JPH05248128A - ワイヤレスキーシステム及びメンテナンス用のワイヤレス発信機 - Google Patents

ワイヤレスキーシステム及びメンテナンス用のワイヤレス発信機

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JPH05248128A
JPH05248128A JP4568892A JP4568892A JPH05248128A JP H05248128 A JPH05248128 A JP H05248128A JP 4568892 A JP4568892 A JP 4568892A JP 4568892 A JP4568892 A JP 4568892A JP H05248128 A JPH05248128 A JP H05248128A
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Hiroshi Nakajo
浩 中条
Koichi Okumura
浩一 奥村
Seiji Murao
誠治 村尾
Yoichi Isobe
洋一 磯部
Takeshi Kuno
毅 久野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤレス受信機へのIDコードの登録・消
去作業が部外者によって容易に行えないものとしながら
も、集合住宅の管理責任者等の特定者によるIDコード
の登録・消去作業を容易、迅速に行えるものにする。 【構成】 ワイヤレス受信機5に電気錠1の解錠を行わ
せるための無線信号を送信するためのワイヤレス送信機
13とは別体のメンテナンス用のワイヤレス発信機4を
備え、このワイヤレス発信機4は、ワイヤレス受信機5
の動作モードを通常待機モードとIDコードの登録モー
ド又は消去モードの何れかに変更設定するためのコマン
ド信号と、登録又は消去対象となる所望のIDコードの
データとを無線出力するための手段を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション等の集合住
宅の適所に設置される電気錠をワイヤレス送信機を用い
たワイヤレス送信操作で解錠させるためのワイヤレスキ
ーシステムと、そのシステムに使用されるメンテナンス
用のワイヤレス発信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、この種のワイヤレスキーシステム
としては、マンション等の集合住宅用として種々のもの
が開発され、提案されているが、その基本的な構成は、
例えば図10に示す通りである。すなわち、同図に示す
ものは、ワイヤレス送信機13E、ワイヤレス受信機5
E、及び共同玄関扉等に取付けられる電気錠1の解錠と
施錠を制御する電気錠制御用のコントローラCeとから
構成されたものである。そして、ワイヤレス送信機13
Eから固有のIDコードが付加されたデータがワイヤレ
ス受信機5Eに対して無線送信されると、これを受信し
たワイヤレス受信機5Eは、そのIDコードを判別し、
そのIDコードがワイヤレス受信機5Eの記憶手段(不
図示)に予め登録されたものであるときには、コントロ
ーラCeに電気錠1の解錠を行わせるための特定の制御
信号を送出するようになっている。
【0003】上記のようなワイヤレスキーシステムにあ
っては、電気錠1の解錠が許容された者、即ち、例えば
マンションの居住者のIDコードを、予めワイヤレス受
信機5Eの記憶手段に登録しておく必要があり、また居
住者の転出や入れ替わりを生じたときには、転出した居
住者のIDコードの登録を抹消したり、或いは新たな入
居者のIDコードを新規に登録するような必要がある。
そこで、従来のワイヤレス受信機5Eには、図11に示
すように、その動作モードを、通常待機モードからID
コードの登録モード又は消去モードに設定するための操
作スイッチ50、51が設けられていたが、それらの操
作スイッチは、ワイヤレス受信機5Eを壁面52等に取
付固定させた状態において部外者等が勝手に操作できな
いように、ワイヤレス受信機5Eの側面部や背面部に設
けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、ワイヤレス受信機5EにIDコードを新
規に登録し或いはIDコードの抹消を行おうとして所定
の操作スイッチ50、51を操作するには、その都度ワ
イヤレス受信機5Eを壁面52から取り外さなければな
らないために、その作業は非常に面倒で、時間を要する
ものとなり、甚だ不便であった。特に、かかる不便さ
は、IDコードの登録や抹消を頻繁に且つ大量に行う必
要がある大規模マンション等の共同玄関の電気錠のワイ
ヤレスキーシステム等において一層顕著なものとなって
いた。
【0005】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、ワイヤレス受信機へのIDコードの登録や消去が部
外者によって容易に行えないものとしながらも、集合住
宅の管理責任者等の特定者によるIDコードの登録や消
去は、ワイヤレス受信機を壁面から取り外すようなこと
なく容易且つ迅速に行えるものにすることを、その目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係るワイヤレス
キーシステムは、電気錠を解錠させるために使用される
ワイヤレス送信機とは別体で構成されたメンテナンス用
のワイヤレス発信機が更に備えられたもので、このメン
テナンス用のワイヤレス発信機は、ワイヤレス受信機の
動作モードを通常待機モードとIDコードの登録モード
又は消去モードの何れかに変更設定するためのコマンド
信号と、所望のIDコードのデータとを無線出力するた
めの手段を有し、またIDコード登録用の記憶手段を具
備するワイヤレス受信機は、メンテナンス用の発信機か
らのコマンド信号の受信に応じてIDコードの登録モー
ド又は消去モードに設定された状態で、メンテナンス用
のワイヤレス発信機からIDコードのデータを受信した
ときには、その受信したIDコードのデータを記憶手段
に登録し又は記憶手段から消去するように構成されてい
る。
【0007】請求項2に記載の本発明に係るワイヤレス
キーシステムは、上記請求項1の構成において、上記ワ
イヤレス受信機は、メンテナンス用のワイヤレス発信機
からのコマンド信号を受信してIDコードの登録モード
又は消去モードに設定された後に、予め定められた一定
時間を経過したときには、通常待機モードに自動復帰す
るように構成されたものである。
【0008】請求項3に記載の本発明に係るメンテナン
ス用のワイヤレス発信機は、IDコード登録用の記憶手
段を備えたワイヤレス受信機に、所望のIDコードを登
録し又は消去させるのに使用されるメンテナンス用のワ
イヤレス発信機であって、前記ワイヤレス受信機の設定
モードを、IDコードの登録モード、IDコードの消去
モード、及びそれらを解除した通常待機モードのうちの
何れかのモードに変更設定するためのコマンド信号を無
線信号の形で出力するための手段と、前記コマンド信号
の無線出力により設定モードが変更されたワイヤレス受
信機に、登録又は消去対象となるIDコードのデータを
無線信号の形で出力するための手段とを備えた構成であ
る。
【0009】請求項4に記載の本発明に係るメンテナン
ス用のワイヤレス発信機は、上記請求項3の構成におい
て、上記コマンド信号を無線信号の形で出力するための
手段は、IDコードの登録モード用のコマンド信号を送
出させるための操作キーの操作が解除されたときには、
IDコードの登録モードを解除して通常待機モードに変
更するためのコマンド信号を無線送出するように構成さ
れたものである。
【0010】請求項5に記載の本発明に係るメンテナン
ス用のワイヤレス発信機は、上記請求項3又は4の構成
において、上記コマンド信号を無線信号の形で出力する
ための手段は、IDコードの消去モード用のコマンド信
号が、消去対象となるIDコードの無線出力を行うため
の操作がなされた時点で、そのIDコードの無線信号の
出力に先立ってIDコードのデータと対をなした状態で
無線出力されるように構成されたものである。
【0011】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1記載の本発明に
係るワイヤレスキーシステムにおいては、メンテナンス
用のワイヤレス発信機から所定のコマンド信号を無線出
力させることにより、これを受信したワイヤレス受信機
の動作モードを、IDコードの登録モード又はその消去
モードに変更設定することができる。そして、その後に
メンテナンス用のワイヤレス発信機から、登録又は消去
を行いたいIDコードのデータを無線出力させると、こ
れを受信したワイヤレス受信機は、登録モードであれ
ば、その受信したIDコードを記憶手段に登録し、また
消去モードであれば、記憶手段からその受信したIDコ
ードと同一のデータが抹消されることとなる。また、I
Dコードの登録又は消去が終了した時点では、メンテナ
ンス用のワイヤレス発信機からIDコードの登録又は消
去モードを解除するための所定のコマンド信号をワイヤ
レス受信機に送信することにより、ワイヤレス受信機を
通常の待機モードに復帰させることが可能である。
【0012】従って、IDコードの登録及び消去作業
は、ワイヤレス受信機を壁面等の設置箇所から取り外す
ことなく、メンテナンス用のワイヤレス発信機を用いた
ワイヤレス送信操作によって簡易、迅速に行うことがで
きる。一方、上記のような無線送信によるIDコードの
登録又は消去は、所定のメンテナンス用のワイヤレス発
信機を持たない部外者では実行し得ない。
【0013】また、請求項2に記載の本発明に係るワイ
ヤレスキーシステムにおいては、ワイヤレス受信機がI
Dコードの登録モード又は消去モードに設定された後
に、予め定められた一定時間を経過すると、通常待機モ
ードに自動復帰するから、これらの登録モードや消去モ
ードの解除を忘れることによりワイヤレス受信機がID
コードの登録又は消去モードのままで放置されるような
ことがなくなる。
【0014】請求項3に記載の本発明に係るメンテナン
ス用のワイヤレス発信機では、ワイヤレス受信機の設定
モードを変更設定するためのコマンド信号を無線出力で
きるから、ワイヤレス受信機の設定モードをこれにより
所望の状態に設定でき、又その設定状態で登録又は消去
対象となるIDコードのデータを無線出力することによ
り、ワイヤレス受信機の記憶手段へのIDコードの登録
又は消去が行える。従って、上記請求項1又は2に記載
のワイヤレスキーシステムにおけるワイヤレス受信機へ
のIDコードの登録や消去をワイヤレス送信操作で行う
のに寄与する。
【0015】請求項4に記載の本発明に係るメンテナン
ス用のワイヤレス発信機では、IDコードの登録モード
用又は消去モード用のコマンド信号を送出させるための
操作キーを操作して、IDコードの登録又は消去作業を
終了した後に、その操作キーの操作を解除したときに
は、IDコードの登録モード又は消去モードを解除する
ためのコマンド信号が無線出力されるから、請求項2の
場合と同様に、ワイヤレス受信機が登録モードのまま或
いは消去モードのままで放置されるような過誤がなくな
り、IDコードの登録や消去作業後には、ワイヤレス受
信機を必ず通常の待機モードに復帰させることができる
こととなる。
【0016】請求項5に記載の本発明に係るメンテナン
ス用のワイヤレス発信機では、IDコードの消去モード
用のコマンド信号が、消去対象となるIDコードの無線
出力を行うための操作がなされた時点で、そのIDコー
ドの無線信号の出力に先立ってIDコードのデータと対
をなした状態で無線出力されるから、ワイヤレス受信機
は、IDコードの消去モードに変更された後、即座にI
Dコードのデータを受信してそのIDコードの消去を行
うこととなる。従って、ワイヤレス受信機が消去モード
に変更された後に、他のワイヤレス送信機等から不当な
IDコードがワイヤレス受信機に対して割り込みを生じ
る余地がなくなり、メンテナンス用のワイヤレス発信機
で設定した所望のIDコードのみをワイヤレス受信機の
記憶手段から確実に消去させることが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1はワイヤレス受信機を備えたワイヤレ
スロビーインターホンAを用いて構成した共同玄関の電
気錠のワイヤレスキーシステムを示す説明図、図2はワ
イヤレスロビーインターホンAのハード構成の一例を示
すブロック図、図3はワイヤレス受信機の組付状態を示
す分解斜視図、図4はIDコードの登録や消去をワイヤ
レス送信で行うためのメンテナンス用の発信機のハード
構成を示すブロック図、図5はそのメンテナンス用の発
信機の外観図である。
【0018】図1に示すワイヤレスキーシステムは、マ
ンション等の集合住宅の共同玄関扉に取付けられた電気
錠1、電気錠1の解錠制御を行うべく電気錠制御盤2に
接続されたコントローラC、コントローラCと信号線L
c及び通話線Laを介して接続されたワイヤレスロビー
インターホンA、ワイヤレスロビーインターホンAに内
蔵されたワイヤレス受信機5、電気錠1の解錠操作用の
ワイヤレス送信機13、及びワイヤレス受信機5へのI
Dコードの登録や消去作業に使用されるメンテナンス用
のワイヤレス発信器4から構成されている。
【0019】ワイヤレスロビーインターホンAは、図2
に示すように、ロビーインターホン本体部Aaを収納す
るハウジング15内にワイヤレス受信機5を内蔵させ、
これらを相互に接続したものである。ここで、ロビーイ
ンターホン本体部Aaは、各住戸内の住宅情報盤(不図
示)と通話線Laを介してインターホン通話を行うため
のマイクMCやスピーカSPを接続した通話回路6以外
として、例えば7セグメントや液晶表示器等で構成され
た表示部7、各住戸のインターホン呼び出しや電気錠1
の解錠用の暗証番号を操作するためのテンキー等を備え
たキー操作部8、各住戸のキー(鍵)で電気錠1の解錠
を行うための逆マスターキー操作部9、電気錠1の解錠
を行わせるべくコントローラCを制御するための所定の
制御信号を信号線Lcを介して送信するための多重伝送
制御部10、及びROMやRAM等のシステムメモリ1
1を具備し上記の各部を制御する信号処理部12等から
構成されている。
【0020】一方、ワイヤレス受信機5は、集合住宅の
居住者が携帯する所定のワイヤレス送信機13から無線
送信されてくる電波を受信するためのアンテナ5a、こ
のアンテナ5aで受信した電波のデータを復調するフロ
ントエンド/デコーダ部5b、ROMやRAM以外のI
Dコード用メモリ5c(本発明の記憶手段に相当する)
を備えた信号処理部5d等から構成されている。そし
て、この信号処理部5dは、I/Oポート14を介して
ロビーインターホン本体部Aa側の信号処理部12と接
続されている。ここで、前記アンテナ5aは、図3に示
すように、ロビーインターホンAのハウジング15を構
成するインターホンケース正面の金属製表面パネル15
aの適当な位置に、スロット(切欠孔)16を設けるこ
とにより形成されたスロットアンテナとして構成された
ものである。ワイヤレス受信機5は、同図に示すよう
に、スロットアンテナ5aに対して、電波受信に際して
の同調を図るためのマッチング回路基板17をネジ止め
した上で、その回路基板17には、受信電波の復調、増
幅、検波等を行うための受信回路基板18をRFケーブ
ル19を介して接続し、更にIDコード用メモリ等を備
えた基板20を接続する等して構成されている。
【0021】また、ワイヤレス受信機5は、メンテナン
ス用のワイヤレス発信機4による後述の無線操作によっ
て、IDコードの登録モード、IDコードの消去モー
ド、及び通常待機モードの三種類のモードのうち何れか
の所定モードに切換設定されるものである。ワイヤレス
受信機5は、通常待機モードにおいては固有のIDコー
ドが付加されたデータを無線出力するワイヤレス送信機
13からのデータを受付けるように構成されており、通
常待機モードにおいてワイヤレス送信機13から所定の
無線信号を受信したときには、これをフロントエンド/
デコーダ部5bで復調すると共に、その復調したIDコ
ードのデータがIDコード用メモリ5cに予め登録され
たものである否かを信号処理部5dが判断するものであ
る。
【0022】そして、信号処理部5dは、受信したID
コードがIDコード用メモリ5cに予め登録されている
ときには、ロビーインターホン本体部Aaの信号処理部
12に対して所定の制御信号を出力する。これに応じ
て、信号処理部12は、多重伝送制御部10からコント
ローラCに対して電気錠1を解錠させるための特定の制
御信号を出力するものである。これに対し、ワイヤレス
送信機13から送信されてきたIDコードのデータがI
Dコード用メモリ5cに登録されていないときには、信
号処理部5dからロビーインターホン本体部Aaの信号
処理部12に対しては何ら特別な信号は送出されない。
【0023】ワイヤレス受信機5は、メンテナンス用の
ワイヤレス発信機4から送信されてくるコマンド信号に
よってその動作モードが制御されるが、そのコマンド信
号によってIDコードの登録モード或いはIDコードの
消去モードが設定された状態で、メンテナンス用のワイ
ヤレス発信機4から所定のIDコードを含むデータが送
信されてきたときには、そのIDコードのデータをID
コード用メモリ5cに登録し、又はIDコード用メモリ
5cからそのデータを消去すべく動作するものである。
但し、メンテナンス用のワイヤレス発信機4からIDコ
ードの消去モード設定用のコマンド信号を受信して、か
かる消去モードに変更された場合には、その消去モード
に設定された時点から一定時間(例えば1秒程度)を経
過した時点で、元の通常待機モードに復帰するように構
成されている。
【0024】メンテナンス用のワイヤレス発信機4は、
図4及び図5に示すように、テンキー4a及び各種操作
スイッチ4b〜4eを備えたキー操作部40、液晶表示
器等で構成された表示部41、ROMやRAMで構成さ
れたシステムメモリ42、これらを制御する信号処理部
(CPU)43、及び信号処理部43から出力される所
定のデータ信号を電波信号に変調してアンテナ44から
無線出力するためのフロントエンド回路45から構成さ
れている。ここで、キー操作部40の登録セットスイッ
チ4b及び登録保持スイッチ4cは、その押圧操作によ
りワイヤレス受信機5の動作モードをIDコードの登録
モードに設定するためのコマンド信号を無線出力させる
ためのもので、前者の登録セットスイッチ4bの押圧が
解除されたときには、IDコードの登録モードを解除し
てワイヤレス受信機5を通常待機モードに設定するため
のコマンド信号が自動的に無線出力されるように構成さ
れている。他方、後者の登録保持スイッチ4cは、押圧
操作を二度繰り返すと、ワイヤレス受信機5を通常待機
モードに復帰させるためのコマンド信号が送出されるも
のである。また、送信スイッチ4eは、その押圧操作に
よってテンキー4aで設定したIDコードのデータを無
線出力させるのに適用されるものである。
【0025】尚、上記登録セットスイッチ4b又は登録
保持スイッチ4cを用いた登録セット操作においては、
IDコード登録モード設定用のコマンド信号の出力中
に、送信スイッチ4eが操作された場合には、IDコー
ドの登録設定用のコマンド信号の送出後にIDコードの
データを送出するものの、IDコードのデータの送出前
に登録セットの立ち上がりがあった場合には、IDコー
ドのデータは出力されず、ワイヤレス受信機5を通常待
機モードに設定するためのコマンド信号が出力されるよ
うに構成されている。また、IDコードのデータの送出
中に、次のIDコードの入力があったときには、かかる
IDコードの入力は無視されるように構成されている。
これは、メンテナンス用のワイヤレス発信機4からデー
タ送出中にIDコードが入力されると、そのIDコード
のデータが誤ったデータとして入力される現象が発生す
る虞れがあるために、その過誤データ入力を回避するた
めである。更に、IDコードの登録設定用のコマンド信
号又はIDコードのデータの出力中に、登録セットの立
ち上がりがあった場合には、かかるコマンド信号及びI
Dコードのデータの出力後に、ワイヤレス受信機5を通
常待機モードに復帰させるためのコマンド信号が出力さ
れるように構成されている。
【0026】メンテナンス用のワイヤレス発信機4の消
去セットスイッチ4dは、その押圧操作によりワイヤレ
ス受信機5をIDコードの消去モードに設定するための
コマンド信号を無線出力させるためのものであるが、か
かるコマンド信号は消去セットスイッチ4dを操作した
だけでは出力されず、その後消去対象となるIDコード
が設定されて送信スイッチ4eが操作された時点で始め
て出力されるようになっている。また、その出力に際し
ては、消去対象となるIDコードのデータに先立って出
力されて、消去モード用のコマンド信号とIDコードの
データとが対をなした状態で無線出力されるように構成
されている。
【0027】本実施例においては、メンテナンス用のワ
イヤレス発信機4を用いることによっては、ワイヤレス
受信機5に登録されているIDコードの全データを一括
して同時に消去することは不可能である。また、上記消
去セット動作状態においては、IDコードの消去モード
設定用のコマンド信号又はその消去対象となるIDコー
ドのデータの出力中に、送信スイッチ4eが操作された
り、或いはテンキー4aが操作されても、これら送信ス
イッチ4eやテンキー4aの操作は無視され、消去対象
となるIDコードのデータが不当に変化しないように考
慮されている。図5において、4f、4gは、IDコー
ドの登録モード又は消去モードにするためのコマンド信
号が送出されるときに発光し、又その後一定期間内にお
いてフリッカ点灯を行う発光ダイオード(LED)であ
る。
【0028】図6は、前記メンテナンス用のワイヤレス
発信機4から無線出力される信号のフォーマットの一例
を示すもので、ハウスコード、IDコード、及び制御コ
マンドのデータが出力される構成であり、ワイヤレス受
信機5をIDコードの登録モード、消去モード、又はこ
れらのモードを解除させた通常待機モードに設定するた
めのコマンド信号にあっては、IDコードのデータを出
力する必要はないからIDコード部分のビットは全て0
とされている。また、ワイヤレス受信機5をIDコード
の登録モードに設定するためのコマンド信号は、その後
にその解除用の信号が送信されなければワイヤレス受信
機5が登録モードの解除状態とならない所謂オフ有の信
号であるが、それ以外にあっては特定の解除信号なしで
ワイヤレス受信機5の動作モードを解除させ得るオフ無
の信号として構成されている。更に、送信スイッチ4e
の操作で出力される登録対象又は消去対象となるIDコ
ードのデータ信号に関しては、ハウスコードは必ずしも
必要ではない。ワイヤレス受信機5が、ハウスコードの
データを有しないIDコードのデータ信号を受付けるよ
うに構成すれば、メンテナンス用のワイヤレス発信機4
を用いてワイヤレス受信機5を登録モードに設定した後
に、他のワイヤレス送信機13からIDコードのデータ
を無線出力することにより、そのIDコードのデータを
ワイヤレス受信機5に登録させることが可能となる。
【0029】次に、上記構成のワイヤレスキーシステム
の作用について説明する。先ず、上記メンテナンス用の
発信機4を使用し、ロビーインターホンAに内蔵された
ワイヤレス受信機5のIDコード用メモリ5cに、各住
戸に割当てられているIDコードのデータを予め登録し
ておく。即ち、かかるメンテナンス用の発信機4の登録
セットスイッチ4bを操作して所定のコマンド信号を無
線出力すると、これを受信したワイヤレス受信機5はI
Dコードの登録モードに移行する。次いで、テンキー4
aの操作で予め登録したいIDコードを設定した状態に
おいて、送信スイッチ4eを操作すれば、これによりそ
のIDコードが付加されたデータがワイヤレス受信機5
に無線送信され、そのIDコードがワイヤレス受信機5
のIDコード用メモリ5cに登録される。登録セットス
イッチ4bからその後手を離せば、その時点でIDコー
ドの登録モードを解除するためのコマンド信号が無線送
信されるから、これによりワイヤレス受信機5は通常の
待機モードに復帰し、登録モードのまま不当に放置され
ることはない。
【0030】一方、登録したいIDコードの数が多数あ
る場合には、登録保持スイッチ4cを操作してIDコー
ドの登録を行えばよい。登録保持スイッチ4cの操作で
は、そのスイッチ操作を解除しても登録モードを解除す
るためのコマンド信号は出力されず、ワイヤレス受信機
5をIDコードの登録モード状態に維持させておくこと
ができるから、その後はテンキー4aと送信スイッチ4
eの操作を行うだけで、大量のIDコードを迅速に登録
することができる。図7は、かかるIDコードの登録動
作手順の一例を示すタイムチャートで、同図中、送信出
力AはIDコード登録モード設定用のコマンド信号、送
信出力Cはそれを解除してワイヤレス受信機5を通常待
機モードに設定するためのコマンド信号、送信出力B
n、Bn+1はIDコードのデータ出力信号である。
【0031】また、転出者が発生したような場合には、
消去セットスイッチ4cを操作した後に、消去したいI
Dコードをテンキー4aで設定してから送信スイッチ4
eを操作すればよい。これにより、消去モード設定用の
コマンド信号と、その消去対象となるIDコードのデー
タが対となって無線出力され、ワイヤレス受信機5は、
IDコード用メモリ5cからそのIDコードを消去する
こととなる。図8は、かかるIDコードの消去動作手順
の一例を示すタイムチャートで、送信出力Dは消去モー
ド設定用のコマンド信号、Bnは消去対象となるIDコ
ードのデータを含む信号である。上記のような、IDコ
ードの登録、消去作業は、メンテナンス用のワイヤレス
発信機4の無線送信操作のみによって行えるものであ
り、ワイヤレス受信機5を玄関ロビーの壁面から取り外
すようなことなく、簡易、迅速に行える。
【0032】次いで、上記IDコードの登録後における
ワイヤレス受信機5の通常待機モードにおいては、居住
者がワイヤレス送信機13をロビーインターホンAに向
けてその操作スイッチ13aを操作すれば、その送信機
固有のIDコードが付加されたデータが無線出力され、
これがワイヤレス受信機5で受信される。かかるワイヤ
レス受信機5のアンテナ5aは、スロットアンテナとし
て構成されているから、電波受信に際しては周囲の金属
物や接地の影響を受け難く、その受信特性が良好であ
る。また、かかるスロットアンテナは、ロビーインター
ホンの外面に不体裁に突出しておらず、美観性に優れ、
しかもロビーインターホンAのハウジング15を構成す
る金属製表面パネル15aを利用しているからアンテナ
を収容するための専用スペースを設ける必要もなく、ロ
ビーインターホンAの小型化も図れる。
【0033】また、上記アンテナ5aでワイヤレス送信
機13からの無線電波が受信されれば、そのデータはフ
ロントエンド/デコーダ5bで復調され、そのデータに
付加されているIDコードが判別される。また、信号処
理部5dはIDコード用メモリ5cに登録されているデ
ータを参照して、その復調されたIDコードが予めID
コード用メモリ5cに登録されているものか否かを判別
する。そして、そのIDコードが登録されていれば、所
定の制御信号をロビーインターホン本体部Aaの信号処
理部12に送出し、これにより多重伝送制御部10から
コントローラCへ所定の制御信号が送出され、コントロ
ーラCはその信号受信により電気錠制御盤2を制御して
共同玄関の電気錠1を解錠させる。これに対して、ID
コードが登録されていない場合には、コントローラCに
対して電気錠1を解錠させるための信号は送出されず、
電気錠1は施錠されたままとなる。従って、IDコード
用メモリ5cに登録されている所定のIDコードを有す
るワイヤレス送信機13を携帯する居住者のみが、ワイ
ヤレス操作によって電気錠1の解錠を行うことが可能で
ある。
【0034】尚、上記実施例では、ワイヤレス受信機5
は、IDコードの登録モードに設定された場合には、こ
れを解除するためのコマンド信号をメンテナンス用のワ
イヤレス発信機4から受信しなければ、通常待機モード
に復帰しないように構成されているが、本発明はこれに
限定されない。本発明では、上述したIDコードの消去
モードの場合と同様に、ワイヤレス受信機5が登録モー
ドに設定された後に、所定の時間(例えば10秒)だけ
登録モードを維持し、その時間経過後には、メンテナン
ス用のワイヤレス発信機4から特定のコマンド信号を受
信しなくても通常待機モードに自然復帰するようにして
もよい。
【0035】また、上記実施例では、ワイヤレスロビー
インターホンAにワイヤレス受信機5を内蔵させたもの
について説明したが、本発明はこれに限定されず、ワイ
ヤレス受信機5がロビーインターホン等とは別体で構成
されたものであってもよい。更に、電気錠1は共同玄関
扉に取付けられるものに決して限定されず、その具体的
な電気錠の設置場所や種類は問わない。
【0036】図9は、メンテナンス用のワイヤレス発信
機の他の実施例を示している。同図に示すメンテナンス
用のワイヤレス発信機4Aは、例えば6桁の数字を作成
可能なサムホイールスイッチ46を備えたもので、この
サムホイールスイッチ46によって所望のIDコードを
設定し得るように構成されている。かかる構成によれ
ば、テンキーや液晶表示器を設ける必要がない。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1及び2に記載の本発明に係るワイヤレスキーシステ
ム、及び請求項3乃至5に記載のメンテナンス用のワイ
ヤレス発信機によれば、ワイヤレス受信機に対して所定
のコマンド信号を無線送信した後に、所望のIDコード
を無線送信するだけで、ワイヤレス受信機の記憶手段へ
の所望のIDコードの登録又は消去が行えるから、従来
のように、IDコードの新規登録や消去を行う都度、ワ
イヤレス受信機を壁面から取り外してワイヤレス受信機
の各部スイッチを操作する必要がなくなり、その操作が
非常に容易且つ迅速に行えて利便であるとともに、所定
のメンテナンス用のワイヤレス発信機を持たない部外者
では、IDコードの登録等が行えないから、防犯性にも
優れるという効果が得られる。
【0038】特に、請求項2記載の本発明に係るワイヤ
レスキーシステム、及び請求項4記載のメンテナンス用
のワイヤレス発信機によれば、ワイヤレス受信機へのI
Dコードの登録又は消去を終了した時点で、何ら特別な
操作を積極的に行うことなくワイヤレス受信機を通常待
機モードに復帰させることができるから、ワイヤレス受
信機が登録モードや消去モードのままで放置されるよう
な過誤がなくなり、その後のワイヤレスキーシステムの
適正な作動を担保することができる利点が得られる。
【0039】また、請求項5記載のメンテナンス用のワ
イヤレス発信機によれば、ワイヤレス受信機をIDコー
ドの消去モードに設定するためのコマンド信号と消去対
象となるIDコードのデータ信号が対となって出力され
て、消去モード設定用のコマンド信号と所定のIDコー
ドのデータ信号の間に、他のワイヤレス送信機等から不
当なIDコードのデータが介入されるような虞れが解消
でき、IDコードの消去作業を的確に行える利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤレスキーシステムの構成の
一例を示す説明図。
【図2】ワイヤレス受信機を内蔵したワイヤレスロビー
インターホンのハード構成の一例を示すブロック図。
【図3】ワイヤレス受信機の一例を示す分解斜視図。
【図4】本発明に係るメンテナンス用のワイヤレス発信
機のハード構成の一例を示すブロック図。
【図5】本発明に係るメンテナンス用のワイヤレス発信
機の一例を示す外観図。
【図6】メンテナンス用のワイヤレス発信機から無線出
力されるコマンド信号のフォーマットを示す説明図。
【図7】ワイヤレス受信機へのIDコードの登録手順の
一例を示すタイムチャート。
【図8】ワイヤレス受信機へのIDコードの消去手順の
一例を示すタイムチャート。
【図9】メンテナンス用のワイヤレス発信機の他の例を
示す外観図。
【図10】従来のワイヤレスキーシステムの基本的構成
の一例を示す説明図。
【図11】従来のワイヤレス受信機の取付け状態の一例
を示す説明図。
【符号の説明】 1 電気錠 2 電気錠制御盤 4 メンテナンス用のワイヤレス発信機 5 ワイヤレス受信機 5a アンテナ 5c IDコード用メモリ(記憶手段) 5d 信号処理部 13 ワイヤレス送信機 40 キー操作部 41 表示部 A ワイヤレスロビーインターホン C コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯部 洋一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 久野 毅 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固有のIDコードが付されたデータを無線
    信号の形で出力するワイヤレス送信機と、このワイヤレ
    ス送信機からの無線信号を受信するワイヤレス受信機
    と、電気錠を制御するためのコントローラとを備え、前
    記ワイヤレス受信機は、IDコード登録用の記憶手段を
    具備するとともに、通常待機モード時に該記憶手段に予
    め登録されているIDコードと同一のIDコードデータ
    を前記ワイヤレス送信機から受信したときには、コント
    ローラへ電気錠を解錠させるための所定の制御信号を送
    出するように構成されているワイヤレスキーシステムで
    あって、 前記ワイヤレス送信機とは別体で構成されたメンテナン
    ス用のワイヤレス発信機を更に備え、 このメンテナンス用のワイヤレス発信機は、ワイヤレス
    受信機の動作モードを通常待機モードとIDコードの登
    録モード又は消去モードの何れかに変更設定するための
    コマンド信号と、所望のIDコードのデータとを無線出
    力するための手段を有し、 前記ワイヤレス受信機は、メンテナンス用の発信機から
    のコマンド信号の受信に応じてIDコードの登録モード
    又は消去モードに設定された状態で、メンテナンス用の
    ワイヤレス発信機からIDコードのデータを受信したと
    きには、その受信したIDコードのデータを記憶手段に
    登録し又は記憶手段から消去するように構成されている
    ことを特徴とするワイヤレスキーシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記ワイヤレス受信機
    は、メンテナンス用のワイヤレス発信機からのコマンド
    信号を受信してIDコードの登録モード又は消去モード
    に設定された後に、予め定められた一定時間を経過した
    ときには、通常待機モードに自動復帰するように構成さ
    れたものであるワイヤレスキーシステム。
  3. 【請求項3】IDコード登録用の記憶手段を備えたワイ
    ヤレス受信機に、所望のIDコードを登録し又は消去さ
    せるのに使用されるメンテナンス用のワイヤレス発信機
    であって、 前記ワイヤレス受信機の設定モードを、IDコードの登
    録モード、IDコードの消去モード、及びそれらを解除
    した通常待機モードのうちの何れかのモードに変更設定
    するためのコマンド信号を無線信号の形で出力するため
    の手段と、 前記コマンド信号の無線出力により設定モードが変更さ
    れたワイヤレス受信機に、登録又は消去対象となるID
    コードのデータを無線信号の形で出力するための手段と
    を備えていることを特徴とするメンテナンス用のワイヤ
    レス発信機。
  4. 【請求項4】請求項3において、上記コマンド信号を無
    線信号の形で出力するための手段は、IDコードの登録
    モード用のコマンド信号を送出させるための操作キーの
    操作が解除されたときには、IDコードの登録モードを
    解除して通常待機モードに変更するためのコマンド信号
    を無線送出するように構成されたものであるメンテナン
    ス用のワイヤレス発信機。
  5. 【請求項5】請求項3又は4において、上記コマンド信
    号を無線信号の形で出力するための手段は、IDコード
    の消去モード用のコマンド信号が、消去対象となるID
    コードの無線出力を行うための操作がなされた時点で、
    そのIDコードの無線信号の出力に先立ってIDコード
    のデータと対をなした状態で無線出力されるように構成
    されたものであるメンテナンス用のワイヤレス発信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003003708A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Goal Co Ltd 電波式キーシステム
CN101915024A (zh) * 2010-06-25 2010-12-15 中兴通讯股份有限公司 一种物品保护装置及物品保护控制方法
JP2011249062A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Mitsumi Electric Co Ltd 照明器具の電源制御装置および照明システム

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