JPH0524769Y2 - - Google Patents

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JPH0524769Y2
JPH0524769Y2 JP19270586U JP19270586U JPH0524769Y2 JP H0524769 Y2 JPH0524769 Y2 JP H0524769Y2 JP 19270586 U JP19270586 U JP 19270586U JP 19270586 U JP19270586 U JP 19270586U JP H0524769 Y2 JPH0524769 Y2 JP H0524769Y2
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knob
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のドアに対するロツクおよ
びその解除を行なうためのロツキングノブに関す
るものである。
(従来の技術) ドアロツキングノブには、押込みあるいは引上
げ操作によつて、ドアのロツクあるいはその解除
を行なう形式のものがある。これは、ドアパネル
内に組込まれたロツク装置をリンクによつてノブ
と接続し、リンクの上げ下げを通じてロツク装置
を作動させるようにしたものである。したがつ
て、ノブの上げ下げによつて、そのままリンクの
上げ下げができる構造であるため、不正にロツク
状態を解除される虞れがある。このため、従来よ
り不正防止手段を設けたノブが種々開発されてき
た。
例えば、本出願人からも昭和61年11月1日付け
(実願昭61−168780号)で不正防止付きのロツキ
ングノブが提案されている。しかし、このものに
は次のように、改良の余地があつた。
(考案が解決しようとする問題点) インナーノブ40の組付け性に関して ノブの組付け作業順からすると、リンク41は
ノブケーシング42の蓋板43を取付けた後とな
る。したがつて、インナーノブ40に対するリン
ク41のねじ込み作業は、インナーノブ40全体
がノブケーシング42内に完全に収納されてしま
つているため、全くの手探りで行なわねばならな
い(第8図参照)。このため、戻しばね44に引
掛る等、組付けがしずらい。
異音について 上記のようなリンク41の挿入作業を考慮し
て、リンク41と蓋板43のリンク差込み孔45
とはある程度大きなクリアランス(第9図中に示
すx寸法)が設けられている。手探り作業である
ため、リンク41の差込み方向を種々に変更する
必要があるからである。しかし、このことが原因
で、車両の振動が伝わると、がた付いて異音を生
じることがある。また、戻しばね44が固定され
ていない構造であるため、伸縮の途上で折れ曲つ
てしまうことがあり、こうなると同様に異音を生
じたり、作動の円滑性を損うこととなる(第10
図参照)。
本考案はこのような事情を考慮して、組付け性
の向上および異音の防止を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は自動車
のドアの窓枠部に対し押込みおよび引上げ操作可
能に組付けられた中空状のノブケーシングの内部
には、ドアロツク装置に連繋されたリンクの上端
側が接続されかつ上下方向への変位可能に収納さ
れたインナーノブと、ノブケーシングを下向きに
付勢する戻しばねとが組込まれてなり、ノブケー
シングに装着されたノブボタンの押圧操作によつ
てインナーノブを係合させた状態でのみドアロツ
クを解除可能とする形式のドアロツキングノブで
あつて、前記インナーノブを前記ノブボタンが係
合可能な基部を設けるとともに、この基部からは
前記戻しばねが巻着される延長部を、少なくとも
ノブケーシングの下端の開口面に臨む位置にまで
延出させることとしたのである。
(作用) したがつて、上記の構成によれば、リンクをイ
ンナーノブに対して組付ける場合において、延長
部がノブケーシングの開口面に覗いているため、
この作業が容易となる。また、ノブケーシングが
引上げられて戻しばねが圧縮変形した場合、ばね
は延長部によつて案内されながら変形することが
できるため、ばねの作動が円滑であるとともに、
引掛かつたりすることによつて異音を生じさせる
ようなこともない。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面にした
がつて詳細に説明する。
第1図から第5図は本考案の第1実施例を示す
ものである。
第1実施例において、ロツキングノブKはドア
の窓枠部に装着される。窓枠部には枠状に形成さ
れたベゼル1が嵌込んであり、ロツキングノブK
のノブケーシング2はこのベゼル1を通してドア
パネルP内へ縦向きにかつこれを引き上げたり、
押込んだりすることができるように挿入されてい
る。そして、その抜け止めのために、ノブケーシ
ング2の下部の左右両側には抜け止め片3がそれ
ぞれ2本ずつ張り出しており、ノブケーシング2
を引出したときに、ベゼル1の開口縁に引掛かる
ようにしてある。
ノブケーシング2全体は角筒状に形成されてお
り、その上部は室内側へ向けて脹れ出している。
そして、この脹れ出た部分の前面にはノブボタン
4を組付けるための窓部5が開口している。ま
た、ノブケーシング2内の上部には、ノブケーシ
ング2の頭部との間に所定の間〓、すなわちノブ
ボタン4を組付けるための差込み凹部6を設けな
がら、張り出し片7が窓部5へ向けて水平に形成
されている。この張り出し片7の先端は面取りが
施されて、ノブボタン4を装着する際のガイド面
8となつている。
ノブボタン4は押圧操作用の操作片9と、装着
用の取付け片10とから一体に形成されている。
操作片9は窓部5に適合しうるような方形状に形
成され、押圧操作時には取付け片10との境界部
分より撓み変形することができ、この際には後述
するインナーノブ11の段部12に係合させう
る。取付け片10はその先端側が横向きのU字状
に折返し形成されて前記差込み凹部6に対して弾
性的に係着させうるスプリング部13となつてい
る。
一方、張り出し片7の基部はノブケーシング2
の背面に向かう傾斜面となつて、インナーノブ1
1に対するストツパ面14としてある。
インナーノブ11はノブケーシング2の下面か
ら差込まれ、上下動可能な状態で収納される。こ
のインナーノブ11は基部11aとその下部に形
成された筒状の延長部11bとからなつている。
基部11aの上面はノブケーシング2のストツ
パ面14と平行に受承面15が形成されている。
ここには、シート状のクツシヨン材16が貼り付
けられている。また、基部11aの前面には段部
12が切り欠き形成されており、ノブボタン4の
押込みによつて係止縁17をここへ係止させう
る。
延長部11bは基部11aと同軸で下向きに延
出してある。そして、この延長部11bの長さ
は、その下端が上記のクツシヨン材16がストツ
パ面14に当接している状態において、後述の蓋
板18とほぼ面一となる程度にしてある。
なお、ノブケーシング2と延長部11bとの
間、および延長部11bとリンク19との間のク
リアランスはそれぞれ充分に小さく設定されてい
る。また、延長部11bの下面からはリンク19
に対する差込み孔20が、基部11aの所定深さ
に至るまで明けてあり、リンク19はここを通し
て差込まれ、基部11a側においてねじ込みによ
つて取付けられている。
なお、リンク19はドアパネルPに内蔵された
ドアロツク装置と接続されており、その上げ下げ
の操作を通じてドアの解錠および施錠を行なうこ
とができる。
上記の延長部11bには戻しばね21が巻着さ
れており、延長部11b下面と蓋板18との間に
介在されて、ノブケーシング2を押し下げる方向
へ付勢している。この結果、ストツパ面14と、
インナーノブ11とはクツシヨン材16を介して
常には圧接状態にある。こうして、インナーノブ
11の上下および左右方向に関するがた付きを規
制するわけである。
蓋板18はノブケーシング2の下面を閉じてい
る。この蓋板18にはリンク19および延長部1
1bの下端を通すことのできる通し孔22が設け
られている。また、蓋板18はそれぞれ弾性変形
可能な一対の係止片23を持つている。それぞれ
はノブケーシング2の左右両壁面において、各抜
け止め片3の下側に形成された凹字状の突片24
の谷部の開口する係止孔25に対し内側から係合
する。ここで、蓋板18は戻しばね21のばね力
を受けて下向きの撓み力を受承することから、係
止片23の外れ防止をしなければならない。この
ため、本例では両係止片23の両側であつて、蓋
板18の外縁からは計4本の規制片26を立設し
て、突片24の両側においてノブケーシング2の
外側面に密着するようにしている。蓋板18の撓
みを規制するわけである。
第1実施例は上記のように形成されたものであ
る。まず、第1図に示すロツク状態において、不
正にドアが開けられようとした場合の作用から説
明する。
このロツク状態では、ノブボタン4の係止縁1
7がインナーノブ11に対し非係合状態にあるた
め、インナーノブ11はフリーとなつている。し
たがつて、不正な方法により、ノブケーシング2
が持上げられても、ノブケーシング2のみが戻し
ばね21に抗して持上げられる(第3図状態)。
つまり、インナーノブ11は原位置に残されるた
め、ドアは依然としてロツク状態に保持されるこ
とになる。すなわち、ロツクの不正な解除が空振
りに終るわけである。
なお、上記の第3図に示すように、戻しばね2
1が圧縮された場合、延長部11bによつてこの
圧縮変形の際のガイドの役割をなすため、作動を
円滑に行なわせることができる。同時に、戻しば
ね21の引掛り伴う異音の発生を未然に防止する
ことにもなる。
正規にロツクを解除する場合には、まずノブボ
タン4を押込んで、係止縁17をインナーノブ1
1の段部12に係合させる。そして、このままノ
ブケーシング2を持上げると、インナーノブ11
が一体となつて同時に引上げられるため、リンク
19の上昇によつて図示しないドアロツク装置が
解錠される(第4図および第5図参照)。
なお、ドアをロツクする場合には、ノブケーシ
ング2全体を押し下げてやることによつて、スト
ツパ面14がインナーノブ11の頭部を押圧する
ため、リンク19の下降によつてドアロツク装置
がロツク作動する。
ところで、本例ではインナーノブ11の延長部
11bを延長して蓋板18から覗かせるようにし
ている。このため、手探り状態でリンク19のね
じ込みを行なつていた従来と異なり、延長部11
bが差込みの際のガイドの役割を行なうことか
ら、組付け作業が簡単となる。このように手探り
状態でのねじ込み作業が解消されたことに伴つ
て、リンク19の差込みのためのクリアランスを
小さくすることができ、したがつてがた付きを規
制して異音の発生の未然防止に寄与する。
なお、延長部11bは基板18から突出するよ
うな長さに設定してもよい。
第6図および第7図は本考案の第2実施例を示
すものである。
第2実施例は、第1実施例のものにノブボタン
4の変形(永久変形)を規制するための手段を付
加したものである。すなわち、第1実施例のもの
における第3図の状態(インナーノブ11はその
ままで、ノブケーシング2のみが持上げられた状
態)では、ノブボタン4の操作片9が必要以上に
押圧されると、操作片9の変形を規制するものが
ないため、操作片9は弾性限界を越えて変形する
虞れがある。第2実施例は、特にこの点の解消を
目的としたものである。
具体的な構成としては、張り出し片7の先端部
にストツパ片27を設けてあり、これによつてノ
ブボタン4の変形量を規制するのである。ストツ
パ片27は、張り出し片7の先端部の下面に一体
に垂下された垂片28を有しており、この垂片2
8の両サイドには一対の当接片29を縦向きにか
つ前方へ向けてそれぞれ突き出すようにして設け
ている。また、両当接片29はそれぞれの前縁が
中央部にかけて徐々に突出するようにして形成さ
れており、この間に補強片30が水平に介在して
ある。
上記の点が第1実施例と相違する点であり、他
の構成は同様であるため説明しない。
さて、第2実施例においても、第1実施例と同
様にしてロツク、その解除および不正行為による
ロツク解除を未然に防止することができる。第2
実施例では上記の効果に加え、前述したようなノ
ブボタン4の永久変形の防止の効果がある。すな
わち、ノブケーシング2のみが持上げられた状態
において、誤つて必要以上の力でノブボタン4を
押し込むと、操作片9は一定量変形したときにス
トツパ片27に当る。このため、ノブボタン4が
弾性限界を越えて変形するのが規制される。した
がつて、ノブボタン4の永久変形に伴う作動不良
を解消することができる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、インナーノブ
の延長部を少なくともノブケーシングの開口面に
臨む位置にまで延出させたことに特徴がある。し
たがつて、リンクの接続作業がやりやすくなる。
また、ノブケーシング,延長部,リンクの各クリ
アランスを小さく設定できるため、がた付きを防
いで異音を未然に防止できる。さらに、延長部が
戻しばねの変形のガイドの役割をなすため、ばね
の作動が円滑になされる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本考案の第1実施例を示す
ものであり、第1図はロツク状態を示す断面図、
第2図は分解斜視図、第3図は不正にドアのロツ
クを解除しようとした状態を示す断面図、第4図
および第5図はそれぞれドアのロツクを正規に解
除する場合を示す断面図、第6図および第7図は
本考案の第2実施例を示すものであり、第6図は
不正にドアのロツクを解除しようとした際に、ノ
ブボタンを引張り上げた状態を示す断面図、第7
図はノブケーシングの要部を示す斜視図、第8図
から第10図はそれぞれ従来技術の問題点を説明
するための断面図である。 2……ノブケーシング、4……ノブボタン、1
1……インナーノブ、11a……基部、11b…
…延長部、19……リンク、21……戻しばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のドアの窓枠部に対し押込みおよび引上
    げ操作可能に組付けられた中空状のノブケーシン
    グの内部には、ドアロツク装置に連繋されたリン
    クの上端側が接続されかつ上下方向への変位可能
    に収納されたインナーノブと、ノブケーシングを
    下向きに付勢する戻しばねとが組込まれてなり、
    ノブケーシングに装着されたノブボタンの押圧操
    作によつてインナーノブを係合させた状態でのみ
    ドアロツクを解除可能とする形式のドアロツキン
    グノブであつて、前記インナーノブを前記ノブボ
    タンが係合可能な基部を設けるとともに、この基
    部からは前記戻しばねが巻着される延長部を、少
    なくともノブケーシングの下端の開口面に臨む位
    置にまで延出させることを特徴とする自動車用ド
    アロツキングノブ。
JP19270586U 1986-12-15 1986-12-15 Expired - Lifetime JPH0524769Y2 (ja)

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JP19270586U JPH0524769Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JPS6396176U JPS6396176U (ja) 1988-06-21
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