JPH05245784A - マニピュレータ装置 - Google Patents

マニピュレータ装置

Info

Publication number
JPH05245784A
JPH05245784A JP33676692A JP33676692A JPH05245784A JP H05245784 A JPH05245784 A JP H05245784A JP 33676692 A JP33676692 A JP 33676692A JP 33676692 A JP33676692 A JP 33676692A JP H05245784 A JPH05245784 A JP H05245784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
manipulator
arm
axis
identification signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33676692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3609435B2 (ja
Inventor
Takafumi Matsumaru
隆文 松丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33676692A priority Critical patent/JP3609435B2/ja
Publication of JPH05245784A publication Critical patent/JPH05245784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3609435B2 publication Critical patent/JP3609435B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立て作業が容易なマニピュレ−タ本体と、
その組立の自由度構成の変更に伴うその駆動制御プログ
ラムの書換えおよび変更等の手間を短縮できる保守性に
優れたマニピュレータ装置を提供する。 【構成】 複数の関節モジュール3a〜3gと複数のア
ームモジュール4a〜4cとが組み合わされて構成さ
れ、関節モジュールにはそのモジュール自身の組立て接
続順番または座標系の方向における組立ての自由度表わ
す識別信号を出力する識別信号発生器として重力スイッ
チが付設され、また各アームモジュールにはアームの長
さおよびその曲り角度を表わす計測信号を出力する計測
信号発生器が付設され、更に、各モジュールの状態を表
わす各信号を解析処理する信号処理装置が備えられ、そ
の信号を基にマニピュレータ本体の駆動制御プログラム
はその本体が組み上がった状態で最適に動作するように
自動的に書き換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マニピュレータ装置に
係り、特に適用範囲が拡く保守性の良好なマニピュレー
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来のマニピュレータ装
置のなかには、(1): 各部がその作業のためにに設計さ
れたマニピュレータ本体を備えた専用マニピュレータ
と、(2): 標準化されている複数の関節モジュールやア
ーム・モジュールを組み合わせて構成されたマニピュレ
ータ本体を備えた「モジュール型マニピュレ−タ」とが
存在する。
【0003】ただし前者(1) は、作業対象が変化したと
きに種々の問題を生じる。例えば、大きな作業領域を対
象に構成された長い腕を有するマニピュレータ装置を、
小さな作業領域のみの作業に用いると、その作業中にそ
の長い腕が周囲の障害物と接触しないようにその腕を折
り曲げた状態で常に作業を行わせる必要がある。しか
も、その長い腕を支えるために関節駆動部の出力が浪費
されてしまい、先端に取着されている手先効果器(エン
ドエフェクター)においては必要な力に効率よく出力変
換きない。しかし後者(2) は、マニピュレータ装置自体
の低価格化に寄与できるのみならず、作業対象の変化に
も良好に対応が可能であり、しかも保守の容易化にも寄
与できる利点を備えている。
【0004】ところで、上述の「モジュール型マニピュ
レ−タ」に組み込まれるモジュールには、特開昭62-282
886 号に見られる回転関節モジュールや、特公昭63-501
55号公報に見られるリンク型アーム・モジュールが知ら
れている。これらの種類のモジュールを各取付部を介し
て複数個連結して組み合わせることによって所望の作業
が可能なマニピュレータ本体を提供している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のモジュ
ール型マニピュレータ装置にも次のような問題があっ
た。すなわち、複数個のモジュールを組み合わせてマニ
ピュレータ本体を組み立てた後、そのマニピュレータ本
体に何等かの作業を行わせるためには、マニピュレータ
本体を駆動制御するための専用ソフトウェアを作る必要
がある。そのソフトウェアの作成に際しては、マニピュ
レータ本体の基準姿勢において、各関節モジュールの自
由度の方向(即ち、可動および組合せの自由度)およ
び、アームの接続方向や長さを予め知る必要がある。し
かし、作業内容が変わる都度に、関節モジュールの数や
その自由度の方向を変えたり、長さの異なるアームを方
向を変えて組み合わせたりする場合には、組立て現場に
おいて各関節モジュールの自由度の方向、アームの長さ
およびその方向の確認に意外に時間を要する場合が多
い。しかも、その確認の後にその専用ソフトウェアの開
発のための一連の作業操作(例えば、プログラム作成、
デバッグ、テスト等)を初めから行なう必要がある。し
たがって、マニピュレータ装置に実際の所望な作業を行
わせるまでに多くの手間と時間を要する問題があった。
【0006】そこで上述のような不具合を解消するため
に、各関節モジュールに自由度の方向に対応した信号を
出力する識別信号発生装置を付設し、この信号発生装置
の出力から各関節モジュールの自由度を読み取ることが
考えられる。しかし、このように改良しても、動作範囲
の変更に伴わせてアームの長さを変えたり、方向を変え
たりしたときには、その都度に寸法を再測定する必要が
ある。故に、ソフトウェアの自動書換えを実現すること
も結局困難であることがわかる。
【0007】上述の如く従来のモジュール型マニピュレ
ータ装置は、動作範囲の変更に伴うマニピュレ−タの駆
動制御のためのプログラムの書換えや変更に多くの手間
や時間を要し、作業者に大きな負担をかける等の問題が
あった。
【0008】本発明の目的は、上述の不具合を解消で
き、保守性に富み、適用範囲の拡大に寄与できるマニピ
ュレ−タ装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、次のように装置を構成する。すなわち、マ
ニピュレータ本体が全体の構成の自由度を所望により選
択できるように、複数の関節部と複数のアームと取付部
を組み合わせて構成し、更に、 ( 1): 複数のアームの少なくとも1つはそれ自身の長
さあるいは曲り角度を任意に設定可能な形状可変部を備
えるとともに、上記長さあるいは曲り角度に対応した計
測信号を発生する計測信号発生部を備える。 ( 2): また、各関節部の自由度の方向を示す識別信号
(即ち、ある座標系のX軸か, Y軸か, Z軸かの何れの
軸の回転かを示す「回転軸」識別信号と、マニピュレ−
タ本体の中で各関節部の接続の順番が何番目かを示す
「接続順番」識別信号と)を出力する識別信号発生部を
備える。また本発明の好適例としては、 ( 3): その計測信号発生部またはその識別信号発生部
の出力を基にしてマニピュレ−タ本体を駆動制御するソ
フトウェアを自動的に書き換えるための信号処理装置を
さらに備える。
【0010】
【作用】本発明のマニプレータ装置において、複数のア
ームのうちの少なくとも1つ自体に、その長さまたは曲
り角度を任意に設定可能な形状可変部と、その長さまた
は曲り角度に対応する信号を出力するための計測信号発
生部とが設けられているため、組立て後であっても、ア
ームの形状を変えることによってマニピュレータ本体の
動作範囲の大きさを変更することが可能である。この
際、計測信号発生部の出力によってアームの長さまたは
曲り角度を正確に認知することができる。したがって、
例えば「アーム形状の変更」の場合には、その変更前の
情報と計測信号発生部の出力とを基にしてマニピュレー
タ本体の駆動制御のためのソフトウェアを自動的に書き
換えることが可能となる。
【0011】また、ばらばらに存在する複数個の関節モ
ジュールやアームモジュールを使い新たにマニピュレー
タ本体を組み立てたり、作業内容の変更にともなって組
み直した場合には、取付部の種類を選択するだけで、1
つの関節部をある座標系における異なる軸回り(例え
ば、X軸回り、Y軸回り、またはZ軸回り)の旋回関節
として使用できるので組立てが容易である。また同様
に、各関節部の自由度の方向を示す識別信号と各関節部
の接続順番を示す識別信号とを出力する識別信号発生部
を備えているので、この識別信号発生部の出力を基にそ
のソフトウェアを書き換えることができる。つまり、今
まで作業現場でおいて人により行なわれていた一連のソ
フトウェア作成工程(例えば、プログラミング、コンパ
イル、リンク、テスト等)を皆無にし、信号処理装置に
よりその作業現場で選択された自由な構成に合わせて必
要なソフトウェア(例えば、各関節の位置とハンド部の
位置との関係ソフトウェア,各関節の速度とハンド部の
速度との関係ソフトウェア,各関節の力とハンド部の力
との関係ソフトウェア等)を自動的書換え(いわゆるカ
スタマイズ)することも可能となる。
【0012】
【実施例】
(第1実施例)図1に示されている本発明の第1実施例
のマニピュレータ本体1は、ベース2上にモジュール化
された6個の関節部3a〜3fを直列に接続するととも
に最先端に位置する関節部3fにハンド部に相当する効
果器4を取り付けた構成となっている。各関節部3a〜
3fは、図1に示されている直角座標上において、図2
に等価図として示される方向に自由度を持つように互い
に接続されている。
【0013】各関節部3a〜3fは、この実施例の場
合、それぞれ同一寸法に形成されており、具体的には図
3(a) に示すように構成されている。すなわち、各関節
部3a〜3fは、減速機を含むモ−タ部11と、このモ
ータ部11に同軸的に直結されたフィ−ドバックユニッ
ト12と、このフィードバックユニット12からモータ
部11の回転中心線と同軸に外方へ向けて突出する関係
に設けられた固定軸13と、モータ部11からこのモー
タ部11の回転中心線と同軸に外方へ向けて突出する関
係に設けられた回転軸14と、一端側が固定軸13に固
定されるとともに他端側が上記回転中心線と直交する方
向に延びた後に回転中心線と平行にフィードバックユニ
ット12およびモータ部11の外面に沿って延びたL字
型の連結部材15と、一端側が回転軸14に固定される
とともに他端側が上記回転中心線と直交する方向に延び
た後に回転中心線と平行にモータ部11およびフィード
バックユニット12の外面に沿って延びたL字型の連結
部材16とで構成されている。そして、電力供給ケーブ
ル(不図示)や信号線(不図示)を使ってモータ部11
とフィードバックユニット12とを動作させることによ
って、連結部材15と連結部材16とをモータ部11の
回転中心線回りに相対的に回転させることができる構造
である。
【0014】連結部材15, 16の上記回転中心線と直
交する部分17, 18および平行する部分19, 20に
は、次に述べるボルト挿入孔を兼用した3種類の取付部
が設けられている。すなわち、連結部材15の部分17
には、図3(c) に示すように、回転中心線を中心にし、
かつ長手辺が部分17の延びる方向と直交するように描
かれる長方形の各頂点位置に4つの取付孔21が設けら
れ、この4つの取付孔21によって第1の取付部22が
形成されている。同様に、連結部材16の部分18に
は、図3(d) に示すように、回転中心線を中心にし、か
つ長手辺が部分18の延びる方向と直交するように描か
れる長方形の各頂点位置に4つの取付孔23が設けら
れ、この4つの取付孔23によって第1の取付部22に
対応する第2の取付部24が形成されている。一方、連
結部材15の部分19には、図3(e)に示すように、部
分19の幅方向の中心の位置25を中心にし、かつ長手
辺が回転中心線と直交するように描かれる長方形の各頂
点位置に4つの取付孔26が設けられ、この4つの取付
孔26によって第3の取付部27が形成されている。ま
た、連結部材18の部分20には、図3(b) に示すよう
に、部分20の幅方向の中心位置で、前記位置25から
部分18の外面までの距離と等しい位置28を中心に
し、かつ長手辺が回転中心線と直交するように描かれる
長方形の各頂点位置に4つの取付孔29が設けられ、こ
の4つの取付孔29によって第3の取付部27に対応す
る第4の取付部30が形成されている。さらに、連結部
材15の部分19には、図3(e) に示すように、位置2
5を中心にし、かつ長手辺が回転中心線と平行するよう
に描かれる長方形の各頂点位置に4つの取付孔31が設
けられ、この4つの取付孔31によって第5の取付部3
2が形成されている。また、連結部材18の部分20に
は、図3(b) に示すように、位置28を中心にし、かつ
長手辺が回転中心線と平行するように描かれる長方形の
各頂点位置に4つの取付け孔33が設けられ、この4つ
の取付孔33によって第5の取付部32に対応する第6
の取付部34が形成されている。ここで、第1〜第6の
取付部22, 24, 27, 30, 32, 34を形成して
いる4つの取付孔の間隔を規定する長方形の縦横寸法
は、それぞれ等しい値に設定されている。
【0015】上記のように構成された各関節部3a〜3
fは、実際に組込まれるとき、たとえば図4に示す直角
座標上で、X軸回りの回転を実現するときには同図(a)
に示すように第3の取付部27と第4の取付部30とが
選択され、Y軸回りの回転を実現するときには同図(b)
に示すように第5の取付部32と第6の取付部34とが
選択され、またZ軸回りの回転を実現するときには同図
(c) に示すように第1の取付部22と第2の取付部24
とが選択される。各関節部3a〜3fが上記のように構
成されているので、たとえば出力の異なる関節部でも、
どのような順番に接続してもマニピュレ−タ本体を構成
することが可能であり、さらにすでに構成されたマニピ
ュレ−タ本体から関節部の接続順序を入れ換えることに
よりマニピュレ−タ本体の自由度配置を変更できる。ま
た、関節部ごとに分割して作業現場まで運搬して、運搬
したその場で容易に組立てることができる。また、作業
内容が決まったときにその作業内容に適した自由度配置
を選択して、マニピュレ−タ本体を構成することができ
るので、マニピュレ−タ本体の関節の性能を効率的に効
果器の速度や力として伝達でき、さらに作業内容が変更
されたときにもその作業内容にふさわしい自由度構成に
マニピュレ−タ本体を容易に再構成できる。このよう
に、1つの関節部を旋回関節としても、屈曲関節として
も使用でき、さらに屈曲関節の屈曲方向を直交する2方
向に選択できるように構成された6個の関節部3a〜3
fの組合わせによってマニピュレータ本体1が構成され
ているのである。
【0016】ところで、マニピュレータ本体1に組込ま
れた6つの関節部3a〜3fには、その関節部の自由度
の方向を示す識別信号を出力するための識別信号発生器
が設けられている。この実施例では図5に示すように、
モータ部11の外面に取付けられた切換スイッチ装置4
1を主体にして識別信号発生器が構成されている。切換
スイッチ装置41は、摘み42を操作して指示針を
“X”の表示に合わせると、図6に示すように、可動接
点43が移動して出力端子44, 45間の抵抗値がRx
となり、指示針を“Y”の表示に合わせると抵抗値がR
yとなり、また指示針を“Z”の表示に合わせると抵抗
値がRzとなるように構成されている。また、出力端子
44, 45は2本ピン式のコネクタ46に接続されてい
る。
【0017】上述のように、本実施例ではマニピュレー
タ本体1を構成している各関節部3a〜3fに設けられ
た切換スイッチ装置41の摘み42を組立て時に操作す
ることによって、その関節部がある直角座標上におい
て、X軸回りの関節として動作しているか、Y軸回りの
関節として動作しているか、Z軸回りの関節として動作
しているかを示す識別信号を抵抗値の大きさの形で出力
できるようにしている。この識別信号は、マニピュレー
タ本体1の自由度を変更するための組立て終了後などに
おいて、図7に示す信号処理システム51に導入され
る。
【0018】信号処理システム51では、各コネクタ4
6にそれぞれコネクタ52を接続し、これらコネクタ5
2を介して測定装置53で各関節部における抵抗値を測
定する。図1に示されるマニピュレータ装置1では、関
節部3aにおいては抵抗値Rz、関節部3bにおいては
抵抗値Rx、関節部3cにおいては抵抗値Rx、関節部
3dにおいては抵抗値Rz、関節部3eにおいては抵抗
値Ry、関節部3fにおいては抵抗値Rxであると測定
される。この抵抗値の測定は、図8に示すように、測定
線に基準抵抗R0 を直列に接続し、測定線の両端に基準
電圧Viを印加しておき、基準抵抗R0 の両端電圧V0
を測定することにより行われる。この測定によって、関
節部3a〜3fは、順にZ軸回り、X軸回り、X軸回
り、Z軸回り、Y軸回り、X軸回りであることが判る。
得られた軸回り情報は、測定装置53から情報処理装置
54に送られて処理される。図7の場合には、測定装置
53からそれぞれの関節部に設けられたコネクタ46に
対して抵抗値測定用コ−ドが1対1の関係に延びている
ので、何番目の関節部の信号を入力しているかを区別す
ることができる。なお、ただ一本の抵抗値測定用コ−ド
を使用するときには、操作者が抵抗値測定用コ−ドを各
関節部上のコネクタ46に接続する度に測定装置53に
付属のキ−ボ−ドから関節番号を入力するなどの方法に
より、何番目の関節部の信号を入力しているかを知るこ
とができる。
【0019】次に、上述のように構成されたマニピュレ
−タ装置において、何番目の関節部がある直角座標系に
おいて何の軸回りの関節部かが判ったとき、その情報の
利用方法について詳しく述べる。
【0020】マニピュレ−タの駆動制御に必要なプログ
ラムの一例として、各関節角度から手先の位置・姿勢へ
の座標変換をとりあげる。マニピュレ−タの駆動制御に
必要なプログラムの一例として、各関節角度から手先の
位置・姿勢への座標変換について例示すると次のような
手順で行われる。
【0021】(1) 回転関節部における座標変換 座標系 (i)のX軸の回りにθ回転した座標系を座標系
(i-1) とすれば、あるベクトルの、座標系 (i)による
表現[x(i) ,y(i) ,z(i) ]T と、座標系(i-1)
による表現[x(i-1) ,y(i-1) ,z(i-1) ]T との関
係は次式のように表される。
【0022】
【数1】 このときのCi-1 ,i は、X軸回りの回転関節による座
標変換の3×3マトリクスであり、“X軸回りのC行
列”と呼ばれる。
【0023】同様に座標系 (i)のy軸の回りにθ回転し
た座標系を座標系 (i-1) とすれば、あるベクトルの座
標系 (i)による表現[x(i) ,y(i) ,z(i) ]T と、
座標系 (i-1) による表現[x(i-1) ,y(i-1) ,z(i
-1) ]T との関係は次式のように表される。
【0024】
【数2】 このときのCi-1 ,i は、Y軸回りの回転関節による座
標変換の3×3マトリクスであり、“Y軸回りのC行
列”と呼ばれる。
【0025】同様に座標系 (i)のz軸の回りにθ回転し
た座標系を座標系 (i-1) とすれば、あるベクトルの座
標系 (i)による表現[x(i) ,y(i) ,z(i) ]T と、
座標系 (i-1) による表現[x(i-1) ,y(i-1) ,z(i
-1) ]T との関係は、次式のように表される。
【0026】
【数3】 このときのCi-1 ,i は、Z軸回りの回転関節による座
標変換の3×3マトリクスであり、“Z軸回りのC行
列”と呼ばれる。
【0027】(2) 座標変換の合成 座標変換の合成は、上記の漸化式を繰り返し用いて、次
式のように表される。
【0028】
【数4】 ここで行列Ai はある関節座標系 (i)で表示されたベク
トルをベ−ス座標系(0) で表示するための3×3の合成
変換マトリクスであり、“A行列”と呼ばれる。このよ
うに、ベクトルをある関節座標系 (i)による表示からベ
−ス座標系(0)による表示へ座標変換するには、ベ−ス
座標系からその関節までいくつ関節があって、それぞれ
の関節が何の軸回りの回転関節かを知り、それに対応す
るC行列を順々に掛けていくことによりA行列をつくれ
ばよい。
【0029】(3) 位置の算出 関節と関節の間のア−ムを示すベクトルLiは、マニピ
ュレ−タがどのような姿勢をとっていても、その関節座
標系(i)ではア−ムがZ軸上のマイナス方向にあると
仮定し、次のように表現される。
【0030】
【数5】 マニピュレ−タがある姿勢をとったときの各ア−ムを表
現するベクトルを、その関節座標系(i)による表現か
らベ−ス座標系 (0)による表現へ変換するために上記の
A行列を利用して求める。
【0031】
【数6】 各関節の位置座標をPi をベ−ス座標系(0) により表現
したものは、ベ−ス座標系で表現されたア−ムベクトル
をベ−スからその関節の手前まですべて加えたものであ
る。
【0032】
【数7】 特に、先端部の位置座標をベ−ス座標系(0)により表現
されたものは、ベ−ス座標系で表現されたア−ムベクト
ルをすべて加えたものである。
【0033】
【数8】 駆動制御ソフトウェアでは、各関節の角度から手先の位
置・姿勢を求める計算として、この(2) 式がプログラミ
ングされているが、この(2) 式において、A行列の要素
A0(02),A0(12),A0(22), ・・・・ ,An(02),An(1
2),An(22) を使っているが、A行列は (1)式で示した
ように複数の回転関節部における座標変換を表わすC行
列を順次掛け合わせたものであるから、構成されたマニ
ピュレータ本体において、何番目の関節がどの軸回りの
関係にあるのかを表わす信号を利用して、3種類のC行
列(即ち、X軸回りのC行列、Y軸回りのC行列、Z軸
回りのC行列)を選択して、順次掛け合わせることによ
りA行列を作成し、更に、L0,L1,……Lnを計測された信
号により書き換えれば、各関節角度から手先の位置・姿
勢を求める計算を書換えることができる。情報処理装置
54ではマニピュレ−タの自由度配置の変更に対応でき
るソフトウェアが用意されており、マニピュレータ本体
の駆動制御に使用するソフトウェアを「自動的に書き換
え」ている。(実際は、そのソフトウエアを構成するサ
ブルーチンのパラメータ等の設定が変更されることで、
所望の動作制御を行なうプログラムに自動的に変化す
る。)このように、全体の自由度構成を選択できる複数
種類、つまり第1から第6のの取付部22, 24, 2
7, 30, 32, 34をそれぞれ有した複数の関節部3
a〜3fの組合わせでマニピュレータ本体1が構成され
ている。したがって、取付部の種類を選択するだけで、
1つの関節部をある座標系におけるX軸回りの屈曲関節
にも、Y軸回りの屈曲関節にも、Z軸回りの旋回関節に
も使用でき、組立てを容易化できる。また、各関節部3
a〜3fのある座標系における自由度方向を示す識別信
号を出力する識別信号発生器を備えているので、この識
別信号発生器の出力からマニピュレ−タの駆動制御に使
用するソフトウェアを書換えるのに必要な情報を得るこ
とができる。したがって、信号処理システム51を使っ
てソフトウェアを自動書換えすることが可能となる。こ
の結果、作業現場において人手を介して毎回プログラム
をエディットし、その後コンパイルやリンクといったソ
フトウェア開発のために行われていた一連の操作をなく
すことができる。しかも、作業現場で選択した自由度構
成に合わせて、たとえば各関節部の位置とハンド部の位
置との関係のソフトウェア、各関節部の速度とハンド部
の速度との関係のソフトウェア、各関節部の力とハンド
部の力との関係のソフトウェアなどを容易に変更するこ
とが可能となる。
【0034】なお、上述の実施例ではモジュール化され
た関節部だけを複数組み合わせてマニピュレータ本体1
を構成しているが、関節部間にアームを介在させてマニ
ピュレータ本体を構成しなければならない場合が往々に
してある。このような場合には、図9(a) 〜図9(c) に
それぞれ示すように、X軸延長用アーム61, Y軸延長
用アーム62およびZ軸延長用アーム63を用意してお
く。そして、X軸延長用アーム61の一端側に前述の第
1の取付部22を構成している取付孔と同じ配置に取付
孔64を設けて一方の取付部65とし、また他端側に前
述の第2の取付部24を構成している取付孔と同じ配置
に取付孔66を設けて他方の取付部67とする。同様
に、Y軸延長用アーム62の一端側に第1の取付部22
を構成している取付孔とは配列方向が90度異なる取付
孔68を設けて一方の取付部69とし、また他端側に前
述した第2の取付部24を構成している取付孔とは配列
方向が90度異なる取付孔70を設けて他方の取付部7
1とする。さらに、Z軸延長用アーム63の両端に第1
の取付部22および第2の取付部24を構成している取
付孔と同じ配置に取付孔72, 74を設けて取付部7
3, 75とする。
【0035】(第2実施例)図10には前述のアームと
モジュール化された7個の関節部3a〜7fとが組み合
わされて構成されたマニピュレータ本体の第2実施例が
示されている。また図11には同マニピュレータ本体1
aにおける各関節部の自由度の方向を示す等価図が示さ
れている。そして、この例においても、各関節部3a〜
3gには、これら各関節部3a〜3gのある直角座標系
における自由度の方向を示す識別信号を出力するための
切換スイッチ装置が設けられている。各アームの長さは
既知であるため、結局、前記第1実施例と同様の効果を
得ることができる。
【0036】図12には本実施例に係るマニピュレータ
装置のマニピュレータ本体を構成する関節部3の一例が
示されている。この例おいて、関節部3の本体部分は先
の実施例のものと同じ構成である。異なる点は関節部3
に付設されて関節部の自由度の方向を示す識別信号を発
生させる識別信号発生器として重力スイッチを用いてい
ることにある。
【0037】また、図13に示すように、重力スイッチ
76は、金属材で有底角筒状に形成されたケース77
と、このケース77の開口部を蓋するように装着された
絶縁材78と、一端部が絶縁材78に固定され、他端側
がケース77内に延びた横剛性を持つ針金79と、この
針金79の遊端部に固定された金属材製の接触子80と
で構成されている。そして、針金79とケース77とが
リード線を介して2ピン式のコネクタ120に接続され
ている。上記のように構成された重力スイッチ76は、
針金79が関節部3の回転中心線と平行するようにモー
タ部11の外面に固定されている。したがって、図12
に示されている関節部3を図13(a) 中X軸回りあるい
はY軸回りの屈曲関節として使用したときには、針金7
9により片持ちに支えられた接触子80がその自重によ
り導電性のケース77に接触し、コネクタ120の2本
のピン間が導通状態となる。一方、関節部3を図13
(b) 中Z軸回りの旋回関節として使用したときには、接
触子80がケース77に接触することがなく、コネクタ
120の2本のピン間が非導通状態となる。上記説明か
ら判るように、この例では関節部3を複数個組合わせて
マニピュレ−タ本体を構成したときに、各関節部が屈曲
関節として動作しているか、旋回関節として動作してい
るかをコネクタ120の2本のピン間の導通状態で外部
に示すことができる。
【0038】図14には上述の重力スイッチ76を備え
た6個の関節部3を図1に示したように組み合わせてマ
ニピュレータ本体を構成するとともに、各重力スイッチ
76の情報を信号処理システム51aが取り込んでその
制御に必要なソフトウェアを書換えしている図が示され
ている。各重力スイッチ76の情報はそれぞれ専用のコ
ネクタ52aおよびリード線を介して測定装置53aに
導入される。この場合、関節部3aにおいては非導通、
関節部3bにおいては導通、関節部3cにおいては導
通、関節部3dにおいては非導通、関節部3eにおいて
は導通、関節部3fにおいては導通と測定され、各関節
部3a〜3fは順に旋回関節、屈曲関節、屈曲関節、旋
回関節、屈曲関節、屈曲関節と判定される。そして、こ
の情報は情報処理装置54aに送られて、駆動制御に必
要なソフトウェアの書換え処理に供される。前記第1実
施例に示した手法はマニピュレ−タの駆動制御に用いる
ソフトウェアを書換えるための必要条件を満たしている
が、この実施例に示した方法は旋回関節か、屈曲関節か
の情報だけなので必要条件ではあるが、マニピュレ−タ
の駆動制御に用いるソフトウェアの自動書換えに使うこ
とはできない。しかし、ソフトウェアを書き換えるため
の情報を得るためには、少なくとも両方から得られた情
報に矛盾がないことが必要であるので、この実施例も先
の実施例と併用することにより、安全対策の2重チェッ
ク用として利用できる。
【0039】(変形例1)図15には本発明のマニピュ
レータ装置のマニピュレータ本体を構成する関節部3の
変形例が示されている。この例おいても関節部3の本体
部分は先の実施例のものと同じ構成である。異なる点は
関節部3に付設されて関節部の自由度の方向を示す識別
信号を発生させる識別信号発生器にある。この例では関
節部3を複数組合わせてマニピュレータ本体を構成した
とき、各関節部3の全てについて、ある直角座標上の何
軸回りに装着されているかを示す識別信号を自動的に発
生させるようにしている。
【0040】まず、この例では連結部材15, 16が非
導電性部材で形成されている。そして、連結部材15の
回転中心線と平行な部分19で、第3の取付部27を規
定する長方形の中心から図中Y軸上のプラス側に位置す
る上記長方形の短辺上に2本のピンを部分19の図中下
面に露出させる関係にコネクタ81を設けている。ま
た、連結部材15の部分19で、第5の取付部32を規
定する長方形の中心から図中X軸上のプラス側に位置す
る上記長方形の短辺上に2本のピンを部分19の図中下
面に露出させる関係にコネクタ82を設けている。さら
に、連結部材15の回転中心線と直交する部分17で、
第1の取付部22を規定する長方形の中心から図中Y軸
上のプラス側に位置する上記長方形の短辺上に2本のピ
ンを部分17の図中左外面に露出させる関係にコネクタ
83を設けている。各コネクタ81, 82, 83内に
は、図16に示すように、抵抗値がR0 、R1 、R2 の
抵抗体が収容されている。つまり、コネクタ81の2本
のピンが短絡されると端子84a, 84b間の抵抗値が
R0 となり、コネクタ82の2本のピンが短絡されると
端子85a, 85b間の抵抗値がR1 となり、コネクタ
83の2本のピンが短絡されると端子86a, 86b間
の抵抗値がR2 となるように構成されている。そして、
各コネクタ81, 82, 83の端子84a, 84b, 8
5a, 85b, 86a, 86bは対応するもの同志が共
通に接続されて2ピン式のコネクタ87に接続されてい
る。
【0041】一方、連結部材16には、この連結部に連
結される関節部の自由度方向に対応させて、その関節部
に設けられている前記コネクタ81, 82, 83のいず
れかのコネクタの2本のピンを短絡させるための導電体
が取付けられている。すなわち、連結部材16の回転中
心線と平行な部分20で、第4の取付部30を規定する
長方形の中心から図中Y軸上のプラス側およびマイナス
側に位置する上記長方形の短辺上に導電体89, 90が
設けられている。また、連結部材16の回転中心線と直
交する部分18で、第2の取付部24を規定する長方形
の中心から図中Y軸上のプラス側およびマイナス側に位
置する上記長方形の短辺上に導電体91, 92が設けら
れている。さらに、図17に示すように、ベ−ス2に
も、取付部36を規定する長方形の中心から図中Y軸上
のプラス側およびマイナス側に位置する上記長方形の短
辺上に導電体93, 94が設けられている。
【0042】図18にはコネクタ81, 82, 83およ
び導電体89, 90, 91, 92の取付けられた関節部
3を6個組み合わせて図1に示したマニピュレータ本体
を構成したときの各コネクタと導電体との位置関係が示
されている。この図において、白抜き長方形はコネクタ
を示し、黒塗り長方形は導電体を示している。表1には
このときに各関節部に設けられたコネクタ87から得ら
れた抵抗値およびその処理手法が示されている。
【0043】
【表1】 これらの図および表から判るように、関節部3aは抵抗
値R2 ,関節部3bは抵抗値R0 ,関節部3c抵抗値R
0 ,関節部3dは抵抗値R2 ,関節部3eは抵抗値R1
,関節部3fは抵抗値R1 と測定される。そこで、図
示しない測定装置は抵抗値R2 が測定された関節部につ
いては無条件にZ軸回りの回転関節であると判定する。
ここでは、関節部3aと関節部3dがZ軸回りであると
判定される。次に、抵抗値R0 の関節部は識別記号
“0”,抵抗値R1 の関節部は識別記号“1”,抵抗値
R2 の関節部は識別記号“2”,として、ベ−ス部の
“0”からハンド部に向かって2進数の足し算として順
次加えていく。そして、Z軸回りと判定された以外の関
節部で、最下位の数字が0ならばX軸回りの関節部、最
下位の数字が1ならばY軸回りの関節部であると判定す
る。ここでは、関節部3bと関節部3cと関節部3fと
がX軸回りであると判定され、関節部3eがY軸回りで
あると判定される。以上の方法により、このマニピュレ
−タ本体の構成は、第1関節から順に、“(Base)−Z
−X−X−Z−Y−X−(Hand)”であると判定され
る。そして、この情報は図示しない情報処理装置に導入
されて駆動制御のソフトウェアの自動書換えに供され
る。
【0044】図15に示される関節部3を用い、かつ図
10に示すように途中にアームを介在させてマニピュレ
ータ本体を構成するときには、図19に示すように、X
軸延長用アーム61,Y軸延長用アーム62およびZ軸
延長用アーム63に設けられた取付部65, 67, 6
9, 71, 73, 75を規定する長方形の短辺上に導電
体101〜112を取付ければよい。
【0045】図20および図21にはコネクタ81, 8
2, 83および導電体89, 90,91, 92の取付け
られた7個の関節部3と図19に示されているX軸延長
用アーム61およびZ軸延長用アーム63とを組み合わ
せて図10に示したマニピュレータ本体1aを構成した
ときの各コネクタと導電体との位置関係が示されてい
る。この図において、白抜き長方形はコネクタを示し、
黒塗り長方形は導電体を示している。表2にはこのとき
に各関節部に設けられたコネクタ87から得られた抵抗
値およびその処理手法が示されている。
【0046】
【表2】 これらの図および表から判るように、関節部3aは抵抗
値R0 ,関節部3bは抵抗値R1 ,関節部3cは非導
通,関節部3dは抵抗値R0 ,関節部3eは抵抗値R2
,関節部3fは抵抗値R0 ,関節部3gは抵抗値R1
と測定される。
【0047】そこで、測定装置(不図示)は、抵抗値R
2 の測定された関節部と、非導通であった関節部とを無
条件にZ軸回りの回転関節であると判定する。ここで
は、関節部3cと関節部3eがZ軸回りであると判定さ
れる。次に、抵抗値R0 の関節部は識別記号“0”,抵
抗値R1 の関節部は識別記号“1”,抵抗値R2 の関節
部は識別記号“2”,非導通の関節部は識別記号“1”
として、ベ−ス部の“0”からハンド部に向かって2進
数の足し算として順次加えていく。そして、Z軸回りと
判定された以外の関節部で、最下位の数字が0ならばX
軸回りの関節部、最下位の数字が1ならばY軸回りの関
節部であると判定する。ここでは、関節部3aと関節部
3dと関節部3eとがX軸回りであると判定され、関節
部3bと関節部3gとがY軸回りであると判定される。
【0048】以上の方法により、このマニピュレ−タ本
体1aの構成が、第1関節から順に、“(Base)−X−
Y−Z−X−Z−X−Y−(Hand)”であると判定され
る。そして、この情報は図示しない情報処理装置に導入
されて駆動制御のソフトウェアの自動書換えに供され
る。
【0049】(変形例2)図22には本発明の実施例に
係るマニピュレータ装置のマニピュレータ本体を構成す
る関節部3の別な変形例が示されている。この例おいて
も関節部3の本体部分は先の実施例のものと同じ構成で
ある。この実施例が先の実施例と異なる点は、関節部3
に付設されて関節部の接続順番を示す識別信号と自由度
の方向を示す識別信号とを発生させる識別信号発生器に
ある。
【0050】この例では、マニピュレータ本体を組み立
てると、ベース側から最先端の関節部に至るまで測定線
が自動接続されるようにするとともに、各関節部の接続
順番を示す識別信号とその関節部がある直角座標上の何
軸回りに装着されているかを示す識別信号とを発生させ
るようにしている。この例においても連結部材15,1
6が非導電性部材で形成されている。そして、連結部材
15の回転中心線と平行な部分19で、第3の取付部2
7を規定する長方形の中心から図中Y軸上のプラス側に
位置する上記長方形の短辺上に各ピンを部分19の図中
下面に露出させる関係にコネクタ121を設けている。
また、連結部材15の部分19で、第5の取付部32を
規定する長方形の中心から図中X軸上のマイナス側に位
置する上記長方形の短辺上に各ピンを部分19の図中下
面に露出させる関係にコネクタ122を設けている。さ
らに、連結部材15の回転中心線と直交する部分17
で、第1の取付部22を規定する長方形の中心から図中
Y軸上のプラス側に位置する上記長方形の短辺上に各ピ
ンを部分17の図中左外面に露出させる関係にコネクタ
123を設けている。
【0051】一方、連結部材16の回転中心線と直交す
る部分18で、第2の取付部24を規定する長方形の中
心から図中Y軸上のプラス側に位置する上記長方形の短
辺上に各ピンを部分18の図中右外面に露出させる関係
にコネクタ124を設けている。また、連結部材16の
回転中心線と平行する部分20で、第6の取付部34を
規定する長方形の中心から図中X軸上のマイナス側に位
置する上記長方形の短辺上に各ピンを部分20の図中上
面に露出させる関係にコネクタ125を設けている。さ
らに、部分20で、第4の取付部30を規定する長方形
の中心から図中Y軸上のプラス側に位置する上記長方形
の短辺上に各ピンを部分20の図中上面に露出させる関
係にコネクタ126を設けている。この例の場合、各コ
ネクタ121〜126としては、9本のピンを備えたも
のが用いられている。これらのピンのうちの1本にはグ
ランドを示すGの表示が付されており、他の8本のピン
にはそれぞれ1から8までの表示が付されている。そし
て、各コネクタ121〜126の対応するピン同志は、
図23および図24にも示すようにケーブル127によ
って共通に接続されている。
【0052】一方、モータ部11の外面には切換スイッ
チ128, 129が取付けられている。切換スイッチ1
28は、図24に示すように、全体で8個有した固定接
点群130と、この固定接点群130の中から1つの固
定接点を選択するための可動接点131とを備えてい
る。そして、摘み132を操作して指示針を文字盤上に
描かれている1から8の数字のいずれかに合わせると、
その数字に対応した接点番号の固定接点に可動接点13
1が接触するようになっている。固定接点群130を構
成している各固定接点は、その番号に対応した番号のコ
ネクタピンに接続されている。切換スイッチ129は、
図24に示すように、X固定接点133,Y固定接点1
34およびZ固定接点135と、これらの中から1つの
固定接点を選択するための可動接点136とを備えてい
る。そして、摘み137を操作して指示針を文字盤上に
描かれているX, Y, Zの文字のいずれかに合わせる
と、その文字に対応した固定接点に可動接点136が接
触するようになっている。可動接点136は切換スイッ
チ128の可動接点131に接続されている。X固定接
点133,Y固定接点134およびZ固定接点135に
は、それぞれ抵抗値がRX , RY , RZ の抵抗体の一端
側が接続されており、これら抵抗体の他端側は共通に接
続されて前述のコネクタのグランドピンGに接続されて
いる。
【0053】さらに、図25に示すようにベ−ス2に
も、取付部36を規定する長方形の中心から図中Y軸上
のプラス側に位置する上記長方形の短辺上にコネクタ1
21〜126と同一構成のコネクタ138が各ピンを露
出させて取り付けられている。コネクタ138にはケー
ブル139が接続されており、このケーブル139は図
26に示す信号処理システム51bに選択的に接続され
る。関節部3およびベース2が上記のように構成されて
いるので、この関節部3を複数組合わせてマニピュレー
タ本体を構成すると、隣り合う関節部に設けられている
コネクタ同志が自動的に接続される。なお、組み立てる
ときには、その関節部3のベース2からの順番と、その
関節部3のある直角座標上の自由度方向とを確認し、切
換スイッチ128の指示針を順番数に合わせるとともに
切換スイッチ129の指示針を自由度を示す軸に合せる
ようにする。
【0054】図26にはコネクタ121〜126および
切換スイッチ128, 129の取付けられた6個の関節
部3を組み合わせて図1に示したマニピュレータ本体1
を構成したときの関節部3aと関節部3bとの間の測定
用信号線の結線関係が示されている。この場合には、関
節部3aにおいては切換スイッチ128の指示針が文字
盤上の1の位置を指し、切換スイッチ129の指示針が
文字盤上のZの位置を指している。また、関節部3bに
おいては切換スイッチ128の指示針が文字盤上の2の
位置を指し、切換スイッチ129の指示針が文字盤上の
Xの位置を指している。したがって、信号処理定システ
ム51b側からケーブル139を介してグランドピンと
1番ピンとの間の抵抗値を測定すると抵抗値RZ が測定
され、グランドピンと2番ピンとの間の抵抗値を測定す
ると抵抗値RX が測定されることになる。これらの抵抗
値から関節部3aはZ軸回りと判定でき、関節部3bは
X軸回りと判定でき、以下同様に各関節部の軸回り方向
を判定できることになる。そして、判定結果は、情報処
理装置54bに送られて駆動制御のソフトウェアの自動
書換えに供される。
【0055】このような構成であると、測定時に引き回
す測定用ケーブルの数を少なくすることができるととも
に、各関節部の接続順番を間違えるような事態の発生を
少なくできる。なお、上記構成の関節部3を用い、かつ
図10に示すように途中にアームを介在させてマニピュ
レータ本体を構成するときには、図27, 図28, 図2
9に示すように、取付部65, 67, 69, 71, 7
3, 75を規定する長方形の短辺上に図示関係にコネク
タ140〜145を設け、これらを信号用のケーブル1
46〜148で接続したX軸延長用アーム61, Y軸延
長用アーム62およびZ軸延長用アーム63を用いれば
よい。
【0056】(変形例3)図30には本発明の実施例に
係るマニピュレータ装置のマニピュレータ本体を構成す
る関節部3のさらに異なる変形例が示されている。この
例おいても関節部3の本体部分は先の実施例のものと同
じ構成である。また、この図では図22と同一部分が同
一符号で示してある。
【0057】この例が先の例と異なる点は、関節部3に
付設されて関節部の接続順番を示す識別信号と自由度の
方向を示す識別信号とを発生させる識別信号発生器にあ
る。すなわち、この実施例では図22に示す実施例で用
いていた切換スイッチ129をなくし、代わりに図31
および図32に示すように、コネクタ121のグランド
ピンを除く8本のピンとコネクタ122のグランドピン
を除く8本のピンとの間に抵抗値Rの抵抗を介在させる
抵抗体151を接続し、さらにコネクタ122のグラン
ドピンを除く8本のピンとコネクタ123のグランドピ
ンを除く8本のピンとの間に抵抗値Rの抵抗を介在させ
る抵抗体152を接続している。また、コネクタ123
のグランドピンを含む9本のピンとコネクタ124, 1
25, 126の9本のピンとを対応するピン毎に共通に
接続している。
【0058】図33にはコネクタ121〜126、切換
スイッチ128および抵抗体151,152の取付けら
れた6個の関節部3を組み合わせて図1に示したマニピ
ュレータ本体1を構成したときの関節部3aと関節部3
bとの間の測定用信号線の結線関係が示されている。こ
のような構成であると、その関節部がX軸回りの回転関
節として接続されていれば、その関節上において全ての
信号線で抵抗値が2R上昇し、またその関節部がY軸回
りの回転関節として接続されていれば、その関節上にお
いて全ての信号線で抵抗値が1R上昇し、さらにその関
節部がZ軸回りの回転関節として接続されていれば、そ
の関節上において全ての信号線で抵抗値が0R上昇、つ
まり変化しないことになる。すなわち、各関節部上で、
その信号線にその関節の回転方向を示す抵抗が直列に接
続される。関節がそれ以上接続されていなければ、測定
抵抗値は解放となり抵抗値の差が無限大となるので、使
用した関節モジュールの個数を知ることができる。した
がって、ケ−ブル139を介してグランドピンと各ピン
との間の抵抗値を測定し、その抵抗値の差を第1の関節
部から順に調べてゆけば、マニピュレ−タ本体の自由度
の数とその構成(X方向か、Z方向か)を知ることがで
きる。
【0059】表3には図1に示したように組み立てられ
たマニピュレータ本体1に対して測定装置53cで測定
された測定結果と自由度構成の判定結果が示されてい
る。
【0060】
【表3】 また、表4には図10に示したように組立てられたマニ
ピュレータ本体1aに対して測定装置53cで測定され
た測定結果と自由度構成の判定結果が示されている。
【0061】
【表4】 上述のように測定および判定された結果は、情報処理装
置54cに導入されて駆動制御のソフトウェアの自動書
換えに供される。したがって、この実施例においても前
記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0062】(変形例4)図34には本発明の実施例に
係るマニピュレータ装置のマニピュレータ本体を構成す
る関節部3の別の変形例が示されている。この例おいて
も関節部3の本体部分は先の実施例のものと同じ構成で
ある。また、この例では関節部の接続順番を示す識別信
号と自由度の方向を示す識別信号とを発生させる信号発
生器については図30に示された関節部と全く同じ手法
を採用している。
【0063】この例が先の例と異なる点は、図35, 図
36, 図37, 図38および図39に示すように、各コ
ネクタ161〜166として、関節部の接続順番と自由
度の方向を測定するために供されるコネクタ部167a
と、関節部のフィードバックユニット12への接続に供
されるコネクタ部167bと、関節部のモータ部11へ
電力を供給するために供されるコネクタ部167cとを
一体化させたものを使用している。また、図38に示す
ように、関節部の接続順番と自由度の方向を測定するた
めに供される切換スイッチ部168に連動して、その関
節部のフィードバッユニット12とモータ部11とを対
応するコネクタ部のピンに接続する切換スイッチ部16
9, 170を有した切換スイッチ171を用いている。
このような構成を採用しても、先の実施例と同様の作用
効果を得ることができる。
【0064】(変形例5)図40には本発明の実施例に
係るマニピュレータ装置のマニピュレータ本体を構成す
る関節部3のさらに別な変形例が示されている。この例
おいても関節部3の本体部分は先の例のと同じ構成であ
る。また、この図では図30と同一部分が同一符号で示
してある。
【0065】本実施例が図30に示された実施例と異な
る点は、関節部3に付設されて関節部の接続順番を示す
識別信号と自由度の方向を示す識別信号とを発生させる
識別信号発生器にある。すなわち、本実施例では、コネ
クタ121のグランドピンを除く8本のピンと中継コネ
クタ181のグランドピンを除く8本のピンとの間にそ
れぞれ抵抗値Rxの抵抗を介在させる抵抗体182を接
続し、またコネクタ122のグランドピンを除く8本の
ピンと中継コネクタ181のグランドピンを除く8本の
ピンとの間にそれぞれ抵抗値Ryの抵抗を介在させる抵
抗体183を接続し、さらにコネクタ123のグランド
ピンを除く8本のピンと中継コネクタ181のグランド
ピンを除く8本のピンとの間にそれぞれ抵抗値Rzの抵
抗を介在させる抵抗体184を接続している。そして、
コネクタ121, 122, 123のグランドピンをそれ
ぞれ中継コネクタ181のグランドピンに共通に接続
し、この中継コネクタ181のグランドピンを含む9本
のピンとコネクタ124, 125, 126の9本のピン
とを対応するピン毎に共通に接続している。
【0066】図41には、コネクタ121〜126、切
換スイッチ128および抵抗体182, 183, 184
の取り付けられた6個の関節部3を組み合わせて図1の
マニピュレータ本体1を構成したときの関節部3aと関
節部3bとの間の測定用信号線の結線関係が示されてい
る。このような構成であると、その関節部がX軸回りの
回転関節として接続されていれば、その関節上の全ての
信号線で抵抗値がRxだけ上昇する。また、その関節部
がY軸回りの回転関節として接続されていれば、その関
節上の全ての信号線で抵抗値がRyだけ上昇する。ま
た、その関節部がZ軸回りの回転関節として接続されて
いれば、その関節上の全ての信号線で抵抗値がRzだけ
上昇し、さらにその関節部がベース側に隣接している関
節部と同じ方向の屈曲関節としてアーム部などを介在さ
せずに直接接続されていれば、その関節上の全ての信号
線で抵抗値がRxとRyとを並列接続したときの抵抗値
分だけ上昇する。すなわち、各関節部上で、その信号線
にその関節の回転方向を示す抵抗値を持った抵抗が直列
に接続される。したがって、ケ−ブル139を介してグ
ランドピンと各ピンとの間の抵抗値を測定し、その抵抗
値の差を第1の関節部から順に調べてゆけば、マニピュ
レ−タ本体の自由度の数と構成を知ることができる。
【0067】図42には図40に示される関節部3を6
個組み合わせて図1に示されたようなマニピュレータ本
体1を構成したときの各コネクタと抵抗体との接続関係
が立体的に示され、図43に同接続関係図が示されてい
る。これらの図は各関節部の接続状態に応じてRx, R
y, Rzのうちのどの抵抗値が加算されるかを説明する
ためのもので、判り易くするために単線で表示されてい
る。
【0068】これら図42および図43から判るよう
に、ケーブル139を介してグランド線と1番ピンとの
間の抵抗値を測定するとRzが測定される。またグラン
ド線と2番ピンとの間の抵抗値を測定すると(Rz+R
x)が測定される。同様にグランド線と3番ピンとの間
の抵抗値、4番ピンとの間の抵抗値、以下同様に6番ピ
ンとの間の抵抗値を順次測定すると、{Rz+Rx+
(Rx・Ry)/(Rx+Ry)}、{Rz+Rx+
(Rx・Ry)/(Rx+Ry)+Rz}、{Rz+R
x+(Rx・Ry)/(Rx+Ry)+Rz+Ry}、
{Rz+Rx+(Rx・Ry)/(Rx+Ry)+Rz
+Ry+Rx}と測定される。上位番号のピンで得られ
た抵抗値と1つ下位のピンで得られた抵抗値との差を求
めると、Rz、Rx、(Rx・Ry)/(Rx+R
y)、Rz、Ry、Rxとなる。したがって、このマニ
ピュレータ本体1の自由度構成は、そのマニピュレータ
本体が設けられている場に設定された座標系において、
ベース2側から、“(Base)−Z−X−X−Z−Y−X−
(Hand)”であると判定される。この判定は、実際には図
41に示す測定装置53dで行われる。このようにして
測定および判定された結果は情報処理装置54dに導入
されて駆動制御のソフトウェアの自動書換えに供され
る。したがって、この実施例においても前記実施例と同
様の効果を得ることができる。そして、この実施例の場
合には、関節部がどのような関係に接続されていても各
関節部の接続順番および自由度の方向を確実に検出でき
る。
【0069】なお、本発明は上述の実施例および変形例
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施することができる。
【0070】(第3実施例)図44には本発明の第3実
施例に係るマニピュレータ装置におけるマニピュレータ
本体1の概略構成が示されている。このマニピュレータ
本体1は、ベース2上にモジュール化された7個の関節
3a〜3gと3個のアーム4a〜4cを直列に接続する
とともに,最先端に位置する関節3gにハンド部に相当
する効果器5を取り付けた構成である。各関節3a〜3
gは、図44に示されている直角座標上において、図4
5に等価図として示される方向に自由度を持つように互
いに接続されている。各関節3a〜3gは、本実施例の
場合も、それぞれ同一寸法に形成されたモジュールであ
る。基本的には前述の第1実施例および第2実施例に採
用されている関節部とほぼ同様な仕様である。(参照、
図3(a) 〜図3(e) )ただし、具体的に本実施例におけ
る各関節3a〜3gは、部分17, 18の外面間距離が
20cm、部分19, 20を対向させた条件で部分19,
20の外面間距離が20cmの大きさに形成されている。
【0071】上記のように構成された各関節3a〜3g
は、実際に組み込まれるとき、たとえば図4(a) 〜(c)
に示す直角座標XYZ上で、X軸回りの回転を実現する
ときには同図(a) に示すように第3の取付部27と第4
の取付部30とが選択され、Y軸回りの回転を実現する
ときには同図(b) に示すように第5の取付部32と第6
の取付部34とが選択され、またZ軸回りの回転を実現
するときには同図(c)に示すように第1の取付部22と
第2の取付部24とが選択される。
【0072】各関節3a〜3gが上記のように構成され
ているので、たとえば出力の異なる関節でも、どのよう
な順番に接続してもマニピュレ−タ本体を構成すること
が可能であり、さらにすでに構成されたマニピュレ−タ
本体から関節の接続順序を入れ換えることによりマニピ
ュレ−タ本体の自由度配置を変更できる。また、関節ご
とに分割して作業現場まで運搬して、運搬したその場で
容易に組立てることができる。また、作業内容が決まっ
たときにその作業内容に適した自由度配置を選択して、
マニピュレ−タ本体を構成することができるので、マニ
ピュレ−タ本体の関節の性能を効率的に効果器の速度や
力として伝達できる。さらに作業内容が変更されたとき
にもその作業内容にふさわしい自由度構成にマニピュレ
−タ本体を容易に再構成できる。このように、1つの関
節を旋回関節としても、屈曲関節としても使用でき、さ
らに屈曲関節の屈曲方向を直交する2方向に選択できる
ように構成された7個の関節3a〜3gと後述する3個
のアーム4a〜4cとの組合わせによってマニピュレー
タ本体1が構成されている。マニピュレータ本体1に組
込まれた7つの関節3a〜3gには、その関節のベース
2からの接続順番を示す識別信号と、その関節の自由度
の方向を示す識別信号とを出力するための識別信号発生
器が設けられている。詳しくは、図46に示すように、
この識別信号発生器は次のように構成されている。すな
わち、連結部材15の回転中心線と平行な部分19で、
第3の取付部27を規定する長方形の中心から図中Y軸
上のプラス側に位置する上記長方形の短辺上に各ピンを
部分19の図中下面に露出させる関係にコネクタ41を
設けている。また、連結部材15の部分19で、第5の
取付部32を規定する長方形の中心から図中X軸上のマ
イナス側に位置する上記長方形の短辺上に各ピンを部分
19の図中下面に露出させる関係にコネクタ42を設け
ている。さらに、連結部材15の回転中心線と直交する
部分17で、第1の取付部22を規定する長方形の中心
から図中Y軸上のプラス側に位置する上記長方形の短辺
上に各ピンを部分17の図中左外面に露出させる関係に
コネクタ43を設けている。
【0073】一方、連結部材16の回転中心線と直交す
る部分18で、第2の取付部24を規定する長方形の中
心から図中Y軸上のプラス側に位置する上記長方形の短
辺上に各ピンを部分18の図中右外面に露出させる関係
にコネクタ44を設けている。また、連結部材16の回
転中心線と平行する部分20で、第6の取付部34を規
定する長方形の中心から図中X軸上のマイナス側に位置
する上記長方形の短辺上に各ピンを部分20の図中上面
に露出させる関係にコネクタ45を設けている。さら
に、部分20で、第4の取付部30を規定する長方形の
中心から図中Y軸上のプラス側に位置する上記長方形の
短辺上に各ピンを部分20の図中上面に露出させる関係
にコネクタ46を設けている。
【0074】この例の場合、各コネクタ41〜46とし
ては、9本のピンを備えたものが用いられている。これ
らのピンのうちの1本にはグランドを示すGの表示が付
されており、他の8本のピンにはそれぞれ1から8まで
の表示が付されている。コネクタ41のグランドピンを
除く8本のピンと中継コネクタ47のグランドピンを除
く8本のピンとの間にはそれぞれX軸回りであることを
特徴づける抵抗値Rx(=10Ω)の抵抗を介在させる
抵抗体48が接続されており、またコネクタ42のグラ
ンドピンを除く8本のピンと中継コネクタ47のグラン
ドピンを除く8本のピンとの間にはそれぞれY軸回りで
あることを特徴づける抵抗値Ry(=20Ω)の抵抗を
介在させる抵抗体49が接続されており、さらにコネク
タ43のグランドピンを除く8本のピンと中継コネクタ
47のグランドピンを除く8本のピンとの間にはそれぞ
れZ軸回りを特徴づける抵抗値Rz(=30Ω)の抵抗
を介在させる抵抗体50が接続されている。コネクタ4
1, 42, 43のグランドピンは、それぞれ中継コネク
タ47のグランドピンに共通に接続されており、この中
継コネクタ47のグランドピンを含む9本のピンとコネ
クタ44, 45, 46の対応する9本のピンとはピン毎
に図47にも示すようにケーブル51によって共通に接
続されている。
【0075】一方、モータ部11の外面には切換スイッ
チ52が取付けられている。切換スイッチ52は、図4
7に示すように、全体で8個有した固定接点群53と、
この固定接点群53の中から1つの固定接点を選択する
ための可動接点54とを備えている。そして、摘み55
を操作して指示針を文字盤上に描かれている1から8の
数字のいずれかに合わせると、その数字に対応した接点
番号の固定接点に可動接点54が接触するようになって
いる。可動接点54は、図47に示すようにケーブル5
1の位置において中継コネクタ47のグランドピンに接
続されており、また固定接点群53を構成している8個
の固定接点はケーブル51の位置において対応するピン
に接続されている。
【0076】ここで、摘み55は、ベース2からの順番
に相当した固定接点番号を選択するように組立て時に操
作される。たとえば、関節3aの場合には、ベース2を
基準にして1番目に設けられているので、可動接点54
と1番の固定接点との接触関係が成立するように操作さ
れる。
【0077】図48に示すように、ベ−ス2には、取付
部56を規定する長方形の中心から図中Y軸上のプラス
側に位置する上記長方形の短辺上にコネクタ41〜46
と同一構成のコネクタ57が各ピンを露出させて取り付
けられている。コネクタ57にはケーブル58が接続さ
れている。
【0078】また、X軸延長用のアーム4aは、具体的
には図49に示すように構成されている。すなわち、一
端側には前述した第1の取付部22を構成している取付
孔と同じ配置に、つまり長手辺を図中X軸と直交させる
ように描かれる長方形の各頂点位置に4つの取付孔60
を配置してなる取付部61が設けられており、他端側に
には長手辺を図中X軸と直交させるように描かれる長方
形の各頂点位置に4つの取付孔62を配置してなる取付
部63が設けられている。また、取付部61を規定する
長方形の中心から図中Y軸上のマイナス側に位置する上
記長方形の短辺上には各ピンを図中上面に露出させる関
係にコネクタ64が設けられている。同様に、取付部6
3を規定する長方形の中心から図中Y軸上のマイナス側
に位置する上記長方形の短辺上には各ピンを図中上面に
露出させる関係にコネクタ65が設けられている。各コ
ネクタ64, 65には、前記コネクタ41〜46と同様
に、1本のグランドピンと8本の信号ピンとが設けられ
ている。コネクタ64のグランドピンとコネクタ65の
グランドピンとは直接接続されている。また、コネクタ
64の8本の信号ピンとコネクタ65の8本の信号ピン
とは、図50に示すように、アーム4aの長さSxを特
徴づける抵抗値rxの抵抗をそれぞれ介在させる抵抗体
66とアーム4aの延長方向を特徴づけるインダクタン
ス値Lxのインダクタンスをそれぞれ介在させるインダ
クタ67とを直列に介して接続されている。つまり、抵
抗体66とインダクタ67とは、アーム4aの長さおよ
び方向を示す計測信号発生器68を構成している。
【0079】この例では、長さ10(cm)につき1( Ω)
の割合が採用され、Sxが30(cm)で、rxが3( Ω)
に設定されている。また、インダクタンスとしては、X
軸延長用のものについては10(H) ,Y軸延長用のもの
については20(H) ,Z軸延長用のものについては30
(H) の値が採用されている。したがって、アーム4aに
おけるLxは10(H) に設定されている。
【0080】Z軸延長用のアーム4b, 4cは、図51
に示すように形状可変構造、具体的には長さを可変でき
る構造に形成されている。すなわち、アーム4b, 4c
は、一端側にフランジ71を有した外円筒72と、一端
側にフランジ73を有するとともに他端側を外円筒72
の他端側に嵌入させて配置された内円筒74と、外円筒
72の他端部に設けられ、周方向に複数に分割されると
ともに先端に近付くにしたがって薄肉となる形状に形成
された押圧片75と、これら押圧片75の外面に一体的
に形成されたテーパ雄ねじ76と、図52に示すように
内面にテーパ雄ねじ76と螺合するテーパ雌ねじ77を
有し、両ねじの螺合度の増加に伴わせて押圧片75を内
円筒74の外面に強く押付ける締付けリング78とを備
えている。上記構成から判るように、アーム4b, 4c
は、外円筒72と内円筒74との嵌合度を変え、この状
態で締付けリング78を締付けることによってZ軸方向
の長さSzを自由に調整できるように構成されている。
なお、図中79は外円筒72の外面側から装着された回
り止め用のねじを示し、80はねじ79の先端部を嵌入
させるために内円筒74に軸方向へ沿って設けられたス
リットを示している。
【0081】フランジ71には前述した第1の取付部2
2を構成している取付孔と同じ配置に、つまり長手辺を
図中X軸と直交させるように描かれる長方形の各頂点位
置に4つの取付孔81を配置してなる取付部82が設け
られ、さらにフランジ73にも長手辺を図中X軸と直交
させるように描かれる長方形の各頂点位置に4つの取付
孔83を配置してなる取付部84が設けられている。ま
た、フランジ71には取付部82を規定する長方形の中
心から図中Y軸上のマイナス側に位置する上記長方形の
短辺上に各ピンを図中上面に露出させる関係にコネクタ
85が設けられている。同様に、フランジ73にも取付
部84を規定する長方形の中心から図中Y軸上のマイナ
ス側に位置する上記長方形の短辺上に各ピンを図中下面
に露出させる関係にコネクタ86が設けられている。各
コネクタ85, 86には、前記コネクタ41〜46と同
様に、1本のグランドピンと8本の信号ピンとが設けら
れている。コネクタ85のグランドピンは、外円筒72
の内面に軸心線と平行に配設されたグランド線87に接
続されている。また、コネクタ85の8本の信号ピン
は、このアームの延びる方向を特徴づけるインダクタン
ス値Lzを介在させるインダクタ88を介して外円筒7
2の内面にグランド線87と平行に配設されてアームの
長さを特徴づける抵抗値rzを提供する8本の抵抗線8
9a〜89hに接続されている。
【0082】一方、内円筒74の図中上端部内面には、
上記グランド線87および8本の抵抗線89a〜89h
に1対1の関係に摺動接触する合計9個の接触子90a
〜90iを有した接続器91が設けられている。この接
続器91の9個の信号ピンはケーブル92を介してコネ
クタ86の対応するピンに接続されている。上記構成か
ら判るように、インダクタ88と抵抗線89a〜89h
とは、アーム4b, 4cの長さおよび方向を示す計測信
号発生器93を構成している。
【0083】図53は計測信号発生器93の電気回路で
ある。この例では、先に説明したように、長さ10(cm)
につき1( Ω) の割合が採用されている。したがって、
アーム4b, 4cの長さSzが、たとえば60(cm)のと
きには、rzが6( Ω) となるように設定されている。
また、アーム4b, 4cは、Z軸延長用のものであるか
ら、Lzは30(H) に設定されている。マニピュレータ
本体1が上記のように構成されていると、このマニピュ
レータ本体1を組立てた後において、ある直角座標上に
おいて何番目の関節が何軸回りの関節として接続されて
いるか、またその途中に介在しているアームの方向およ
び長さがどのようなものであるかを直ちに知ることがで
きる。すなわち、図44に示されたようにマニピュレー
タ本体1が組め立てられると、各関節3a〜3gに搭載
されている識別信号発生器および各アーム4a〜4cに
搭載されている計測信号発生器68, 93は自動的に図
54および図55に示すように接続される。したがっ
て、ベース2から延びたケーブル58を使ってグランド
ピンと1番信号ピンとの間の抵抗分を測定すると、R=
Rx=10( Ω) が検出され、このRから1番目の関節
3aはX軸回りであることが判る。次に、グランドピン
と2番信号ピンとの間の抵抗分を測定すると、R=Rx
+rx+Ry=33( Ω) が検出される。この33(
Ω) と先に検出された10( Ω) との差をとると、23
( Ω) が得られ、この値から1桁目の値を除くと20(
Ω) が得られ、この値から2番目の関節3bはY軸回り
であることが判る。以下同様に、グランドピンと信号ピ
ンとの間の抵抗分を測定し、その値から前回得られた抵
抗分を差引くとともに1桁目の値を除いた抵抗値を確認
することによって、関節3c〜3gが何の軸回りに接続
されているかを知ることができる。
【0084】一方、グランドピンと信号ピンとの間の抵
抗分を測定し、その値から前回得られた抵抗分を差引い
て得られた値中の1桁目の数字は、その間に介在してい
るアームの長さを示している。たとえば、グランドピン
と2番信号ピンとの間の抵抗分33( Ω) から先に検出
された10( Ω) との差をとると、23( Ω) が得られ
るが、この値中の1桁目の値3( Ω) はアーム4aの長
さ30(cm)に対応している。したがって、1桁目の値か
らアームの存在およびその長さを知ることができる。表
1は抵抗分から判定された各関節の軸回りおよび各アー
ムの長さを示している。
【0085】
【表5】 上記の表の結果では、各関節の軸回りおよび各アームの
長さだけが判明し、各アームの方向までは判らない。そ
こで、次にグランドピンと各信号ピンとの間に交流電流
を流し、その閉回路のインピーダンスを測定し、得られ
たインピーダンスと先に測定された抵抗分とを使って閉
回路中のインダクタンスを測定する。先に説明したよう
に、各アーム4a〜4cに搭載された計測信号発生器6
8, 93には、これらアームの方向を特徴づけるインダ
クタンスが挿入されている。したがって、インダクタン
ス値が判れば、そのアームの方向を知ることができる。
インダクタンスの測定方法としては、たとえば図56に
示すように、抵抗RoとインダクタンスLoとの直列回
路を例にとると、まず回路に直流電圧Vdを印加し、そ
のときの電流idを使って抵抗Roを測定する。次に回
路に交流電圧Vaを印加し、そのときの電流iaを使っ
てインピーダンスZoを測定する。そして、Lo=(Z
o2 −Ro2 )0.5 /ωの関係からインダクタンスLo
を測定する。
【0086】表2には上記手法で測定されたインダクタ
ンス値およびアームの方向が示されている。
【0087】
【表6】 以上で各アーム4a〜4cの方向も判明した。一方、各
関節3a〜3gの大きさ、ベース2の厚み、効果器5の
大きさは予め判明しているので、結局、図44に示され
るマニピュレータ本体1の仕様は次表に示す如くであ
る。
【0088】
【表7】 なお、上述の各値の測定は、図54に示すように、ケー
ブル58に信号処理装置100を接続して行われる。こ
の信号処理装置100では、測定装置101において上
述の測定が行われる。この測定によって得られた情報は
情報処理装置102に与えられ、この情報処理装置10
2によって前述の第1実施例の処理手法と同様に処理さ
れる。よって、このように構成されたマニピュレ−タ装
置における、各関節の軸回り情報、アームの存在位置情
報、アームの方向および長さ情報が得られたときのそれ
ら情報の利用方法についての詳しい説明は重複を避け省
略する。(参照:第1実施例) 上述のように本実施例においても、ある座標系における
自由度方向を示す識別信号を出力する識別信号発生器を
搭載し、しかもモジュール化された関節3a〜3gと、
方向および長さを示す信号を出力する計測信号発生器6
8, 93の搭載されたアーム4a〜4cとを組み合わせ
てマニピュレータ本体1が構成されている。したがっ
て、マニピュレ−タ本体1の駆動制御に使用するソフト
ウェアを書き換えるのに必要な情報のすべてを得ること
ができるので、信号処理システム100を使ってソフト
ウェアを自動書換えすることが可能である。その結果、
作業現場においてソフトウェア作成のために行われてい
た一連の操作(例えば、エディットし、コンパイルやリ
ンク等)をなくすことができ、作業現場で選択した自由
度構成に合わせて、例えば、各関節部の位置と手先効果
器(ハンド部)の位置との関係のソフトウェア,各関節
の速度と手先効果器の速度との関係のソフトウェア,各
関節の力と手先効果器の力との関係のソフトウェアなど
を容易にしかも自動的に書き換える(即ち、カスタマイ
ズする)ことが可能となる。
【0089】なお、本発明は上述の実施例に限定されな
い。すなわち、上述の実施例ではベース側から方向や長
さを電気的に計測できるアームを組込んでいるが、本発
明の主旨はこのように構成されたものに限定されるもの
ではない。
【0090】たとえば、図57に示すように構成された
ものでもよい。すなわち、図には形状可変構造、具体的
には長さを変えることのできるZ軸延長用のアーム4d
が示されている。(なお、図51と同一部分は同一符号
で示してあるので、重複する部分の詳しい説明は省略す
る。)このアーム4dにおいては、外円筒72の内面
に、軸心線と平行に、かつフランジ71の近傍において
折り返す関係に抵抗線111を配設するとともに内円筒
74の図中上端部内面に上記抵抗線111に摺動接触す
る接触子112a, 112bを備えた接続器113を配
置し、接触子112a, 112bをケーブル114を介
して2ピン式のコネクタ115に接続したものとなって
いる。すなわち、この例では抵抗線111、接続器11
3、ケーブル114およびコネクタ115で計測信号発
生器116を構成し、コネクタ115のピン間で測定さ
れる抵抗値rzがアーム4dの長さに対応するようにし
ている。このように構成されたアーム4dを用いてもよ
い。なお、上記構成のアーム4dを用いると、このアー
ムより先端側に配置された関節の情報をベース側におい
て読み取ることができないので、情報伝達用の接続要素
を設けてもよいし、先端側の関節については識別信号発
生器の構造を変えて個別に読み取ることができるように
してもよい。
【0091】図58には別の例に係るアームが示されて
いる。ここには形状可変構造、具体的には長さを変える
ことのできるZ軸延長用のアーム4eが示されている。
なお、この図においては図57と同一部分が同一符号で
示してある。したがって、重複する部分の詳しい説明は
省略する。このアーム4eにおいては、磁気式リニア・
スケールで計測信号発生器117を構成している。すな
わち、外円筒72の内面に沿わせ、かつ軸心線と平行す
るように棒状のセンサ本体118を配置するとともにセ
ンサ本体118の図中上端部を外円筒72の内面に固定
されたセンサ・アンプ119に接続している。そして、
内円筒74の図中上端部内面にセンサ本体118と嵌合
する関係にセンサ・ターゲット120を配置し、さらに
センサ・アンプ119をケーブル121を介してコネク
タ122に接続し、このコネクタ122を介しアーム4
eの長さSzに対応した信号を出力させるように構成さ
れている。
【0092】図59には別の例に係る形状可変構造、具
体的には円弧の長さを変えることのできる円弧状のアー
ム4fが示されている。アーム本体の基本構造は図51
に示されているものと同じで、一端側にフランジ131
を備えるとともに1点に中心を持つ円弧状に形成された
外円筒132と、一端側にフランジ133を備えるとと
もに上記点に中心を持つ円弧状に形成され、他端側を外
円筒132に嵌入させた内円筒134と、内円筒134
の嵌入度を所望の値に固定する固定機構135とで構成
されている。固定機構135は対向する関係に2組設け
られており、各組は外円筒132に設けられたスリット
136と、内円筒134に形成された図示しないねじ孔
と、外円筒132の外面側からスリット136を通して
上記ねじ孔に装着される止めねじ137とで構成されて
いる。なお、フランジ131, 133には、4つの取付
孔138, 139によって構成された取付部140, 1
41が設けられている。アーム4f内には、計測信号発
生器142が装着されている。この計測信号発生器14
2は、外円筒132の内面に軸心線に沿う関係に固定さ
れ、内円筒134に設けられたスリットを介して一部を
内円筒134内へ突出させた歯付ベルト143と、内円
筒134の内面に固定されるとともに歯付ベルト143
に噛合して回転するポテンションメータ144と、フラ
ンジ133に接続部を図中上面に露出させて取り付けら
れた2ピン式のコネクタ145と、このコネクタ145
とポテンションメータ144を接続するケーブル146
とで構成されている。そして、コネクタ145を介して
フランジ間の長さに対応した信号を出力させるようにし
ている。このように構成されたアームを用いることもで
きる。
【0093】図60にはさらに別の例に係るアームが示
されている。ここには形状可変構造、具体的には円弧の
長さを変えることのできる円弧状のアーム4gが示され
ている。アーム本体の基本構造は図59に示されている
ものと同じである。したがって、図59と同一部分が同
一符号で示してある。この例が図59に示すものと異な
る点は、計測信号発生器150にある。計測信号発生器
150は、基本的には図51に示されているものと同様
に、外円筒132の内面に配設された1本のグランド線
151および8本の抵抗線152a〜15hと、内円筒
134の固定されるとともに上記各線に1対1の関係に
摺動接触する合計9個の接触子153を有した接続器1
54と、フランジ131に取付けられた9ピン式のコネ
クタ155と、フランジ133に取付けられた9ピン式
のコネクタ156と、このコネクタ156の各ピンを接
続器154の対応するピンに接続するケーブル157
と、グランド線151および8本の抵抗線152a15
2hをコネクタ155の対応するピンに接続するケーブ
ル158とで構成されている。そして、コネクタ15
5, 156を介してフランジ間の長さに対応した抵抗値
信号を出力するようにしている。
【0094】図61にはさらに別の例に係る屈曲型のア
ーム4hが示されている。このアーム4hの本体は、連
結部材161と、この連結部材161に対して回動自在
に連結された連結部材162と、両連結部材161, 1
62を所定の回動位置に固定するねじりダイアル16
3, 164(ただし、ねじりダイアル164は図示せ
ず。)とで構成されている。連結部材161, 162に
はそれぞれ取付けプレート165, 166が取付けてあ
り、これらプレート165, 166には4つの取付け孔
によって構成された取付部167, 168が形成されて
いる。連結部材161, 162の回動連結部には、それ
ぞれ回動中心を中心とする同一半径の曲面169, 17
0が形成されている。そして、曲面169, 170を利
用する関係に計測信号発生器171が設けられている。
計測信号発生器171は、曲面169上に平行に、かつ
周方向に向けて設けられた抵抗線172, 173と、曲
面170に取付けられて抵抗線172, 173に摺動接
触する接触子174, 175と、信号ピンを図中下面に
露出させる関係にプレート165に取付けられた2ピン
式のコネクタ176と、信号ピンを図中上面に露出させ
る関係にプレート166に取付けられた2ピン式のコネ
クタ177と、抵抗線171, 173の一端側をコネク
タ176の信号ピンに接続する接続線178と、接触子
174, 175をコネクタ177の信号ピンに接続する
接続線179とで構成されている。したがって、この例
に係るアーム4hにおいては、連結部材161, 162
の回動角度に対応した信号を計測信号発生器171から
出力させるように設定されている。
【0095】図62には別の例に係るアームが示されて
いる。ここには屈曲型のアーム4iが示されており、図
61と同一部分が同一符号で示されている。したがっ
て、重複する部分の詳しい説明は省略する。この例が図
61に示すアームと異なる点は、計測信号発生器181
の構成にある。計測信号発生器181は、曲面169上
に周方向に向けて設けられた歯付ベルト182と、回転
駆動部が歯付ベルト182に噛合する関係に曲面170
に固定されたポテンションメータ183と、信号ピンを
図中上面に露出させる関係にプレート166に取付けら
れた2ピン式のコネクタ184と、ポテンションメータ
183の出力端をコネクタ184の信号ピンに接続する
接続線185とで構成されている。すなわち、この計測
信号発生器181では、連結部材161, 162の回動
角度に対応した信号をコネクタ184を介して出力させ
る。
【0096】図63にはさらに異なる例に係るブロック
化されたアームユニット4jが示されており、このアー
ムユニット4jを複数組合わせて構成されたアーム4k
が図64に示されている。アームユニット4jは、本体
が筒体191と、この筒体191の両端部に取付けられ
た取付フランジ192, 193とで構成されている。そ
して、このアームユニット4jには、計測信号発生器1
94が搭載されている。計測信号発生器194は、筒体
191の外面に沿うように設けられたグランド線195
と、グランド線195と平行に配設されて途中にアーム
ユニット4jの軸方向の長さLに相当する抵抗値rを示
す抵抗体196を介在させた信号線197と、グランド
線195および信号線197の一端側の接続されたピン
を図中上面に露出させる関係に取付フランジ192に取
付けられた2ピン式のコネクタ198と、グランド線1
95および信号線197の他端側の接続されたピンを図
中下面に露出させる関係に取付フランジ193に取付け
られた2ピン式のコネクタ199とで構成されている。
したがって、図64に示すように、アームユニット4j
をn個直列に接続してアーム4kを構成したときに、ア
ーム4kの両端部に位置するコネクタを介して抵抗値を
測定すると、n倍の抵抗値が測定されることになり、こ
の値からアーム4kの長さLnを知ることができる。な
お、アーム4kの一端側から抵抗値を測定できるように
するには、測定しようとする位置とは反対側に位置する
取付フランジに短絡用のコネクタを備えたフランジを装
着するようにすればよい。
【0097】図65には別のブロック化されたアームユ
ニット4mが示されている。アームユニット4mは、図
64に示されているものと同様に、本体が筒体200
と、この筒体200の両端部に取付けられた取付フラン
ジ201, 202とで構成されている。筒体200は、
真っ直ぐではなく、ある点Pに中心を持つ半径L1 の円
弧の一部をなす曲り筒体によって形成されている。そし
て、この例では、取付フランジ201, 202間の長さ
が点Pを中心にしてθ=15゜に相当する値に設定され
ている。アームユニット4mには、計測信号発生器20
3が搭載されている。
【0098】計測信号発生器203は、図64に示す例
と同様に、グランド線204と、アームユニット4mを
構成している角度θに相当する抵抗値rを示す抵抗体2
05を途中に介在させた信号線206と、グランド線2
04および信号線206が接続された2ピン式のコネク
タ207, 208とで構成されている。この例ではアー
ムユニット4mを必要個数接続してアームを構成したと
き、このアームの一方の端部にフランジ209を接続す
るようにしている。このフランジ209にはアーム側の
コネクタに接続されるコネクタ210が設けてあり、こ
のコネクタ210には半径L1 を示すインダクタンスを
有したインダクタ211が接続されている。したがっ
て、この例では、測定されたインダクタンスの値からア
ームの曲率半径L1 を知ることができ、測定された抵抗
値からアームの弧の角度範囲を知ることができ、また両
者の関係からアームの弧の長さ知ることができる。この
ように構成されたアームを用いることもできる。
【0099】なお、上述の各種のアームは、モジュール
関節を用いるマニピュレータ本体に限らず、通常の関節
・アーム一体型のものにも使用できる。
【0100】(第4実施例)図66には、本発明の第4
実施例が図示されている。本実施例は前述の第3実施例
(図44)の構成を、各モジュールのサイズを異ならせ
ることにより、運用効率を高めた実際のマニプュレータ
本体の形状として望ましい組合せを開示している。本体
のベース2に接続する関節モジュール(3a, 3b)は
装置本体でも駆動力の大きなモジュールで構成されてい
る。一方、手先部(エンドエフェクター)5の近くに接
続する関節モジュール(3f, 3g)は小さな駆動力で
且つ軽量なモジュールで構成されている。また、アーム
モジュール等(4a, 4b, 4c, )も、手先部に近い
ものほど小さく細く軽いモジュールで構成されている。
【0101】また、このモジュールの大きさを検知する
手法は次の通りである。すなわち、関節モジュールの大
きさおよびそのトルクは、そのモータの巻線の長さ(即
ち、抵抗値)に比例することを利用すると、関節モジュ
ールの大きさを示す信号は、この巻線と電源供給線との
抵抗値を検知することにより、相対的なモジュールの大
きさが容易に認識できる。また、アームモジュールは同
じ比率で長さに比例する計測信号が出力できる構成なら
ば、その太さ(軽さ)に無関係にソフトウエアの書換え
に利用できる。
【0102】
【発明の効果】
(第1,第2実施例の効果)本発明によれば、1つの関
節部を旋回関節としても屈曲関節としても使用でき、さ
らに屈曲関節の屈曲方向を直交する2方向で選択できる
ので、複数の、たとえば出力の異なる関節部の場合で
も、またどのような順番に接続してもマニピュレ−タ本
体を構成することが可能である。また、すでに構成され
たマニピュレ−タから、関節部の接続順序を入れ換える
ことによりマニピュレ−タ本体の自由度配置を変更でき
るので、関節部ごとに分割して作業現場まで運搬して、
運搬したその場で作業内容に適した自由度配置のマニピ
ュレ−タ本体を構成できる。さらに、作業内容が変更さ
れた場合でも、その作業内容にふさわしい自由度構成の
マニピュレ−タを容易に再構成できる。そして、関節部
の故障に対しても、故障した関節部のみを交換すればマ
ニピュレ−タ本体を正常に動作させることができる。ま
た、旋回関節として用いる場合も、屈曲関節として用い
る場合も、1種類の関節部を用意しておけばよいので、
組立の容易化および保守の容易化を図ることができる。
さらに、それぞれの関節部が、ある座標系のX軸回りの
回転か、Y軸回りの回転か、Z軸回りの回転か、を識別
するための3種類の信号を発生できる識別信号発生器を
有しているので、これらの識別信号を使ってマニピュレ
−タ本体の駆動制御に使用するソフトウェアを書換える
作業を容易化できる。よって、構成の変更に伴うマニピ
ュレ−タの駆動制御プログラムの書換、変更に要する手
間や時間を短縮できる。また、所望によりそのプログラ
ムを自動書換え可能なマニピュレータ装置を提供するこ
とも可能である。
【0103】(第3,第4実施例の効果)また本発明に
よれば、複数のアームのうちの少なくとも1つには、そ
れ自身の長さあるいは曲り角度を任意に設定可能な形状
可変手段と、上記長さあるいは曲り角度に対応した信号
を出力する計測信号発生器とが設けられているため、組
立て後であっても、アームの形状を変えることによっ
て、マニピュレータ本体の動作範囲の大きさを容易に変
更可能である。またこのとき、計測信号発生器の出力に
よってアームの長さあるいは曲り角度を正確に知ること
ができる。したがって、アームの形状を変えただけの変
更の場合には、変更前の情報と計測信号発生器の出力と
を使ってマニピュレータ本体を駆動制御するためのソフ
トウェアを自動書換えすることができる。
【0104】また、新たにマニピュレータ本体を組み立
てたり、作業内容の変更に伴わせて再組立てをした場合
には、関節に自由度の方向に対応した信号を出力する識
別信号発生器を設ける方式と組合わせることによって、
マニピュレ−タ本体の駆動制御用ソフトウェアを書き換
えるのに必要な情報(例えば、必須な信号すなわち必須
パラメータ等)を得ることができる。よって、信号処理
装置により所望のソフトウェアを自動書換えすることも
可能となる。
【0105】つまり、今まで作業現場でおいてソフトウ
ェア作成の一連の操作(例えば、プログラムをエディッ
ト, コンパイル, リンク等)をなくすことがでる。例え
ば、作業現場で選択した自由度構成に合わせて、各関節
の位置とハンド部の位置との関係のプログラム、各関節
の速度とハンド部の速度との関係のプログラム、各関節
の力とハンド部の力との関係のプログラムなどを人手を
介して再作成するのではなく、本体のシステムが容易か
つ迅速にしかも自動的にそのプログラムを最適に変更す
ることが可能となる。
【0106】また、第4実施例のような出力の大きさの
異なる関節モジュールの適宜な組合せにより、実用的で
且つ駆動効率の高いモジュール型マニピュレータ装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るマニピュレータ装置
におけるマニピュレータ本体全体の斜視図、
【図2】同マニピュレータ本体の等価図、
【図3】(a) 〜(e) は同マニピュレータ本体を構成する
関節部の実施例であり、(a) はその正面図、(b) は上面
図、(c) は左側面図、(d) は右側面図、(e) は下面図、
【図4】(a) 〜(c) は、同関節部の自由度の方向を変え
た3例の説明図、
【図5】同関節部の拡大斜視図、
【図6】同関節部に搭載された識別信号発生器の回路
図、
【図7】各関節部に搭載された識別信号発生器と信号処
理システムとの接続状態を示す接続図、
【図8】識別信号発生器から情報を取出す手段を示す回
路図、
【図9】(a) 〜(c) は、3種類の延長用アームを示す斜
視図、
【図10】本発明の第2実施例に係る、同延長用アーム
と関節部とを組み合わせて構成されたマニピュレータ本
体全体の斜視図、
【図11】同マニピュレータ本体の等価図、
【図12】本発明の第2実施例に係るマニピュレータ装
置におけるマニピュレータ本体を構成する関節部の拡大
斜視図、
【図13】(a) および(b) は、同関節部に搭載された識
別信号発生器の構成説明図、
【図14】各関節部に搭載された識別信号発生器と信号
処理システムとの接続状態を示す接続図、
【図15】本発明の実施例に係るマニピュレータ本体を
構成する関節部の変形例の1つを表わす拡大斜視図、
【図16】同関節部に搭載された識別信号発生器の回路
図、
【図17】同関節部を使用するマニピュレータ本体のベ
ースを示す斜視図、
【図18】同関節部を組み合わせてマニピュレータ本体
を構成したときの識別信号発生器の動作関係を説明する
説明図、
【図19】(a) 〜(c) は、同関節部の組合わせによりマ
ニピュレータ本体を構成するときに用いる3種類の延長
用アームを示す斜視図、
【図20】同関節部と同延長用アームとを組み合わせて
マニピュレータ本体を構成したときの識別信号発生器の
動作関係の一部を説明する説明図、
【図21】同識別信号発生器の動作関係の残りを説明す
る説明図、
【図22】本発明の実施例に係るマニピュレータ本体を
構成する関節部のさらに異なる変形例を表わす拡大斜視
図、
【図23】同関節部に搭載された識別信号発生器の接続
例を示す接続図、
【図24】同接続例の具体的な回路図、
【図25】同関節部を使用するマニピュレータ本体のベ
ースを示す斜視図、
【図26】各関節部に搭載された識別信号発生器と信号
処理システムとの接続状態を示す接続図、
【図27】同関節部と組み合わせてマニピュレータ本体
を構成するときに用いるX軸延長用アームを示す斜視
図、
【図28】同関節部と組み合わせてマニピュレータ本体
を構成するときに用いるY軸延長用アームを示す斜視
図、
【図29】同関節部と組み合わせてマニピュレータ本体
を構成するときに用いるZ軸延長用アームを示す斜視
図、
【図30】本発明の実施例のマニピュレータ本体を構成
する関節部のさらに別の変形例を表わす拡大斜視図、
【図31】同関節部に搭載された識別信号発生器の接続
例、
【図32】同接続例の具体的な回路図、
【図33】各関節部に搭載された識別信号発生器と信号
処理システムとの接続状態を示す接続図、
【図34】本発明の実施例のマニピュレータ本体を構成
する関節部の異なる変形例を表わす拡大斜視図、
【図35】同関節部に搭載されたコネクタの斜視図、
【図36】同関節部に搭載された識別信号発生器の接続
例、
【図37】同関節部に付設された配線系統の一部を示す
接続図、
【図38】同関節部に付設された配線系統のB−B線か
らC−C線までの接続図、
【図39】同関節部に付設された配線系統のC−C線以
降の範囲の接続図。
【図40】本発明の実施例のマニピュレータ本体を構成
する関節部のさらに異なる変形例を表わす拡大斜視図、
【図41】同関節部に搭載された識別信号発生器の接続
例、
【図42】同関節部を6個組み合わせて図1に示される
マニピュレータ装置本体を構成したときの各コネクタと
抵抗体との接続例の組合せ図、
【図43】同接続例の回路図、
【図44】本発明の第3実施例に係るマニピュレータ装
置におけるマニピュレータ本体の斜視図、
【図45】同マニピュレータ本体の等価図、
【図46】同関節の拡大斜視図、
【図47】同関節に搭載された識別信号発生器の回路
図、
【図48】同マニピュレータ本体のベースを示す斜視
図、
【図49】同マニピュレータ本体に組込まれたX軸延長
用アームの斜視図、
【図50】同X軸延長用アームに組込まれた計測信号発
生器の回路図、
【図51】同マニピュレータ本体に組込まれたZ軸延長
用アームを一部切欠して示す斜視図、
【図52】同Z軸延長用アームの長さ調整部を拡大して
示す断面図、
【図53】同Z軸延長用アームに搭載された計測信号発
生器の回路図、
【図54】各関節に搭載されている識別信号発生器と各
アームに搭載されている計測信号発生器との接続関係お
よび信号処理システムの接続関係の一部を示す図、
【図55】接続関係の残りを示す図、
【図56】アームの長さおよび方向の計測原理を説明す
るための図、
【図57】Z軸延長用アームの変形例を一部切欠して示
す斜視図、
【図58】Z軸延長用アームの別の変形例を一部切欠し
て示す斜視図、
【図59】円弧型アームの例を一部切欠して示す斜視
図、
【図60】円弧型アームの別の例を一部切欠して示す斜
視図、
【図61】屈曲型アームの例を示す斜視図、
【図62】屈曲型アームの別の例を示す斜視図、
【図63】ブロック型のアームユニットを示す斜視図、
【図64】同アームユニットを組合わせて構成されたア
ームの側面図、
【図65】ブロック型のアームユニットの別の例を説明
するための側面図、
【図66】本発明の第4実施例に係るマニピュレータ装
置における現実的なマニピュレータ本体の斜視図。
【符号の説明】
1,1a…マニピュレータ本体、 3,3a〜3g…関
節部、 4, 5…効果器、4a〜4m…アーム、 1
1…モータ部、 12…フィードバックユニット、1
3…固定軸、 14…回転軸、 15, 1
6…連結部材、22, 24, 27, 30, 32, 34…
第1〜第6の取付部、41〜46…識別信号発生器の一
部を構成する切換スイッチおよびコネクタ、48, 4
9, 50…識別信号発生器の一部を構成する抵抗器、5
1, 51a, 51b, 51c, 51d…信号処理システ
ム、52…識別信号発生器の一部を構成する切換スイッ
チ、61…X軸延長用アーム、62…Y軸延長用アー
ム、63…Z軸延長用アーム、76…識別信号発生器と
して重力スイッチ、81, 82, 83…識別信号発生器
の一部をなすコネクタ、89〜94,101〜111…
識別信号発生器の一部をなす導電体、121〜126…
識別信号発生器の一部をなすコネクタ、128, 129
…識別信号発生器を構成する切換スイッチ、151, 1
52, 182〜184…識別信号発生器の一部を構成す
る抵抗体、68, 93, 116, 117, 142, 15
0, 171, 181, 194, 203…計測信号発生
器。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B25J 18/06 9147−3F 19/02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組合せにより装置を構成する複数の構成
    モジュールと、それら前記モジュールの動作を制御する
    駆動制御手段とから成るマニピュレ−タ装置において更
    に、 前記構成モジュールに付設され当該モジュールに関する
    所定の情報を収集し出力する情報出力手段と、 前記情報出力手段からの各情報を導入しそれら情報を基
    にして所定の解析処理を行ない、各構成モジュールの動
    作を規定する前記駆動制御手段の動作条件に変換する情
    報処理手段と、 前記駆動制御手段に格納され起動される、上記の動作条
    件を導入することで前記構成モジュールに新たな規定の
    動作を行なわせる機能実現手段と、から構成されること
    を特徴とするマニピュレ−タ装置。
  2. 【請求項2】 前記構成モジュールは、取付けの自由度
    を選択的に決定できる複数種類の取付け部と、前記取付
    け部に所定位置に接続された駆動源とから成る所定の方
    向に選択的に可働できる関節ユニットおよび、所定方向
    に延長されて成り選択的にその長さまたは角度を変更で
    きるアームユニットであり、 更に、前記ユニットの何れかには、当該ユニットの選択
    された現在の状態を選択的に設定可能で且つ、視覚的に
    認識できる識別表示手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載のマニピュレ−タ装置。
  3. 【請求項3】 前記情報出力手段は、少なくとも前記各
    関節ユニットまたは前記アームユニットの何れかに付設
    され、 当該ユニット自身の固有のユニット種別情報と組合せの
    自由度を表わす組合せ情報を検知収集し、識別信号とし
    て出力する識別信号発生手段と、 当該ユニット自身の長さまたは曲り角度等の形状に関す
    る情報を自ら検知するかまたは前記識別表示手段から収
    集して計測信号として出力する計測信号発生手段と、か
    ら構成されることを特徴とする請求項2に記載のマニピ
    ュレ−タ装置。
  4. 【請求項4】 自由に組合せが選択できる複数のモジュ
    ールと、その組合せに対応した所期の動作を制御する制
    御手段とを有するモジュール型マニピュレータ装置にお
    いて、 複数種類の取付けユニットと, 前記の取付けユニットに
    所定の位置に装着された駆動源とから成る関節モジュー
    ルと、 所定方向に延長され, 選択的にその長さまたは角度を変
    更できるアームモジュール、が相互に組み合わされその
    一部が構成されて成るマニピュレ−タ本体と、 前記モジュールの何れかに少なくとも1つ付設され、当
    該モジュールの選択された現在の状態すなわち、当該モ
    ジュール自身の固有のユニット種別情報と、その後の組
    合せの自由度を表わす組合せ情報を選択的に検知または
    手動設定可能で且つ、視覚的に認識できると共にそれら
    情報を出力する識別表示手段と、 前記識別表示手段に接続され、上記の出力された情報を
    導入し識別信号に変換して出力する識別信号発生手段
    と、 当該ユニット自身の長さまたは曲り角度等の形状に関す
    る情報を自ら計測して検知するかまたは, 前記識別表示
    手段から収集し計測信号に変換して出力する計測信号発
    生手段とを有し、 更に、前記各関節モジュールの各々の動作を規定し、前
    記マニピュレータ本体として最適に駆動制御するための
    書換え可能な駆動制御手段を格納し、前記識別信号発生
    手段および計測信号発生手段からの各出力信号を基にし
    て前記駆動制御手段の動作規定条件をそのマニピュレー
    タ本体の組合せに最適なように変更した後に選択的に起
    動する情報処理装置と、から構成されるマニピュレ−タ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記識別信号発生手段および前記計測信
    号発生手段は、前記マニピュレータ本体が組み立てられ
    る都度に自動的に前記識別信号および前記計測信号をそ
    れぞれ出力することを特徴とする請求項4に記載のマニ
    ピュレ−タ装置。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置は、前記計測信号発生
    手段および前記識別信号発生手段から出力された各信号
    を基にして、前記駆動制御手段の動作を規定する条件と
    してのパラメータを前記マニュピュレータ本体が全体と
    して稼働するように所定の解析を行なって算出し、その
    因数を使用して選択的に前記駆動制御手段を再設定する
    上記各発生手段に直結された信号処理手段を有すること
    を特徴とする請求項4に記載のマニピュレ−タ装置。
  7. 【請求項7】 前記識別信号発生手段は、前記識別信号
    として前記の各関節モジュールの各々の組合せの自由度
    をある座標系のある方向で示す第1の識別信号と、前記
    の各関節部が接続される順番を示す第2の識別信号とを
    出力することを特徴とする請求項4に記載のマニピュレ
    ータ装置。
  8. 【請求項8】 前記識別表示手段は、少なくとも、関節
    部のベースからの順番を記す文字盤とその盤上の文字を
    指す指示針とから成る第1の切換えスイッチと、関節部
    の所定の直角座標上の組合せの自由な方向を記す文字盤
    とその盤上の文字を指す指示針とから成る第2の切換え
    スイッチと、の何れかから構成されていることを特徴と
    する請求項4に記載のマニピュレ−タ装置。
  9. 【請求項9】 前記識別信号発生器は、金属の有底角筒
    状のケースと、前記ケースの開口部に閉塞して付設され
    る絶縁部材と、前記絶縁部材に一端が固定され他端が前
    記ケース内に延び所定の剛性を有する針金部材と、前記
    針金部材の遊端に固定された導電体と、前記ケースと前
    記針金部材とにそれぞれリード線を介して接続するコネ
    クタと、から構成される重力スイッチであることを特徴
    とする請求項4に記載のマニピュレータ装置。
  10. 【請求項10】 前記計測信号発生手段は、長さが任意
    に可変できる前記アームモジュールの長手方向の一端に
    固定され、その他端は可動できる状態で端部が接続され
    た棒状のセンサと、前記センサからの信号を増幅するセ
    ンサアンプと、前記センサアンプにケーブルを介して接
    続するコネクタと、から構成される磁気式リニアスケー
    ルであることを特徴とする請求項4記載のマニピュレ−
    タ装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のアームモジュールは、ある
    座標系において、水平軸方向に延設される第1軸延長用
    アームユニットと、前記水平軸に直交し鉛直方向でない
    軸方向に延設される第2軸延長用アームユニットと、鉛
    直軸回り方向に延設される第3軸延長用アームユニット
    と、から構成される請求項4に記載のマニピュレ−タ装
    置。
  12. 【請求項12】 前記信号処理手段は、前記計測信号発
    生手段からの第1の信号を基にして所定の動作条件を規
    定する第1パラメータを生成する第1パラメータ生成手
    段と、前記識別信号発生手段からの第2の信号を基にし
    て所定の動作条件を規定する第2パラメータを生成する
    第2パラメータ生成手段と、から構成され、 前記第1および第2パラメータ生成手段からの各第1、
    第2パラメータを前記駆動制御手段に選択的にセットし
    て、初期の動作条件と置換することを特徴とする請求項
    6に記載のマニピュレ−タ装置。
JP33676692A 1991-11-25 1992-11-25 マニピュレータ装置 Expired - Fee Related JP3609435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33676692A JP3609435B2 (ja) 1991-11-25 1992-11-25 マニピュレータ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-309426 1991-11-25
JP30942691 1991-11-25
JP33676692A JP3609435B2 (ja) 1991-11-25 1992-11-25 マニピュレータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05245784A true JPH05245784A (ja) 1993-09-24
JP3609435B2 JP3609435B2 (ja) 2005-01-12

Family

ID=34117740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33676692A Expired - Fee Related JP3609435B2 (ja) 1991-11-25 1992-11-25 マニピュレータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3609435B2 (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0929671A (ja) * 1995-07-20 1997-02-04 Nec Corp ロボット関節
EP0818283A1 (en) * 1996-07-08 1998-01-14 Sony Corporation Robot apparatus
JPH11156765A (ja) * 1997-11-30 1999-06-15 Sony Corp ロボツト装置
JP2002059385A (ja) * 2000-08-23 2002-02-26 Toyota Motor Corp 作業用ロボットシステム
JP2003191185A (ja) * 2001-08-24 2003-07-08 Xerox Corp 姿勢を採らせ得るジョイントを持つロボット玩具
US6751526B2 (en) 1997-08-22 2004-06-15 Sony Corporation Method for describing robot structure and part of robot
US7047835B2 (en) 2001-06-22 2006-05-23 Sony Corporation Articulated bending mechanism for legged mobile robot and the legged mobile robot
WO2007034561A1 (ja) * 2005-09-26 2007-03-29 Toshiaki Shimada 産業用ロボット
JP2007185757A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Kondo Kagaku Kk ロボットの関節構造
JP2008207331A (ja) * 2008-03-24 2008-09-11 Sony Corp ロボット制御装置、ロボット制御方法及びロボット制御プログラム
WO2009034763A1 (ja) * 2007-09-13 2009-03-19 Tomy Company, Ltd. ロボット玩具
WO2011097502A3 (en) * 2010-02-05 2011-12-29 The Regents Of The University Of California Four degree of freedom (4-dof) single modular robot unit or joint
JP5004020B2 (ja) * 2005-09-27 2012-08-22 株式会社安川電機 多関節マニピュレータおよびロボットシステム
JP2012192497A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Denso Wave Inc 多関節ロボット
JP2014100750A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Yaskawa Electric Corp ロボット
JP5666723B1 (ja) * 2014-01-09 2015-02-12 上銀科技股▲分▼有限公司 アームの長さを調整可能なロボットアーム
CN105643615A (zh) * 2016-02-29 2016-06-08 杭州娃哈哈精密机械有限公司 一种模块化轻型机械手
JP2016159399A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 株式会社安川電機 ロボット
JP2016538150A (ja) * 2013-11-28 2016-12-08 エイ・ビー・ビー ゴムテック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングABB gomtec GmbH 入力モジュールを備えたロボットアーム
CN111093905A (zh) * 2017-08-31 2020-05-01 川崎重工业株式会社 多关节机器人
EP3702113A1 (en) * 2019-03-01 2020-09-02 Cloudminds (Beijing) Technologies Co., Ltd. Robot waist skeleton and robot
JPWO2020262700A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30
KR20210080868A (ko) * 2019-12-23 2021-07-01 주식회사 코아로봇 가상축 인터페이스를 갖는 로봇제어장치 및 그 장치의 구동방법
US11926050B2 (en) 2018-07-25 2024-03-12 Fanuc Corporation Robot arm, manufacturing method therefor, and robot

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0929671A (ja) * 1995-07-20 1997-02-04 Nec Corp ロボット関節
EP0818283A1 (en) * 1996-07-08 1998-01-14 Sony Corporation Robot apparatus
EP0993915A3 (en) * 1996-07-08 2000-06-07 Sony Corporation Robot apparatus
EP0993914A3 (en) * 1996-07-08 2000-06-07 Sony Corporation Robot Apparatus
US6751526B2 (en) 1997-08-22 2004-06-15 Sony Corporation Method for describing robot structure and part of robot
JPH11156765A (ja) * 1997-11-30 1999-06-15 Sony Corp ロボツト装置
JP2002059385A (ja) * 2000-08-23 2002-02-26 Toyota Motor Corp 作業用ロボットシステム
US7047835B2 (en) 2001-06-22 2006-05-23 Sony Corporation Articulated bending mechanism for legged mobile robot and the legged mobile robot
JP2003191185A (ja) * 2001-08-24 2003-07-08 Xerox Corp 姿勢を採らせ得るジョイントを持つロボット玩具
WO2007034561A1 (ja) * 2005-09-26 2007-03-29 Toshiaki Shimada 産業用ロボット
JP5004020B2 (ja) * 2005-09-27 2012-08-22 株式会社安川電機 多関節マニピュレータおよびロボットシステム
JP2007185757A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Kondo Kagaku Kk ロボットの関節構造
WO2009034763A1 (ja) * 2007-09-13 2009-03-19 Tomy Company, Ltd. ロボット玩具
JP2009066707A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Tomy Co Ltd ロボット玩具
JP2008207331A (ja) * 2008-03-24 2008-09-11 Sony Corp ロボット制御装置、ロボット制御方法及びロボット制御プログラム
US8453533B2 (en) 2010-02-05 2013-06-04 The Regents Of The University Of California Four degree of freedom (4-DOF) single modular robot unit or joint
WO2011097502A3 (en) * 2010-02-05 2011-12-29 The Regents Of The University Of California Four degree of freedom (4-dof) single modular robot unit or joint
JP2012192497A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Denso Wave Inc 多関節ロボット
JP2014100750A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Yaskawa Electric Corp ロボット
JP2016538150A (ja) * 2013-11-28 2016-12-08 エイ・ビー・ビー ゴムテック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングABB gomtec GmbH 入力モジュールを備えたロボットアーム
JP5666723B1 (ja) * 2014-01-09 2015-02-12 上銀科技股▲分▼有限公司 アームの長さを調整可能なロボットアーム
US10857671B2 (en) 2015-03-02 2020-12-08 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Robot
JP2016159399A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 株式会社安川電機 ロボット
US9975239B2 (en) 2015-03-02 2018-05-22 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Robot
US11642781B2 (en) 2015-03-02 2023-05-09 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Robot
CN105643615A (zh) * 2016-02-29 2016-06-08 杭州娃哈哈精密机械有限公司 一种模块化轻型机械手
CN111093905A (zh) * 2017-08-31 2020-05-01 川崎重工业株式会社 多关节机器人
CN111093905B (zh) * 2017-08-31 2022-09-27 川崎重工业株式会社 多关节机器人
US11926050B2 (en) 2018-07-25 2024-03-12 Fanuc Corporation Robot arm, manufacturing method therefor, and robot
EP3702113A1 (en) * 2019-03-01 2020-09-02 Cloudminds (Beijing) Technologies Co., Ltd. Robot waist skeleton and robot
US11813738B2 (en) 2019-03-01 2023-11-14 Cloudminds (Beijing) Technologies Co., Ltd. Robot waist skeleton and robot
JPWO2020262700A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30
WO2020262700A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30 Kyb-Ys株式会社 モジュールロボット
KR20210080868A (ko) * 2019-12-23 2021-07-01 주식회사 코아로봇 가상축 인터페이스를 갖는 로봇제어장치 및 그 장치의 구동방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3609435B2 (ja) 2005-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3609435B2 (ja) マニピュレータ装置
US5428713A (en) Compound module type manipulator apparatus
EP1462224B1 (en) Taught position modification device
US4348142A (en) Six-axes manipulator
JP2684359B2 (ja) ロボットのワーク直交座標系設定装置
JPH03502507A (ja) モジュール型ロボット装置
WO2001095132A1 (en) Gap welding process
JP2003136450A (ja) 聴覚情報提示によるロボットアームの遠隔操作システム
JPH05111885A (ja) マニピユレータ装置
CN108723645A (zh) 焊接机器人的示教系统及示教方法
US20240416504A1 (en) Method for Precise, Intuitive Positioning of Robotic Welding Machine
WO1989008878A1 (fr) Procede de commande de l'orientation d'un outil dans un robot
EP0035282A2 (en) Apparatus for programmed control of a robot
JP2020026002A (ja) ロボットシステム
JP2012192518A (ja) 冗長関節部を有する冗長ロボットの制御装置および制御方法
JP2007136590A (ja) 冗長関節部を有する冗長ロボットの制御装置および制御方法
CN109079764B (zh) 机械手臂及其工作空间的确定方法
JP2002096169A (ja) 遠隔操作型溶接ロボットシステム
DE102009056578B4 (de) Industrieroboter
JPH07276265A (ja) マニピュレータ操作装置
CN220972389U (zh) 定位导航机构
CN204525481U (zh) 一种无动力关节臂式示教器
JPH0428507B2 (ja)
Kawasaki et al. Toward next stage of kinetic humanoid hand
WO2024260989A1 (en) Robotic arm with an integrated control unit

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031224

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20040308

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041014

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees