JPH05246413A - ラベル貼付ロボット - Google Patents

ラベル貼付ロボット

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Publication number
JPH05246413A
JPH05246413A JP7900092A JP7900092A JPH05246413A JP H05246413 A JPH05246413 A JP H05246413A JP 7900092 A JP7900092 A JP 7900092A JP 7900092 A JP7900092 A JP 7900092A JP H05246413 A JPH05246413 A JP H05246413A
Authority
JP
Japan
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label
sticking
robot
label tape
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP7900092A
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English (en)
Inventor
Hirotomo Tanaka
寛倫 田中
Shinji Teranodan
進二 寺野段
Takashi Takamura
堯 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の組立てラインにおけるラベルの貼付
作業を自動化して、同ラインの省力化を促進し、しかも
作業時間の短縮を図るとともに貼り忘れ等の作業ミスを
なくす。 【構成】 ラベルLが仮着されたラベルテープTをロー
ル状に巻回した状態で保持するロールホルダ11と、該
ロールホルダ11からラベルテープTを引出す引出し機
構5と、該引出し機構5によって引き出されたラベルテ
ープTの引出し方向を鋭角に転じるガイド板27とを含
むラベル供給装置2と、該ラベル供給装置2によって剥
離状態で供給されたラベルLを被貼付体に貼り付ける貼
付ローラ30と、ラベルLが剥離された状態のラベルテ
ープT′を切断するカッタ装置4とを備えたロボットハ
ンド1をロボットに装着する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の組立てライン
において、自動車の予め定められた部位にラベルを貼り
付けるためのラベル貼付ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の組立てラインにおけるラ
ベルの貼付作業は、作業者の手作業によって行われてい
た。
【0003】ここで、実開昭61−156610号公報
には、ラベルが仮着されたロール状のラベルテープを1
ピッチ毎に移送するラベル移送装置が組み込まれた携帯
式ラベル貼付機が開示されているが、この貼付機によっ
てもワークへの実際の貼付作業は人手によるものであっ
た。
【0004】また、特開昭62−39441号公報に
は、ラベル供給手段から供給されたラベルをロボット機
構により貼付位置まで搬送して貼り付けるラベリング装
置が開示されている。しかしながら、同装置のラベル供
給手段はロボット機構とは別置きされたものであり、従
って自動車の組立てラインのように貼付位置が複数箇所
にわたる場合には貼付位置とラベル供給手段との間のロ
ボットの往復に多くの時間を費やすこととなり、このラ
ベリング装置を自動車の組立てラインに適用することは
事実上不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は自
動車の組立てラインにおける種々要求を満足するような
ラベル貼付装置は存在せず、従って同組立てラインにお
けるラベル貼付作業は人手に頼らざるを得ないのが現状
であった。
【0006】このため、人手がかかるばかりでなく、貼
付作業のスピードアップにも限界があった。また、貼り
忘れあるいは貼付位置のばらつき等の作業ミスも皆無と
は言えなかった。
【0007】本発明はこれら人手によるラベル貼付作業
における問題点を解決するためになされたもので、ラベ
ルの貼付作業を自動化することにより作業のスピードア
ップを図り、しかも貼り忘れ等の作業ミスをなくすこと
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためラベル貼付ロボットを提供するものであり、
このラベル貼付ロボットは、ラベルが仮着されたラベル
テープをロール状に巻回した状態で保持するロールホル
ダと、該ロールホルダからラベルテープを引出す引出し
機構と、該引出し機構によって引き出されたラベルテー
プの引出し方向を鋭角に転じるガイド板とを含むラベル
供給装置と、該ラベル供給装置によって剥離状態で供給
されたラベルを被貼付体に貼り付ける貼付ローラと、ラ
ベルが剥離された状態のラベルテープを切断するカッタ
装置とを備えたロボットハンドをロボットに装着した構
成としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ラベル供給装置の引出し機
構によって、ロールホルダからラベルテープが引き出さ
れ、引き出されたラベルテープはガイド板によってその
引出し方向が鋭角に転じられ、これによりラベルテープ
からラベルが剥離され、この剥離されたラベルが貼付ロ
ーラにより被貼付体に貼り付けられる一方、ラベルが剥
離された状態のラベルテープはカッタ装置によって切断
される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1ないし図10に
基づいて説明する。
【0011】本例のラベル貼付ロボットは、以下説明す
る装置および機構を備えたロボットハンド1を複数軸制
御可能な多関節型のロボットに装着した構成とされてい
る。ここで、このロボットおよびその制御装置について
は従来より公知のものであるのでその説明および図示は
省略する。
【0012】さて、図1は、ロボットの先端に装着され
たロボットハンド1の全体側面を、また図2はその背面
を示している。
【0013】このロボットハンド1は、ラベル供給装置
2と、このラベル供給装置2によって剥離状態で供給さ
れたラベルLを被貼付体としての自動車の所定位置に貼
り付ける貼付ローラ30と、ラベルLが剥離された状態
のラベルテープT′を切断するカッタ装置4とを備えた
構成とされ、各装置はメインベース7に組み込まれてロ
ボットのアーム先端に装着されている。
【0014】ここで、このロボットハンド1は、図示は
省略したがAHCアダプタ(オートマチックハンドチェ
ンジャー用アダプタ)を介してロボットのアーム先端に
装着されており、このオートマチックハンドチェンジャ
ーによって別のロボットハンドと自動交換可能に装着さ
れている。なお、この点については、本願発明の要旨と
は直接関係がないので詳述はしない。
【0015】以下、このメインベース7および各装置の
構成について説明する。
【0016】先ず、メインベース7は、略受け皿形状に
形成されたもので、その外周面には円周六分割の位置に
所定幅の位置決め溝7a〜7aが放射状に形成されてい
る。また、その底面にはロボットとの位置決めをなすた
めの円柱状の凸部7bが形成されている。
【0017】各位置決め溝7aのうち、図示上側の位置
決め溝7aには以下説明するラベル供給装置2のロール
ホルダ11が装着され、下側の位置決め溝7aには貼付
ローラ30あるいはラベル供給装置2の引出し機構5等
が組み込まれたサブベース21がブラケット17を介し
て支持されている。
【0018】また、その他の四箇所の位置決め溝7a〜
7aには、それぞれプロテクタMを吸着保持するための
吸着装置60〜60がアーム61〜61を介して装着さ
れている。なお、この吸着装置60については後述す
る。
【0019】ラベル供給装置2は、ラベルLを貼付ロー
ラ30に一枚づつ供給する装置で、多数のラベルL〜L
が一定のピッチで仮着されたラベルテープTをロール状
に巻回した状態で保持するロールホルダ11と、該ロー
ルホルダ11からラベルテープTを引出す引出し機構5
と、該引出し機構5によって引き出されたラベルテープ
Tの引出し方向を鋭角に転じるガイド板27とを備えて
いる。
【0020】ロールホルダ11は、ロール状のラベルテ
ープTを両側面から支持する側板11a,11aを対向
させてなるもので、両側板11a,11aの後縁(図1
において左縁)のほぼ中央から中心に到って、切込み溝
11b,11bが形成されている。この切込み溝11
b,11bは、中心に向かって若干上方へ屈曲して形成
されている。一方、ラベルテープTは、両端面に芯棒1
2a,12aが突出形成されたロールシャフト12の周
面に巻回された状態とされており、両芯棒12a,12
aを上記切込み溝11b,11bに挿入した状態で両側
板11a,11a間にセットされている。
【0021】また、両側板11a,11aの下部には、
先端に滑らかな曲面状のガイド面が形成されたガイドブ
ロック11cが取付けられており、巻回状態から引き出
されたラベルテープTはこのガイドブロック11cのガ
イド面に摺接されながら図示下方へ引き出される。
【0022】このロールホルダ11から引き出されたラ
ベルテープTは、支持ブラケット20を介してメインベ
ース7に取り付けられたテープガイド13によってガイ
ドされている。このテープガイド13は、二枚の帯板を
ラベルテープTの厚さよりも若干大きな隙間をおいて対
向させたもので、この隙間にラベルテープTは通され
て、そのたるみが防止されるようになっている。
【0023】このテープガイド13の引出し方向下流側
には、ガイド板27と、貼付ローラ30と、引出し機構
5と、カッタ装置4とが備えられており、これら各機構
および装置はサブベース21に組み込まれている。
【0024】サブベース21は、前記したようにメイン
ベース7の下側の位置決め溝7aに嵌め込まれて固定さ
れたブラケット17を介して同メインベース7に取付け
られている。このブラケット17は略H型のブロック体
状に形成されたもので、その前側(図1において右側)
の凹部にはヒンジピン15を介してアーム14が揺動可
能に支持されている。このアーム14に上記サブベース
21が取付けられており、これにより同サブベース21
はヒンジピン15を中心として上下方向に揺動可能とな
っている。また、このブラケット17の後ろ側(図1に
おいて左側)の凹部には圧縮コイルバネ18が装着され
る一方、アーム14には反力板16が取付けられてお
り、これによりサブベース21は図1において反時計回
り方向(図示上方)に付勢されている。これにより、ラ
ベル貼付時のショックを和らげるとともに、後述する貼
付ローラ30の貼付力(押圧力)が一定になるようにな
っている。
【0025】このように支持されたサブベース21にガ
イド板27が、垂直方向に対して若干の角度をもって下
傾する状態で取付けられる一方、このガイド板27に対
向して押えプレート28が配置されている。この押え板
28とガイド板27との間の隙間をラベルテープTが通
されている。
【0026】この押え板28は、図3に示すように下端
にフランジ部24aが形成された二本の押えピン24,
24に支持されており、両押えピン24,24は略L字
型のブラケット23に摺動可能に支持され、このブラケ
ット23はサブベース21に取付けられている。これに
より、この押え板28は、ガイド板27に接近または離
間可能に支持されている。
【0027】また、この押え板28とブラケット23と
の間であって、両押えピン24,24の周囲にはそれぞ
れ圧縮コイルバネ25,25が介装されている一方、こ
の両押えピン24,24の上端にはそれぞれネジ部24
bが形成され、このネジ部24bにはそれぞれ二個の固
定ナット24c,24cが装着され、さらにその上端に
は円盤状のツマミ22が固定されている。これにより、
両ナット24c,24cの位置を調整することで、押え
板28とガイド板27との間の隙間を調整することがで
きるようになっている。
【0028】さらに、圧縮コイルバネ25,25に抗し
て両押えピン24,24を引き出して、押え板28をガ
イド板27から離間する方向に移動させれば両者間の隙
間を十分に大きくすることができ、この際、両押えピン
24に取り付けられた係止ピン26をブラケット23の
上面に引き掛けておくことで、この押え板28の移動状
態(隙間大の状態)を保持しておくことができる。こう
しておくことで同押え板28とガイド板27との間にラ
ベルテープTを簡単にセットできるようになっている。
なお、ブラケット23には両係止ピン26に対応して溝
部23a,23aが形成されており、両係止ピン26を
この溝部23a内に嵌め込むことで押えピン24は圧縮
コイルバネ25によって戻され、押え板28とガイド板
27との間の隙間を狭めることができるようになってい
る。
【0029】次に、上記両押えピン24,24の間に
は、押え板28とガイド板27とに跨がって略コ字型の
センサ54が取付けられている。このセンサ54は透過
型の光電センサで、ラベルテープTに、その引出し方向
に沿って一定ピッチで形成された検出孔(図示省略)を
検出し、これに基づいて後述する引出し機構5の駆動モ
ータ43を起動停止させることにより、ラベルテープT
のピッチ送りがなされるようになっている。なお、図示
は省略したが押え板28とガイド板27には同心の小孔
が形成されており、この小孔を経てラベルテープTの各
検出孔が検出される。
【0030】このように構成された押え板28とガイド
板27との間を通されたラベルテープTは、ガイド板2
7の下端部で鋭角に折り返されてほぼ垂直上方へ引き出
され、これによりラベルテープTからラベルLが一枚づ
つ剥離される。すなわち、ラベルテープTの引出し方向
が鋭角に転じられることによりラベルLは剥離され、そ
の直下に配置された貼付ローラ30に送り出される。
【0031】貼付ローラ30は、剥離されたラベルLを
被貼付体に押圧して貼り付けるためのもので、一定の弾
性および摩擦力を有するゴムを素材として形成され、ま
た、その外周面には多数の凹凸が形成されて、図4に示
すようにサブベース21の下端に取り付けられたローラ
ピン29に回転可能に装着されている。
【0032】一方、ラベルLが剥離された状態で上方に
引き出されたラベルテープT′は、引出し機構5として
の駆動ローラ38と従動ローラ44との間を通され、さ
らにこの従動ローラ44を支持するローラブラケット4
7に形成されたスリット47a内に通されて上方に引き
出されている。
【0033】駆動ローラ38は、図7に示すようにサブ
ベース21にアタッチメント42を介して取り付けられ
た駆動モータ43の出力軸に、ローラシャフト39を介
して装着されている。このローラシャフト39は、ベア
リング41,41を介してアタッチメント42に回転可
能に取付けられている。なお、図中40はこの駆動ロー
ラ38の抜け止め用の固定ナットである。この駆動ロー
ラ38は、一定の弾性および摩擦力を有するゴムを素材
として形成されている。
【0034】一方、従動ローラ44は、図5および図8
に示すようにサブベース21に取り付けられたローラブ
ラケット47にローラホルダ32を介して上記駆動ロー
ラ38と平行かつ回転可能に支持されている。
【0035】ローラホルダ32は略コ字型に形成されて
おり、その内側に従動ローラ44がシャフト46および
ベアリング45,45を介して回転可能に支持されてい
る。また、このローラホルダ32は、ヒンジピン33を
介してローラブラケット47に回転可能に取付けられて
おり、これにより従動ローラ44は駆動ローラ38に対
して平行状態のまま接近または離間可能となっている。
さらに、このローラホルダ32の一方の側面にはレバー
37が取付けられ、他方の側面側であってヒンジピン3
3の端部にはテンションアーム34が上記レバー37と
平行かつ同ヒンジピン33に対して回転不能に取付けら
れており、このテンションアーム34の先端には圧縮コ
イルバネ35の一端が掛け止めされている。この圧縮コ
イルバネ35の他端は、サブベース21に取り付けられ
たピン36に掛け止めされている。この圧縮コイルバネ
35により、従動ローラ44は駆動ローラ38に対して
一定の力で押圧され、これにより両ローラ38,44間
に通されたラベルテープT′が確実に引き出されるよう
になっている。また、レバー37を把持してこの圧縮コ
イルバネ35に抗しローラホルダ32を図8において手
前側に揺動させることにより、従動ローラ44を駆動ロ
ーラ38から十分な距離だけ離間させることができ、こ
れにより本例のラベル貼付ロボットの稼働に先立って行
われるラベルテープTのセットを簡単に行えるようにな
っている。
【0036】次に、カッタ装置4について説明する。こ
のカッタ装置4は、ラベルLが剥離されてローラブラケ
ット47のスリット47aから上方に引き出されて不要
となったラベルテープT′を切断して後処理をするため
のもので、下カッタ48と上カッタ49とを備えてい
る。
【0037】両カッタ48,49は、図5に示すように
ローラブラケット47の上面に取付けられている。この
ローラブラケット47の上面は、スリット47aに対し
て図示左側と右側とに段付き形成されており、その段差
は下カッタ48の厚さより僅かに大きくなっている。そ
して、図示左側の一段低い側の上面に下カッタ48がそ
の刃を上カッタ49に向けた状態で固定されている一
方、右側の一段高い側の上面には上カッタ49が刃を下
カッタ48に向けた状態で支持されている。
【0038】この上カッタ49は、カッタガイド50を
介してこの上面上を下カッタ48に向かって摺動可能に
取付けられている。また、この上カッタ49の後端面
(図示右端面)には、下方へ張出し状にしてリターンプ
レート52が取付けられ、このリターンプレート52に
対向してローラブラケット47の側面には、溝部47b
が形成され、この溝部47b内には圧縮コイルバネ51
が装着されている。
【0039】これにより、図6に示すように圧縮コイル
バネ51に抗してリターンプレート52を図示左方に押
すと上カッタ49は下カッタ48に向かって移動して、
両カッタ48,49の刃に挟まれたラベルテープT′が
切断されるようになっている。そして、この不要となっ
たラベルテープT′は別途設定された切断位置において
カッタ装置を上記のように作動させることにより切断さ
れる。すなわち、この切断位置には押付ピン53が設け
られており、ロボットハンド1をこの切断位置にまで移
動させると、リターンプレート52がこの押付ピン53
に押し付けられ、これにより上カッタ49が移動されて
ラベルテープT′が切断されるようになっている。
【0040】次に、前記した吸着装置60について説明
する。この吸着装置60は、自動車の傷付き防止のため
にボデーサイド等に貼り付けられるプロテクタMを吸着
保持するためのもので、これにより本例のラベル貼付ロ
ボットには、前記説明したラベル貼付機能の他にプロテ
クタ貼付機能が付加された構成とされている。
【0041】この吸着装置60は、メインベース7の外
周面に形成された六箇所の位置決め溝7a〜7aのうち
ロールホルダ11またはブラケット17が装着されてい
ない他の四箇所の位置決め溝7a〜7aに、アーム61
を介して装着されており、各吸着装置60は同様に構成
されている。
【0042】この吸着装置60は、図10に示すように
軸方向に小径の通気孔が貫通されたシャフト63と、こ
のシャフト63の先端に取付けられたゴム製の吸着パッ
ド62とを主体とするもので、アーム61の上部に二個
の固定ナット66,66によって固定されたシャフトガ
イド65に支持されて図示左右方向にスライド可能に支
持されている。シャフト63の後端(図示左端)には、
バキュームホース67が接続されており、このバキュー
ムホース67はバキューム発生器(図示省略)に接続さ
れている。また、シャフト63の軸方向中途に形成され
たフランジ部とシャフトガイド65の図示右端面との間
には圧縮コイルバネ64が介装されており、これにより
同吸着装置60は図示右方に付勢されてプロテクタMに
対する押圧力が付与されるとともに、吸着パッド62の
位置のばらつきあるいはプロテクタ接触時のショックが
吸収されるようになっている。
【0043】以上のようにして各吸着装置60〜60は
構成されており、吸着パッド62をプロテクタMに押圧
した状態でバキューム発生器を作動させると、吸着パッ
ド62とプロテクタMとの間は真空になり、これにより
プロテクタMが吸着パッド62に吸着されるようになっ
ている。そして、このプロテクタMを吸着保持した状態
でロボットハンド1を所定位置にまで移動させて被貼付
体に押圧することで、同プロテクタMが貼り付けられ
る。
【0044】次に、以上のように構成された本例のラベ
ル貼付ロボットの動作について説明する。先ず、ラベル
貼付ロボットの稼働に先立ち、作業者によってラベルテ
ープTのセット作業が、ロボットの原位置停止状態で行
われる。すなわち、ロールシャフト12に巻回された状
態のラベルテープTがロールホルダ11にセットされ、
その先端がガイドブロック11cに摺接されつつテープ
ガイド13に通され、さらにガイド板27と押え板28
との間を通される。
【0045】この際、押え板28を支持する両押えピン
24,24を引き出して係止ピン26を溝部23aから
取り出し、両押えピン24,24を回転させてこの係止
ピン26をブラケット23の上面に引き掛け、これによ
りこの押え板28をガイド板27から十分に離間した状
態に保持しておけば、ラベルテープTの通し作業を簡単
に行うことができる。そして、ラベルテープTをガイド
板27に沿わせた状態としたならば、両押えピン24,
24を回転させて係止ピン26,26を溝部23a内に
嵌め込み、押え板28を戻しておく。押え板28とガイ
ド板27との間の隙間は、固定ナット24c,24cの
位置を調整しておくことで調整され、同隙間を必要かつ
十分な寸法に調整しておくことでラベルテープTをたる
みのない状態で通しておくことができる。
【0046】次に、ラベルテープTはガイド板27の下
端部で鋭角状に折り返されて、ほぼ垂直上方に引き出さ
れ、駆動ローラ38と従動ローラ44との間を通され、
ローラブラケット47のスリット47a内を通されてカ
ッタ装置4の上方に引き出される。この際、従動ローラ
44は、圧縮コイルバネ35に抗してローラホルダ32
を図1において反時計廻り方向に移動させることで駆動
ローラ38から十分に引き離すことができ、これにより
両ローラ38,44間の通し作業を簡単に行うことがで
きる。
【0047】以上によりラベルテープTのセット作業は
完了し、次にロボットを起動させることにより実際のラ
ベル貼付作業が開始される。
【0048】ロボットが起動されるとロボットハンド1
は予め記憶された軌跡に従って被貼付体の貼付位置にま
で移動される。ロボットハンド1がこの貼付位置に到達
した時点で、貼付ローラ30は被貼付体に押圧された状
態とされている。なお、貼付ローラ30は圧縮コイルバ
ネ18の弾性力にほぼ等しい力で押圧されている。
【0049】これが完了すると、ロボットは停止して待
機状態とされる一方、駆動モータ43が起動されて引出
し機構5が作動され、ラベルテープTが1ピッチだけ引
き出される。これは、センサ54によってラベルテープ
Tの検出孔が一個検出される間だけ駆動モータ43を回
転させることにより行われる。
【0050】ラベルテープTが1ピッチだけ引き出され
ることにより、ラベルLが一枚だけ剥離されて下方に送
り出される。ここで、ラベルLは、被貼付体と貼付ロー
ラ30との間に入り込むようにして送り出される。
【0051】こうしてラベルLが剥離されて貼付待機状
態とされたならば、再びロボットが起動してロボットハ
ンド1がほぼ上方に移動し、貼付ローラ30が被貼付体
に沿って移動される。これにより、貼付ローラ30はラ
ベルLを押圧しつつ転動して、このラベルLを貼り付け
る。
【0052】貼付ローラ30が十分な距離だけ転動して
ラベルLが完全に貼り付けられたならば、ロボットがロ
ボットハンド1を被貼付体から引き離す方向に移動させ
て、これにより一箇所についての貼付作業が完了する。
【0053】そして、さらに別の貼付位置にラベルを貼
り付けるのであれば、ロボットは所定の軌跡で移動し
て、ロボットハンド1がその貼付位置にまで移動され、
以後上記したと同様の動作が繰り返される。一方、自動
車一台分の貼付作業が完了したならば、ロボットハンド
1は原位置に戻されて、次の貼付作業まで待機状態とさ
れる。
【0054】ここで、数箇所にわたるラベル貼付作業に
よって、不要となったラベルテープT′がローラブラケ
ット47のスリット47aの上方から垂れ下がる状態と
なったならば、ロボットは一旦ラベル貼付作業を中断し
て、ロボットハンド1をラベル切断位置にまで移動さ
せ、ここに設けられた押付ピン53にカッタ装置のリタ
ーンプレート52を押し付けて上カッタ49を移動さ
せ、これによりこの不要となった部分のラベルテープ
T′を切断しておく。これにより、この切断されたラベ
ルテープT′は下方に排出されて、以後のラベル貼付作
業に支障を来すことはない。ラベルテープT′の切断が
終了したならば、再びロボットハンド1を被貼付体にま
で移動させて、貼付作業を続行する。
【0055】なお、このラベルテープT′の切断は、上
記例示したタイミングで行う他に、例えば、自動車一台
分のラベル貼付作業が完了した時点で行うこととしても
よく、ラベルテープTの送り量等の種々状況を加味し
て、最も効率のよいタイミングで設定しておけばよい。
【0056】次に、プロテクタMを貼り付ける際の動作
について説明する。ロボットにプロテクタ貼付の指示が
なされると、ロボットは起動してロボットハンド1を所
定の軌跡に従って移動させ、予め所定の状態に整列され
ているプロテクタMに、互いに180°の位置にある二
個の吸着パッド62,62を押し当てる。
【0057】吸着パッド62,62の押圧が確認される
とバキューム発生器が作動され、両吸着パッド62,6
2がプロテクタMを吸着する。この吸着が確認される
と、ロボットが所定の軌跡で移動して、ロボットハンド
1を被貼付体にまで移動させ、プロテクタMを所定の貼
付位置に押し付ける。この時の押付力は、圧縮コイルバ
ネ64の弾性力により発生する。
【0058】プロテクタMが十分な時間押圧されて完全
に貼り付けられた状態となったならば、バキューム発生
器を停止させて吸着パッド62,62内に大気を導入
し、吸着を解除する。然る後、ロボットハンド1は被貼
付体から引き離されて、ロボットは原位置に戻って停止
する。以上によりプロテクタの貼付作業が完了する。
【0059】なお、プロテクタが比較的短いものである
場合には、一個の吸着装置60だけを使用することとし
てもよい。
【0060】また、バキューム発生器のオンオフ状態を
フィードバックしておくことで、吸着保持したプロテク
タMの搬送途中における落下は確認されるようになって
いる。
【0061】本例は以上のように構成されたものであ
り、この構成により次のような作用効果を奏する。
【0062】すなわち、本例のラベル貼付ロボットは、
所定の移動軌跡が記憶されたロボットに、ラベル供給装
置2、貼付ローラ30およびカッタ装置4を備えたロボ
ットハンド1が装着された構成とされており、ロボット
を作動させてこのロボットハンド1が所定の貼付位置に
まで移動されると、自動的にラベルテープTが1ピッチ
だけ引き出されて、1枚のラベルLが剥離されて貼付待
機状態とされ、然る後、貼付ローラ30が転動されてこ
のラベルLが貼り付けられる。
【0063】このように、本例のラベル貼付ロボットに
よれば、ラベルの供給、搬送および貼り付けが自動的に
なされることから、自動車の組立てラインにおけるラベ
ルの貼付作業を自動化することができる。そして、この
貼付作業を自動化することにより、組立てラインの省力
化を図ることができるとともに、貼付作業時間が短縮さ
れ、しかも人手による場合の貼り忘れあるいは貼付位置
のズレ等の作業ミスをなくすことができる。
【0064】さらに、ラベルLが剥離されて不要となっ
たラベルテープT′は、適宜タイミングでカッタ装置4
により切断されて排出されるので、ラベルテープT′が
垂れ下がってロボットハンド1等に絡みつく心配はな
く、このラベル貼付ロボットを長時間安定して稼働させ
ることができ、この点で本例のラベル貼付ロボットによ
ればラベル貼付作業の完全自動化を達成することができ
る。
【0065】また、本例のラベル貼付ロボットは、吸着
装置60が装備されてプロテクタMを貼り付ける機能を
も兼ね備えた構成とされていることから、プロテクタM
の貼付作業をも自動化することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明は、ロボットに、ラベル供給装
置、貼付ローラおよびカッタ装置を備えたロボットハン
ドを装着した構成としたことから、従来の手作業を排除
してラベルの貼付作業を自動化することができ、これに
より自動車組立てラインの省力化を促進することがで
き、しかも作業時間の短縮を図るとともに貼り忘れ等の
作業ミスをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関し、ロボットハンドの全体
側面図である。
【図2】ロボットハンドの背面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】同じく、図1のB−B線断面図である。
【図5】引出し機構およびカッタ装置の側面詳細図であ
る。
【図6】切断状態にあるカッタ装置の側面図である。
【図7】図1のC−C線断面図であって、引出し機構の
横断面図である。
【図8】図5のD−D線断面図である。
【図9】図5のE矢視図である。
【図10】吸着装置の一部断面側面図である。
【符号の説明】
1…ロボットハンド 2…ラベル供給装置 4…カッタ装置 5…引出し機構 7…メインベース 11…ロールホルダ 21…サブベース 27…ガイド板 28…押え板 30…貼付ローラ 38…駆動ローラ 43…駆動モータ 44…従動ローラ 48…下カッタ 49…上カッタ 53…押付ピン 54…センサ 60…吸着装置、62…吸着パッド T…ラベルテープ、T′…ラベルが剥離された状態のラ
ベルテープ L…ラベル、M…プロテクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高村 堯 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日野 自動車工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベルが仮着されたラベルテープをロー
    ル状に巻回した状態で保持するロールホルダと、該ロー
    ルホルダからラベルテープを引出す引出し機構と、該引
    出し機構によって引き出されたラベルテープの引出し方
    向を鋭角に転じるガイド板とを含むラベル供給装置と、
    該ラベル供給装置によって剥離状態で供給されたラベル
    を被貼付体に貼り付ける貼付ローラと、ラベルが剥離さ
    れた状態のラベルテープを切断するカッタ装置とを備え
    たロボットハンドをロボットに装着してなるラベル貼付
    ロボット。
JP7900092A 1992-02-28 1992-02-28 ラベル貼付ロボット Pending JPH05246413A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118062384A (zh) * 2024-04-18 2024-05-24 兴化市顺杰高温合金制品有限公司 一种高温合金件标签张贴装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118062384A (zh) * 2024-04-18 2024-05-24 兴化市顺杰高温合金制品有限公司 一种高温合金件标签张贴装置

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