JPH0524793B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0524793B2 JPH0524793B2 JP59261835A JP26183584A JPH0524793B2 JP H0524793 B2 JPH0524793 B2 JP H0524793B2 JP 59261835 A JP59261835 A JP 59261835A JP 26183584 A JP26183584 A JP 26183584A JP H0524793 B2 JPH0524793 B2 JP H0524793B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hardboard
- temperature
- roll
- empty cans
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は缶詰用空缶輸送のパレツトシユリンク
包装に使用するハードボードの殺菌方法及び装置
に関する。 (従来の技術) 近年、缶詰用空缶の輸送には、特にビール缶及
び飲料缶の如き大ロツトに於て、パレツトシユリ
ンク包装を用いることが普通である。パレツトシ
ユリンク包装とは、パレツトの上にハードボード
を敷き、その上に空缶を整列させ、またその上に
ハードボードを敷いて空缶を整列させ、空缶の胴
の高さに応じ10数段に英国の例では12オンス(約
340グラム)缶5600ケ、出願人の例では350mlビー
ル缶6783ケ、250mlジユース缶9360ケを一山とし
て第4図の如く積み重ねて一山とし、外側をプラ
スチツクシユリンクフイルムで包み、瞬間的に加
熱して外包のフイルムを熱収縮させて一梱包とし
ている。 この場合、空缶の缶胴の一端はフランジ成形さ
れたまま開口しており、此の開口部が上方のハー
ドボードの下面に当接している。 輸送距離、取扱、等により相異するが、缶胴の
開口部に接触するハードボードの表層は最大
30μmの深さまで缶のフランジにすられて剥離し、
その一部は空缶の内部へ脱落している。 缶詰用空缶は全自動ラインで製造され、その製
造工程において、缶胴の内外面に塗装される塗料
の焼付硬化のため200℃以上で数分間ずつ熱風乾
燥炉を繰り返し通過させられる。従つて製缶完了
時点での空缶が完全に無菌状態であることは確認
されている。 これに対し、ハードボードはその名の通り硬質
繊維板であり、繊維質は吸湿性であるからたとえ
入荷したばかりの新品の板であつても内部まで菌
は繁殖している。この菌の繁殖状況を示すと次の
通りである。 第5図は、新品のハードボードの一部を切り取
り、取扱いにより付着した菌を殺すため300℃の
熱風乾燥機中で1分間殺菌した後、ボードの表層
から順次奥へ削り取り表層からの深さに対する発
菌率を表示した線図である。 図で菌はハードボードの内層の奥深くまで存在
し、表面からの短時間の熱風では表層近くしか殺
菌出来ないことが判る。また、内層まで十分熱が
伝達する様に更に加熱時間を延長すれば、内層の
殺菌完了時にはハードボードが焼けて脆くなり使
用に耐えない物になる。更に、返却された再利用
のハードボードは、新品よりかなり細菌的に汚染
されていて加熱後の発菌率は新品ボード以上にな
ることが判つており、内容物充填後の殺菌工程の
ない飲料等ではハードボードの再利用は不可能で
あつた。 なお、缶詰用空缶は缶詰工場到着後、内容物の
充填工程の前に過熱蒸気又は熱湯で洗滌殺菌され
るのではあるが、空缶内にハードボードの剥離屑
に起因する菌が存在していることは好ましいこと
ではない。そこで通常行なわれている紫外線殺菌
灯によるハードボードの殺菌実験を行つた。 紫外線殺菌灯の管出力 15ワツト 殺菌線出力 2ワト 管中央より1mに於ける被照射物体の受ける殺
菌線照射度 32マイクロワツト/cm2 殺菌効果は菌数2〜3ケ/100cm2以下を以て良
好と見做す。 実験結果は第1表に示す通りであつて、照射前
のイースト菌数は55ケ/100cm2であつたのをハー
ドボード表層より40μmの深さに存在するイース
ト菌を1ケ/100cm2にするには5000マイクロワツ
ト分/cm2を要することになり到底実用的でないこ
とが判明した。
包装に使用するハードボードの殺菌方法及び装置
に関する。 (従来の技術) 近年、缶詰用空缶の輸送には、特にビール缶及
び飲料缶の如き大ロツトに於て、パレツトシユリ
ンク包装を用いることが普通である。パレツトシ
ユリンク包装とは、パレツトの上にハードボード
を敷き、その上に空缶を整列させ、またその上に
ハードボードを敷いて空缶を整列させ、空缶の胴
の高さに応じ10数段に英国の例では12オンス(約
340グラム)缶5600ケ、出願人の例では350mlビー
ル缶6783ケ、250mlジユース缶9360ケを一山とし
て第4図の如く積み重ねて一山とし、外側をプラ
スチツクシユリンクフイルムで包み、瞬間的に加
熱して外包のフイルムを熱収縮させて一梱包とし
ている。 この場合、空缶の缶胴の一端はフランジ成形さ
れたまま開口しており、此の開口部が上方のハー
ドボードの下面に当接している。 輸送距離、取扱、等により相異するが、缶胴の
開口部に接触するハードボードの表層は最大
30μmの深さまで缶のフランジにすられて剥離し、
その一部は空缶の内部へ脱落している。 缶詰用空缶は全自動ラインで製造され、その製
造工程において、缶胴の内外面に塗装される塗料
の焼付硬化のため200℃以上で数分間ずつ熱風乾
燥炉を繰り返し通過させられる。従つて製缶完了
時点での空缶が完全に無菌状態であることは確認
されている。 これに対し、ハードボードはその名の通り硬質
繊維板であり、繊維質は吸湿性であるからたとえ
入荷したばかりの新品の板であつても内部まで菌
は繁殖している。この菌の繁殖状況を示すと次の
通りである。 第5図は、新品のハードボードの一部を切り取
り、取扱いにより付着した菌を殺すため300℃の
熱風乾燥機中で1分間殺菌した後、ボードの表層
から順次奥へ削り取り表層からの深さに対する発
菌率を表示した線図である。 図で菌はハードボードの内層の奥深くまで存在
し、表面からの短時間の熱風では表層近くしか殺
菌出来ないことが判る。また、内層まで十分熱が
伝達する様に更に加熱時間を延長すれば、内層の
殺菌完了時にはハードボードが焼けて脆くなり使
用に耐えない物になる。更に、返却された再利用
のハードボードは、新品よりかなり細菌的に汚染
されていて加熱後の発菌率は新品ボード以上にな
ることが判つており、内容物充填後の殺菌工程の
ない飲料等ではハードボードの再利用は不可能で
あつた。 なお、缶詰用空缶は缶詰工場到着後、内容物の
充填工程の前に過熱蒸気又は熱湯で洗滌殺菌され
るのではあるが、空缶内にハードボードの剥離屑
に起因する菌が存在していることは好ましいこと
ではない。そこで通常行なわれている紫外線殺菌
灯によるハードボードの殺菌実験を行つた。 紫外線殺菌灯の管出力 15ワツト 殺菌線出力 2ワト 管中央より1mに於ける被照射物体の受ける殺
菌線照射度 32マイクロワツト/cm2 殺菌効果は菌数2〜3ケ/100cm2以下を以て良
好と見做す。 実験結果は第1表に示す通りであつて、照射前
のイースト菌数は55ケ/100cm2であつたのをハー
ドボード表層より40μmの深さに存在するイース
ト菌を1ケ/100cm2にするには5000マイクロワツ
ト分/cm2を要することになり到底実用的でないこ
とが判明した。
【表】
(発明が解決しようとする問題点)
本発明の缶詰用空缶のパレツトシユリンク包装
の輸送に使用されるハードボードを殺菌する目的
に対する必要条件は: (1) ハードボードの表面に附着する菌のみでな
く、少なくとも表層の奥40μmまでの深さにあ
る繊維質に混在する菌をも死滅させること。 (2) 殺菌処理によりハードボードの焼け焦げ、変
形、脆弱化等の変質を起さないこと。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、缶詰用空缶輸送のパレツトシユリン
ク包装に使用するハードボードを、整列させた空
缶の上と下とに仕切板として使用するに先立ち殺
菌するため、対をなして相対し且つ2対以上の直
列に配置された加熱金属ロールの間を通過させる
ことを特徴とする空缶輸送用ハードボードの殺菌
方法、及びそれを行うための、缶詰用空缶輸送の
パレツトシユリンク包装に使用するハードボード
を殺菌する装置であつて、内部に電気誘導コイル
を内装し、対をなして相対し、2対以上直列配置
された個々加熱の金属ロールと、該電気誘導コイ
ルに交流電圧を印加する給電設備と、該電気誘導
コイルに印加された交流電圧により発熱されるロ
ール外筒に埋設された感温素子と、該感温素子に
よつて検出された温度信号を受信して夫れ夫れ個
別にロール表面温度を検出しこれを所定温度に保
持する前記電気誘導コイルへの給電量の制御装置
とを具備することを特徴とする空缶用輸送用ハー
ドボードの殺菌装置である。 (作用) 上記装置を使用して上記方法を行うことによ
り、対をなして相対し2対以上直列に配置された
加熱金属ロールの間を、パレツトシユリンク包装
に使用するハードボードを通過させ、加熱金属ロ
ールの表面温度を制御することにより、該ハード
ボードを表面から40μm奥まで確実に殺菌し、然
かも該ボードに焼け焦げ、変形、脆弱化等の変質
を防ぐことができる。 実施例 1 第1〜3図は本発明実施の1例を図示するもの
であつて、第1図は本発明を実施する装置の一例
の側面図、第2図はその平面図、第3図はその一
部に加湿ロールを加えた部分拡大側面図である。
図中、〜は本発明の各工程を行う装置であつ
て、は積重ねられたハードボードを一枚ずつ送
り出す工程の装置、はから送り出されたハー
ドボードの縦横を合わせて正確にの装置へ送り
込む搬送装置、はハードボードの除塵及び殺菌
装置、は処理済みのハードボードの積重ね装置
である。 の区間に於て、Bはパレツト11に積み上げ
られた処理前のハードボードであり、先端にゴム
製の吸引カツプ12の付いた吸引シリンダー13
と13′とは真空ポンプよりの吸引力で一番上の
ボードの一枚を吸い上げ前方へ送り出して放す。
パレツト11はボードの送り出しの進行に合わ
せ、一番上のボードが常に同じ高さを維持するよ
うに自動的に上昇し、ボードが無くなれば降下し
て、次のボードの山を載せたパレツトと交換され
る。 の区間に於て、送り出しゴムロール14,1
4′,14″,14とベルトコンベアー15,1
5′,15″,15は吸引シリンダー13と1
3′とにより送り込まれたボードを引き取り前進
させる。前進したボードは左右の揃え装置16と
16′,17と17′とにより横ずれを修正され、
の区間に進む。 の区間に於て、上側送りロール18,18′,
18″,18と此れに向い合つた下側送りロー
ル19,19′,19″,19は前記14のゴム
ロールと同じ構造で、ボードを挟んで送る。次に
送風ダクト20と20′とはボードを挟むように
相対し、ボードの上下の両面のホコリを吹き飛ば
す為に空気を吹き出す。そのすぐ後に静電除去電
極21と21′とがボードを挟むように相対して
取付けられる。次のブラシロール22と22′と
はボードの両面のホコリを叩き出す役目をし、ボ
ードの送り速度より数倍速い表面速度で回転す
る。ボードを挟んで相対する紫外線殺菌灯23と
23′と、24と24′と25と25′とは必要と
するボードの送り速度に応じてその灯数を増減さ
れる。又、殺菌灯のそれぞれの後方に収塵ダクト
26と26,27と27′,28と28′が相対し
て置かれ、ホコリを吸引する。 ボードの表層より下の内層を加熱殺菌する電気
誘導発熱コイル又はその他の熱源による表面温度
均一の加熱ロールを内送する金属ロール第1次2
9と29′、第2第30と30′とは、相対してボ
ードに対し一定の圧縮と温度を与える為のもので
あり、前後のロール間の距離(29と30、又は
29′と30′の第1次と第2次間の距離)、又は、
更に追加の対をなすロールの本数は、必要とする
ボードの加熱時間、すなわち送り速度に応じて、
増減される。最後に、ボードを送り出す前後のゴ
ムロール18,18′,18″,18と19,1
9′,19″,19と同じ上側送りロール31,
31′,31″,31と下側送りロール32,3
2′,32″,32が取り付けられ、そのすぐ後
に、前記の静電除去電極21と21′と同じ電極
33と33′が相対して取付けられる。 の区間に於て、送られてくる殺菌処理ずみの
ハードボードBはパレツト11′の上に順次積み
重ねられ、パレツト11′はボードの最上部の高
さが一定になるように自動的に降下する。 実施例 2 第1〜2図に示した装置を使用し、電気誘導発
熱コイルを内装する金属ロール29と29′,3
0と30′とのロールの温度と、加熱時間による
ハードボードに対する殺菌効果の確認実験を行
い、第2表に示す結果を得た。 実験の諸条件は次の通り。 加熱時間 金属ロール29と29′,30と30′のそれぞ
れのロール間(即ち、1次と2次の間)の前後の
間隔を300mmとし、この間をボードの或る1点が
通過するに要する時間を加熱時間とする。 加熱温度 金属ロール29と29′(1次)、30と30′
(2次)のそれぞれのロールの表面直下に埋設さ
れた感温素子により、ロールの表面温度は検出さ
れ、それぞれのロールの温度が設定条件にできる
だけ近づく様に、検出したロール温度を制御する
ことにより、金属ロールに内装された誘導発熱コ
イルに通電のオン、オフを行ない、その制御され
た温度を加熱温度とする。 ハードボードの圧縮量 現在使用のハードボード(厚さ0.8±0.1mm)が
実験に用いられ、金属ロール29と29′(第1
次)、30と30′(第2次)のそれぞれのロール
の挟みの間隙が通過ボードの標準厚さより少なく
された距離をボードの圧縮量とする。 本実験では圧縮量は150μm(ロールの挟みの間
隙は800−150=650μm)の一定とした。 第1表で示されるように、加熱金属ロールの温
度は、150℃以上から300℃以下の範囲内に於て、
ハードボードの表層より40μm下までに存在する
イースト菌に対し有効な殺菌効果を有することが
判る。 加熱時間については、金属ロールの温度を上昇
すれば短かくなるのは当然であるが、この加熱時
間は或る設定された対をなす加熱金属ロールの数
と、始めと終りの対のロール間の前後距離により
決まるボードの送り速度の限界を示すものであ
る。 又、金属ロールの加熱方法は、本実施例の電気
誘導発熱コイルの金属ロールへの内装の他電気抵
抗発熱のカートリツヂヒーターの内装、過熱水蒸
気又は加熱媒体の金属ロール中の循環でもよい。
の輸送に使用されるハードボードを殺菌する目的
に対する必要条件は: (1) ハードボードの表面に附着する菌のみでな
く、少なくとも表層の奥40μmまでの深さにあ
る繊維質に混在する菌をも死滅させること。 (2) 殺菌処理によりハードボードの焼け焦げ、変
形、脆弱化等の変質を起さないこと。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、缶詰用空缶輸送のパレツトシユリン
ク包装に使用するハードボードを、整列させた空
缶の上と下とに仕切板として使用するに先立ち殺
菌するため、対をなして相対し且つ2対以上の直
列に配置された加熱金属ロールの間を通過させる
ことを特徴とする空缶輸送用ハードボードの殺菌
方法、及びそれを行うための、缶詰用空缶輸送の
パレツトシユリンク包装に使用するハードボード
を殺菌する装置であつて、内部に電気誘導コイル
を内装し、対をなして相対し、2対以上直列配置
された個々加熱の金属ロールと、該電気誘導コイ
ルに交流電圧を印加する給電設備と、該電気誘導
コイルに印加された交流電圧により発熱されるロ
ール外筒に埋設された感温素子と、該感温素子に
よつて検出された温度信号を受信して夫れ夫れ個
別にロール表面温度を検出しこれを所定温度に保
持する前記電気誘導コイルへの給電量の制御装置
とを具備することを特徴とする空缶用輸送用ハー
ドボードの殺菌装置である。 (作用) 上記装置を使用して上記方法を行うことによ
り、対をなして相対し2対以上直列に配置された
加熱金属ロールの間を、パレツトシユリンク包装
に使用するハードボードを通過させ、加熱金属ロ
ールの表面温度を制御することにより、該ハード
ボードを表面から40μm奥まで確実に殺菌し、然
かも該ボードに焼け焦げ、変形、脆弱化等の変質
を防ぐことができる。 実施例 1 第1〜3図は本発明実施の1例を図示するもの
であつて、第1図は本発明を実施する装置の一例
の側面図、第2図はその平面図、第3図はその一
部に加湿ロールを加えた部分拡大側面図である。
図中、〜は本発明の各工程を行う装置であつ
て、は積重ねられたハードボードを一枚ずつ送
り出す工程の装置、はから送り出されたハー
ドボードの縦横を合わせて正確にの装置へ送り
込む搬送装置、はハードボードの除塵及び殺菌
装置、は処理済みのハードボードの積重ね装置
である。 の区間に於て、Bはパレツト11に積み上げ
られた処理前のハードボードであり、先端にゴム
製の吸引カツプ12の付いた吸引シリンダー13
と13′とは真空ポンプよりの吸引力で一番上の
ボードの一枚を吸い上げ前方へ送り出して放す。
パレツト11はボードの送り出しの進行に合わ
せ、一番上のボードが常に同じ高さを維持するよ
うに自動的に上昇し、ボードが無くなれば降下し
て、次のボードの山を載せたパレツトと交換され
る。 の区間に於て、送り出しゴムロール14,1
4′,14″,14とベルトコンベアー15,1
5′,15″,15は吸引シリンダー13と1
3′とにより送り込まれたボードを引き取り前進
させる。前進したボードは左右の揃え装置16と
16′,17と17′とにより横ずれを修正され、
の区間に進む。 の区間に於て、上側送りロール18,18′,
18″,18と此れに向い合つた下側送りロー
ル19,19′,19″,19は前記14のゴム
ロールと同じ構造で、ボードを挟んで送る。次に
送風ダクト20と20′とはボードを挟むように
相対し、ボードの上下の両面のホコリを吹き飛ば
す為に空気を吹き出す。そのすぐ後に静電除去電
極21と21′とがボードを挟むように相対して
取付けられる。次のブラシロール22と22′と
はボードの両面のホコリを叩き出す役目をし、ボ
ードの送り速度より数倍速い表面速度で回転す
る。ボードを挟んで相対する紫外線殺菌灯23と
23′と、24と24′と25と25′とは必要と
するボードの送り速度に応じてその灯数を増減さ
れる。又、殺菌灯のそれぞれの後方に収塵ダクト
26と26,27と27′,28と28′が相対し
て置かれ、ホコリを吸引する。 ボードの表層より下の内層を加熱殺菌する電気
誘導発熱コイル又はその他の熱源による表面温度
均一の加熱ロールを内送する金属ロール第1次2
9と29′、第2第30と30′とは、相対してボ
ードに対し一定の圧縮と温度を与える為のもので
あり、前後のロール間の距離(29と30、又は
29′と30′の第1次と第2次間の距離)、又は、
更に追加の対をなすロールの本数は、必要とする
ボードの加熱時間、すなわち送り速度に応じて、
増減される。最後に、ボードを送り出す前後のゴ
ムロール18,18′,18″,18と19,1
9′,19″,19と同じ上側送りロール31,
31′,31″,31と下側送りロール32,3
2′,32″,32が取り付けられ、そのすぐ後
に、前記の静電除去電極21と21′と同じ電極
33と33′が相対して取付けられる。 の区間に於て、送られてくる殺菌処理ずみの
ハードボードBはパレツト11′の上に順次積み
重ねられ、パレツト11′はボードの最上部の高
さが一定になるように自動的に降下する。 実施例 2 第1〜2図に示した装置を使用し、電気誘導発
熱コイルを内装する金属ロール29と29′,3
0と30′とのロールの温度と、加熱時間による
ハードボードに対する殺菌効果の確認実験を行
い、第2表に示す結果を得た。 実験の諸条件は次の通り。 加熱時間 金属ロール29と29′,30と30′のそれぞ
れのロール間(即ち、1次と2次の間)の前後の
間隔を300mmとし、この間をボードの或る1点が
通過するに要する時間を加熱時間とする。 加熱温度 金属ロール29と29′(1次)、30と30′
(2次)のそれぞれのロールの表面直下に埋設さ
れた感温素子により、ロールの表面温度は検出さ
れ、それぞれのロールの温度が設定条件にできる
だけ近づく様に、検出したロール温度を制御する
ことにより、金属ロールに内装された誘導発熱コ
イルに通電のオン、オフを行ない、その制御され
た温度を加熱温度とする。 ハードボードの圧縮量 現在使用のハードボード(厚さ0.8±0.1mm)が
実験に用いられ、金属ロール29と29′(第1
次)、30と30′(第2次)のそれぞれのロール
の挟みの間隙が通過ボードの標準厚さより少なく
された距離をボードの圧縮量とする。 本実験では圧縮量は150μm(ロールの挟みの間
隙は800−150=650μm)の一定とした。 第1表で示されるように、加熱金属ロールの温
度は、150℃以上から300℃以下の範囲内に於て、
ハードボードの表層より40μm下までに存在する
イースト菌に対し有効な殺菌効果を有することが
判る。 加熱時間については、金属ロールの温度を上昇
すれば短かくなるのは当然であるが、この加熱時
間は或る設定された対をなす加熱金属ロールの数
と、始めと終りの対のロール間の前後距離により
決まるボードの送り速度の限界を示すものであ
る。 又、金属ロールの加熱方法は、本実施例の電気
誘導発熱コイルの金属ロールへの内装の他電気抵
抗発熱のカートリツヂヒーターの内装、過熱水蒸
気又は加熱媒体の金属ロール中の循環でもよい。
【表】
実施例 3
第1〜2図に示した装置を使用し、電気誘導発
熱コイルを内装する金属ロール29と29′,3
0と30′のロールの温度と、ハードボードの金
属ロールより受ける圧縮量によるハードボードに
対する殺菌効果の確認実験を行い第3表の結果を
得た。 実験の諸条件、加熱温度と圧縮量の諸条件は実
施例2と同じで、加熱時間は0.9秒の一定とした。 第2表で示されるように、加熱金属のロールの
温度は、150℃以上から300℃以下の範囲で、ま
た、加熱ロールのハードボードに対する圧縮量
は、100μm以上から350μm以下の範囲内で、ハー
ドボードの表層より40μm下までに存在するイー
スト菌に対し有効な殺菌効果を有することが判
る。
熱コイルを内装する金属ロール29と29′,3
0と30′のロールの温度と、ハードボードの金
属ロールより受ける圧縮量によるハードボードに
対する殺菌効果の確認実験を行い第3表の結果を
得た。 実験の諸条件、加熱温度と圧縮量の諸条件は実
施例2と同じで、加熱時間は0.9秒の一定とした。 第2表で示されるように、加熱金属のロールの
温度は、150℃以上から300℃以下の範囲で、ま
た、加熱ロールのハードボードに対する圧縮量
は、100μm以上から350μm以下の範囲内で、ハー
ドボードの表層より40μm下までに存在するイー
スト菌に対し有効な殺菌効果を有することが判
る。
【表】
実施例2及び3の追記
(1) 第3図に示したように、最後部の収塵ダクト
28と28′と、第1次の加熱金属ロール29
と29′との間を延長し、此所に上下に対をな
す湿し水の布又はスポンジによる加湿ロール3
4,34′の湿潤装置を取付ける。 この装置はボードに含まれる水分の熱伝達効
率に賦与する処が多く、特に冬期のボードの含
有水分の少ない折に、安定した殺菌効果が得ら
れる。 (2) 上記(1)項に於て、湿し水として過酸化水素水
を使用すれば一層有効な場合がある。 (発明の効果) 本発明を行えば加熱金属ロールの温度とハード
ボードの通過速度とを制御するだけでハードボー
ドを全く劣化することなく確実に表面から40μm
奥までの殺菌を行うことができる。
28と28′と、第1次の加熱金属ロール29
と29′との間を延長し、此所に上下に対をな
す湿し水の布又はスポンジによる加湿ロール3
4,34′の湿潤装置を取付ける。 この装置はボードに含まれる水分の熱伝達効
率に賦与する処が多く、特に冬期のボードの含
有水分の少ない折に、安定した殺菌効果が得ら
れる。 (2) 上記(1)項に於て、湿し水として過酸化水素水
を使用すれば一層有効な場合がある。 (発明の効果) 本発明を行えば加熱金属ロールの温度とハード
ボードの通過速度とを制御するだけでハードボー
ドを全く劣化することなく確実に表面から40μm
奥までの殺菌を行うことができる。
第1図は本発明実施の1例を示す側面図、第2
図はその平面図、第3図は1部に加湿ロールを加
えた部分拡大側面図、第4図はパレツトシユリン
ク包装の空缶積重ね状態説明図、第5図はハード
ボードに存在する菌の線図である。 B…ハードボード、11…パレツト、12…吸
引カツプ、13…吸引シリンダー、14,14′,
14″,14…ゴムロール、15,15′,1
5″,15…ベルトコンベヤー、16,16′…
左右の揃え装置、17,17′…横ずれ修正装置、
18,18′,18″,18…上側送りロール、
19,19′,19″,19…下側送りロール、
20,20…送風ダクト、21,21′…静電除
去電極、22,22′…ブラシロール、23,2
3′,24,24′,25,25′…紫外線殺菌灯、
26,26′,27,27′,28,28′…収塵
ダクト、29,29′…第1次金属ロール、30,
30′…第2次金属ロール、31,31′,31″,
31…上側送りロール、32,32′,32″,
32…下側送りロール、33,33′…静電除
去電適、34,34′…加湿ロール。
図はその平面図、第3図は1部に加湿ロールを加
えた部分拡大側面図、第4図はパレツトシユリン
ク包装の空缶積重ね状態説明図、第5図はハード
ボードに存在する菌の線図である。 B…ハードボード、11…パレツト、12…吸
引カツプ、13…吸引シリンダー、14,14′,
14″,14…ゴムロール、15,15′,1
5″,15…ベルトコンベヤー、16,16′…
左右の揃え装置、17,17′…横ずれ修正装置、
18,18′,18″,18…上側送りロール、
19,19′,19″,19…下側送りロール、
20,20…送風ダクト、21,21′…静電除
去電極、22,22′…ブラシロール、23,2
3′,24,24′,25,25′…紫外線殺菌灯、
26,26′,27,27′,28,28′…収塵
ダクト、29,29′…第1次金属ロール、30,
30′…第2次金属ロール、31,31′,31″,
31…上側送りロール、32,32′,32″,
32…下側送りロール、33,33′…静電除
去電適、34,34′…加湿ロール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 缶詰用空缶輸送のパレツトシユリンク包装に
使用するハードボードを、整列させた空缶の上と
下とに仕切板として使用するに先立ち殺菌するた
め、対をなして相対し且つ2対以上の直列に配置
された加熱金属ロールの間を通過させることを特
徴とする空缶輸送用ハードボードの殺菌方法。 2 加熱金属ロールの温度範囲を150〜300℃と
し、加熱金属ロールの挟み間隙を殺菌するハード
ボードの標準厚さより100〜350μm挟く保ち、該
ハードボードの圧縮量を100〜350μmとし、該ハ
ードボードの表層から40μm下までに存在するイ
ースト菌の殺菌を行う特許請求の範囲第1項記載
の方法。 3 缶詰用空缶輸送のパレツトシユリンク包装に
使用するハードボードを殺菌する装置であつて、
内部に電気誘導コイルを内装し、対をなして相対
し、2対以上直列配置された個々加熱の金属ロー
ルと、該電気誘導コイルに交流電圧を印加する給
電設備と、該電気誘導コイルに印加された交流電
圧により発熱されるロール外筒に埋設された感温
素子と、該感温素子によつて検出された温度信号
を受信して夫れ夫れ個別にロール表面温度を検出
しこれを所定温度に保持する前記電気誘導コイル
の給電量の制御装置とを具備することを特徴とす
る空缶輸送用ハードボードの殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59261835A JPS61141368A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 空缶輸送用ハ−ドボ−ドの殺菌方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59261835A JPS61141368A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 空缶輸送用ハ−ドボ−ドの殺菌方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61141368A JPS61141368A (ja) | 1986-06-28 |
| JPH0524793B2 true JPH0524793B2 (ja) | 1993-04-08 |
Family
ID=17367399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59261835A Granted JPS61141368A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 空缶輸送用ハ−ドボ−ドの殺菌方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61141368A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0524794U (ja) * | 1991-06-19 | 1993-03-30 | 山友工業株式会社 | スチール型枠 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003045445A1 (en) * | 2001-11-29 | 2003-06-05 | Iida Kensetu Co., Ltd. | Container for pasteurization |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP59261835A patent/JPS61141368A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0524794U (ja) * | 1991-06-19 | 1993-03-30 | 山友工業株式会社 | スチール型枠 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61141368A (ja) | 1986-06-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4591485A (en) | Method and apparatus for sonicating articles | |
| CN103796921B (zh) | 对包装材料进行边缘灭菌的方法和包装外壳 | |
| US6497839B1 (en) | Sterilizer and sterilization method utilizing high voltage | |
| JPS58118759A (ja) | 包装材の減菌方法および包装材の減菌を実施する装置 | |
| EP1375357B1 (en) | Method and device for sterilizing packaging materials by using high voltage pulses | |
| OA11114A (en) | A method of sterilizing containers based on fiber | |
| EP0411970A1 (en) | Sterilization of containers by means of hydrogen peroxide, peracids, and u.v. radiation | |
| EP1317932A1 (en) | Method of sterilizing mildews and/or fungi in the state of spores and sterilization apparatus therefor | |
| JP3445627B2 (ja) | 液状殺菌剤による包装材料の殺菌方法 | |
| JPH0524793B2 (ja) | ||
| JP2000203535A (ja) | 食品包装材料の殺菌方法及びその装置 | |
| JP2002504051A (ja) | 非電離性電磁放射線の使用による材料の優先加熱方法 | |
| CA2319351C (en) | Treatment method for cork material and corks | |
| WO2002001971A1 (fr) | Sterilisateur haute tension et procede servant a steriliser un objet, tel que des grains ou des semences au moyen de ce sterilisateur | |
| JP3888715B2 (ja) | 滅菌装置及び滅菌方法 | |
| JP3528971B2 (ja) | 無菌充填装置 | |
| JP2003146313A (ja) | 殺菌方法 | |
| JPS5915028A (ja) | 容器の殺菌方法および装置 | |
| IL127049A (en) | Method and apparatus for sterilising medical and veterinary wastes | |
| CN217892860U (zh) | 一种植物萃取物储运装置 | |
| JPH08169422A (ja) | 電子線による滅菌装置 | |
| CN220192049U (zh) | 一种杀菌设备 | |
| CN216222388U (zh) | 一种食品包装袋生产用消毒灭菌装置 | |
| RU2714940C2 (ru) | Способ стерилизации пищевого контейнера, технологическая линия для его осуществления и пищевой контейнер, стерилизованный указанным способом | |
| JP4032710B2 (ja) | バルク包装用セパレートシートの洗浄殺菌方法及びその装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |