JPH05243518A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH05243518A JPH05243518A JP4040910A JP4091092A JPH05243518A JP H05243518 A JPH05243518 A JP H05243518A JP 4040910 A JP4040910 A JP 4040910A JP 4091092 A JP4091092 A JP 4091092A JP H05243518 A JPH05243518 A JP H05243518A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スタック型セルを用いたDRAMのメモリセ
ル部と周辺回路部の段差を低減し、後の配線パターンの
形成を容易にする。 【構成】 P型Si基板1上にスイッチングトランジス
タ5を形成し、それのn型拡散層3の一方にWポリサイ
ドよりなるビット線7、他方に多結晶Si膜よりなる電
荷蓄積電極8が接続形成された基板上に、SiN膜とS
iO2膜よりなる容量絶縁膜9を形成後、対向電極とな
る多結晶Si膜10を200nm堆積する。その上に窒
化珪素膜11を50nm堆積後、対向電極領域を規定す
るようにフォトリソグラフィ技術で窒化珪素膜11をパ
ターニングする。次に前記多結晶Si膜10の露出部分
を850℃で熱酸化しSiO2膜12に変え、その膜厚
は440nm程度になる。従ってメモリセル部31と周
辺回路部32との段差は酸化以前の850nmから酸化
後は610nmに低減された。
ル部と周辺回路部の段差を低減し、後の配線パターンの
形成を容易にする。 【構成】 P型Si基板1上にスイッチングトランジス
タ5を形成し、それのn型拡散層3の一方にWポリサイ
ドよりなるビット線7、他方に多結晶Si膜よりなる電
荷蓄積電極8が接続形成された基板上に、SiN膜とS
iO2膜よりなる容量絶縁膜9を形成後、対向電極とな
る多結晶Si膜10を200nm堆積する。その上に窒
化珪素膜11を50nm堆積後、対向電極領域を規定す
るようにフォトリソグラフィ技術で窒化珪素膜11をパ
ターニングする。次に前記多結晶Si膜10の露出部分
を850℃で熱酸化しSiO2膜12に変え、その膜厚
は440nm程度になる。従ってメモリセル部31と周
辺回路部32との段差は酸化以前の850nmから酸化
後は610nmに低減された。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多結晶シリコンを導電材
料として用いる半導体装置、特にスタック型のDRAM
(ダナミック・ランダム・アクセス・メモリー)に関す
るものである。
料として用いる半導体装置、特にスタック型のDRAM
(ダナミック・ランダム・アクセス・メモリー)に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高集積化がますます進む半導体装置の中
にあって最も微細な加工が要求されるDRAMは、十分
な蓄積容量を得るために容量部分をシリコン基板中に掘
り下げて形成するトレンチ型セルや、容量部分を三次元
的に積み上げて形成するスタック型セルが採用されてい
る。このうちスタック型セルは微細化が進めば進ほど十
分な蓄積容量を得るためには容量電極部分を高くして行
かざるを得ない。ところが、パターン形成のためのリソ
グラフィー技術においては解像限界が微細になるほど焦
点深度が浅くなる。一般に解像限界は使用する光源の波
長に比例し露光装置のレンズの開口数に逆比例するため
微細なパターンを形成するためには、使用する光源の波
長を短くするかレンズの開口数を大きくして対応する。
しかし一方で焦点深度は光源の波長に比例し、レンズの
開口数の2乗に反比例するため解像限界を小さくすれば
するほど焦点深度が浅くなるわけである。従って微細な
パターン形成を行うためには下地段差をできるだけ小さ
く抑える必要がある。
にあって最も微細な加工が要求されるDRAMは、十分
な蓄積容量を得るために容量部分をシリコン基板中に掘
り下げて形成するトレンチ型セルや、容量部分を三次元
的に積み上げて形成するスタック型セルが採用されてい
る。このうちスタック型セルは微細化が進めば進ほど十
分な蓄積容量を得るためには容量電極部分を高くして行
かざるを得ない。ところが、パターン形成のためのリソ
グラフィー技術においては解像限界が微細になるほど焦
点深度が浅くなる。一般に解像限界は使用する光源の波
長に比例し露光装置のレンズの開口数に逆比例するため
微細なパターンを形成するためには、使用する光源の波
長を短くするかレンズの開口数を大きくして対応する。
しかし一方で焦点深度は光源の波長に比例し、レンズの
開口数の2乗に反比例するため解像限界を小さくすれば
するほど焦点深度が浅くなるわけである。従って微細な
パターン形成を行うためには下地段差をできるだけ小さ
く抑える必要がある。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
スタック型セルを用いたDRAMの製造方法について説
明する。
スタック型セルを用いたDRAMの製造方法について説
明する。
【0004】図4は従来のスタック型セルを用いたDR
AMの製造方法を示す工程断面図である。図4におい
て、5はスイッチングトランジスタで、8は電荷蓄積電
極、20は対向電極である。まず図4(a)に示すよう
にp型半導体基板1上にスイッチングトランジスタ5を
形成し、前記トランジスタ5の一方のn型拡散層3にビ
ット線7を、他方のn型拡散層3に多結晶シリコンより
なる電荷蓄積電極8を形成した後に、窒化珪素膜と酸化
珪素膜の多層膜よりなる容量絶縁膜9を形成し、更にそ
の上に対向電極となる多結晶シリコン膜10を形成す
る。次に図4(b)に示すように前記多結晶シリコン膜
10をフォトリソグラフィーとエッチングによりパター
ニングを行い、対向電極20を形成する。その後第2の
層間絶縁膜13としてBPSGを堆積した後、アニール
を施してリフローさせて、メモリセル部31と周辺回路
部32との段差部分30での前記層間絶縁膜13の最大
傾斜角を低減させる。例えば64MDRAMでは十分な
蓄積電荷を得るためには約30fFの蓄積容量が必要と
考えられる。そのためには1.5um2のメモリセル面
積で、SiO2膜換算で6nm相当の容量絶縁膜を用い
た場合、電荷蓄積電極8の高さは約800nm必要であ
る。
AMの製造方法を示す工程断面図である。図4におい
て、5はスイッチングトランジスタで、8は電荷蓄積電
極、20は対向電極である。まず図4(a)に示すよう
にp型半導体基板1上にスイッチングトランジスタ5を
形成し、前記トランジスタ5の一方のn型拡散層3にビ
ット線7を、他方のn型拡散層3に多結晶シリコンより
なる電荷蓄積電極8を形成した後に、窒化珪素膜と酸化
珪素膜の多層膜よりなる容量絶縁膜9を形成し、更にそ
の上に対向電極となる多結晶シリコン膜10を形成す
る。次に図4(b)に示すように前記多結晶シリコン膜
10をフォトリソグラフィーとエッチングによりパター
ニングを行い、対向電極20を形成する。その後第2の
層間絶縁膜13としてBPSGを堆積した後、アニール
を施してリフローさせて、メモリセル部31と周辺回路
部32との段差部分30での前記層間絶縁膜13の最大
傾斜角を低減させる。例えば64MDRAMでは十分な
蓄積電荷を得るためには約30fFの蓄積容量が必要と
考えられる。そのためには1.5um2のメモリセル面
積で、SiO2膜換算で6nm相当の容量絶縁膜を用い
た場合、電荷蓄積電極8の高さは約800nm必要であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、対向電極20に200nmの膜厚の多結
晶シリコン膜を使用した場合、メモリセル部31と周辺
回路部32との間に電荷蓄積電極8の高さと対向電極2
0の膜厚相当の段差約1umが発生し、第2の層間絶縁
膜13での前記段差部30の段差緩和が十分に行えな
い。従ってその後に行わなければならない配線パターン
の形成が極めて困難となってしまうという問題点を有し
ていた。すなわち、64MDRAMでは0.35umと
いう微細なパターン形成が要求されているが、フォトリ
ソグラフィー技術においては微細なパターンになるほど
その焦点深度が浅くなるため大きな段差上での微細パタ
ーンの形成が困難になるわけである。
うな構成では、対向電極20に200nmの膜厚の多結
晶シリコン膜を使用した場合、メモリセル部31と周辺
回路部32との間に電荷蓄積電極8の高さと対向電極2
0の膜厚相当の段差約1umが発生し、第2の層間絶縁
膜13での前記段差部30の段差緩和が十分に行えな
い。従ってその後に行わなければならない配線パターン
の形成が極めて困難となってしまうという問題点を有し
ていた。すなわち、64MDRAMでは0.35umと
いう微細なパターン形成が要求されているが、フォトリ
ソグラフィー技術においては微細なパターンになるほど
その焦点深度が浅くなるため大きな段差上での微細パタ
ーンの形成が困難になるわけである。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、電荷蓄積電極
の高さを高く形成してもメモリセル部と周辺回路部の段
差を小さく抑え、後の配線パターンの形成を容易にする
半導体装置の製造方法を提供するものである。
の高さを高く形成してもメモリセル部と周辺回路部の段
差を小さく抑え、後の配線パターンの形成を容易にする
半導体装置の製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の半導体装置の製造方法は、スイッチングト
ランジスタに接続する電荷蓄積電極が形成された半導体
基板上に容量絶縁膜、対向電極となる導電膜を順次形成
する工程と、前記導電膜上に対向電極の領域を規定する
耐酸化性膜を形成する工程と、前記耐酸化性膜で被覆さ
れていない前記導電膜を選択的に酸化する工程とを備
え、前記導電膜をエッチングすることなく酸化により対
向電極のパターン形成を行うことを特徴とする半導体装
置の製造方法である。
めに本発明の半導体装置の製造方法は、スイッチングト
ランジスタに接続する電荷蓄積電極が形成された半導体
基板上に容量絶縁膜、対向電極となる導電膜を順次形成
する工程と、前記導電膜上に対向電極の領域を規定する
耐酸化性膜を形成する工程と、前記耐酸化性膜で被覆さ
れていない前記導電膜を選択的に酸化する工程とを備
え、前記導電膜をエッチングすることなく酸化により対
向電極のパターン形成を行うことを特徴とする半導体装
置の製造方法である。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、周辺回路上の
対向電極材料の導電膜をエッチング除去せずに酸化によ
って絶縁膜に変えるため、酸化による体積膨張によって
電荷蓄積電極の高さによる段差の一部を吸収して、メモ
リセル部と周辺回路部の段差を低減することとなる。
対向電極材料の導電膜をエッチング除去せずに酸化によ
って絶縁膜に変えるため、酸化による体積膨張によって
電荷蓄積電極の高さによる段差の一部を吸収して、メモ
リセル部と周辺回路部の段差を低減することとなる。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下本発明の実施例の半導体装
置の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施例における半導体装置の製造
方法の工程断面図を示すものであり、図1を用いて説明
する。
置の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施例における半導体装置の製造
方法の工程断面図を示すものであり、図1を用いて説明
する。
【0010】まず図1(a)に示すように素子分離用絶
縁膜2を有するp型半導体基板1上にスイッチングトラ
ンジスタ5を形成し、前記スイッチングトランジスタ5
のn型拡散層3の一方にタングステンポリサイドよりな
るビット線7、他方に多結晶シリコン膜800nmより
なる電荷蓄積電極8が接続されて形成された基板上に容
量絶縁膜9として窒化珪素膜と酸化珪素膜よりなる、い
わゆるONO膜を形成した後、対向電極となる多結晶シ
リコン膜10を200nm堆積する。次に図1(b)に
示すように前記多結晶シリコン膜10上に窒化珪素膜1
1を50nm堆積後、対向電極領域を規定するようにフ
ォトリソグラフィーとエッチング技術を用いて前記窒化
珪素膜11をパターニングする。
縁膜2を有するp型半導体基板1上にスイッチングトラ
ンジスタ5を形成し、前記スイッチングトランジスタ5
のn型拡散層3の一方にタングステンポリサイドよりな
るビット線7、他方に多結晶シリコン膜800nmより
なる電荷蓄積電極8が接続されて形成された基板上に容
量絶縁膜9として窒化珪素膜と酸化珪素膜よりなる、い
わゆるONO膜を形成した後、対向電極となる多結晶シ
リコン膜10を200nm堆積する。次に図1(b)に
示すように前記多結晶シリコン膜10上に窒化珪素膜1
1を50nm堆積後、対向電極領域を規定するようにフ
ォトリソグラフィーとエッチング技術を用いて前記窒化
珪素膜11をパターニングする。
【0011】次に図1(c)に示すようにパイロ雰囲気
(850℃,60分)で前記多結晶シリコン膜10の露
出した部分を酸化してSiO2膜12に変化させる。
尚、酸化時には前記容量絶縁膜9としてのONO膜は基
板上全面に形成されているために、酸化種が下層に侵入
して下層のビット線7などの配線層が酸化されないよう
に酸化防止膜の役割を果たす。このとき多結晶シリコン
膜の膜厚が200nmであったので酸化後のSiO2膜
12の膜厚は440nm程度になる。従ってこの酸化に
よってメモリセル部31と周辺回路部32との段差は酸
化以前の850nm(電荷蓄積電極8の高さ+窒化珪素
膜11の膜厚50nm)に比べて610nmに低減され
たことになる。次に図1(d)に示すように第2の層間
絶縁膜13としてBPSG膜を500nm堆積し900
度の窒素雰囲気で30分のアニールを施してリフローさ
せると、メモリセル部31と周辺回路部32との段差部
分30の前記第2の層間絶縁膜13の最大傾斜角を約3
0度にすることが可能となり、後の配線層の形成が極め
て容易に行えるようになる。
(850℃,60分)で前記多結晶シリコン膜10の露
出した部分を酸化してSiO2膜12に変化させる。
尚、酸化時には前記容量絶縁膜9としてのONO膜は基
板上全面に形成されているために、酸化種が下層に侵入
して下層のビット線7などの配線層が酸化されないよう
に酸化防止膜の役割を果たす。このとき多結晶シリコン
膜の膜厚が200nmであったので酸化後のSiO2膜
12の膜厚は440nm程度になる。従ってこの酸化に
よってメモリセル部31と周辺回路部32との段差は酸
化以前の850nm(電荷蓄積電極8の高さ+窒化珪素
膜11の膜厚50nm)に比べて610nmに低減され
たことになる。次に図1(d)に示すように第2の層間
絶縁膜13としてBPSG膜を500nm堆積し900
度の窒素雰囲気で30分のアニールを施してリフローさ
せると、メモリセル部31と周辺回路部32との段差部
分30の前記第2の層間絶縁膜13の最大傾斜角を約3
0度にすることが可能となり、後の配線層の形成が極め
て容易に行えるようになる。
【0012】以上のように本実施例によれば、従来から
の単純な構造のスタック型セルを高く形成しても、対向
電極をエッチングすることなく酸化によって絶縁膜に変
えることにより、酸化による体積膨張で実効的にメモリ
セル部と周辺回路部の段差を低減できるため、後の微細
な配線パターンの形成を容易に行うことが可能となる。
の単純な構造のスタック型セルを高く形成しても、対向
電極をエッチングすることなく酸化によって絶縁膜に変
えることにより、酸化による体積膨張で実効的にメモリ
セル部と周辺回路部の段差を低減できるため、後の微細
な配線パターンの形成を容易に行うことが可能となる。
【0013】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【0014】図2は本発明の第2の実施例における半導
体装置の製造方法の工程断面図を示すものであり、図2
を用いて説明する。
体装置の製造方法の工程断面図を示すものであり、図2
を用いて説明する。
【0015】まず図2(a)に示すように素子分離用絶
縁膜2を有するp型半導体基板1上にスイッチングトラ
ンジスタ5を形成し、前記スイッチングトランジスタ5
のn型拡散層3の一方にタングステンポリサイドよりな
るビット線7、他方に多結晶シリコン膜800nmより
なる電荷蓄積電極8が接続されて形成された基板上に、
容量絶縁膜9として窒化珪素膜と酸化珪素膜よりなる、
いわゆるONO膜を形成した後、対向電極となる多結晶
シリコン膜10を200nm堆積する。次に図2(b)
に示すように前記多結晶シリコン膜10上に窒化珪素膜
11を50nm堆積後、対向電極領域を規定するように
フォトリソグラフィーとエッチング技術を用いて前記窒
化珪素膜11をパターニングする。
縁膜2を有するp型半導体基板1上にスイッチングトラ
ンジスタ5を形成し、前記スイッチングトランジスタ5
のn型拡散層3の一方にタングステンポリサイドよりな
るビット線7、他方に多結晶シリコン膜800nmより
なる電荷蓄積電極8が接続されて形成された基板上に、
容量絶縁膜9として窒化珪素膜と酸化珪素膜よりなる、
いわゆるONO膜を形成した後、対向電極となる多結晶
シリコン膜10を200nm堆積する。次に図2(b)
に示すように前記多結晶シリコン膜10上に窒化珪素膜
11を50nm堆積後、対向電極領域を規定するように
フォトリソグラフィーとエッチング技術を用いて前記窒
化珪素膜11をパターニングする。
【0016】次に図2(c)に示すようにパイロ雰囲気
(850℃,60分)で前記多結晶シリコン膜10の露
出した部分を酸化してSiO2膜12に変化させる。こ
のとき多結晶シリコン膜の膜厚が200nmであったの
で酸化後のSiO2膜12の膜厚は440nm程度にな
る。次に図2(d)に示すように前記窒化珪素膜11を
熱リン酸溶液で選択的に除去した後、第2の層間絶縁膜
13としてBPSG膜を500nm堆積し、900度の
窒素雰囲気で30分のアニールを施してリフローさせる
と、メモリセル部31と周辺回路部32との段差部分3
0の前記第2の層間絶縁膜13の最大傾斜角を30度以
下にすることが可能となり、後の配線層の形成が極めて
容易に行えるようになる。本実施例の場合、酸化後窒化
珪素膜11を除去することによって、メモリセル部31
と周辺回路部32との段差は酸化以前の850nm(電
荷蓄積電極8の高さ+窒化珪素膜11の膜厚50nm)
に比べて560nmに低減されたことになる。従って第
1の実施例よりもさらに段差を低減することが可能で段
差部分の第2の層間絶縁膜13の最大傾斜角も30度以
下にすることが可能となる。
(850℃,60分)で前記多結晶シリコン膜10の露
出した部分を酸化してSiO2膜12に変化させる。こ
のとき多結晶シリコン膜の膜厚が200nmであったの
で酸化後のSiO2膜12の膜厚は440nm程度にな
る。次に図2(d)に示すように前記窒化珪素膜11を
熱リン酸溶液で選択的に除去した後、第2の層間絶縁膜
13としてBPSG膜を500nm堆積し、900度の
窒素雰囲気で30分のアニールを施してリフローさせる
と、メモリセル部31と周辺回路部32との段差部分3
0の前記第2の層間絶縁膜13の最大傾斜角を30度以
下にすることが可能となり、後の配線層の形成が極めて
容易に行えるようになる。本実施例の場合、酸化後窒化
珪素膜11を除去することによって、メモリセル部31
と周辺回路部32との段差は酸化以前の850nm(電
荷蓄積電極8の高さ+窒化珪素膜11の膜厚50nm)
に比べて560nmに低減されたことになる。従って第
1の実施例よりもさらに段差を低減することが可能で段
差部分の第2の層間絶縁膜13の最大傾斜角も30度以
下にすることが可能となる。
【0017】以上のように本実施例によれば、従来から
の単純な構造のスタック型セルを高く形成しても対向電
極をエッチングすることなく酸化によって絶縁膜に変え
た後、酸化のマスクとして使用した窒化珪素膜を除去す
ることにより、酸化による体積膨張で実効的にメモリセ
ル部と周辺回路部の段差を低減できるため、後の微細な
配線パターンの形成を容易に行うことが可能となる。
の単純な構造のスタック型セルを高く形成しても対向電
極をエッチングすることなく酸化によって絶縁膜に変え
た後、酸化のマスクとして使用した窒化珪素膜を除去す
ることにより、酸化による体積膨張で実効的にメモリセ
ル部と周辺回路部の段差を低減できるため、後の微細な
配線パターンの形成を容易に行うことが可能となる。
【0018】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
【0019】図3は本発明の第3の実施例における半導
体装置の製造方法の工程断面図を示すものであり、図3
を用いて説明する。
体装置の製造方法の工程断面図を示すものであり、図3
を用いて説明する。
【0020】まず図3(a)に示すように素子分離用絶
縁膜2を有するp型半導体基板1上にスイッチングトラ
ンジスタ5を形成し、前記スイッチングトランジスタ5
のn型拡散層3の一方にタングステンポリサイドよりな
るビット線7、他方に多結晶シリコン膜800nmより
なる電荷蓄積電極8が接続されて形成された基板上に、
容量絶縁膜9として窒化珪素膜と酸化珪素膜よりなる、
いわゆるONO膜を形成した後、対向電極となる多結晶
シリコン膜10を200nm堆積する。次に図3(b)
に示すように前記多結晶シリコン膜10上に窒化珪素膜
11を50nm堆積後、対向電極領域を規定するように
フォトリソグラフィーとエッチング技術を用いて前記窒
化珪素膜11をパターニングする。次に図3(c)に示
すように第2の層間絶縁膜13としてBPSG膜を50
0nm堆積する。
縁膜2を有するp型半導体基板1上にスイッチングトラ
ンジスタ5を形成し、前記スイッチングトランジスタ5
のn型拡散層3の一方にタングステンポリサイドよりな
るビット線7、他方に多結晶シリコン膜800nmより
なる電荷蓄積電極8が接続されて形成された基板上に、
容量絶縁膜9として窒化珪素膜と酸化珪素膜よりなる、
いわゆるONO膜を形成した後、対向電極となる多結晶
シリコン膜10を200nm堆積する。次に図3(b)
に示すように前記多結晶シリコン膜10上に窒化珪素膜
11を50nm堆積後、対向電極領域を規定するように
フォトリソグラフィーとエッチング技術を用いて前記窒
化珪素膜11をパターニングする。次に図3(c)に示
すように第2の層間絶縁膜13としてBPSG膜を50
0nm堆積する。
【0021】次に図3(d)に示すようにパイロ雰囲気
(850℃,60分)で前記多結晶シリコン膜10の窒
化珪素膜11で覆われていない部分を酸化してSiO2
膜12に変化させると同時に前記第2の層間絶縁膜13
をリフローさせる。これによりメモリセル部31と周辺
回路部32との段差部分30の前記第2の層間絶縁膜1
3の最大傾斜角を約30度にすることが可能となり、後
の配線層の形成が極めて容易に行えるようになる。本実
施例の場合段差の低減効果は第1の実施例と同等だが、
酸化とリフローを同時に行うことにより工程数を削減で
きる。
(850℃,60分)で前記多結晶シリコン膜10の窒
化珪素膜11で覆われていない部分を酸化してSiO2
膜12に変化させると同時に前記第2の層間絶縁膜13
をリフローさせる。これによりメモリセル部31と周辺
回路部32との段差部分30の前記第2の層間絶縁膜1
3の最大傾斜角を約30度にすることが可能となり、後
の配線層の形成が極めて容易に行えるようになる。本実
施例の場合段差の低減効果は第1の実施例と同等だが、
酸化とリフローを同時に行うことにより工程数を削減で
きる。
【0022】以上のように本実施例によれば、従来から
の単純な構造のスタック型セルを高く形成しても対向電
極をエッチングすることなく酸化によって絶縁膜に変え
ると同時に対向電極上の層間絶縁膜のリフローも行える
ために、酸化による体積膨張で実効的にメモリセル部と
周辺回路部の段差を低減できる効果を少ない工程で実現
でき、後の微細な配線パターンの形成を容易に行うこと
が可能となる。
の単純な構造のスタック型セルを高く形成しても対向電
極をエッチングすることなく酸化によって絶縁膜に変え
ると同時に対向電極上の層間絶縁膜のリフローも行える
ために、酸化による体積膨張で実効的にメモリセル部と
周辺回路部の段差を低減できる効果を少ない工程で実現
でき、後の微細な配線パターンの形成を容易に行うこと
が可能となる。
【0023】尚、上記1〜3の実施例において前述した
ようにONO膜は酸化防止膜として働くが、電荷蓄積電
極8の形成前に第1の層間絶縁膜6上に予め窒化珪素膜
を形成しておくと、より十分な酸化防止効果を得ること
ができる。また、容量絶縁膜としてONO以外の高誘電
体膜を使用した場合も予め電荷蓄積電極8の形成前に第
1の層間絶縁膜6上に窒化珪素膜を形成しておくことに
より酸化防止効果を得ることができる。
ようにONO膜は酸化防止膜として働くが、電荷蓄積電
極8の形成前に第1の層間絶縁膜6上に予め窒化珪素膜
を形成しておくと、より十分な酸化防止効果を得ること
ができる。また、容量絶縁膜としてONO以外の高誘電
体膜を使用した場合も予め電荷蓄積電極8の形成前に第
1の層間絶縁膜6上に窒化珪素膜を形成しておくことに
より酸化防止効果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、スイッチングト
ランジスタに接続する電荷蓄積電極が形成された半導体
基板上に容量絶縁膜、対向電極となる導電膜を順次形成
する工程と、前記導電膜上に対向電極の領域を規定する
耐酸化性膜を形成する工程と、前記耐酸化性膜で被覆さ
れていない前記導電膜を選択的に酸化する工程とを備
え、前記導電膜をエッチングすることなく酸化により対
向電極のパターン形成を行うことにより、従来からの単
純な構造のスタック型セルを高く形成しても対向電極を
エッチングすることなく、酸化によって絶縁膜に変える
ことによる体積膨張で実効的にメモリセル部と周辺回路
部の段差を低減できるため、後の配線パターンの形成が
容易になる。また、従来フォトリソグラフィーから制限
されていた高さを越えた電荷蓄積電極の形成が可能とな
る。さらに、従来の単純な構造のスタック型セルを使用
できるために、多くの工程数を必要とする複雑な三次元
構造を採用する必要もなくなるためその実用的効果は極
めて大きい。
ランジスタに接続する電荷蓄積電極が形成された半導体
基板上に容量絶縁膜、対向電極となる導電膜を順次形成
する工程と、前記導電膜上に対向電極の領域を規定する
耐酸化性膜を形成する工程と、前記耐酸化性膜で被覆さ
れていない前記導電膜を選択的に酸化する工程とを備
え、前記導電膜をエッチングすることなく酸化により対
向電極のパターン形成を行うことにより、従来からの単
純な構造のスタック型セルを高く形成しても対向電極を
エッチングすることなく、酸化によって絶縁膜に変える
ことによる体積膨張で実効的にメモリセル部と周辺回路
部の段差を低減できるため、後の配線パターンの形成が
容易になる。また、従来フォトリソグラフィーから制限
されていた高さを越えた電荷蓄積電極の形成が可能とな
る。さらに、従来の単純な構造のスタック型セルを使用
できるために、多くの工程数を必要とする複雑な三次元
構造を採用する必要もなくなるためその実用的効果は極
めて大きい。
【図1】本発明の第1の実施例における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図
造方法を示す工程断面図
【図2】本発明の第2の実施例における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図
造方法を示す工程断面図
【図3】本発明の第3の実施例における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図
造方法を示す工程断面図
【図4】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
5 スイッチングトランジスタ 7 ビット線 8 電荷蓄積電極 9 容量絶縁膜 20 対向電極
Claims (4)
- 【請求項1】多結晶シリコンよりなる導電層をエッチン
グすることなく酸化によりパターン形成を行うことを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】スイッチングトランジスタに接続する電荷
蓄積電極が形成された半導体基板上に容量絶縁膜、対向
電極となる導電膜を順次形成する工程と、前記導電膜上
に対向電極の領域を規定する耐酸化性膜を形成する工程
と、前記耐酸化性膜で被覆されていない前記導電膜を選
択的に酸化する工程とを備え、前記導電膜をエッチング
することなく酸化により対向電極のパターン形成を行う
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】請求項2記載に於て、耐酸化性膜を除去す
る工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】スイッチングトランジスタに接続する電荷
蓄積電極が形成された半導体基板上に容量絶縁膜、対向
電極となる導電膜を順次形成する工程と、前記導電膜上
に対向電極の領域を規定する耐酸化性膜を形成する工程
と、その耐酸化性膜上に酸化雰囲気の熱処理で流動性を
有する絶縁膜を堆積する工程と、前記耐酸化性膜で被覆
されていない前記導電膜の選択酸化と前記絶縁膜のリフ
ローを同時に行う工程とを備え、前記導電膜をエッチン
グすることなく酸化により対向電極のパターン形成を行
うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040910A JPH05243518A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040910A JPH05243518A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05243518A true JPH05243518A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12593667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040910A Pending JPH05243518A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05243518A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100304946B1 (ko) * | 1994-07-08 | 2001-11-30 | 김영환 | 반도체장치의제조방법 |
| KR100400322B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2003-10-01 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 형성방법 |
| KR100543201B1 (ko) * | 1998-10-13 | 2007-04-25 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리소자의 커패시터 제조방법 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP4040910A patent/JPH05243518A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100304946B1 (ko) * | 1994-07-08 | 2001-11-30 | 김영환 | 반도체장치의제조방법 |
| KR100543201B1 (ko) * | 1998-10-13 | 2007-04-25 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리소자의 커패시터 제조방법 |
| KR100400322B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2003-10-01 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 형성방법 |
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