JPH05249804A - 接触式帯電装置 - Google Patents

接触式帯電装置

Info

Publication number
JPH05249804A
JPH05249804A JP8455192A JP8455192A JPH05249804A JP H05249804 A JPH05249804 A JP H05249804A JP 8455192 A JP8455192 A JP 8455192A JP 8455192 A JP8455192 A JP 8455192A JP H05249804 A JPH05249804 A JP H05249804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
charged
contact
voltage
charging member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8455192A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Arataira
文弘 荒平
Naoki Fuei
直喜 笛井
Hisayo Itou
尚代 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8455192A priority Critical patent/JPH05249804A/ja
Publication of JPH05249804A publication Critical patent/JPH05249804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触式帯電装置における、帯電部材と被帯電
体との当接精度不良による帯電領域の不均一に起因する
帯電性能の低下、被帯電体の耐久削れ、AC帯電式の場
合の帯電音の発生、の問題を解消し、また帯電部材と被
帯電体との間の離間部を増して長期にわたって安定した
帯電特性を確保・維持すること。 【構成】 帯電部材1を被帯電体2に接触させ、該帯電
部材1に電圧を印加して被帯電体2を帯電させる接触式
帯電装置において、帯電部材1は、電極層支持面に凹凸
の差fが10〜500μmの連続した凹凸形状b・cを
形成した電極支持層1aと、該電極支持層に支持され、
電圧が印加される電極層1bと、該電極層の面に形成さ
れ、被帯電体2に接触する被膜層1cを有し、被帯電体
の回転方向の接線方向と平行に固定化支持され、被帯電
体回転面における被帯電体との接触面が固定されている
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯電部材(導電性部材)
を被帯電体に接触させ、該帯電部材に電圧を印加して被
帯電体を帯電(除電も含む)させる接触式帯電装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真装置・静電記録装置等
の画像形成装置において電子写真感光体・静電記録誘電
体等の被帯電体としての像担持体の面を帯電処理するプ
ロセスを実行するための帯電装置としては従来より非接
触式であるコロナ放電装置が利用されてきた。
【0003】近年は、電圧を印加したブレード形(帯電
ブレード)・ローラ形(帯電ローラ)等の帯電部材を被
帯電体の表面に接触させることで被帯電体面を所定の極
性・電位に帯電させる接触(直接)式の帯電装置(例え
ば特開昭63−167380号公報)が注目され、実用
されるようになってきている。接触式帯電装置は電源の
低圧化が図れる、オゾン等のコロナ放電生成物の発生が
極めて少ない(オゾンレス)等の利点を有している。
【0004】帯電部材に対する印加電圧(電界)は直流
電圧のみ(DC帯電式)でもよいが、振動電圧(時間と
共に電圧値が周期的に変化する電圧または電界)を印加
することで帯電を均一に行なわせることができる(AC
帯電式、特開昭63−149668号公報等)。
【0005】AC帯電式は、例えば、所望の直流電圧V
DCと、帯電部材に直流電圧を印加したときの被帯電体の
帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流電
圧VACに直流電圧VDCを重畳した振動電圧VDC+VAC
印加することにより被帯電体の帯電を均す効果があり、
DC帯電式よりも均一な帯電を実行できる。振動電圧の
波形としては正弦波に限らず、矩形波、三角波、パルス
波でもよい。交流電圧は直流電源を周期的にオン−オフ
することによって形成された矩形波の電圧を含む。交流
電圧のみを印加することで被帯電体の除電処理がなされ
る。
【0006】接触式帯電においては、被帯電体に対する
帯電部材の均一な当接力を確保し、帯電領域を広くして
安定した帯電特性を保たせるために帯電部材を弾性体も
しくは弾性体を含む構成にし、その弾性体の弾性特性を
利用して帯電部材を被帯電体に対して押し当てた状態に
している。
【0007】図5は接触式帯電装置の具体例の模型図で
あり、(a)は帯電部材として帯電ブレード10Aを、
(b)は帯電ローラ10Bを用いたものである。
【0008】2は被帯電体であり、例えば電子写真装置
の感光体ドラムである。この感光体ドラム2はアルミニ
ウム等の導電性ドラム基体2bと、その外周面に塗工形
成した感光体2aとからなり、矢示aの時計方向に所定
の周速度をもって回転駆動される。
【0009】この感光体ドラム2の周囲・周辺には図の
接触式帯電装置以外に、画像情報露光手段・現像手段・
転写手段・クリーニング手段・定着手段等の作像プロセ
ス手段器機が配設されて画像形成装置が構成されるが、
それ等は図に省略した。
【0010】帯電ブレード10Aは例えば特開平1−9
3760号公報にみられるように中抵抗値を有する板状
弾性体ブレード(例えばゴムブレード)、更には該ブレ
ードの感光体ドラム当接面に高抵抗層10aを設けたも
のであり、基部側を不動の支持部材11に固定支持さ
せ、ブレードの弾性に抗して先端部を感光体ドラム2面
に圧接させてブレードの弾性反力でブレード先端部を感
光体ドラム2面に押し当て状態に保たせている。
【0011】帯電ローラ10Bは芯金12と、その外周
に同心一体にローラ状に形成した導電性弾性体層13、
更にはその外周に形成した高抵抗層14からなるもの
で、芯金12の両端部を軸受けさせて感光体ドラム2に
略並行に配列して感光体ドラム2面に対して導電性弾性
体層13の弾性に抗して所定に押圧接触させてあり、本
例の場合は感光体ドラム2の回転駆動に伴い従動回転す
る。
【0012】3は帯電ブレード10Aまたは帯電ローラ
10Bに対する帯電バイアス印加電源であり、この電源
3から帯電ブレード10A、または芯金12を介して帯
電ローラ10Bに所定の帯電バイアスが印加されること
で回転感光体ドラム2の周面が所定の極性・電位に一様
均一に接触式で一次帯電処理(DC帯電式或はAC帯電
式)される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
(a)接触帯電においては、帯電領域を均一に保つため
帯電部材と被帯電体との当接精度を高める必要がある
が、帯電部材が帯電ブレード10Aの場合も、帯電ロー
ラ10Bの場合も当接精度を高めて帯電領域を均一に保
つことは微妙な調整を要し容易ではなかった。
【0014】(b)また感光体と非従動である帯電ブレ
ード10Aの場合は、被帯電体としての感光体ドラム2
とのニップ部Nの全領域が両者10A,2の接触面部分
であることから感光体の耐久削れが生じやすく、そのた
め長期にわたって安定した帯電を行わせることが難し
い。
【0015】(c)帯電部材に振動電圧を印加して被帯
電体を帯電するAC帯電式の場合は交流電圧成分による
帯電均し効果は離間部S(被帯電体と帯電部材(電極
層)との間隙部)が多いほどその効果が大きいというこ
とが確認されている。
【0016】しかし上記したように帯電ブレード10A
の場合も、帯電ローラ10Bの場合も感光体ドラム2と
のニップ部Nの全領域が両者の接触面部分であり、離間
部Sが1ケ所又は2ケ所だけであるので、このために均
一に帯電を行うことが難しく帯電不良を起こしやすい。
【0017】(d)帯電部材に振動電圧を印加して被帯
電体を帯電処理するAC帯電の場合は、帯電部材が帯電
ブレード10Aの場合も帯電ローラ10Bの場合も該帯
電部材が印加交流電圧成分による機械的な振動を発生し
所謂帯電音が発生する。この場合帯電部材10A・10
Bと感光体ドラム2とのニップ部Nの全領域が両者の接
触面部分であるためにこの帯電音が大きく耳障りで不快
感を与える。
【0018】本発明は接触帯電における上記(a)乃至
(d)のような問題点を解消することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする接触帯電装置である。
【0020】(1)帯電部材を被帯電体に接触させ、該
帯電部材に電圧を印加して被帯電体を帯電させる接触式
帯電装置において、帯電部材は、電極層支持面に10〜
500μmの連続した凹凸形状を形成した電極支持層
と、該電極支持層に支持され、電圧が印加される電極層
と、該電極層の面に形成され、被帯電体に接触する被膜
層を有し、被帯電体の回転方向の接線方向と平行に固定
化支持され、被帯電体回転面における被帯電体との接触
面が固定されていることを特徴とする接触式帯電装置。
【0021】(2)被帯電体と帯電部材との接触面が一
様な被膜材により被膜されており、帯電部材と被帯電体
との接触面積が被帯電体と帯電部材とのニップ部の総面
積よりも狭いことを特徴とする(1)記載の接触式帯電
装置。
【0022】(3)被帯電体上の任意の点が帯電部材と
被帯電体とのニップ部内を通過する際に2回以上帯電部
材と接触することを特徴とする(1)記載の接触式帯電
装置。
【0023】(4)帯電部材に対する印加電圧が振動電
圧であることを特徴とする(1)記載の接触式帯電装
置。
【0024】(5)振動電圧が、直流電圧と交流電圧と
の重畳電圧であることを特徴とする(4)記載の接触式
帯電装置。
【0025】(6)振動電圧が、所望電位の直流電圧
と、帯電部材に直流電圧を印加したときの被帯電体の帯
電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流電圧
との重畳電圧であることを特徴とする(4)記載の接触
式帯電装置。
【0026】(7)被帯電体が、画像形成装置の感光体
・誘電体等の回転像担持体であることを特徴とする
(1)乃至(3)の何れかに記載の接触式帯電装置。
【0027】
【作用】
a.帯電部材を被帯電体の回転方向の接線方向と平行に
固定化支持させたことで、被帯電体に対する当接による
帯電部材の変形応力と支持力との方向を一致させること
ができ、これにより当接精度を高める微妙な調整を必要
とせずに帯電領域(ニップ領域)を容易に広く均一に保
つことができて安定した帯電特性を保つことができる。
【0028】b.帯電部材と被帯電体とのニップ領域は
全領域面が接触面ではなく各凹部に対応する複数の非接
触部分が存在していて被帯電体に対する帯電部材の実質
的な接触面積はニップ領域の全面積よりも小さいから被
帯電体の耐久削れが生じにくく長期にわたって安定した
帯電を行わせることができる。
【0029】c.帯電部材と被帯電体とのニップ領域に
は各凹部に対応する複数の非接触部分、即ち離間部が存
在するので、帯電部材に振動電圧を印加して被帯電体を
帯電するAC帯電式の場合の交流電圧成分による帯電均
し効果が大きくなる。
【0030】d.前記bのように被帯電体に対する帯電
部材の実質的な接触面積がニップ領域の全面積よりも小
さくなるので、AC帯電式の場合における発生帯電音も
低減化される。
【0031】
【実施例】
(1)画像形成装置例 図1は本発明に従う接触式帯電装置を被帯電体としての
感光体ドラム2の一次帯電手段として用いた画像形成装
置の一例の概略構成図である。
【0032】本例の画像形成装置は転写式電子写真複写
機である。回転感光体ドラム2は後述する構成の接触帯
電部材1により所定の極性・電位に一様均一に接触式で
一次帯電処理される。
【0033】次いで、この回転感光体ドラム2面に対し
て不図示の画像露光手段による画像露光L、現像装置4
による現像がなされて露光画像に対応したトナー画像の
形成がなされる。
【0034】形成トナー画像は感光体ドラム2と転写ロ
ーラ5との間の転写部に不図示の給紙・機構により所定
のタイミングで給送された転写材6に順次転写されてい
く。転写部を通過した転写材6は感光体ドラム2面から
分離され不図示の定着装置へ導入されてトナー画像の定
着を受けて複写物として出力される。転写材6に対する
トナー画像転写後の感光体ドラム2面はクリーニング装
置7で清浄面化されて繰り返して作像に供される。
【0035】本例の画像形成装置は、感光体ドラム2・
接触帯電部材1・現像装置4・クリーニング装置7の4
つのプロセス機器を画像形成装置本体に対して着脱自在
のプロセスカートリッジ8としてある。
【0036】(2)帯電部材1 図2の(a)は感光体ドラムに圧接させていない自由状
態の帯電部材1の拡大横断面模型図、(b)は感光体ド
ラム1に圧接した状態の帯電部材1の拡大横断面模型
図、図3は帯電部材1の感光体ドラム接触面側(被膜層
側)を上向きにしてみた一端部側の拡大斜視図である。
【0037】本例の帯電部材1は固定化支持部材9側か
ら感光体ドラム接触面側に順次、電極支持層1a、電極
層1b、被膜層1cより構成された積層体である。
【0038】固定化支持部材9はプロセスカートリッジ
8の内面部に不動に配設した部材である。
【0039】帯電部材1はこの部材9の下面に電極支持
層1a側を接着などの手段で固定化支持させてあり、該
部材9と感光体ドラム2との間に弾性に抗して所定に圧
迫されて被膜層1c側が感光体ドラム2面に圧接した状
態で感光体ドラム2の回転方向の接線方向と平行に固定
化支持され、感光体ドラム回転回転面における感光体ド
ラムとの接触面が固定されている。
【0040】電極支持層1aの電極層支持面には長手
(感光体ドラム母線方向)に沿って数多の連続した並行
凹凸条b・cを形成してある。
【0041】電極層1b及び被膜層1cはこの数多の並
行凹凸条b・cを形成した電極支持層1a面に形成して
あり、帯電部材1の感光体ドラム接触面側である被膜層
1cの面は上記電極支持層1aの並行凹凸条b・cの凹
凸が反映して凹凸条d・eが有る面となっている。
【0042】帯電部材1が感光体ドラム2面に圧接配設
された図2の(a)の状態においてNが帯電部材1と感
光体ドラム2とのニップ領域であり、このニップ領域N
内の各凸条eが圧縮され、その圧縮反力で各凸条eが感
光体ドラム2面に圧接している。この場合各凹条dは各
凸条eの圧縮で空間部が小さくなるが感光体ドラム2面
との非接触部分d(S)として残存した状態にある。即
ち帯電部材1は感光体ドラム2とのニップ領域Nにおい
て全面的には接触せず、各凹条dに対応する複数の非接
触部分d(S)が存在した状態となっており、ニップ部
Nの総面積よりも帯電部材1と感光体ドラム2の実質的
な接触面積が狭い。
【0043】この図2の(b)の圧接状態の帯電部材1
の電極層1bに帯電バイアス印加電源3から所定の帯電
バイアスが印加されることで回転感光体ドラム2の周面
が所定の極性・電位に一様均一に接触式で一次帯電処理
(DC帯電式或はAC帯電式)される。
【0044】a.帯電部材1を感光体ドラム2の回転方
向の接線方向と平行に固定化支持させたことで、感光体
ドラム2に対する当接による帯電部材1の変形応力と支
持力との方向を一致させることができ、これにより当接
精度を高める微妙な調整を必要とせずに帯電領域(ニッ
プ領域N)を容易に広く均一に保つことができて安定し
た帯電特性を保つことができる。
【0045】b.帯電部材1と感光体ドラム2とのニッ
プ領域Nは全領域面が接触面ではなく各凹条dに対応す
る複数の非接触部分d(S)が存在していて感光体ドラ
ム2に対する帯電部材1の実質的な接触面積はニップ部
Nの全面積よりも小さいから感光体ドラム2の感光体2
aの耐久削れが生じにくく長期にわたって安定した帯電
を行わせることができる。
【0046】c.帯電部材1と感光体ドラム2とのニッ
プ領域Nには各凹条dに対応する複数の非接触部分、即
ち離間部d(S)が存在するので、帯電部材1に振動電
圧を印加して感光体ドラム2を帯電するAC帯電式の場
合の交流電圧成分による帯電均し効果が大きくなる。
【0047】d.前記bのように感光体ドラム2に対す
る帯電部材1の実質的な接触面積がニップ部Nの全面積
よりも小さくなるので、AC帯電式の場合における発生
帯電音も低減化される。
【0048】次に、帯電部材1の各構成層1a〜1cの
より具体的な説明、及び帯電部材1の製造要領について
説明する。
【0049】1)電極支持層1a 電極支持層1aの表面に凹凸b・cを設ける方法にはエ
ッチングやスクリーン印刷など方法が挙げられる。
【0050】電極支持層1aの面に形成する凹凸b・c
の差f(図2の(a)、凹部bの深さ、あるいは凸部c
の高さ)は10〜500μmであることが好ましく、よ
り好ましくは20μm≦f≦300μmが良い。
【0051】凹凸b・cの差fが20μm以下である
と、電極支持層1aに電極層1b・被膜層1cを設けた
場合に電極支持層1aの凹凸b・cの差fが被膜層1c
に反映されにくく、帯電部材1を感光体ドラム2に当接
した際に非接触部分d(S)が安定に確保できなくなり
好ましくない。また300μm以上であると、帯電部材
1を感光体ドラム2に当接した際に感光体ドラム2への
当接が不安定になり好ましくない。
【0052】また、帯電性は離間部d(S)の部分が多
いほどその効果が大きくなるという事が確認された。以
上の意味から、帯電部材1と感光体ドラム1とのニップ
部N内つまり帯電領域内を感光体の任意の点が通過した
際に2回以上帯電部材1と接触することが好ましい。
【0053】以上より、電極支持層1aの凹凸b・cの
形態としては例えば図4の(a)や(b)のような形態
が好ましい。
【0054】電極支持層1aとしては、SRIS 01
01に規定される硬度にて5〜75°の範囲の弾性体が
好ましい。これは電極層1bを被膜層1cを介して感光
体に均一に当接させるために必要な特性であり、SRI
S 0101に規定される硬度が5°以下では電極支持
層1aに”ヘタリ”が発生し好ましくない。
【0055】また、SRIS 0101に規定される硬
度が75°以上では、当接部における感光体の微小な凹
凸に追従できなくなり帯電不良が発生し好ましくない。
【0056】更に電極支持層1aは電極層1bを支持し
ているために難燃性である事が好ましい。
【0057】電極支持層1aに用いる材料としては、例
えばポリウレタン・ポリアミド・ポリエステル・変形フ
ェノール樹脂・ポリイミド・塩化ビニールなど、高硬度
であり、かつ可撓性を有する材料が好ましく用いられ
る。
【0058】2)電極層1b 電極層1bは非金属であり、帯電部分における当接状態
の安定性の確保のために常温で柔軟性を有する材料が好
ましく用いられる。例えばポリアミド、ポリイミド、ポ
リウレタン、ポリビニルアルコール、テフロン、シリコ
ン、ポリエステルなどが挙げられる。
【0059】このうち被膜層1cとの強い接着性を確保
するために被膜層1cと同種の樹脂が好ましく、さらに
電極とするために導電性顔料が添加される。導電性顔料
としてはカーボンブラック、カーボングラファイト、酸
化亜鉛、酸化チタン、金属粒子などが挙げられる。電極
層1bの抵抗値は、1×103 Ω以下である。尚、本発
明における抵抗値の測定はJIS K−6911法に従
い行った。
【0060】電極層1bとして前記のような有機物質中
に導電性顔料を分散した構成とするのは電極支持層1a
の弾性変形を阻害しないためであり、金属薄膜で電極層
1bを構成した場合感光体の微小な凹凸に追従できず帯
電不良が発生しやすく、また電極支持層1aの凹凸b・
cが反映されなくなり好ましくない。
【0061】3)被膜層1c 被膜層1cの材料としては、感光体ドラム2に当接させ
た帯電部材1の帯電部分における当接状態の安定性の確
保と感光体の損耗低減のために、常温で柔軟性を有する
材料が好ましく用いられる。
【0062】例えば、ポリアミド、ポリイミド、ポリウ
レタン、ポリビニルアルコール、テフロン、シリコン、
ポリエステルなどが挙げられる。抵抗値を調整するため
に導電性の顔料を適宜添加してもよい。導電性顔料とし
てはカーボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタン、金属粒
子などが挙げられる。
【0063】被膜層1cの抵抗値としては、1×105
〜5×108 Ωの範囲が好ましい。尚、本発明における
抵抗値は図3に示すように電極層1bをアースにし、被
膜層1c上に直流電圧VDC(250V)を印加したφ1
のプローブ10を押し当て流れる電流料を電流計11で
測定し抵抗値を求める。
【0064】つまり、電極層1bの抵抗が被膜層1cの
抵抗に比べて十分低いために図3のような測定法による
抵抗値は被膜層1cにより決定される。
【0065】被膜層1cの抵抗値が1×106 Ω以下で
は感光体2aにピンホール部などの低耐圧欠陥部(損傷
部)などが発生した場合、耐圧が出せず好ましくない。
また5×109 Ω以上では電流が流れず帯電不良が発生
し好ましくない。
【0066】さらに被膜層1cの厚みとしては、5〜5
00μmである事が好ましく、5μm以下であると、感
光体2a上に欠陥部が発生した場合に、印加バイアスが
被膜層に集中する事による絶縁破壊が発生し好ましくな
い。また、500μm以上であると、電極支持層1aの
弾性変形を阻害し好ましくない。
【0067】4)帯電部材1の製造要領 帯電部材1の製造法としては、例えば、電極支持層1a
上に電極層1bを塗布・印刷などにより形成し、その上
に被膜層1cを塗布・印刷などにより形成させる。
【0068】層状構造を形成させるためには、塗布・印
刷などにより層構成材料を順次に形成し硬化させる方
法、予め各構成層の薄膜を作成しておき、それを接着し
ていく方法などがある。各層を接着していく場合、電極
層1bと被膜層1cの層間に用いられる接着剤の抵抗値
は、被膜層1cの抵抗値として計測されるため、電極層
1bと同等の抵抗値である必要がある。
【0069】この他の作成方法としては例えば被膜層1
cの薄膜を作成しておき、その上に電極層1bを形成さ
せ、それを電極支持層1aに接着させる方法などが挙げ
られる。この場合接着層は抵抗には関与しておらず抵抗
値・塗布領域共に規定する必要はない。
【0070】(3)実施例−1 SRIS 0101硬度が40°で、厚さ5mmのウレ
タンシートを電極支持層1aの材料とし、その表面にエ
ッチングの方法により下記寸法の数多の連続した平行凹
凸条b・cを形成した。
【0071】凹部bの幅 1mm 凸部cの幅 1mm 凹凸b・cの差f 100μm 電極層材料として2液硬化型ウレタン樹脂中に導電性グ
ラファイトを添加してなる導電塗料を用い、これを上記
電極支持層1aの凹凸条b・c形成面にシルク印刷法に
より5〜10μm厚の層として塗布し、80°C・30
分間加熱架橋させて電極層1bを形成した。
【0072】上記の電極層1bを形成した電極支持層1
aを抜き型により凹凸条b・cの方向を長手として長さ
250mm、幅12mmに切り出し、この切り出した部
材の長手方向の端部に電極層1bに電気的に導通させて
電極材を用いて給電端子を取り付けた。
【0073】被膜層材料として2液硬化型ウレタン10
0重量部に導電性の酸化チタン180重量部を添加して
抵抗を調整した塗料を用い、これを上記の電極層1bと
給電端子を形成した電極支持層1aの電極層1b面にシ
ルク印刷法により30μm厚の層として塗布し、80°
・30分間加熱架橋させて被膜層1cを形成すること
で、電極支持層1a・電極層1b・被膜層1cの積層か
らなり、表面に数多の平行凹凸条d・eを有する図2・
図3のような形態の帯電部材1を製造した。
【0074】この帯電部材1をキヤノン社製複写機FC
−2のプロセスカートリッジの一次帯電器の位置に図1
のように配設した。この場合、帯電部材1と感光体ドラ
ム2との当接ニップ部Nの幅(帯電領域幅)が5mm以
上となるように帯電部材1の感光体ドラム2に対する押
し付け力を調整した。
【0075】該プロセスカートリッジを複写機本体に装
着し、帯電部材1の電極層1bに 直流電圧 : 700V 交流電圧 : VPP=2400V 周波数 350HZ の重畳バイアスを印加して画像形成プロセスを実行さ
せ、下記の帯電性能、帯電音、及び感光体の削れ、の評
価を行った。その結果を表1に示す。
【0076】1)帯電性能 帯電性能は、電位の収束性により評価を行った。感光体
を除電した後、帯電部材に上記帯電バイアスを印加して
感光体を継続して帯電させ、感光体の表面電位を表面電
位計により測定する。評価は、感光体5周目と1周目の
電位の差により行った。
【0077】◎ : 差の絶対値が5V以内 ○ : 差の絶対値が5〜10V以内 △ : 差の絶対値が10〜20V以内 × : 差の絶対値が20V以上 2)帯電音 上記帯電装置を取り付けた複写機を無響室にセットし、
上記の条件における騒音を測定した。測定は、ISO
7779の6項に従い行った。
【0078】3)感光体の削れ 表層の樹脂がポリカーボネートの感光体2aを用いて、
3000枚の画出し耐久を行い、耐久開始時と終了時に
ケットの電磁膜厚計VL−30Bを用いて感光体の膜厚
を測定し、その結果よりドラムの削れを評価した。
【0079】(4)実施例−2 電極支持層1aの表面に形成する凹凸条b・cの凹部b
の幅を0.5mm、凸部cの幅を0.5mmに変更した
以外は実施例1と同様に製造した帯電部材について同様
の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0080】(5)実施例−3 電極支持層1aの表面に形成する凹凸条b・cの凹部b
の幅を1mm、凸部cの幅を0.5mmに変更した以外
は実施例1と同様に製造した帯電部材について同様の評
価を行った。その結果を表1に示す。
【0081】(6)実施例−4 電極支持層1aの表面に形成する凹凸条b・cの凹部b
の幅を1.5mm、凸部cの幅を0.5mmに変更した
以外は実施例1と同様に製造した帯電部材について同様
の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0082】(7)実施例−5 電極支持層1aの表面に形成する凹凸条b・cの凹部b
の幅を0.5mm、凸部cの幅を0.3mmに変更した
以外は実施例1と同様に製造した帯電部材について同様
の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0083】(8)実施例−6 電極支持層1aの表面に形成する凹凸条b・cの凹部b
の幅を1mm、凸部cの幅を0.3mmに変更した以外
は実施例1と同様に製造した帯電部材について同様の評
価を行った。その結果を表1に示す。
【0084】(9)実施例−7 電極支持層1aの表面に形成する凹凸条b・cの凹部b
の幅を1.5mm、凸部cの幅を0.3mmに変更した
以外は実施例1と同様に製造した帯電部材について同様
の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0085】(10)実施例−8 電極支持層1aの表面に形成する凹凸条b・cの凹凸の
差fを400μmに変更した以外は実施例1と同様に製
造した帯電部材について同様の評価を行った。その結果
を表1に示す。
【0086】(11)実施例−9 電極支持層1aの表面に形成する凹凸条b・cの凹凸の
差fを50μmに変更した以外は実施例1と同様に製造
した帯電部材について同様の評価を行った。その結果を
表1に示す。
【0087】(12)実施例−10 電極支持層1aの表面に形成する凹凸条b・cの凹凸の
差fを400μmに変更した以外は実施例5と同様に製
造した帯電部材について同様の評価を行った。その結果
を表1に示す。
【0088】(13)比較例−1 実施例1において電極支持層1aとして表面に凹凸条を
形成しない平滑面のものを用い、他は同様に製造した帯
電部材についての評価を行った。その結果を表1に示
す。
【0089】
【表1】
【0090】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、接触式帯
電装置における前述の、帯電部材と被帯電体との当接精
度不良による帯電領域の不均一に起因する帯電性能の低
下、被帯電体の耐久削れ、AC帯電の場合の帯電音の発
生の問題が解消され、また帯電部材と被帯電体との間の
離間部d(S)が増すことにより長期にわたって安定し
た帯電特性が確保・維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う接触式帯電装置を感光体ドラム
の一次帯電手段として用いた画像形成装置の一例の概略
構成図
【図2】 (a)は感光体ドラムに圧接させていない自
由状態の帯電部材の拡大横断面模型図、(b)は感光体
ドラムに圧接させた状態の帯電部材の拡大横断面模型図
【図3】 帯電部材の感光体ドラム接触面側を上向きに
してみた一端部側の拡大斜視図、及び被膜層の抵抗測定
要領図
【図4】 (a)・(b)はそれぞれ電極支持層面に形
成した凹凸パターン例
【図5】 接触式帯電装置の具体例の模型図であり、
(a)は帯電部材が帯電ブレードである場合、(b)は
帯電ローラである場合の図
【符号の説明】
1・10A・10B 接触帯電部材 2 被帯電体としての感光体ドラム 3 帯電バイアス印加電源 L 画像露光光 4 現像装置 5 転写ローラ 6 転写材 7 クリーニング装置 8 プロセスカートリッジ 9 帯電部材固定化部材 10 プローブ 11 電流計 b・c・d・e 凹部・凸部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電部材を被帯電体に接触させ、該帯電
    部材に電圧を印加して被帯電体を帯電させる接触式帯電
    装置において、 帯電部材は、電極層支持面に10〜500μmの連続し
    た凹凸形状を形成した電極支持層と、該電極支持層に支
    持され、電圧が印加される電極層と、該電極層の面に形
    成され、被帯電体に接触する被膜層を有し、被帯電体の
    回転方向の接線方向と平行に固定化支持され、被帯電体
    回転面における被帯電体との接触面が固定されているこ
    とを特徴とする接触式帯電装置。
  2. 【請求項2】 被帯電体と帯電部材との接触面が一様な
    被膜材により被膜されており、帯電部材と被帯電体との
    接触面積が被帯電体と帯電部材とのニップ部の総面積よ
    りも狭いことを特徴とする請求項1記載の接触式帯電装
    置。
  3. 【請求項3】 被帯電体上の任意の点が帯電部材と被帯
    電体とのニップ部内を通過する際に2回以上帯電部材と
    接触することを特徴とする請求項1記載の接触式帯電装
    置。
  4. 【請求項4】 帯電部材に対する印加電圧が振動電圧で
    あることを特徴とする請求項1記載の接触式帯電装置。
  5. 【請求項5】 振動電圧が、直流電圧と交流電圧との重
    畳電圧であることを特徴とする請求項4記載の接触式帯
    電装置。
  6. 【請求項6】 振動電圧が、所望電位の直流電圧と、帯
    電部材に直流電圧を印加したときの被帯電体の帯電開始
    電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流電圧との重
    畳電圧であることを特徴とする請求項4記載の接触式帯
    電装置。
  7. 【請求項7】 被帯電体が、画像形成装置の感光体・誘
    電体等の回転像担持体であることを特徴とする請求項1
    乃至同3の何れかに記載の接触式帯電装置。
JP8455192A 1992-03-06 1992-03-06 接触式帯電装置 Pending JPH05249804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8455192A JPH05249804A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 接触式帯電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8455192A JPH05249804A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 接触式帯電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05249804A true JPH05249804A (ja) 1993-09-28

Family

ID=13833785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8455192A Pending JPH05249804A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 接触式帯電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05249804A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002341626A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Canon Inc 帯電部材、帯電装置、画像形成装置及びカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002341626A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Canon Inc 帯電部材、帯電装置、画像形成装置及びカートリッジ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5459558A (en) Charging device, image forming apparatus with same and a process unit detachably mountable to the image forming apparatus
JP2002055508A (ja) 帯電部材とそれを用いた画像形成装置及び画像形成方法
JPH08240963A (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JPH05249804A (ja) 接触式帯電装置
JP2994676B2 (ja) 帯電部材及び帯電部材を有する帯電装置
JP2892071B2 (ja) 帯電装置
JPH10198131A (ja) 帯電装置および画像形成装置
JPH05307279A (ja) 帯電方法
JP2001201919A (ja) 電源装置、帯電方法、帯電装置および画像形成装置
JP3581492B2 (ja) 近接帯電装置
JPH04138477A (ja) 帯電装置
JP3496594B2 (ja) 帯電装置
JPH02282279A (ja) 接触帯電装置
JPH05273842A (ja) 接触帯電装置
JP4147835B2 (ja) 接触帯電器および画像形成装置
JPH10171215A (ja) 画像形成装置
JPH07295329A (ja) 接触帯電装置
JP3539333B2 (ja) ブラシ帯電装置
JP3637199B2 (ja) 画像形成装置
JPH08240964A (ja) 帯電装置
JP2814799B2 (ja) 接触式帯電装置
JP2785411B2 (ja) 接触帯電装置
JP4227372B2 (ja) 画像形成装置
JP3018425B2 (ja) 帯電部材及び帯電装置
JPH08123151A (ja) 帯電装置