JPH05247846A - 呼吸性非孔質バリヤー布およびその製造方法 - Google Patents

呼吸性非孔質バリヤー布およびその製造方法

Info

Publication number
JPH05247846A
JPH05247846A JP30474792A JP30474792A JPH05247846A JP H05247846 A JPH05247846 A JP H05247846A JP 30474792 A JP30474792 A JP 30474792A JP 30474792 A JP30474792 A JP 30474792A JP H05247846 A JPH05247846 A JP H05247846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
film
barrier fabric
latex
clay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30474792A
Other languages
English (en)
Inventor
Walter E Schortmann
イ−. ショルトマン ウォルタ−
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Paper Co
Original Assignee
International Paper Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Paper Co filed Critical International Paper Co
Publication of JPH05247846A publication Critical patent/JPH05247846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06NWALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06N3/00Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof
    • D06N3/0056Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof characterised by the compounding ingredients of the macro-molecular coating
    • D06N3/0063Inorganic compounding ingredients, e.g. metals, carbon fibres, Na2CO3, metal layers; Post-treatment with inorganic compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D31/00Materials specially adapted for outerwear
    • A41D31/04Materials specially adapted for outerwear characterised by special function or use
    • A41D31/10Impermeable to liquids, e.g. waterproof; Liquid-repellent
    • A41D31/102Waterproof and breathable
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06NWALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06N2209/00Properties of the materials
    • D06N2209/12Permeability or impermeability properties
    • D06N2209/121Permeability to gases, adsorption
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06NWALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06N2209/00Properties of the materials
    • D06N2209/12Permeability or impermeability properties
    • D06N2209/121Permeability to gases, adsorption
    • D06N2209/123Breathable
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06NWALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06N2209/00Properties of the materials
    • D06N2209/16Properties of the materials having other properties
    • D06N2209/1671Resistance to bacteria, mildew, mould, fungi
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/20Coated or impregnated woven, knit, or nonwoven fabric which is not [a] associated with another preformed layer or fiber layer or, [b] with respect to woven and knit, characterized, respectively, by a particular or differential weave or knit, wherein the coating or impregnation is neither a foamed material nor a free metal or alloy layer
    • Y10T442/2139Coating or impregnation specified as porous or permeable to a specific substance [e.g., water vapor, air, etc.]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業用、病院用その他の防護カバ−に使用す
るのに適した呼吸性のあるバリヤー布を提供可能であ
る。 【構成】 内部に空隙のある結合繊維を含む基体を、基
体の空隙を充填するフィルム形成充填材でサイジングし
て繊維間に中実のフィルムを形成することにより、呼吸
性のある非孔質バリヤー布が形成される。また、空気を
フィルム形成充填材に導入することにより、多孔質バリ
ヤー布を形成することができる。 【効果】 非孔質のバリヤー布は、人体の水分のような
水蒸気に対しては透過性で、空気および水性液に対して
は不透過性であるので、風、埃その他の風媒汚染物、例
えば、バクテリア、ウイルス、殺虫剤などとともに、血
液のような水性液に対してもバリヤとして作用すること
ができる。多孔質バリヤー布は、空気に対するバリヤー
性は低下するが心地よさを高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、呼吸性バリヤー布(bre
athable barrier fabric) およびその製造方法に関す
る。特に、本発明は、水蒸気透過性を有するが、水性液
および空気については不透過性の布を与えるフィルム形
成充填材によりサイジングされた(sized) 不織または織
材料の非孔質バリヤー布に関する。
【0002】
【従来の技術】バリヤー布は、防護性の産業用外着、実
験室用コ−ト、病院用ガウン、ドレ−プ、家庭用ラッ
プ、包帯およびその他の防水材料のような種々の用途を
有している。かかる用途のためには、強靱で、呼吸性,
ドレ−プ性,疎水性を有する布を提供するのが有利であ
る。
【0003】先行技術に係る数多くの特許には、水と水
性液に対しては不透過性であるが、空気および水蒸気に
対しては透過性の種々のテキスタイル材料が開示されて
いる。一般には、透湿性の布は、フォン・ブルハ(von B
lucher) に付与された米国特許第4,554,198号
およびサトー(Sato)に付与された米国特許第4,53
9,255号に開示されているように、ポリウレタンの
ようなプラスチックフィルム層が被覆された多孔質構造
を有している。更に、ジロ−ム(Guillaume) に付与され
た米国特許第4,537,817号に開示されているよ
うに、多孔質のテキスタイル基体に凝固性エラストマ、
一般には、長いポリマ鎖または合成樹脂を被覆すること
により形成される、水蒸気透過性の防水布も提供されて
いる。
【0004】ショルトマン(Schortmann)に付与された米
国特許第4,499,139号には、ミクロポア即ち微
孔(micropore) が起泡(フロスバブル)により形成され
ているプラスチックフィルムからなる多孔質バリヤー布
が開示されている。この布は、曝気されたラテックスの
フロス即ち泡(froth) を用いて単層のハイドロエンタン
グル化(hydroentangled)不織布ウエブをミクロサイシン
グする(microsizing)ことにより形成されている。ミク
ロサイジングは、ショルトマンの米国特許第4,49
9,139号明細書では、「ラテックスのフロスを布に
被着することにより、布の通気性を保持するとともに布
にバクテリアバリヤーを形成するのに必要なミクロサイ
ズの孔を形成するもの」として定義されている。このバ
リヤー布構造体は、快適性、ドレ−プ性、通気性および
柔軟性を保持するするとともに、バクテリアバリヤとし
て十分な疎水性を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記先行
技術は、水蒸気透過性であるが、水と水性液に対しては
不透過性の多孔質材料を提供している。しかしながら、
これらの材料は、空気に対するバリヤーとしては適して
いない。従って、この技術分野においては、水蒸気に対
しては透過性であるが、空気および水性液に対して不透
過性の非孔質バリヤー布についてのニーズがある。
【0006】従って、本発明の目的は、水蒸気に対して
は透過性を有するが、空気または水によって運ばれる汚
染物、例えば、バクテリア、ウイルスあるいは血液に対
してはバリヤーとして作用するフィルム形成充填材でサ
イジングされた基体からなる非孔質バリヤー布を提供す
ることにある。
【0007】本発明のより特定的な目的は、先行技術と
比べて、製造が簡単でかつ改良された特性を有する呼吸
性バリヤー布を製造する方法を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、産業用、医療用その
他の防護または被覆用に適した低コストの呼吸性バリヤ
ー布を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一の観点によれ
ば、水蒸気に対しては透過性であり、水性液に対しては
不透過性の呼吸性バリヤー布の製造方法が提供されてい
る。この方法は、密度が約300乃至2000g/lの
範囲にあるフィルム形成クレ−ラテックス充填剤(film-
forming clay-latex filler material) の水性スラリを
提供する工程と、内部に空隙(void space)を画定する繊
維を含む基体に前記スラリを被着する工程を備え、前記
スラリは前記空隙を充填するとともに前記繊維間に連続
フィルム層を形成するように前記基体の少なくとも一方
の面にサイジングされ、更に前記連続フィルム層を乾燥
して呼吸性バリヤー布を形成する工程を備えることを特
徴としている。
【0010】本発明の別の観点によれば、呼吸性バリヤ
ー布が提供されている。この呼吸性バリヤー布は、内部
に空隙を画定する繊維を含む基体と、前記空隙を充填し
かつ前記繊維間に連続フィルム層を形成するように前記
基体の少なくとも一方の面にサイジングされたフィルム
形成クレ−ラテックス充填材とからなり、前記フィルム
形成クレ−ラテックス充填材は密度が約300乃至20
00g/lの範囲にあり、バリヤー布は水蒸気に対して
は透過性であり、水性液に対しては不透過性であって、
300乃至3000g/m2 /日の範囲の透湿度(MV
TR)を有していることを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明の上記目的および他の目的は、水蒸気透
過性を有するが、水性液および空気に対しては不透過性
である上記構成の呼吸性バリヤー布により達成される。
即ち、本発明の呼吸性(breathable)バリヤー布は、一
方の側にもしくは両側に、あるいは構造全体に、水性フ
ィルム形成充填材を用いてサイジングが施された基体
(substrate)により形成される。本発明によれば、内
部に空隙(void space)のある結合繊維(bonded fiber
s)を含む基体の少なくとも一方の面に水性スラリがサ
イジングされる。スラリは空隙を充填し、布上で乾燥さ
れて、繊維間に充填されたポリマの連続フィルムを形成
し、これにより、非孔質であるが呼吸性のあるバリヤー
布を形成する。この中実の(solid) 非孔質層は、水蒸気
を拡散させることはできるが、空気および水性液に対し
ては不透過性である。
【0012】フィルム形成充填材は、フィルム形成ラテ
ックスおよびクレ−よりなる群から選ばれる。水蒸気
は、クレ−充填されたポリマフィルムを通過することに
より蒸散され、蒸散速度は、皮膚の温度とともに上昇し
て体温を調整する。本発明において使用される好ましい
クレ−・ラテックス配合物には、高白色カオリンクレ−
とアクリルラテックスとの混合物がある。
【0013】本発明において使用される基体は、内部に
空隙が形成されている結合繊維を有する開放構造の織布
または不織布からなる。基体の空隙は、結合繊維間の間
隙結合距離(interstitial bond distance)に等しく、
0.05mm乃至0.4mmの範囲にある。好ましい基
体には、熱結合,ハイドロエンタングル化,化学結合ま
たはスパンボンド(spunbond)の繊維ウエブである不織布
がある。不織布基体の繊維長およびデニ−ルは、それぞ
れ、約2.5乃至5.1cm(1.0乃至2.0イン
チ)および1.0乃至3.0である。
【0014】他の実施例においては、空気を水性スラリ
に分散させ、次に、水性スラリを基体に被着して空隙を
充填する。スラリは布上で乾燥され、繊維間に充填ポリ
マの多孔質フィルムを形成する。スラリを曝気すること
により、空気および水蒸気に対しては透過性があるが水
性液に対しては不透過性の多孔質層が得られる。
【0015】本発明の他の目的、特徴および利点は、以
下において図面を参照してなされる本発明を実施する最
良の形態についての詳細な説明から明らかになる。
【0016】
【実施例】本発明によれば、図2に示すように、呼吸性
(breathable)バリヤー布30は、水蒸気に対しては透
過性があるが、空気および水性液に対しては不透過性で
あって、内部に空隙のある結合繊維で作られる基体32
の少なくとも一方の面を、水性フィルム形成充填材を用
いてサイジングすることにより得られる。フィルム形成
充填材は、基体の少なくとも一方の面にサイジングさ
れ、乾燥されて、充填されたポリマの連続フィルムを繊
維間に形成することにより、非孔質であるが呼吸性のあ
るバリヤー布を形成する。この中実の非孔質層は、水蒸
気を拡散させることはできるが、空気および水性液に対
しては不透過性である。
【0017】他の実施例においては、空気がフィルム形
成充填材に分散され、基体の少なくとも一方の面にサイ
ジングされて、繊維間に充填ポリマの多孔質フィルムを
形成する。フィルム形成充填剤の曝気により、水蒸気お
よび空気を拡散させることができるが、水性液に対して
は不透過性の多孔質層が得られる。
【0018】本発明においては、水蒸気透過度(permeab
ility to water vapor) は、透湿度(Moisture Vapor Tr
ansmission Rate)(MVTR)により定められる。MV
TR測定は、アメリカ材料試験協会(American Society
of Testing Materials) ASTM・E96−80に記載
されているような材料の透湿度の標準試験方法に従って
行なわれる。水蒸気には、身体の湿分(moisture)と湿気
(humidity)が含まれる。
【0019】本発明のバリヤー布の通気度は、フレイジ
ャ通気度(Frazier Air Permeabilioty) (FAP)の値
に基づく。フレイジャ通気度(FAP)は、インダスト
リアル・ノンウ−ブン・ディスポ−ザブル・アソシエイ
ション(INDA)標準試験(Industrial Nonwoven Dis
posable Association Standard Test)IST70.1−
70(R77)およびフレイジャ試験とよばれる連邦方
法5452に従って行なわれる通気度測定である。FA
P測定は、低い差圧の下で、所定容量の空気を単位時間
当たり所定面積の布に通過させることにより行なわれ
る。かくして、布を通過する空気の量が多いほど、通気
度は高い。
【0020】本発明のバリヤー布の水性液に対する不透
過度は、静水頭試験(HydrostaticHead Test)により測
定される。静水頭試験は、アメリカン・アソシエイショ
ン・オブ・テキスタイル・ケミスツ・アンド・カラリス
ツ(American Association ofTextile Chemists and Col
orists)AATCC−127−1974およびINDA
標準試験IST80.0−70(R77)に従って行な
われる。静水頭試験は、水が布を通過する前にこの布が
耐えることができる水圧の大きさを測定するようにして
行なわれる。INDAには、「防液性」("liquid proo
f")布は、60cm(23.6インチ)以上の静水頭を
有する布として定義されている。
【0021】図1は、本発明の方法10に従って呼吸性
のあるバリヤー布を作る製造工程を示す概略図である。
一般に、呼吸性のある非孔質バリヤー布は、フィルム形
成充填材12の水性スラリを形成し、この水性スラリ
を、内部に空隙を有する結合繊維で作られた基体14に
被着(apply)する工程により形成される。スラリは基
体の空隙を充填して、充填されたポリマの連続フィルム
を繊維16間に形成する。次に、処理された布を参照番
号18で示すように乾燥し、水蒸気透過性であるが空気
および水性液に対しては不透過性の非孔質のバリヤー布
20を形成する。
【0022】好ましくは、スラリは、約15m/分(5
0フィ−ト/分)の速度で、約177乃至204℃(3
50乃至400°F)の範囲の温度において布内で乾燥
される。
【0023】別の実施例においては、空気22を水性ス
ラリ12に分散させ、布上で乾燥させて、充填されたポ
リマの多孔質フィルムを形成する。この多孔質層は、空
気および水蒸気に対しては透過性であるが、水性液に対
しては不透過性である。
【0024】本発明において使用される基体は、内部に
空隙のある結合繊維を含む開放構造の織布または不織布
からなっている。かかる基体は、良好な引裂強さ、低コ
ストおよび改良されたドレ−プ性と風合い(hand)を備え
たバリヤー布を形成するのに使用される。好ましい基体
には、熱結合,ハイドロエンタングル化,化学結合また
はスパンボンドの繊維ウエブである不織布がある。
【0025】基体の空隙は、結合繊維間の間隙結合距離
に等しく、0.05mm乃至0.4mmの範囲にある。
本発明において使用される不織布の繊維長とデニ−ル
は、それぞれ、約2.5乃至5.1cm(1乃至2イン
チ)および1.0乃至3.0の範囲である。表1は、本
発明において使用される不織布の代表的な特性を示して
いる。同様の空隙寸法を有する織布も使用することがで
きる。
【表1】
【0026】フィルム形成充填材は、フィルム形成ラテ
ックスおよびクレ−よりなる群から選ばれる。使用する
のに好ましいラテックスには、アメリカ合衆国、デラウ
エア州、ドウバ−、ピ−オ−・ドロ−ワ−・ケイ(P.O.
Drawer K) に所在するライクホ−ルド・ケミカル・イン
コ−ポレイテッド(Reichhold Chemical, Inc.)製造の4
0−434−00の51%固形分ラテックス、およびア
メリカ合衆国、ニュ−ジャ−ジ−州、ブリッジウオ−タ
(Bridgewater) 、フィンダ−ン・アベニュー(Finderne
Avenue) に所在するナショナル・スタ−チ(National St
arch) 製造のラテックス4445があり、好ましいクレ
−材料には、アメリカ合衆国、メリ−ランド州、ハビ−
・デ・グレイス(Havie de Grace)、ピ−オ−・ボックス
(P.O. Box)310に所在するジェイエム・ヒュ−バ−・
コ−ポレ−ション(J.M. Huber Corporation)により製造
され、アメリカ合衆国、マサチュ−セッツ州、レオミン
スター、パイオニアドライブ(Pioneer Drive) 154に
所在するモンソン・ケミカル(Monson Chemical) 、ロベ
ゾラ・ワ−ド・ディビジョン(Lovezzolla Ward Divisio
n)により販売されているハイホワイト・カオリン・クレ
−(Hi-White KaolinClay)がある。しかしながら、珪藻
土その他の珪酸塩および任意のポリマタイプのラテック
スも、クレ−ラテックス配合物の製造に使用するのに適
している。
【0027】好ましくは、フィルム形成充填材は、リッ
トル当たり1500グラムの密度を有する、粘性のある
水性クレ−ラテックス配合物である。フィルム形成充填
材の密度は、配合物に存在するクレ−の割合に従って変
わる。
【0028】好ましい実施例においては、クレ−ラテッ
クス配合物は、ハイ−ホワイト・ア−ル・カオリン(Hi-
White R Kaolin) クレ−と、ア−ルユ−(RU)珪酸ナ
トリウム52°ボ−メ1%と、水と、固形ラテックス5
1%との混合物からなる(実施例III参照)。別の実
施例においては、クレ−ラテックス配合物は、ハイ−ホ
ワイト・ア−ル・カオリンクレ−と、RU珪酸ナトリウ
ム52°ボ−メ1%と、水と、ナショナル・スタ−チ(N
ational Starch) NS6272と、ポリステップ(Polys
tep)F−9と、グラフト−ル・ブル−・ピグメント(Gra
phtol Blue Pigment) 6825−2と、ブラック・シ−
ルド・カラ−(Black Shield Color)CD1103−96
と、ステアリン酸アンモニウムと、フルオロカ−ボン(F
luorocarbon)FC824と、シリジェン・エイピ−イ−
(Siligen APE) と、アエロテックス(Aerotex) 96Bと
からなる(実施例IX参照)。
【0029】フィルム形成充填材のスラリは、ダブルブ
レ−ドSラップアプリケ−タ(double blade S-wrap app
licator)を使用して、基体の両面または基体表面の構造
全体にサイジングすることができる。フィルム形成充填
材の水性スラリを基体に被着すると、スラリは基体の空
隙を充填し、高湿度から低湿度へ亘るような濃度勾配の
駆動力が存在する場合に水蒸気を拡散することができる
中実の非孔質層を形成する。
【0030】繊維間に中実のフィルムを形成する方法
は、ミクロポアを得るのに繊維構造内のファームやフロ
スのサイジングまたはコ−ティングを使用してバリヤー
布を形成する先行技術の方法よりも有利である。
【0031】ショルトマンに付与された米国特許第4,
499,139号には、ミクロポアを形成するのにフロ
スを使用するバリヤー布の製造が開示されている。この
特許明細書に定義されているように、フロス(froth)
は、クレ−ラテックス構造内に、ミクロポアを形成する
気泡(air bubble)である。ショルトマンの米国特許第
4,499,139号に開示のミクロサイジングのフロ
スは、リットル当たり100乃至300グラムの間にあ
ると特定され、非流動性(nonpourable) である。
【0032】本発明においては、フィルム形成ラテック
スの水性スラリは濃厚なものであるが、バリヤー特性を
犠牲にし、通気性を与えてより快適性を発揮させるよう
に空気が導入されても、流動性を呈する。空気が導入さ
れたときの本発明における配合物の密度は、300グラ
ム/リットルよりも大きく、300乃至500グラム/
リットルの範囲にある。
【0033】有利なことであるが、本発明の非孔質バリ
ヤー布は、フロスとは異なり、布の繊維間にクレ−ラテ
ックスフィルムを介して湿りを移行させる透湿性を提供
することにより呼吸はするが、空気および水性液に対し
てはバリヤーとして働く。水蒸気は、クレ−ラテックス
充填フィルムを介して蒸散する。
【0034】重要なことであるが、蒸散速度(transpira
tion rate)は、皮膚の温度とともに増大するので、より
大きな蒸発冷却が、最も必要なときに得られる。反対
に、皮膚の温度が低いときには、身体を暖かく保つため
に、冷却の程度は所望されるように小さく制限される。
【0035】以下に示す実施例I乃至Xは、本発明の呼
吸性のあるバリヤー布の種々のタイプと、特性と、該バ
リヤー布の製造方法を示す。これらの実施例は単なる例
示であり、本発明の可能な実施例の全てを包含するもの
ではない。
【0036】概略的に述べると、実施例Iは、水蒸気に
対しては透過性があるが、空気および水性液に対しては
不透過性の本発明に係る呼吸性バリヤー布を製造する方
法を示す。実施例IIは、本発明の方法において使用さ
れる種々の基体材料の使用を示す。実施例IIIは、得
られるバリヤー布の呼吸性に及ぼすクレ−含有量の影響
を示す。実施例IVは、フィルム形成充填材により基体
の両側がサイジングされる本発明の別の実施例を示す。
実施例Vは「防液性」布の製造を示し、実施例VIはバ
リヤー布の透湿性を高める方法を示す。実施例VII
は、本発明の好ましい実施例の製造ラインを示す。実施
例VIIIは、得られるバリヤー布の透湿度に及ぼす温
度の影響を示す。実施例IXは通気性のない呼吸性バリ
ヤー布の製造を示し、実施例Xは通気性を持つ呼吸性バ
リヤー布の製造を示す。
【0037】実施例I この実施例においては、水蒸気に対しては透過性である
が、水性液および空気に対しては不透過性である呼吸性
バリヤー布を、本発明の方法に従って製造した。
【0038】アメリカ合衆国、マサチュ−セッツ州01
453、レオミンスター、パイオニア・ドライブ(Pione
er Drive) 154に所在するロベゾラ・ワ−ド・カンパ
ニ−(Lovezzola Ward Co.)から得られるハイホワイト・
ア−ル(Hi-white R)カオリンクレ−を、アメリカ合衆
国、ペンシルバニア州19482−0840、バレ−・
フォ−ジ(Valley Forge)、ピ−オ−・ボックス(P.O. Bo
x)840、バレ−・フォ−ジ・イグゼクティブ・モ−ル
(Valley Forge Executive Mall) に所在するピ−キュ−
・コ−ポレイション(P.Q. Corp.)から得られた1%のR
U珪酸ナトリウム52°ボ−メを含む水に、65乃至6
7重量パ−セントのクレ−が得られるまで高シャー混合
(high sheer mixing)を行なうことにより、クレ−分
散液をつくった。クレ−分散液の密度は、約1500グ
ラム/リットルであった。
【0039】このクレ−分散液120.2グラムと、水
道水15グラムと、ライクホ−ルド・ケミカル・インコ
−ポレイテッド(Reichhold Chemical, Inc.)により製造
された40−434−00の51%固形分ラテックス1
50グラムとを使用して、フィルム形成充填材を作っ
た。5300センチポアズ(cp)の粘度と1270g
/リットルの密度とを有するクレ−ラテックス配合物を
へらを用いて攪拌し、次いで、閉じた100x94組織
(weave) のハイドロエンタングル化100%ポリエステ
ルウェブの一片に手持ち式のサイジングブレ−ドにより
被着した。ハイドロエンタングル化ウェブを、アメリカ
合衆国、ニュ−ジャ−ジ−州、パ−シパニ(Parsipann
y)、チェリ−・ヒル・ロ−ド(Cherry Hill Road)100
に所在するビ−エイエスエフ(BASF)が、ドイツ国に所在
するビ−エイエスエフ(BASF)から輸入した100%活性
シリジェン・エイピ−イ−(Siligen APE) 帯電防止剤1
3.5%と、アメリカ合衆国、ニュ−ジャ−ジ−州、バ
ウンド・ブルック(Bound Brook)に所在するアメリカン
・シアナミド(American Cyanamid) により製造された固
形分25%のエアロテックス(Aerotex) 96B43.8
%と、アメリカ合衆国、ミネソタ州55144、セント
ポ−ル(St. Paul)、3Mセンタ(3M Center) に所在する
3Mコマ−シャル・ケミカルズ・ディビジョン(3M's Co
mmercial Chemicals Division)223−63Eにより製
造された固形分40%のFC824フルオロカ−ボン4
2.7%とからなるフルオロカ−ボン溶液で処理した。
この溶液の約1グラム/平方ヤ−ドを、ハイドロエンタ
ングル化ウェブに加えた。このフロオロカ−ボン溶液に
よるウェブの前処理により、得られる布の撥水性(repe
llency)が増加した。
【0040】ハイドロエンタングル化ウェブをクレ−ラ
テックス配合物でサイジングした後は、仕上げサンプル
の重量は85.5グラムとなった。フレイジャ通気度
(FAP)は、30℃(86°F)での透湿度(MVT
R)が1500g/m2 /日であった92.5gsyの
部分では零であった。静水頭は、約36cm(14イン
チ)であった。MVTR試験室は、相対湿度が50%
で、温度は約22℃(72°F)であった。
【0041】MVTR試験の温度は、身体と室内防護着
との間の空間の温度に近づくように選定した。対照とし
て、未処理基体布のMVTRを測定したところ3500
g/m2 /日であり、FAPは約140m3 /m2 /分
(460立方フィ−ト/平方フィ−ト/分)であり、カ
バ−のないカップの読み(uncovered cup reading) はこ
の温度と手順では7500g/m2 /日であった。カバ
−のないカップの読みは、布が全くない場合のMVTR
即ち最大蒸発速度を示す。これにより、未処理の基体布
は、布が全くない場合の約半分のMVTRを有すること
がわかる。
【0042】マストロヤンニ(Mastroianni) 等に付与さ
れた米国特許第4,308,303号には、フロック加
工を施した、フォ−ム被覆(foam-coated) の繊維強化透
湿性バクテリアバリヤーが開示されている。この米国特
許に説明されているように、人体は、通常の条件と活動
の下では、60乃至100g/100平方インチ/24
時間、即ち、約1560g/m2 /日の発汗を行なう。
かくして、1500g/m2 /日のMVTRを有する実
施例Iのバリヤー布は、防護服の布に使用するのに有効
な呼吸特性を提供する。図3に示す実施例Iの布の11
倍の顕微鏡写真では、布の表面の緻密な中実性が、繊維
特性とともに示されている。
【0043】実施例II 本発明の非孔質の呼吸性バリヤー布を、アメリカ合衆
国、ニュ−ヨ−ク州、パ−チャス(Purchase)に所在する
インタ−ナショナル・ペーパ−・カンパニ−(Internati
onal Paper Company) 製のノボネット(Novonette) (登
録商標)741からなり、実施例Iに開示のクレ−ラテ
ックス配合物でサイジングした基体を使用して形成し
た。
【0044】2デニ−ルのポリプロピレン繊維から35
gsyで作ったノボネット741基体は、実施例Iと同
じフルオロカ−ボン溶液により前処理を行なった。
【0045】クレ−ラテックス配合物を、実施例Iで作
ったクレ−分散液121グラムと、水道水15グラム
と、ライクホ−ルド・ケミカル・インコ−ポレイテッド
製の固形分51%の40−434−00ラテックス15
0グラムとを使用して作った。この配合物を、標準的な
卓上引落し(bench-top drawdown)手順によりノボネット
に被着した。このサンプルは、全重量が81.5gsy
であった。サンプルの通気性をFAPおよびガ−リ−(G
urley)通気度標準試験測定により測定した。FAPは零
であり、ガ−リ−通気度[水圧約12.4cm(4.8
8インチ)の重シリンダ(heavy cylinder)]は1308
秒であり、実質上空気流はなかった。静水頭は、約41
cm(16インチ)であった。
【0046】サンプルの77gsyの部分は、約29℃
(84°F)でのMVTRが1600g/m2 /日であ
ることを示した。図4は、実施例IIの布の11倍の顕
微鏡写真であり、布の表面の緻密な中実性を、繊維特性
とともに示している。図4は、図3に示す実施例Iと同
じ構造を示す。
【0047】実施例III 本発明のバリヤー布の呼吸性に及ぼすクレ−含量の影響
をみるためにサンプルを調製した。
【0048】ライクホ−ルド・ケミカル・インコ−ポレ
イテッド製の生の(未希釈の)、固形分が51%の40
−434−00ラテックスを、1.5デニ−ル(d)、
約3.8cm(1.5インチ)のポリプロピレン繊維か
ら作られた20gysノボネット繊維ウェブからなる基
体に被着した。得られた製品は特に軟質で、優れたドレ
−プ性を発揮するとともに、クレ−が配合物に含まれな
い場合にも、表面にはべとつきがなかった。FAPが零
の68gsy製品に関する30℃(86°F)での透湿
度(MVTR)は、700g/m2 /日であった。
【0049】実施例Iのクレ−分散液52グラムを使用
し、水14グラムと固形分51%のライクホ−ルド40
−434−00ラテックス140グラムとを加えて、ク
レ−ラテックス配合物を作った。43パ−ツ・パ−・ハ
ンドレッド(PHR)のクレ−を含む得られた化合物
を、上記したのと同じ基体に被着した。この生成物の約
29℃(84°F)でのMVTRは、1100g/m2
/日であった。
【0050】同じ材料を使用して別のサンプルを作った
が、このサンプルは、100PHRのクレ−を含み、F
AP値が零の76gsyの重さを有する生成物に関する
約29℃(84°F)でのMVTRは2000g/m2
/日であった。以下に示す表2は、得られたバリヤー布
の呼吸性に及ぼすクレ−含量の影響に関する結果を示す
ものである。
【表2】
【0051】実施例IV この実施例においては、フィルム形成充填材を基体の両
側に被着して、本発明のバリヤー布を作った。
【0052】家庭用ラップ(housewrap) として使用する
ことができる、防風性ではあるが、呼吸性のある強靱な
バリヤー布を、実施例Iのクレ−分散液119.2グラ
ムと、水35.5グラムと、固形分が51%のライクホ
−ルドの40−434−00ラテックス147.5グラ
ムとからなるクレ−ラテックス配合物を使用して作っ
た。この希釈された配合物を、アメリカ合衆国、ノ−ス
カロライナ州27704、ダ−ハム(Durham)、インダス
トリアル・ドライブ(Industrial Drive)、ピ−オ−・ボ
ックス(P.O. Box)15910に所在するフロイデンブル
グ・スパンウェブ(Freudenburg Spunweb) 製の34gs
yポリエステルスパンボンド・ルトラシル(Lutrasil)
(登録商標)LD7225の白の繊維ウェブに、3F
(完全充填布)と呼ばれるダブルナイフ法により被着し
た。
【0053】このクレ−ラテックス配合物20gsyを
添加したところ、布の通気性が約243乃至274m3
/m2 /分(800乃至900立方フィ−ト/平方フィ
−ト/分)から零に減少した。静水頭は約31.2cm
(12.3インチ)で、約22℃(72°F)の室温で
のMVTRは760g/m2 /日であった。
【0054】一日当たり、0.71リットル〓(1.5
パイント)以上の水分を、温度が約21℃(70°
F),相対湿度差が50%において、家庭用ラップの各
1平方メ−トルを介して蒸散させることができた。
【0055】別のサンプルを、フロイデンブルグ・スパ
ンウェブ製の44gsyポリエステル繊維ルトラデュ−
ル(Lutradur)(登録商標)VP230からなる基体を使
用した点を除いて、上記したのと同じ材料と方法を用い
て作った。クレ−ラテックス配合物18gsyを基体に
被着し、FAPを約49m3 /m2 /分(160立方フ
ィ−ト/平方フィ−ト/分)から零に低下させた。この
サンプルから、強靱で、非引裂性の呼吸性バリヤー布が
得られた。
【0056】図5は、実施例Vの方法に従って作られ
た、34gsyルトラシル基体を有する本発明のバリヤ
ー布の11倍の顕微鏡写真である。完全充填繊維ウェブ
の中実性が、スパンボンド繊維の直線性および連続性と
ともに、顕微鏡写真に示されている。
【0057】3F法は、フィルム形成充填剤が繊維間の
空隙内にサイジングされて中実の非孔質層を形成するよ
うに、基体布の両側をフィルム形成充填材で完全に充填
させる方法である。基体の面を掻取って、余分なサイジ
ング剤を除去する。布をフィルム形成充填材の水溶液を
含む容器に浸漬することにより、フィルム形成充填材を
布に被着する。布を回転ロ−ルにより液面下に保持す
る。布が浴を出るときに、2つの鋭利なナイフの刃を布
の面のそれぞれの側に接触させる。接触角は調整するこ
とができる。
【0058】別の被着においては、「2つのナイフ」
は、金属またはプラスチックプレ−トに切込まれたスロ
ットの縁部から構成される。プレ−トを回転させること
により、スロットに通される布に加えられる掻取り作用
の程度を、両側で同時に変えることができる。
【0059】実施例V 「防液性」の布に関する仕様を上回る静水頭を有し、か
つ、水蒸気透過性を示すバリヤー布を作った。
【0060】実施例IVにおいて使用したクレ−ラテッ
クス配合物を、実施例Iのフルオロカ−ボン溶液で前処
理した40gsyのハイドロエンタングル化ポリエステ
ル布に被着した。即ち、実施例Iからのクレ−分散液1
07グラムを、水43グラムと、ライクホ−ルドの40
−434−00固形分51%ラテックス150グラムに
加えた。水20グラムを更に加えて配合物の粘度を低く
してから、手持ち式のサイジングブレ−ドにより基体表
面に被着した。
【0061】126gsyの重量で、静水頭は約86c
m(34インチ)の試験装置の限界を越えた。この試験
値を0.82の係数により補正し、公式のINDA試験
装置の一層大きい面積と相関させた。かくして、静水頭
は、28インチ即ち71cmよりも大きかった。FAP
値は零であり、この重量のあるサイジングされ、コ−テ
ィングされていない生成物のMVTRは、約32℃(9
0°F)で1300g/m2 /日であった。同じ材料か
ら同じ方法で作った別のサンプルの約29℃(85°
F)におけるMVTRは、1000g/m2 /日であっ
た。
【0062】実施例VI 本発明のバリヤー布を、得られるバリヤー布のMVTR
を高める炭酸水素ナトリウムを添加したクレ−ラテック
ス配合物を使用して作った。
【0063】7%炭酸水素ナトリウム溶液4.7グラム
(即ち、炭酸水素ナトリウム0.34グラム)を、実施
例Iのようにして作ったクレ−分散液50グラムに添加
し、この分散液を凝集させた。ライクホ−ルド40−4
34−00固形分51%ラテックス50グラムを加えて
混合物を濃厚にした。この混合物は混合すると滑らかに
なった。このクレ−ラテックス配合物を、実施例Iのフ
ルオロカ−ボン配合物で前処理したハイドロエンタング
ル化ポリエステル布に被着した。処理された布101g
syの約29℃(85°F)におけるMVTRは、14
00g/m2 /日であり、静水頭は約71cm(28イ
ンチ)よりも大きかった。比較のために示すと、炭酸水
素ナトリウムを含まない実施例Vから得られたサンプル
では、約29℃(85°F)におけるMVTRは、10
00g/m2 /日に過ぎなかった。
【0064】上記と同じ材料および方法により、炭酸水
素ナトリウム2.2グラムを含むクレ−ラテックス配合
物を使用して、別のサンプルを作った。これにより、約
29℃(85°F)において1500g/m2 /日のM
VTRを有する99gsyの布が得られた。85gsy
の部分は依然として、「防液性」静水頭、即ち、約63
乃至76cm(25乃至30インチ)を有していた。
【0065】炭酸水素ナトリウム1.4グラムを7.7
%溶液として加えた点を除いて、上記したのと同じ材料
および方法を使用して別のサンプルをつくった。得られ
た布は重量が98gsyであり、静水頭は約71cm
(28インチ)よりも大きかった。FAP試験を約1.
3cm(0.5インチ)の水圧差で行なったが、零であ
った。ガ−リ−・デンソメ−タ(Gurley Densometer)
は、重シリンダの圧力の下で1700秒であり、より軽
いシリンダの圧力(この圧力はフレイジャ試験を行なう
場合の圧力と同様である)の下では2300秒であっ
た。ガ−リ−・デンソメ−タの読みは、重シリンダの下
にある布に関しては、100ccの空気を約12.4c
m(4.88インチ)の水圧の下で布を通過させること
により得られ、軽シリンダの下にある布に関しては約
3.10cm(1.22インチ)の水圧の下で該空気を
通過させることにより得た。
【0066】実施例Iにおいて作られたようなクレ−分
散液200グラムに二酸化チタン粉末12グラムを添加
することにより、別のサンプルを得た。これにより、白
い生成物が得られた。二酸化チタンを溶液に十分に分散
させ、水106グラムにライクホ−ルド40−434−
00固形分51%ラテックス200グラムと炭酸水素ナ
トリウム10グラムとを入れたものを、添加した。溶液
を、実施例Iにおける基体と同じ基体に被着して112
gsyの布を得た。このサンプルの約29℃(85°
F)におけるMVTRは1650g/m2 /日で、静水
頭は約71cm(28インチ)であった。
【0067】以下に示す表3は、本発明のバリヤー布の
MVTRに及ぼすクレ−ラテックス配合物における炭酸
水素ナトリウムの添加の影響を示すものである。この表
からわかるように、クレ−ラテックス配合物に二酸化チ
タンを添加すると、得られる布の呼吸特性を更に高める
ことができた。
【表3】
【0068】塩化ナトリウム、酢酸ナトリウム、硫酸水
素ナトリウム、塩化カルシウム、硫酸アンモニウム、炭
酸アンモニウム、カルボン酸、硼酸カリウムのpH緩衝
溶液および炭酸カリウムをはじめとする他の塩、並び
に、メチルエチルケトン(MEK)、イソプロパノ−
ル、グリセリンおよびワックスエマルジョンをクレ−分
散液に別に加えた。これらの化合物はいずれも、クレ−
分散液を不安定にした。しかしながら、これらの物質は
いずれも、得られるバリヤー布のMVTRを高める流体
配合物を形成しなかった。
【0069】実施例VII この実施例においては、本発明の好ましい実施例のバリ
ヤー布を形成した。ナイフコ−タと、巻出しおよび巻取
りスタンドを有するテンタオ−ブン(tenter-framed ove
n)とからなる標準的なパイロットプラント仕上げライン
で、7%炭酸水素ナトリウム2000グラムを加えた実
施例Iのクレ−分散液の混合物約18kg(40ポン
ド)と、ライクホ−ルド40−434−00固形分51
%ラテックス約18kg(40ポンド)とからなるクレ
−ラテックス配合物を処理した。
【0070】この配合物を、コ−タのトラフから、実施
例Iのフルオロカ−ボン−ワックス−帯電防止剤溶液で
前処理したハイドロエンタングル化布に被着した。ライ
ンスピ−ドは約3.6m/分(12フィ−ト/分)であ
り、オ−ブンの温度は約149℃(300°F)であっ
た。
【0071】得られた生成物の静水頭は126gsyで
約71cm(28インチ)よりも大きく、108gsy
では約66cm(26.2インチ)であったが、98g
syでは33cm(13インチ)に過ぎなかった。10
8gsyの約29℃(85°F)におけるMVTRは1
970g/m2 /日であり、これは実験室の作業台で作
ったサンプルよりも十分に大きいものである。126g
syのサンプルでは、MVTRは1440g/m2 /日
で、静水頭は約74cm(29インチ)よりも高かっ
た。
【0072】実施例VIII この実施例においては、本発明のバリヤー布のMVTR
への温度の影響の検討を行なった。上記した実施例VI
Iの生成物について、温度の関数としてのMVTRにつ
いての試験を行なった。
【0073】試験したサンプルは重量が114gsy
で、FAP値は零であった。このサンプルの温度とMV
TRのデ−タを図6および表4に示す。
【表4】
【0074】図6に示すように、これらのデ−タからプ
ロットされたカ−ブの傾きから、MVTRは、約24℃
(75°F)と約35℃(95°F)との間では、温度
が1度上昇するごとに60g/m2 /日上昇しているこ
とがわかる。これは、一日につき、2流体オンス以上の
水蒸気が、温度が1度上昇するごとに布1平方メ−トル
の面積から蒸散することになる。カバ−オ−ル(coveral
l)の場合には、これは、人間と防護服との間の温度が8
5°F(約29℃)付近で1度上昇すると、10オンス
カップ23杯からカップ1杯分の余分の水が一日当たり
蒸散することを意味する。
【0075】実施例IX 別のクレ−ラテックス配合物を使用して、通気性はない
が呼吸性をもつ水性液バリヤー布を作った。
【0076】以下の疎水性クレ−ラテックス配合物を、
実施例Iと同じ基体に被着した。 成 分 重量% クレ−分散液 40.0 ナショナルスタ−チ(National Starch) NS6272 44.0 ポリステップ(Polystep)F−9 0.7 グラフト−ル・ブル−・ピグメント 1.4 (Graphtol Blue Pigment) 6825−2 ブラック・シ−ルド・カラ− 1.0 (Black Shield Color)CD1103−96 ステアリン酸アンモニウム 9.5 フルオロカ−ボン(Fluorocarbon)FC824 2.7 シリジェン・エイピ−イ−(Siligen APE) 0.6 エアロテックス(Aeroex)96B 0.9 100.8
【0077】クレ−ラテックス配合物は粘度が1500
乃至2200cpsで、密度は1100g/リットルで
あった。この配合物35gsyを1回被着したところ、
FAPが約2m3 /m2 /分(7立方フィ−ト/平方フ
ィ−ト/分)まで減少した。従って、2回目のパスを行
なって、この配合物の別の19gsyを基体に被着し、
全重量を92gsyにしたところ、FAPは零になっ
た。かくして得られた生成物の約30℃(86°F)で
のMVTRは1500g/m2 /日で、静水頭値は約1
23乃至125cm(9乃至10インチ)であった。得
られた布は非常に軟質で、著しいドレ−プ性を有してい
た。
【0078】別の実施例においては、基体の繊維を、ア
メリカ合衆国、ペンシルバニア州、フィラデルフィア、
インディペンデンス・モ−ル・ウェスト(Independence
MallWest)に所在するロ−ム・アンド・ハ−ス(Rohm AND
Haas) 製の未希釈疎水性青色ラテックス、即ち、E−
940でサイジングした。乾燥を行ないかつ上記灰色の
混合物を布の表面に被着したところ、FAP値が零の2
ト−ンの布が得られた。約30℃(86°F)でのその
MVTRは、700g/m2 /日に過ぎなかった。
【0079】含浸量を低くするようにプレサイジングを
濃厚にするとともに、MVTRを高めるために、空気を
E940ラテックスに混入し、クレ−を添加した。空気
を安定にするため、ステアリン酸アンモニウム6グラム
を、実施例Iで得られたクレ−分散液200グラムに加
えた。得られたクレ−ラテックス配合物の密度は430
g/lであった。最初の被着で11gsyだけを加え、
2回目のパスで37gsyを更に加え、全重量を86g
syにしたが、これは目標よりも重いものであった。こ
の場合においても、約30℃(87°F)でのMVTR
は、この方法により1400g/m2 /日まで上昇し、
静水頭は31cm(12.3インチ)であった。
【0080】第1回目のパス生成物の通気度は、E−9
40プレコ−トへの空気の導入と低含浸量とにより約9
1m3 /m2 /分(300立方フィ−ト/平方フィ−ト
/分)と高かった。
【0081】別の実験では、上記したNS6272に基
づく配合物を、580g/lまで空気で濃厚(air-thic
ken)にしてフルオロカ−ボンで処理したHEFをプレ
サイジングしてから使用した。通気度は、約52m3
2 /分(170立方フィ−ト/平方フィ−ト/分)ま
で低下した。その後、空気を含まない1100g/lの
密度の同じ化合物を被着して、FAPを75gsyにお
いて零まで下げた。約30℃(87°F)でのMVTR
は2200g/m2 /日であり、これは他のサンプルの
ものよりも高いものであった。静水頭は約25乃至30
cm(10乃至12インチ)であった。
【0082】約22℃(71°F)の室温では、MVT
Rは700g/m2 /日であった。
【0083】実施例X 高いFAP値とMVTR値とを有する布を形成するよう
に空気で濃厚にしたクレ−ラテックス配合物を使用して
バリヤー布をつくった。
【0084】実施例IXに示したように、空気で濃厚に
したプレサイジング配合物を本発明の方法において使用
して、高いFAP値を有するバリヤー布を形成すること
ができる。この実施例においては、テンタオ−ブンを装
備したパイロットラインナイフコ−タ装置において、3
8gsyのハイドロエンタングル化布を提供するように
493g/lの密度まで空気で濃厚にされた実施例IX
のクレ−ラテックス配合物を使用してサンプルを作っ
た。配合物をウェブに被着し、57gsyで約40m3
/m2 /分(130立方フィ−ト/平方フィ−ト/分)
のFAPを有する軟質の布が得られた。
【0085】370g/lの密度まで空気で濃厚にした
点を除いては、上記したのと同じクレ−ラテックス配合
物を使用して、別のサンプルをつくった。この混合物か
ら、静水頭が約25cm(10インチ)で、FAPが約
20m3 /m2 /分(65立方フィ−ト/平方フィ−ト
/分)の61gsyバリヤー布をつくった。バリヤー布
は撥水性を有し、快適性のある感触を呈していた。約2
9℃(85°F)におけるMVTRは約2500g/m
2 /日であった。
【0086】同じクレ−ラテックス配合物を空気で濃厚
にして375g/lの密度にし、次いで、パイロットプ
ラント装置により、約14m/分(45フィ−ト/分)
の速度で35gsyのポリプロピレンスパンボンド基体
に被着した。約14m3 /m2 /分(45立方フィ−ト
/平方フィ−ト/分)のFAPを有する61gsyバリ
ヤー布が得られた。55gsyの場合には、FAP値
は、約27m3 /m2 /分(88立方フィ−ト/平方フ
ィ−ト/分)で、静水頭は約18cm(7インチ)であ
った。
【0087】下記の表5は、本発明に従って得られたバ
リヤー布、特に、実施例VIの非孔質バリヤー布の物理
的特性を示す。この表に示すように、本発明のバリヤー
布は、強度、安全性、呼吸性、撥水性(water hold-out)
および耐摩粍性に関してバランスの取れた特性を有して
いることがわかる。
【表5】
【0088】実施例I乃至Xにおいては、製品と方法に
関する種々の実施例と本発明のバリヤー布の種々の特性
とが示されている。一般には、水蒸気に対しては透過性
で、空気および水性液に対しては不透過性の呼吸性バリ
ヤー布は、基体の一方の側または両側をフィルム形成充
填材でサイジングすることにより得られる。この材料に
より、基体繊維間にポリマの連続フィルムを形成して非
孔質であるが呼吸性のあるバリヤー布を形成する。図
7、図8および図9には、実施例VおよびVIに従って
つくられたバリヤー布の50倍、100倍および500
倍の顕微鏡写真が示されている。これらの顕微鏡写真
は、繊維間のフィルムの中実性と、形成される布に良好
な触質性を与える布表面付近の繊維の露出状態とを示し
ている。
【0089】繊維組成物およびクレ−ラテックス配合物
については、上記各例からの種々の変形を上記説明に基
づき行なうことができる。従って、本発明を好ましい実
施例に関して説明したが、本発明は、種々の態様で修正
および変更を行なうことができ、かかる修正と変更は特
許請求の範囲に記載の本発明の範囲と思想に包含される
ものである。
【0090】
【発明の効果】本発明の呼吸性バリヤー布は、非孔質で
あるが水蒸気に対しては透過性で、空気および水性液に
対しては不透過性を発揮することができる。
【0091】また、本発明のバリヤー布は、空気をフィ
ルム形成充填材に導入することにより、空気および水蒸
気に対して透過性であるが水性液に対して不透過性のも
のとすることができる。
【0092】更に、本発明の呼吸性バリヤー布を製造す
る方法は、プラスチックフィルムのラミネ−トからなる
バリヤー布を製造する場合に比べ、製造を容易にするこ
とができる。本発明のバリヤー布は、構造に一体性があ
って離層を生ずることがなく、しかも表面はテキスタイ
ルの触質性を発揮することができる。本発明の方法にお
いて使用される材料は、先行技術において公知の他のバ
リヤー布に使用されているプラスチックまたはフルオロ
カ−ボン重合フィルムに比べて低コストとすることがで
きる。
【0093】更にまた、本発明の方法は、従来の製造ラ
インを利用することができるとともに、微孔質のフィル
ムを使用する必要がないので、低コストで、ドレ−プ性
のあるバリヤー布を提供することができる。本発明の方
法は、非引裂性で、軽量で、呼吸性のあるバリヤー布を
形成することができるので、内部空気流を生じさせず
に、温度に感応して水蒸気を蒸散させることができる。
【0094】当業者であれば容易に認識することができ
るように、本発明は、産業用の防護外着、クリ−ンル−
ムのカバ−オ−ル、実験室着、病院用ガウン、あるいは
ドレ−プ、家庭用ラップ、包袋その他の製造に広く応用
することができる。本発明の布は、エイズウイルスある
いはアスベストのような、空気または水によって運ばれ
るバクテリアおよび汚染物質に対して有効なバリヤーと
なる。
【0095】以上のように、本発明では、内部に空隙の
ある結合繊維を含む基体を、基体の空隙を充填するフィ
ルム形成充填材でサイジングして繊維間に中実のフィル
ムを形成することにより、呼吸性のある非孔質バリヤー
布が形成される。また、空気をフィルム形成充填材に導
入することにより、多孔質バリヤー布を形成することが
できる。非孔質のバリヤー布は、人体の水分のような水
蒸気に対しては透過性で、空気および水性液に対しては
不透過性であるので、風、埃その他の風媒汚染物、例え
ば、バクテリア、ウイルス、殺虫剤などとともに、血液
のような水性液に対してもバリヤとして作用することが
できる。また、多孔質バリヤー布は、空気に対するバリ
ヤー性,すなわち遮断性は低下するが心地よさを高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、本発明に係るバリヤー布を製造する
製造工程を示す概略図である。
【図2】この図は、図1に示す製造工程に従って製造さ
れるバリヤー布を示す正断面図である。
【図3】この図は、実施例Iに係るハイドロエンタング
ル化基体を用いてつくった非孔質バリヤー布を示す11
倍の顕微鏡写真図である。
【図4】この図は、実施例IIに係るノボネット(Novon
ette) (登録商標)基体を用いてつくった非孔質バリヤ
ー布を示す11倍の顕微鏡写真図である。
【図5】この図は、実施例IVに係るルトラシル(Lutra
sil)(登録商標)基体を用いてつくった非孔質バリヤー
布を示す11倍の顕微鏡写真図である。
【図6】この図は、実施例VIIIに係る本発明のバリ
ヤー布のMVTRに及ぼす温度の影響を示すグラフ図で
ある。
【図7】この図は、実施例Vに係るバリヤー布を示す5
0倍の顕微鏡写真図である。
【図8】この図は、実施例Vに係るバリヤー布を示す1
00倍の顕微鏡写真図である。
【図9】この図は、実施例Vに係るバリヤー布を示す5
00倍の顕微鏡写真図である。
【符号の説明】
12 フィルム形成充填材 14 基体 16 繊維 18 乾燥工程 20 呼吸性バリヤー布 22 空気 30 呼吸性バリヤー布 32 基体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図6】
【図8】
【図9】

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水蒸気に対しては透過性であり、水性液
    に対しては不透過性の呼吸性バリヤー布の製造方法にお
    いて、 密度が約300乃至2000g/lの範囲にあるフィル
    ム形成クレ−ラテックス充填材の水性スラリを作る工程
    と、 内部に空隙のある繊維を含む基体に前記スラリを被着す
    る工程を備え、 前記スラリは前記空隙を充填するとともに前記繊維間に
    連続フィルム層を形成するように前記基体の少なくとも
    一方の面にサイジングされ、更に前記連続フィルム層を
    乾燥して呼吸性バリヤー布を形成する工程を備えている
    ことを特徴とする呼吸性バリヤー布の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記連続フィルム層は、水蒸気を拡散さ
    せることができるが空気に対しては不透過性の中実非孔
    質層であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記スラリに空気を分散させる工程を更
    に備え、前記スラリは300乃至500g/lの範囲の
    密度を有していることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記連続フィルム層は水蒸気と空気を拡
    散させることができる多孔質層であることを特徴とする
    請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記フィルム形成クレ−ラテックス充填
    材は、水蒸気を拡散させることができる水性クレ−ラテ
    ックス配合物であることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記フィルム形成クレ−ラテックス充填
    材は1000乃至2000g/lの範囲の密度を有する
    クレ−とフィルム形成ラテックスとを含んでいることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記フィルム形成クレ−ラテックス充填
    材は珪酸塩と任意のタイプの重合性ラテックスとを含ん
    でいることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 炭酸水素ナトリウムを前記フィルム形成
    クレ−ラテックス充填材に添加して呼吸性バリヤー布の
    水蒸気透過性を高めることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記空隙は0.05mm乃至0.4mm
    の範囲にあり、前記繊維間の間隙距離に等しいことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記基体は織布または不織布であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記不織布は約2.5乃至5.1cm
    (1.0乃至2.0インチ)の範囲の繊維長と、1.0
    乃至3.0の範囲のデニ−ルとを有していることを特徴
    とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記不織布は、熱結合,ハイドロエン
    タングル化,化学結合またはスパンボンドの繊維ウエブ
    であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記スラリを前記基体の両面にサイジ
    ングする工程を更に備えることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記スラリはサイジングブレ−ド、ダ
    ブルブレ−ドSラップアプリケ−タを使用して前記基体
    に被着されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記呼吸性バリヤー布は300乃至3
    000g/m2 /日の範囲の透湿度(MVTR)を有し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 内部に空隙のある繊維を含む基体と、
    前記空隙を充填しかつ前記繊維間に連続フィルム層を形
    成するように前記基体の少なくとも一方の面にサイジン
    グされたフィルム形成クレ−ラテックス充填材とを有す
    るバリヤー布であって、 前記クレ−ラテックス充填材は密度が約300乃至20
    00g/lの範囲にあり、 前記バリヤー布は、水蒸気に対しては透過性であり、水
    性液に対しては不透過性であって、300乃至3000
    g/m2 /日の範囲の透湿度(MVTR)を有している
    ことを特徴とする呼吸性バリヤー布。
  17. 【請求項17】 前記連続フィルム層は、水蒸気を拡散
    させることができるが空気に対しては不透過性の中実非
    孔質層であることを特徴とする請求項16に記載の呼吸
    性バリヤー布。
  18. 【請求項18】 フレイジャ通気度が零であることを特
    徴とする請求項17に記載の呼吸性バリヤー布。
  19. 【請求項19】 空気が前記フィルム形成クレ−ラテッ
    クス充填材に分散され、300乃至500g/lの範囲
    の密度を有することを特徴とする請求項16に記載の呼
    吸性バリヤー布。
  20. 【請求項20】 前記連続フィルム層は水蒸気と空気を
    拡散させることができる多孔質層であることを特徴とす
    る請求項19に記載の呼吸性バリヤー布。
  21. 【請求項21】 フレイジャ通気度は約7.6乃至12
    2m3 /m2 /分(25乃至400立方フィ−ト/平方
    フィ−ト/分)の範囲にあることを特徴とする請求項2
    0に記載の呼吸性バリヤー布。
  22. 【請求項22】 前記基体は織布または不織布であるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の呼吸性バリヤー布。
  23. 【請求項23】 前記不織布は約2.5乃至5.1cm
    (1.0乃至2.0インチ)の範囲の繊維長と、1.0
    乃至3.0の範囲のデニ−ルとを有することを特徴とす
    る請求項22に記載の呼吸性バリヤー布。
  24. 【請求項24】 前記不織布は、熱結合,ハイドロエン
    タングル化,化学結合またはスパンボンドの繊維ウエブ
    であることを特徴とする請求項23に記載の呼吸性バリ
    ヤー布。
  25. 【請求項25】 前記空隙は0.05mm乃至0.4m
    mの範囲にあり、前記繊維間の間隙距離に等しいことを
    特徴とする請求項16に記載の呼吸性バリヤー布。
  26. 【請求項26】 前記フィルム形成クレ−ラテックス充
    填材は水蒸気を拡散させることができる水性クレ−ラテ
    ックス配合物であることを特徴とする請求項16に記載
    の呼吸性バリヤー布。
  27. 【請求項27】 前記フィルム形成クレ−ラテックス充
    填材は1000乃至20000g/lの範囲の密度を有
    するクレ−とフィルム形成ラテックスとを有しているこ
    とを特徴とする請求項16に記載の呼吸性バリヤー布。
  28. 【請求項28】 前記フィルム形成クレ−ラテックス充
    填材は珪酸塩と任意のタイプの重合性ラテックスとを有
    していることを特徴とする請求項16に記載の呼吸性バ
    リヤー布。
  29. 【請求項29】 炭酸水素ナトリウムを前記フィルム形
    成クレ−ラテックス充填材に添加して呼吸性バリヤー布
    の水蒸気透過性を高めることを特徴とする請求項16に
    記載の呼吸性バリヤー布。
  30. 【請求項30】 前記フィルム形成クレ−ラテックス充
    填材は前記基体の両面にサイジングされることを特徴と
    する請求項16に記載の呼吸性バリヤー布。
JP30474792A 1991-10-16 1992-10-16 呼吸性非孔質バリヤー布およびその製造方法 Pending JPH05247846A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US77789191A 1991-10-16 1991-10-16
US07/777891 1991-10-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05247846A true JPH05247846A (ja) 1993-09-24

Family

ID=25111620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30474792A Pending JPH05247846A (ja) 1991-10-16 1992-10-16 呼吸性非孔質バリヤー布およびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5368920A (ja)
EP (1) EP0537648A3 (ja)
JP (1) JPH05247846A (ja)
CA (1) CA2080307A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU4900796A (en) * 1995-02-21 1996-09-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Adhesive sheet articles
US20040097158A1 (en) * 1996-06-07 2004-05-20 Rudisill Edgar N. Nonwoven fibrous sheet structures
US6277104B1 (en) * 1997-08-25 2001-08-21 Mcneil-Ppc, Inc. Air permeable, liquid impermeable barrier structures and products made therefrom
US6277770B1 (en) 1997-10-08 2001-08-21 Precision Fabrics Group, Inc. Durable, comfortable, air-permeable allergen-barrier fabrics
ES2219824T3 (es) 1997-10-08 2004-12-01 Precision Fabrics Group, Inc. Tejidos anti-alergenos permeables al aire, duraderos y comodos.
EP1201814A1 (en) 2000-10-27 2002-05-02 The Procter & Gamble Company Domestic treatment of fabrics with film-forming materials and blowing agents
US20020132547A1 (en) * 2001-01-12 2002-09-19 Grondin Pierre D. Breathable nonwoven/film laminate
US7501357B2 (en) * 2001-06-19 2009-03-10 Kappler, Inc. Vapor permeable, liquid impermeable composite fabric and fabrication process
US6723378B2 (en) * 2001-10-25 2004-04-20 The Regents Of The University Of California Fibers and fabrics with insulating, water-proofing, and flame-resistant properties
US7972981B2 (en) * 2002-03-15 2011-07-05 Fiberweb, Inc. Microporous composite sheet material
JP4189960B2 (ja) * 2003-05-28 2008-12-03 日東電工株式会社 親水化多孔質膜およびその製造方法
TW200610498A (en) * 2004-09-23 2006-04-01 Tian-De Lai Method for decreasing cost of waterproof air-permeable clothes and promoting permeability quality of waterproof and air-airproof clothes
WO2006062209A1 (ja) * 2004-12-10 2006-06-15 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 粘土膜製品
WO2007033158A2 (en) * 2005-09-12 2007-03-22 Sellars Absorbent Materials, Inc. Method and device for making towel, tissue, and wipers on an air carding or air lay line utilizing hydrogen bonds
US8533867B2 (en) * 2010-10-19 2013-09-17 Oprandi & Reyna, LLC Hospital garment with adjustable pockets
US11300386B2 (en) 2015-12-31 2022-04-12 Dupont Safety & Construction, Inc. Ballistic materials incorporating spunlaced nonwovens

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL234606A (ja) * 1957-12-24
GB1101644A (en) * 1964-02-07 1968-01-31 Kurashiki Rayon Kk A method of manufacturing sheet materials
DE1635557A1 (de) * 1964-05-08 1970-01-02 Nino Gmbh & Co Verfahren zur Herstellung von textilen Flaechengebilden und textiles Flaechengebilde
US3310459A (en) * 1964-07-20 1967-03-21 Grace W R & Co Method of forming a latex impregnated cellulosic water-laid web for use as a surgical drape
US3544357A (en) * 1966-05-27 1970-12-01 Kuraray Co Method of manufacturing soft and flexible sheet materials
US3554789A (en) * 1966-11-07 1971-01-12 Teijin Ltd Process for the production of vapour permeable microporous structures and structures obtained by the process
US4196245A (en) * 1978-06-16 1980-04-01 Buckeye Cellulos Corporation Composite nonwoven fabric comprising adjacent microfine fibers in layers
US4353945A (en) * 1978-11-02 1982-10-12 Johnson & Johnson Flocked, foam-coated, water vapor permeable, bacterial barrier
US4308303A (en) * 1978-11-02 1981-12-29 Johnson & Johnson Flocked, foam-coated, fibrous-reinforced, water vapor permeable, bacterial barrier
GB2087262B (en) * 1980-11-12 1984-06-06 Johnson & Johnson Flocked foam-coated water vapor permeable bacterial barrier
DE3132324A1 (de) * 1981-08-17 1983-03-03 Hasso von 4000 Düsseldorf Blücher "wasser- und luftdichtes feuchtigkeitsleitendes textilmaterial"
US4433026A (en) * 1981-10-29 1984-02-21 Standard Textile Company, Inc. Cloth-like material for forming a surgical gown and/or a surgical drape and method of making the same
DE3200942A1 (de) * 1982-01-14 1983-07-21 Hasso von 4000 Düsseldorf Blücher Wasser- und luftdichtes, feuchtigkeitsleitendes textilmaterial
JPS5953786A (ja) * 1982-09-17 1984-03-28 カネボウ株式会社 透湿性防水布
FR2537619A1 (fr) * 1982-12-08 1984-06-15 Speri France Tissu impermeable a l'eau et son procede de fabrication
US4499139A (en) * 1984-03-02 1985-02-12 The Kendall Company Microsized fabric
US4613544A (en) * 1984-12-04 1986-09-23 Minnesota Mining And Manufacturing Co. Waterproof, moisture-vapor permeable sheet material and method of making the same
US4671266A (en) * 1986-02-05 1987-06-09 The Kendall Company Blister bandage
US4630603A (en) * 1986-02-13 1986-12-23 The Kendall Company Wound dressing
US4707400A (en) * 1986-09-03 1987-11-17 Burlington Industries, Inc. Thickening of water-coagulable solvent coating solutions
US4736467A (en) * 1986-12-24 1988-04-12 Burlington Industries, Inc. Operating room clothing system
US4761326A (en) * 1987-06-09 1988-08-02 Precision Fabrics Group, Inc. Foam coated CSR/surgical instrument wrap fabric
US4818600A (en) * 1987-12-09 1989-04-04 Kimberly-Clark Corporation Latex coated breathable barrier
US5034266A (en) * 1989-05-12 1991-07-23 Precision Fabrics Group Breathable foam coated durable pillow ticking

Also Published As

Publication number Publication date
EP0537648A2 (en) 1993-04-21
CA2080307A1 (en) 1993-04-17
EP0537648A3 (en) 1994-11-23
US5368920A (en) 1994-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05247846A (ja) 呼吸性非孔質バリヤー布およびその製造方法
US4713069A (en) Baffle having zoned water vapor permeability
US4713068A (en) Breathable clothlike barrier having controlled structure defensive composite
US4828556A (en) Breathable, multilayered, clothlike barrier
Williams Waterproof and water repellent textiles and clothing
CA1260335A (en) Waterproof, moisture-vapor permeable sheet material and method of making the same
US4499139A (en) Microsized fabric
US4515851A (en) Slip resistant surfaces
DE69609971T2 (de) Kontrollierung der porosität und permeation einer bahn
US4630603A (en) Wound dressing
US3586596A (en) Protective clothing
US4589940A (en) Method of making foamed slip resistant surfaces
JPH0130620B2 (ja)
US4514460A (en) Slip resistant surfaces
WO1999039038A1 (en) Flocked articles
HU224162B1 (hu) Javított bolyhosított anyagok
US4555813A (en) Slip resistant gloves
EP0918631B1 (en) Flexible water-resistant composites
US5019422A (en) Method for producing a liquid impermeable, gas permeable foam barrier
US4569707A (en) Method of making foamed slip resistant surfaces
DE29819703U1 (de) Lederlaminat
US3912840A (en) Microporous sheet having suede-like surface and method of making
EP1757197A2 (en) Chemical-resistant breathable textile laminate
US4567612A (en) Slip resistant gloves
JPH01183579A (ja) セラミックスをコーティングした布又は紙製品