性に優れ、出力当たりのコストを大幅
に削減可能な、実用性の高い燃料電池積層体を提供する
ことができる。
【図1】請求項1の発明に従う燃料電池積層体の一実施
例(第1実施例)における積層構造を示す模式的側面
図。
例(第1実施例)における積層構造を示す模式的側面
図。
【図2】図1の燃料電池積層体における各単位セルの温
度分布図。
度分布図。
【図3】請求項1の発明に従う燃料電池積層体の異なる
実施例(第2実施例)における各単位セルの温度分布
図。
実施例(第2実施例)における各単位セルの温度分布
図。
【図4】請求項2の発明に従う燃料電池積層体の一実施
例(第3実施例)における積層構造を示す模式的側面
図。
例(第3実施例)における積層構造を示す模式的側面
図。
【図5】図4の燃料電池積層体における各単位セルの温
度分布図。
度分布図。
【図6】請求項2の発明に従う燃料電池積層体の異なる
実施例(第4実施例)における各単位セルの温度分布
図。
実施例(第4実施例)における各単位セルの温度分布
図。
【図7】燃料電池を構成する単位セルの一般的な構成を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図8】図7に示す単位セルを複数個積層してなる単位
セル積層体の一般的な構成を示す分解斜視図。
セル積層体の一般的な構成を示す分解斜視図。
【図9】一般的な燃料電池積層体の構成を示す分解斜視
図。
図。
【図10】従来の燃料電池積層体における積層構造の一
例を示す模式的側面図。
例を示す模式的側面図。
【図11】図10の燃料電池積層体における各単位セル
の温度分布図。
の温度分布図。
1…マトリックス 2…アノード電極 3…カソード電極 4…燃料ガス流通路 5…酸化剤ガス流通路 6…単位セル 7…セパレータプレート 8…冷却板 9…集電板 10…絶縁板 11…締付板 12…端子 13…電気絶縁性ガスケット 14〜17…マニホールド 18…配管 19,19a,19b…サブスタック 20…追加電池部
Claims (2)
- 【請求項1】 マトリックスに電解質を含浸した電解質
層を挟んで一対の電極を配置してなり、一方の電極に燃
料ガスが流通し、他方の電極に酸化剤ガスが流通してい
る条件下で電気エネルギーを出力する単位セルを、セパ
レータを介して複数個積層すると共に、この複数個の積
層単位セルの上下端部に冷却板を配置し、且つ、その内
部に冷却板を挿入して、隣接する冷却板の間に複数個の
積層単位セルをサブスタックとして挟む形の単位セル積
層体を構成し、さらに、この単位セル積層体の上下端部
に、集電板、絶縁板、及び締付板を含む構造材を取り付
けて構成した燃料電池積層体において、 前記単位セル積層体の上下端部に配置された冷却板と前
記構造材との間に、複数個の単位セルをセパレータを介
して積層し、追加電池部を形成したことを特徴とする燃
料電池積層体。 - 【請求項2】 マトリックスに電解質を含浸した電解質
層を挟んで一対の電極を配置してなり、一方の電極に燃
料ガスが流通し、他方の電極に酸化剤ガスが流通してい
る条件下で電気エネルギーを出力する単位セルを、セパ
レータを介して複数個積層すると共に、この複数個の積
層単位セルの上下端部に冷却板を配置し、且つ、その内
部に冷却板を挿入して、隣接する冷却板の間に複数個の
積層単位セルをサブスタックとして挟む形の単位セル積
層体を構成し、さらに、この単位セル積層体の上下端部
に、集電板、絶縁板、及び締付板を含む構造材を取り付
けて構成した燃料電池積層体において、 前記単位セル積層体の上下端部に配置されたサブスタッ
クの単位セルの積層数を、その他の中央部のサブスタッ
クの単位セルの積層数よりも多くしたことを特徴とする
燃料電池積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4041215A JPH05242903A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 燃料電池積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4041215A JPH05242903A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 燃料電池積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05242903A true JPH05242903A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12602180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4041215A Pending JPH05242903A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 燃料電池積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05242903A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006019224A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Toyota Motor Corp | 燃料電池 |
| US9034533B2 (en) | 2009-04-16 | 2015-05-19 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Fuel cell stack and fuel cell system with plurality of generation modules |
| EP3561933A1 (en) * | 2018-04-26 | 2019-10-30 | Korea Institute of Energy Research | High-temperature polymer electrolyte membrane fuel cell stack for optimizing stack operation |
| KR20200085706A (ko) * | 2018-04-26 | 2020-07-15 | 한국에너지기술연구원 | 스택 운전 최적화를 위한 고온 고분자전해질막 연료전지 스택 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP4041215A patent/JPH05242903A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006019224A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Toyota Motor Corp | 燃料電池 |
| US9034533B2 (en) | 2009-04-16 | 2015-05-19 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Fuel cell stack and fuel cell system with plurality of generation modules |
| EP3561933A1 (en) * | 2018-04-26 | 2019-10-30 | Korea Institute of Energy Research | High-temperature polymer electrolyte membrane fuel cell stack for optimizing stack operation |
| CN110416574A (zh) * | 2018-04-26 | 2019-11-05 | 韩国能源技术研究院 | 用于优化电池堆运行的高温高分子电解质膜燃料电池堆 |
| KR20200085706A (ko) * | 2018-04-26 | 2020-07-15 | 한국에너지기술연구원 | 스택 운전 최적화를 위한 고온 고분자전해질막 연료전지 스택 |
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