JPH0525366B2 - - Google Patents
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- JPH0525366B2 JPH0525366B2 JP62099075A JP9907587A JPH0525366B2 JP H0525366 B2 JPH0525366 B2 JP H0525366B2 JP 62099075 A JP62099075 A JP 62099075A JP 9907587 A JP9907587 A JP 9907587A JP H0525366 B2 JPH0525366 B2 JP H0525366B2
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- Japan
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- low
- cooling head
- medium
- refrigerator
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- Expired - Lifetime
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- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、クライオスタツトの真空を破るこ
となく着脱が可能な超電導磁石の着脱式輻射熱シ
ールド冷凍機装置に関する。
となく着脱が可能な超電導磁石の着脱式輻射熱シ
ールド冷凍機装置に関する。
第6図は従来の超電導磁石の一例を示す部分断
面図であり、軸線Z−Zを包囲する環状に形成さ
れた磁石の一方の断面構造を示したものである。
図において、1はクライオスタツトであり、液体
ヘリウム6に浸漬された超電導コイル7を収納し
たヘリウム容器3とこれを包囲する真空槽2の間
には液体窒素容器5Nにより絶対温度約77Kに冷
却される中温輻射熱シールド5と、その内側に配
された低温輻射熱シールド4とを備え、低温輻射
熱シールド4は例えばヘリウム容器3に連通する
ポート5Pに導熱結合されて約20K程度に保持さ
れており、真空容器2側からの輻射熱を中温およ
び低温輻射熱シールド4および5で吸収してヘリ
ウム容器3の包蔵液体ヘリウム6の消費を低減す
るよう構成される。このような従来の超電導電磁
石においては、クライオスタツト1が液体窒素容
器5Nを包蔵するためにその外径寸法が大きくな
り、かつ液体ヘリウムおよび液体窒素の補給を要
するために保守作業の煩雑化や補給装置の複雑化
を招く欠点があつた。
面図であり、軸線Z−Zを包囲する環状に形成さ
れた磁石の一方の断面構造を示したものである。
図において、1はクライオスタツトであり、液体
ヘリウム6に浸漬された超電導コイル7を収納し
たヘリウム容器3とこれを包囲する真空槽2の間
には液体窒素容器5Nにより絶対温度約77Kに冷
却される中温輻射熱シールド5と、その内側に配
された低温輻射熱シールド4とを備え、低温輻射
熱シールド4は例えばヘリウム容器3に連通する
ポート5Pに導熱結合されて約20K程度に保持さ
れており、真空容器2側からの輻射熱を中温およ
び低温輻射熱シールド4および5で吸収してヘリ
ウム容器3の包蔵液体ヘリウム6の消費を低減す
るよう構成される。このような従来の超電導電磁
石においては、クライオスタツト1が液体窒素容
器5Nを包蔵するためにその外径寸法が大きくな
り、かつ液体ヘリウムおよび液体窒素の補給を要
するために保守作業の煩雑化や補給装置の複雑化
を招く欠点があつた。
第7図は改良された従来装置の要部の側断面図
であり、中温および低温輻射熱シールド5および
4を冷却する専用の2段式ヘリウム冷凍機11を
クライオスタツト1の真空槽2を区画する収納容
器21内に着脱可能に設けたものである。すなわ
ち、収納容器21は、真空容器2に気密に連結さ
れた上部フランジ23、上部フランジ23および
2段式ヘリウム冷凍機11(以下単に冷凍機と略
称する)に気密に連結されて冷凍機を支持する蓋
板22、上部フランジ23に伸縮管24を介して
気密に連結された中間フランジ25、中間フラン
ジ25に伸縮管26を介して気密に連結された底
板27からなり、真空槽2内に独立した区画室を
形成し、排気管39を介しての収納容器21内の
排気が可能である。
であり、中温および低温輻射熱シールド5および
4を冷却する専用の2段式ヘリウム冷凍機11を
クライオスタツト1の真空槽2を区画する収納容
器21内に着脱可能に設けたものである。すなわ
ち、収納容器21は、真空容器2に気密に連結さ
れた上部フランジ23、上部フランジ23および
2段式ヘリウム冷凍機11(以下単に冷凍機と略
称する)に気密に連結されて冷凍機を支持する蓋
板22、上部フランジ23に伸縮管24を介して
気密に連結された中間フランジ25、中間フラン
ジ25に伸縮管26を介して気密に連結された底
板27からなり、真空槽2内に独立した区画室を
形成し、排気管39を介しての収納容器21内の
排気が可能である。
蓋板22に気密に連結支持された冷凍機11は
シリンダ12,13の直列体(以下段付シリンダ
とよぶ)の先端に低温冷却ヘツド14を、中間の
段差部に中温冷却ヘツド15を備え、冷凍機に内
蔵された複数の熱交換器からなる循環系と図示し
ない圧縮器との間を循環するヘリウム冷媒により
低温冷却ヘツド14の到達温度はほぼ絶対温度
20Kに、中温冷却ヘツド15の到達温度は50Kな
いし80Kの範囲の所定温度に冷却される。
シリンダ12,13の直列体(以下段付シリンダ
とよぶ)の先端に低温冷却ヘツド14を、中間の
段差部に中温冷却ヘツド15を備え、冷凍機に内
蔵された複数の熱交換器からなる循環系と図示し
ない圧縮器との間を循環するヘリウム冷媒により
低温冷却ヘツド14の到達温度はほぼ絶対温度
20Kに、中温冷却ヘツド15の到達温度は50Kな
いし80Kの範囲の所定温度に冷却される。
中温冷却ヘツド15は第10図に示す中央部に
シリンダ13の挿通孔32Aを有する十字状の導
熱板32に4個の孔32Bを用いて連結され、導
熱板32が第9図にその詳細を示す中間フランジ
25にそれぞれ4個の孔32Cおよび25Cを貫
通するボルト34により連結され、中間フランジ
の伸縮管の外側の突出部に形成された端子孔25
Dと中温輻射熱シールド5とを結ぶ可撓性を有す
る熱良導体からなる導熱リード17が取付けられ
ることにより、中温冷却ヘツド15と中温輻射熱
シールド5との間に導熱路が形成される。一方低
温冷却ヘツド14は第11図に示すように十字状
に形成された導熱板36の4個のねじ孔36Eに
ボルト結合されるが、その際十字の方向が中温側
の導熱板32の十字の方向と45°異なる方向に取
付けられ、導熱板36は4個の孔36Fを貫通す
るボルト38により底板27に固定され、底板3
8が導熱リード18により低温輻射熱シールド4
に連結されることにより低温側の導熱路が形成さ
れる。
シリンダ13の挿通孔32Aを有する十字状の導
熱板32に4個の孔32Bを用いて連結され、導
熱板32が第9図にその詳細を示す中間フランジ
25にそれぞれ4個の孔32Cおよび25Cを貫
通するボルト34により連結され、中間フランジ
の伸縮管の外側の突出部に形成された端子孔25
Dと中温輻射熱シールド5とを結ぶ可撓性を有す
る熱良導体からなる導熱リード17が取付けられ
ることにより、中温冷却ヘツド15と中温輻射熱
シールド5との間に導熱路が形成される。一方低
温冷却ヘツド14は第11図に示すように十字状
に形成された導熱板36の4個のねじ孔36Eに
ボルト結合されるが、その際十字の方向が中温側
の導熱板32の十字の方向と45°異なる方向に取
付けられ、導熱板36は4個の孔36Fを貫通す
るボルト38により底板27に固定され、底板3
8が導熱リード18により低温輻射熱シールド4
に連結されることにより低温側の導熱路が形成さ
れる。
また、真空槽2にあらかじめ装着された収納容
器21への2段式ヘリウム冷凍機11の着脱を可
能にするために、8等配された結合ボルト34お
よび38の着脱工具33の挿入口35が第8図に
蓋板22の平面図を示すように同一円周上に8個
設けられるとともに、中間フランジ25には第9
図に示すように十字状の低温側の導熱板36が通
過しうる切欠部25Fが形成される。したがつ
て、冷凍機を取外そうとする場合、4個の孔25
Cに対応する挿入口35から着脱工具33を垂直
に挿入すれば中温側の結合ボルト34を取外せ、
切欠部25Fに対応する挿入口を通してその下方
に位置する低温側の結合ボルト38を取外せる。
そこで、蓋板22と支持フランジ23との結合ボ
ルト37を取外すことにより、冷凍機11に蓋板
22、導熱板32および36が結合された状態で
収納容器21から引き抜くことができる。
器21への2段式ヘリウム冷凍機11の着脱を可
能にするために、8等配された結合ボルト34お
よび38の着脱工具33の挿入口35が第8図に
蓋板22の平面図を示すように同一円周上に8個
設けられるとともに、中間フランジ25には第9
図に示すように十字状の低温側の導熱板36が通
過しうる切欠部25Fが形成される。したがつ
て、冷凍機を取外そうとする場合、4個の孔25
Cに対応する挿入口35から着脱工具33を垂直
に挿入すれば中温側の結合ボルト34を取外せ、
切欠部25Fに対応する挿入口を通してその下方
に位置する低温側の結合ボルト38を取外せる。
そこで、蓋板22と支持フランジ23との結合ボ
ルト37を取外すことにより、冷凍機11に蓋板
22、導熱板32および36が結合された状態で
収納容器21から引き抜くことができる。
上述の改良された従来装置においては、冷凍機
により中温、低温2層の輻射熱シールド5および
4が所定温度例えば80Kおよび20Kに冷却される
ので、クライオスタツト1に液体窒素容器5Nを
設ける必要がなく、クライオスタツトの外径寸法
が縮小され、かつ保守が容易になる利点がある。
冷凍機が収納容器21に収納されて真空槽2内の
高真空部と区画されるので、冷凍機の故障などに
際して真空槽2を真空にしたまま冷凍機の着脱が
可能となり、真空槽内に一旦湿気を含んだ空気が
侵入して真空槽内の図示しない断熱材等が吸湿し
てしまうと、この湿気を排除して再び高真空を回
復する作業に非常に長時間を要するという問題点
を回避できる。
により中温、低温2層の輻射熱シールド5および
4が所定温度例えば80Kおよび20Kに冷却される
ので、クライオスタツト1に液体窒素容器5Nを
設ける必要がなく、クライオスタツトの外径寸法
が縮小され、かつ保守が容易になる利点がある。
冷凍機が収納容器21に収納されて真空槽2内の
高真空部と区画されるので、冷凍機の故障などに
際して真空槽2を真空にしたまま冷凍機の着脱が
可能となり、真空槽内に一旦湿気を含んだ空気が
侵入して真空槽内の図示しない断熱材等が吸湿し
てしまうと、この湿気を排除して再び高真空を回
復する作業に非常に長時間を要するという問題点
を回避できる。
上述の改良された着脱式輻射熱シールドの冷凍
機装置において、真空槽2内の高真空を保持した
状態で、収納容器21を大気圧に戻して冷凍機1
1を取外す作業を行う場合、収納容器21には大
気圧側から1Kgf/cm2の外圧が加わり、底板27
はP=πD2/4Kgf(Dは伸縮管の内径、cm)な
る強大な荷重で伸縮管を引伸ばす方向に引張られ
る。伸縮管24,26には余分な伸びを抑さえる
連結ボルトが付属しており伸縮管が破損すること
はないが、上記荷重の大部分は冷凍機11のシリ
ンダ13および12に加わり、径の細い低温側の
シリンダ13が破損する事態を招くことがあつ
た。ことに、結合ボルトの着脱工具を垂直に挿入
して冷凍機の着脱作業を容易化することに構成の
主眼がおかれているために伸縮管の内径寸法が大
きくなり、内径寸法の2乗に比例して増加する荷
重Pが著しく大きくなる欠点があつた。また、中
温側、低温側すべての結合ボルトに対応する数の
工具の挿入口を必要とし、かつ中温側、低温側そ
れぞれに導熱板を必要とするなど構造が複雑化
し、それに伴なつて装置の組立作業や冷凍機の分
解作業が複雑化する欠点があつた。
機装置において、真空槽2内の高真空を保持した
状態で、収納容器21を大気圧に戻して冷凍機1
1を取外す作業を行う場合、収納容器21には大
気圧側から1Kgf/cm2の外圧が加わり、底板27
はP=πD2/4Kgf(Dは伸縮管の内径、cm)な
る強大な荷重で伸縮管を引伸ばす方向に引張られ
る。伸縮管24,26には余分な伸びを抑さえる
連結ボルトが付属しており伸縮管が破損すること
はないが、上記荷重の大部分は冷凍機11のシリ
ンダ13および12に加わり、径の細い低温側の
シリンダ13が破損する事態を招くことがあつ
た。ことに、結合ボルトの着脱工具を垂直に挿入
して冷凍機の着脱作業を容易化することに構成の
主眼がおかれているために伸縮管の内径寸法が大
きくなり、内径寸法の2乗に比例して増加する荷
重Pが著しく大きくなる欠点があつた。また、中
温側、低温側すべての結合ボルトに対応する数の
工具の挿入口を必要とし、かつ中温側、低温側そ
れぞれに導熱板を必要とするなど構造が複雑化
し、それに伴なつて装置の組立作業や冷凍機の分
解作業が複雑化する欠点があつた。
この発明は、装置の構造を合理化することによ
り、冷凍機に加わる荷重を低減し、組立、分解作
業を容易化することにある。
り、冷凍機に加わる荷重を低減し、組立、分解作
業を容易化することにある。
上述の問題点を解決するために、この発明によ
れば、クライオスタツトの真空容器内を区画する
収納容器と、この収納容器に着脱可能に支持され
段付シリンダの中間部に中温冷却ヘツド、先端部
に低温冷却ヘツドを有する2段式ヘリウム冷凍機
とを備え、超電導コイルを収納したヘリウム容器
を2重に包囲するよう前記真空容器に包蔵された
中温輻射熱シールドおよび低温輻射熱シールドを
それぞれ所定温度に冷却するものにおいて、前記
真空容器に気密に連結された蓋板、この蓋板に伸
縮管を介して気密に結合され前記中温輻射熱シー
ルドに導熱結合されるとともにその中央部に前記
低温冷却ヘツドが通過しうる孔を有する中温導熱
板を兼ねた中間フランジ、およびこの中間フラン
ジに前記伸縮管より小さい内径の伸縮管を介して
気密に結合され前記低温輻射熱シールドに導熱結
合された低温導熱板を兼ねた底板からなる収納容
器と、前記蓋板の中央部に気密に連結支持されて
前記収納容器に挿入され中温冷却ヘツドが前記中
間フランジに、低温冷却ヘツドが前記底板に前記
段付シリンダの軸線に向かつて所定の角度を保持
し周方向の同じ角度領域に互いに同数個配された
結合ボルトによつてそれぞれ結合された前記2段
式ヘリウム冷凍機と、前記蓋板および中間フラン
ジそれぞれに前記結合ボルトの配設角度領域の前
記結合ボルトの軸線の延長方向に形成された前記
結合ボルトの着脱工具の挿入孔とを備えるものと
する。
れば、クライオスタツトの真空容器内を区画する
収納容器と、この収納容器に着脱可能に支持され
段付シリンダの中間部に中温冷却ヘツド、先端部
に低温冷却ヘツドを有する2段式ヘリウム冷凍機
とを備え、超電導コイルを収納したヘリウム容器
を2重に包囲するよう前記真空容器に包蔵された
中温輻射熱シールドおよび低温輻射熱シールドを
それぞれ所定温度に冷却するものにおいて、前記
真空容器に気密に連結された蓋板、この蓋板に伸
縮管を介して気密に結合され前記中温輻射熱シー
ルドに導熱結合されるとともにその中央部に前記
低温冷却ヘツドが通過しうる孔を有する中温導熱
板を兼ねた中間フランジ、およびこの中間フラン
ジに前記伸縮管より小さい内径の伸縮管を介して
気密に結合され前記低温輻射熱シールドに導熱結
合された低温導熱板を兼ねた底板からなる収納容
器と、前記蓋板の中央部に気密に連結支持されて
前記収納容器に挿入され中温冷却ヘツドが前記中
間フランジに、低温冷却ヘツドが前記底板に前記
段付シリンダの軸線に向かつて所定の角度を保持
し周方向の同じ角度領域に互いに同数個配された
結合ボルトによつてそれぞれ結合された前記2段
式ヘリウム冷凍機と、前記蓋板および中間フラン
ジそれぞれに前記結合ボルトの配設角度領域の前
記結合ボルトの軸線の延長方向に形成された前記
結合ボルトの着脱工具の挿入孔とを備えるものと
する。
この発明の構成において、中間フランジに中温
側の導熱板の機能を、底板に低温側の導熱板の機
能を兼ねさせ、中温冷却ヘツドをシリンダに近接
した位置で中間フランジにボルト結合し、低温冷
却ヘツドをシリンダに近接した位置で底板にボル
ト結合したので、底板の必要面積の縮小、いいか
えれば底板−中間フランジ間の伸縮管の内径寸法
の縮小が可能になり、真空槽を真空にしたまま収
納容器を大気圧にしたとき冷凍機のシリンダに加
わる荷重が低減される。また、中温側および低温
側の結合ボルト数および周方向位置を互いに等し
く、かつシリンダの軸線に向かつて傾斜して設
け、この結合ボルトの軸線の延長線上の蓋板およ
び中間フランジに着脱工具の挿入孔を設けるよう
結合ボルトおよび挿入孔の整合を図つたので、着
脱工具を挿入口から斜めに挿入することによつて
同一角度領域に配された中温側、低温側両方の結
合ボルトの着脱が可能となり、挿入孔の数の削減
や導熱板の排除により構造の簡素化および組立分
解作業の容易化が可能になる。
側の導熱板の機能を、底板に低温側の導熱板の機
能を兼ねさせ、中温冷却ヘツドをシリンダに近接
した位置で中間フランジにボルト結合し、低温冷
却ヘツドをシリンダに近接した位置で底板にボル
ト結合したので、底板の必要面積の縮小、いいか
えれば底板−中間フランジ間の伸縮管の内径寸法
の縮小が可能になり、真空槽を真空にしたまま収
納容器を大気圧にしたとき冷凍機のシリンダに加
わる荷重が低減される。また、中温側および低温
側の結合ボルト数および周方向位置を互いに等し
く、かつシリンダの軸線に向かつて傾斜して設
け、この結合ボルトの軸線の延長線上の蓋板およ
び中間フランジに着脱工具の挿入孔を設けるよう
結合ボルトおよび挿入孔の整合を図つたので、着
脱工具を挿入口から斜めに挿入することによつて
同一角度領域に配された中温側、低温側両方の結
合ボルトの着脱が可能となり、挿入孔の数の削減
や導熱板の排除により構造の簡素化および組立分
解作業の容易化が可能になる。
以下この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施例装置を示す側断面図
であり、従来技術と同じ部分には同一参照符号を
付すことにより詳細な説明を省略する。図におい
て、収納容器41は、真空槽2に気密に連結され
た蓋板42と、伸縮管44を介して気密に連結さ
れた中温導熱板を兼ねた中間フランジ45と、伸
縮管44より小さな内径の伸縮管46を介して気
密に結合された低温導熱板を兼ねた底板47とか
らなり、中間フランジ45および底板47は可と
う性を有する導熱リード17,18を介して中温
輻射熱シールド5および低温輻射熱シールド4に
それぞれ導熱結合されている。冷凍機11は蓋板
42の中央に気密にボルト結合されて段付シリン
ダ12,13が収納容器41内に挿入され、中温
冷却ヘツド55は結合ボルト57によつて中間フ
ランジに導熱結合され、低温冷却ヘツド54は結
合ボルト58によつて底板54に導熱結合される
ことにより、中温側および低温側の導熱路が形成
される。
であり、従来技術と同じ部分には同一参照符号を
付すことにより詳細な説明を省略する。図におい
て、収納容器41は、真空槽2に気密に連結され
た蓋板42と、伸縮管44を介して気密に連結さ
れた中温導熱板を兼ねた中間フランジ45と、伸
縮管44より小さな内径の伸縮管46を介して気
密に結合された低温導熱板を兼ねた底板47とか
らなり、中間フランジ45および底板47は可と
う性を有する導熱リード17,18を介して中温
輻射熱シールド5および低温輻射熱シールド4に
それぞれ導熱結合されている。冷凍機11は蓋板
42の中央に気密にボルト結合されて段付シリン
ダ12,13が収納容器41内に挿入され、中温
冷却ヘツド55は結合ボルト57によつて中間フ
ランジに導熱結合され、低温冷却ヘツド54は結
合ボルト58によつて底板54に導熱結合される
ことにより、中温側および低温側の導熱路が形成
される。
第2図は実施例装置における蓋板の平面図、第
3図は中温冷却ヘツドの平面図、第4図は中間フ
ランジの平面図、第5図は低温冷却ヘツドの平面
図であり、いずれも周方向の位置関係が互いに対
応するよう図示してある。低温冷却ヘツド54は
第5図に示すように十字状に形成され、中温冷却
ヘツド55は第3図に示すように円形に形成さ
れ、それぞれ4個の結合ボルト挿入孔55Aおよ
び54Aの周方向の配設角度領域が互いにほぼ一
致するよう冷凍機11の段付シリンダに結合され
る。また、中間フランジ45には低温冷却ヘツド
54が通過し得る十字状の孔45Bが低温冷却ヘ
ツド54とは45°異なる向きに形成される。した
がつて、冷凍機11を周方向に45°回転させた状
態で収納容器41に挿入し、低温冷却ヘツド54
が中間フランジの孔45Bを通過した後冷凍機1
1を45°逆方向に回転させれば、冷凍機が収納容
器の正常位置にセツトされる。
3図は中温冷却ヘツドの平面図、第4図は中間フ
ランジの平面図、第5図は低温冷却ヘツドの平面
図であり、いずれも周方向の位置関係が互いに対
応するよう図示してある。低温冷却ヘツド54は
第5図に示すように十字状に形成され、中温冷却
ヘツド55は第3図に示すように円形に形成さ
れ、それぞれ4個の結合ボルト挿入孔55Aおよ
び54Aの周方向の配設角度領域が互いにほぼ一
致するよう冷凍機11の段付シリンダに結合され
る。また、中間フランジ45には低温冷却ヘツド
54が通過し得る十字状の孔45Bが低温冷却ヘ
ツド54とは45°異なる向きに形成される。した
がつて、冷凍機11を周方向に45°回転させた状
態で収納容器41に挿入し、低温冷却ヘツド54
が中間フランジの孔45Bを通過した後冷凍機1
1を45°逆方向に回転させれば、冷凍機が収納容
器の正常位置にセツトされる。
また、それぞれ4個の結合ボルト57および5
8はその結合状態においてその軸線の延長方向が
第2図に示す蓋板42に形成された着脱工具33
の挿入孔62の中心pに一致するよう段付シリン
ダの軸線に向かつて斜めに取付けられており、そ
の傾斜角は冷却ヘツド上面の傾斜角およびボルト
穴55A,45A,54A等の傾斜角により保持
される。また低温冷却ヘツド側の結合ボルト58
とp点とを結ぶ線上の中間フランジ45には着脱
工具の挿入孔65が第4図に示すように結合ボル
ト57の結合ねじ孔45Aと同じ角度方向に形成
される。したがつて、収納容器41の定位置にセ
ツトされた冷凍機11のそれぞれ4個の結合ボル
ト57および58の着脱作業は、ボルトを保持し
た着脱工具33を4個の挿入孔62から二つの軸
線に沿つて挿入することにより容易に行える。
8はその結合状態においてその軸線の延長方向が
第2図に示す蓋板42に形成された着脱工具33
の挿入孔62の中心pに一致するよう段付シリン
ダの軸線に向かつて斜めに取付けられており、そ
の傾斜角は冷却ヘツド上面の傾斜角およびボルト
穴55A,45A,54A等の傾斜角により保持
される。また低温冷却ヘツド側の結合ボルト58
とp点とを結ぶ線上の中間フランジ45には着脱
工具の挿入孔65が第4図に示すように結合ボル
ト57の結合ねじ孔45Aと同じ角度方向に形成
される。したがつて、収納容器41の定位置にセ
ツトされた冷凍機11のそれぞれ4個の結合ボル
ト57および58の着脱作業は、ボルトを保持し
た着脱工具33を4個の挿入孔62から二つの軸
線に沿つて挿入することにより容易に行える。
このように構成された実施例装置においては、
中間フランジ−底板間の伸縮管46の内径寸法を
従来装置のそれの60%に縮小できる。これは、従
来装置においてシリンダ13に加わる引張荷重
1000Kgfを360Kgfに低減できることを意味して
おり、これにより冷凍機の破損が回避される。ま
た、着脱工具の挿入孔の数が従来装置のそれの半
分に低減されるとともに、中間フランジおよび底
板が従来装置における導熱板の機能を兼ねること
によつて部品数が低減され、これにより装置の構
造が簡素化され、組立、分解作業が容易化され
る。
中間フランジ−底板間の伸縮管46の内径寸法を
従来装置のそれの60%に縮小できる。これは、従
来装置においてシリンダ13に加わる引張荷重
1000Kgfを360Kgfに低減できることを意味して
おり、これにより冷凍機の破損が回避される。ま
た、着脱工具の挿入孔の数が従来装置のそれの半
分に低減されるとともに、中間フランジおよび底
板が従来装置における導熱板の機能を兼ねること
によつて部品数が低減され、これにより装置の構
造が簡素化され、組立、分解作業が容易化され
る。
この発明は前述のように、真空槽内を気密に区
画する収納容器の中間フランジおよび底板に従来
装置における導熱板の機能を兼ねさせるととも
に、中間フランジおよび底板に冷凍機の冷却ヘツ
ドを結合する結合ボルトの装着構造配置と結合ボ
ルトの着脱工具の挿入部との相対的な整合を行う
ことにより構造を合理化するよう構成した。その
結果、底板側の伸縮管の内径が従来装置のそれの
60%に低減され、収納容器を大気圧にした際冷凍
機のシリンダに加わる引張荷重が従来装置の約1/
3に低減されるので、真空槽の高真空状態を保持
したまま冷凍機を取外す作業を冷凍機に損傷を与
えることなく実施できる超電導磁石の着脱式輻射
熱シールド冷凍機装置を提供できる。また、構造
が簡素化されて装置の組立分解作業が容易化され
るとともに、経済性を高める利点が得られる。
画する収納容器の中間フランジおよび底板に従来
装置における導熱板の機能を兼ねさせるととも
に、中間フランジおよび底板に冷凍機の冷却ヘツ
ドを結合する結合ボルトの装着構造配置と結合ボ
ルトの着脱工具の挿入部との相対的な整合を行う
ことにより構造を合理化するよう構成した。その
結果、底板側の伸縮管の内径が従来装置のそれの
60%に低減され、収納容器を大気圧にした際冷凍
機のシリンダに加わる引張荷重が従来装置の約1/
3に低減されるので、真空槽の高真空状態を保持
したまま冷凍機を取外す作業を冷凍機に損傷を与
えることなく実施できる超電導磁石の着脱式輻射
熱シールド冷凍機装置を提供できる。また、構造
が簡素化されて装置の組立分解作業が容易化され
るとともに、経済性を高める利点が得られる。
第1図はこの発明の実施例装置を示す側断面
図、第2図、第3図、第4図、および第5図は実
施例装置のそれぞれ異なる要部を示す平面図、第
6図は従来の超電導マグネツトを示す要部の側断
面図、第7図は改良された従来装置を示す側断面
図、第8図、第9図、第10図、および第11図
は改良された従来装置のそれぞれ異なる要部を示
す平面図である。 1……クライオスタツト、2……真空槽、3…
…ヘリウム容器、4……低温輻射熱シールド、5
……中温輻射熱シールド、6……液体ヘリウム、
7……超電導コイル、11……2段式ヘリウム冷
凍機、12,13……段付シリンダ、14,54
……低温冷却ヘツド、15,55……中温冷却ヘ
ツド、21,41……収納容器、22,42……
蓋板、24,44,26……伸縮管、46……伸
縮管(縮小)、25,45……中間フランジ、2
7,47……底板、34,57……結合ボルト
(中温側)、38,58……結合ボルト(低温側)、
35,62,65……挿入孔。
図、第2図、第3図、第4図、および第5図は実
施例装置のそれぞれ異なる要部を示す平面図、第
6図は従来の超電導マグネツトを示す要部の側断
面図、第7図は改良された従来装置を示す側断面
図、第8図、第9図、第10図、および第11図
は改良された従来装置のそれぞれ異なる要部を示
す平面図である。 1……クライオスタツト、2……真空槽、3…
…ヘリウム容器、4……低温輻射熱シールド、5
……中温輻射熱シールド、6……液体ヘリウム、
7……超電導コイル、11……2段式ヘリウム冷
凍機、12,13……段付シリンダ、14,54
……低温冷却ヘツド、15,55……中温冷却ヘ
ツド、21,41……収納容器、22,42……
蓋板、24,44,26……伸縮管、46……伸
縮管(縮小)、25,45……中間フランジ、2
7,47……底板、34,57……結合ボルト
(中温側)、38,58……結合ボルト(低温側)、
35,62,65……挿入孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クライオスタツトの真空容器内を区画する収
納容器と、この収納容器に着脱可能に支持され段
付シリンダの中間部に中温冷却ヘツド、先端部に
低温冷却ヘツドを有する2段式ヘリウム冷凍機と
を備え、超電導コイルを収納したヘリウム容器を
2重に包囲するよう前記真空容器に包蔵された中
温輻射熱シールドおよび低温輻射熱シールドをそ
れぞれ所定温度に冷却するものにおいて、前記真
空容器に気密に連結された蓋板、この蓋板に伸縮
管を介して気密に結合され前記中温輻射熱シール
ドに導熱結合されるとともにその中央部に前記低
温冷却ヘツドが通過しうる孔を有する中温導熱板
を兼ねた中間フランジ、およびこの中間フランジ
に前記伸縮管より小さい内径の伸縮管を介して気
密に結合され前記低温輻射熱シールドに導熱結合
された低温導熱板を兼ねた底板からなる収納容器
と、前記蓋板の中央部に気密に連結支持されて前
記収納容器に挿入され中温冷却ヘツドが前記中間
フランジに、低温冷却ヘツドが前記底板に前記段
付シリンダの軸線に向かつて所定の角度を保持し
周方向の同じ角度領域に互いに同数個配された結
合ボルトによつてそれぞれ結合された前記2段式
ヘリウム冷凍機と、前記蓋板および中間フランジ
それぞれに前記結合ボルトの配設角度領域の前記
結合ボルトの軸線の延長方向に形成された前記結
合ボルトの着脱工具の挿入孔とを備えたことを特
徴とする超電導磁石の着脱式輻射熱シールド冷凍
機装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
2段式ヘリウム冷凍機の低温冷却ヘツドの到達温
度がほぼ20K、中温冷却ヘツドの到達温度が50K
ないし80Kであることを特徴とする超電導磁石の
着脱式輻射熱シールド冷凍機装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62099075A JPS63263707A (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 超電導磁石の着脱式輻射熱シ−ルド冷凍機装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62099075A JPS63263707A (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 超電導磁石の着脱式輻射熱シ−ルド冷凍機装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63263707A JPS63263707A (ja) | 1988-10-31 |
| JPH0525366B2 true JPH0525366B2 (ja) | 1993-04-12 |
Family
ID=14237801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62099075A Granted JPS63263707A (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 超電導磁石の着脱式輻射熱シ−ルド冷凍機装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63263707A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013099021A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | ポンプ及びヒートポンプ装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10321430A (ja) * | 1997-05-23 | 1998-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導電磁石装置 |
| JP4886236B2 (ja) * | 2005-07-27 | 2012-02-29 | 株式会社神戸製鋼所 | 極低温容器及びその組立方法 |
| JP5205299B2 (ja) * | 2009-02-05 | 2013-06-05 | 博保 皆吉 | ロッド配置用治具 |
| CN106960713B (zh) * | 2017-03-23 | 2021-07-02 | 杭州图锐科技有限公司 | 一种用于超导磁体的制冷机夹套结构及其安装、拆卸方法 |
-
1987
- 1987-04-22 JP JP62099075A patent/JPS63263707A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013099021A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | ポンプ及びヒートポンプ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63263707A (ja) | 1988-10-31 |
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