JPH05256791A - 基板の欠陥検査装置 - Google Patents

基板の欠陥検査装置

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JPH05256791A
JPH05256791A JP4055543A JP5554392A JPH05256791A JP H05256791 A JPH05256791 A JP H05256791A JP 4055543 A JP4055543 A JP 4055543A JP 5554392 A JP5554392 A JP 5554392A JP H05256791 A JPH05256791 A JP H05256791A
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brightness
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JP4055543A
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English (en)
Inventor
Atsuhiko Kato
敦彦 加藤
Kouzou Katou
江三 加藤
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基板表面の欠陥を正確に検査する。 【構成】予め、基板表面1aの撮像画像の全画素をパタ
ーン2を示す画素と背景3を示す画素とに分離するため
の所定の明度が決定され、パターン2を示す画素の明度
範囲も決定される。しかる後に、検査対象である基板表
面1aが撮像され、この撮像画像の中から所定の明度以
上の画素が除去される。そして除去された残りの画素の
明度が上記決定された明度範囲外にあることを判断す
る。しかして、明度範囲外にあると判断された画素をパ
ターン2の欠陥部分であると判定する。背景3の欠陥部
分も同様にして判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路のプリント配
線基板におけるプリント配線パターン、液晶基板におけ
る電極パターンなど、基板上の所定の形状のパターンの
欠陥および該パターン以外の基板表面の欠陥の検査を自
動的に行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路における配線パターンや液晶基
板におけるITO(透明電極)パターンは、導電材を基
板に付着する工程、エッチング工程等における不具合に
起因してパターンの「細り」、「太り」、「断線」、
「ショート」等の欠陥を生じることがある。また、パタ
ーン以外の基板表面(以下「背景」という)も上記不具
合に起因して同様な欠陥を生じることがある。このた
め、かかるパターンおよび背景の欠陥の検査を行い、基
板が良品であるか不良品であるかを判定して良品のみを
出荷することが製品の品質保証上不可欠である。かかる
欠陥の検査は、人間が顕微鏡を覗くことにより目視で行
っているのが現状であり、自動化は開発途上の段階であ
る。
【0003】一方において、近年のパターン成形技術の
発達により、パターンの微細化の傾向が一層進んでい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人間による検
査は集中力の持続の限界等により間違いが出易く、人間
の判断であるため正確さの点で難点がある。また、その
判断にも作業者ごとにバラツキがある。また、作業速度
の点でも充分とは言えず、作業にかかるコストが大であ
るという問題もある。しかも、近年のパターン微細化の
傾向に対応してこうした問題はより深刻となっている。
【0005】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、パターン微細化の傾向に対応でき、基板の欠
陥の検査を正確かつ迅速に、しかも低コストで行うこと
ができる基板の欠陥検査装置を提供することをその目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明では、
所定形状のパターンが基板上に形成された基板表面を撮
像することにより、前記基板表面のうち前記パターンを
暗画像として、前記パターンを除いた背景を明画像とし
て捕らえ、これら明暗画像に基づき前記パターンの欠陥
を検査するようにした基板の欠陥検査装置において、予
め、基板表面の撮像画像の全画素を前記パターンを示す
画素と前記背景を示す画素とに分離する所定の明度を決
定するとともに、前記パターンを示す画素の明度範囲を
決定する基準設定手段と、検査対象である基板表面を撮
像して得られた画像の中から前記所定の明度以上の明度
の画素を除去し、該除去された残りの画素の明度が前記
明度範囲外にあることを判断する判断手段とを具え、前
記判断手段によって前記明度範囲外にあると判断された
画素を前記パターンの欠陥部分であると判定している。
【0007】また、同様な構成により、背景の欠陥部分
も判定される。
【0008】
【作用】予め、基板表面の撮像画像の全画素をパターン
を示す画素と背景を示す画素とに分離するための所定の
明度が決定され、パターンを示す画素の明度範囲も決定
される。しかる後に、検査対象である基板表面が撮像さ
れ、この撮像画像の中から所定の明度以上の画素が除去
される。そして除去された残りの画素の明度が上記決定
された明度範囲外にあることを判断する。しかして、明
度範囲外にあると判断された画素をパターンの欠陥部分
であると判定する。背景の欠陥部分も同様にして判定さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る基板の欠
陥検査装置の実施例について説明する。
【0010】図1は実施例装置の構成を示す。
【0011】同図に示すようにXーYテーブル4の上に
は、欠陥検査対象である基板1(プリント配線基板等)
が載置されており、基板1がXーY2次元平面内を任意
に移動され得るようになっている。基板1の表面1aに
は、所定形状のパターン2が形成されており、基板表面
1aは、このパターン2とパターン2を除いた背景3と
から構成されている。CCDカメラ5は顕微鏡6を介し
て基板表面1aを拡大して撮像するものであり、基板表
面1aのうちパターン2を暗画像として、つまりパター
ン2の各画素を、明度の階調レベルが低いレベルのもの
として捕らえる。また、カメラ5は、基板表面1aのう
ち背景3に対応する部分を明画像として、つまり背景3
の各画素を、明度の階調レベルが高いレベルのものとし
て捕らえる。かかる画像信号は画像処理装置7に出力さ
れる。画像処理装置7は、図示しないが、画像信号をデ
ィジタル化するA/D変換器およびこのディジタル化さ
れた画像を記憶するフレーム・メモリおよびこの記憶画
像の解析処理を行うCPUおよび周辺論理回路および記
憶画像をモニタTV8に出力するためのD/A変換器お
よび外部機器(XーYテーブル4等)と通信を行うため
のI/O、図表、メニュー等をモニタTV8にスーパー
インポーズする信号重畳部等から構成されている。画像
処理装置7には、モニタTVおよびトラックボール9が
接続されており、トラックボール9がオペレータにより
操作されることによってモニタTV8の画面上において
対話処理が行なわれ、モニタTV8の画面上に対話処理
の結果が表示される。
【0012】なお、かかる構成において基板1が小さ
く、一度に表面1a全体の撮像画像を取得することがで
きるような場合にはXーYテーブル4におけるX−Y移
動機構を省略するような実施も可能である。また、基板
表面1aを拡大する必要のない基板1にあっては顕微鏡
6をが省略するようにしてもよい。
【0013】図2はモニタTV8の画面上に表示された
基板表面1aの撮像画像を例示する。同図に示すよう
に、パターン2が黒い色彩の暗画像として、背景3が白
い色彩の明画像として表示される。なお、パターン2と
背景3とはコントラストよく撮像できればよく、照明の
当て方や基板1の材質によっては、パターン2を白い明
画像として、背景3を黒い暗画像として撮像、表示する
ような実施も当然可能である。
【0014】つぎに、画像処理装置7内の上記CPUに
おいて実行される処理を図5、図6に示すフローチャー
トを参照して説明する。
【0015】・前処理(図5)オペレータはまず、基板
1として欠陥のない良品サンプルを選択してこれを撮像
する。この結果、TV8の画面上に撮像画像が表示され
る(ステップ101)。ついでTV8画面上にスーパー
インポーズされた「探査領域設定」メニューがトラック
ボール9を操作することにより選択される(図2参
照)。すると、画面上に図示せぬ長方形の箱型カーソル
が現れる。このカーソルの大きさと位置をトラックボー
ル9を操作して調節することにより、画面上の撮像画像
のうち、所望の検査対象領域が設定される。しかしてカ
ーソルによって囲まれた領域における各画素の明度の度
数分布が図3に示すようヒストグラムとして画面上に表
示される。
【0016】図3は、探査領域における各画素の明度M
を横軸、対応する画素数Nを縦軸とする明度度数分布で
ある。同図に示すように明度度数分布は、パターン2に
対応する比較的明度の低い部分に位置される山10と、
背景3に対応する比較的明度の高い部分に位置される山
11とに分離される。ついで、画面上の「背景分離」メ
ニューが選択され(図2参照)、山10と山11とを分
離するための明度のしきい値が決定される。すなわち、
画面上の明度度数分布を目視してトラックボール9を操
作することにより2つの山10、11の中間位置M´を
しきい値として決定する。
【0017】ここで、しきい値M´は、固定しきい値と
周囲の明るさの変動に追従する相対しきい値の両者を選
択できるようになっている。固定しきい値とは、しきい
値を明度の絶対値として記憶するものである。一方、相
対しきい値とは、明度の絶対値ではなく、山10、11
の面積の何%の位置にしきい値を設けたかを記憶するも
のである。したがって、相対しきい値によれば、撮像画
像が異なり、分布が異なったとしても分布の変化に応じ
たしきい値が設定されることになる。
【0018】このようにしてしきい値M´が決定された
ならばこのしきい値M´よりも明度の高い画素が「背景
3に対応する画素」として、しきい値M´よりも明度が
低い画素が「パターン2に対応する画素」としてそれぞ
れ記憶される。後述するようにパターン2の欠陥の検査
を行うときには、上記「背景3に対応する記憶画素」が
マスクされ、また背景3を検査するときには上記「パタ
ーン2に対応する記憶画素」がマスクされる(ステップ
102)。
【0019】つぎに、「パターン良品範囲」メニューが
選択され(図2参照)、欠陥のないパターン2を示す画
素の明度の上限および下限が決定される。すなわち、図
3に示すようにパターン2として欠陥がなければ、その
山10は下限をM1 および上限をM2 とする所定の明度
範囲内に各画素が分布しており、かかる下限値M1 およ
び上限値M2 がトラックボール9で指定される。したが
って、後述するようパターン2を示す画素につき、この
明度範囲からはみでたものがあれば、その画素部分は欠
陥であると判定される。たとえば、明度範囲の上限値M
2 を超えた明るい画素が混じっていれば、対応する画素
部分はパターン2の「切れ」と判断されるし、逆に明度
範囲の下限値M1 よりも低い暗い画素があれば、対応す
る画素部分は「異物混入」と判定されることになる(ス
テップ103)。
【0020】しかし、背景3を含む撮像領域のすべての
画素についてかかる判定を一義的に行うとすると、背景
3に対応する画素全てが、欠陥であると判定されてしま
う。そこで、予め背景3であるとわかっている画素部分
は、予め判定の対象から除外すべく、パターン2の検査
にあたり背景をマスクする処理がなされる。このマスク
処理においては、マスクすべき画素を、上記ステップ1
02で設定されたしきい値M´よりも高い明度に対応す
る画素としてもよい。しかし、これでは検査基準が厳格
すぎることがある。すなわち、通常はパターン幅はサン
プルによって多少のバラツキを持ち、背景3に対応する
画素のみをそのままマスクにすると、良品サンプルに比
べてパターンが少しでも細るとマスクからはみでた背景
部分が全部欠陥として検出されてしまう。そこで、背景
マスクを所定の画素分少し膨らませる必要があり、適切
な設定がなされる。膨張処理にあたってはいわゆるモフ
ォロジの手法を用いた膨張、収縮フィルタが使われる。
また、背景マスクを何画素分膨張させるかはパターン幅
のバラツキをどこまで許容するかで決定する(ステップ
104)。
【0021】つぎに、上記ステップ103と同様にし
て、図3に示すように欠陥のない背景3を示す明度の範
囲M3 〜M4 が決定される。この結果、この明度範囲の
下限値M3 よりも低い暗い画素部分を「パターンのはみ
出し、ショート」、上限値M4よりも高い明るい画素部
分を「異物混入、ピンホール」の欠陥であると判定する
ことができるようになる(ステップ105)。そしてス
テップ104と同様にして、背景3の欠陥の検査をする
際のパターンのマスクの膨張の設定処理がなされ、少々
のパターン太りがあっても正確な検査がなされるように
される(ステップ106)。
【0022】以上のようにして欠陥のない良品サンプル
に基づき検査の基準となるしきい値M´および検査の基
準となる明度範囲M1 〜M2 、M3 〜M4 および膨張設
定がなされたならば、かかる基準を適用したテストが実
行される。すなわち、画面上で「実行テスト」メニュー
が選択され(図2参照)、いくつかのサンプルが実際に
撮像される。そして、図3に示すものと同様な明度度数
分布が得られ、しきい値M´により探索領域の画素が、
パターン2に対応する画素と背景3に対応する画素とに
分離される。パターン2の検査は、しきい値M´以上の
明度を有する画素に加えて上記ステップ104で設定さ
れた画素分だけ膨張された分がマスクされて実行され
る。マスクされた後の残りの画素につき明度範囲M1 〜
M2 内にあるか否かが判断される。この結果、明度範囲
外であると判断された画素が画面上で点滅表示される。
ここで、画素数により制限を付与するようにしてもよ
い。たとえば、明度範囲外であると判断された画素が1
画素であれば、欠陥なしと判定し、2画素以上の互いに
隣接する数画素につき明度範囲外であればはじめて欠陥
ありと判定するように基準を設定することができる。
【0023】同様にしていくつかのサンプルを用いて背
景3の欠陥の判定もなされる(ステップ107)。
【0024】この結果、欠陥の検査が満足できるもので
あれば、ステップ102〜106で設定された検査基準
は適切なものであると判断して(ステップ108の判断
YES)、つぎの自動運転(ステップ109)に移行さ
れるが、欠陥の検査が実状とかけ離れており満足できな
いものであれば、ステップ102〜106で設定された
検査基準は適切ではなかったと判断して(ステップ10
8の判断NO)、検査基準の設定し直しをすべく再びス
テップ102〜108の処理が再度繰り返し実行され
る。こうして適切なしきい値M´等の検査基準が設定さ
れたならば、良品とは限らない基板1の欠陥の検査をす
べく図6に示す自動運転に移行される。
【0025】すなわち、画面上の「自動運転」メニュー
が選択され(図2参照)、基板1の表面1aが撮像され
る。この場合、XーYテーブル4により基板1が所定位
置に位置決めされ、表面1aのうち所定の領域が撮像画
像として撮像され、TV8の画面上に表示される。な
お、自動運転では、画像処理装置7における画像処理と
XーYテーブル4の移動機構の制御が同期しながら実行
される(ステップ201)。
【0026】しかして、図3に示すものと同様な明度度
数分布が図4(a)に示すように取得される。ここで、
山12はパターン2を示す山であり、山13は背景3を
示す山である。しきい値M´によって両者が分離され、
しきい値M´以下の明度の画素およびしきい値M´より
も明度の大きい画素がパターン2に対応する画素および
背景3に対応する画素としてそれぞれ記憶される(ステ
ップ202)。ついで、図4(a)においてしきい値M
´以下の明度を有する画素、つまりパターン2に対応す
る画素に対して、上記ステップ106で設定された膨張
画素分だけを加えたものを背景3の検査のためのマスク
(以下「パターンマスク」という)として設定、記憶す
る。
【0027】同様に、しきい値M´よりも大きい明度を
有する画素、つまり背景3に対応する画素に対して、上
記ステップ104で設定された膨張画素分だけを加えた
ものをパターン2の検査のためのマスク(以下「背景マ
スク」という)として設定、記憶する(ステップ20
3)。
【0028】つぎに、背景3の欠陥の検査が実行され
る。この場合、撮像画像の全画素のうち、上記ステップ
203で設定、記憶されたパターンマスクの部分が除去
される。そして除去された残りの画素について明度が明
度範囲M3 〜M4 内に入っているか否かが判断される。
【0029】この結果、図4(a)の13aに示すよう
に明度範囲の下限値M3 より小さい明度の画素が2画素
以上隣接して存在していると判断されれば、対応する画
素の部分は同図(b)の3aに示すように「パターンは
みだし、あるいはショート」等の欠陥であると判定され
る。また、図4(a)の13bに示すように明度範囲の
上限値M4 よりも大きい明度の画素が2画素以上隣接し
て存在していると判断されれば、対応する画素の部分は
同図(b)の3bに示すように「異物混入、あるいはピ
ンホール」等の欠陥であると判定される(ステップ20
4)。
【0030】同様にして、パターン2の欠陥の検査が実
行される。この場合、撮像画像の全画素のうち、上記ス
テップ203で設定、記憶された背景マスクの部分が除
去される。そして除去された残りの画素について明度が
明度範囲M1 〜M2 内に入っているか否かが判断され
る。
【0031】この結果、図4(a)の12aに示すよう
に明度範囲の下限値M1 より小さい明度の画素が2画素
以上隣接して存在していると判断されれば、対応する画
素の部分は同図(b)の2aに示すように「異物混入」
等の欠陥であると判定される。また、図4(a)の12
bに示すように明度範囲の上限値M2 よりも大きい明度
の画素が2画素以上隣接して存在していると判断されれ
ば、対応する画素の部分は同図(b)の2bに示すよう
に「パターン切れ」等の欠陥であると判定される(ステ
ップ205)。
【0032】以上にように欠陥があると判定された場合
には、対応する画素が画面上で点滅表示等される。これ
によってオペレータは検査結果を認識することができる
(ステップ206)。
【0033】つぎに、検査が終了していない基板表面1
aの他の領域を撮像すべく、X−Yテーブル4が駆動制
御される。この結果、他の領域につき上記ステップ20
1〜207の処理が再び実行され、同様にして基板表面
1aの欠陥の判定がなされる。以下同様の処理が各領域
につき順次実行され、基板表面1aすべてについての検
査を行う。この結果、表面1a全体の欠陥の有無に応じ
て基板1が良品であるか不良品であるかの判定がなされ
る。以下、つぎに検査すべき基板1がテーブル4上の搬
入され、同様な処理が実行される。
【0034】なお、表面1aの各領域ごとに欠陥の検査
結果を出力するのではなくて、基板表面1a全体につき
検査が終了した段階で全体の検査結果を出力するような
実施も可能である。また、処理の迅速を図るべく、所定
領域につき欠陥有りの判定がなされた段階で基板1は不
良品であると判定してしまい、それ以降の検査を省略す
るような実施も可能である。また、検査結果の出力態様
は任意であり、たとえばシリアル通信で画像処理装置7
からホストコンピュータに結果を送出することも可能で
あり、またディジタルのI/Oで周辺のシーケンサやア
クチュエータにデータを送出することも可能である。ま
た場合によっては欠陥の発生した基板1上の箇所に実際
にインクを吹き付けて目印をつけるような実施も可能で
ある。
【0035】さて、実施例では、欠陥の有無を画素の明
度が所定範囲内であるか否かに応じて判断するようにし
ているが、隣接画素の明度の差分値(微分値)が所定値
以下であるか否かに応じてこれを判断するようにしても
よい。
【0036】すなわち、欠陥のないパターン2にあって
はそのパターン2を示す各画素個々に明度に変動があっ
たとしてもその変動はわずかであり、隣接画素の間で明
度の差分値(微分値)は所定値以下の範囲となってい
る。逆に、パターン2に傷等の欠陥があると、その境界
の隣接画素間の明度の差分値が上記所定値よりも大きく
なる。そこで、かかる所定値をパターン2の欠陥を判断
するための検査基準とすることができる。同様にして背
景3の欠陥を判断する場合も、隣接画素の明度の差分値
が所定値以下であるか否かの判断によって行うことがで
きる。
【0037】具体的には、パターン2の画素が明度範囲
M1 〜M2 内であるか否かを判断する替わりに、パター
ン2の隣接画素の明度差が所定値以下であるか否かを判
断すればよい。また、背景3の画素が明度範囲M3 〜M
4 内であるか否かを判断する替わりに、背景3の隣接画
素の明度差が所定値以下であるか否かを判断すればよ
い。ここで画像の微分処理にあたってはSobelの演
算手法を適用することができる。
【0038】なお、実施例では、基板の欠陥を検査する
場合、パターンおよび背景両者の欠陥をそれぞれ検査す
るようにしたが、背景の検査を要しない場合にはパター
ンの欠陥のみを検査する実施も可能である。同様に背景
の欠陥のみを検査するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の検査基準を設定して検査対象以外の画素を除去して
欠陥の検査を自動的に行うようにしたので、たとえ基板
に微細なパターンが形成されている場合であっても、基
板の欠陥の検査を正確かつ迅速に、しかも低コストで行
うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る基板の欠陥検査装置の実施
例の構成を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示すモニタTVの画面の表示例を
示す図である。
【図3】図3は欠陥のない基板を撮像した場合の明度と
画素数との関係を示す明度度数分布図である。
【図4】図4(a)は欠陥のある基板を撮像した場合の
明度と画素数との関係を示す明度度数分布図であり、同
図(b)は基板表面の欠陥を示す図である。
【図5】図5は図1に示す画像処理装置で実行される処
理のうち前処理の手順を示す図である。
【図6】図6は図1に示す画像処理装置で実行される処
理のうち自動運転時の手順を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 パターン 3 背景 5 CCDカメラ 7 画像処理装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状のパターンが基板上に形成
    された基板表面を撮像することにより、前記基板表面の
    うち前記パターンを暗画像として、前記パターンを除い
    た背景を明画像として捕らえ、これら明暗画像に基づき
    前記パターンの欠陥を検査するようにした基板の欠陥検
    査装置において、 予め、基板表面の撮像画像の全画素を前記パターンを示
    す画素と前記背景を示す画素とに分離する所定の明度を
    決定するとともに、前記パターンを示す画素の明度範囲
    を決定する基準設定手段と、 検査対象である基板表面を撮像して得られた画像の中か
    ら前記所定の明度以上の明度の画素を除去し、該除去さ
    れた残りの画素の明度が前記明度範囲外にあることを判
    断する判断手段とを具え、前記判断手段によって前記明
    度範囲外にあると判断された画素を前記パターンの欠陥
    部分であると判定するようにした基板の欠陥検査装置。
  2. 【請求項2】 前記基準設定手段は、欠陥のない基
    板表面を撮像して得られた画像の全画素について明度の
    度数分布を求め、該明度度数分布に基づいて撮像画像の
    全画素を前記パターンを示す画素と前記背景を示す画素
    とに分離する所定の明度を決定するとともに、前記明度
    度数分布に基づいて前記パターンを示す画素の明度範囲
    を決定するものである請求項1記載の基板の欠陥検査装
    置。
  3. 【請求項3】 所定形状のパターンが基板上に形成
    された基板表面を撮像することにより、前記基板表面の
    うち前記パターンを暗画像として、前記パターンを除い
    た背景を明画像として捕らえ、これら明暗画像に基づき
    前記背景の欠陥を検査するようにした基板の欠陥検査装
    置において、 予め、基板表面の撮像画像の全画素を前記パターンを示
    す画素と前記背景を示す画素とに分離する所定の明度を
    決定するとともに、前記背景を示す画素の明度範囲を決
    定する基準設定手段と、 検査対象である基板表面を撮像して得られた画像の中か
    ら前記所定の明度以下の明度の画素を除去し、該除去さ
    れた残りの画素の明度が前記明度範囲外にあることを判
    断する判断手段とを具え、前記判断手段によって前記明
    度範囲外にあると判断された画素を前記背景の欠陥部分
    であると判定するようにした基板の欠陥検査装置。
  4. 【請求項4】 前記基準設定手段は、欠陥のない基
    板表面を撮像して得られた画像の全画素について明度の
    度数分布を求め、該明度度数分布に基づいて撮像画像の
    全画素を前記パターンを示す画素と前記背景を示す画素
    とに分離する所定の明度を決定するとともに、前記明度
    度数分布に基づいて前記背景を示す画素の明度範囲を決
    定するものである請求項3記載の基板の欠陥検査装置。
  5. 【請求項5】 所定形状のパターンが基板上に形成
    された基板表面を撮像することにより、前記基板表面の
    うち前記パターンを暗画像として、前記パターンを除い
    た背景を明画像として捕らえ、これら明暗画像に基づき
    前記パターンの欠陥を検査するようにした基板の欠陥検
    査装置において、 予め、基板表面の撮像画像の全画素を前記パターンを示
    す画素と前記背景を示す画素とに分離する所定の明度を
    決定する基準設定手段と、 検査対象である基板表面を撮像して得られた画像の中か
    ら前記所定の明度以上の明度の画素を除去し、該除去さ
    れた残りの画素の各隣接画素の明度差をそれぞれ求め、
    該求められた明度差が所定値以上にあることを判断する
    判断手段とを具え、前記判断手段によって前記所定値以
    上にあると判断された画素を前記パターンの欠陥部分で
    あると判定するようにした基板の欠陥検査装置。
  6. 【請求項6】 所定形状のパターンが基板上に形成
    された基板表面を撮像することにより、前記基板表面の
    うち前記パターンを暗画像として、前記パターンを除い
    た背景を明画像として捕らえ、これら明暗画像に基づき
    前記背景の欠陥を検査するようにした基板の欠陥検査装
    置において、 予め、基板表面の撮像画像の全画素を前記パターンを示
    す画素と前記背景を示す画素とに分離する所定の明度を
    決定する基準設定手段と、 検査対象である基板表面を撮像して得られた画像の中か
    ら前記所定の明度以下の明度の画素を除去し、該除去さ
    れた残りの画素の各隣接画素の明度差をそれぞれ求め、
    該求められた明度差が所定値以上にあることを判断する
    判断手段とを具え、前記判断手段によって前記所定値以
    上にあると判断された画素を前記背景の欠陥部分である
    と判定するようにした基板の欠陥検査装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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