JPH0524743U - 屋根下地の断熱施工構造並に断熱施工用部材 - Google Patents

屋根下地の断熱施工構造並に断熱施工用部材

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JPH0524743U
JPH0524743U JP9635591U JP9635591U JPH0524743U JP H0524743 U JPH0524743 U JP H0524743U JP 9635591 U JP9635591 U JP 9635591U JP 9635591 U JP9635591 U JP 9635591U JP H0524743 U JPH0524743 U JP H0524743U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工作業が容易で断熱性の良好な屋根下地の
断熱施工構造に関する。 【構成】 屋根下地面に嵌合溝を有する保持枠列3,
3,…の多数列を平行に配設し、該各相隣る保持枠列の
対向する嵌合溝に所望枚数の断熱パネル6,6,…を嵌
合保持せしめて成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋根下地の断熱施工構造並に断熱施工用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋根下地、例えば、勾配屋根下地に断熱防水施工を行うに当たり、先ず 第1工程として、下記のように該屋根下地面に断熱パネルによる断熱施工を行い 、次で第2工程として、かくして得られた断熱施工構造の上面にアスファルトル ーフィングなどによる防水シートを被覆貼着して防水施工を行い、断熱防水施工 を完成するものであるが、この場合、その第1工程である該屋根下地の該断熱パ ネルによる断熱施工は次のように行われていた。即ち、勾配屋根下地面に水性タ イプ、溶剤タイプ、反応タイプなどの接着剤を塗布し、その接着剤塗面に多数枚 の断熱パネルを多数列敷設貼着する方法であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然し乍ら、上記従来の屋根下地の断熱施工法は、接着剤を使用するので、施工 コストの増大をもたらし、又、接着剤の塗布作業が煩わしく、更には、屋根下地 面の乾燥が不充分であると充分な接着強度が得られないので、断熱パネルが剥が れ易くなる。従って、下地面が乾いてから接着剤を塗布する不便を生じ、又、更 には、施工後、改修工事を行う場合には、下地面に貼着している当該断熱パネル を下地面から剥がし、再び接着剤を塗布後、新しい断熱板を貼着する作業が困難 で且つ煩わしく、作業能率が低下する等の不都合を生じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来の接着剤の使用に伴う上記の種々の不都合を解消し、下地面の 乾燥、未乾燥に関係なく、直ちに断熱施工ができ、而も改修工事における断熱パ ネルの交換作業が容易であり、又通気性の向上した屋根下地の断熱施工構造に係 り、屋根下地面に、一線に並べた嵌合溝を有する保持枠列を多数列平行に配設し 、各相隣る該保持枠列の対向する一対の嵌合溝列に、その全長に亘り多数枚の断 熱パネルを、その各断熱パネルの両端縁を嵌合保持せしめて並ぶ断熱パネル列の 多数列を構成して成る。
【0005】 更に、本考案は、上記の本考案の断熱施工構造を構成するに用いられる新規な 断熱施工用部材を提供するもので、その第1形式の断熱施工用部材は、断熱パネ ルを嵌合保持するに適した溝幅を有する断面コ字状保持枠の下端板の外縁に、屋 根下地面に止め具により固定される固定用基板を一体に設けて成る。 本考案の第2形式の断熱施工用部材は、断面エ字状保持枠と、下面に挿入用高 さ空間を存するように断面逆L字状に屈曲させた係止用板を1側縁に一体に設け た屋根下地面に止め具で固定される固定用基板とから成り、且つ該断面エ字状保 持枠の1側の断面コ字状溝枠の溝幅を断熱パネルを嵌合保持するに適するものに 形成する一方、その他側の断面コ字状嵌合溝の溝幅を断熱パネルと前記固定用基 板の1側縁に延びる該係止用板とを嵌合するに適するものに形成して成る。 本考案の第3形式の断熱施工用部材は、断面エ字状保持枠の1側のコ字状溝枠 の下端板の外縁に、屋根下地面に止め具により固定される固定用基板を一体に設 け、且つその両側のコ字状溝枠の溝幅を断熱パネルの嵌合保持に適するものに形 成して成る。
【0006】
【作用】
本考案の上記の屋根下地の断熱施工構造は、各列において並ぶ該断熱パネルは 、その両端縁を保持枠列の対向する嵌合溝内に嵌合保持されると共に、外力から その各両端縁は保護され、該保持枠列による該断熱パネル列を安定良好に且つ摺 動自在又は着脱自在に固定保持することができ、而も各該断熱パネルの下面に該 屋根下地面との間に空隙を生ずるので通気性に富み屋根下地面の乾燥保持に役立 つ。又、施工後の改修作業に当たっては、該断熱パネルは、該保持枠の嵌合溝か ら容易に除去でき、新しい断熱パネルを該保持枠に嵌めるだけであるので、容易 に断熱パネルの交換作業、従ってその改修作業が容易となる。
【0007】 この本考案の断熱施工構造を構成するに用いる前記の第1形式の断熱施工用部 材は、該固定用基板を屋根下地面に止め具により固定した後、その断面コ字状保 持枠の溝に断熱パネルの一端縁を嵌合して保護するに使用される。
【0008】 又、前記の第2形式の断熱施工用部材は、断面エ字状保持枠の1側の割付け嵌 合溝列の下端板の上面に、該係止用板を重合係止させた状態で、その固定用基板 を屋根下地面に止め具により固定することにより、該断面エ字状保持枠は、該係 止用板を介して該屋根下地面に押圧設置される。又、第1に、該固定用基板を該 屋根下地面に固定した後、該断面エ字状保持枠の該下端板を、該係止用板の下面 に該屋根下地面との間に形成された該高さ空間内に挿入させて該保持枠を該屋根 下地面に該係止用板の押圧設置することもでき、この場合、その挿入時に、その 割付け嵌合溝内に断熱パネルを嵌合保持される。 かくして、その他側の嵌合溝には、該エ字状保持枠を該屋根下地面に押圧設置 前又は後に、断熱パネルを嵌合保持せしめる。
【0009】 又、前記の第3形式の断熱施工用部材は、該固定用基板を該屋根下地に止め具 により固定する。この固定に前後してその両側に断熱パネルを順次嵌合される。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の屋根下地の断熱施工構造並に各種の断熱施工用部材の夫々の実 施例を添付図面につき説明する。 本考案は、木造建造物又はコンクリート建造物のいずれの屋根下地の断熱施工 に適用でき、又屋根は勾配屋根、平屋根のいずれにも適用できるが、下記の実施 例では、コンクリート建造物の勾配屋根に適用した場合で説明する。
【0011】 図1乃至図3は、本考案の実施の1例の屋根下地の断熱施工構造Aを示す。図 面で1は、コンクリート製躯体から成る勾配屋根を示す。該屋根下地面に、軒先 2に沿って、嵌合溝を有する所定の長さ保持枠3の多数本を端でつき合わせて軒 先2の略全長に亘り一線に並べて設置して成る保持枠列3,3,…を、軒先2か ら棟4の方向に所定の間隔を存して、互いに平行してその多数列を配設する。図 2及び図3に明示の如く、その各相隣る該保持枠列の対向する一対の嵌合溝5, 5列にその全長に亘り多数枚の断熱パネル6,6,…がその各断熱パネル6の両 端縁6a,6bを嵌合保持された断熱パネル列6,6,…を構成して成る。この 場合、各断熱パネル列の相隣る断熱パネル5,5は互いにつき合わせて並べられ ている。 尚、屋根の左右両側のケラバ7,7には、軒先2から棟4にかけて平行に配列 された断熱パネル列6,6,…の各列の左右端の断熱パネル6,6の外端縁を端 でつき合わせてそのケラバ7,7に沿い一線に並べて設置した左右の保持枠列3 ,3により嵌合保持されている。 該断熱パネル6は、図示の例では、60×90cm角の発泡合成樹脂成形板で あるが、無機繊維、有機繊維などをバインダーで結着した加圧成形パネル、合成 樹脂成形パネルなどその材料や厚さ、寸法は所望のものが使用できることは言う までもない。
【0012】 上記から明らかなように、本考案の屋根下地1の断熱施工構造は、基本構造と しては、屋根下地1面に該保持枠3,3を配設し、その対向する嵌合溝5,5内 に断熱パネル6の両端縁6a,6bを嵌合保持する形式であるので、従来のよう な接着剤を用いて、断熱パネルを屋根下地面に固定する式のものに比し、迅速、 容易且つ安価に施工できる。又、該屋根下地1面と断熱パネル6下面との間に空 隙8を生じて通気性に富み屋根下地面の乾燥保持に役立つ。更に又、断熱パネル 6は、該保持枠3,3から任意の手段で容易に離脱、除去できるので、必要時に 新しい断熱パネルと交換する改修作業が容易である等の効果を有する。又、好ま しくは、該断熱パネルは、該保持枠の嵌合溝内を摺動自在に嵌合するようにする 。
【0013】 次に、本考案の断熱施工構造を構築するに用いる断熱用部材につき説明する。 上記の実施例の断熱施工構造は、図4及び図5に示す第1形式の断熱施工用部 材B1と図6乃至図8に示す第2形式の断熱施工用部材B2とを用いて構築した ものである。
【0014】 即ち、図4及び図5に示す第1形式の断熱施工用部材B1は、断熱パネル6を 嵌合保持するに適した嵌合溝5Aの溝幅を有する断面コ字状保持枠3Aとそのコ 字状溝枠の下端板3aの外縁に屋根下地面に止め具により固定される固定用基板 9から成る。該固定用基板9は、図4示のように、その下端板3aより下向きの 屈曲傾斜板9aを介して該コ字状保持枠3Aの下端板3aより下位に存せしめ、 屋根下地面へ載置し、その中央に長さ方向に所定間隔を存して止め具挿通孔10 を配設したもので、又その外縁は、該下端板3aと同一レベルとし且つ水平に延 びる断熱パネル支持縁部9bに形成して成る。
【0015】 該第2形式の断熱施工用部材B2は、図6に示す断面エ字状保持枠3Bと、図 7に示す下面に挿入用高さ空間11を存するように断面逆L字状に屈曲させた係 止用板12を1側縁に一体に設けた屋根下地面に止め具で固定される固定用基板 9との組み合わせ部材から成り、且つ該断面エ字状保持枠3Bは、その1側の断 面コ字状嵌合溝5Aの溝の幅は、所定の断熱パネル6を嵌合保持するに適するも のに形成する一方、その他側の断面コ字状嵌合溝5Bの溝幅を断熱パネル6と図 7示の該固定用基板9の1側縁に延びる該係止用板12とに割付けて両者を嵌合 するに適したものに形成して成る。
【0016】 該断熱施工用部材B2の固定用基板9の中央部には、図8に明示のように、そ の長さ方向に所定の間隔を存して止め具挿通孔10,10,…を配設される。 又、該断熱施工用部材B2の該断面エ字状保持枠3Bの割付け嵌合溝5Bを囲 繞形成するコ字状溝枠の下端板3bの上面には、その長さ方向に沿い断面三角山 形の突条13を複数条平行に配設し、この上面に図7示の係止用板12を重合し たとき該係止用板12の下面と係合し易くした。又、該断面エ字状保持枠3Bの 断熱パネル6を嵌合保持する嵌合溝5Aを囲繞形成するコ字状溝枠の下端板14 は、その外縁を下向きに屈曲させその下端面は屋根下地面に当接する機械的強度 の増大した屈曲支持縁14aに形成することが好ましく、又これにより、その嵌 合溝5Aに嵌合した断熱パネル6と屋根下地1面との間に生成する通気用空隙8 を増大せしめるに役立つ。
【0017】 又、上記の断熱施工用部材B1及びB2は、所望の金属材料、好ましくは、軽 量なアルミニウムを材料とし、押出し成形により長尺物として得た後、適当な長 さに、例えば、長さ3m、に切断して高能率に大量生産ができる。幅は、例えば 30mm前後とする。 尚、必要に応じ、その各部材B1,B2の表面は、耐酸化性の表面処理を施す ことが好ましい。例えば、9μの陽極酸化皮膜を形成し、更にその上面に7μの アクリル樹脂などのコーティングを施し、次で加熱処理された耐酸化処理を施さ れたものとする。 尚、該固定板8に配設の止め具挿通孔9の間隔は、3mの長さのものでは、例 えば700mmの間隔とする。
【0018】 これらの断熱施工用部材B1,B2を使用して、図1の本考案の断熱施工構造 Aを構築する断熱施工法の1例を次に説明する。 先ず、勾配屋根1の下地面に、その軒先2の縁部並にその左右両測のケラバ7 ,7の傾斜縁部に沿い夫々該嵌合溝を有する保持枠3として、例えば、図4及び 図5に示す断熱施工用部材B1の所要本数をその端面でつき合わせ一線に並ベて 載置し、その各固定用基板9の挿通孔10,10,…に螺鋲、釘などの止め具1 5例えばアンカーボルトを挿通し、該下地1に予め装着したアンカー16内に螺 入し夫々の固定用基板9を、即ち、該コ字状保持枠3Aを屋根下地1面に固定し た。かくして、その軒先2、その両側のケラバ3,3にそって夫々所要本数の該 保持部材B1の該コ字状保持枠3Aが一列に並んだ該コ字状保持枠列3A,3A ,…が形成される。
【0019】 次に、該軒先2に沿い並んだ該コ字状保持枠列3A,3A,…の水上側に開口 し且つ長さ方向に一線に並ぶ該嵌合溝列5A,5A,…内に、所定の厚さの断熱 パネル6,6,…の各一端縁6a,6a,…を挿し込み嵌合保持せしめる。この 場合、その両外端の断熱パネル6,6は、その外端縁をその両側のケラバ7,7 に固定した該保持枠3A,3Aの嵌合溝5A,5Aに挿し込み嵌合保持せしめる 。予め、該固定用基板9が該保持枠3Aの下端板3aより下位に存せしめられて いるので、該断熱パネル6の嵌合の際、アンカーボルト15の頭が邪魔にならず に円滑に嵌合を行うことができる。かくしてこれら保持枠列3A,3A,…に嵌 合保持された該軒先2に沿い一列に並んだ断熱パネル列6,6,…が形成される 。
【0020】 次に、図6及び図7に示す断熱施工用部材B2を使用し、次のように施工する 。即ち、その各断面エ字状保持枠3Bの断熱パネル6を嵌合保持するに適した嵌 合溝5Aを前記の一端縁6a,6a,…を嵌合保持されている断熱パネル列6, 6,…の他端縁列6b,6b,…に次々と嵌合保持する。
【0021】 かくして、該断熱パネル列6,6,…の他端縁列、即ち、水上側端縁6b,6 b,…を嵌合保持した多数本の該断面エ字状保持枠3Bがその端面でつき合わさ れて一列に並んだ保持枠列3B,3B,…が屋根下地1面に載置された状態が得 られるので、次に、これら保持枠列3B,3B,…を屋根下地1面に固定するべ く、その保持枠列3B,3B,…の水上側に開口した嵌合溝列5B,5B,…の 下端板列3b,3b,…の上面に図7に示す固定用基板9,9,…の1側縁の係 止用板12,12,…を重合し、この状態でその各固定用板9,9,…の挿通孔 10,10,…に前記と同様にしてアンカーボルト15,15,…を夫々挿通し 該下地内に螺入して該固定用基板9,9,…を固定し、その各係止用板12,1 2,…を介して一列に並んだ全ての保持枠3B,3B,…を屋根下地1面に固定 する。
【0022】 次に、このように固定した保持枠列3B,3B,…の水上側に開口する嵌合溝 列5B,5B,…にその全長に亘り、断熱パネル6,6,…の夫々の一端縁6a ,6a,…を挿入嵌合し、かくして該保持枠列3B,3B,…の嵌合溝5B,5 B,…に嵌合保持された一列に並んだ2列目の断熱パネル列6,6,…を形成す る。この場合も、その列の両端の断熱パネル6,6の外端縁は、ケラバ3,3に 固定の保持枠列3A,3Aの嵌合溝5A,5A内に挿し込み嵌合保持せしめる。
【0023】 かくして、この2列目の該断熱パネル列6,6,…の水上側の他端縁6b,6 b,…を、上記と同様にして、図6示の断面エ字状保持枠3Bの多数本を用いて 、その各嵌合溝5A,5A,…に嵌合保持せしめ、次でこれら一線に並んだ保持 枠列3B,3B,…を、その水上側の嵌合溝5B,5B,…側において、上記と 同様にしてそのコ字状溝枠列の下端板列3b,3b,…上面に、図7示の各固定 用基板9,9,…の係止用板12,12,…を重合し、この状態で止め具15, 15,…によりこれら固定用基板列9,9,…を屋根下地1面に固定して、その 係止用板12,12,…を介してこれら保持枠列3B,3B,…を該屋根下地1 面に押圧固定し、かくして、平行して一線に並ぶ断面エ字状保持枠列3B,3B ,…の互いに対向する嵌合溝列5B,5B,…及び5A,5A,…間にその各両 端縁6a,6bが嵌合保持された2列目の断熱パネル6,6,…列による屋根下 地面に対する断熱被覆構造が得られる。
【0024】 而して、以下、同様にして前記の第2形式の断熱施工用部材B2を使用して断 熱施工を行い、勾配屋根1の棟4に沿って断熱パネル列を施す面域を除して、夫 々水下側と水上側で対向し平行に並ぶ該断面コ字状保持枠3B,3B,…及び3 B,3B,…により嵌合保持された断熱パネル6,6列の多数列で屋根下地1面 が被覆され且つ下地1面との間に断熱用空隙10,10,…を存した本考案の被 覆断熱施工構造体が得られる。
【0025】 勾配屋根1の棟4の縁に沿って該断熱施工用部材B2列による施工を行うには 、初めに、図7示の固定用基板列9,9,…を屋根下地1面に図2示のように固 定した後、既にその水下側に固定されている断面エ字状保持枠列3B,3B,… の嵌合溝列5B,5B,…にその一端縁6aを嵌合した各断熱パネル6の他端縁 6bを、前記の固定用基板列9,9,…の水上側に延びる係止用板列12,12 ,…上に載せる。この状態から、次で該棟4の縁に沿って載置固定するべき断面 エ字状保持枠列3B,3B,…の嵌合溝列5B,5B,…側の下端板列3b,3 b,…を、該係止用板列12,12,…の下面の高さ空間11,11,…に押し 込み、該係止用板列12,12,…を該下端板列3b,3b,…上に押圧係合せ しめた状態とすると同時に、その嵌合溝列5B,5B,…内に、該断熱パネル列 6,6,…の該他端縁列6b,6b,…と該下端板列12,12,…を嵌合保持 せしめる。かくして、本考案の断熱施工構造の構築が完成する。
【0026】 この場合、棟4に沿って施される保持枠3としては、図2及び図9に明らかな ように、断面エ字状保持枠3Bの嵌合溝5Aの下端板を切り落とした保持枠3B ′を使用することが好ましい。かゝる保持枠3B′を使用することにより、図2 示のように、その反対側の勾配屋根1の棟7に沿って施される保持枠3B′と対 向配設し得られる。
【0027】 尚、図1の実施例では、長さ3mの該保持枠3B′の多数本を、互いに端をつ き合わせて詰めて並べた保持枠列3B′,3B′の例を示したが、該保持枠3B ′として長さ200〜300mmの短いものの多数本を該固定用基板列9,9, …の該係止用板列12,12,…の下面に押し込み且つその全長に亘り摺動自在 に配設するときは、断熱パネル列6,6,…を所望の個所で嵌合保持することが 更に円滑にでき好ましい。
【0028】 該図6と図7に示すような第2形式の断熱施工用部材B2は、断面エ字状保持 枠3Bと係止用板12を備えた固定用基板9との各別の部材から成るので、図2 に示す断熱施工構造Aを構築する施工手段に代えて組み合わせ、上記のように、 屋根下地1面に先ず該固定用基板9を固定し、次で該保持枠3Bの下端板の該係 止用板12の下面の高さ空間11への挿入と同時に該嵌合溝5bへの該断熱パネ ル6の嵌合操作を行う施工手段により、図10に示す本考案の断熱施工構造A′ を構築することができる。
【0029】 尚、図7示の第2形式の断熱施工用部材B2の係止用板12を備えた固定用基 板9は、適当に長さ寸法、例えば200〜300mmの長さの短いものを多数用 意し、長手の断面エ字状保持枠3Bの長さ方向に沿い摺動移動させ、適当な個所 で間隔を存し、断熱パネル列6,6,…を嵌合保持するようにしてもよい。
【0030】 図11は、第3形式の断熱施工用部材B3を示し、両側に断熱パネル6を嵌合 保持するに適したコ字状嵌合溝5A,5Aを形成した断面エ字状保持枠3Cとそ の1側のコ字状溝枠の下端板3cの外縁に一体に設けた固定用基板9とから成る 。その材質、表面処理、寸法は、該第2形式の断熱施工部材B2と同じである。 図12は、該断熱施工用部材B3を用いて屋根下地1に本考案の断熱施工構造A ″を構築した場合を示し、該断熱施工用部材B3は、該エ字状断熱保持枠3Cと 該固定用基板9とは、一体に形成されているので、屋根下地1面への固定作業が 容易であり且つ強固に得られ、又その両側の嵌合溝5A,5Aへの断熱パネル6 の嵌合作業も容易迅速に行うことができる。 尚、該固定用基板9の内側は、図11に明示のように、該保持枠3Cの下端板 3cから下向きの屈曲傾斜板部9aを具備することにより該固定用基板9を、該 保持枠3cより下位に存せしめ、これにより先の実施例と同様に、該嵌合溝5A への断熱パネル6の嵌合を許容すると同時に、該嵌合パネル6と屋根下地1面と の間の断熱用空隙8の増大をもたらすようにした。
【0031】
【考案の効果】
このように本考案の屋根下地の断熱施工構造は、屋根下地面に、嵌合溝を有す る保持枠の多数列を平行に配設し、各相隣る保持枠列の対向する該嵌合溝列に断 熱パネル列を嵌合保持せしめて成るから、従来の屋根下地面に接着剤を介して断 熱パネルを貼着敷設して成る式の断熱施工構造に比し、断熱施工作業が迅速且つ 容易となり、施工コストが低下でき、更には、断熱パネルの改修を容易に成し得 られ、更に又、全ての断熱パネルと屋根下地面との間に、通気用空間を生ずるの で、通気性が向上するなどの効果をもたらす。 而も前記の本考案によれば、前記の請求項2,3,4に係る夫々の形式の断熱 施工用部材により、容易に上記の本考案の断熱施工構造を構築することができる 効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の1例の断熱施工構造の一部を裁
除した上面図である。
【図2】図1のII−II線裁断面図である。
【図3】図2の一部の拡大図である。
【図4】第1形式の断熱施工用部材の1例の端面図であ
る。
【図5】その1例の端面図である。
【図6】第2形式の断熱施工用部材の断面コ字状保持枠
の端面図である。
【図7】該第2形式の断熱施工用部材の固定用基板の端
面図である。
【図8】図7示の該固定用基板の上面図である。
【図9】断面エ字状保持枠の変形例の斜面図である。
【図10】本考案の他の実施例の上面図である。
【図11】第3形式の断熱施工用部材の端面図である。
【図12】更に他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 屋根下地 3,3A,3
B,3C 保持枠 5,5A,5B,5C,5D 嵌合溝 6 断熱パネ
ル 6a 一端縁 6b 他端縁 8 空隙 9 固定用基
板 10 挿通孔 12 係止用
板 16 止め具 B1 第1形
式の施工用部材 B2 第2形式の施工用部材 B3 第3形
式の施工用部材 A,A′,A″ 断熱施工構造

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根下地面に、一線に並べた嵌合溝を有
    する保持枠列を多数列平行に配設し、各相隣る該保持枠
    列の対向する一対の嵌合溝列に、その全長に亘り多数枚
    の断熱パネルを、その各断熱パネルの両端縁を嵌合保持
    せしめて並べた断熱パネル列の多数列を構成して成る屋
    根下地の断熱施工構造。
  2. 【請求項2】 断面パネルを嵌合保持するに適した溝幅
    を有する断面コ字状保持枠の下端板の外縁に、屋根下地
    面に止め具により固定される固定用基板を一体に設けて
    成る断熱施工用部材。
  3. 【請求項3】 断面エ字状保持枠と、下面に挿入用高さ
    空間を存するように断面逆L字状に屈曲させた係止用板
    を1側縁に一体に設けた屋根下地面に止め具で固定され
    る固定用基板とから成り、且つ該断面エ字状保持枠の1
    側の断面コ字状溝枠の溝幅を断熱パネルを嵌合保持する
    に適するものに形成する一方、その他側の断面コ字状嵌
    合溝の溝幅を断熱パネルと前記固定用基板の1側縁に延
    びる該係止用板とを割付け嵌合するに適するものに形成
    して成る断熱施工用部材。
  4. 【請求項4】 断面エ字状保持枠の1側のコ字状溝枠の
    下端板の外縁に、屋根下地面に止め具により固定される
    固定用基板を一体に設け、且つその両側のコ字状溝枠の
    溝幅を断熱パネルの嵌合保持に適するものに形成して成
    る断熱施工用部材。
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