JPH05244423A - 符号データ供給方法および符号データ送出装置 - Google Patents

符号データ供給方法および符号データ送出装置

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JPH05244423A
JPH05244423A JP4277692A JP4277692A JPH05244423A JP H05244423 A JPH05244423 A JP H05244423A JP 4277692 A JP4277692 A JP 4277692A JP 4277692 A JP4277692 A JP 4277692A JP H05244423 A JPH05244423 A JP H05244423A
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JP
Japan
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data
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Withdrawn
Application number
JP4277692A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Shimizu
雅芳 清水
Takashi Morihara
隆 森原
Tsuguo Noda
嗣男 野田
Masahiro Mori
雅博 森
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像を階層的に符号化して得られる符号デー
タを蓄積手段から画像復元装置に供給する符号データ供
給方法に関し、復元処理手段側で未処理のまま捨てられ
る無駄な符号データの発生を防ぐことを目的とする。 【構成】 画像を階層的に符号化して得られた符号デー
タを所定の切換時間ごとに対象とする画像を切り換えな
がら復元処理を行う復元処理手段に供給する際の符号デ
ータ供給方法において、復元処理能力を示す情報と、符
号データの伝送能力を示す情報と、切換時間とが入力さ
れ、復元処理能力と伝送能力とを比較し、復元処理能力
の方が劣っている場合は、復元処理能力によって切換時
間以内に処理可能な符号データの量を階層単位で求め、
伝送能力の方が劣っている場合は、伝送能力によって切
換時間以内に伝送可能な符号データの量を階層単位で求
め、得られた階層数分の符号データを復元処理手段に供
給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像を階層的に符号化
して得られる符号データを画像データベースなどの蓄積
手段から画像復元装置に供給する符号データ供給方法お
よびこの方法を用いた符号データ送出装置に関する。
【0002】中間調画像やカラー画像などの画像のデー
タ量は、他の数値データのようにそのまま扱うためには
あまりにも膨大であるため、画像を符号化してそのデー
タ量を高能率に圧縮した後に、画像データベースに蓄積
され、あるいは画像復元装置に伝送されている。
【0003】画像のデータ量を圧縮する方法としては、
2次元離散コサイン変換方式(DCT方式)や各画素の
色を表す画像データと周囲の画像データから求めた予測
値との差を符号化する予測符号化方式など様々な方法が
ある。DCT方式は、画像を例えば8×8画素からなる
ブロックごとにコサイン変換し、得られた変換係数を符
号化するものであり、国際電信電話諮問委員会と国際標
準化機構との合同の規格案JPEG(Joint Photographi
c Experts Groupe) にも採用されている。特に、視覚に
適応した閾値を用いて変換係数を量子化した後に符号化
する適応2次元コサイン変換方式(ADCT方式)は高
い圧縮率が得られる。
【0004】しかし、上述したような方法を用いて圧縮
しても、得られた符号データの量は他の数値データなど
のデータ量に比べて非常に大きく、その伝送および処理
に要する時間は長い。
【0005】このため、画像データベースを通信回線を
介して利用する用途のために、画像を階層的に符号化
し、まず、粗い画像に関する情報を先に送出し、順次に
新たな情報を付加していくことにより、画像を階層的に
復元する階層復元方式も提案されている。この階層復元
方式を適用した場合は、短い待ち時間で大まかな画像が
得られ、その後、次第に画質が向上していくので、利用
者の心理的な負担を軽減することができる。
【0006】一方、利用者が要求する復元画像の精度
は、利用者が意図している用途によってまちまちであ
る。例えば、画像データベースの検索の初期段階では、
極く大まかな画像を短時間ごとに切り換えながら眺めれ
ば充分である。しかし、最終的な検索結果としては、全
ての階層の情報を含んだ詳細な画像が要求される。ま
た、静止画像を所定の時間間隔で切り換えて動画として
表示する用途では、動画の1コマとして復元される静止
画像の精度よりも、むしろ動きを滑らかに見せるため
に、画像を切り換える時間間隔を短くすることが要求さ
れる。
【0007】
【従来の技術】従来は、通常の階層復元用の符号データ
とは別に、検索用の大まかな画像のための符号データや
動画表示用の符号データを画像データベースに蓄積して
おき、受信側の画像復元装置からの要求に応じて、該当
する符号データを送出することにより、上述したような
様々な用途に対応していた。
【0008】例えば、検索用の符号データとしては、各
画像の階層復元用の符号データから第1階層のみを抽出
したものが、通常の階層復元用の符号データとは別に蓄
積されている。また、動画表示用の符号データとして
は、各画像から変化している部分を抽出して符号化して
得られる符号データが蓄積されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来方式のように、画像データベースに用途ごとの符号デ
ータを蓄積しておくのでは、膨大な量のデータが重複し
てしまう。このため、画像データベースに蓄積する符号
データの統一が望まれており、階層的な符号データを用
いて、カタログをパラパラとめくるようなスピーディな
検索や動画表示などを実現することが要望されている。
【0010】ここで、符号データ送出装置および画像復
元装置が、1画像の符号データの送出動作および1画像
の符号データの復元処理を一定時間で打ち切って、次の
画像の送出動作および復元処理を開始する構成とすれ
ば、一定時間ごとに画像をつぎつぎに切り換えて表示す
ることができ、上述したようなスピーディな検索や動画
表示を実現することが可能である。
【0011】しかしながら、単に1画像の符号データの
送出時間および復元処理時間を制限しただけでは、画像
復元装置の処理能力によっては、伝送された符号データ
の一部が復元されずに捨てられてしまう可能性がある。
【0012】特に、処理能力の小さい画像復元装置と画
像データベースとがサービス総合ディジタル網などの高
速伝送可能な回線を介して接続されている場合は、画像
データベース側の符号データ送出装置から大量の符号デ
ータが画像復元装置に供給されるにもかかわらず、画像
復元装置側で処理可能な符号データはごく一部であるか
ら、大部分の符号データが未処理のまま捨てられてしま
う。
【0013】このように、伝送される符号データの少な
くとも一部が無駄なデータとなったのでは、この無駄な
データの伝送のために要する通信時間と通信料金とが無
駄となるので不経済である。
【0014】本発明は、復元処理手段側で未処理のまま
捨てられる無駄な符号データの発生を防ぐ符号データ供
給方法および符号データ送出装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1の発明
の原理を示す図である。請求項1の発明は、画像を複数
の階層に分割して符号化して得られた符号データを所定
の切換時間ごとに対象とする画像を切り換えながら復元
処理を行う復元処理手段に供給する際の符号データ供給
方法において、復元処理手段による復元処理能力を示す
情報と、復元処理手段への符号データの伝送能力を示す
情報と、切換時間とが入力され、復元処理能力と伝送能
力とを比較し、復元処理能力の方が劣っている場合は、
復元処理能力によって切換時間以内に処理可能な符号デ
ータの量を階層単位で求め、伝送能力の方が劣っている
場合は、伝送能力によって切換時間以内に伝送可能な符
号データの量を階層単位で求め、得られた階層数分の符
号データを復元処理手段に供給することを特徴とする。
【0016】図2は、請求項2および請求項3の符号デ
ータ送出装置の構成を示す図である。請求項2の発明
は、画像を複数の階層に分割して符号化して得られた符
号データを蓄積する蓄積手段101から、送出手段10
2が入力される送出指示で指定された階層の符号データ
を復元処理手段103に送出する符号データ送出装置に
おいて、蓄積手段101に蓄積された画像それぞれの各
階層までの符号データから復元処理手段103が画像を
復元するために要する処理時間を入力する処理時間入力
手段111と、蓄積手段101に蓄積された画像それぞ
れの各階層までの符号データを復元処理手段103に伝
送するために要する伝送時間を入力する伝送時間入力手
段112と、処理時間入力手段111から入力される各
階層までの処理時間と伝送時間入力手段112から入力
される各階層までの伝送時間とを比較し、それぞれ大き
い方を選択して所要時間として出力する比較手段113
と、比較手段113から入力される所要時間の中から、
入力される切換時間以下の最大の所要時間を各画像につ
いて検出し、対応する階層の範囲を出力する検出手段1
14と、各画像について、検出手段114からの階層の
範囲を指定する送出指示を送出手段102に入力する送
出制御手段115とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項3の発明は、請求項2に記載の符号
データ送出装置において、伝送時間入力手段112が、
蓄積手段101に蓄積された画像それぞれの各階層の符
号データの量を入力するデータ量入力手段121と、復
元処理手段103に符号データを伝送する際の伝送速度
が入力されており、データ量保持手段121からの各階
層の符号データの量とこの伝送速度とから各階層までの
符号データの伝送に要する伝送時間を算出する算出手段
122とを備えた構成であることを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1の発明は、入力された復元処理能力と
伝送能力とのうち、劣っている方の能力に基づいて送出
する符号データの量を決定するので、切換時間以内に伝
送可能であり、かつ、復元処理可能な最大量の符号デー
タを復元処理手段に供給することができる。すなわち、
切換時間が経過したときに、符号データの伝送と復元処
理との両方を完了させておくことができ、未処理のまま
捨てられる無駄データの発生を防ぐことが可能である。
【0019】請求項2の発明は、処理時間入力手段11
1および伝送時間入力手段112からの処理時間および
伝送時間を比較手段112が比較することにより、復元
処理能力と伝送能力とを比較し、この比較結果と切換時
間とに応じて、検出手段113が、送出する符号データ
の量を決定するものである。この決定に応じて、送出制
御手段114が送出指示を作成することにより、送出手
段102により、切換時間以内に伝送可能であり、か
つ、復元処理可能な最大量の符号データを復元処理手段
103に送出することができる。したがって、切換時間
が経過したときに、符号データの伝送と復元処理との両
方を完了させておくことができ、未処理のまま捨てられ
る無駄データの発生を防ぐことが可能である。
【0020】請求項3の発明は、算出手段122によ
り、データ量入力手段121からのデータ量と伝送速度
とから伝送時間を算出するので、入力する伝送速度を変
えることにより、様々な伝送能力で復元処理手段103
に符号データを供給する場合に対応することができる。
【0021】
【実施例】図3は、請求項2の発明の符号データ送出装
置の実施例構成を示す。図3において、符号データ格納
部201は、蓄積手段101に相当するものであり、複
数の画像の各階層の符号データをそれぞれ独立したファ
イルとして格納している。
【0022】ここで、階層化された符号データとして
は、例えば、ADCT方式で得られた変換結果をスペク
トラルセレクション方式を用いて空間周波数成分ごとに
複数の階層に分割し、各階層に分割された成分をハフマ
ン符号化したものを蓄積しておけばよい。
【0023】ファイル管理部202は、各画像を示す画
像番号と階層を示す階層番号とに対応して、該当するフ
ァイルの格納場所を保持するファイル管理テーブル(図
示せず)を備えており、符号データ送出装置の読出制御
部211からの読出依頼に応じて、画像番号および階層
番号で指定されたファイルから該当する符号データを読
み出して、符号データ送出装置の通信処理部212に転
送する構成となっている。
【0024】この符号データは、上述した通信処理部2
12により回線を介して画像復元装置に送出され、この
画像復元装置の通信処理部221を介して、符号バッフ
ァ222に蓄積されている。すなわち、上述したファイ
ル管理部202と通信処理部212,221とによっ
て、送出手段102の機能が果たされており、この送出
手段102が送出した符号データが符号バッファ222
を介して復元処理手段103に転送される構成となって
いる。
【0025】復元処理手段103は、復号部223が、
入力された符号データを復号して量子化された変換係数
を求め、この量子化された変換係数を逆量子化部224
が逆量子化して元の変換係数を復元し、得られた変換係
数に対して逆DCT変換部225が逆DCT変換を施し
た結果とそれまでに復元された画像データとから累積加
算部226が現階層までの全ての情報を含んだ画像デー
タを復元する構成となっている。
【0026】また、上述した復元処理手段103によっ
て復元された画像データは、表示制御部227を介して
CRTディスプレイ(CRT)228に入力されてお
り、このCRTディスプレイ228により、復元画像が
表示される構成となっている。
【0027】また、図3において、タイマ231には、
所定の切換時間t0 が設定されており、このタイマ23
1は、上述した切換時間t0 が経過するごとに、主制御
部232にその旨を通知する構成となっている。
【0028】主制御部232は、この通知に応じて、上
述した復元処理手段103を構成する各部に復元処理の
中止を指示し、次の画像の符号データの復元処理の開始
を指示する構成となっている。
【0029】上述した切換時間t0 は、符号データ送出
装置のメモリ214内の切換時間格納部215に保持さ
れており、主制御部213からアクセス可能となってい
る。また、上述したメモリ214には、処理時間テーブ
ル216と伝送時間テーブル217とが設けられてお
り、それぞれ主制御部213からアクセス可能となって
いる。
【0030】この処理時間テーブル216は、画像番号
に対応して、上述した画像復元装置が該当する画像の各
階層までの符号データを復元する際に要する処理時間を
保持している。また、伝送時間テーブル217は、同様
に、画像番号に対応して、画像復元装置に該当する画像
の各階層までの符号データを伝送する際に要する伝送時
間を保持している。上述した処理時間および伝送時間と
しては、符号データを実際に復元処理および伝送した際
の実測値を保持すればよい。
【0031】以下、符号データ送出装置が画像番号1〜
nまでの各画像の符号データを順次に送出する際の動作
について説明する。図4に、符号データの送出動作を表
す流れ図を示す。
【0032】まず、主制御部213は、画像番号Iおよ
び階層番号Jに初期値『1』をそれぞれ設定し(ステッ
プ301)、処理時間テーブル216および伝送時間テ
ーブル217を参照して、該当する処理時間TE および
伝送時間TC を検索する(ステップ302)。
【0033】次に、主制御部213は、ステップ302
で得られた処理時間TE と伝送時間TC とを比較し、大
きい方を所要時間TS として(ステップ303)、この
所要時間TS が切換時間t0 を超えているか否かを判定
する(ステップ304)。
【0034】このステップ304における否定判定の場
合は、ステップ305において階層番号Jをインクリメ
ントしてからステップ302に戻り、新しい階層番号J
までの符号データについての所要時間TS を算出する。
【0035】このように、ステップ302〜ステップ3
05を繰り返すことにより、処理時間テーブル216と
伝送時間テーブル217とから画像番号Iの各階層まで
の処理時間および伝送時間が順次に検索され、これらに
基づいて、各階層までの所要時間が求められる。すなわ
ち、主制御部213と処理時間テーブル216および伝
送時間テーブルとにより、処理時間入力手段111およ
び伝送時間入力手段112の機能が実現され、また、主
制御部213が、ステップ303を実行することによ
り、比較手段113の機能が実現されている。
【0036】このようにして各階層までの符号データに
ついて得られた所要時間TS と切換時間t0 とを比較し
ていき、ステップ304の肯定判定とする所要時間TS
を検出し、この所要時間TS に対応する階層番号Jから
『1』を差し引いて(ステップ306)、得られた数を
求める階層番号Sとすればよい。
【0037】これにより、切換時間t0 以下の最大の所
要時間TS を検出して、対応する階層番号Sを求めるこ
とができ、主制御部213により、検出手段114の機
能を実現することができる。
【0038】次に、主制御部213は、送出制御手段1
14として動作し、画像番号Iと上述した階層番号Sま
での各階層番号を指定して、読出制御部211に読出動
作を指示すればよい。これに応じて、読出制御部211
とファイル管理部202とにより、該当するファイルが
順次に読み出され、通信処理部212を介して画像復元
装置に送出される(ステップ307)。
【0039】その後、主制御部213は、画像番号Iを
インクリメントし(ステップ308)、新しい画像番号
が画像番号の最大値nを超えたか否かを判定し(ステッ
プ309)、否定判定の場合は、ステップ302に戻っ
て、新しい画像番号に対応する画像の符号データについ
て送出すべき階層数Sを求め、符号データの送出動作を
行う。一方、ステップ309の肯定判定の場合は、符号
データの送出処理を終了すればよい。
【0040】このようにして、各画像について、切換時
間t0 以下で最大の所要時間TS に対応する階層番号S
を求め、この階層番号Sまでの各階層の符号データを画
像復元装置に供給することができる。
【0041】ここで、上述した階層番号Sは、処理時間
テーブル216で示された復元処理能力と伝送時間テー
ブル217で表された伝送能力とのうち、劣っている能
力に基づいて決定されているから、階層番号Sまでの符
号データは、画像復元装置に伝送可能であり、かつ、画
像復元装置において復元処理可能である。
【0042】すなわち、請求項1の符号データ供給方法
が実現されており、切換時間t0 が経過した時点におい
て、符号データ送出装置による符号データの送出動作と
画像復元装置による符号データの復元処理との両方を完
了させることができる。
【0043】したがって、画像復元装置側で、復元処理
の対象とする切換時間t0 ごとに符号データを切り換え
た際に、未処理のまま捨てられる無駄な符号データの発
生を防ぐことが可能である。
【0044】このようにして、符号データの伝送および
復元に割り当てる時間が制限される用途に応じて、階層
化された符号データを効率よく供給することができるの
で、階層化された符号データを用いて、画像のスピーデ
ィな検索や動画表示を行う効率のよいシステムを実現す
ることができる。これにより、画像データベースに蓄積
する符号データの形式の一元化を図ることができ、ま
た、階層化された符号データを蓄積している画像データ
ベースの利用促進を図ることができる。
【0045】特に、処理時間テーブル216に実際の復
元処理に要した処理時間の実測値を格納した場合は、復
元処理手段103の逆DCT変換部225や逆量子化部
224などで適用した高速化手法による処理時間の短縮
効果を考慮して、供給する符号データの量を決定するこ
とができる。
【0046】ここで、上述した実施例においては、画像
復元装置のタイマに設定された切換時間t0 が、全階層
分の符号データの処理に要する時間よりも小さいことを
前提として、ステップ305において階層番号Jをイン
クリメントした後に、階層番号Jが全体の階層数mを超
えているか否かを判定する処理を省略している。したが
って、切換時間t0 内に全階層数m分の符号データの処
理が完了する可能性がある場合は、上述した処理をステ
ップ305の後に付加する必要がある。この判定処理に
おいて、肯定判定の場合は、階層番号Sとして全階層数
mを設定してステップ307に進み、一方、否定判定の
場合は、そのままステップ302に戻ればよい。
【0047】なお、請求項2の発明は、網を介して、複
数の画像復元装置に接続された符号データ送出装置にも
適用することができる。図5に、請求項2の符号データ
送出装置の別実施例構成を示す。
【0048】図5において、符号データ送出装置は、画
像復元装置A,B,Cそれぞれに対応する処理時間テー
ブル216A ,216B ,216C および伝送時間テー
ブル217A ,217B ,217C を備えて構成されて
いる。
【0049】この場合は、主制御部213が、符号デー
タの送出先の画像復元装置に対応する処理時間テーブル
216と伝送時間テーブル217とを選択し、上述した
ステップ302において、選択した処理時間テーブル2
16および伝送時間テーブル217を検索し、得られた
処理時間および伝送時間と切換時間t0 とから送出する
符号データの階層数を決定すればよい。
【0050】これにより、符号データを送出する相手先
の画像復元装置の処理能力およびこの画像復元装置への
符号データの伝送能力を考慮して、効率よく階層化され
た符号データを供給することができる。
【0051】また、符号データ送出装置に備えられた入
力装置(例えばキーボード)を介して、操作者が切換時
間t0 を入力し、この切換時間to をメモリ214の切
換時間格納部215に保持する構成としてもよい。
【0052】この場合は、符号データの送出先となる画
像復元装置に合わせて、切換時間を変更可能であるか
ら、様々な用途に柔軟に対応することができる。同様
に、画像復元装置に備えられた入力装置を介して、画像
復元装置の利用者が切換時間t0 を入力し、この切換時
間t0 を主制御部232がタイマ231に設定するとも
に、符号データの送出の開始に先立って、通信処理部2
21を介して符号データ送出装置に通知する構成として
もよい。この場合は、符号データ送出装置の主制御部2
13は、画像復元装置からの切換時間t0 の通知に応じ
て、この切換時間t0 を切換時間格納部215に格納す
ればよい。
【0053】ところで、伝送時間テーブル217に格納
されている伝送時間は、符号データの量と伝送速度とか
ら求めることが可能である。ここで、符号データの量
は、符号データの送出先となる画像復元装置に依存しな
い量であるから、画像復元装置ごとに伝送時間テーブル
217を設けた場合は、この符号データの量に関する情
報が、各伝送時間テーブル217内に重複していること
になる。
【0054】以下、このような重複した情報を排除し
て、メモリ214の容量を有効に利用する方法について
説明する。図6に、請求項3の符号データ送出装置の実
施例構成を示す。
【0055】図6において、符号データ送出装置は、図
5に示した複数の伝送時間テーブル217に代えて、デ
ータ量テーブル218と伝送速度格納部219とを備え
て構成されている。このデータ量テーブル218は、デ
ータ量入力手段121に相当するものであり、各画像に
ついて、各階層までの符号データのデータ量(例えばバ
イト数)を保持している。また、伝送速度格納部219
は、画像復元装置A,B,Cに対応する伝送速度を保持
している。
【0056】この場合は、上述したステップ302にお
いて、符号データ送出装置の主制御部213は、画像番
号Iと階層番号Jとに基づいてデータ量テーブル218
を検索した後に、算出手段122として動作し、伝送速
度格納部219内の該当する伝送速度と得られたデータ
量とから伝送時間TC を求めればよい。
【0057】このように、データ量と伝送速度とから伝
送時間を算出する構成とすることにより、メモリ214
内の重複した情報を排除して、メモリ214の容量を有
効に利用することができる。特に、符号データ送出装置
が、網を介して多数の画像復元装置に接続されている場
合に適用すると、大きな効果が得られる。
【0058】なお、データ量入力手段121として、デ
ータ量テーブル218を設ける代わりに、ファイル管理
部202が備えているファイル管理テーブルを利用して
もよい。
【0059】この場合は、符号データ送出装置の主制御
部213が、ファイル管理部202に対して、画像番号
Iの階層番号Jまでの符号データに対応するファイルを
指定して、該当するファイルのデータ量の通知を要求す
ればよい。また、これに応じて、ファイル管理部202
は、ファイル管理テーブルを参照し、画像番号Iの最初
のファイルの先頭アドレスと階層番号Jに対応するファ
イルの最終アドレスとを求め、これらのアドレスからデ
ータ量を算出して主制御部213に通知すればよい。
【0060】ところで、画像復元装置の中には、画像デ
ータベースから通信回線を介して符号データを得る代わ
りに、磁気ディスク装置などに蓄積された符号データを
直接に読み出して、復号部223と逆量子化部224と
逆DCT変換部225と累積加算部226とからなる復
元処理手段103に転送し、画像データに復元する構成
となっているものもある。
【0061】以下、このような画像復元装置に請求項1
の符号データ供給方法を適用した場合について説明す
る。図7に、請求項1の符号データ供給方法を適用した
画像復元装置の実施例構成を示す。
【0062】図7において、磁気ディスク装置301は
蓄積手段101に相当するものであり、図3に示した符
号データ格納部201と同様に、複数の画像の各階層の
符号データをそれぞれ独立したファイルとして記録する
構成となっている。
【0063】また、ディスク制御装置310は、画像番
号と階層番号とで示される符号データのファイルとその
記録場所との関係を格納しているファイル管理テーブル
311を備えており、主制御部312からの指示に応じ
て、アクセス処理部313が、このファイル管理テーブ
ル311を参照しながら、上述した磁気ディスク装置3
01から該当するファイルを読み出して、符号バッファ
222を介して、復元処理手段103に符号データを転
送する構成となっている。
【0064】すなわち、このディスク制御装置310
は、蓄積手段101に相当する磁気ディスク装置301
から復元処理手段103への符号データの転送動作を制
御する機能を果たしており、符号データ送出装置に相当
している。
【0065】ここで、このような画像復元装置において
は、蓄積手段101から符号データが伝送される相手先
は常に同一であり、また、符号データの復元処理を行う
復元処理手段103も常に同一であるから、符号データ
の伝送能力および符号データの復元処理能力との優劣関
係は変化しない。
【0066】したがって、ディスク制御装置310内
に、伝送能力と復元処理能力とのうち劣っている方の能
力に対応して、処理時間テーブル216と伝送時間テー
ブル217とのいずれか一方を設ければよい。但し、図
7においては、復元処理能力の方が劣っている場合に対
応して、処理時間テーブル216を備えた構成のみを示
した。
【0067】また、図3に示した画像復元装置と同様
に、主制御部232が、タイマ231からの通知に応じ
て、復元処理手段103の各部の動作を制御する構成と
なっており、このタイマ231に設定された切換時間t
0 は、ディスク制御装置310の主制御部312からア
クセス可能なメモリ314に保持されている。
【0068】この場合は、主制御部312が、処理時間
テーブル216から得られた処理時間TE を所要時間T
S として切換時間t0 と比較しながら、切換時間t0
下の最大の所要時間TS を検出し、対応する階層数S分
の符号データの読み出しをアクセス処理部313に指示
すればよい。
【0069】これにより、切換時間t0 内で伝送可能で
あり、かつ、復元処理可能な分の符号データのみを磁気
ディスク装置301から読み出して、復元処理手段10
3に供給することができ、切換時間t0 の経過後に未処
理のまま捨てられる無駄な符号データの発生を防ぐこと
が可能である。
【0070】このようにして、大規模な画像データベー
スにアクセスする画像復元装置だけでなく、磁気ディス
ク装置301とディスク制御装置310と画像復元装置
とからなる小規模のシステムにおいても、符号データの
復元処理に時間制限がある用途に応じて、階層化された
符号データを効率よく供給し、画像のスピーディな検索
や動画表示などを実現することができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、復元処理
手段による復元処理能力とこの復元処理手段への伝送能
力とのうち劣っている方の能力で切換時間内に処理可能
な分の符号データを送出することにより、無駄な符号デ
ータの発生を防ぐことが可能である。これにより、符号
データの伝送および復元に時間制限のある用途に応じ
て、階層化された符号データを効率よく供給することが
でき、階層化された符号データを用いて、画像の検索や
動画表示を効率よく行うシステムを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の符号データ供給方法の構成を示す図
である。
【図2】請求項2および請求項3の符号データ送出装置
の構成を示す図である。
【図3】請求項2の符号データ送出装置の実施例構成図
である。
【図4】符号データ送出動作を表す流れ図である。
【図5】請求項2の符号データ送出装置の別実施例構成
図である。
【図6】請求項3の符号データ送出装置の実施例構成図
である。
【図7】請求項1の符号データ供給方法を適用した画像
復元装置の実施例構成図である。
【符号の説明】
101 蓄積手段 102 送出手段 103 復元処理手段 111 処理時間入力手段 112 伝送時間入力手段 113 比較手段 114 検出手段 115 送出制御手段 121 データ量入力手段 122 算出手段 201 符号データ格納部 202 ファイル管理部 211 読出制御部 212,221 通信処理部 213,232 主制御部 214 メモリ 215 切換時間格納部 216 処理時間テーブル 217 伝送時間テーブル 218 データ量テーブル 219 伝送速度格納部 222 符号バッファ 223 復号部 224 逆量子化部 225 逆DCT変換部 226 累積加算部 227 表示制御部 228 CRTディスプレイ(CRT) 231 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 雅博 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を複数の階層に分割して符号化して
    得られた符号データを所定の切換時間ごとに対象とする
    画像を切り換えながら復元処理を行う復元処理手段に供
    給する際の符号データ供給方法において、 前記復元処理手段による復元処理能力を示す情報と、前
    記復元処理手段への符号データの伝送能力を示す情報
    と、前記切換時間とが入力され、 前記復元処理能力と前記伝送能力とを比較し、 復元処理能力の方が劣っている場合は、前記復元処理能
    力によって前記切換時間以内に処理可能な符号データの
    量を階層単位で求め、 伝送能力の方が劣っている場合は、前記伝送能力によっ
    て前記切換時間以内に伝送可能な符号データの量を階層
    単位で求め、 得られた階層数分の符号データを前記復元処理手段に供
    給することを特徴とする符号データ供給方法。
  2. 【請求項2】 画像を複数の階層に分割して符号化して
    得られた符号データを蓄積する蓄積手段(101)か
    ら、送出手段(102)が入力される送出指示で指定さ
    れた階層の符号データを復元処理手段(103)に送出
    する符号データ送出装置において、 前記蓄積手段(101)に蓄積された画像それぞれの各
    階層までの符号データから前記復元処理手段(103)
    が画像を復元するために要する処理時間を入力する処理
    時間入力手段(111)と、 前記蓄積手段(101)に蓄積された画像それぞれの各
    階層までの符号データを前記復元処理手段(103)に
    伝送するために要する伝送時間を入力する伝送時間入力
    手段(112)と、 前記処理時間入力手段(111)から入力される各階層
    までの処理時間と前記伝送時間入力手段(112)から
    入力される各階層までの伝送時間とを比較し、それぞれ
    大きい方を選択して所要時間として出力する比較手段
    (113)と、 前記比較手段(113)から入力される所要時間の中か
    ら、入力される切換時間以下の最大の所要時間を各画像
    について検出し、対応する階層の範囲を出力する検出手
    段(114)と、 各画像について、前記検出手段(114)からの階層の
    範囲を指定する送出指示を前記送出手段(102)に入
    力する送出制御手段(115)とを備えたことを特徴と
    する符号データ送出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の符号データ送出装置に
    おいて、 伝送時間入力手段(112)が、 蓄積手段(101)に蓄積された画像それぞれの各階層
    の符号データの量を入力するデータ量入力手段(12
    1)と、 復元処理手段(103)に符号データを伝送する際の伝
    送速度が入力されており、前記データ量保持手段(12
    1)からの各階層の符号データの量とこの伝送速度とか
    ら各階層までの符号データの伝送に要する伝送時間を算
    出する算出手段(122)とを備えた構成であることを
    特徴とする符号データ送出装置。
JP4277692A 1992-02-28 1992-02-28 符号データ供給方法および符号データ送出装置 Withdrawn JPH05244423A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6275534B1 (en) 1997-03-19 2001-08-14 Nec Corporation Moving picture transmission system and moving picture transmission apparatus used therein
US9374594B2 (en) 2014-06-11 2016-06-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Converting apparatus

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US6275534B1 (en) 1997-03-19 2001-08-14 Nec Corporation Moving picture transmission system and moving picture transmission apparatus used therein
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