JPH0524824Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524824Y2 JPH0524824Y2 JP1987049651U JP4965187U JPH0524824Y2 JP H0524824 Y2 JPH0524824 Y2 JP H0524824Y2 JP 1987049651 U JP1987049651 U JP 1987049651U JP 4965187 U JP4965187 U JP 4965187U JP H0524824 Y2 JPH0524824 Y2 JP H0524824Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- driven member
- recess
- driving member
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案はクラツチに関し、さらに詳しくは動力
伝達機構などに介在され、被駆動側が過負荷状態
となつたとき、駆動側からの動力がすべりによつ
て被駆動側に伝達されないようにしたクラツチに
関する。
伝達機構などに介在され、被駆動側が過負荷状態
となつたとき、駆動側からの動力がすべりによつ
て被駆動側に伝達されないようにしたクラツチに
関する。
背景技術
典型的な先行技術のクラツチ1は、第6図およ
び第7図に示される。駆動部材2と被駆動部材3
とは、両部材2,3の軸線が一直線上にあるよう
に配置される。駆動部材2は、板状端部4と、こ
の板状端部4から立設される筒部5と、筒部5を
補強して支持する支持壁6,7と、ボス8とで構
成される。
び第7図に示される。駆動部材2と被駆動部材3
とは、両部材2,3の軸線が一直線上にあるよう
に配置される。駆動部材2は、板状端部4と、こ
の板状端部4から立設される筒部5と、筒部5を
補強して支持する支持壁6,7と、ボス8とで構
成される。
筒部5には周方向に等間隔で2つの突出孔1
2,13が形成され、一方の突出孔12には作動
片14によつて回転自在に支持されるローラ15
が嵌り込み、他方の突出孔13には摺接片16が
嵌り込む。作動片14と摺接片16とは、ばね1
7,18によつて相互に離反する方向にばね付勢
される。これによつて作動片14および摺接片1
6と駆動部材2とは、相互の角変位が阻止され
る。板状端部4の外周面には外歯19が刻設され
ており、この外歯19にたとえばモータなどの駆
動源に連結される歯車20が噛合して、駆動部材
2に動力が伝達される。
2,13が形成され、一方の突出孔12には作動
片14によつて回転自在に支持されるローラ15
が嵌り込み、他方の突出孔13には摺接片16が
嵌り込む。作動片14と摺接片16とは、ばね1
7,18によつて相互に離反する方向にばね付勢
される。これによつて作動片14および摺接片1
6と駆動部材2とは、相互の角変位が阻止され
る。板状端部4の外周面には外歯19が刻設され
ており、この外歯19にたとえばモータなどの駆
動源に連結される歯車20が噛合して、駆動部材
2に動力が伝達される。
被駆動部材3は、板状端部21と、この板状端
部21から立設される筒部22と、ボス23とで
構成される。筒部22によつて形成される収納空
間24には、駆動部材2の筒部5が収納される。
筒部22の内周面には摺接片16が摺接し、これ
によつてローラ15は筒部5の半径方向外方にば
ね付勢される。筒部22の内周面には凹所25が
形成される。
部21から立設される筒部22と、ボス23とで
構成される。筒部22によつて形成される収納空
間24には、駆動部材2の筒部5が収納される。
筒部22の内周面には摺接片16が摺接し、これ
によつてローラ15は筒部5の半径方向外方にば
ね付勢される。筒部22の内周面には凹所25が
形成される。
この凹所25は、通常の動力伝達時にはローラ
15が抜け出すことなく、また過負荷などで動力
伝達が遮断されるすべり時にはローラ15が抜け
出すことができる深さに形成される。このように
形成された凹所25にローラ15が嵌り込むこと
によつて、駆動部材2と被駆動部材3との相互の
角変位は阻止される。
15が抜け出すことなく、また過負荷などで動力
伝達が遮断されるすべり時にはローラ15が抜け
出すことができる深さに形成される。このように
形成された凹所25にローラ15が嵌り込むこと
によつて、駆動部材2と被駆動部材3との相互の
角変位は阻止される。
駆動部材2のボス8と被駆動部材3のボス23
とには軸26が連通し、両部材2,3は軸26の
軸線まわりに角変位自在に支持される。筒部22
の外周には外歯27が刻設されており、この外歯
27に出力軸などに連結される歯車28が噛合し
て、歯車20から歯車28に動力が伝達される。
とには軸26が連通し、両部材2,3は軸26の
軸線まわりに角変位自在に支持される。筒部22
の外周には外歯27が刻設されており、この外歯
27に出力軸などに連結される歯車28が噛合し
て、歯車20から歯車28に動力が伝達される。
考案が解決すべき問題点
このように構成されたクラツチ1において、被
駆動側の回転が停止して過負荷状態となつたと
き、或いは駆動側が停止している状態で外力など
によつて、被駆動側に回転力が生じたときなどに
は、ローラ15がばね17,18のばね力に抗し
て作動片14を押圧し、ローラ15が凹所25か
ら抜け出して被駆動部材3の筒部22の内周面を
走行し、動力の伝達が遮断される。
駆動側の回転が停止して過負荷状態となつたと
き、或いは駆動側が停止している状態で外力など
によつて、被駆動側に回転力が生じたときなどに
は、ローラ15がばね17,18のばね力に抗し
て作動片14を押圧し、ローラ15が凹所25か
ら抜け出して被駆動部材3の筒部22の内周面を
走行し、動力の伝達が遮断される。
このような先行技術のクラツチ1では、凹所2
5から抜け出したローラ15が、被駆動部材3の
筒部22の内周面を1周して、または一旦ローラ
15が凹所25から抜け出した後に、再び凹所2
5に嵌り込むときに、異音が発生し、不快感を与
えていた。
5から抜け出したローラ15が、被駆動部材3の
筒部22の内周面を1周して、または一旦ローラ
15が凹所25から抜け出した後に、再び凹所2
5に嵌り込むときに、異音が発生し、不快感を与
えていた。
本考案の目的は、クラツチのすべり時におい
て、異音などが発生せず、低作動音で動力の伝
達/遮断を行なうことができるようにしたクラツ
チを提供することである。
て、異音などが発生せず、低作動音で動力の伝
達/遮断を行なうことができるようにしたクラツ
チを提供することである。
問題点を解決するための手段
本考案は、駆動部材と被駆動部材とを、一直線
上に軸線があるようにして軸線方向に配置し、駆
動部材からの動力を被駆動部材に伝達するように
したクラツチにおいて、 駆動部材または被駆動部材のいずれか一方に
は、前記一直線上に軸線を有し軸直角断面が円形
である案内面を形成し、この案内面には、駆動部
材の回転方向上流側が緩やかである傾斜面と、前
記回転方向下流側が前記案内面の角度に対して急
峻に傾斜している当接面とを有する凹所が形成さ
れており、 前記駆動部材または被駆動部材のいずれか他方
には、半径方向外方にばね付勢され、この駆動部
材または被駆動部材のいずれか他方と周方向に相
互の角変位をしないようにした転動体を設け、 前記駆動部材または被駆動部材のいずれか一方
に形成された凹所は、軸線方向に対をなして配置
され、各凹所の傾斜面と当接面との配置は周方向
に相互に逆となつており、 前記転動体は、駆動部材の周方向に延び、か
つ、軸線方向に傾斜している案内溝を有する案内
部材によつて受けられており、この案内部材は前
記駆動部材または被駆動部材のいずれか他方に相
互の回転を阻止して設けられ、 前記転動体が案内面に当接し、凹所の傾斜面を
経て当接面に当接して駆動部材から被駆動部材に
動力が伝達されることを特徴とするクラツチであ
る。
上に軸線があるようにして軸線方向に配置し、駆
動部材からの動力を被駆動部材に伝達するように
したクラツチにおいて、 駆動部材または被駆動部材のいずれか一方に
は、前記一直線上に軸線を有し軸直角断面が円形
である案内面を形成し、この案内面には、駆動部
材の回転方向上流側が緩やかである傾斜面と、前
記回転方向下流側が前記案内面の角度に対して急
峻に傾斜している当接面とを有する凹所が形成さ
れており、 前記駆動部材または被駆動部材のいずれか他方
には、半径方向外方にばね付勢され、この駆動部
材または被駆動部材のいずれか他方と周方向に相
互の角変位をしないようにした転動体を設け、 前記駆動部材または被駆動部材のいずれか一方
に形成された凹所は、軸線方向に対をなして配置
され、各凹所の傾斜面と当接面との配置は周方向
に相互に逆となつており、 前記転動体は、駆動部材の周方向に延び、か
つ、軸線方向に傾斜している案内溝を有する案内
部材によつて受けられており、この案内部材は前
記駆動部材または被駆動部材のいずれか他方に相
互の回転を阻止して設けられ、 前記転動体が案内面に当接し、凹所の傾斜面を
経て当接面に当接して駆動部材から被駆動部材に
動力が伝達されることを特徴とするクラツチであ
る。
作 用
本考案に従えば、駆動部材と被駆動部材とを、
両部材の軸線が一直線上にあるように、かつ、軸
線方向に配置して、動力の伝達が行なわれる。駆
動部材または被駆動部材のいずれか一方には、軸
直角断面が円形であり、前記一直線上に軸線を有
する案内面が形成され、この案内面には、駆動部
材の回転方向上流側が緩やかである傾斜面と、前
記回転方向下流側が前記案内面の角度に対して急
峻に傾斜している当接面とを有する凹所が形成さ
れる。駆動部材または被駆動部材のいずれか他方
には、半径方向外力にばね付勢され、これらの部
材との周方向の相互の角変位が阻止された転動体
が設けられる。したがつて転動体が傾斜面を経て
緩やかに凹所に嵌入し、当接面に当接することに
よつて、駆動部材と被駆動部材との相互の角変位
が阻止されて動力の伝達が行なわれる。また過負
荷時などでは、転動体が凹所から抜け出して案内
面を走行することによつて、駆動部材と被駆動部
材との相互の角変位が許容されて動力伝達が遮断
される。
両部材の軸線が一直線上にあるように、かつ、軸
線方向に配置して、動力の伝達が行なわれる。駆
動部材または被駆動部材のいずれか一方には、軸
直角断面が円形であり、前記一直線上に軸線を有
する案内面が形成され、この案内面には、駆動部
材の回転方向上流側が緩やかである傾斜面と、前
記回転方向下流側が前記案内面の角度に対して急
峻に傾斜している当接面とを有する凹所が形成さ
れる。駆動部材または被駆動部材のいずれか他方
には、半径方向外力にばね付勢され、これらの部
材との周方向の相互の角変位が阻止された転動体
が設けられる。したがつて転動体が傾斜面を経て
緩やかに凹所に嵌入し、当接面に当接することに
よつて、駆動部材と被駆動部材との相互の角変位
が阻止されて動力の伝達が行なわれる。また過負
荷時などでは、転動体が凹所から抜け出して案内
面を走行することによつて、駆動部材と被駆動部
材との相互の角変位が許容されて動力伝達が遮断
される。
しかも本考案に従えば、凹所は、軸線方向に対
をなして配置され、各凹所の傾斜面と当接面との
配置は、周方向に相互に逆となつており、転動体
は、案内部材の案内溝に受けられており、この案
内溝は、駆動部材の周方向に延び、かつ、軸線方
向に傾斜しており、こうして正逆両回転方向の動
力の伝達/遮断を、異音を発生することなく、可
能とする。
をなして配置され、各凹所の傾斜面と当接面との
配置は、周方向に相互に逆となつており、転動体
は、案内部材の案内溝に受けられており、この案
内溝は、駆動部材の周方向に延び、かつ、軸線方
向に傾斜しており、こうして正逆両回転方向の動
力の伝達/遮断を、異音を発生することなく、可
能とする。
実施例
第1図は本考案の一実施例のクラツチ31の分
解斜視図であり、第2図はその軸直角断面図であ
る。このクラツチ31は、自動車に搭載されるラ
ジオ受信機や無線機などのアンテナエレメントを
伸縮駆動する動力伝達機構に介在され、アンテナ
が伸縮して上限位置、あるいは下限位置に到達し
たときなどにおいて、モータが過負荷状態となる
ことを防止するために用いられる。
解斜視図であり、第2図はその軸直角断面図であ
る。このクラツチ31は、自動車に搭載されるラ
ジオ受信機や無線機などのアンテナエレメントを
伸縮駆動する動力伝達機構に介在され、アンテナ
が伸縮して上限位置、あるいは下限位置に到達し
たときなどにおいて、モータが過負荷状態となる
ことを防止するために用いられる。
駆動部材32と被駆動部材33とは、両部材3
2,33の軸線が一直線上にあるように軸線方向
に配置される。駆動部材32は、板状端部34
と、この板状端部34から立設される筒部35
と、筒部35を補強して支持する支持壁36,3
7と、ボス38とで構成される。筒部35には周
方向に等間隔で2つの突出孔42,43が形成さ
れ、これらの突出孔42,43には作動片44,
45が嵌り込む。作動片44,45には、円弧状
の断面形状を有する案内溝46,47が形成され
ており、この案内溝46,47によつて、ボール
48,49が回転自在、かつ、案内溝46,47
の軸線方向に変位自在に支持される。
2,33の軸線が一直線上にあるように軸線方向
に配置される。駆動部材32は、板状端部34
と、この板状端部34から立設される筒部35
と、筒部35を補強して支持する支持壁36,3
7と、ボス38とで構成される。筒部35には周
方向に等間隔で2つの突出孔42,43が形成さ
れ、これらの突出孔42,43には作動片44,
45が嵌り込む。作動片44,45には、円弧状
の断面形状を有する案内溝46,47が形成され
ており、この案内溝46,47によつて、ボール
48,49が回転自在、かつ、案内溝46,47
の軸線方向に変位自在に支持される。
第3図は、案内溝46,47とボール48,4
9との関係を示す筒部35の周方向展開図であ
る。駆動部材32が矢符50方向に回転駆動され
るとき、ボール48,49は、第3図実線で示さ
れるように案内溝46,47の壁面46a,47
aによつて案内されて、案内溝46,47の軸線
方向に変位する。駆動部材32が矢符50方向と
は反対方向に回転駆動されるとき、ボール48,
49は案内溝46,47の壁面46b,47bに
よつて案内されて、仮想線で示される位置に変位
する。案内溝46,47は、板状端部34に対し
て角度θだけ傾斜している。作動片44,45
は、ばね55,56によつて相互に離反する方向
にばね付勢され、作動片44,45と、駆動部材
32とは相互の角変位が阻止される。板状端部3
4の外周面には外歯57が刻設されており、この
外歯57にモータ58に取付けられた歯車59が
噛合して、駆動部材32にモータ58の動力が伝
達される。
9との関係を示す筒部35の周方向展開図であ
る。駆動部材32が矢符50方向に回転駆動され
るとき、ボール48,49は、第3図実線で示さ
れるように案内溝46,47の壁面46a,47
aによつて案内されて、案内溝46,47の軸線
方向に変位する。駆動部材32が矢符50方向と
は反対方向に回転駆動されるとき、ボール48,
49は案内溝46,47の壁面46b,47bに
よつて案内されて、仮想線で示される位置に変位
する。案内溝46,47は、板状端部34に対し
て角度θだけ傾斜している。作動片44,45
は、ばね55,56によつて相互に離反する方向
にばね付勢され、作動片44,45と、駆動部材
32とは相互の角変位が阻止される。板状端部3
4の外周面には外歯57が刻設されており、この
外歯57にモータ58に取付けられた歯車59が
噛合して、駆動部材32にモータ58の動力が伝
達される。
被駆動部材33は、板状端部61と、この板状
端部61から立設される筒部62と、ボス63と
で構成される。筒部62によつて形成される収納
空間64には、駆動部材32の筒部35が収納さ
れる。筒部62の内周面は、軸直角断面が円形で
ある案内面60となつており、この案内面62に
は、転動体であるボール48,49が当接する。
案内面60には、軸線方向に間隔をあけて、2つ
の凹所65,66が形成される。
端部61から立設される筒部62と、ボス63と
で構成される。筒部62によつて形成される収納
空間64には、駆動部材32の筒部35が収納さ
れる。筒部62の内周面は、軸直角断面が円形で
ある案内面60となつており、この案内面62に
は、転動体であるボール48,49が当接する。
案内面60には、軸線方向に間隔をあけて、2つ
の凹所65,66が形成される。
第4図はこの凹所65,66付近を拡大して示
す被駆動部材33の断面図であり、第5図は凹所
65,66付近の軸直角断面図である。凹所65
は、矢符50方向上流側に向けて緩やかな傾斜と
なるように形成された傾斜面65aと、矢符50
方向下流側に向けて急峻な傾斜となるように形成
された当接面65bとから成る。同様に凹所66
は、矢符50方向下流側に向けて緩やかな傾斜と
なるように形成された傾斜面66aと、矢符50
方向上流側に向けて急峻な傾斜となるように形成
される当接面66bとから成る。
す被駆動部材33の断面図であり、第5図は凹所
65,66付近の軸直角断面図である。凹所65
は、矢符50方向上流側に向けて緩やかな傾斜と
なるように形成された傾斜面65aと、矢符50
方向下流側に向けて急峻な傾斜となるように形成
された当接面65bとから成る。同様に凹所66
は、矢符50方向下流側に向けて緩やかな傾斜と
なるように形成された傾斜面66aと、矢符50
方向上流側に向けて急峻な傾斜となるように形成
される当接面66bとから成る。
駆動部材32のボス38と被駆動部材33のボ
ス63とには軸67が連通し、両部材32,33
は軸67の軸線まわりに角変位自在に支持され
る。筒部62の外周面には外歯68が刻設されて
おり、この外歯68に、アンテナエレメントに連
結される駆動用索条69の長手方向に亘つて形成
された歯69aが噛合し、モータ58によつてア
ンテナエレメントが伸縮駆動される。
ス63とには軸67が連通し、両部材32,33
は軸67の軸線まわりに角変位自在に支持され
る。筒部62の外周面には外歯68が刻設されて
おり、この外歯68に、アンテナエレメントに連
結される駆動用索条69の長手方向に亘つて形成
された歯69aが噛合し、モータ58によつてア
ンテナエレメントが伸縮駆動される。
アンテナエレメントが伸縮して上限位置または
下限位置に到達し、モータ58が過負荷状態とな
つたとき、或いはモータ58が停止している状態
でアンテナエレメントに外力などが作用して、被
駆動部材33に回転力が生じたときなどのクラツ
チ31のすべり状態におけるボール48,49の
動きについて、第2図、第3図および第5図を参
照して説明する。ボール49が凹所65に嵌入し
ている状態では、ボール49は案内溝47の壁面
47aおよび凹所65の当接面65bに当接して
おり、駆動部材32と被駆動部材33との相互の
角変位が阻止されて、被駆動部材33は矢符50
方向に回転駆動され、動力の伝達が行なわれる。
下限位置に到達し、モータ58が過負荷状態とな
つたとき、或いはモータ58が停止している状態
でアンテナエレメントに外力などが作用して、被
駆動部材33に回転力が生じたときなどのクラツ
チ31のすべり状態におけるボール48,49の
動きについて、第2図、第3図および第5図を参
照して説明する。ボール49が凹所65に嵌入し
ている状態では、ボール49は案内溝47の壁面
47aおよび凹所65の当接面65bに当接して
おり、駆動部材32と被駆動部材33との相互の
角変位が阻止されて、被駆動部材33は矢符50
方向に回転駆動され、動力の伝達が行なわれる。
被駆動部材33の回転が阻止されるなどして過
負荷状態となつたとき、ボール49は急峻な当接
面65bをばね55,56のばね力に抗して筒部
35の半径方向内方に変位し、凹所65から抜け
出し、参照符72で示されるように、案内溝47
の壁面47aに当接しながら筒部62の案内面6
0を走行する。駆動部材32が半回転してボール
48が参照符73で示されるように、案内溝46
の壁面46aに当接しながら筒部62の案内面6
0を走行して来ると、傾斜面65aによつて凹所
65に緩やかに嵌り込み、前述のように凹所65
から抜け出す。このようにして駆動部材32と被
駆動部材33との相互の角変位が許容されて、動
力伝達が遮断される。
負荷状態となつたとき、ボール49は急峻な当接
面65bをばね55,56のばね力に抗して筒部
35の半径方向内方に変位し、凹所65から抜け
出し、参照符72で示されるように、案内溝47
の壁面47aに当接しながら筒部62の案内面6
0を走行する。駆動部材32が半回転してボール
48が参照符73で示されるように、案内溝46
の壁面46aに当接しながら筒部62の案内面6
0を走行して来ると、傾斜面65aによつて凹所
65に緩やかに嵌り込み、前述のように凹所65
から抜け出す。このようにして駆動部材32と被
駆動部材33との相互の角変位が許容されて、動
力伝達が遮断される。
同様に、被駆動部材33が矢符50方向と反対
方向に回転駆動されるときには、ボール48,4
9は案内溝46,47の壁面46b,47bによ
つて案内され、第3図仮想線で示される状態とな
つて、たとえばボール48が筒部62の案内面6
0から傾斜面66aを経て当接面66bに当接
し、駆動部材32と被駆動部材33との相互の角
変位が阻止されて、動力の伝達が行なわれる。
方向に回転駆動されるときには、ボール48,4
9は案内溝46,47の壁面46b,47bによ
つて案内され、第3図仮想線で示される状態とな
つて、たとえばボール48が筒部62の案内面6
0から傾斜面66aを経て当接面66bに当接
し、駆動部材32と被駆動部材33との相互の角
変位が阻止されて、動力の伝達が行なわれる。
被駆動部材33の回転が阻止されるなどして過
負荷状態となつたとき、ボール48は急峻な当接
面66bをばね55,56のばね力に抗して筒部
35の半径方向内方に変位し、凹所66から抜け
出し参照符73で示されるように案内溝46の壁
面46bに当接しながら筒部62の案内面60を
走行する。駆動部材32が半回転してボール49
が参照符72で示されるように、案内溝47の壁
面47bに当接しながら筒部62の案内面60を
走行して来ると、傾斜面66aによつて凹所66
に緩やかに嵌り込み、前述のようにして凹所66
から抜け出す。このようにして駆動部材32と被
駆動部材33との相互の角変位が許容されて、動
力伝達が遮断される。
負荷状態となつたとき、ボール48は急峻な当接
面66bをばね55,56のばね力に抗して筒部
35の半径方向内方に変位し、凹所66から抜け
出し参照符73で示されるように案内溝46の壁
面46bに当接しながら筒部62の案内面60を
走行する。駆動部材32が半回転してボール49
が参照符72で示されるように、案内溝47の壁
面47bに当接しながら筒部62の案内面60を
走行して来ると、傾斜面66aによつて凹所66
に緩やかに嵌り込み、前述のようにして凹所66
から抜け出す。このようにして駆動部材32と被
駆動部材33との相互の角変位が許容されて、動
力伝達が遮断される。
このように本件クラツチ31では、該クラツチ
31がすべり状態となつたときには、ボール4
8,49は傾斜面65a,66aを経て凹所6
5,66に嵌り込むため、背景技術の項で関連し
て述べたような異音などが発生せず、低作動音で
動力の伝達/遮断を行なうことができる。
31がすべり状態となつたときには、ボール4
8,49は傾斜面65a,66aを経て凹所6
5,66に嵌り込むため、背景技術の項で関連し
て述べたような異音などが発生せず、低作動音で
動力の伝達/遮断を行なうことができる。
効 果
以上のように本考案によれば、転動体が傾斜面
を経て緩やかに凹所に嵌入し、当接面に当接する
ことによつて、駆動部材と被駆動部材との相互の
角変位が阻止されて動力の伝達が行なわれ、また
過負荷時などでは、転動体が凹所から抜け出して
案内面を走行することによつて、駆動部材と被駆
動部材との相互の角変位が許容されて動力の伝達
が遮断されるようにしたので、クラツチのすべり
時においても異音などが発生せず、低作動音で動
力の伝達/遮断を行なうことができる。さらに本
考案によれば、凹所は、軸線方向に対をなして配
置され、各凹所の傾斜面と当接面との配置は周方
向に相互に逆となつており、転動体は、案内部材
の案内溝に受けられており、この案内溝は、駆動
部材の周方向に延び、かつ、軸線方向に傾斜して
おり、こうして正逆両回転方向の動力の伝達/遮
断を、異音を生じることなく、可能にする。
を経て緩やかに凹所に嵌入し、当接面に当接する
ことによつて、駆動部材と被駆動部材との相互の
角変位が阻止されて動力の伝達が行なわれ、また
過負荷時などでは、転動体が凹所から抜け出して
案内面を走行することによつて、駆動部材と被駆
動部材との相互の角変位が許容されて動力の伝達
が遮断されるようにしたので、クラツチのすべり
時においても異音などが発生せず、低作動音で動
力の伝達/遮断を行なうことができる。さらに本
考案によれば、凹所は、軸線方向に対をなして配
置され、各凹所の傾斜面と当接面との配置は周方
向に相互に逆となつており、転動体は、案内部材
の案内溝に受けられており、この案内溝は、駆動
部材の周方向に延び、かつ、軸線方向に傾斜して
おり、こうして正逆両回転方向の動力の伝達/遮
断を、異音を生じることなく、可能にする。
第1図は本考案の一実施例のクラツチ31の分
解斜視図、第2図はクラツチ31の軸直角断面
図、第3図は駆動部材32の筒部35の周方向展
開図、第4図は被駆動部材33に形成された凹所
65,66付近の拡大断面図、第5図は凹所6
5,66付近の軸直角断面図、第6図は先行技術
のクラツチ1の分解斜視図、第7図はクラツチ1
の軸直角断面図である。 31……クラツチ、32……駆動部材、33…
…被駆動部材、35,62……筒部、44,45
……作動片、46,47……案内溝、48,49
……ボール、55,56……ばね、58……モー
タ、60……案内面、65,66……凹所、65
a,66a……傾斜面、65b,66b……当接
面、67……軸、69……駆動用索条。
解斜視図、第2図はクラツチ31の軸直角断面
図、第3図は駆動部材32の筒部35の周方向展
開図、第4図は被駆動部材33に形成された凹所
65,66付近の拡大断面図、第5図は凹所6
5,66付近の軸直角断面図、第6図は先行技術
のクラツチ1の分解斜視図、第7図はクラツチ1
の軸直角断面図である。 31……クラツチ、32……駆動部材、33…
…被駆動部材、35,62……筒部、44,45
……作動片、46,47……案内溝、48,49
……ボール、55,56……ばね、58……モー
タ、60……案内面、65,66……凹所、65
a,66a……傾斜面、65b,66b……当接
面、67……軸、69……駆動用索条。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 駆動部材と被駆動部材とを、一直線上に軸線が
あるようにして軸線方向に配置し、駆動部材から
の動力を被駆動部材に伝達するようにしたクラツ
チにおいて、 駆動部材または被駆動部材のいずれか一方に
は、前記一直線上に軸線を有し軸直角断面が円形
である案内面を形成し、この案内面には、駆動部
材の回転方向上流側が緩やかである傾斜面と、前
記回転方向下流側が前記案内面の角度に対して急
峻に傾斜している当接面とを有する凹所が形成さ
れており、 前記駆動部材または被駆動部材のいずれか他方
には、半径方向外方にばね付勢され、この駆動部
材または被駆動部材のいずれか他方と周方向に相
互の角変位をしないようにした転動体を設け、 前記駆動部材または被駆動部材のいずれか一方
に形成された凹所は、軸線方向に対をなして配置
され、各凹所の傾斜面と当接面との配置は周方向
に相互に逆となつており、 前記転動体は、駆動部材の周方向に延び、か
つ、軸線方向に傾斜している案内溝を有する案内
部材によつて受けられており、この案内部材は前
記駆動部材または被駆動部材のいずれか他方に相
互の回転を阻止して設けられ、 前記転動体が案内面に当接し、凹所の傾斜面を
経て当接面に当接して駆動部材から被駆動部材に
動力が伝達されることを特徴とするクラツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987049651U JPH0524824Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987049651U JPH0524824Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63157527U JPS63157527U (ja) | 1988-10-17 |
| JPH0524824Y2 true JPH0524824Y2 (ja) | 1993-06-23 |
Family
ID=30872299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987049651U Expired - Lifetime JPH0524824Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0524824Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3739250B2 (ja) * | 2000-01-31 | 2006-01-25 | 株式会社山本精密 | ヒンジ |
| KR101412130B1 (ko) * | 2008-03-14 | 2014-06-27 | 삼성전자주식회사 | 컴플라이언트 조인트 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS489002U (ja) * | 1971-06-12 | 1973-02-01 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP1987049651U patent/JPH0524824Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63157527U (ja) | 1988-10-17 |
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