JPH05253196A - 血圧モニタ装置 - Google Patents

血圧モニタ装置

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JPH05253196A
JPH05253196A JP4087797A JP8779792A JPH05253196A JP H05253196 A JPH05253196 A JP H05253196A JP 4087797 A JP4087797 A JP 4087797A JP 8779792 A JP8779792 A JP 8779792A JP H05253196 A JPH05253196 A JP H05253196A
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正美 高屋
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レオン
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Nippon Colin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生体表面の動脈上を押圧する脈波センサにて
検出される圧脈波に基づいて血圧値を連続的に測定する
血圧モニタ装置において、脈波センサの押圧による生体
の負担を軽減する。 【構成】 脈波センサの最適押圧力Ps においてモニタ
血圧値が安定したら、圧脈波の第1上ピークと第2上ピ
ークとの間の安定時ピーク間時間に対して実際のピーク
間時間が所定範囲内に維持されるように脈波センサの押
圧力を下げてその押圧力に維持し、押圧力低下前の血圧
値を表示するとともに、低下押圧力で逐次求められるピ
ーク間時間が安定時ピーク間時間に対して所定範囲内に
維持されているか否かに基づいて血圧値が変化したか否
かを判定し、変化した場合には最適押圧力Ps に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体表面の動脈上を押
圧する脈波センサにて検出される圧脈波に基づいて血圧
値をモニタする血圧モニタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体の表面の動脈上に押圧されてその動
脈から発生する圧脈波を検出する脈波センサと、その脈
波センサの押圧力を連続的に変化させ、その過程で逐次
検出される圧脈波に基づいて最適押圧力を決定し且つそ
の脈波センサの押圧力を最適押圧力に維持する押圧力調
節手段と、その最適押圧力において逐次検出される圧脈
波に基づいて血圧値を連続的に決定する血圧値決定手段
と、その血圧値を表示する表示器とを備えた形式の血圧
モニタ装置が知られている。たとえば、本出願人が先に
出願して公開された実開平2−82309号公報に記載
されたものなどがそれである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記脈波セ
ンサの最適押圧力は、通常、上記押圧力の変化過程で最
も大きな振幅の圧脈波が検出されたときの押圧力に決定
されるが、かかる最適押圧力で長時間に亘って血圧モニ
タを続行すると、脈波センサによる押圧を生体が負担に
感じる場合があった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであって、その目的とするところは、生体表面の動
脈上を押圧する脈波センサにて検出される圧脈波に基づ
いて血圧値を連続的に測定する血圧モニタ装置におい
て、脈波センサの押圧による生体の負担を軽減すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は種々研究を重
ねた結果、脈波センサにて検出される圧脈波の第1上ピ
ークとその第1上ピークに続いて現れる第2上ピークと
の間のピーク間隔と、最低血圧値との間には密接な関係
があることから、最適押圧力でモニタされる血圧値が安
定している場合には、その安定時のピーク間隔に対して
実際のピーク間隔が殆ど変わらない範囲内に維持される
ように脈波センサの押圧力を最適押圧力より下げても、
そのピーク間隔に基づいて血圧値の安定状態が続いてい
るか否かを知ることができ、これにより、脈波センサの
押圧力を低下させた状態で血圧値をモニタし得ることを
見い出した。なお、上記第2上ピークは、心臓から送り
出された脈波状の血流がその心臓と所定の反射点との間
で反射することにより形成されるものである。
【0006】本発明はかかる知見に基づいて為されたも
のであって、その要旨とするところは、図1のクレーム
対応図に示すように、生体の表面の動脈上に押圧されて
その動脈から発生する圧脈波を検出する脈波センサと、
その脈波センサの押圧力を連続的に変化させ、その過程
で逐次検出される圧脈波に基づいて最適押圧力を決定し
且つその脈波センサの押圧力を最適押圧力に維持する押
圧力調節手段と、その最適押圧力において逐次検出され
る圧脈波に基づいて血圧値を連続的に決定する血圧値決
定手段と、その血圧値を表示する表示器とを備えた形式
の血圧モニタ装置であって、(a) 前記圧脈波の第1上ピ
ークとその第1上ピークに続いて現れる第2上ピークと
の間のピーク間隔を求めるピーク間隔決定手段と、(b)
前記脈波センサの最適押圧力において連続的に測定され
る血圧値が安定しているか否かを判定する血圧安定判定
手段と、(c) その血圧安定判定手段により血圧値が安定
していると判定された場合には、前記ピーク間隔決定手
段により求められた安定時ピーク間隔を記憶する安定時
ピーク間隔記憶手段と、(d) 前記安定時ピーク間隔に対
して実際のピーク間隔が所定の範囲内に維持されるよう
に前記脈波センサの押圧力を前記最適押圧力よりも所定
値低くし且つその低くした押圧力に維持する第2の押圧
力調節手段と、(e) その第2の押圧力調節手段により前
記脈波センサの押圧力が最適押圧力よりも所定値低い押
圧力に維持された状態においては、その第2の押圧力調
節手段により押圧力が低くされる前の血圧値を前記表示
器に表示させる表示手段と、(f) 前記脈波センサの押圧
力が最適押圧力よりも所定値低い押圧力に維持された状
態において、前記ピーク間隔決定手段により逐次求めら
れたピーク間隔が前記安定時ピーク間隔に対して所定の
範囲内に維持されているか否かに基づいて前記血圧値が
変化したか否かを判定する血圧変化判定手段とを含むこ
とにある。
【0007】
【作用および発明の効果】かかる血圧モニタ装置におい
ては、押圧力決定手段により最適押圧力に維持された脈
波センサにて逐次検出される圧脈波に基づいて血圧値決
定手段により血圧値が連続的に決定され且つその決定さ
れた血圧値が表示器に逐次表示され、血圧値安定判定手
段により前記最適押圧力での血圧値が安定していると判
定された場合には、ピーク間隔決定手段にて求められた
安定時ピーク間隔が安定時ピーク間隔記憶手段により記
憶されるとともに、第2の押圧力調節手段により、安定
時ピーク間隔に対して実際のピーク間隔が所定の範囲内
に維持されるように脈波センサの押圧力が最適押圧力よ
りも所定値低くされ且つその低くされた押圧力に維持さ
れる。このように脈波センサの押圧力が最適押圧力より
も所定値低い押圧力に維持された状態においては、表示
手段により、押圧力が低くされる前の血圧値が表示器に
表示されるとともに、血圧変化判定手段により、ピーク
間隔決定手段にて逐次求められたピーク間隔が前記安定
時ピーク間隔に対して所定の範囲内に維持されているか
否かに基づいて血圧値が変化したか否かが判定される。
この場合において、ピーク間隔は最低血圧値と密接な関
係があることから、押圧力が低下させられた状態でのピ
ーク間隔が最適押圧力での安定時ピーク間隔に対して所
定範囲内に維持されているということは血圧値が殆ど変
化していないことを示しており且つ押圧力が低下させら
れた状態でのピーク間隔が安定時ピーク間隔に対して所
定範囲内に維持されていないということは血圧値のうち
の少なくとも最低血圧値が変化したことを示している。
これにより、脈波センサの押圧力を最適押圧力よりも所
定値低い押圧力に維持した状態において血圧値が比較的
大きく変化してピーク間隔が安定時ピーク間隔に対して
所定の範囲内に維持されていないと判定されるまでは、
押圧力低下前の血圧値を現在の血圧値として表示器に表
示しても差し支えない。この結果、血圧値が安定してい
る場合には、脈波センサの押圧力を最適押圧力より下げ
ても血圧値を好適にモニタすることができるので、脈波
センサの押圧による生体の負担を好適に軽減することが
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0009】図2は、本発明の血圧モニタ装置の一構成
例を示す図であって、たとえば手術中や手術後の患者の
容態を監視するために用いられる。図において、10は
ゴム製袋状のカフであって、たとえば患者の上腕部12
に巻回された状態で取り付けられる。カフ10には、圧
力センサ14、切換弁16、および空気ポンプ18が配
管20を介してそれぞれ接続されている。切換弁16
は、カフ10内への圧力の供給を許容する圧力供給状
態、カフ10内を徐々に排圧する徐速排圧状態、および
カフ10内を急速に排圧する急速排圧状態の3つの状態
に切り換えられるように構成されている。圧力センサ1
4は、カフ10内の圧力を検出してその圧力を表す圧力
信号SPを静圧弁別回路22および脈波弁別回路24に
それぞれ供給する。静圧弁別回路22はローパスフィル
タを備えており、圧力信号SPに含まれる定常的な圧力
を表すカフ圧信号SKを弁別してそのカフ圧信号SKを
A/D変換器26を介して制御装置28へ供給する。脈
波弁別回路24はバンドパスフィルタを備えており、圧
力信号SPの振動成分である脈波信号SM1 を弁別して
その脈波信号SM1 をA/D変換器30を介して制御装
置28へ供給する。この脈波信号SM1 が表す脈波は、
患者の心拍に同期して図示しない上腕動脈から発生して
カフ10に伝達される圧力振動波である。
【0010】上記制御装置28は、CPU29,ROM
31,RAM33,および図示しないI/Oポート等を
備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、
CPU29は、ROM31に予め記憶されたプログラム
に従ってRAM33の記憶機能を利用しつつ信号処理を
実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力
して図示しない駆動回路を介して切換弁16および空気
ポンプ18を制御することによりカフ10内の圧力を調
節し、カフ10内の圧力のたとえば徐速降圧過程で逐次
採取される脈波信号SM1 が表す脈波に基づいて最高血
圧値および最低血圧値などの血圧値を決定してその決定
した血圧値を表示器32に表示させ、かかる血圧測定を
所定時間毎に繰り返し行う。
【0011】一方、図2において、34は圧脈波検出用
プローブであって、容器状を成すハウジング36の開口
端が人体の体表面38に対向する状態で装着バンド40
により手首42に着脱可能に取り付けられるようになっ
ている。ハウジング36の内部には、ダイヤフラム44
を介して脈波センサ46が相対移動可能かつハウジング
36の開口端からの突出し可能に設けられており、これ
らハウジング36およびダイヤフラム44等によって圧
力室48が形成されている。この圧力室48内には、空
気ポンプ50から調圧弁52を経て圧力エアが供給され
るようになっており、これにより、脈波センサ46は圧
力室48内の圧力に応じた押圧力Pで前記体表面38に
押圧される。
【0012】上記脈波センサ46は、たとえば、単結晶
シリコン等から成る半導体チップの押圧面54に半導体
感圧素子(図示せず)を有して構成されており、手首4
2の体表面38の橈骨動脈56上に押圧されることによ
り、橈骨動脈56から発生して体表面38に伝達される
圧力振動波すなわち圧脈波を検出し、その圧脈波を表す
脈波信号SM2 をA/D変換器58を介して制御装置2
8へ供給する。
【0013】制御装置28のCPU29は、ROM31
に予め記憶されたプログラムに従ってRAM33の記憶
機能を利用しつつ信号処理を実行し、空気ポンプ50お
よび調圧弁52へ図示しない駆動回路を介して駆動信号
を出力して圧力室48内の圧力を調節し、圧力室48内
の徐速昇圧過程で逐次得られる圧脈波に基づいて脈波セ
ンサ46の最適押圧力Ps を決定し、調圧弁52を脈波
センサ46の最適押圧力Ps を維持するように制御する
とともに、カフ10にて測定された最高血圧値および最
低血圧値と前記最適押圧力Ps において脈波センサ46
にて検出された圧脈波の最高値および最低値とに基づい
て血圧値と圧脈波の大きさ(絶対値)との間の関係を求
め、この関係から、脈波センサ46により逐次検出され
る圧脈波に基づいて最高血圧値SYSおよび最低血圧値
DIA(モニタ血圧値)を逐次決定し、その決定したモ
ニタ血圧値を表示器32に表示させる。
【0014】また、上記CPU29は、ROM31に予
め記憶されたプログラムに従ってRAM33の記憶機能
を利用しつつ信号処理を実行し、脈波センサ46にて検
出される圧脈波の第1上ピークとその第1上ピークに続
いて現れる第2上ピークとの間のピーク間時間を求める
とともに、脈波センサ46の最適押圧力Ps においてモ
ニタ血圧値が安定している場合には、その安定時のピー
ク間時間に対して実際のピーク間時間が所定の範囲内に
維持されるように脈波センサ46の押圧力Pを低くし且
つその低くした押圧力Pに維持する一方、低くされた押
圧力Pに維持された状態においては押圧力Pが低くされ
る前のモニタ血圧値を表示器32に表示させるととも
に、押圧力Pを低下させた状態でのピーク間時間が安定
時ピーク間時間に対して所定の範囲内に維持されている
か否かに基づいて血圧値が変化したか否かを判定し、血
圧値が変化した場合には脈波センサ46の押圧力Pを元
の最適押圧力Ps に戻した状態で血圧モニタを行う。な
お、上記第2上ピークは、心臓から送り出された脈波状
の血流がその心臓と所定の反射点との間で反射すること
により形成されるものであり、上記ピーク間時間は、基
礎振動時間などと呼ばれるものであって本実施例のピー
ク間隔に相当する。
【0015】次に、以上のように構成された血圧モニタ
装置の作動を図3および図4に示すフローチャートに従
って説明する。
【0016】まず、ステップS1では、圧力室48内が
徐速昇圧させられ、この圧力室48内の徐速昇圧過程で
脈波センサ46により逐次検出される圧脈波の振幅が最
大となる圧力室48内の圧力すなわち脈波センサ46の
最適押圧力Ps が決定されるとともに、脈波センサ46
の押圧力Pがその最適押圧力Ps にホールドされる。本
実施例においては、上記空気ポンプ50,調圧弁52,
およびステップS1(より正確にはCPU29,ROM
31,およびRAM33のうちのステップS1を実行す
るために用いられる部分)が押圧力調節手段に相当す
る。
【0017】次に、ステップS2では、カフ10を用い
て血圧測定が行われる。すなわち、たとえば、切換弁1
6を圧力供給状態に切り換え且つ空気ポンプ18を作動
させてカフ10内の圧力を患者の予想される最高血圧値
よりも高い圧力(たとえば180mmHg)まで昇圧した
後、空気ポンプ18を停止させ且つ切換弁16を徐速排
圧状態に切り換えてカフ10内の圧力を予め定められた
緩やかな速度で下降させることにより、この徐速降圧過
程で逐次得られる脈波信号SM1 が表す脈波の振幅の変
化に基づいて、最高血圧値および最低血圧値等の血圧値
を決定するための良く知られたオシロメトリック方式の
血圧値決定アルゴリズムに従って最高血圧値および最低
血圧値などの血圧値が決定されるのである。このように
してカフ10により血圧値が測定されると、その測定さ
れた血圧値が表示器32に表示されるとともに、切換弁
16が急速排圧状態に切り換えられてカフ10内が急速
に排圧される。
【0018】次に、ステップS3では、脈波センサ46
からの圧脈波の大きさ(絶対値すなわち脈波信号SM2
の大きさ)とカフ10による血圧値との間の関係が求め
られる。すなわち、脈波センサ46からの圧脈波が1拍
読み込まれ且つその圧脈波の最高値および最低値が決定
されるとともに、それら圧脈波の最高値および最低値と
ステップS2にてカフ10により測定された最高血圧値
および最低血圧値とに基づいて、前記圧脈波の大きさと
血圧値との間の関係が決定されるのである。
【0019】次に、ステップS4では、前記最適押圧力
s において脈波センサ46からの圧脈波が1拍読み込
まれ、ステップS5では、その読み込まれた圧脈波の最
高値および最低値が決定される。続くステップS6で
は、ステップS3で求められた関係から、ステップS5
で決定された圧脈波の最高値および最低値に基づいて最
高血圧値SYSおよび最低血圧値DIA(モニタ血圧
値)が決定されるとともに、ステップS7では、その決
定されたモニタ血圧値が表示器32に表示される。次の
ステップS8では、上記ステップS2でのカフ10によ
る血圧測定が行われてから予め定められた一定時間T
(たとえば10分間)を経過したか否かが判断される。
一定時間Tを経過してステップS8の判断が肯定された
場合には、ステップS2に戻されることによりカフ10
による血圧測定が再び行われ且つ前記関係が更新された
後に血圧モニタが続行されるが、未だ一定時間Tを経過
しておらずステップS8の判断が否定された場合にはス
テップS9が実行される。
【0020】上記ステップS9では、脈波センサ46か
らの圧脈波に基づくモニタ血圧値が安定しているか否か
が判断される。この血圧値が安定しているか否かの判断
は、たとえば、一定区間(たとえば10拍程度の区間)
の各モニタ血圧値がそれらの平均値の±10mmHgの範囲
内にあるか否かに基づいて行われる。本実施例において
は、ステップS9、より正確にはCPU29,ROM3
1,およびRAM33のうちのステップS9を実行する
ために用いられる部分が血圧安定判定手段に対応する。
ステップS9において血圧値が安定していないと判断さ
れた場合には、ステップS4に戻されることにより前記
最適押圧力Ps において脈波センサ46からの圧脈波に
基づく血圧モニタが続行されるが、血圧値が安定したと
判断された場合には、ステップS10において、ステッ
プS4にて今回読み込まれた圧脈波の第1上ピークとそ
の第1上ピークに続いて現れる第2上ピークとの間のピ
ーク間時間(図5参照)が決定される。なお、以下の説
明において、上記血圧安定時のピーク間時間のことを安
定時ピーク間時間Ntaという。
【0021】次に、ステップS11では、ステップS1
0で決定された安定時ピーク間時間NtaがRAM33の
所定の記憶場所に記憶され、ステップS12では、脈波
センサ46の押圧力Pが予め定められた圧力ΔP(たと
えば5mmHg程度の圧力)だけ低下させられる。続くステ
ップS13では、その低下させられた押圧力Pにおいて
脈波センサ46からの圧脈波が1拍読み込まれるととも
に、ステップS14では、その読み込まれた圧脈波のピ
ーク間時間Ntbが決定される。本実施例においては、上
記ステップS10およびステップS14、より正確には
CPU29,ROM31,およびRAM33のうちのス
テップS10およびステップS14を実行するために用
いられる部分がピーク間隔決定手段に対応する。また、
本実施例においては、上記ステップS11(より正確に
はCPU29,ROM31,およびRAM33のうちの
ステップS11を実行するために用いられる部分)とR
AM33の安定時ピーク間時間Nta用の記憶場所とが安
定時ピーク間隔記憶手段に対応する。
【0022】次いで、ステップS15では、ステップS
14で求められたピーク間時間Ntbが安定時ピーク間時
間Ntaを中心とする±α時間の範囲内にあるか否かが判
断される。上記αは、たとえば、上記安定時ピーク間時
間Ntaを300msecであるとすると10msec程度の比較
的短い時間に設定される。ステップS15の判断が肯定
された場合、すなわち押圧力Pを下げてもピーク間時間
tbが安定時ピーク間時間Ntaと殆ど変わらない場合に
は、ステップS16においてフラグFの内容が「1」で
あるか否かが判断される。このフラグFは、後述のステ
ップS19においてその内容が「1」に設定されるもの
であるため、当初はステップS16の判断は否定され、
これにより、ステップS15の判断が否定されるまでス
テップS12乃至ステップS16が繰り返し実行されて
脈波センサ46の押圧力Pが段階的に低下させられる。
【0023】一方、上記ステップS15の判断が否定さ
れた場合、すなわち押圧力Pを下げることによりピーク
間時間Ntbが安定時ピーク間時間Ntaよりも比較的大き
く変化した場合には、ステップS17において、フラグ
Fの内容が「1」であるか否かが判断される。当初はス
テップS17の判断は否定されて、ステップS18が実
行されることにより、脈波センサ46の押圧力Pの段階
的な低下過程における前回の押圧力P、すなわちピーク
間時間Ntbが安定時ピーク間時間Ntaよりも比較的大き
く変化した押圧力Pに低下させられる前の押圧力Pにホ
ールドされるとともに、その押圧力Pにホールドされた
ことを示すために、ステップS19においてフラグFの
内容が「1」に設定される。これにより、脈波センサ4
6の押圧力Pは、図6に示すように、実際のピーク間時
間Ntbが安定時ピーク間時間Ntaと殆ど変わらない範囲
内において出来るだけ低く下げられるのである。本実施
例においては、上記空気ポンプ50,調圧弁52,およ
びステップS12乃至ステップS18(より正確にはC
PU29,ROM31,およびRAM33のうちのステ
ップS12乃至ステップS18を実行するために用いら
れる部分)が第2の押圧力調節手段に対応する。
【0024】上記のようにして脈波センサ46の押圧力
Pが下げられると、ステップS20において、押圧力P
を低下させる前の安定時のモニタ血圧値が現在の血圧値
として表示器32に表示された後、上記ステップS13
において圧脈波が1拍読み込まれ且つ上記ステップS1
4においてその圧脈波のピーク間時間Ntbが決定された
後、上記ステップS15が実行される。ピーク間時間N
tbが安定時ピーク間時間Ntaと殆ど変わっておらずステ
ップS15の判断が肯定された場合には、上記ステップ
S16が実行されるが、このときには、フラグFの内容
は「1」に設定されているので、ステップS16の判断
は肯定されて上記ステップS20が実行される。これに
より、ステップS15の判断が否定されるまで、ステッ
プS13乃至ステップS16およびステップS20が繰
り返し実行されて押圧力Pを低下させる前のモニタ血圧
値が表示器32に表示し続けられることとなる。なお、
ピーク間時間は最低血圧値と密接な関係を有するもので
あることから、脈波センサ46の押圧力Pが所定圧に低
下させられ且つホールドされた状態において実行される
ステップS15において、その判断が肯定されたという
ことは血圧値のうちの少なくとも最低血圧値が殆ど変化
していないことを示しているとともに、その判断が否定
されたということは血圧値のうちの少なくとも最低血圧
値が変化したことを示している。本実施例においては、
上記ステップS15、より正確にはCPU29,ROM
31,およびRAM33のうちのステップS15を実行
するために用いられる部分が血圧変化判定手段に対応
し、上記ステップS20、より正確にはCPU29,R
OM31,およびRAM33のうちのステップS20を
実行するために用いられる部分が表示手段に対応する。
【0025】上記ステップS13乃至ステップS16お
よびステップS20が繰り返し実行されるうち、ピーク
間時間Ntbが安定時ピーク間時間Ntaに対して比較的大
きく変化してステップS15の判断が否定された場合、
すなわち血圧値が変化した場合には、上記ステップS1
7が実行されるが、このときには、フラグFの内容は
「1」に設定されているので、ステップS17の判断は
肯定されてステップS21が実行される。このステップ
S21では、図6に示すように、脈波センサ46の押圧
力Pが上記最適押圧力Ps まで戻される。続くステップ
S22では上記フラグFの内容がクリアされ、その後、
上記ステップS4以下が実行されることにより、最適押
圧力Ps での脈波センサ46からの圧脈波に基づく血圧
モニタが再開されることとなる。
【0026】なお、上記図3および図4に示すフローチ
ャートが示すメインルーチンには、好適には、所定の再
起動条件に基づいて上記ステップS1あるいはステップ
S2から再起動させる必要があるか否かを判定するため
の図示しない再起動ルーチンが極めて短い所定時間毎に
割り込んで実行される。上記再起動条件としては、たと
えば本出願人が先に出願して公開された特開平2−17
7937号公報に記載されたものなどを用いることがで
きる。
【0027】上述のように本実施例によれば、脈波セン
サ46の最適押圧力Ps でのモニタ血圧値が安定してい
る場合には、安定時ピーク間時間Ntaに対して実際のピ
ーク間時間Ntbが殆ど変わらない範囲内において脈波セ
ンサ46の押圧力Pが出来るだけ低く下げられ且つ押圧
力Pが低くされた状態においては低くされる前の安定時
のモニタ血圧値が表示し続けられるとともに、押圧力P
が低くされた状態において実際のピーク間時間Ntbが安
定時ピーク間時間Ntaに対して比較的大きく変化して血
圧値が変化したと考えられる場合には、脈波センサ46
の押圧力Pが最適押圧力Ps に戻されることによりその
最適押圧力Ps での脈波センサ46からの圧脈波に基づ
く血圧モニタが再開される。このように、血圧値が安定
している場合には、脈波センサ46の押圧力Pを最適押
圧力Ps より下げても、その押圧力Pを下げた状態での
血圧値の変化をピーク間時間に基づいて把握することに
より血圧値を好適にモニタすることができるので、脈波
センサ46の押圧による患者の負担を好適に軽減するこ
とができる。
【0028】また、本実施例によれば、脈波センサ46
の押圧力Pは安定時ピーク間時間Ntaに対して実際のピ
ーク間時間Ntbが殆ど変わらない範囲の限界近傍まで段
階的に低下させられるように構成されているので、患者
に応じて押圧力Pが好適に低減される利点がある。
【0029】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0030】たとえば、前記実施例では、ピーク間隔は
ピーク間時間にて表されているが、ピーク間距離にて表
されてもよい。
【0031】また、前記実施例では、脈波センサ46の
押圧力Pが低下させられた状態において血圧変化が検出
された場合には最適押圧力Ps に戻されるように構成さ
れているが、必ずしもその必要はなく、たとえば、新た
に最適押圧力Ps を決定してその決定した最適押圧力P
s にホールドするようにしてもよい。
【0032】また、前記実施例では、脈波センサ46の
押圧力Pを低下させる際およびその低下させられた押圧
力Pに維持された状態においてそれぞれ行われる、実際
のピーク間時間Ntbが安定時ピーク間時間Ntaに対して
所定の範囲内に維持されているか否かの判断は、共にス
テップS15において行われているが、上記範囲を変え
て別々のステップにおいて行うように構成することもで
きる。
【0033】また、前記実施例では、血圧モニタ装置は
カフ10を用いた血圧測定装置を有しており、脈波セン
サ46からの圧脈波とカフ10による血圧測定値との間
の予め求められた関係から脈波センサ46により検出さ
れる圧脈波に基づいて血圧値が測定されるように構成さ
れているが、たとえば米国特許第4269193号公報
に記載されているように脈波センサからの圧脈波の絶対
値に基づいて直接的に血圧値を測定するように構成され
た血圧モニタ装置においても本発明を適用することがで
きることは勿論である。
【0034】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例である血圧モニタ装置の構成
を示す図である。
【図3】図2の血圧モニタ装置の作動を説明するための
フローチャートの前半部分を示す図である。
【図4】図2の血圧モニタ装置の作動を説明するための
フローチャートの後半部分を示す図である。
【図5】図2の装置の脈波センサにより検出される圧脈
波の一例を示す図であって、ピーク間時間を説明するた
めの図である。
【図6】図2の装置の脈波センサの押圧力の低下状態の
一例を示す図である。
【符合の説明】
{33 RAM,ステップS11}安定時ピーク間隔記
憶手段 38 体表面 46 脈波センサ {50 空気ポンプ,52 調圧弁,ステップS1}押
圧力調節手段 {50 空気ポンプ,52 調圧弁,ステップS12〜
S18}第2の押圧力調節手段 56 橈骨動脈 ステップS9 血圧安定判定手段 ステップS10,S14 ピーク間隔決定手段 ステップS15 血圧変化判定手段 ステップS20 表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の表面の動脈上に押圧されて該動脈
    から発生する圧脈波を検出する脈波センサと、該脈波セ
    ンサの押圧力を連続的に変化させ、その過程で逐次検出
    される圧脈波に基づいて最適押圧力を決定し且つ該脈波
    センサの押圧力を最適押圧力に維持する押圧力調節手段
    と、該最適押圧力において逐次検出される圧脈波に基づ
    いて血圧値を連続的に決定する血圧値決定手段と、該血
    圧値を表示する表示器とを備えた形式の血圧モニタ装置
    であって、 前記圧脈波の第1上ピークと該第1上ピークに続いて現
    れる第2上ピークとの間のピーク間隔を求めるピーク間
    隔決定手段と、 前記脈波センサの最適押圧力において連続的に測定され
    る血圧値が安定しているか否かを判定する血圧安定判定
    手段と、 該血圧安定判定手段により血圧値が安定していると判定
    された場合には、前記ピーク間隔決定手段により求めら
    れた安定時ピーク間隔を記憶する安定時ピーク間隔記憶
    手段と、 前記安定時ピーク間隔に対して実際のピーク間隔が所定
    の範囲内に維持されるように前記脈波センサの押圧力を
    前記最適押圧力よりも所定値低くし且つ該低くした押圧
    力に維持する第2の押圧力調節手段と、 該第2の押圧力調節手段により前記脈波センサの押圧力
    が最適押圧力よりも所定値低い押圧力に維持された状態
    においては、該第2の押圧力調節手段により押圧力が低
    くされる前の血圧値を前記表示器に表示させる表示手段
    と、 前記脈波センサの押圧力が最適押圧力よりも所定値低い
    押圧力に維持された状態において、前記ピーク間隔決定
    手段により逐次求められたピーク間隔が前記安定時ピー
    ク間隔に対して所定の範囲内に維持されているか否かに
    基づいて、前記血圧値が変化したか否かを判定する血圧
    変化判定手段とを含むことを特徴とする血圧モニタ装
    置。
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