JPH05252708A - 単相インダクション始動形同期モータ - Google Patents

単相インダクション始動形同期モータ

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JPH05252708A
JPH05252708A JP4045316A JP4531692A JPH05252708A JP H05252708 A JPH05252708 A JP H05252708A JP 4045316 A JP4045316 A JP 4045316A JP 4531692 A JP4531692 A JP 4531692A JP H05252708 A JPH05252708 A JP H05252708A
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JP
Japan
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motor
phase induction
synchronous motor
starting
synchronous
Prior art date
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Pending
Application number
JP4045316A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Morimoto
康司 守本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4045316A priority Critical patent/JPH05252708A/ja
Publication of JPH05252708A publication Critical patent/JPH05252708A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 85〜90%の高効率を安定した始動特性を
保ちつつ実現する、低コストな単相インダクション始動
形同期モータを提供する。 【構成】 主巻線12aをさらに巻き足したタップ巻線
14を設け、タップ切り換えスイッチ18a,18b
を、始動から同期引き込みまでの始動状態では18aと
して始動トルクを高め、同期引き込み後は18bとして
運転効率が高い状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次導体と永久磁石を
併せ持つロータを備えた単相インダクション始動形同期
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エアコン、冷蔵庫など、家電機器
に使用されるモータは、単相電源で運転されるにもかか
わらず、低消費電力の効率の高いモータへの要求が強く
なっている。従来家電機器のモータは、一部の用途を除
いてインダクションモータが主流であったが、最近はエ
アコン用などにブラシレスモータが採用されつつある。
ブラシレスモータは、界磁として永久磁石を使用してい
るため励磁損失がなく、インダクションモータに比較し
高効率が得られる利点がある。
【0003】図4は従来の家電機器に使用されているブ
ラシレスモータの基本構成を示すブロック図である。図
4において、41はステータで、通常三相巻線が施され
ており、インダクションモータのステータと同様の構造
である。42はロータで界磁として永久磁石が使用され
ている。ステータ41とロータ42で同期モータを構成
しており、インバータ回路45が出力する周波数に応じ
た同期速度で回転する。10は単相商用電源である。4
4は整流回路で、単相商用電源10の交流を直流に変換
する。45はインバータ回路であり、整流回路44によ
って得られた直流を適当な周波数の交流に変換する。
【0004】以上のような構成により、当初は静止して
いるロータを脱調させないように徐々に回転数を上昇さ
せることで任意の回転速度を得ている。
【0005】このブラシレスモータは界磁に永久磁石を
用いているため励磁損失がなく85〜90%の高効率を
得ることができるが、従来のインダクションモータと比
較して整流回路44やインバータ回路45が必要とな
る。また実際に採用するに当たっては、図4の基本構成
の他に、速度制御回路などが必要となる場合が多く、コ
スト面において不利な点がある。
【0006】ブラシレスモータに代って家電機器に使用
できそうなモータとして、インダクション始動形同期モ
ータがある。このモータは、始動用の二次導体と同期運
転用の永久磁石を併せ持つロータを備えており、商用交
流電源の直接印加で始動および同期運転が可能である。
【0007】図5は三相インダクション始動形同期モー
タの基本構成を示すブロック図である。51はステータ
で三相インダクションモータのステータの構造と同じで
ある。52はロータで、始動用二次導体52aと同期運
転用の永久磁石52bを備えている。53は三相交流電
源である。ブラシレスモータと比較し、整流回路やイン
バータ回路がないので低コストにすることができる。
【0008】図6は家電機器に用途が多いと思われる2
極単相インダクション始動形同期モータの構成を示すブ
ロック図である。61はステータで、家電機器用に従来
より使用されてきた単相インダクションモータのステー
タと同様の構造をしている。62はロータで、62aは
アルミダイキャスト等で鋳込まれた二次導体、62bは
同期運転トルクを発生する永久磁石、63は進相用のコ
ンデンサである。
【0009】図7はこの2極単相インダクション始動形
同期モータのスピード−トルク特性である。71が総合
の特性であり、71aは永久磁石62bがないとき、す
なわち二次導体のみのインダクションモータ特性であ
り、71bは二次導体62aがないとき、すなわち永久
磁石62bのみの純粋な同期モータとしての特性であ
る。始動から同期引き込みまではインダクションモータ
として加速するが、永久磁石のみの非同期時の負のトル
ク71bが同期速度に近付くほど大きくなっており、機
器の負荷がない状態でも同期引き込みは非常に難しいこ
とがわかる。これは、図5の4極モータの永久磁石52
bとくらべて図6の2極モータの永久磁石62bは始動
時の減磁を避けるために厚さを2倍としているので、始
動トルクを発生させるインダクション磁束のパーミアン
スが高くなり、有効始動トルクが得られないからであ
る。また別の要因としては、元来三相よりも単相の方が
始動トルクが出しにくいこともあげられる。効率面を見
ると、図7に示すスピード−トルク特性を持つ単相2極
インダクション始動形同期モータは、85〜90%を確
保できている。
【0010】ここで、本モータに使用している永久磁石
のグレートを下げ磁束密度の低いタイプに置き換える
と、スピード−トルク特性は図8のようになる。81が
総合の特性であり、81aが永久磁石62bのない二次
導体のみのインダクションモータ特性であり、81bが
二次導体62aがない永久磁石のみの純粋な同期モータ
としての特性である。図8から明らかなように、ロータ
静止時から同期引き込みまでの総合トルク特性81は良
好となる。ただしこのときの同期運転効率は60%程度
にまで落ち、家電機器として要求されている効率にはは
るかに届かないものとなってしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、家電機
器に使用されることを前提として、低コストで効率85
〜90%を確保できる仕様を単相・2極インダクション
始動形同期モータで満足することは、始動トルク優先で
設計すると効率値が低くなり、反対に効率値を優先して
設計すると始動トルクが出ないために困難とされてき
た。
【0012】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、低コストでありながら、高い効率値を安定した始動
特性を保ちつつ実現できる単相インダクション始動形同
期モータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の単相インダクション始動形同期モータは、ス
テータ巻回数をそれぞれ始動時、同期運転時で最適にな
るようにタップ巻線を設け、始動状態と、同期運転時で
タップを切り換えるようにした構成を有している。
【0014】
【作用】この構成によって、単相インダクション始動形
同期モータの始動から同期引き込みまでにおいては、大
きなインダクション始動トルクが得られるステータ巻回
数となり、同期引き込みが容易にできる。また、同期引
き込み後はタップを切り換えてステータ巻回数をもっと
も運転効率の良い状態としている。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の2極単相インダクシ
ョン始動形同期モータの結線図である。12aは主巻
線、12bは補助巻線である。13aは主コイルリード
線、13bは補助コイルリード線、13cは共通リード
線である。共通リード線13cと主コイルリード線13
aの間に単相電源10が接続され、主コイルリード線1
3aと補助コイルリード線13bの間には、進相コンデ
ンサ16が接続されている。進相コンデンサ16は、始
動時、運転時それぞれの状態において最適な容量のもの
をリレー等で切り換えて使用することもある。14は主
巻線12aにさらに重ね巻きされたタップ巻線である。
15はタップ巻線14から引き出されたタップコイルリ
ード線である。18a,18bはタップ切り換えスイッ
チである。始動から同期引き込みまでの間はタップ切り
換えスイッチは18aとなり、同期運転時には18bと
なる。
【0016】図2は本発明の単相インダクション始動形
同期モータの構成を示すブロック図である。11はステ
ータ、17はロータ、17aはアルミダイキャスト等で
鋳込まれた二次導体でロータの積層コアの外周より配置
されている。17bは永久磁石である。
【0017】図3は本発明の一実施例による2極単相イ
ンダクション始動形同期モータのスピード−トルク特性
図である。31は始動から同期引き込みまでのトルク特
性であり、これは永久磁石のみのトルク特性31aと永
久磁石のない純粋なインダクションモータのトルク特性
31bの和の特性になっている。32は同期引き込み後
のトルク特性であり、32aは同期脱調トルクでインダ
クションモータの停動トルクに相当する。タップ巻線が
ないステータを用いた場合、同期運転時の効率を85〜
90%確保するためには永久磁石のない純粋なインダク
ションモータのトルク特性を図3の破線で示される31
b′のようにすることしかできず、したがって総合トル
ク特性も破線31′のレベルしか確保することができな
いためモータを始動して同期に引き込むことは不可能で
ある。
【0018】ステータ巻線の巻数をへらして始動トルク
特性を31のレベルに上げると同期脱調トルクは32
a′のレベルになる。しかしこれは過大なステータ電流
が流れているためであり、ステータの銅損が増大し効率
は低下する。本発明の単相インダクション始動形同期モ
ータの特性とタップ巻線がない従来の単相インダクショ
ン始動形同期モータの特性を(表1)に比較して示して
いる。
【0019】
【表1】
【0020】なお(表1)の従来例は、(a)が始動ト
ルクを確保して図3の31の特性にした場合、(b)が
同期運転時の効率を高く確保した場合である。(表1)
から明らかなように、本発明による単相インダクション
始動形同期モータは、始動トルクを問題なく確保しなが
ら、運転効率を85〜90%確保できるという優れた効
果が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の単相インダクショ
ン始動形同期モータは、ステータにタップ巻線を設けて
始動時と同期運転時の巻線仕様をそれぞれ最適に切り換
えることにより、始動から同期引き込み時まで充分なト
ルクを得ることができ、かつ85〜90%という高効率
を低コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の単相インダクション始動形同期モータ
の結線図
【図2】本発明の単相インダクション始動形同期モータ
の構成を示すブロック図
【図3】本発明の単相インダクション始動形同期モータ
のスピード−トルク特性図
【図4】従来の家電機器に使用されているブラシレスモ
ータの基本構成を示すブロック図
【図5】三相インダクション始動形同期モータの基本構
成を示すブロック図
【図6】2極単相インダクション始動形同期モータの構
成を示すブロック図
【図7】2極単相インダクション始動形同期モータのス
ピード−トルク特性図
【図8】2極単相インダクション始動形同期モータ(低
グレード永久磁石使用)のスピード−トルク特性図
【符号の説明】
12a 主巻線 12b 補助巻線 14 タップ巻線 18a,18b タップ切り換えスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子巻線にタップを設け、同期引き込み
    までの始動時と同期運転時とでタップを切り換えて運転
    する、二次導体と永久磁石を併せ持つロータを備えた単
    相インダクション始動形同期モータ。
JP4045316A 1992-03-03 1992-03-03 単相インダクション始動形同期モータ Pending JPH05252708A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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