JPH05247257A - 電荷移動錯体を含む合成高分子組成物、それらの製造方法およびその用途 - Google Patents

電荷移動錯体を含む合成高分子組成物、それらの製造方法およびその用途

Info

Publication number
JPH05247257A
JPH05247257A JP5023389A JP2338993A JPH05247257A JP H05247257 A JPH05247257 A JP H05247257A JP 5023389 A JP5023389 A JP 5023389A JP 2338993 A JP2338993 A JP 2338993A JP H05247257 A JPH05247257 A JP H05247257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
alkyl
hydrogen
composition according
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5023389A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter Chetcuti
チェトクッチ ペーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPH05247257A publication Critical patent/JPH05247257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L101/00Compositions of unspecified macromolecular compounds
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B1/00Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
    • H01B1/06Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances
    • H01B1/12Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances organic substances
    • H01B1/121Charge-transfer complexes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D339/00Heterocyclic compounds containing rings having two sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D339/02Five-membered rings
    • C07D339/06Five-membered rings having the hetero atoms in positions 1 and 3, e.g. cyclic dithiocarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D345/00Heterocyclic compounds containing rings having selenium or tellurium atoms as the only ring hetero atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/45Heterocyclic compounds having sulfur in the ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/48Selenium- or tellurium-containing compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 a)熱硬化性、熱可塑性または構造的に架橋
したポリマー;およびb)ポリマーマトリックス中の針
状結晶の網状組織形態での式(I)(式中、Aは式(I
I)で示され、例えば5,7,12,14−ペンタセン
テトラシアノイミンであり、Bは式(III )または(II
I b)で示され、例えばテトラチオフルバレンまたはビ
ス(ジチオエチレンテトラチオフルバレンである)で示
される電荷移動錯体;からなる組成物、その製造法およ
びそれを含む導電体。 【効果】 上記組成物は導電体として優れた特性を持
ち、部品の静電遮蔽、表示要素の電極または電気的部品
ならびにコンデンサーの電荷担体として使用でき、さら
に比較的低温で製造できるために金属機械部分をほとん
ど腐食しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成ポリマーおよび電子
受容体としてペンタセンシアノイミン誘導体と電子供与
体としてカルコゲン化フルバレンとの電荷移動錯体(以
下、CT錯体と省略する)からなる組成物;それらの製
造方法;及び導電性の薄膜、箔または被覆を好都合に製
造するための該組成物の導電体としての用途;に関す
る。
【0002】電子受容体としてテトラ−置換ペンタセン
シアノイミノおよびテトラチオフルバレンからなり、か
つ電導度約6S/cmを持つ粉末のCT錯体は、Synthetic
Metals,41-43,pp 2365-2375 (1991) 開示されている。
しかしながら、加工したのちには粒子がポリマー材料
によりカプセル化されて隔離されるので、粉末物質はポ
リマー材料の電導度を増大させるには不十分である。
【0003】米国特許第A−5009812 号明細書には、電
子供与体としてテトラチオ−、テトラセレノ−またはテ
トラテルロテトラセンと電子受容体としてハロゲンまた
は酸素のCT錯体を含む静電処理された導電性ポリマー
が開示されている。それらの材料では、CT錯体はポリ
マーマトリックス中での針状結晶の網状組織を形成して
いる。それらの導電性ポリマーの製造は金属性の機械部
品を腐食させる試薬の使用を必要とするので、機械を保
護するために特別の手段がとられなければならない。さ
らに、カルコゲン化テトラセンの低い溶解度はポリマー
を製造するためには高い温度を必要とする。このことは
不経済であり、そして用いられる試薬の高すぎる揮発性
のために産業衛生上の手段も必要となる。さらに、テト
ラセレノ−およびテトラテルロテトラセンの使用は、毒
性上の理由から問題であると考えられている。
【0004】驚くべきことに、ペンタセンシアノイミン
類と特定のフルバレン誘導体類は意外にも結合剤の存在
下でも針状に結晶し、高い導電性をもち、そして実質的
に加工機械の金属部分に腐食作用をおよぼさないCT錯
体を形成することが見出された。出発化合物は極性の低
い溶媒に可溶であるので、CT錯体を製造するために高
温を必要としない。このCT錯体は湿気と熱に対する優
れた安定性を持っている。
【0005】そのような目的の一つとして、本発明は組
成物であって、a)熱硬化性、熱可塑性または構造的に
架橋したポリマー;およびb)ポリマーマトリックス中
の針状結晶の網状組織形態での式(I):
【0006】
【化8】
【0007】(式中、Aは式(II):
【化9】
【0008】(式中、R置換基は同一であり、そして水
素またはC1 −C4 アルキルであるか;または隣接R置
換基は、一緒になって、−(CH2)3 −または−(CH
2)4 −であり;R1 は水素またはC1 −C4 アルキルで
あり;そしてX1 は=N−CNであり;X2 、X3 およ
びX4 は=Oまたは=N−CNである)で示される化合
物または式(II)の化合物の混合物であり;そしてBは
式(III)または(IIIa):
【0009】
【化10】
【0010】(式中、R2 、R3 、R4 およびR5 は、
それぞれ互いに独立して、水素、直鎖もしくは分岐の、
1 −C18−(Z1)n −、フェニル−(Z1)n −または
ベンジル−(Z1)n −(それらは非置換またはC1 −C
4 アルキル、C1 −C4 アルコキシもしくはC1 −C4
アルキルチオにより置換されている)であるか;または
2 とR3 およびR4 とR5 は、一緒になってそれぞれ
互いに独立して、トリメチレン、テトラメチレン、−Z
2 −(CH2)−Z2 −、−Z2 −(CH2)2 −Z2 −、
−Z1 −CH=CH−Z1 −または−CH=CH−CH
=CH−(それぞれは非置換またはC1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシもしくはC1 −C4 アルキル
チオにより置換されている)であり;nは0または1で
あり;Y1 およびY2 は、それぞれ互いに独立して、−
S−または−Se−であり;Z1 は−S−または−Se
−であり;Z2 は−O−、−S−または−Se−であ
り;Zは−S−、−Se−またはNR7 であり;R7
水素、C1 −C6 アルキル、フェニル、またはベンジル
であり;R6 は水素、C1 −C4 アルキル、フェニルま
たはベンジルである)で示される化合物である)で示さ
れる電荷移動錯体;からなることを特徴とする組成物に
関する。
【0011】アルキルとして定義された、RおよびR1
はメチル、エチル、n−、iso−もしくはtert−
ブチルであり得る。好適なアルキル基はメチルおよびエ
チルである。本発明の好適な実施態様において、R置換
基はC1 −C4 アルキルであり、そしてR1 置換基は水
素であるか、またはR1 置換基はC1 −C4 アルキルで
あり、そしてR置換基は水素である。好適には、Rおよ
びR1 は水素、メチルまたはエチルである。本発明の特
に好適な実施態様において、RおよびR1 は水素であ
る。
【0012】本発明の他の好適な実施態様において、X
1 およびX4 は=N−CNであり、そしてX2 およびX
3 は=Oまたは=N−CNであるか;またはX2 および
3が=N−CNであり、X1 およびX4 が=Oまたは
=N−CNである。X1 、X2 、X3 およびX4 の最も
好適な基は=N−CNである。
【0013】式(II)の化合物は好適には純粋な形態ま
たは一つまたは二つのシアノイミン基が酸素原子で置き
換えられている式(II)の化合物を組成物の全量に基づ
いて10重量%までを含む5,7,12,14−ペンタ
センテトラシアノイミンである。
【0014】式(III)および(IIIa)の化合物は好適に
は標準カロメル電池に基づいて0.44Vに等しいかま
たはそれより少ない還元電位を持っている。
【0015】式(III)の化合物において、R2 とR4
よびR4 とR5 は、好適には同一であり、最も好適には
2 ないしR5 は同一である。
【0016】本発明の好適な実施態様において、式(II
I)および(IIIa)のY1 およびY2は−S−または−S
e−であり、最も好適には−S−である。
【0017】アルキル−(Z1)n −であると定義された
2 ないしR5 は、好適にはC1 −C12−アルキル−
(Z1)n −であり、さらに特にC1 −C8 −アルキル−
(Z1)n −であり、そして最も好適にはC1 −C4 −ア
ルキル−(Z1)n −である。アルキルは好適には直鎖の
アルキルである。典型的なアルキル基はメチル、エチ
ル、n−およびiso−プロピル、n−、iso−およ
びtert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、
オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、テ
トラデシル、ヘキサデシルならびにオクタデシルであ
る。メチル、エチル、n−およびiso−プロピル、n
−、iso−およびtert−ブチルが特に好適であ
る。
【0018】本発明の好適な実施態様において、基アル
キル−(Z1)n −はメチル、エチル、n−およびiso
−プロピル、n−、iso−およびtert−ブチル、
メチルチオ、メチルセレノ、エチルチオならびにエチル
セレノである。
【0019】C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
シおよびC1 −C4 アルキルチオ置換基は、代表的には
メチル、エチル、n−およびiso−プロピル、n−、
iso−およびtert−ブチルならびに相当するアル
コキシおよびアルキルチオ基である。好適な置換基はメ
チル、エチル、n−およびiso−プロピル、n−およ
びiso−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオな
らびにエチルチオである。
【0020】フェニル−(Z1)n −またはベンジル−
(Z1)n −基の代表的な例は、フェニル、ベンジル、フ
ェニルチオ、フェニルセレノ、ベンジルチオ、ベンジル
セレノ、メチルフェニル、メチルベンジル、エチルフェ
ニル、n−もしくはiso−プロピルフェニル、n−、
isoもしくはtert−ブチルフェニル、ジメチルフ
ェニル、ジメチルベンジル、メトキシフェニル、メチル
チオフェニル、メチルチオベンジル、メチルフェニルチ
オおよびメチルフェニルセレノである。
【0021】式(IIIa)において、R6 は好適には水素
またはC1 −C4 アルキルである。R6 の最も好適な基
は水素、メチルまたはエチルである。
【0022】式(IIIa)のZは好適には−S−または−
NR7 −であり、最も好適には−NR7 −である。R7
は好適には水素またはC1 −C4 アルキルであり、最も
好適には水素、メチルまたはエチルである。
【0023】Z1 は好適には−S−であり、Z2 は好適
には−O−または−S−である。
【0024】式(I)の化合物の好適な下位グループ
は、式(II)において、Rが水素、メチルまたはエチル
であり、最も好適には水素であり、R1 は水素またはメ
チルであり最も好適には水素であり、そしてX1 ないし
4 は=N−CNであり、そして式(III)および(III
a)において、R2 とR3 およびR4 とR5 またはR2
ないしR5 は同一であり、そして水素、直鎖もしくは分
岐のC1 −C8 アルキル−(Z1)n −、非置換もしくは
1 −C4 アルキル−置換の、フェニル−(Z1)n−も
しくはベンジル−(Z1)n −であるか、またはR2 とR
3 およびR4 とR5は、それぞれ互いに独立して、非置
換もしくはC1 −C4 アルキル置換の、トリメチレン、
テトラメチレン、−Z2 −(CH2)−Z2 −、−Z2
(CH2)2 −Z2 −、−Z1 −CH=CH−Z1 −また
は−CH=CH−CH=CH−であり、nは0または1
であり、Y1 およびY2 は−S−であり、Z1 は−S−
であり、Z2 は−O−または−S−であり、Zは−S−
またはNR7 であり、そしてR 7 は水素またはC1 −C
4 アルキルであり、そしてR6 は水素またはC1 −C4
アルキルである化合物を含む。
【0025】式(I)の化合物の特に好適な下位グルー
プは、式(II)において、R及びR1 は水素であり、そ
してX1 ないしX4 は=N−CNであり、そして式(II
I)および(IIIa)において、R2 ないしR5 は同一で
あり、そして水素、または直鎖もしくは分岐のC1 −C
4 アルキル−(Z1)n −であるか、またはR2 とR3
よびR4 とR5 は、それぞれ一緒になって、トリメチレ
ン、テトラメチレン、−Z2 −(CH2)−Z2 −、−Z
2 −(CH2)2 −Z2 −、−Z1 −CH=CH−Z1
または−CH=CH−CH=CH−であり、nは0また
は1であり、Y1およびY2 は−S−であり、Z1 は−
S−であり、Z2 は−O−または−S−であり、Zは−
S−またはNR7 であり、そしてR7 は水素またはC1
−C4 アルキルであり、そしてR6 は水素またはC1
4 アルキルである化合物を含む。
【0026】本発明の特に好適な実施態様において、新
規な組成物は式(I):(式中、Aが5,7,12,1
4−ペンタセンテトラシアノイミンであり、そしてBが
式(IIIb):
【0027】
【化11】
【0028】(式中、Y1 およびY2 は、それぞれ、−
S−であり;そしてR2 、R3 、R4およびR5 は、そ
れぞれ互いに独立して、水素、C1 −C4 アルキルまた
はC1−C4 アルキルチオであるか;またはR2 とR3
およびR4 とR5 は、一緒になって、−S−CH2 CH
2 −S−である)で示される化合物である)で示される
化合物を含む。好適には、式(IIIb)のR2 とR3 およ
びR4 とR5 は、同一の基であり、最も好適には、R2
ないしR5 は同一の基である。
【0029】式(I)のCT錯体の代表例は、式(I)
のAが5,7,12,14−ペンタセンテトラシアノイ
ミンであり、そしてBがテトラチオフルバレン、テトラ
メチルテトラチオフルバレン、テトラエチルテトラチオ
フルバレン、ジメチルジエチルテトラチオフルバレン、
テトラ−n−プロピルテトラチオフルバレン、テトラ−
n−ブチルテトラチオフルバレン、テトラ(メチルチ
オ)テトラチオフルバレン、テトラ(エチルチオ)テト
ラチオフルバレン、テトラ(n−プロピルチオ)テトラ
チオフルバレン、テトラ(n−ブチルチオ)テトラチオ
フルバレン、ジメチルジメチルチオテトラチオフルバレ
ン、ジエチルジメチルチオテトラチオフルバレン、ジエ
チルチオジメチルチオテトラチオフルバレンまたはテト
ラセレノフルバレンであるそれらである。
【0030】他の目的として、本発明は式(I)のCT
錯体の製造方法であって、不活性溶媒中でフルバレン誘
導体Bと式(II)のペンタセンシアノイミンの等量を反
応させることを特徴とする方法に関する。等量とは式(I
II)または(IIIa)のフルバレン誘導体の約1当量が式
(II)のペンタセンシアノイミンの約1当量と反応しそ
の1:1錯体を形成することを意味する。
【0031】フルバレン誘導体は公知であり、あるもの
は商業的に入手でき、または公知の標準方法により製造
することができる。5,7,12,14−ペンタセンテ
トラシアノイミンの製造がL.L.MillerによりSynthetic
Metals,41-43,pp2365-2375(1991)に記載されている。出
発物質の非置換または置換の5,7,12,14−ペン
タセンテトロンはW.H.Mills によりJ.Chem.Soc.101,219
4(1912) に記載された方法により得ることができる。
5,7,12,14−ペンタセンテトラシアノイミン
は、常法により、好都合には再結晶またはクロマトグラ
フィー法により精製され得る。もし特別の保護手段、例
えば無水の条件がとられなければ、シアノイミン基は酸
素により置き換えられ得るが、所望のCT錯体の形成に
不利な影響を与えることはない。
【0032】本発明の方法は好都合には上昇した温度、
代表的には30〜200℃、好適には50〜100℃で
行なわれる。
【0033】適切な溶媒は代表的には非極性、極性及び
非プロトン溶媒であり、単独でまたは少なくと二つの溶
媒の混合物で用いられてよい。代表例は:エーテル類
(ジブチルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、エチレングリコールモノメチルもしくはジメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルもしくはジエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、
トリエチレングリコールジメチルエ−テル)、ハロゲン
化炭化水素類(メチレンクロリド、クロロホルム、1,
2−ジクロロエタン、1,1,1−トリクロロエタン、
1,1,2,2−テトラクロロエタン)、カルボキシラ
ート類およびラクトン類(エチルアセタート、メチルプ
ロピオナート、エチルベンゾアート、2−メトキシエチ
ルアセタート、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクト
ン、ピバロラクトン)、カルボキシアミド類およびラク
タム類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、テ
トラメチルウレア、ヘキサメチルホスホルトリアミド、
γ−ブチロラクタム、ε−カプロラクタム、N−メチル
ピロリドン、N−アセチルピロリドン、N−メチルカプ
ロラクタム)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシ
ド)、スルホン類(ジメチルスルホン、ジエチルスルホ
ン、トリメチレンスルホン、テトラメチレンスルホ
ン)、第三アミン類(N−メチルピペリジン、N−メチ
ルモルホリン)、置換ベンゼン類(ベンゾニトリル、ク
ロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン、1,2,4−ト
リクロロベンゼン、ニトロベンゼン、トルエン、キシレ
ン)、ニトリル類(アセトニトリル、プロピオニトリ
ル)および脂肪族または環式脂肪族炭化水素類(石油エ
ーテル、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサンおよびメ
チルシクロヘキサン)である。芳香族−脂肪族エーテル
類、例えばメチルもしくはエチルフェニルエーテル、お
よびアセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケ
トン、ジプロピルケトン、ジブチルケトンおよびメチル
イソブチルケトンのようなケトン類も適切な溶媒であ
る。
【0034】本発明の方法により得られるCT錯体は、
非常に純粋状態で得られ、濾別したのち溶媒で洗浄する
だけでよい。通例、それらは0.1S/cm以上の電導度を
もつ暗色ないし黒色の針状の結晶として得られる。それ
故、それらは導電体としての用途に優れた適応性をもっ
ている。
【0035】CT錯体の種類および添加される量に従
い、CT錯体をポリマー材料に混入することにより、導
電性または静電防止処理ポリマーを得ることができ、そ
のCT錯体は針状の結晶の網目状の組織としてポリマー
マトリック中に存在している。
【0036】さらに他の目的として、本発明は式(I
a):
【化12】
【0037】(式中、Aは式(II):
【化13】
【0038】(式中、R置換基は同一であり、そして水
素またはC1 −C4 アルキルであるか;または隣接R置
換基は、一緒になって、−(CH2)3 −または−(CH
2)4 −であり;R1 は水素またはC1 −C4 アルキルで
あり;そしてX1 は=N−CNであり;そしてX2 、X
3 およびX4 は、それぞれ互いに独立して、=Oまたは
=NCNである)で示される化合物または式(II)の化
合物の混合物であり;そしてBは式(III)または(III
a):
【0039】
【化14】
【0040】(式中、R2 、R3 、R4 およびR5 は、
それぞれ互いに独立して、水素、直鎖もしくは分岐のC
1 −C18−(Z1)n −、フェニル−(Z1)n −またはベ
ンジル−(Z1)n −(それらは非置換またはC1 −C4
アルキル、C1 −C4 アルコキシもしくはC1 −C4
ルキルチオにより置換されている)であるか;またはR
2 とR3 およびR4 とR5 は、一緒になってそれぞれ互
いに独立して、トリメチレン、テトラメチレン、−Z2
−(CH2)−Z2 −、−Z2 −(CH2)2 −Z2−、−
1 −CH=CH−Z1 −または−CH=CH−CH=
CH−(それぞれは非置換またはC1 −C4 アルキル、
1 −C4 アルコキシもしくはC1 −C4アルキルチオ
により置換されている)であり;nは0または1であ
り;Y1 およびY2 は、それぞれ互いに独立して、−S
−または−Se−であり;Z1 は−S−または−Se−
であり;Z2 は−O−、−S−または−Se−であり;
Zは−S−、−Se−またはNR7 であり;そしてR7
は水素、C1 −C6 アルキル、フェニルまたはベンジル
であり;R6 は水素、C1 −C4 アルキル、フェニルま
たはベンジルである)で示される化合物である)で示さ
れるが、〔(5,7,12,14−テトラセンテトラシ
アノイミン)(テトラチオフルバレン)〕ではない電荷
移動錯体に関する。
【0041】さらに他の目的として、本発明は[(5,
7,12,14−テトラセンテトラシアノイミン)(テ
トラチオフルバレン)]を除き、針状結晶の形態である
式(I)のCT錯体に関する。
【0042】式(I)の新規なCT錯体に関して、同様
の好適性および代表的な実施態様を新規な組成物中のC
T錯体に関し上記に引用された様に適用する。
【0043】新規な組成物はCT錯体を該組成物に基づ
いて濃度0.01ないし30重量%、好適には0.01
ないし20重量%、最も好適には0.1ないし5重量%
で含む。
【0044】熱可塑性ポリマーは好都合には以下のポリ
マー、コポリマーまたはそれらのポリマーの混合物から
選択される:
【0045】1.モノオレフィンおよびジオレフィン
類、例えばポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリブ
ト−1−エン、ポリメチルペント−1−エン、ポリイソ
プレンまたはポリブタジエンならびにシクロオレフィン
のポリマー類、例えばシクロペンテンまたはノルボルネ
ン、ポリエチレン(それらは非架橋もしくは架橋してい
てもよい)、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)、
低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチ
レン(LLDPE)分岐低密度ポリエチレン(BLDP
E)。
【0046】2.1)に述べたポリマーの混合物類、例
えばポリプロピレンとポリイソブチレンとの混合物類、
ポリプロピレンとポリエチレンとの混合物類(例えば、
PP/HDPE、PP/LDPE)および異なるタイプ
のポリエチレンの混合物類(例えば、LDPE/HDP
E)。
【0047】3.モノオレフィンとジオレフィンとの相
互または他のビニルモノマーとのコモノマー類、例えば
エチレン/プロピレンコポリマー、線状低密度ポリエチ
レン(LLDPE)および低密度ポリエチレン(LDP
E)とのその混合物、ポリエチレン/ブト−1−エンコ
ポリマー、エチレン/ヘキセンコポリマー、エチレン/
エチルペンテンコポリマー、エチレン/ヘプテンコポリ
マー、エチレン/オクテンコポリマー、プロピレン/イ
ソブチレンコポリマー、エチレン/ブト−1−エンコポ
リマー、プロピレン/ブタジエンコポリマー、イソブチ
レン/イソプレンコポリマー、エチレン/アルキルアク
リラートコポリマー、エチレン/アルキルメタクリラー
トコポリマー、エチレン/ビニルアセタートまたはエチ
レン/アクリル酸コポリマーおよびその塩類(イオノマ
ー)ならびにエチレン、プロピレンおよび例えばヘキサ
ジエン、ジシクロペンタジエンまたはエチリデン−ノル
ボルネンのようなジエンとのターポリマー;およびその
ようなポリマーと他のひとつのポリマーおよび上記1)
で述べたポリマーとの混合物類、例えばポリプロピレン
/エチレン−プロピレンコポリマー、LDPE/エチレ
ン−ビニルアセタートコポリマー類(EVA)、LDP
E/エチレン−アクリル酸コポリマー(EAA)、LL
DPE/EVAおよび交互もしくはランダムポリアルキ
レン/COコポリマ−および他のポリマー、例えばポリ
アミドとのその混合物。
【0048】3a.それのハロゲン化改質物(例えば、
tackifiers)を含む炭化水素樹脂類(例えば、C5 −C
9 )およびポリアルキレン類と澱粉との混合物。
【0049】4.ポリスチレン、ポリ(p−メチルスチ
レン)、ポリ(α−メチルスチレン)。
【0050】5.スチレンもしくはα−メチルスチレン
とジエンもしくはアクリル誘導体とのコポリマー類、例
えばスチレン/ブタジエン、スチレン/アクリロニトリ
ル、スチレン/アルキルメタクリラート、スチレン/マ
レイン酸無水物、スチレン/ブタジエン/アルキルアク
リラート、スチレン/ブタジエン/アルキルメタクリラ
ート、スチレン/アクリロニトリル/メチルアクリラー
ト;スチレンコポリマー類と他のポリマーとの耐高衝撃
性の混合物、例えばポリアクリラート、ジエンポリマ−
またはエチレン/プロピレン/ジエンターポリマーから
のもの;およびスチレンのブロックコポリマー類、例え
ばスチレン/ブタジエン/スチレン、スチレン/イソプ
レン/スチレン、スチレン/エチレン/ブタジエン/ス
チレンまたはスチレン/エチレン/プロピレン/スチレ
ン。
【0051】6.スチレンまたはα−メチルスチレンの
グラフトコポリマー類、例えばポリブタジエン上のスチ
レン、ポリブタジエン−スチレンまたはポリブタジエン
−アクリロニトリルコポリマ−上のスチレン;ポリブタ
ジエン上のスチレンおよびアクリロニトリル(もしくは
メタクリロニトリル);ポリブタジエン上のスチレンお
よびマレイン酸無水物またはマレイミド;ポリブタジエ
ン上のスチレン、アクリロニトリルおよびマレイン酸無
水物またはマレイミド;ポリブタジエン上のアクリロニ
トリルおよびメチルメタクリラート、ポリブタジエン上
のスチレンおよびアルキルアクリラートまたはメタクリ
ラート、エチレン/プロピレン/ジエンターポリマー上
のスチレンおよびアクリロニトリル、ポリアクリラート
またはポリメタクリラート上のスチレンおよびアクリロ
ニトリル、アクリラート/ブタジエンコポリマー上のス
チレンおよびアクリロニトリル、ならびに5)で挙げた
コポリマー類、例えばABS、MBS、ASAまたはA
ESポリマ−として知られているコポリマーとその混合
物類。
【0052】7.ハロゲン含有ポリマ−類、例えばポリ
クロロプレン、クロル化ゴム、クロル化またはクロロス
ルホン化ポリエチレン、エチレンとクロロ化エチレンと
のコポリマー類、エピクロロヒドリンのホモおよびコポ
リマー類、ハロゲン化ビニル化合物類、例えばポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリ
フッ化ビニリデン、ならびにそのコポリマー類、例えば
塩化ビニル/塩化ビニリデン、塩化ビニル/酢酸ビニル
または塩化ビニリデン/酢酸ビニルコポリマー類。
【0053】8.α,β−不飽和酸及びその誘導体から
誘導されたポリマー類、例えばポリアクリラート類およ
びポリメタクルラート類、ブチルアクリラート、ポリア
クリルアミドおよびポリアクリロニトリルで改質された
耐衝撃ポリメチルメタクリラート。
【0054】9.8)で述べたモノマー類の相互または
他の不飽和モノマーとのコポリマー類、例えばアクリロ
ニトリル/ブタジエン、アクリロニトリル/アルキルア
クリラート、アクリロニトリル/アルコキシアルキルア
クリラートまたはアクリロニトリル/ビニルハライドコ
ポリマー類またはアクリロニトリル/アルキルメタクリ
ラート/ブタジエンターポリマー類。
【0055】10.不飽和アルコールおよびアミンまた
はそのアシル誘導体もしくはアセタール誘導体から誘導
されたポリマー類、例えばポリビニルアルコール、ポリ
ビニルアセタート、ポリビニルステアラート、ポリビニ
ルベンゾアート、ポリビニルマレアート、ポリビニルブ
チラート、ポリアリルフタラートまたはポリアリルメラ
ミン;ならびに上記1)で述べたオレフィンとのそれら
のコポリマー類。
【0056】11.環式エーテルのホモポリマーおよび
コポリマー類、例えばポリアルキレングリコール類、ポ
リエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシドまたはビ
ス(グリシジル)エーテルとそれのコポリマー類。
【0057】12.ポリアセタール類、例えばポリオキ
シメチレンおよびコモノマーとしてエチレンオキシドを
含むポリオキシメチレン;熱可塑性ポリウレタン、アク
リラートまたはMBSで改質されたポリアセタール類。
【0058】13.ポリフェレンオキシドおよびスルフ
ィド類、およびスチレンポリマーまたはポリアミドとの
その混合物類。
【0059】14.一方においてポリエーテル、ポリエ
ステルまたはヒドロキシ末端ポリブタジエン、および他
方において脂肪族または芳香族ポリイソシアナート、な
らびにその前駆体から誘導されたポリウレタン類。
【0060】15.ジアミンとジカルボン酸および/ま
たはアミノカルボン酸あるいは相当するラクタムから誘
導されたポリアミドおよびコポリアミド類、例えばポリ
アミド4、ポリアミド6、ポリアミド6/6,6/1
0、6/9、6/12、4/6、12/12、ポリアミ
ド11、ポリアミド12、m−キシレンジアミンとアジ
ピン酸の縮合により得られた芳香族ポリアミド;ヘキサ
メチレンジアミンとイソフタル酸または/およびテレフ
タル酸、あるいは場合により改質剤としてエラスマーか
ら製造されたポリアミド類、例えばポリ−2,4,4−
トリメチルヘキサメチレンテレフタルアミドまたはポリ
−m−フェニレンイソフタルアミド;および前記のポリ
アミドとポリオレフィン、オレフィンコポリマー、イオ
ノマーまたは化学的に結合またはグラフトしたエラスト
マーとのコポリマー、またはポリエーテル、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコールまたはポリテ
トラメチレングリコールとのコポリマー類;EPDMも
しくはABSで改質されたポリアミドもしくはコポリア
ミド類;加工中に縮合させたポリアミド(RIMポリア
ミド系)。
【0061】16.ポリウレア、ポリイミド、ポリアミ
ド−イミドおよびポリベンズイミダゾール類。
【0062】17.ジカルボン酸とジオールおよび/ま
たはヒドロキシカルボン酸あるいは相当するラクトンか
ら誘導されたポリエステル類、例えばポリエチレンテレ
フタラート、ポリブチレンテレフタラート、ポリ−1,
4−ジメチルロールシクロヘキサンテレフタラート、ポ
リ〔2,2−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン〕テ
レフタラートおよびポリヒドロキシベンゾアート、なら
びにヒドロキシ末端ポリエーテルから誘導されたブロッ
クコポリエーテル類;およびMBSもしくはポリカーボ
ナートで改質されたポリエステル。
【0063】18.ポリカーボナート類およびポリエス
テルカーボナート類。
【0064】19.ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ンおよびポリエーテルケトン類。
【0065】20.ジグリシジル化合物のポリエーテル
類、代表的にはジグリシジルエーテルとジオール、例え
ばビスフェノールAのジグリシジルエーテルとビスフェ
ノールA。
【0066】21.天然のポリマー類、例えばセルロー
ス、ゴム、ゼラチンおよび化学的に改質されたそれの類
似の誘導体、例えばセルロースアセテート、セルロース
プロピオネートおよびセルロースブチラートまたはセル
ロースエーテル、例えばメチルセルロース;ならびにロ
ジンおよびそれらの誘導体類。
【0067】22.前記のポリマー類のブレンド(ポリ
ブレンド)、例えばPP/EPDM、ポリアミド/EP
DMまたはABS、PVC/EVA、PVC/ABS、
PVC/MBS、PC/ABS、PBTP/ABS、P
C/ASA、PC/PBT、PVC/CPE、PVC/
アクリラート、POM/熱可塑性PUR、PC/熱可塑
性PUR、POM/アクリラート、POM/MBS、P
PE/HIPS、PPE/PA66およびコポリマー、
PA/HDPE、PA/PP、PA/PPO、PC/ポ
リ(エピクロロヒドリン)。
【0068】好適な熱可塑性ポリマーはポリオレフィン
類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化
ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリアクリラート類、
ポリメタクリラート類、ポリアミド類、ポリエステル
類、ポリカーボナート類、芳香族ポリスルホン類、芳香
族ポリエーテル類、芳香族ポリエーテルスルホン類、ポ
リイミド類およびポリビニルカルバゾールである。
【0069】熱硬化性および構造的に架橋したポリマー
は代表的に以下のポリマーである:
【0070】1.一方においてアルデヒドと他方におい
てフェノール、ウレアまたはメラミンから誘導された架
橋されたポリマー類、例えばフェノール/ホルムアルデ
ヒド樹脂、ウレア/ホルムアルデヒド樹脂およびメラミ
ン/ホルムアルデヒド樹脂類。
【0071】2.乾燥および非−乾燥アルキド樹脂類。
【0072】3.飽和および不飽和ジカルボン酸と多価
アルコールのコポリエステルおよび架橋剤としてのビニ
ル化合物から誘導された不飽和ポリエステル樹脂類およ
び低燃性のそれのハロゲン含有改質物。
【0073】4.置換アクリルエステル類、例えばエポ
キシアクリラート、ウレタンアクリラートまたはポリエ
ステルアクリラートから誘導された架橋しうるアクリル
樹脂類。
【0074】5.メラミン樹脂、ウレア樹脂、ポリイソ
シアナートもしくはエポキシ樹脂で架橋された、アルキ
ド樹脂、ポリエステル樹脂またはアクリラート樹脂類。
【0075】6.架橋ポリジエン、例えばブタジエンま
たはイソプレンから誘導されたゴム;シリコンゴム。
【0076】7.ポリエポキシド、例えばビスグリシジ
ルエーテル類または環式脂肪族ジエポキシド類から誘導
され、そして架橋剤として硬化剤を含んでもよく、また
は硬化促進剤を用いて熱的にもしくは照射により架橋さ
れたエポキシ樹脂類。
【0077】架橋ポリマーのなかで、ポリエポキシドと
して分子中に平均二つのエポキシ基を含むグリシジル化
合物から好適に誘導された架橋エポキシ樹脂類が好適で
ある。特に適切なグリシジル化合物はヘテロ原子(例え
ば、イオウ、好適には酸素または窒素)に結合した二つ
グリシジル基、例えばβ−メチルグリシジル基または
2,3−エポキシシクロペンチル基、特にビス(2,3
−エポキシシクロペンチル)エーテル;脂肪族多価アル
コール、例えば1,4−ブタンジオール、またはポリア
ルキレングリコール、例えばポリプロピレングリコール
のグリシジルエーテル;環式脂肪族多価アルコール、例
えば2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プ
ロパンのグリシジルエーテル;多価フェノール、例えば
レゾルシノール、ビス(p−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、2,2−ビス(p−ヒドロキシフェニル)プロパン
(=ジオメタン)、2,2−ビス(4´−ヒドロキシ−
3´,5´−ジブロモフェニル)プロパン、1,3−ビ
ス(p−ヒドロキシフェニル)エタンのジグリシジルエ
ーテル;上記の二価アルコールまたは多価フェノールの
ビス(β−メチルグリシジル)エーテル;ジカルボン
酸、例えばフタル酸、テレフタル酸、Δ4 −テトラヒド
ロフタル酸およびヘキサヒドロフタル酸のジグリシジル
エステル;第一アミンおよびアミドおよび二つの窒素原
子を含む複素環窒素塩基のN,N−ジグリシジル誘導
体、およびジ第二アミン及びジアミンのN,N´−ジグ
リシジル誘導体、例えばN,N−ジグリシジルアニリ
ン、N,N−ジグリシジルトルイジン、N,N−ジグリ
シジル−p−アミノフェニルメチルエーテル、N,N´
−ジメチル−N,N´−ジグリシジルビス(p−アミノ
フェニル)メタン;N´,N″−ジグリシジル−N−フ
ェニルイソシアナート;N,N´−ジグリシジル−5,
5−ジメチルヒダントイン、N,N´−ジグリシジル−
5−イソプロピルヒダントイン、N,N−メチレンビス
(N´,N´−ジグリシジル−5,5−ジメチルヒダン
トイン)、1,3−ビス(N−グリシジル−5,5−ジ
メチルヒダントイン)−2−ヒドロキシプロパン;N,
N´−ジグリシジル−5,5−ジメチル−6−イソプロ
ピル−5,6−ジヒドロウラシル、トリグリシジルイソ
シアナートである。
【0078】エポキシ樹脂の好適な群はグリシジル化ノ
ボラック、ヒダントイン、アミノフェノール、ビスフェ
ノールおよび芳香族ジアミンまたは環式脂肪族エポキシ
化合物を含む。特に好適なエポキシ樹脂はグリシジル化
クレゾールノボラック、ビスフェノールAとビスフェノ
ールFジグリシジルエーテル、ヒダントイン−N,N−
ビスグリシド、p−アミノフェノールトリグリシド、ジ
アミノジフェニルメタンテトラグリシド、ビニルシクロ
ヘセンジオキシド、3,4−エポキシシクロヘキシルメ
チル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシラー
トまたはその混合物である。
【0079】さらに適切なエポキシ樹脂はそのようなエ
ポキシ化合物とエポキシ硬化剤とを予め反応させた付加
物、例えばビスフェノールAとビスフェノールAのグリ
シジルエーテルとの付加物または二つの末端カルボキシ
ル基およびエポキシドをもつオリゴエステルと予め反応
させた付加物である。
【0080】エポキシ樹脂の適切な硬化剤は酸または塩
基化合物である。適切な硬化剤の代表例は:多価フェノ
ール類(レゾルシノール、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン)またはフェノール−ホルムアル
デヒド樹脂;多塩基カルボン酸およびその無水物、例え
ばフタル酸無水物、テトラヒドロフタル酸無水物、ヘキ
サヒドロフタル酸無水物、4−メチルヘキサヒドロフタ
ル酸無水物、3,6−エンドメチレン−テトラヒドロフ
タル酸無水物、4−メチル−3,6−エンドメチレン−
テトラヒドロフタル酸無水物(メチルナジック酸無水
物)、3,4,5,6,7,7−ヘキサクロロエンドメ
チレンテトラヒドロフタル酸無水物、コハク酸無水物、
アジピン酸無水物、トリメチルアジピン酸無水物、セバ
シン酸無水物、マレイン酸無水物、ドデシルコハク酸無
水物、ピロメリット酸無水物、トリメリット酸無水物、
ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、またはこの
ような無水物の混合物類である。
【0081】硬化剤の好適な群はノボラックおよび多価
カルボン酸無水物を含む。
【0082】エポキシ樹脂はさらに硬化促進剤とともに
または熱硬化触媒のみで硬化させることもできる。硬化
促進剤および触媒の例は3−エチル−4−メチルイミダ
ゾール、トリアミルアンモニウムフェノラート;モノ−
またはポリフェノール類(フェノール、ジオメタン、サ
ルシル酸);三フッ化ホウ素および有機化合物とのその
錯体、例えば三フッ化ホウ素エーテル錯体および三フッ
化ホウ素アミン錯体(BF3 /モノエチルアミン錯
体);リン酸およびリン酸トリフェニルである。
【0083】硬化促進剤および触媒は通常エポキシ樹脂
に基づいて0.1〜10重量%の量で添加される。エポ
キシ樹脂の硬化剤は通常エポキシ基および硬化剤の官能
基に基づいて当量で用いられる。
【0084】さらに、加工特性、機械、電気および熱特
性、表面特性ならびに光安定性を強化するための添加剤
を新規な配合として添加することができる。そのような
添加剤の例は微粒子充填剤、強化充填材、可塑剤、潤滑
剤および離型剤、粘着促進剤、静電防止剤、酸化防止
剤、熱および光安定剤、顔料ならびに染料である。
【0085】本発明の好適な実施態様において、新規な
組成物は成型品、薄膜、箔、繊維製品、または基材の少
なくとも一つの表面の被覆として形成されている。
【0086】さらに他の目的として、本発明は新規な組
成物の製造方法であって、a)熱可塑性ポリマー中に式
(I)のCT錯体を混合すること;b)熱硬化性もしく
は構造的に架橋しうるポリマーの少なくとも一つの成分
と式(I)のCT錯体とを混合し、次いでその混合物を
さらなる任意の成分と一緒に熱硬化性もしくは構造的に
架橋したポリマーに重合させること;またはc)式(I
I)の化合物または式(III)もしくは(IIIa)のフルバ
レン誘導体を熱可塑性ポリマーまたは熱硬化性もしくは
構造的に架橋しうるポリマーの少なくとも一つの成分と
一緒に有機溶媒中に溶解し、その溶液を、式(III)もし
くは(IIIa)のフルバレン誘導体または式(II)の化合
物の溶液、さらに熱硬化性もしくは構造的に架橋したポ
リマーのさらなる任意の成分と一緒に、混合し、溶媒を
除去し、そして硬化性混合物を熱硬化性もしくは構造的
に架橋したポリマーに重合させる;ことを特徴とする方
法に関する。この方法は成形工程を組み合わせることが
できる。
【0087】この新規な組成物の製造はプラスチックの
技術の公知の方法で行なうことができる。ポリマーの成
形技術、代表的には注型、圧縮成形、射出成形、押出し
において、このCT錯体それ自身を熱可塑性プラスチッ
クスまたは少なくとも熱硬化性プラスチックスの一つに
懸濁を形成させるようにか、またはそれぞれの成分(例
えば、エポキシ樹脂および硬化剤)に別々に溶液もしく
は懸濁を形成させるように添加することができ、そのよ
うにすると成形した後に、CT錯体が結晶し、冷却のあ
いだに針状の形態に沈殿し、ポリマーマトリックス中に
針状晶の網目組織を形成する。
【0088】本発明の特に好適な実施態様において、こ
の新規な組成物は薄膜もしくは箔または基材の少なくと
も一つの表面上の被覆の形態である。そのような実施態
様は好都合には熱可塑性ポリマーもしくは熱硬化性ポリ
マーもしくは構造的に架橋したポリマーの出発物質の少
なくとも一つを式(I)のCT錯体と一緒に不活性溶媒
中に懸濁および/または溶解するか、あるいは熱可塑性
ポリマーもしくは熱硬化性ポリマーもしくは構造的に架
橋したポリマーの出発物質の少なくとも一つを式(II)
の化合物もしくはフルバレン誘導体Bと一緒に溶解し、
次いでその溶液または懸濁液をフルバレン誘導体Bもし
くは式(II)の化合物の溶液とともに混合し、つづいて
公知の被覆技術により予め加熱されていてもよい基材に
被覆し、その後加熱により溶媒を除去し、架橋し得る混
合物を十分に硬化させることにより行なわれる。自己支
持性の薄膜および箔は基材上の被覆をはがすことにより
または押しだすことにより得ることができる。
【0089】適切な基材の例はガラス、金属、プラスチ
ックス、無機およびセラミック材料、木材ならびに紙で
ある。基材はどのような外観形態でもよく、代表的には
成形品、フィラメント、ファイバー、織物、棒、パイ
プ、リボン、シート、板、ロール、ケーシングである。
【0090】適切な被覆方法は代表的には刷毛塗り、ロ
ール塗り、ドクターコーティング、注型、スピンコーテ
ィング、カーティンコーティングおよび噴霧である。噴
霧方法は特に好適であり、それは、一方において、実質
的に等方性で非常に細かい均一の網目組織をもつ非常に
薄い均一層がCT錯体の針状結晶から得られ、他方にお
いて、針状結晶の寸法と網目組織の幅を、懸濁液を噴霧
する場合でも、液滴の寸法により調整できるからであ
る。
【0091】ポリマーおよびポリマーの出発物質のため
の適切な不活性溶媒は、代表的には極性溶媒であり、好
適には非プロトン溶媒であり、それらは単独または少な
くとも二つの溶媒の混合物として用いることができる。
そのような溶媒の代表的例は:エーテル類(ジブチルエ
−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールモノメチルもしくはジメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルもしくはジエチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレング
リコールジメチルエ−テル)、ハロゲン化炭化水素類
(メチレンクロリド、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2,
2−テトラクロロエタン)、カルボキシラート類および
ラクトン類(エチルアセタート、メチルプロピオナー
ト、エチルベンゾアート、2−メトキシエチルアセター
ト、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、ピバロ
ラクトン)、カルボキシアミド類およびラクタム類
(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホ
ルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、テトラメ
チルウレア、ヘキサメチルホスホルトリアミド、γ−ブ
チロラクタム、ε−カプロラクタム、N−メチルピロリ
ドン、N−アセチルピロリドン、N−メチルカプロラク
タム)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド)、ス
ルホン類(ジメチルスルホン、ジエチルスルホン、トリ
メチレンスルホン、テトラメチレンスルホン)、第三ア
ミン類(N−メチルピペリジン、N−メチルモルホリ
ン)、置換ベンゼン類(ベンゾニトリル、クロロベンゼ
ン、o−ジクロロベンゼン、1,2,4−トリクロロベ
ンゼン、ニトロベンゼン、トルエン、キシレン)、ニト
リル類(アセトニトリル、プロピオニトリル)である。
さらに好適な溶媒は芳香族−脂肪族エーテル類、例えば
メチルもしくはエチルフェニルエーテル、およびアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、ジプ
ロピルケトン、ジブチルケトンおよびメチルイソブチル
ケトンのようなケトン類である。式(II)の化合物およ
びフルバレン誘導体Bのための適切な溶媒は上記に述べ
られている。
【0092】被覆方法は好都合にはそれぞれの化合物を
別々に溶解し、それらを選択された方法を用いる直前に
混合することにより行なわれる。しかしながら、成分の
二つの溶液、例えばポリマー溶液とフルバレン誘導体B
または式(II)の化合物、および式(II)の化合物の溶
液またはフルバレン誘導体Bの溶液とポリマーと一緒に
調製することも、あるいは一つの溶液にすべての成分を
混合することもできる。最後に述べたケースの場合に
は、CT錯体を被覆の前に結晶させることができるが;
しかし、それは被覆の所望の性質に関し実質的に効果が
ない。
【0093】溶液は、好適には加熱、好都合には30〜
200℃に加熱される。被覆が乾燥するまで溶媒の除去
を促進するために基材を加熱することは有効であり、温
度範囲50から150℃、好適には50ないし100℃
で通常有効である。自己支持性の薄膜またはシートを得
るために被覆物をはがしたいならば、基材を被覆する前
に粘着防止剤で処理することができる。
【0094】他の被覆方法はCT錯体、それは針状形態
の結晶として得られている、をポリマーもしくは熱硬化
性ポリマーの出発物質のポリマーの溶液に懸濁し、次い
で基材を被覆し、その後溶媒を除去し、適当であれば、
その後に熱硬化ポリマーを形成させるように硬化させる
ことを含む。ポリマー粉末または熱硬化性ポリマーのた
めの固体の出発物質とCT錯体とからの乾燥した固体混
合物を調製し、そしてそれらの混合物を基材上に被覆ま
たは静電防止被覆することもできる。ポリマーマトリッ
クス中の針状結晶の網目をこの方法で得ることができ
る。
【0095】溶媒中のCT錯体の溶液または懸濁液を基
材に塗布し、その後に溶媒を蒸発させて基材上にCT錯
体の針状結晶の網目組織の純粋の層を形成させることも
できる。そのような層は電導度を増大させるために好都
合にはCu、PtまたはPdで電気化学的に金属化させ
ることができる。そのような純粋な層をポリマーの保護
被覆で保護または純粋な層をひきつづいてポリマーで被
覆することは有効である。
【0096】層の厚さは被覆方法により広い範囲で異な
る。噴霧の方法は非常に薄い層を与えるが、刷毛塗りお
よび注型の方法ではより厚い層も得ることができる。層
の厚さは代表的には0.01ないし5000μm 、好適
には0.1ないし1000μm であり、最も好適には
0.1ないし500μm である。
【0097】ポリマーを選ぶことにより、この新規な組
成物は不透明または透明であり、優れた電気的特性を持
つ。従って、驚くべきことに、この被覆および成形品は
不均一材料では達成するのが困難または全く達成するこ
とができない優れた放電能力もっている。従って、この
組成物は静電遮蔽のための部分静電防止処理の成形品ま
たは静電防止処理の成形品を製造するに用いるのに特に
適切である。この高い電導度は導電体、例えば表示要素
の電極または電気的部品ならびにコンデンサーの電荷担
体として、この新規な組成物を使用することを可能にし
ている。この組成物は優れた機械的強度および性能も持
っている。この組成物は比較的低温で製造でき、金属機
械部分を腐食しないかまたはほとんど腐食しないという
付加的な利点ももっている。さらに、それらは熱および
/または湿気の作用にたいして良好な安定性を持ってい
る。
【0098】本発明のさらなる他の目的は導電体として
式(I)の新規な電荷移動錯体の用途;部品の静電遮蔽
のための静電防止処理の成形品または静電防止処理の成
形品のための新規な組成物の用途;導電体としての新規
な組成物の用途;電極材料としての新規な組成物の用
途;およびコンデンサーの電荷担体として薄膜または箔
の形態での新規な組成物の用途である。
【0099】
【実施例】以下の実施例で本発明をさらに詳細に説明す
る。 実施例A1.テトラチオフルバレンと5,7,12,1
4−ペンタセンテトラシアノイミンからCT錯体の製造 5,7,12,14−ペンタセンテトラシアノイミン2
00mg(0.460mmol)を1,2−ジクロロエタン2
00ml中に溶解し、その溶液を80℃に暖め、テトラチ
オフルバレン94mg(0.460mmol)を1,2−ジク
ロロエタン10ml中に溶解した同温度の溶液に加えた。
得られた暗黄色の懸濁液を先ず室温に冷却し、次いで−
5℃に冷却した。沈殿物を濾別し、メチレンクロリドで
洗浄し、次いで高真空下に乾燥して197mg(67%)
の標記の化合物を暗緑色針状結晶として得た。圧縮した
ペレットの電導度は19.0S/cmであった。 元素分析測定値(計算値):C 59.75(60.17); H 2.35
(2.21); N 17.48(17.54) S19.80(20.08)。分解温度25
6℃。
【0100】実施例A2.テトラメチルテトラチオフル
バレンと5,7,12,14−ペンタセンテトラシアノ
イミンからCT錯体の製造 テトラメチルテトラチオフルバレン130mg(0.50
6mmol)を1,2−ジクロロエタン20ml中に溶解し、
その溶液を80℃に暖め、5,7,12,14−ペンタ
センテトラシアノイミン217mg(0.500mmol)を
1,2−ジクロロエタン200ml中に溶解した同温度の
溶液に加えた。得られた暗黄色の懸濁液を先ず室温に冷
却し、次いで−5℃に冷却した。沈殿物を濾別し、メチ
レンクロリドで洗浄し、次いで高真空下に乾燥して21
1mg(61%)の標記の化合物を暗赤色針状結晶として
得た。圧縮したペレットの電導度は9.0S/cmであっ
た。 元素分析測定値(計算値):C 61.83(61.23); H 3.12
(3.19); N 16.28(16.13) S18.05(18.46)。分解温度22
6℃。
【0101】実施例A3.ビス(ジチオエチレン)テト
ラチオフルバレンと5,7,12,14−ペンタセンテ
トラシアノイミンからCT錯体の製造 5,7,12,14−ペンタセンテトラシアノイミン5
7mg(0.13mmol)をアニソール30mlに加え、その
溶液を100℃に暖め、ビス(ジチオエチレン)テトラ
チオフルバレン100mg(0.260mmol)をアニソー
ル20ml中に溶解した同温度の溶液に加えた。得られた
赤色の懸濁液を室温に冷却した。沈殿物を濾別し、ジエ
チルエーテルで洗浄し、次いで高真空下に乾燥して90
mg(57%)の標記の化合物を黒色針状結晶として得
た。圧縮したペレットの電導度は1.3X10-2S/cmで
あった。 元素分析測定値(計算値):C 46.45(45.90); H 2.50
(2.18); N 9.30(9.31) S 42.43(42.62) 。
【0102】実施例A4.テトラセレノフルバレンと
5,7,12,14−ペンタセンテトラシアノイミンか
らCT錯体の製造 5,7,12,14−ペンタセンテトラシアノイミン1
11mg(0.260mmol)をアニソール30mlに加え、
その溶液を100℃に暖め、テトラチセレノフルバレン
100mg(0.260mmol)をアニソール20ml中に溶
解した同温度の溶液に加えた。得られた赤色の溶液を−
5℃に冷却した。沈殿物を濾別し、ジエチルエーテルで
洗浄し、次いで高真空下に乾燥して90mg(57%)の
標記の化合物を赤色針状結晶として得た。圧縮したペレ
ットの電導度は4.8S/cmであった。元素分析測定値
(計算値):C 46.90(46.51); H 1.78(1.71); N 13.56
(13.56)Se 37.80(38.22)。
【0103】実施例B1.5,7,12,14−ペンタ
センテトラシアノイミン4mgを1,2−ジクロロエタン
3ml中に溶解し、その溶液を70℃に暖め、テトラチオ
フルバレン1.5mgを1,2−ジクロロエタン3ml中に
溶解した同温度の溶液に加えた。その混合物の一部をガ
ラス板上に滴下し、そして溶媒を異なる温度で蒸発させ
た。そのようにして得られた箔の電導度を測定した。
【化7】

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成物であって、a)熱硬化性、熱可塑
    性または構造的に架橋したポリマー;およびb)ポリマ
    ーマトリックス中の針状結晶の網状組織形態での式
    (I): 【化1】 (式中、Aは式(II): 【化2】 (式中、R置換基は同一であり、そして水素またはC1
    −C4 アルキルであるか;または隣接R置換基は、一緒
    になって、−(CH2)3 −または−(CH2)4 −であ
    り;R1 は水素またはC1 −C4 アルキルであり;そし
    てX1 は=N−CNであり;X2 、X3 およびX4 は=
    Oまたは=N−CNである)で示される化合物または式
    (II)の化合物の混合物であり;そしてBは式(III)ま
    たは(IIIa): 【化3】 (式中、R2 、R3 、R4 およびR5 は、それぞれ互い
    に独立して、水素、直鎖もしくは分岐のC1 −C18
    (Z1)n −、フェニル−(Z1)n −またはベンジル−
    (Z1)n −(それらは非置換またはC1 −C4 アルキ
    ル、C1 −C4 アルコキシもしくはC1 −C4 アルキル
    チオにより置換されている)であるか;またはR2 とR
    3 およびR4 とR5 は、一緒になってそれぞれ互いに独
    立して、トリメチレン、テトラメチレン、−Z2 −(C
    2)−Z2 −、−Z2 −(CH2)2 −Z2−、−Z1
    CH=CH−Z1 −または−CH=CH−CH=CH−
    (それぞれは非置換またはC1 −C4 アルキル、C1
    4 アルコキシもしくはC1 −C4アルキルチオにより
    置換されている)であり;nは0または1であり;Y1
    およびY2 は、それぞれ互いに独立して、−S−または
    −Se−であり;Z1 は−S−または−Se−であり;
    2 は−O−、−S−または−Se−であり;Zは−S
    −、−Se−またはNR7 であり;R7 は水素、C1
    6 アルキル、フェニルまたはベンジルであり;R6
    水素、C1 −C4 アルキル、フェニルまたはベンジルで
    ある)で示される化合物である)で示される電荷移動錯
    体;からなることを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 式(III)および(IIIa)の化合物が、標
    準カロメル電極に基づいて0.44Vに等しいかそれよ
    り少ない還元電位をもつ請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 式(II)のRがC1 −C4 アルキルであ
    り、R1 が水素である請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 式(II)のR1 がC1 −C4 アルキルで
    あり、Rが水素である請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 式(II)のアルキルとしてのRおよびR
    1 がメチルまたはエチルである請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 式(II)のRおよびR1 が水素、メチル
    またはエチルである請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 式(II)のRおよびR1 が水素である請
    求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 式(II)において、X1 およびX4 が=
    N−CNであり、そしてX2 およびX3 が=Oまたは=
    N−CNであるか;またはX2 およびX3 が=N−CN
    であり、X1 およびX4 が=Oまたは=N−CNである
    請求項1記載の組成物。
  9. 【請求項9】 式(II)のX1 、X2 、X3 およびX4
    が、=N−CNである請求項1記載の組成物。
  10. 【請求項10】 式(III)のR2 とR4 およびR4 とR
    5 が、同一である請求項1記載の組成物。
  11. 【請求項11】 式(III)のR2 ないしR5 が同一であ
    る請求項1記載の組成物。
  12. 【請求項12】 式(III)および(IIIa)のY1 および
    2 が、それぞれ−S−である請求項1記載の組成物。
  13. 【請求項13】 アルキル−(Z1)n −であると定義さ
    れた式(III)のR2ないしR5 が、C1 −C12−アルキ
    ル−(Z1)n −(式中、Z1 およびnは請求項1と同義
    である)である請求項1記載の組成物。
  14. 【請求項14】 アルキル−(Z1)n −がメチル、エチ
    ル、n−もしくはiso−プロピル、n−、iso−も
    しくはtert−ブチル、メチルチオ、メチルセレノ、
    エチルチオまたはエチルセレノである請求項1記載の組
    成物。
  15. 【請求項15】 式(IIIa)のR6 が水素またはC1
    4 −アルキルである請求項1記載の組成物。
  16. 【請求項16】 Z1 が−S−であり、Z2 が−S−ま
    たは−O−である請求項1記載の組成物。
  17. 【請求項17】 式(I)のCT錯体が、式(II)にお
    いて、Rが水素、メチルまたはエチルであり、R1 が水
    素またはメチルであり、そしてX1 ないしX4 が=N−
    CNであり;そして式(III)および(IIIa)において、
    2 とR3 及びR4 とR5 またはR2 ないしR5 が同一
    であり、そして水素、直鎖もしくは分岐のC1 −C8
    アルキル−(Z1)n −、非置換もしくはC1 −C4 −ア
    ルキル−置換の、フェニル−(Z1)n −もしくはベンジ
    ル−(Z1)n −であるか;R2とR3 及びR4 とR5
    が、一緒になってそれぞれ互いに独立して、非置換もし
    くはC1 −C4 −アルキル−置換の、トリメチレン、テ
    トラメチレン、−Z2 −(CH2)−Z2 −、−Z2
    (CH2)2 −Z2 −、−Z1 −CH=CH−Z1 −また
    は−CH=CH−CH=CH−であり、nは0または1
    であり、Y1 およびY2 は−S−であり、Z1 は−S−
    であり、Z2 は−O−または−S−であり、Zは−S−
    またはNR7 であり、そしてR7 は水素またはC1 −C
    4 アルキルであり、そしてR6 は水素またはC1 −C4
    アルキルである:で示される請求項1記載の組成物。
  18. 【請求項18】 式(I)のCT錯体が、式(II)にお
    いて、RおよびR1が水素であり、X1 ないしX4 が=
    N−CNであり;そして式(III)または(IIIa)におい
    て、R2 ないしR5 が同一であり、そして水素である
    か、または直鎖もしくは分岐のC1 −C4 −アルキル−
    (Z1)n −であるか;R2 とR3 及びR4 とR5 が、一
    緒になってそれぞれ、トリメチレン、テトラメチレン、
    −Z2 −(CH2)−Z2 −、−Z2 −(CH2)2 −Z2
    −、−Z1 −CH=CH−Z1 −または−CH=CH−
    CH=CH−であり、nは0または1であり、Y1 およ
    びY2 は−S−であり、Z1 は−S−であり、Z2 は−
    O−または−S−であり、Zは−S−またはNR7 であ
    り、そしてR7 は水素またはC1 −C4 アルキルであ
    り、そしてR6 は水素またはC1 −C4 アルキルであ
    る:で示される請求項17記載の組成物。
  19. 【請求項19】 式(I)のCT錯体が、Aが5,7,
    12,14−ペンタセンテトラシアノイミンであり、そ
    してBが式(IIIb): 【化4】 (式中、Y1 およびY2 は、それぞれ、−S−であり;
    そしてR2 、R3 、R4およびR5 は、それぞれ互いに
    独立して、水素、C1 −C4 アルキルまたはC1−C4
    アルキルチオであるか;またはR2 とR3 およびR4
    5 は、一緒になって、−S−CH2 CH2 −S−であ
    る)で示される請求項1記載の組成物。
  20. 【請求項20】 式(I)のCT錯体が、式(I)のA
    が5,7,12,14−ペンタセンテトラシアノイミン
    であり、そしてBがテトラチオフルバレン、テトラメチ
    ルテトラチオフルバレン、テトラエチルテトラチオフル
    バレン、ジメチルジエチルテトラチオフルバレン、テト
    ラ−n−プロピルテトラチオフルバレン、テトラ−n−
    ブチルテトラチオフルバレン、テトラ(メチルチオ)テ
    トラチオフルバレン、テトラ(エチルチオ)テトラチオ
    フルバレン、テトラ(n−プロピルチオ)テトラチオフ
    ルバレン、テトラ(n−ブチルチオ)テトラチオフルバ
    レン、ジメチルジメチルチオテトラチオフルバレン、ジ
    エチルジメチルチオテトラチオフルバレン、ジエチルチ
    オジメチルチオテトラチオフルバレンおよびテトラセレ
    ノフルバレンよりなる群から選ばれる:で示される請求
    項19記載の組成物。
  21. 【請求項21】 該組成物の重量に基づいて0.01〜
    30%の量で電荷移動錯体を含む請求項20記載の組成
    物。
  22. 【請求項22】 0.01〜30重量%の量で電荷移動
    錯体を含む請求項20記載の組成物。
  23. 【請求項23】 熱可塑性ポリマーがポリオレフィン
    類、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
    ン、ポリフッ化ビニリデン、ポリアクリラート類、ポリ
    メタクリラート類、ポリアミド類、ポリエステル類、ポ
    リカーボナート類、芳香族ポリスルホン類、芳香族ポリ
    エーテル類、芳香族ポリエーテルスルフォン類、ポリイ
    ミド類およびポリビニルカルバゾールよりなる群から選
    ばれる請求項1記載の組成物。
  24. 【請求項24】 熱硬化性ポリマーがエポキシ樹脂であ
    る請求項1記載の組成物。
  25. 【請求項25】 成形品、薄膜、箔、繊維製品として形
    成されているか、または基材の少なくとも一つの表面の
    被覆である請求項1記載の組成物。
  26. 【請求項26】 被覆の層の厚さが0.01ないし50
    00μm である請求項25記載の組成物。
  27. 【請求項27】 被覆の層の厚さが0.1ないし100
    0μm である請求項26記載の組成物。
  28. 【請求項28】 請求項1記載の新規な組成物の製造方
    法であって、a)熱可塑性ポリマー中に式(I)のCT
    錯体を混合すること;b)熱硬化性もしくは構造的に架
    橋しうるポリマーの少なくとも一つの成分と式(I)の
    CT錯体とを混合し、次いでその混合物をさらなる任意
    の成分と一緒に熱硬化性もしくは構造的に架橋したポリ
    マーに重合させること;またはc)式(II)の化合物ま
    たは式(III)もしくは(IIIa)のフルバレン誘導体を熱
    可塑性ポリマーまたは熱硬化性もしくは構造的に架橋し
    うるポリマーの少なくとも一つの成分と一緒に有機溶媒
    中に溶解し、その溶液を、式(III)もしくは(IIIa)の
    フルバレン誘導体または式(II)の化合物の溶液、さら
    に熱硬化性または構造的に架橋したポリマーのさらなる
    任意の成分と一緒に、混合し、溶媒を除去し、そして硬
    化性混合物を熱硬化性または構造的に架橋したポリマー
    に重合させる:ことを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 成形工程と組み合わせることのできる
    請求項28記載の方法。
  30. 【請求項30】 式(Ia): 【化5】 (式中、Aは式(II): 【化6】 (式中、R置換基は同一であり、そして水素またはC1
    −C4 アルキルであるか;または隣接R置換基は、一緒
    になって、−(CH2)3 −または−(CH2)4 −であ
    り;R1 は水素またはC1 −C4 アルキルであり;そし
    てX1 は=N−CNであり;そしてX2 、X3 およびX
    4 は、それぞれ互いに独立して、=Oまたは=N−CN
    である)で示される化合物または式(II)の化合物の混
    合物であり;そしてBは式(III)または(IIIa): 【化3】(式中、R2 、R3 、R4 およびR5 は、それ
    ぞれ互いに独立して、水素、直鎖もしくは分岐のC1
    18−(Z1)n −、フェニル−(Z1)n −またはベンジ
    ル−(Z1)n −(それらは非置換またはC1 −C4 アル
    キル、C1 −C4 アルコキシもしくはC1 −C4 アルキ
    ルチオにより置換されている)であるか;またはR2
    3 およびR4 とR5 は、一緒になってそれぞれ互いに
    独立して、トリメチレン、テトラメチレン、−Z2
    (CH2)−Z2 −、−Z2 −(CH2)2 −Z2−、−Z1
    −CH=CH−Z1 −または−CH=CH−CH=C
    H−(それぞれは非置換またはC1 −C4 アルキル、C
    1 −C4 アルコキシもしくはC1 −C4アルキルチオに
    より置換されている)であり;nは0または1であり;
    1 およびY2 は、それぞれ互いに独立して、−S−ま
    たは−Se−であり;Z1 は−S−または−Se−であ
    り;Z2 は−O−、−S−または−Se−であり;Zは
    −S−、−Se−またはNR7 であり;そしてR7 は水
    素、C1 −C6 アルキル、フェニル、またはベンジルで
    あり;R6 は水素、C1 −C4 アルキル、フェニルまた
    はベンジルである)で示される化合物である)で示され
    るが、[(5,7,12,14−テトラセンテトラシア
    ノイミン)(テトラチオフルバレン)]ではない電荷移
    動錯体。
  31. 【請求項31】 〔(5,7,12,14−テトラセン
    テトラシアノイミン)(テトラチオフルバレン)〕を除
    き、針状結晶の形態である請求項30記載の式(I)の
    CT錯体。
  32. 【請求項32】 導電体としての請求項30記載の式
    (I)のCT錯体の用途。
  33. 【請求項33】 部材の静電遮蔽のための静電防止処理
    成形部分または静電防止処理成形品としての請求項1記
    載の組成物の用途。
  34. 【請求項34】 導電体としての請求項1記載の組成物
    の用途。
  35. 【請求項35】 電極材料としての請求項1記載の組成
    物の用途。
  36. 【請求項36】 コンデンサーの電荷担体としての薄膜
    または箔の形態での請求項1記載の組成物の用途。
JP5023389A 1992-01-29 1993-01-20 電荷移動錯体を含む合成高分子組成物、それらの製造方法およびその用途 Pending JPH05247257A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH242/92-1 1992-01-29
CH24292 1992-01-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05247257A true JPH05247257A (ja) 1993-09-24

Family

ID=4182535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5023389A Pending JPH05247257A (ja) 1992-01-29 1993-01-20 電荷移動錯体を含む合成高分子組成物、それらの製造方法およびその用途

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5378744A (ja)
EP (1) EP0554219A1 (ja)
JP (1) JPH05247257A (ja)
KR (1) KR930016496A (ja)
CA (1) CA2088211A1 (ja)
MX (1) MX9300476A (ja)
TW (1) TW223649B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069284A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 National Univ Corp Shizuoka Univ ナノワイヤーの製造方法
WO2011152476A1 (ja) * 2010-06-01 2011-12-08 株式会社豊田自動織機 縮合多環芳香族化合物及びその製造方法、並びにそれを含有するリチウムイオン二次電池用の正極活物質

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2696470B1 (fr) * 1992-10-07 1994-11-04 Rhone Poulenc Films Compositions de polymères contenant des composés organiques amphiphiles électroactifs de la famille des complexes à transfert de charge et/ou des sels d'ions radicaux, leur obtention et leur utilisation.
US6054379A (en) * 1998-02-11 2000-04-25 Applied Materials, Inc. Method of depositing a low k dielectric with organo silane
ES2219235T3 (es) * 1999-08-11 2004-12-01 Clariant Finance (Bvi) Limited Pigmento para coloracion de poliolefinas libre de alabeo.
GB0427130D0 (en) * 2004-12-10 2005-01-12 Premier Farnell Plc Anti-static materials
CN107531936B (zh) * 2015-02-10 2019-05-14 美利肯公司 热塑性聚合物组合物
CN107629034A (zh) * 2017-10-23 2018-01-26 长春海谱润斯科技有限公司 一种含四硫富瓦烯结构的化合物及有机电致发光器件

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3437814A1 (de) * 1983-10-19 1985-05-02 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Charge-transfer-komplexe
US4578220A (en) * 1983-10-19 1986-03-25 Basf Aktiengesellschaft Charge transfer complexes of tetrathio/seleno-fulvalene derivatives and biscyanimine derivatives; biscyanimine derivatives and method for producing same
US5153321A (en) * 1987-04-03 1992-10-06 Ciba-Geigy Corporation Antistatic and electrically conducting polymers and moulding materials
ES2032222T3 (es) * 1987-04-03 1993-01-16 Ciba-Geigy Ag Polimeros y compustos de moldeo antiestaticos y conductores de la electricidad.
EP0344110B1 (de) * 1988-05-27 1992-09-16 Ciba-Geigy Ag Substituierte Naphthacen-5,12-dione und deren Verwendung
EP0344113A3 (de) * 1988-05-27 1990-10-31 Ciba-Geigy Ag Substituierte alpha-Pyrone und Naphthochinone
EP0344109B1 (de) * 1988-05-27 1994-04-27 Ciba-Geigy Ag Substituierte Naphthacen-5,12-dione und deren Verwendung
EP0344108A3 (de) * 1988-05-27 1991-03-27 Ciba-Geigy Ag Elektroaktive ultradünne Schichten
EP0344111A3 (de) * 1988-05-27 1990-04-04 Ciba-Geigy Ag Substituierte Tetrathio- und Tetraselenotetracene

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069284A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 National Univ Corp Shizuoka Univ ナノワイヤーの製造方法
WO2011152476A1 (ja) * 2010-06-01 2011-12-08 株式会社豊田自動織機 縮合多環芳香族化合物及びその製造方法、並びにそれを含有するリチウムイオン二次電池用の正極活物質
US8927157B2 (en) 2010-06-01 2015-01-06 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Condensed polycyclic aromatic compound, production process of same, and positive electrode active material for lithium ion secondary battery containing same
JP5663011B2 (ja) * 2010-06-01 2015-02-04 株式会社豊田自動織機 縮合多環芳香族化合物及びその製造方法、並びにそれを含有するリチウムイオン二次電池用の正極活物質

Also Published As

Publication number Publication date
MX9300476A (es) 1994-07-29
EP0554219A1 (de) 1993-08-04
KR930016496A (ko) 1993-08-26
CA2088211A1 (en) 1993-07-30
TW223649B (ja) 1994-05-11
US5482984A (en) 1996-01-09
US5378744A (en) 1995-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0285564B1 (de) Antistatische und elektrisch leitende Polymere und Formmassen
JP2644083B2 (ja) 熱安定性形態の導電性ポリアニリン
JPH05247257A (ja) 電荷移動錯体を含む合成高分子組成物、それらの製造方法およびその用途
US5387627A (en) Radical cation slats of tetrathiotetracene and copper chloride, their preparation and the use thereof
BRPI0514471B1 (pt) Compostos absorventes de luz ultravioleta (uv) e composições que contêm os compostos absorventes de uv
US5258140A (en) Charge transfer complexes with ferrocenes, their preparation and the use thereof
US5436353A (en) Dithiopentacene derivatives, their preparation and the use thereof as electron acceptors on charge transfer complexes
US5200113A (en) Antistatic and electrically conducting composition
EP0551938A1 (en) Electrically conductive alternating copolymer and method of preparing such a copolymer
US5153321A (en) Antistatic and electrically conducting polymers and moulding materials
US5348762A (en) Process for the production of conductive layers
JPH06501513A (ja) ルイス塩基溶媒中での導電性ポリアニリンの処理方法
US5417911A (en) Process for the preparation of tetraselenotetracene halides and electrically conductive polymer compositions
US5393606A (en) Charge-transfer complexes with N-aromatic compounds, the preparation thereof and the use thereof
CA1337780C (en) Antistatic and electrically conducting composition
EP1035121A1 (en) Pyrrole derivatives, film-forming material and method of preparing the derivatives
JPS6020412B2 (ja) 芳香族ポリエステル共重合体組成物