JPH0524299Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524299Y2 JPH0524299Y2 JP1989027620U JP2762089U JPH0524299Y2 JP H0524299 Y2 JPH0524299 Y2 JP H0524299Y2 JP 1989027620 U JP1989027620 U JP 1989027620U JP 2762089 U JP2762089 U JP 2762089U JP H0524299 Y2 JPH0524299 Y2 JP H0524299Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- thawing
- water
- gas
- outer box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は、冷凍食品の解凍装置に関するもので
特に魚類を代表とする生鮮食料品の解凍に好適の
ものである。 (従来の技術) 従来より、冷凍食品を解凍する場合、最も一般
的な解凍方法として、ヒーターによるもの、マイ
クロ波によるもの、および水中浸漬によるものの
三つが採用されている。ヒーターによる方法で
は、ヒーターにより冷凍食品を外部から加熱して
解凍し、マイクロ波による方法では、マイクロ波
により冷凍食品を内部から加熱して解凍し、また
水中浸漬による方法では、冷凍食品を直接水中に
浸漬することにより解凍している。 (考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の解凍方法において、ヒータ
ーによる方法は、食品の中心温度5℃になるまで
に表面温度が高いので、解凍部分に品質劣化が認
められ、食品価値が低下するおそれがあつた。ま
た、マイクロ波による方法は、食品の表面よりも
先に高温になる中心部を直接目視できないので、
中心部の物性変化がわかり難く、また、水中浸漬
による方法は、食品にかたくずれを起すという欠
点があた。さらに、上記三つの方法のいずれにつ
いても、解凍後の食品衛生上の安全性に問題があ
つた。 本考案は、このような従来の問題点を解消する
ためになされたものであつて、食品の物性に影響
を及ぼすことなく解凍時間を短縮し、あわせて、
食品を殺菌する解凍装置を提供することを目的と
する。 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の解凍装置
は、底部に解凍用水を収容した外箱の内部に、す
の子状の底板を有し、冷凍食品を収容する食品ケ
ースが設けられ、外箱の底部に、解凍用水を食品
ケースの側壁から内に噴出する複数個の水中ポン
プと、解凍用水の温度を調節する水温調節器とが
設けられ、外箱の上面に、殺菌用混合ガスを食品
ケース内に吹き込むガス混合ボツクスが設けられ
ている構成としたものである。 (作用) 上記本考案の構成により冷凍食品を解凍するに
は、冷凍食品を食品ケース内に収容し、水温調節
器により解凍用水の温度を冷凍食品の物性に影響
を与えない程度の温度に調節し、水中ポンプによ
り解凍用水を食品ケースの側壁から食品ケース内
にシヤワー状に噴出して、冷凍食品を解凍する。
解凍後、ガス混合ボツクスから解凍された食品の
物性に適した殺菌用混合ガスを食品ケース内に吹
きこみ、食品を殺菌するのである。 このように、本考案の構成によれば、適温の解
凍用水により解凍するので、食品の物性に影響を
与えることなく短時間で解凍することができ、ま
た、解凍直後に殺菌するので、食品衛生上安全な
食品を提供することができる。 (実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
に基いて説明する。 第1図ないし第3図において、1は本実施例の
解凍装置であつて、外箱2に食品ケース3、複数
個(図中のものは3個)の水中ポンプ4、水温調
節器5およびガス混合ボツクス6が組み付けられ
てなるものである。 外箱2は、正面にドア7を有する密閉状容器
で、一方の側壁に、解凍用水を給排水するための
給水弁8を備えた給水管9を排水弁10を備えた
排水管11とが接続されている。ドア7は、外箱
2内の食品ケース3を開閉するためのもので、2
枚の観音開きの透明プラスチツク製ドアからなつ
ている。解凍用水12は、外箱2の底部に給水さ
れ、貯留される。この解凍用水12にごみが落下
しないように、外箱2と食品ケース3との間にこ
し網13が張られている。 食品ケース3は、解凍しようとする冷凍食品を
収容するための容器で、外箱2の内部に固設され
ており、正面は前記ドア7により開閉され、他の
三方の側面は側壁14により密閉され、上面は外
箱2の天板により密閉され、下面には、すの子状
の底板15が着脱可能に設けられている。底板1
5の上面には、下方の解凍用水12にごみが落下
しないように、こし網16が張られている。食品
ケース3の内部には、複数段(図中のものは2
段)のすの子状の棚板17が着脱可能に設けられ
ている。 水中ポンプ4は、解凍用水12を食品ケース3
の側壁14から食品ケース3内に噴出するための
ポンプで、食品ケース3の左右および後方の三方
において外箱2の底板上に配置され、解凍用水1
2中に浸漬されている。これらの水中ポンプ4に
対応して、側壁14の内面には、食品ケース3の
棚板17により仕切られた各段ごとに、ノズル1
8が複数個(図中のものは3個)ずつ設けられ、
それぞれが対応する水中ポンプ4の吐出管19に
接続されている。 水温調節器5は、解凍用水12の温度を冷凍食
品の種類に応じて適温に調節するためのもので、
ヒーター、クーラー、サームスタツトなどの機器
から構成されており、外箱2の底板上に固設さ
れ、解凍用水12中に浸漬されている。 ガス混合ボツクス6は、供給される複数種類の
殺菌ガスを混合して食品ケース3内に吹き込むた
めのもので、外箱2の上面に固設されている。 このボツクス6の下面には、すのこ子状の保護
板20を備えた殺菌ガス用ノズル21が設けられ
ており、、食品ケース3内に開口している。 次に、上記構成の解凍装置により、冷凍食品を
解凍、殺菌する方法について説明する。 殺菌ガスとして、オゾンガス、炭酸ガスおよび
窒素ガスを使用するものとし、ガス混合ボツクス
6にオゾンガス発生機22、炭酸ガスボンベ23
および窒素ガスボンベ24を接続しておく、両ボ
ンベ23,24には、それぞれストツプバルブ2
5,26が設けられている。まず、解凍用水12
の温度を水温調節器5により、解凍しようとする
冷凍食品の種類に応じた適温に調節し、ドア7か
ら冷凍食品を食品ケース3内に入れ、底板15お
よび棚板17の上に置く。 次に、解凍用水12を水中ポンプ4により、吐
出管19を経由してノズル18から食品ケース3
内にシヤワー状に噴出する。噴出された解凍用水
12は、冷凍食品を表面から解凍し、すの子状の
棚板17および底板15を通過して落下し、外箱
2の底部にもどつて循環する。解凍が終ると、水
中ポンプ4を停止して解凍用水12の循環を止
め、オゾンガス発生機22、炭酸ガスボンベ23
および窒素ガスボンベ24からガス混合ボツクス
6内にオゾンガス、炭酸ガスおよび窒素ガスを供
給する。供給されたこれらの3種類の殺菌ガス
は、ガス混合ボツクス6内で混合されてノズル2
1から食品ケース3内に吹き込まれ、解凍された
食品を表面から殺菌する。殺菌が終ると、ドア7
から食品を取り出し、次の冷凍食品の解凍、殺菌
を上記と同じ要領で行うのである。 なお、解凍用水12は、ときどき新しいものと
交換して、食品衛生上の安全性確保を図ることは
いうまでもない。また、冷凍食品の種類によつて
は、殺菌ガスのみを通し、解凍用水12を通さな
いフイルムで冷凍食品を包んでから、殺菌しても
よい。また、殺菌ガスとして上記3種類のガスを
使用したのは、オゾンガスの殺菌作用と他の不活
性ガスの殺菌作用および還元的作用との相乗的効
果を得るためである。すなわち、炭酸ガスは、そ
の殺菌作用が食品の内部にまで及ぶので、食品の
表面しか殺菌できないというオゾンガスの欠点を
補い、また、窒素ガスは、オゾンガスの過剰の酸
化作用による食品の品質の変質、変色、不快臭な
どを防止する。したがつて、食品の種類に応じ
て、混合する殺菌ガスの種類および混合割合を適
切に選択することにより、殺菌効果が高く、か
つ、悪影響のない殺菌処理をすることができるの
である。 ちなみに、考案者が行つた本考案の殺菌包装方
法による殺菌効果の試験について説明する。試験
方法は、いわゆる混釈法により作成した試料の寒
天平板を通気性を有しないフイルムからなる袋に
入れ、袋の口を8割程度シールし、袋の中に下表
に示す条件のガスを満たした後、袋の口を完全に
シールし、適温で48時間培養した後、試料におけ
る大腸菌の数を測定した。その結果を下表に示
す。
特に魚類を代表とする生鮮食料品の解凍に好適の
ものである。 (従来の技術) 従来より、冷凍食品を解凍する場合、最も一般
的な解凍方法として、ヒーターによるもの、マイ
クロ波によるもの、および水中浸漬によるものの
三つが採用されている。ヒーターによる方法で
は、ヒーターにより冷凍食品を外部から加熱して
解凍し、マイクロ波による方法では、マイクロ波
により冷凍食品を内部から加熱して解凍し、また
水中浸漬による方法では、冷凍食品を直接水中に
浸漬することにより解凍している。 (考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の解凍方法において、ヒータ
ーによる方法は、食品の中心温度5℃になるまで
に表面温度が高いので、解凍部分に品質劣化が認
められ、食品価値が低下するおそれがあつた。ま
た、マイクロ波による方法は、食品の表面よりも
先に高温になる中心部を直接目視できないので、
中心部の物性変化がわかり難く、また、水中浸漬
による方法は、食品にかたくずれを起すという欠
点があた。さらに、上記三つの方法のいずれにつ
いても、解凍後の食品衛生上の安全性に問題があ
つた。 本考案は、このような従来の問題点を解消する
ためになされたものであつて、食品の物性に影響
を及ぼすことなく解凍時間を短縮し、あわせて、
食品を殺菌する解凍装置を提供することを目的と
する。 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の解凍装置
は、底部に解凍用水を収容した外箱の内部に、す
の子状の底板を有し、冷凍食品を収容する食品ケ
ースが設けられ、外箱の底部に、解凍用水を食品
ケースの側壁から内に噴出する複数個の水中ポン
プと、解凍用水の温度を調節する水温調節器とが
設けられ、外箱の上面に、殺菌用混合ガスを食品
ケース内に吹き込むガス混合ボツクスが設けられ
ている構成としたものである。 (作用) 上記本考案の構成により冷凍食品を解凍するに
は、冷凍食品を食品ケース内に収容し、水温調節
器により解凍用水の温度を冷凍食品の物性に影響
を与えない程度の温度に調節し、水中ポンプによ
り解凍用水を食品ケースの側壁から食品ケース内
にシヤワー状に噴出して、冷凍食品を解凍する。
解凍後、ガス混合ボツクスから解凍された食品の
物性に適した殺菌用混合ガスを食品ケース内に吹
きこみ、食品を殺菌するのである。 このように、本考案の構成によれば、適温の解
凍用水により解凍するので、食品の物性に影響を
与えることなく短時間で解凍することができ、ま
た、解凍直後に殺菌するので、食品衛生上安全な
食品を提供することができる。 (実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
に基いて説明する。 第1図ないし第3図において、1は本実施例の
解凍装置であつて、外箱2に食品ケース3、複数
個(図中のものは3個)の水中ポンプ4、水温調
節器5およびガス混合ボツクス6が組み付けられ
てなるものである。 外箱2は、正面にドア7を有する密閉状容器
で、一方の側壁に、解凍用水を給排水するための
給水弁8を備えた給水管9を排水弁10を備えた
排水管11とが接続されている。ドア7は、外箱
2内の食品ケース3を開閉するためのもので、2
枚の観音開きの透明プラスチツク製ドアからなつ
ている。解凍用水12は、外箱2の底部に給水さ
れ、貯留される。この解凍用水12にごみが落下
しないように、外箱2と食品ケース3との間にこ
し網13が張られている。 食品ケース3は、解凍しようとする冷凍食品を
収容するための容器で、外箱2の内部に固設され
ており、正面は前記ドア7により開閉され、他の
三方の側面は側壁14により密閉され、上面は外
箱2の天板により密閉され、下面には、すの子状
の底板15が着脱可能に設けられている。底板1
5の上面には、下方の解凍用水12にごみが落下
しないように、こし網16が張られている。食品
ケース3の内部には、複数段(図中のものは2
段)のすの子状の棚板17が着脱可能に設けられ
ている。 水中ポンプ4は、解凍用水12を食品ケース3
の側壁14から食品ケース3内に噴出するための
ポンプで、食品ケース3の左右および後方の三方
において外箱2の底板上に配置され、解凍用水1
2中に浸漬されている。これらの水中ポンプ4に
対応して、側壁14の内面には、食品ケース3の
棚板17により仕切られた各段ごとに、ノズル1
8が複数個(図中のものは3個)ずつ設けられ、
それぞれが対応する水中ポンプ4の吐出管19に
接続されている。 水温調節器5は、解凍用水12の温度を冷凍食
品の種類に応じて適温に調節するためのもので、
ヒーター、クーラー、サームスタツトなどの機器
から構成されており、外箱2の底板上に固設さ
れ、解凍用水12中に浸漬されている。 ガス混合ボツクス6は、供給される複数種類の
殺菌ガスを混合して食品ケース3内に吹き込むた
めのもので、外箱2の上面に固設されている。 このボツクス6の下面には、すのこ子状の保護
板20を備えた殺菌ガス用ノズル21が設けられ
ており、、食品ケース3内に開口している。 次に、上記構成の解凍装置により、冷凍食品を
解凍、殺菌する方法について説明する。 殺菌ガスとして、オゾンガス、炭酸ガスおよび
窒素ガスを使用するものとし、ガス混合ボツクス
6にオゾンガス発生機22、炭酸ガスボンベ23
および窒素ガスボンベ24を接続しておく、両ボ
ンベ23,24には、それぞれストツプバルブ2
5,26が設けられている。まず、解凍用水12
の温度を水温調節器5により、解凍しようとする
冷凍食品の種類に応じた適温に調節し、ドア7か
ら冷凍食品を食品ケース3内に入れ、底板15お
よび棚板17の上に置く。 次に、解凍用水12を水中ポンプ4により、吐
出管19を経由してノズル18から食品ケース3
内にシヤワー状に噴出する。噴出された解凍用水
12は、冷凍食品を表面から解凍し、すの子状の
棚板17および底板15を通過して落下し、外箱
2の底部にもどつて循環する。解凍が終ると、水
中ポンプ4を停止して解凍用水12の循環を止
め、オゾンガス発生機22、炭酸ガスボンベ23
および窒素ガスボンベ24からガス混合ボツクス
6内にオゾンガス、炭酸ガスおよび窒素ガスを供
給する。供給されたこれらの3種類の殺菌ガス
は、ガス混合ボツクス6内で混合されてノズル2
1から食品ケース3内に吹き込まれ、解凍された
食品を表面から殺菌する。殺菌が終ると、ドア7
から食品を取り出し、次の冷凍食品の解凍、殺菌
を上記と同じ要領で行うのである。 なお、解凍用水12は、ときどき新しいものと
交換して、食品衛生上の安全性確保を図ることは
いうまでもない。また、冷凍食品の種類によつて
は、殺菌ガスのみを通し、解凍用水12を通さな
いフイルムで冷凍食品を包んでから、殺菌しても
よい。また、殺菌ガスとして上記3種類のガスを
使用したのは、オゾンガスの殺菌作用と他の不活
性ガスの殺菌作用および還元的作用との相乗的効
果を得るためである。すなわち、炭酸ガスは、そ
の殺菌作用が食品の内部にまで及ぶので、食品の
表面しか殺菌できないというオゾンガスの欠点を
補い、また、窒素ガスは、オゾンガスの過剰の酸
化作用による食品の品質の変質、変色、不快臭な
どを防止する。したがつて、食品の種類に応じ
て、混合する殺菌ガスの種類および混合割合を適
切に選択することにより、殺菌効果が高く、か
つ、悪影響のない殺菌処理をすることができるの
である。 ちなみに、考案者が行つた本考案の殺菌包装方
法による殺菌効果の試験について説明する。試験
方法は、いわゆる混釈法により作成した試料の寒
天平板を通気性を有しないフイルムからなる袋に
入れ、袋の口を8割程度シールし、袋の中に下表
に示す条件のガスを満たした後、袋の口を完全に
シールし、適温で48時間培養した後、試料におけ
る大腸菌の数を測定した。その結果を下表に示
す。
【表】
この表から分かるように、オゾンガス単独より
も炭酸ガスを混合した方が、殺菌効果が高い。そ
の理由は、後者の方が試料の表面と内部を同時に
殺菌処理できるからである。そして、オゾンガス
と炭酸ガスとの混合比が1対2から2対1の場合
に最も好結果が得られた。なお、オゾンガス単独
よりも炭酸ガス単独の方が菌数が多いが、コロニ
ーの大きさは炭酸ガス単独の方がオゾンガス単独
よりもはるかに小さく、また、オゾンガス単独の
場合のコロニーは集中的に試料内部に見られた。
さらに、解凍時間について本考案者が行つた試験
によれば、常温解凍で6〜8時間、冷蔵庫内解凍
で18〜24時間を要した冷凍食品を、本考案の解凍
装置では50〜60分で解凍することができた。 (考案の効果) 本考案は、上記の構成であるので、次のような
利点を有する。 (1) 解凍用水を冷凍食品にシヤワー状に噴射して
解凍するので、解凍時間が短くてすむ。 (2) 冷凍食品の種類に応じて、解凍用水の温度を
適切に調節することができ、また、混合する殺
菌ガスの種類および混合割合を適当に選択する
ことができる。 (3) 解凍時間が短く、また、上記(2)の調節および
選択が可能であるので、食品の物性を変えるお
それがない。したがつて、食品に変色や不快臭
を発生させることがなく、特に、肉質の軟化
(いわゆるテクスチヤーの低下)を防止するこ
とができる。 (4) 解凍時間が短く、また、解凍直後に殺菌処理
するので、食品は解凍後でも長持ちし、食品衛
生上きわめて安全である。なお、冷凍食品の種
類によつては、冷凍食品をガス透過性で水非透
過性のフイルムにより包んでから解凍、殺菌す
ることも可能であり、食品衛生上好ましい。
も炭酸ガスを混合した方が、殺菌効果が高い。そ
の理由は、後者の方が試料の表面と内部を同時に
殺菌処理できるからである。そして、オゾンガス
と炭酸ガスとの混合比が1対2から2対1の場合
に最も好結果が得られた。なお、オゾンガス単独
よりも炭酸ガス単独の方が菌数が多いが、コロニ
ーの大きさは炭酸ガス単独の方がオゾンガス単独
よりもはるかに小さく、また、オゾンガス単独の
場合のコロニーは集中的に試料内部に見られた。
さらに、解凍時間について本考案者が行つた試験
によれば、常温解凍で6〜8時間、冷蔵庫内解凍
で18〜24時間を要した冷凍食品を、本考案の解凍
装置では50〜60分で解凍することができた。 (考案の効果) 本考案は、上記の構成であるので、次のような
利点を有する。 (1) 解凍用水を冷凍食品にシヤワー状に噴射して
解凍するので、解凍時間が短くてすむ。 (2) 冷凍食品の種類に応じて、解凍用水の温度を
適切に調節することができ、また、混合する殺
菌ガスの種類および混合割合を適当に選択する
ことができる。 (3) 解凍時間が短く、また、上記(2)の調節および
選択が可能であるので、食品の物性を変えるお
それがない。したがつて、食品に変色や不快臭
を発生させることがなく、特に、肉質の軟化
(いわゆるテクスチヤーの低下)を防止するこ
とができる。 (4) 解凍時間が短く、また、解凍直後に殺菌処理
するので、食品は解凍後でも長持ちし、食品衛
生上きわめて安全である。なお、冷凍食品の種
類によつては、冷凍食品をガス透過性で水非透
過性のフイルムにより包んでから解凍、殺菌す
ることも可能であり、食品衛生上好ましい。
第1図は本考案の一実施例を示す解凍装置の正
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
は第2図の−線断面図である。 1……解凍装置、2……外箱、3……食品ケー
ス、4……水中ポンプ、5……水温調節器、6…
…ガス混合ボツクス、12……解凍用水、14…
…側壁、15……底板。
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
は第2図の−線断面図である。 1……解凍装置、2……外箱、3……食品ケー
ス、4……水中ポンプ、5……水温調節器、6…
…ガス混合ボツクス、12……解凍用水、14…
…側壁、15……底板。
Claims (1)
- 底部に解凍用水を収容した外箱の内部に、すの
子状の底板を有し、冷凍食品を収容する食品ケー
スが設けられ、外箱の底部に、解凍用水を食品ケ
ースの側壁から内に噴出する複数個の水中ポンプ
と、解凍用水の温度を0〜100℃に調節する水温
調節器とが設けられ、外箱の上面に、炭酸ガス対
オゾンガスの重量比が3対1から1対3までの範
囲に調節して、オゾンガスと炭酸ガスとの混合ガ
スを食品ケース内に吹き込むガス混合ボツクスが
設けられていることを特徴とする解凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989027620U JPH0524299Y2 (ja) | 1989-03-11 | 1989-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989027620U JPH0524299Y2 (ja) | 1989-03-11 | 1989-03-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02120179U JPH02120179U (ja) | 1990-09-27 |
| JPH0524299Y2 true JPH0524299Y2 (ja) | 1993-06-21 |
Family
ID=31250269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989027620U Expired - Lifetime JPH0524299Y2 (ja) | 1989-03-11 | 1989-03-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0524299Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6363393U (ja) * | 1986-06-17 | 1988-04-26 |
-
1989
- 1989-03-11 JP JP1989027620U patent/JPH0524299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02120179U (ja) | 1990-09-27 |
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