JPH05245423A - 注入アダプタ、注入アダプタ装置および注入アダプタの取付方法 - Google Patents

注入アダプタ、注入アダプタ装置および注入アダプタの取付方法

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JPH05245423A
JPH05245423A JP34081592A JP34081592A JPH05245423A JP H05245423 A JPH05245423 A JP H05245423A JP 34081592 A JP34081592 A JP 34081592A JP 34081592 A JP34081592 A JP 34081592A JP H05245423 A JPH05245423 A JP H05245423A
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pedestal
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定用の接着剤が樹脂注入口を制限しないよ
うにしながら注入アダプタを迅速に固定すると共に、1
つの注入器だけを用いて直列に接続された複数の注入ア
ダプタへ樹脂を一定供給する注入アダプタ装置を提供す
ること。 【構成】 1つの低圧注入器と、フレキシブルな配管に
よって直列に接続されると共に、開および閉の状態位置
と組み込まれた内部バイパスを有する個々の注入アダプ
タからなるマニホルドシステムとを用いて、表面の割れ
を充填剤で充填補修する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧入アダプタ、注入ア
ダプタ装置および圧入アダプタの取付方法に関し、特に
樹脂注入の際に適用される圧入アダプタ、注入アダプタ
装置および圧入アダプタの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】材質に関係なく、全ての建造物は疲労
し、応力割れを生じる。ほとんどの場合、建造物は建て
替えするより、補修する方がたやすい。各種の分野で、
コンクリート壁や基礎、支持構造体に生じた割れ、ひび
および同様の空隙を満たし、密封し、補修するための信
頼でき且つ効率的な方法が望まれている。構造物用の補
修方法は、地下室の壁や床、地震で生じた建造部材中の
割れ、木造建物での輪郭収縮による空隙などに適用され
る。但し、これらは本発明の用途の一例に過ぎず、発明
の範囲を制限するものと解されるべきでない。
【0003】建造物の欠陥を補修する従来の方法とし
て、空隙にエポキシ樹脂等の充填剤を満たす方法があ
る。注入されるエポキシ樹脂の大きな引っ張り強度と結
合強度によって、建造物の設計性能が回復される。しか
しこの方法においては、しばしば幅が100分の数イン
チなのに、建造物中への深さが何フィートにも達するよ
うな、小さくて細い毛細状の割れに樹脂材料を完全に浸
透させるのに困難が伴う。注入圧が低いと(1〜6ps
i)、空隙を完全に満たすのに数時間かかることもあ
る。
【0004】従来の低圧樹脂注入法では、個々のプラス
チック(充填剤)注入アダプタが割れのある表面に固定
される。従来の注入アダプタは、平らな基部から延びた
中空の円柱状部を有する単一のプラスチック部品で構成
されている。基部は、欠陥のあるコンクリート表面に取
り付けられ、樹脂を空隙内へ流入させる導管を与えるよ
うに設計されている。各注入アダプタ装置は、それぞれ
ほぼ8インチづつ相互に離し、対応した割れの全長にわ
たり、接着剤によって割れ表面に固着される。注入アダ
プタを固定した後、空隙を満たす代わりに各注入アダプ
タの周囲や相互間に位置した割れから樹脂が押し出され
ないように、割れ表面が密封される。
【0005】注入アダプタが固定され、割れ表面が密封
されると、樹脂注入器がそれぞれの注入アダプタにネジ
止めされる。各注入器は、通常のコーキング(填隙)ガ
ンと同様に動作する。すなわち、注入器は、中空の円筒
状本体を備え、樹脂が充填され、予めバッチ容量が決め
られた溜め袋とバネ付きプランジャとがその中に含まれ
ている。プランジャを解放すると、樹脂が溜め袋および
注入器から押し出され、注入アダプタを介して割れ内へ
注入される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の低圧樹脂注入法
は、いくつか固有の欠点を有する。樹脂の注入は、割れ
を完全に満たすのに必要な最大量の樹脂が割れ内へ確実
に入るように、絶えず監視する必要がある。溜め袋に含
まれているより多い量の樹脂を受け入れるほど、割れが
深いこともよくある。このような場合、注入器全体を新
しい注入器と交換するか、もしくは中の樹脂が無くなっ
た溜め袋に再充填するか、または空の溜め袋を樹脂の充
満している溜め袋と交換するかしなければならない。そ
して、新しい注入器あるいは再充填された注入器が圧入
アダプタにネジ止めし直され、プランジャが解放され
る。割れが充分に満たされ、それ以上樹脂を受け入れら
れなくなるまで、上記の過程が繰り返される。
【0007】また従来の低圧樹脂注入法は、多くの個々
の注入器を取り扱う際に樹脂漏れを生じることがあるた
め、幾分やっかいでもある。特に頭上つまり天井の補修
時、注入器を交換したり充填し直したりするとき漏れが
生じやすい。しかもディスペンサ(分与器)がすべて使
い捨て型で、このことも追加の問題を引き起こす。つま
り廃物の処分に割高コストがかかるだけでなく、樹脂が
触媒分解できないという点で有害でもある。
【0008】さらに従来の低圧樹脂注入法は、実質上労
働およびコスト共に集約的である。樹脂の注入口が詰ま
るのを防ぐため、接着剤は注意深く塗布しなければなら
ないし、また注入アダプタを割れ表面に固定する際、接
着剤が樹脂用通路を汚したり詰まらせたりしないよう
に、余計な注意も払わねばならない。
【0009】各注入アダプタは、それぞれ個々の樹脂注
入器を必要とする。個々の注入器の溜め袋は、注入器で
の使用前に別々に樹脂で満たさなければならない。溜め
袋のサイズは制限されているため、個々の注入器は定期
的に連続した再充填を必要とする。従ってユーザは、割
れが適切に充填され、充分な量が割れ内へ充分深く注入
されるのを保証するため、個々の注入器を注意深く且つ
頻繁に監視しなければならない。
【0010】毛細状の割れは非常に細く、注入器から供
給される樹脂圧は低く、樹脂材料には粘性があるため、
比較的小さい割れを完全に充填し補修するのでも、頻繁
に監視しながら数時間を要することがある。つまりユー
ザは、割れが完全に満たされたかどうか確かめられない
まま、個々の注入器を目視で監視する必要がある。溜め
袋が空になっていれば、もはやそれ以上の樹脂を割れが
受け入れられなくても、監視員はその溜め袋を再充填す
るかまたは交換しなければならない。一般的な産業環境
では、1本の毛細状割れを補修するのに、数ダースもの
注入アダプタと注入器が必要になることもある。この結
果、一人あるいは複数のユーザが全ての時間をそれら注
入器の監視にさかねばならなくなり、コストの増大につ
ながっている。
【0011】従って本発明の目的は、全く新規な充填剤
の圧入アダプタおよび圧入アダプタ装置を提供すること
にある。
【0012】また、本発明の別の目的は、固定用の接着
剤が樹脂注入口を制限しないようにしながら、注入アダ
プタを迅速に固定する方法を提供することにある。
【0013】別の目的は、直列に接続された複数の圧入
アダプタへ樹脂を一定供給するのに、1つの注入器だけ
を用いる注入アダプタ装置を提供することにある。
【0014】別の目的は、割れがもはや樹脂を受け入れ
られなくなるまで1つの注入器によってある特定の圧入
アダプタへ樹脂を一定供給する一方、注入器は残りの圧
入アダプタへの供給を継続して行う圧入アダプタ装置を
提供することにある。
【0015】別の目的は、直列連鎖中のさらに下流側の
別の圧入アダプタへの樹脂の流れを妨害することなく、
個々の圧入アダプタに対する手動制御をユーザが行える
ようにする圧入アダプタ装置を提供することにある。
【0016】本発明の上記以外の目的は、以下の説明か
ら明かとなろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、表面の割れを充填剤で充填補修する際に適用される
本発明の圧入アダプタは、前記表面上に前記割れを覆っ
て取り付けられるペデスタルポートと、このペデスタル
ポートに接続されるマニホルドとの組合せからなり、前
記ペデスタルポートは、前記表面上に前記割れを覆って
取り付けられた際に、前記充填剤を前記割れ内へ注入可
能とし、かつ前記マニホルドは、前記ペデスタルポート
を介した前記充填剤の流れを制御すると共に、開状態位
置と閉状態位置を有する弁手段を備えるように構成され
る。
【0018】また、貫通孔を有した注入アダプタ装置を
取り付ける方法は、充填剤が前記貫通孔を介して下側表
面の割れに注入され、その充填剤によって割れの充填補
修を行い、前記注入アダプタ装置が基部を具備したもの
において、前記注入アダプタ装置の貫通孔にロッドを挿
入する工程と、前記基部に接着剤を塗布する工程と、前
記ロッドを前記表面に対してほぼ直角で、かつ前記割れ
を覆う部位に位置決めする工程と、前記圧入アダプタ装
置を前記表面に向けて前記ロッドに沿って押圧し、前記
接着剤を介して前記基部を前記表面に接触させることに
より、該基部によって前記割れを覆う工程と、前記ロッ
ドを前記注入アダプタ装置の貫通孔から引き抜き、該注
入アダプタ装置が前記基部を介して前記割れ上に残され
た状態にする工程とを含んでいる。
【0019】
【作用】本発明では、個々の注入器が1つの低圧注入器
から供給を受けるマニホルドによって置き換えられる。
一連の簡単な構造の注入アダプタが、1つの樹脂源から
均等に樹脂を配分するフレキシブルな配管によって相互
に接続される。個々の注入アダプタは、それぞれペデス
タルポートと弁部分とから成る。ペデスタルポートは、
割れを覆うように表面に取り付けられ、樹脂を割れの空
隙へ流入させる導管を与えるように設計されている。ペ
デスタルポートのほぼ三角形状の基部によって、等しい
安定性を有する別の形状で得られるよりもっと接近し
て、障害物に対しても注入口導管を配置可能である。基
部に設けた開口によって、表面に対する基部のより確実
な固定が次の2つの方法で保証される。第1に、開口を
通って押し出された接着剤が開口を出るといくぶん膨ら
み、それが硬化することで確実な機械的把持が得られ
る。第2に、開口の存在によって、ペデスタルポートの
下側における接着剤の一様な押し出しが保証される。
【0020】すべてのペデスタルポートが割れに沿って
所定の位置に固定された後、弁部分が開または閉いずれ
かの状態位置でペデスタルポートに圧入嵌合される。閉
の状態位置では、弁部分がペデスタルポートのヘッドに
対して完全に圧接され、内側のプラグ(突起)で樹脂ポ
ートを密封する。この閉状態位置では、樹脂がペデスタ
ルポートにおける円柱状部のヘッド周囲をその面取り側
壁によって画成された空間内を経て通り、次の圧入アダ
プタへと向かう。開の状態位置では、弁部分によって樹
脂がペデスタルポートを通り割れへと流入可能となる。
【0021】1つの低圧樹脂注入器が、マニホルド内の
各圧入アダプタへ樹脂を一定供給し、ユーザが連続的に
監視する必要なくしかも漏れやたれがほとんど生じるこ
となく、割れが最大量の樹脂を受け入れるのを可能とす
る。割れがそれ以上樹脂を受け入れられなくなると、樹
脂は単にその圧入アダプタを迂回して流れるだけであ
る。個々の圧入アダプタは、弁部分を閉の位置状態へ押
し込むことによって、手動で遮断可能である。以上の特
徴により、各圧入アダプタをユーザが連続的に監視する
必要が省かれると同時に、割れの完全な充填が保証され
る。割れが充填されたら、装置をリザーバから切り離し
て所定箇所に放置しておけばよく、樹脂は自然触媒分解
可能である。その後、環境に害を及ぼす危険を伴うこと
なく、装置全体を容易に処分することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を例示を目的
としてのみ説明する。
【0023】尚、以下説明する好ましい実施例は全てを
網羅するものでなく、また開示するとおりの態様に発明
を制限するものでもない。好ましい実施例は、発明の原
理、適用および実際の使用法を説明し、それに基づいて
当業者が発明を利用できるように選ばれ説明される。
【0024】図1乃至図4は、本発明に係る圧入アダプ
タの構成要素を示したもので、ほぼ平らな六角形状で、
疑似三角形状とも言える基部12から直角に延びた円柱
状部4を有するペデスタルポート(注入口を有した台座
状部材)2を示している。基部12と円柱状部4とは、
ペデスタルポート2に強度を付加する部材16によって
補強されている。基部12は、複数の開口14を有し、
これらの開口14を設ける理由およびその用い方につい
ては後述する。円柱状部4は、基部12から延び且つ滑
らかな内面を有する縦方向の貫通孔6を有し、この貫通
孔6が樹脂注入口を構成している。また円柱状部4は、
基部12の反対側に、面取り側壁11を備えたヘッド1
0を有する。さらに円柱状部4は、ヘッド10の下方
に、第1の環状軸受部8と第2の環状軸受部9とを有す
る。
【0025】ペデスタルポート2の基部12は、図中幾
分誇張した六角形状、というよりむしろ各頂点を切り落
とした正三角形状に描いてあるが、この形状は本発明で
用いられるいくつかの形状の一つに過ぎないことが強調
され理解されねばならない。疑似三角形状の基部12
は、他の形状よりコーナ部分やその他の領域に当てはめ
易いが、もちろん正方形、円形、矩形、卵形などそれ例
外の形状も可能であり、また実際にも使用されている。
つまり、基部12の形状は発明を構成するものでなく、
発明に対する制限として解釈されるべきでない。
【0026】図5および図6は、先細り状のアプリケー
タロッド46を用いて、上記圧入アダプタのペデスタル
ポート2を割れ表面50に固定する方法を示している。
ロッド46は、ペデスタルポート2の貫通孔6内に挿入
される。そしてペデスタルポート2は、その基部12が
ロッド46の細くなった先端側を向くようにロッド46
に装着される。ペデスタルポート2がロッド46に装着
された状態で、ユーザは接着剤48を基部12の底表面
に塗布する。その後、ロッド46が割れ52を直接覆う
ように、割れ表面50に対して直角に位置され、ペデス
タルポート2が手で割れ表面50に対して押し付けられ
る。ペデスタルポート2を割れ表面50に対して押し付
ける力により、接着剤48は開口14つまり基部12を
貫いておよびその周囲から滲み出る。基部12の開口1
4およびその周囲から接着剤48が押し出されることに
よって、ペデスタルポート2と割れ表面50とが強く結
合される。ペデスタルポート2が手で割れ表面50に対
し押し付けられている間に、ロッド46がペデスタルポ
ート2から引き抜かれ、ペデスタルポート2が割れ表面
50上の所定箇所に固定された状態で残される。ロッド
46の直径は、接着剤48がペデスタルポート2の貫通
孔6内へ押し出されるのを防ぐと共に、ユーザがペデス
タルポート2を正確に割れ52と位置合わせしやすくな
るように選定される。
【0027】図7および図8は、ペデスタルポート2と
弁コネクタ(弁部分)20の接続を示す。接続されたペ
デスタルポート2と弁コネクタ20で、注入アダプタ4
0を構成する。弁コネクタ20は、一般にT字状断面を
有し、円筒状の本体22と2つの分岐アーム24とを備
えている。コネクタ本体22内に延びた縦方向の穴が、
コネクタ縦穴30を画成している。縦穴30の内径は、
円柱状部4の外径にきわめて近く、ペデスタルポート2
をコネクタ本体22に係合したとき、両者は比較的きつ
く密に嵌合する。コネクタ縦穴30の内壁32(図9)
は、滑らかで、コネクタ縦穴30の内側へ向かって延び
た環状リング34を有している。2つの分岐アーム24
は、各々横方向に延びてコネクタ縦穴30と合流する横
穴26を有する。分岐アーム24の横穴26とコネクタ
縦穴30とが、弁コネクタ20内を横切り且つ縦に延び
た樹脂流路を構成している。円柱状突部36が弁コネク
タ本体22の内側上面から下方に、コネクタ縦穴30へ
向かってその縦軸と同軸上に延びている。突部36の下
端外周37は、面取りされ、コネクタ本体22とペデス
タルポート2との係合が容易に行われるようにしてい
る。円柱状突部36の直径は、樹脂ポート(貫通孔)6
の内径ときわめて近く、ペデスタルポート2がコネクタ
縦穴30内へ完全に挿入されたとき、樹脂ポート6が突
部36を密に取り囲み、それ以上樹脂が樹脂ポート6内
へと流れ込むのを防ぐ。
【0028】ペデスタルポート2は、コネクタ縦穴30
内に圧入嵌合される。環状凹部(軸受部)8,9と弁コ
ネクタ20の環状リング34との係合で、2つの状態の
位置接続が形成される。つまり、環状リング34が第1
の環状凹部8と係合する状態では、接続が開状態位置に
あって、樹脂が分岐アーム24を横切り、ペデスタルポ
ート2の樹脂ポート6に入ってその中を流下する。円柱
状部4におけるヘッド10の面取りされた側壁11の下
縁がコネクタ縦穴30の側壁32に対して圧接されると
共に、環状リング34が環状凹部8に係合しているた
め、樹脂が円柱状部4の周囲から漏れコネクタ縦穴30
から流出することはない。
【0029】他方、環状リング34が第2の環状凹部8
と係合する状態では、接続が閉状態位置にある。この閉
状態位置では、ペデスタルポート2の円柱状部4がコネ
クタ縦穴30内へといっぱいに延び、樹脂ポート6がコ
ネクタ本体22の円柱状突部36の周囲と係合すること
により、それ以上の樹脂が樹脂ポート6を通って流れる
のを遮断する。環状リング34が環状凹部9に係合する
ことによって、ペデスタルポート2が第1の位置状態へ
と滑り戻ったり、弁コネクタ20から外れることはな
い。この閉じた位置状態では、円柱状部4を迂回し、弁
コネクタ20をそのまま通過して樹脂が流れ出るよう
に、ヘッド10の面取り縁11が空間を形成する。
【0030】複数の圧入アダプタ40が注入マニホルド
44を構成するフレキシブルな配管42によって直列に
相互接続され、圧入アダプタ装置が構成されている。1
つの低圧注射器(図示せず)が注入マニホルド44に樹
脂を供給する。そして、マニホルド44が直列の各注入
アダプタ40へ圧力Pの作用下で樹脂を配分し、割れ全
体および表面の適切な充填と補修を確実に行う。
【0031】尚、以上の説明は本発明を前記の実施例に
制限するものでなく、本発明は特許請求の範囲の項に記
載の範囲内で変更し得ることが理解されるべきである。
【0032】
【発明の効果】以上述べた本発明の新規な注入アダプタ
および圧入アダプタ装置によれば、前述した従来技術の
労働およびコスト集約的な面の多くが取り除かれ、信頼
性が高まり、さらに無駄と経費が著しく削減される。複
数の注入アダプタを扱うのに1つの樹脂リザーバだけを
用いることで、労働集約性はより小さくなる。触媒供給
が必要なのは多くの注入器でなく、1つの注入器だけな
ので、樹脂の廃物は大幅に減少される。個々の樹脂用溜
め袋を使用しないため、監視に必要な労働コストおよび
溜め袋の交換コストが節約される。注入後、注入アダプ
タと配管とはすばやく取り外され、廃棄するのに最小の
労働で済む。
【0033】また本発明の新規な方法によれば、ペデス
タルポートを割れ表面に接着固定する際に樹脂導管(ポ
ート)内へ挿入される先細り状のアプリケータロッドを
用いることで、過剰な接着剤が樹脂ポートを塞ぐという
問題が取り除かれる。接着剤がペデスタルポートの底面
にすばやく塗布される間、先細り状のロッドがペデスタ
ルポートを保持する。また、ペデスタルポートが割れ上
に位置され固定される間、接着剤が樹脂ポートを塞ぐの
をそのロッドが防止する。つまりロッドが割れ上に位置
決めされ、ペデスタルポートが割れ表面に押し付けられ
る。ペデスタルポートの基部に開口が設けられているた
め、基部を通りその上へ接着剤が押し出されより強い保
持を与える一方、樹脂ポートは開いた状態で清浄に保た
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧入アダプタに適用されるペデス
タルポートを横向きにした状態を示す底面斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る圧入アダプタに適用されるペデス
タルポートを横向きにした状態を示す側方斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る圧入アダプタに適用されるペデス
タルポートの平面図である。
【図4】本発明に係る圧入アダプタに適用されるペデス
タルポートの側面図である。
【図5】本発明に係る圧入アダプタの取付方法を示した
もので、アプリケータロッドに装着されたペデスタルポ
ートの位置と割れ表面上に位置されるペデスタルポート
の基部に塗布された接着剤との位置合わせを示した側面
図である。
【図6】本発明に係る圧入アダプタの取付方法を示した
もので、アプリケータロッドに沿って摺動されたペデス
タルポートが割れ表面上に固着された状態を示した側面
図である。
【図7】本発明に係る圧入アダプタ装置を示したもの
で、開状態位置のマニホルドに直列に接続された注入ア
ダプタ装置の断面側面図である。
【図8】本発明に係る圧入アダプタ装置を示したもの
で、閉状態位置のマニホルドに直列に接続された注入ア
ダプタ装置の断面側面図である。
【図9】図8における9−9線断面図である。
【符号の説明】
2 ペデスタルポート(台座状注入口) 4 円柱状部 6 貫通孔(樹脂ポート(通路)) 8、9 第1、2環状溝凹部(軸受部) 10 ヘッド 11 面取り側壁 12 基部 14 基部の開口 20 弁部分(弁コネクタ) 22 本体 24 分岐アーム 34 環状突起(リング) 36 内側突部 40 注入アダプタ 42 フレキシブル配管 44 マニホルド 46 ロッド 48 接着剤 50 割れ表面 52 割れ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の割れを充填剤で充填補修する際に
    適用される充填剤の注入アダプタにおいて、前記表面に
    前記割れを覆って取り付けられるペデスタルポートと、
    このペデスタルポートに接続されるマニホルドとの組合
    せからなり、前記ペデスタルポートは、前記表面上に前
    記割れを覆って取り付けられた際に、前記充填剤を前記
    割れ内へ注入可能とし、かつ前記マニホルドは、前記ペ
    デスタルポートを介した前記充填剤の流れを制御すると
    共に、開状態位置と閉状態位置とを有する弁手段を備え
    たことを特徴とする注入アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記ペデスタルポートが円柱状部と基部
    とを具備し、前記円柱状部が基部から延出し、前記円柱
    状部と基部とを貫いて貫通孔が形成され、前記基部が平
    坦部とこの平坦部を貫く複数の開口とを有しており、前
    記貫通孔が前記充填剤用の通路となる手段を構成し、か
    つ前記開口が前記基部を前記表面に取り付ける接着剤の
    受入手段を構成していることを特徴とする請求項1記載
    の注入アダプタ。
  3. 【請求項3】 前記ペデスタルポートが円柱状部と基部
    とを具備し、前記円柱状部が基部から延出し、前記円柱
    状部と基部とを貫いて貫通孔が形成され、前記マニホル
    ドが少なくとも2つの分岐を有し、前記ペデスタルポー
    トが各分岐に接続され、前記弁手段が複数の弁部分を含
    み、該弁部分が管部分によって相互に接続されており、
    各ペデスタルポートがその円柱状部を介して前記弁部分
    に接続され、かつ前記充填剤のペデスタルポートを介し
    た通過を許容する前記開状態位置と前記充填剤のペデス
    タルポートを介した通過を阻止する前記閉状態位置との
    間で、前記接続された弁部分に対してシフト可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の注入アダプタ装置。
  4. 【請求項4】 前記各弁部分が本体と前記管部分の1つ
    に接続された少なくとも1つのアームとを含み、前記本
    体が前記アームと協働して、これら本体およびアームを
    通る前記充填剤用の流路を画成する内部室を有したこと
    を特徴とする請求項3記載の注入アダプタ装置。
  5. 【請求項5】 前記各ペデスタルポートの円柱状部が外
    側環状溝を具備し、前記各弁部分が内側環状突起を有す
    る内部室を含み、前記各ペデスタルポートが前記弁部分
    の内部室内にその円柱状部が配置された状態で前記弁部
    分に接続されると共に、前記開状態位置と前記閉状態位
    置との間で前記弁部分内においてシフト可能であり、前
    記ペデスタルポートが前記開状態位置および前記閉状態
    位置のいずれか一方にあるとき、前記環状突起が前記環
    状溝内にそれぞれ着座していることを特徴とする請求項
    3記載の注入アダプタ装置。
  6. 【請求項6】 前記各ペデスタルポートがその前記開状
    態位置にあるとき、前記ペデスタルポートの環状突起が
    前記弁部分の環状溝内に着座しており、前記各ペデスタ
    ルポートの円柱状部が、内部に前記貫通孔の形成された
    ヘッドを具備し、前記ペデスタルポートがその前記開状
    態位置にあるとき、前記弁部分が前記円柱状部のヘッド
    から離間し、前記充填剤が前記弁部分および前記ペデス
    タルポートの貫通孔を介して通過するのを許容する一
    方、前記ペデスタルポートがその前記閉状態位置にある
    ときは、前記弁部分が前記円柱状部のヘッドに当接し、
    前記充填剤が前記弁部分および前記ペデスタルポートの
    貫通孔を介して通過するのを阻止することを特徴とする
    請求項5記載の注入アダプタ装置。
  7. 【請求項7】 前記各弁部分が、その内部室内へと延
    び、前記ペデスタルポートにおける円柱状部のヘッドと
    当接する手段を構成する内側突部を有したことを特徴と
    する請求項6記載の注入アダプタ装置。
  8. 【請求項8】 前記ペデスタルポートにおける円柱状部
    のヘッドが小さい断面を有することによって、前記ペデ
    スタルポートがその前記閉状態位置にあるとき、前記充
    填剤の前記マニホルドを介した通過を許容する手段を構
    成することを特徴とする請求項7記載の注入アダプタ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記各ペデスタルポートの円柱状部が2
    つの外側環状溝を有し、前記各弁部分が内側環状突起を
    有する円筒状の内部室を含み、前記各ペデスタルポート
    が前記弁部分の内部室内にその円柱状部が配置された状
    態で前記弁部分に接続されると共に、前記環状突起が前
    記第1の環状溝内にそれぞれ着座した前記開状態位置と
    前記環状突起が前記第2の環状溝内にそれぞれ着座した
    前記閉状態位置との間で前記弁部分内においてシフト可
    能であることを特徴とする請求項3記載の注入アダプタ
    装置。
  10. 【請求項10】 貫通孔を有した注入アダプタを取り付
    ける方法で、充填剤が前記貫通孔を介して下側表面の割
    れに注入され、その充填剤によって割れの充填補修を行
    い、前記注入アダプタが基部を具備したものにおいて、 前記注入アダプタの貫通孔にロッドを挿入する工程と、 前記基部に接着剤を塗布する工程と、 前記ロッドを前記表面に対してほぼ直角で、かつ前記割
    れを覆う部位に位置決めする工程と、 前記圧入アダプタを前記表面に向けて前記ロッドに沿っ
    て押圧し、前記接着剤を介して前記基部を前記表面に接
    触させることにより、該基部によって前記割れを覆う工
    程と、 前記ロッドを前記注入アダプタの貫通孔から引き抜き、
    該注入アダプタが前記基部を介して前記割れ上に残され
    た状態にする工程とを含むことを特徴とする注入アダプ
    タの取付方法。
  11. 【請求項11】 表面の割れを充填剤で充填補修する際
    に適用される充填剤の注入アダプタにおいて、前記表面
    に前記割れを覆って取り付けられるペデスタルポート
    と、前記充填剤の供給源に取り付けられる弁部分との組
    合せからなり、前記ペデスタルポートは、前記弁部分に
    接続され、前記表面上に前記割れを覆って取り付けられ
    た際に、前記充填剤を前記ペデスタルポートを介して前
    記割れ内へ注入可能とする開状態位置と、前記充填剤の
    前記ペデスタルポートを介した流れを遮る閉状態位置と
    の間で前記弁部分に対してシフト可能であることを特徴
    とする注入アダプタ。
  12. 【請求項12】 前記ペデスタルポートが円柱状部と基
    部とを具備し、前記円柱状部が基部から延出し、前記円
    柱状部と基部とを貫いて貫通孔が形成され、前記基部が
    平坦部とこの平坦部を貫く複数の開口とを有しており、
    前記貫通孔が前記充填剤用の通路となる手段を構成し、
    かつ前記開口が前記基部を前記表面に取り付ける接着剤
    の受入手段を構成しており、前記弁部分が本体と少なく
    とも1つのアームとを含み、前記本体が前記アームと協
    働して、これら本体およびアームを通る前記充填剤用の
    流路を画成する内部室を有し、前記アームが前記充填剤
    の前記供給源に接続されることを特徴とする請求項11
    記載の注入アダプタ。
  13. 【請求項13】 前記ペデスタルポートの円柱状部が外
    側環状溝を有し、前記弁部分が内側環状突起を有する内
    部室を含み、前記ペデスタルポートが前記弁部分の内部
    室内にその円柱状部が配置された状態で前記弁部分に接
    続されると共に、前記開状態位置と前記閉状態位置との
    間で前記弁部分内においてシフト可能であり、前記ペデ
    スタルポートが前記開状態位置および前記閉状態位置の
    いずれか一方にあるとき、前記環状突起が前記環状溝内
    にそれぞれ着座していることを特徴とする請求項12記
    載の注入アダプタ。
  14. 【請求項14】 前記ペデスタルポートがその前記開状
    態位置にあるとき、前記ペデスタルポートの環状突起が
    前記弁部分の環状溝内に着座しており、前記ペデスタル
    ポートの円柱状部が、内部に前記貫通孔の形成されたヘ
    ッドを具備し、前記ペデスタルポートがその前記開状態
    位置にあるとき、前記弁部分が前記円柱状部のヘッドか
    ら離間し、前記充填剤が前記弁部分および前記ペデスタ
    ルポートの貫通孔を介して通過するのを許容する一方、
    前記ペデスタルポートがその前記閉状態位置にあるとき
    は、前記弁部分が前記円柱状部のヘッドに当接し、前記
    充填剤が前記弁部分および前記ペデスタルポートの貫通
    孔を介して通過するのを阻止することを特徴とする請求
    項13記載の注入アダプタ。
  15. 【請求項15】 前記弁部分が、その内部室内へと延
    び、前記ペデスタルポートにおける円柱状部のヘッドと
    当接する手段を構成する内側突部を有したことを特徴と
    する請求項14記載の注入アダプタ。
  16. 【請求項16】 前記ペデスタルポートにおける円柱状
    部のヘッドが小さい断面を有することによって、前記ペ
    デスタルポートがその前記閉状態位置にあるとき、前記
    充填剤の前記弁部分を介した通過を許容する手段を構成
    することを特徴とする請求項15記載の注入アダプタ。
  17. 【請求項17】 前記ペデスタルポートの円柱状部が2
    つの外側環状溝を有し、前記弁部分が内側環状突起を有
    する円筒状の内部室を含み、前記ペデスタルポートが前
    記弁部分の内部室内にその円柱状部が配置された状態で
    前記弁部分に接続されると共に、前記環状突起が前記第
    1の環状溝内に着座した前記開状態位置と前記環状突起
    が前記第2の環状溝内に着座した前記閉状態位置との間
    で前記弁部分内においてシフト可能であることを特徴と
    する請求項12記載の注入アダプタ。
JP4340815A 1991-12-23 1992-12-22 注入アダプタのペデスタルポート、注入アダプタ、注入アダプタ装置および注入アダプタの取付方法 Expired - Lifetime JPH089020B2 (ja)

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JPH05245423A true JPH05245423A (ja) 1993-09-24
JPH089020B2 JPH089020B2 (ja) 1996-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113117969A (zh) * 2019-12-31 2021-07-16 广东贝贝机器人有限公司 一款用于蓝牙耳机type-c母座点胶组装设备

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184945U (ja) * 1987-05-19 1988-11-28
JPH01142749U (ja) * 1988-03-26 1989-09-29

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