JPH05246405A - 線香の自動包装装置 - Google Patents

線香の自動包装装置

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JPH05246405A
JPH05246405A JP4292792A JP4292792A JPH05246405A JP H05246405 A JPH05246405 A JP H05246405A JP 4292792 A JP4292792 A JP 4292792A JP 4292792 A JP4292792 A JP 4292792A JP H05246405 A JPH05246405 A JP H05246405A
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wrapping
incense
wrapping paper
incense stick
folding
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JP4292792A
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Yoichi Nagahama
洋一 長濱
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性を向上させるとともに製品の均一化を
図ることのできる線香の自動包装装置を提供する。 【構成】 包装紙1を包装紙収納箱2から取り出して、
折り込み/糊付け装置3にて折り込むとともに所定部に
糊付けし、巻き付けテーブル20上の巻き付け布23上
に載置する。そして、供給コンベア41により供給され
た線香4の束を供給/払い出し装置7を用いてこの包装
紙1の上に載せ、該線香4の両端面を固定部材27,2
8で固定した後、固定部材27に設けられた3本のロッ
ドを前進させて線香4の一端部を包み込み、次いで、2
本のガイドロッド34を駆動して巻き付け布23を線香
4の周囲を覆う位置まで巻き付け、その後、駆動モータ
22を駆動して巻き付け布23を移動させて内側の線香
4を回転させ、それにより包装紙1を線香4の周面に巻
き付けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は線香を所定本数ずつ束ね
て包装する線香の自動包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】線香の製造過程では、通常、最終工程に
おいて所定本数ずつ束ねた線香に包装紙を巻き付ける包
装工程が設けられる。ところで、このように線香に包装
紙を巻き付けて包装する包装形態としては、従来、線香
の両端部を各々例えばビニールテープの熱圧着付けによ
り結束するいわゆる結束包装と、包装紙の側縁を線香に
平行にして巻き寿司のように巻き付け、所定部にシール
を貼り付けて接着するいわゆる筒巻き(もしくは鉄砲巻
き)包装と、線香の一方の端部を包装紙で包み込むとと
もに、線香に対して包装紙を傾斜させて順次他方の端部
へ向けて巻き上げていくいわゆる本巻き包装の3種類が
一般に知られている。これらの包装形態のうち結束包装
と筒巻き包装については比較的自動化し易く、その自動
包装装置が既に利用に供されている。しかしながら、本
巻き包装については包装形態が複雑であることから自動
化が極めて困難であり、従来から手作業により包装が行
われているのが実情である。なお、この本巻き包装によ
り包装された線香は、包装された束のまま着火して使用
される。その場合、包装紙があるために着火性が良好と
なり、また、立ち消えを起こすようなことがない。
【0003】本巻き包装による線香の包装手順は以下の
とおりである。すなわち、まず、長方形状の包装紙の一
端側の角部を折曲線が端縁に対して約45°の傾斜角に
なるように折り曲げ、次いで、他端側の角部に糊付けを
行う。そして、上記一端側の三角形状の折り曲げ部分を
他の部分に対して垂直にして、片方の手で折曲線に対し
線香が垂直になるよう所定本数の線香を置いて固定す
る。次に、他方の手で三角形状の折り曲げ部分を折り込
んで線香の端部を包み込み、引き続いて、線香を回転さ
せながらその周囲に包装紙が密着するよう包装紙を順次
巻き上げていく。端部まで巻き上げられると、包装紙の
糊付け部がそれに対向する包装紙に接着されて包装が完
了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】線香を本巻き包装によ
って包装する場合、従来は上述のように人手に頼らざる
を得ず、また、その作業はかなりの熟練を要するもので
あった。そのため、作業性が極めて悪く、また、製品の
品質を均一化するのが困難であるという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、生産性を向上させるとともに製品の均一化を
図ることのできる線香の自動包装装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る線香の自動
包装装置は、束状にされた線香に対し包装紙を傾斜させ
て置き、線香の一端部を包装紙の一端部で包み込むとと
もに包装紙を線香の周面に巻き付けるようにした線香の
自動包装装置であって、包装紙および線香を載置する帯
状の巻き付け体と、この巻き付け体上に置かれた包装紙
の一端側に形成された折り曲げ部分に当接するよう線香
の一端部を固定する固定部材と、この固定部材により固
定された線香の一端部を包装紙の折り曲げ部分を折り込
むことによって包み込む包み込み部材と、この包み込み
部材により一端部が包装紙で包み込まれた線香の周面を
覆うよう巻き付け体を移動させる巻き付け体移動部材
と、線香の一端部が包装紙で包み込まれ巻き付け体によ
り覆われた状態で巻き付け体を移動させることにより線
香を回転させて線香の周面に包装紙を巻き付ける巻き付
け体駆動手段を備えるよう構成している。
【0007】包装紙の供給・糊付けおよび線香の供給・
払い出しを自動化するには、上記構成に加えて、包装紙
の一端部を所定角度折り込む折り込み装置と、包装紙の
他端部を対向する包装紙面に接着する包装紙接着装置
と、折り込みの終了した包装紙を巻き付け体上の所定位
置へ受け渡す受け渡し装置と、包装すべき線香を包装紙
上の所定位置へ供給するとともに包装の終了した線香を
払い出す線香供給払い出し装置を備えたものとするのが
好適である。
【0008】
【作用】巻き付け体上の所定位置には一端部が所定の角
度に折り込まれた包装紙が載置され、その上面には該包
装紙に対して所定角度傾斜するとともにその折り曲げ部
分に当接するよう線香が載置される。次いで、線香は両
端面が固定部材によって固定された後、一端部が包み込
み部材によって包み込まれ、その後、巻き付け体が線香
の周囲を覆う位置に移動される。そして、その位置で、
巻き付け体が巻き付け体駆動手段によって移動されるこ
とにより、線香が包装紙と一体となって巻き付け体の内
側で回転され、包装が行われる。
【0009】本発明に係る線香の自動包装装置は、さら
に、包装紙の一端部を所定の角度に折り込む折り込み装
置と、包装紙の他端部を対向する包装紙面に接着する包
装紙接着装置と、折り込みの終了した包装紙を巻き付け
体上の所定位置へ受け渡す受け渡し装置と、包装すべき
線香を包装紙上の所定位置へ供給するとともに包装の終
了した線香を払い出す線香供給払い出し装置を備えたも
のとすると、包装紙の供給・接着および線香の供給・払
い出しを含む線香の包装工程をすべて自動化することが
可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係る線香自動包
装装置の正面図、図2は同線香自動包装装置の平面図、
図3は同線香自動包装装置における線香固定部材の側面
図(a)および正面図(b)、図4は同線香自動包装装
置における包装紙収納箱の平面図、図5は同包装紙収納
箱の正面方向断面図、図6は同線香自動包装装置におけ
る包装紙折り込み/糊付け装置の平面図、図7は同包装
紙折り込み/糊付け装置の正面図、図8は同包装紙折り
込み/糊付け装置の側面図、図9は同実施例における線
香の包み込み動作説明図、図10は同実施例における線
香を包装後の状態で示す斜視図である。
【0012】この実施例において、線香自動包装装置
は、包装紙1を多数枚収納する包装紙収納箱2と、該包
装紙収納箱2から取り出された包装紙1を所定形状に折
り込むとともに一端部に糊付けをする折り込み/糊付け
装置3と、折り込みおよび糊付けの終了した包装紙1に
所定本数の線香4を巻き付けて包み込んでいく包み込み
装置5と、上記包装紙収納箱2から折り込み/糊付け装
置3に、また、該折り込み/糊付け装置3から包み込み
装置5に包装紙1をそれぞれ受け渡す受け渡し装置6
と、包装すべき線香4を包み込み装置5に供給し、ま
た、包み込みの終了した製品(包装体)を包み込み装置
5から払い出す供給/払い出し装置7と、上記各装置
3,5,6,7を制御する制御装置(図示せず)を備え
ている。
【0013】上記包装紙収納箱2は、図4,図5に示す
ように、包装紙1を多数枚積み重ねた状態で収納する直
方体形状の枠体8と、該枠体8内の包装紙1の下方に設
けられ圧縮スプリング9によって常時上方へ向けて付勢
されたスライドプレート10と、枠体8内に収納された
包装紙1の上面を押える二つの支持板11,11を備え
ている。このように構成された包装紙収納箱2から包装
紙1を取り出す際には、後述の吸着パッド39を最上層
の包装紙1上面の略中央部に当ててエゼクター40を作
動させて吸着するようにする。
【0014】また、折り込み/糊付け装置3は、図6,
図7,図8に示すように、包装紙収納箱2から取り出さ
れた包装紙1を1枚ずつ載置する折り込みテーブル12
と、該テーブル12の互いに隣接かつ直交する二つの端
縁にそれぞれ蝶番13を介して揺動自在に取り付けられ
た包装紙押え板14および包装紙折り込み板15を備え
ている。これら包装紙押え板14および包装紙折り込み
板15の下縁にはそれぞれ第1のエアシリンダー16お
よび第2のエアシリンダー17が取り付けられ、これら
の各エアシリンダー16,17によって上記包装紙押え
板14および包装紙折り込み板15はそれぞれ90°の
角度範囲に亙って揺動可能とされている。また、上記折
り込みテーブル12の一側には垂直方向に第3のエアシ
リンダー18が取り付けられ、このエアシリンダー18
のロッドの先端には糊タンク19が取り付けられてい
る。この糊タンク19には内部に糊が収納されるととも
に下端にバルブ19aが設けられている。また、この糊
タンク19は、上記バルブ19aの位置が図6に示すよ
うに折り込みテーブル12上に載置された包装紙1の一
端側の角部に来るよう位置決めされている。そして、糊
タンク19下端のバルブ19aはタンク19が下降位置
(図7の二点鎖線位置)に来て折り込みテーブル12に
当接したとき開作動し、この当接が解除されたとき閉作
動するよう構成されている。
【0015】また、上記包み込み装置5は、図1,図2
に示すように、略中央部に帯状の隙間20aを有する長
方形の巻き付けテーブル20と、この巻き付けテーブル
20の長手方向の両端部外方の位置とそれらの下方の位
置にそれぞれ設けられた計4本のガイドローラ21a,
21b,21c,21dと、線香移送方向に対して最上
流のガイドローラ21bを駆動する駆動モータ22を備
えている。そして、上記巻き付けテーブル20に形成さ
れた隙間20aから後述のように2本のガイドロッド3
4が出没可能とされている。また、各ガイドローラ21
a,21b,21c,21dには巻き付けテーブル20
の上面を覆うようエンドレスの巻き付け布23が懸回さ
れている。この巻き付け布23の張力を調整するため、
巻き付け布23の外側の所定位置にはエアシリンダー2
4の駆動によって該巻き付け布23のたるみを調整する
ローラ25が設けられ、また、巻き付けテーブル20の
線香排出側端部近傍には、巻き付け布23の張力調整用
のスプリング式ローラ26が設けられている。
【0016】また、上記巻き付けテーブル20の略中央
部の両側には巻き付け布23の上面に載置された線香4
を固定する固定部材27,28が設けられている。この
うち一側(線香4の移送方向に対して右側)の固定部材
27は、図3に示すように、前部が線香4端面への当接
面29aとされた段付きの固定金具29と、該固定金具
29を前後動させるエアシリンダー30と、上記固定金
具29の周方向に沿って90°毎に取り付けられた3本
のロッド31,31,31と、これらの各ロッド31を
前後動させるペンシル型のエアシリンダー32からなっ
ている。一方、他側の固定部材28は、上記一側の固定
部材27に対してロッド31およびエアシリンダー32
を欠いた構成とされている。
【0017】上記固定部材27,28の外側には固定金
具29より大径のローラ33,33が互いに対向するよ
う配置され、各ローラ33,33は細径の2本のガイド
ロッド34,34によって互いに連結されている。上記
各ローラ33,33には、また、歯車35,35が一体
的に取り付けられ、これらの歯車35,35には駆動モ
ータ36が駆動連結されている。このような構成におい
て、駆動モータ36の回転によって各ローラ33,33
が所定方向(図1で反時計方向)に回転すると、2本の
ガイドロッド34,34が巻き付けテーブル20の隙間
20aを通って上方へ移動し、巻き付け布23を持ち上
げる。
【0018】また、上記受け渡し装置6は、包装紙収納
箱2,折り込み/糊付け装置3および包み込み装置5の
それぞれの上方に亙って水平方向に作動可能とされたエ
アシリンダー37を備えている。このエアシリンダー3
7のロッド先端には垂直方向に作動可能とされた別のエ
アシリンダー38が取り付けられ(図7参照)、この垂
直方向のエアシリンダー38の下端には吸着パッド39
が取り付けられている。この吸着パッド39はエゼクタ
ー40にて作動されて包装紙1を1枚ずつ吸着する。
【0019】また、上記供給/払い出し装置7は、包み
込み装置5の上流側に設けられた間欠駆動のドグ41a
付き供給コンベア41から束状の線香4を1束ずつ包み
込み装置5の所定位置に供給し、また、包み込みの終了
した製品(包装体)42を包み込み装置5から下流側に
設けられた払い出しコンベア43へ払い出す動作を行う
ものであって、枠体44と、該枠体44の上部に線香4
の移送方向に沿って設けられたロッドレスタイプのエア
シリンダー45と、該エアシリンダー45の移動体46
に取り付けられ該エアシリンダー45と同方向に延設さ
れた支持バー47と、該支持バー47の両端部にそれぞ
れ垂直下方へ向けて取り付けられたエアシリンダー4
8,48を備えている。そして、各エアシリンダー4
8,48のロッド先端にはチャック49,49がそれぞ
れ設けられ、これら各エアシリンダー48,48および
チャック49,49は互いに同期して作動するよう構成
されている。すなわち、線香移送方向の上流側のチャッ
ク49が供給コンベア41上の最先端の線香4の束を把
持すると、下流側のチャック49が包み込みの終了した
包装体42を把持し、また、こうして各チャック49,
49が線香4を把持して持ち上げた状態で上流側のチャ
ック49が包み込み作業位置に移動してその把持を解除
すると、下流側のチャック49は払い出しコンベア43
の上方へ移動してその把持を解除する。
【0020】次に、以上のような構成からなる自動包装
装置の動作を説明する。
【0021】まず、受け渡し装置6の水平方向のエアシ
リンダー37が引き込み位置(図2の実線位置)にある
状態で、垂直方向のエアシリンダー38が作動してその
ロッドが下降すると、下端の吸着パッド39が包装紙収
納箱2内の最上層の包装紙1に当接し、エゼクター40
の作動によって包装紙1を1枚だけ吸着して上昇する。
次いで、水平方向のエアシリンダー37が作動し、該エ
アシリンダー37のロッドの先端が折り込み/糊付け装
置3の上方位置まで移動して停止する。そして、この位
置で、垂直方向のエアシリンダー38が再び起動するこ
とによって吸着パッド39が下降し、包装紙1は折り込
みテーブル12上の所定位置に押し付け固定される。こ
のとき、包装紙1の一端側の折り曲げ部分となる三角形
部分は包装紙折り込み板15にもたれかかった状態とな
っている。
【0022】この状態で、折り込み/糊付け装置3の第
1のエアシリンダー16が作動して該エアシリンダー1
6のロッドが図7で実線位置から二点鎖線位置まで伸長
すると、包装紙押え板14が90°揺動し、それにより
包装紙1は折り込みテーブル12の上面に押し付けられ
て固定される。次いで、この状態のまま第2のエアシリ
ンダー17が作動して該エアシリンダー17のロッドが
図8で実線位置から二点鎖線位置まで伸長すると、今度
は包装紙折り込み板15が90°揺動し、それによって
包装紙1の三角形部分は包装紙押え板14の上面に押し
付けられ、それによって包装紙1の折り込みがなされる
こととなる。ここで、包装紙1の折り込み角は、折曲線
と端縁とのなす角度が約45°になるように設定されて
いる。
【0023】次いで、糊タンク19に連結された第3の
エアシリンダー18が作動し、糊タンク19の下端が折
り込みテーブル12に当接する位置(図7の二点鎖線位
置)まで下降すると、下端のバルブ19aが開作動して
糊が落下し、該糊が包装紙1の所定位置に付着する。こ
うして、包装紙1の折り込みおよび糊付けが終了する
と、第3のエアシリンダー18が元の位置に復帰すると
ともに、第1および第2のエアシリンダー16,17が
元の位置に復帰し、続いて、受け渡し装置6の垂直方向
のエアシリンダー38が吸着パッド39に包装紙1を吸
着したまま上昇位置まで作動し、次いで、水平方向のエ
アシリンダー37のロッドがさらに伸長して巻き付けテ
ーブル20の包装作業位置の上方まで移動する。そし
て、この位置で再度エアシリンダー38が作動すること
により包装紙1は巻き付け布23上の規定の包装作業位
置に置かれる。
【0024】一方、包装すべき線香4は前工程において
所定本数ずつ束状に結束されて供給コンベア41のドグ
41aに支持されて間欠移送されてくる。供給コンベア
41上の最先端の線香4は、図1の実線位置にある供給
/払い出し装置7のエアシリンダー48の作動にてチャ
ック49が下降することにより該チャック49によって
把持される。次いで、チャック49にて把持された線香
4は、エアシリンダー48の作動により上昇し、次にエ
アシリンダー45の作動により水平移動し、そして再び
エアシリンダー45の作動により下降して巻き付け布2
3上に載置された包装紙1上に置かれる。この時点で吸
着パッド39の吸着が解除されてエアシリンダー38が
上昇し、エアシリンダー37の作動によってエアシリン
ダー38および吸着パッド39は元の位置に復帰する。
【0025】このようにして巻き付け布23の上面に包
装紙1および包装すべき線香4が順次置かれると、巻き
付けテーブル20の両側に設けられた固定部材27,2
8のエアシリンダー30,30が作動して固定金具2
9,29が前進し、これら固定金具29,29の当接面
29a,29aによって線香4の両端面が固定される。
なお、このとき、一側(線香4の移送方向に対して右
側)の固定金具29は包装紙1の折り曲げ部分(三角形
部分)を挟んで線香4の端面に当接する。この状態でチ
ャック49は線香4の把持を解除して、エアシリンダー
48の作動により上昇し、次いでエアシリンダー45の
作動により元の位置に復帰する。
【0026】次に、一側の固定部材27に内蔵された3
個のエアシリンダー32,32,32が作動して3本の
ロッド31,31,31が前進すると、これらのロッド
31,31,31によって包装紙1の折り曲げ部分が線
香4の周囲に向けて折り込まれ、それによって線香4の
一端部が該折り曲げ部分によって包み込まれる。
【0027】この状態で駆動モータ36が回転駆動する
と、歯車35を介してローラ33,33が回転し、これ
らのローラ33,33に一体に設けられた2本のガイド
ロッド34,34が巻き付けテーブル20の隙間20a
から順次上方へ移動し、それによって巻き付け布23が
持ち上げられ、包装紙1を介して該巻き付け布23によ
って線香4が包み込まれる(図9参照)。この巻き付け
布23を線香4に巻き付けていく過程において、固定部
材27の3本のロッド31,31,31は巻き付け布2
3が各ロッド31に接触する直前にエアシリンダー3
2,32,32によって順次後退作動される。こうして
巻き付け布23が図9(b)に示す包み込み完了位置
(下側のガイドロッド34と巻き付け布23の表面との
間隔が3mm程度となる位置)まで移動するとローラ3
3,33の回転が停止するとともに、固定金具29,2
9が後退する。なお、巻き付け布23の巻き付け作業時
には、たるみ調整ローラ25がエアシリンダー24の作
動によって後退作動し、また、布23の一部がスプリン
グ式ローラ26により巻き付けテーブル20に押し付け
られていることによって、巻き付け布23の張力は適正
な値になるよう調整されている。また、上記のように包
み込み完了位置でガイドロッド34と巻き付け布23と
の間隔を3mm程度あけることで、糊が巻き付け布23
に付着するのを防ぐことができる。
【0028】次に、駆動モータ22が駆動されることに
より巻き付け布23は図9(b)で矢印の方向に引っ張
られ、それと同時に、巻き付け布23に包み込まれた線
香4が同図で矢印の方向に回転する。それによって巻き
付け布23と線香4の間に介在された包装紙1は線香4
の周囲に巻き付いていき、すべての包装紙1が線香4に
巻き付いたとき、包装紙1に付着した糊によって包装紙
1同士が糊付けされて包装が完了する。このようにして
包装が完了すると、駆動モータ22は停止し、また、ロ
ーラ33,33は駆動モータ36の逆転駆動により元の
位置に復帰し、駆動モータ36は停止する。また、この
とき、たるみ調整ローラ25が前進することにより巻き
付け布23の張力の調整がなされる。
【0029】次いで、線香移送方向下流側のチャック4
9がエアシリンダー48の作動によって下降し、包装の
終了した包装体42を把持して上昇すると同時に、上流
側のチャック49がやはりエアシリンダー48の作動に
よって下降し、次に包装すべき線香4を把持して上昇す
る。そして、両方のチャック48,48がそれぞれ包装
体42および線香4を把持した状態でエアシリンダー4
5の作動によって移動体46が所定距離だけ前進移動
し、包装体42は払い出しコンベア43上に載置される
とともに、包装すべき線香4は規定の包装作業位置に置
かれる。
【0030】以上の動作を繰り返すことにより、束の状
態で供給された線香4は順次自動的に本巻き包装されて
製品として搬出される。上記実施例によれば、線香の本
巻き包装を人手をほとんど介することなく自動的に行う
ことができるので、省力化が図れ、生産性を向上させる
ことができる。
【0031】なお、上記実施例では、包装紙に糊付けす
る際、糊タンク自体を上下動させるようにしたものを説
明したが、この糊付け装置としては、糊タンクを別の位
置に設置するとともに該糊タンクに糊供給管を介してノ
ズル付きのドージングバルブを接続するようにし、該ド
ージングバルブを上下動させて、ドージングバルブが下
降位置に来たとき空気圧制御によって該バルブが開作動
してノズルから糊が出るような構成とすることも可能で
ある。
【0032】また、上記実施例では、線香の一端部を包
装紙により包み込む場合に3本のロッドの前進動により
包装紙の一端部を折り込むようにしたものを説明した
が、このような折り込み機構に代えて、エアーの吹き付
けによって包装紙を折り込むようにしたり、チャック式
折り込み機構や回転式折り込み機構や巻き込み式折り込
み機構を用いて折り込むようにする実施例も可能であ
る。また、固定金具に取り付けたロッドの先端に折込金
具を取り付けるようにしてもよい。ここで、チャック式
折り込み機構は、3本のロッドのうち中央のロッドのみ
を取り付けるとともに、両側の2本のロッドに代えて2
個のチャックを用いるようにできる。このような折り込
み機構では、ロッドによって包装紙を折り込んだ後、両
側のチャックでそれぞれ包装紙の端部をつまんで折り込
んで線香の一端部を包み込むようにする。また、上記回
転式折り込み機構は、3本のロッドを使わず、3個のハ
イローター(もしくはステッピングモーター)を2本の
ガイドロッドの回転範囲の外側に設置するとともに、こ
れらのハイローターの軸(揺動軸)にブッシュをはめ込
んで該ブッシュにL字形の折り込み金具を取り付け包装
紙を折り込むようにする。また、上記巻き込み式折り込
み機構は、巻き付けテーブルに配設されたスプリング式
ローラを折り込み調整移動ローラとして使用し、まず、
包装紙を巻き付けテーブルの規定位置に置き、二つの固
定部材で線香を固定した後、2本のガイドロッドを所定
の巻き付け位置まで移動させ、その後、固定部材を復帰
させて、上記折り込み調整移動ローラで包装紙の端部を
固定するようにする。そして、ガイドロッドを元に戻
し、次いで、下流側に位置する包装紙の一端部を真上か
ら押え金具で押えた状態で、包装紙の上流側の端部をつ
まみ上げ、再度固定部材で線香を固定して3本のロッド
のうち中央および上流位置にある2本のロッドで包装紙
を包み込み、その後、ガイドロッドを回転させて包装紙
を線香の周囲に巻き付けるようにする。
【0033】また、上記実施例では、ロッド31および
エアシリンダー32を具備しない方の固定部材28にお
いて、固定金具29の当接面29aをフラットに形成し
たものを説明したが、この当接面は、周縁部を残して中
央部を深さ5mm程度にくり抜くとともに、所要部を面
取り加工してなる金具を用いることができる。このよう
な金具によれば、線香の他端部の支持をより確実に行う
ことができ、したがって、包装紙の巻き付けがよりスム
ーズとなる。
【0034】また、上記実施例では、包装紙同士の接着
を糊付けにより行うものを説明したが、このような糊付
けに代えて、シールを貼り付けるようにしてもいいし、
また、熱圧着可能な包装紙を使用して熱板等を押し当て
ることによって包装紙同士を接着するようにしてもい
い。
【0035】また、上記実施例においては、線香を本巻
き包装する場合の自動包装装置について述べたが、本実
施例の包装装置は、そのまま結束包装や筒巻き包装に使
用することもできる。この場合、結束包装では、包装紙
は円筒状に巻き付けられた帯状体から供給するととも
に、上記と同様の固定金具を使って線香を固定して巻き
付け布で包み込み、巻き付け布による巻き上げ直前に糊
付けするとともに包装紙を切断するようにする。一方、
筒巻き包装では、本巻き包装と同様、巻き付け布上の所
定位置に包装紙を供給し、やはり固定金具を使って線香
を固定して巻き付け布で包み込み包装を行うようにす
る。このように本実施例の装置を結束包装に使用した場
合、従来ほとんど不可能であった紙包装が可能となり、
また、巻き付け布で線香の全体を締め付けるので、線香
が折れにくくなるという効果を奏する。また、筒巻き包
装に使用した場合、線香をバラ状態にしたまま巻き上げ
ることが可能となるので、線香包装工程を簡素化するこ
とができる。なお、これら結束包装や筒巻き包装の場合
にも、包装紙同士の接着は、糊付けだけでなく熱圧着や
シール貼り付けによっても行うことができる。
【0036】また、上記実施例において、巻き付け布の
巻き取り方法については他にいろいろな方法が考えら
れ、例えば手製タバコの巻き方により巻き取るようにす
ることも可能である。
【0037】また、上記実施例においては、線香の包装
に適用したものを説明したが、本発明は、例えば素麺の
包装やその他の円柱状物品の包装にも適用することがで
きる。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、線香を本巻きにより包装する際の包装工程を自動化
することができ、それにより省力化を促進し生産性を向
上させることができる。また、包装作業に熟練を必要と
しなくなるため製品の均一化を図ることが可能となり、
品質も向上し、さらに手作業が排除できるため衛生上に
おいても優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る線香自動包装装置の正
面図
【図2】上記実施例の線香自動包装装置の平面図
【図3】上記実施例の線香自動包装装置における線香固
定部材の側面図(a)および正面図(b)
【図4】上記実施例の線香自動包装装置における包装紙
収納箱の平面図
【図5】上記実施例の包装紙収納箱の正面方向断面図
【図6】上記実施例の線香自動包装装置における包装紙
折り込み/糊付け装置の平面図
【図7】上記実施例の線香自動包装装置における包装紙
折り込み/糊付け装置の正面図
【図8】上記実施例の線香自動包装装置における包装紙
折り込み/糊付け装置の側面図
【図9】上記実施例における線香の包み込み動作説明図
【図10】上記実施例における線香を包装後の状態で示
す斜視図
【符号の説明】
1 包装紙 3 折り込み/糊付け装置 4 線香 5 包み込み装置 6 受け渡し装置 7 供給/払い出し装置 20 巻き付けテーブル 21a,21b,21c,21d ガイドローラ 22 駆動モータ 23 巻き付け布 27,28 固定部材 31 ロッド 34 ガイドロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 束状にされた線香に対し包装紙を傾斜さ
    せて置き、当該線香の一端部を前記包装紙の一端部で包
    み込むとともに該包装紙を当該線香の周面に巻き付ける
    ようにした線香の自動包装装置であって、前記包装紙お
    よび線香を載置する帯状の巻き付け体と、前記巻き付け
    体上に置かれた包装紙の一端側に形成された折り曲げ部
    分に当接するよう線香の一端部を固定する固定部材と、
    前記固定部材により固定された前記線香の一端部を前記
    包装紙の折り曲げ部分を折り込むことによって包み込む
    包み込み部材と、前記包み込み部材により一端部が包装
    紙で包み込まれた線香の周面を覆うよう前記巻き付け体
    を移動させる巻き付け体移動部材と、線香の一端部が前
    記包装紙で包み込まれ前記巻き付け体により覆われた状
    態で該巻き付け体を移動させることにより線香を回転さ
    せて当該線香の周面に前記包装紙を巻き付ける巻き付け
    体駆動手段を備えたことを特徴とする線香の自動包装装
    置。
  2. 【請求項2】 包装紙の一端部を所定の角度に折り込む
    折り込み装置と、前記包装紙の他端部を対向する包装紙
    面に接着する包装紙接着装置と、折り込みの終了した包
    装紙を巻き付け体上の所定位置へ受け渡す受け渡し装置
    と、包装すべき線香を包装紙上の所定位置へ供給すると
    ともに包装の終了した線香を払い出す線香供給払い出し
    装置を備えた請求項1記載の線香の自動包装装置。
JP4292792A 1992-02-28 1992-02-28 線香の自動包装装置 Pending JPH05246405A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114348326A (zh) * 2021-12-23 2022-04-15 宁波柯齐自动化科技有限公司 一种大纸管光栅包装机
CN114802858A (zh) * 2021-01-19 2022-07-29 余志远 一种烟花筒的端面封装装置的捋纸机构
CN114802857A (zh) * 2021-01-19 2022-07-29 余志远 一种烟花筒的端面封装装置
CN117735009A (zh) * 2023-12-27 2024-03-22 东莞市福到来家纺用品有限公司 一种纺制品生产用的废料打捆装置及捆绑方法

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