JPH05255543A - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
- Publication number
- JPH05255543A JPH05255543A JP40666490A JP40666490A JPH05255543A JP H05255543 A JPH05255543 A JP H05255543A JP 40666490 A JP40666490 A JP 40666490A JP 40666490 A JP40666490 A JP 40666490A JP H05255543 A JPH05255543 A JP H05255543A
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- JP
- Japan
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- group
- rubber
- hydrogen atom
- general formula
- cyano
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特にタイヤに用いられるゴムに特定の化合物
を配合することにより、グリップ性能の向上をはかる。 【構成】 次式 で示されるアニリド化合物を、充填剤とともにゴムに配
合する。式中のR1 は水素原子、アルカノイル基、アミ
ノ基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、カルボキシル基、
フェノキシ基、ベンゾイル基またはハロゲン原子であ
り、R2 は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基
である。 【効果】 上記アニリド化合物を配合したゴムは、特に
高温領域における損失係数(tanδ) が向上するので、タ
イヤのグリップ力を高めることができる。また、ゴムの
強度特性を損なうこともない。
を配合することにより、グリップ性能の向上をはかる。 【構成】 次式 で示されるアニリド化合物を、充填剤とともにゴムに配
合する。式中のR1 は水素原子、アルカノイル基、アミ
ノ基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、カルボキシル基、
フェノキシ基、ベンゾイル基またはハロゲン原子であ
り、R2 は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基
である。 【効果】 上記アニリド化合物を配合したゴムは、特に
高温領域における損失係数(tanδ) が向上するので、タ
イヤのグリップ力を高めることができる。また、ゴムの
強度特性を損なうこともない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴム組成物に関するもの
であり、さらに詳しくは、機械強度を損なうことなくゴ
ムの損失係数(tanδ) を増大させたゴム組成物に関す
る。
であり、さらに詳しくは、機械強度を損なうことなくゴ
ムの損失係数(tanδ) を増大させたゴム組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の高性能化、道路の舗装化
および高速道路網の発達に伴い、自動車の加速性能やブ
レーキ性能と密接な関連をもつタイヤのグリップ性能に
対する向上要請が増加している。高グリップ性能を得る
ためには、タイヤのトレッド部と路面との間の摩擦によ
るエネルギーロスを増加させればよいことが知られてお
り、これに対応して、変形時の損失係数(tanδ) の大き
いトレッドゴム材料が求められている。
および高速道路網の発達に伴い、自動車の加速性能やブ
レーキ性能と密接な関連をもつタイヤのグリップ性能に
対する向上要請が増加している。高グリップ性能を得る
ためには、タイヤのトレッド部と路面との間の摩擦によ
るエネルギーロスを増加させればよいことが知られてお
り、これに対応して、変形時の損失係数(tanδ) の大き
いトレッドゴム材料が求められている。
【0003】従来、変形時の tanδを大きくする技術と
しては、スチレン含有量の高いスチレン・ブタジエン共
重合ゴムをベースとして使用する方法、プロセス油を多
量に添加する方法、高補強性のカーボンブラックを大量
に添加する方法などが提案されている。また特開昭 64-
70539 号公報には、N−メタクリロイル−N′−フェニ
ル−p−フェニレンジアミンなどのアクリロイル基また
はメタクリロイル基を有するp−フェニレンジアミン誘
導体をゴムに配合することによって、グリップ性の改良
をはかることが記載されている。
しては、スチレン含有量の高いスチレン・ブタジエン共
重合ゴムをベースとして使用する方法、プロセス油を多
量に添加する方法、高補強性のカーボンブラックを大量
に添加する方法などが提案されている。また特開昭 64-
70539 号公報には、N−メタクリロイル−N′−フェニ
ル−p−フェニレンジアミンなどのアクリロイル基また
はメタクリロイル基を有するp−フェニレンジアミン誘
導体をゴムに配合することによって、グリップ性の改良
をはかることが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スチレン含有量の高い
スチレン・ブタジエンゴムを用いる場合、ある程度のグ
リップ性能の向上はみられるものの、それだけでは必ず
しも十分でなかった。また、プロセス油や高補強性のカ
ーボンブラックを多量に添加する方法では、グリップ性
能の向上はみられるものの、高添加によりゴムの発熱性
が増大し、それに伴って、強度特性や耐摩耗性が著しく
低下するという問題があった。一方、特開昭 64-70539
号公報に記載されるアクリロイル基またはメタクリロイ
ル基を有するp−フェニレンジアミン誘導体を配合する
方法は、ゴムの tanδを上昇させるものの、かかる配合
によって強度特性が低下するという問題が明らかになっ
てきた。
スチレン・ブタジエンゴムを用いる場合、ある程度のグ
リップ性能の向上はみられるものの、それだけでは必ず
しも十分でなかった。また、プロセス油や高補強性のカ
ーボンブラックを多量に添加する方法では、グリップ性
能の向上はみられるものの、高添加によりゴムの発熱性
が増大し、それに伴って、強度特性や耐摩耗性が著しく
低下するという問題があった。一方、特開昭 64-70539
号公報に記載されるアクリロイル基またはメタクリロイ
ル基を有するp−フェニレンジアミン誘導体を配合する
方法は、ゴムの tanδを上昇させるものの、かかる配合
によって強度特性が低下するという問題が明らかになっ
てきた。
【0005】このような背景から本発明者らは、 tanδ
を十分に上昇させ、もってグリップ性能、特にタイヤが
高温になった際のグリップ性能を向上させることがで
き、かつ機械強度を損なわないですむ配合剤を開発すべ
く鋭意研究を重ねた結果、本発明に至った。
を十分に上昇させ、もってグリップ性能、特にタイヤが
高温になった際のグリップ性能を向上させることがで
き、かつ機械強度を損なわないですむ配合剤を開発すべ
く鋭意研究を重ねた結果、本発明に至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ゴム
に、下記一般式(I)
に、下記一般式(I)
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1 は水素原子、アルカノイル
基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、カルボキ
シル基、フェノキシ基、ベンゾイル基またはハロゲン原
子であり、R2 は水素原子または炭素数1〜10のアル
キル基である)で示されるアニリド化合物を含有せしめ
てなるゴム組成物を提供する。また本発明は、ゴムに、
充填剤および前記一般式(I)で示されるアニリド化合
物を配合することにより、ゴムの損失係数を増大させる
方法を提供する。
基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、カルボキ
シル基、フェノキシ基、ベンゾイル基またはハロゲン原
子であり、R2 は水素原子または炭素数1〜10のアル
キル基である)で示されるアニリド化合物を含有せしめ
てなるゴム組成物を提供する。また本発明は、ゴムに、
充填剤および前記一般式(I)で示されるアニリド化合
物を配合することにより、ゴムの損失係数を増大させる
方法を提供する。
【0009】前記一般式(I)で示されるアニリド化合
物は例えば、対応するアニリン化合物を、トルエン、ク
ロロホルムなどの不活性溶媒中で、トリエチルアミン、
ピリジン、水酸化ナトリウムなどの塩基性化合物の共存
下、飽和脂肪酸クロライドと脱塩酸反応させることによ
り、製造することができる。
物は例えば、対応するアニリン化合物を、トルエン、ク
ロロホルムなどの不活性溶媒中で、トリエチルアミン、
ピリジン、水酸化ナトリウムなどの塩基性化合物の共存
下、飽和脂肪酸クロライドと脱塩酸反応させることによ
り、製造することができる。
【0010】前記一般式(I)において、R1 は水素原
子、アルカノイル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、
水酸基、カルボキシル基、フェノキシ基、ベンゾイル基
またはハロゲン原子である。これらのなかでは、アルカ
ノイル基、シアノ基およびフェノキシ基が好ましい。R
1 で表されるアルカノイル基は、全炭素数が2〜9程度
のものであり、なかでも炭素数の比較的少ないもの、例
えば全炭素数2〜6程度のものが好ましく、さらには、
アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど
が好ましい。これらアルカノイル基のなかでは、とりわ
けアセチルが好ましい。R1 で表されるアミノ基は、無
置換アミノのほか、モノまたはジ置換アミノであっても
よい。アミノ基に置換してもよい基としては、例えば、
メチル、エチルなどの低級アルキル基、フェニル基など
が挙げられる。したがって、R1 となりうるアミノ基に
は、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ,ジ
エチルアミノ、アニリノなどが包含される。R1 で表さ
れるハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素などが挙げられ、好ましくは塩素である。
子、アルカノイル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、
水酸基、カルボキシル基、フェノキシ基、ベンゾイル基
またはハロゲン原子である。これらのなかでは、アルカ
ノイル基、シアノ基およびフェノキシ基が好ましい。R
1 で表されるアルカノイル基は、全炭素数が2〜9程度
のものであり、なかでも炭素数の比較的少ないもの、例
えば全炭素数2〜6程度のものが好ましく、さらには、
アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど
が好ましい。これらアルカノイル基のなかでは、とりわ
けアセチルが好ましい。R1 で表されるアミノ基は、無
置換アミノのほか、モノまたはジ置換アミノであっても
よい。アミノ基に置換してもよい基としては、例えば、
メチル、エチルなどの低級アルキル基、フェニル基など
が挙げられる。したがって、R1 となりうるアミノ基に
は、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ,ジ
エチルアミノ、アニリノなどが包含される。R1 で表さ
れるハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素などが挙げられ、好ましくは塩素である。
【0011】また前記一般式(I)におけるR2 は、水
素原子または炭素数1〜10のアルキル基である。アル
キル基のうち炭素数3以上のものは、直鎖状であっても
分枝状であってもよい。R2 としては、炭素数の比較的
少ないアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、
ブチルなどが好ましく、なかでもメチルが好ましい。
素原子または炭素数1〜10のアルキル基である。アル
キル基のうち炭素数3以上のものは、直鎖状であっても
分枝状であってもよい。R2 としては、炭素数の比較的
少ないアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、
ブチルなどが好ましく、なかでもメチルが好ましい。
【0012】本発明では、これら一般式(I)のアニリ
ド化合物のなかでも、R1 がアセチル、R2 がメチルの
ものが好ましく用いられる。
ド化合物のなかでも、R1 がアセチル、R2 がメチルの
ものが好ましく用いられる。
【0013】本発明で用いることのできる前記一般式
(I)のアニリド化合物として、例えば次表に示すよう
なものが挙げられる。なお表中、R1 の欄にあるo−、
m−およびp−は、それぞれベンゼン環上のアミド基の
位置を基準とする置換位置を表す。
(I)のアニリド化合物として、例えば次表に示すよう
なものが挙げられる。なお表中、R1 の欄にあるo−、
m−およびp−は、それぞれベンゼン環上のアミド基の
位置を基準とする置換位置を表す。
【0014】
【化4】
【0015】 R1 R2 (1) 水素 水素 (2) 水素 メチル (3) p−アセチル メチル (4) p−n−ヘキサノイル メチル (5) p−アミノ メチル (6) p−ニトロ メチル (7) p−シアノ メチル (8) p−ヒドロキシ メチル (9) p−カルボキシ メチル (10) p−ジメチルアミノ メチル (11) p−ジエチルアミノ メチル (12) p−アニリノ メチル (13) p−フェノキシ メチル (14) p−クロロ メチル (15) p−ヨード メチル (16) p−ベンゾイル メチル (17) o−アセチル メチル (18) m−アセチル メチル (19) o−ジメチルアミノ メチル (20) m−ジメチルアミノ メチル (21) p−シアノ エチル (22) p−シアノ n−プロピル (23) p−シアノ イソプロピル (24) p−シアノ t−ブチル (25) p−シアノ n−オクチル (26) p−シアノ 1,1,3,3-テトラメチルブチル (27) p−ジメチルアミノ エチル (28) p−ジメチルアミノ t−ブチル (29) p−ジメチルアミノ n−オクチル (30) o−クロロ エチル (31) m−クロロ n−ペンチル (32) o−シアノ エチル (33) m−シアノ t−ブチル (34) p−カルボキシ エチル (35) p−カルボキシ n−オクチル (36) p−カルボキシ t−ブチル (37) o−ニトロ エチル (38) m−ニトロ n−オクチル (39) p−アニリノ エチル (40) p−フェノキシ エチル
【0016】前記一般式(I)のアニリド化合物をゴム
に添加する場合の形態としては、それぞれの化合物単体
であってもよいし、複数化合物の混合物であってもよい
し、あるいはゴム物性に影響を与えないクレーなどの担
体と混合したものであってもよい。かかるアニリド化合
物は、配合ゴムを製造する任意の段階で添加することが
できる。ゴムの配合にあたって、前記一般式(I)で示
される化合物の使用量は限定されないが、一般には、ゴ
ム100重量部あたり 0.1〜20重量部程度の範囲で使
用する。
に添加する場合の形態としては、それぞれの化合物単体
であってもよいし、複数化合物の混合物であってもよい
し、あるいはゴム物性に影響を与えないクレーなどの担
体と混合したものであってもよい。かかるアニリド化合
物は、配合ゴムを製造する任意の段階で添加することが
できる。ゴムの配合にあたって、前記一般式(I)で示
される化合物の使用量は限定されないが、一般には、ゴ
ム100重量部あたり 0.1〜20重量部程度の範囲で使
用する。
【0017】また、本発明において使用する充填剤とし
ては、ゴム工業で使用されている種々のものが適用でき
るが、一般的にはカーボンブラックが好ましい。カーボ
ンブラックの種類は特に限定されるものでなく、従来よ
りゴム工業で採用されている各種のカーボンブラックが
本発明でも使用できる。なお、タイヤのグリップ性能を
向上させるために従来から、SAFブラック、ISAF
ブラック、HAFブラックなど、窒素吸着比表面積80
〜250m2/gの高補強性カーボンブラックが用いられ
ており、本発明においてもこのような高補強性カーボン
ブラックを用いるのが好ましい。充填剤の配合量は特に
限定されないが、一般にはゴム100重量部に対して2
0〜200重量部程度の範囲が好ましい。
ては、ゴム工業で使用されている種々のものが適用でき
るが、一般的にはカーボンブラックが好ましい。カーボ
ンブラックの種類は特に限定されるものでなく、従来よ
りゴム工業で採用されている各種のカーボンブラックが
本発明でも使用できる。なお、タイヤのグリップ性能を
向上させるために従来から、SAFブラック、ISAF
ブラック、HAFブラックなど、窒素吸着比表面積80
〜250m2/gの高補強性カーボンブラックが用いられ
ており、本発明においてもこのような高補強性カーボン
ブラックを用いるのが好ましい。充填剤の配合量は特に
限定されないが、一般にはゴム100重量部に対して2
0〜200重量部程度の範囲が好ましい。
【0018】本発明において使用しうるゴムの種類とし
ては、天然ゴムのほか、ポリイソプレンゴム(IR)、
スチレン・ブタジエン共重合ゴム(SBR)、ポリブタ
ジエンゴム(BR)、アクリロニトリル・ブタジエン共
重合ゴム(NBR)、イソプレン・イソブチレン共重合
ゴム(IIR)、エチレン・プロピレン・ジエン共重合
ゴム(EPDM)などの各種合成ゴム、天然ゴムと合成
ゴムとのブレンド、およびSBRとIR、SBRとBR
など、合成ゴムのブレンドが例示される。なお、タイヤ
のグリップ性向上のために最近では、特にスチレン含有
量の高いSBRが好ましく用いられているが、本発明に
おいてもこのようなスチレン含有量の高いSBRを用い
ることができる。本発明は、スチレン含有量20〜50
重量%のSBRに対しても効果的であり、このようなS
BRは好ましいゴムの一つである。SBRの種類は、溶
液重合型であっても乳化重合型であっても差し支えな
い。
ては、天然ゴムのほか、ポリイソプレンゴム(IR)、
スチレン・ブタジエン共重合ゴム(SBR)、ポリブタ
ジエンゴム(BR)、アクリロニトリル・ブタジエン共
重合ゴム(NBR)、イソプレン・イソブチレン共重合
ゴム(IIR)、エチレン・プロピレン・ジエン共重合
ゴム(EPDM)などの各種合成ゴム、天然ゴムと合成
ゴムとのブレンド、およびSBRとIR、SBRとBR
など、合成ゴムのブレンドが例示される。なお、タイヤ
のグリップ性向上のために最近では、特にスチレン含有
量の高いSBRが好ましく用いられているが、本発明に
おいてもこのようなスチレン含有量の高いSBRを用い
ることができる。本発明は、スチレン含有量20〜50
重量%のSBRに対しても効果的であり、このようなS
BRは好ましいゴムの一つである。SBRの種類は、溶
液重合型であっても乳化重合型であっても差し支えな
い。
【0019】タイヤトレッドゴム材料の配合にあたり、
従来からタイヤのグリップ性能を高めるためにプロセス
油を配合する手法がよく用いられているが、本発明にお
いてもプロセス油を併用することができ、かつ好まし
い。プロセス油の配合量は特に限定されないが、一般に
はゴム100重量部あたり200重量部以下であり、好
ましくは5〜200重量部の範囲から選択される。プロ
セス油の種類も、本発明において限定されるものではな
く、従来よりゴム工業で使用されている各種のプロセス
油を用いることができる。
従来からタイヤのグリップ性能を高めるためにプロセス
油を配合する手法がよく用いられているが、本発明にお
いてもプロセス油を併用することができ、かつ好まし
い。プロセス油の配合量は特に限定されないが、一般に
はゴム100重量部あたり200重量部以下であり、好
ましくは5〜200重量部の範囲から選択される。プロ
セス油の種類も、本発明において限定されるものではな
く、従来よりゴム工業で使用されている各種のプロセス
油を用いることができる。
【0020】また本発明においては、ゴム工業で通常使
用されている老化防止剤、加硫剤、加硫促進剤、リター
ダー、しゃっ解剤、軟化剤などの各種ゴム薬品を従来と
同様に併用してもよいことはいうまでもない。
用されている老化防止剤、加硫剤、加硫促進剤、リター
ダー、しゃっ解剤、軟化剤などの各種ゴム薬品を従来と
同様に併用してもよいことはいうまでもない。
【0021】
【実施例】次に、前記一般式(I)で示される化合物を
ゴムに配合して物性を評価した実施例により、本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらによって限
定されるものではない。以下の例中、%および部は、特
にことわりがないかぎり、いずれも重量基準である。
ゴムに配合して物性を評価した実施例により、本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらによって限
定されるものではない。以下の例中、%および部は、特
にことわりがないかぎり、いずれも重量基準である。
【0022】また、実施例および比較例で用いた化合物
は次のとおりであり、以下それぞれの記号で表示する。 A: ホルムアニリド B: p−アセチルアセトアニリド C: p−シアノアセトアニリド D: p−フェノキシアセトアニリド E: p−クロロアセトアニリド F: p−シアノピバルアニリド G: o−シアノプロピオンアニリド H: m−ニトロ−n−ノナンアニリド I: N−フェニル−N′−プロピオニル−p−フェニ
レンジアミン X: N−メタクリロイル−N′−フェニル−p−フェ
ニレンジアミン
は次のとおりであり、以下それぞれの記号で表示する。 A: ホルムアニリド B: p−アセチルアセトアニリド C: p−シアノアセトアニリド D: p−フェノキシアセトアニリド E: p−クロロアセトアニリド F: p−シアノピバルアニリド G: o−シアノプロピオンアニリド H: m−ニトロ−n−ノナンアニリド I: N−フェニル−N′−プロピオニル−p−フェニ
レンジアミン X: N−メタクリロイル−N′−フェニル−p−フェ
ニレンジアミン
【0023】実施例1 〔配合処方〕 スチレン・ブタジエン共重合ゴム 表−1記載 (スチレン含有量35%、ゴム100部あたり芳香族油37.5部含有) ブタジエンゴム(BR−01) 表−1記載 天 然 ゴ ム 表−1記載 ISAFカーボンブラック 表−1記載 ス テ ア リ ン 酸 3部 亜 鉛 華 5部 芳香族系プロセス油 表−1記載 加 硫 促 進 剤 1部 (N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド) イ オ ウ 2部 化 合 物 表−1記載
【0024】バンバリーミキサーとして東洋精機製の2
50mlラボプラストミルR を用い、オイルバス温度17
0℃で、上記配合処方に基づき、ゴムに、本発明で対象
とする化合物、カーボンブラック、ステアリン酸、プロ
セス油、および亜鉛華を投入し、50rpm のミキサー回
転数で5分間混練した。この時のゴム温度は160〜1
70℃であった。次にこのゴム配合物をオープンミルに
移し、40〜50℃の温度で、上記配合処方に示した加
硫促進剤およびイオウを添加し混練した。
50mlラボプラストミルR を用い、オイルバス温度17
0℃で、上記配合処方に基づき、ゴムに、本発明で対象
とする化合物、カーボンブラック、ステアリン酸、プロ
セス油、および亜鉛華を投入し、50rpm のミキサー回
転数で5分間混練した。この時のゴム温度は160〜1
70℃であった。次にこのゴム配合物をオープンミルに
移し、40〜50℃の温度で、上記配合処方に示した加
硫促進剤およびイオウを添加し混練した。
【0025】さらに、加硫プレスにより加硫し、所定の
形状としたあと、 tanδの測定に供した。 tanδの測定
は、岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用い、
周波数10Hzの条件下、−50℃から100℃までの温
度で行った。また、機械強度の試験として、前記ゴム組
成物から作成した加硫ゴム試験片(JIS K 6301 によるダ
ンベル3号)を用いて、室温でM100 およびM300 を測
定した。得られた結果のうち、80℃における tanδ、
室温でのM100 およびM300 を表−1に示した。表中、
M300 の欄が空欄のものは測定不可能だったことを意味
する。
形状としたあと、 tanδの測定に供した。 tanδの測定
は、岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用い、
周波数10Hzの条件下、−50℃から100℃までの温
度で行った。また、機械強度の試験として、前記ゴム組
成物から作成した加硫ゴム試験片(JIS K 6301 によるダ
ンベル3号)を用いて、室温でM100 およびM300 を測
定した。得られた結果のうち、80℃における tanδ、
室温でのM100 およびM300 を表−1に示した。表中、
M300 の欄が空欄のものは測定不可能だったことを意味
する。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ゴムに特定のアニリド
化合物を配合することにより、タイヤが高温になった際
のグリップ力に対応する60℃以上の高温領域における
tanδを効果的に向上させることができ、しかも強度特
性の低下をほとんどきたすことがない。したがって、本
発明によるゴム組成物をタイヤの特にトレッド部に適用
すれば、自動車の加速性能やブレーキ性能と密接な関連
をもつグリップ性能の優れたタイヤとすることができ
る。
化合物を配合することにより、タイヤが高温になった際
のグリップ力に対応する60℃以上の高温領域における
tanδを効果的に向上させることができ、しかも強度特
性の低下をほとんどきたすことがない。したがって、本
発明によるゴム組成物をタイヤの特にトレッド部に適用
すれば、自動車の加速性能やブレーキ性能と密接な関連
をもつグリップ性能の優れたタイヤとすることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長崎 英雄 大阪市此花区春日出中3丁目1番98号 住 友化学工業株式会社内 (72)発明者 八児 真一 大阪市此花区春日出中3丁目1番98号 住 友化学工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】ゴムに、充填剤および下記一般式 【化1】 (式中、R1 は水素原子、アルカノイル基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、水酸基、カルボキシル基、フェノ
キシ基、ベンゾイル基またはハロゲン原子であり、R2
は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基である)
で示されるアニリド化合物を含有せしめてなることを特
徴とするゴム組成物。 - 【請求項2】前記アニリド化合物の一般式におけるR1
がアセチルであり、R2 がメチルである請求項1記載の
ゴム組成物。 - 【請求項3】ゴムに、充填剤および下記一般式 【化2】 (式中、R1 は水素原子、アルカノイル基、アミノ基、
ニトロ基、シアノ基、水酸基、カルボキシル基、フェノ
キシ基、ベンゾイル基またはハロゲン原子であり、R2
は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基である)
で示されるアニリド化合物を配合することを特徴とする
ゴムの損失係数を増大させる方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40666490A JPH05255543A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40666490A JPH05255543A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | ゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05255543A true JPH05255543A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=18516284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40666490A Pending JPH05255543A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05255543A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013159653A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Bridgestone Corp | タイヤ用ゴム組成物の製造方法 |
| JP2020070320A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム組成物 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP40666490A patent/JPH05255543A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013159653A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Bridgestone Corp | タイヤ用ゴム組成物の製造方法 |
| JP2020070320A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム組成物 |
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