JPH0525687A - 摺動部材 - Google Patents
摺動部材Info
- Publication number
- JPH0525687A JPH0525687A JP20219291A JP20219291A JPH0525687A JP H0525687 A JPH0525687 A JP H0525687A JP 20219291 A JP20219291 A JP 20219291A JP 20219291 A JP20219291 A JP 20219291A JP H0525687 A JPH0525687 A JP H0525687A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface layer
- alloy
- sliding
- crystal
- outer peripheral
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- Pending
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 優れた耐摩耗性を有する表面層を備えたすべ
り軸受を提供する。 [構成] 表面層3を、Pb合金の柱状晶4の集合体よ
り構成する。各柱状晶4の外周領域aにおける合金元素
濃度を、その外周領域aを除く内側領域bにおける合金
元素濃度よりも高くする。これにより外周領域aにおい
ては金属組織が緻密になるので硬度が高められる。表面
層3の摩耗進行過程で、各柱状晶4の柱状本体5におけ
る端面により摺動面が形成されるようになると、摺動面
には各柱状晶4の外周領域aによって形成された高硬度
な網目状部Cが分散する。
り軸受を提供する。 [構成] 表面層3を、Pb合金の柱状晶4の集合体よ
り構成する。各柱状晶4の外周領域aにおける合金元素
濃度を、その外周領域aを除く内側領域bにおける合金
元素濃度よりも高くする。これにより外周領域aにおい
ては金属組織が緻密になるので硬度が高められる。表面
層3の摩耗進行過程で、各柱状晶4の柱状本体5におけ
る端面により摺動面が形成されるようになると、摺動面
には各柱状晶4の外周領域aによって形成された高硬度
な網目状部Cが分散する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は摺動部材、特に、基板
と、その基板に形成されて相手部材との摺動面を持つ合
金製表面層とを備えた摺動部材に関する。
と、その基板に形成されて相手部材との摺動面を持つ合
金製表面層とを備えた摺動部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種摺動部材として、前記表面
層をPb−Sn系合金より構成したすべり軸受が知られ
ている(特開昭56−96088号公報参照)。
層をPb−Sn系合金より構成したすべり軸受が知られ
ている(特開昭56−96088号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種すべり軸受は、
エンジンにおけるクランクシャフトのジャーナル部、コ
ンロッドの大端部等に適用されているが、エンジンが高
速、且つ高出力化の傾向にある現在の状況下では、従来
のすべり軸受の表面層は耐摩耗性が乏しいという問題が
ある。
エンジンにおけるクランクシャフトのジャーナル部、コ
ンロッドの大端部等に適用されているが、エンジンが高
速、且つ高出力化の傾向にある現在の状況下では、従来
のすべり軸受の表面層は耐摩耗性が乏しいという問題が
ある。
【0004】本発明は前記に鑑み、表面層の構造を特定
することにより、その表面層の耐摩耗性を向上させた前
記摺動部材を提供することを目的とする。
することにより、その表面層の耐摩耗性を向上させた前
記摺動部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板と、その
基板に形成されて相手部材との摺動面を持つ合金製表面
層とを備えた摺動部材において、前記表面層は、前記基
板より延出する複数の柱状晶を有し、各柱状晶の外周領
域における合金元素濃度が、その外周領域を除く内側領
域における合金元素濃度よりも高くなっていることを特
徴とする。
基板に形成されて相手部材との摺動面を持つ合金製表面
層とを備えた摺動部材において、前記表面層は、前記基
板より延出する複数の柱状晶を有し、各柱状晶の外周領
域における合金元素濃度が、その外周領域を除く内側領
域における合金元素濃度よりも高くなっていることを特
徴とする。
【0006】
【実施例】図1,図2において、摺動部材としてのすべ
り軸受1は、エンジンにおけるクランクシャフトのジャ
ーナル部、コンロッドの大端部等に適用されるもので、
第1および第2半体11 ,12 よりなる。両半体11 ,
12 は同一構造を有し、基板2と、その基板2に形成さ
れて相手部材xとの摺動面3aを持つ合金製表面層3と
を備えている。基板2は裏金21 と、その裏金21 の表
面に形成されて表面層3を支持するライニング層22 と
よりなる。裏金21 およびライニング層22 間にはCu
メッキ層が、またライニング層22および表面層3間に
はNiメッキバリヤ層がそれぞれ必要に応じて設けられ
る。
り軸受1は、エンジンにおけるクランクシャフトのジャ
ーナル部、コンロッドの大端部等に適用されるもので、
第1および第2半体11 ,12 よりなる。両半体11 ,
12 は同一構造を有し、基板2と、その基板2に形成さ
れて相手部材xとの摺動面3aを持つ合金製表面層3と
を備えている。基板2は裏金21 と、その裏金21 の表
面に形成されて表面層3を支持するライニング層22 と
よりなる。裏金21 およびライニング層22 間にはCu
メッキ層が、またライニング層22および表面層3間に
はNiメッキバリヤ層がそれぞれ必要に応じて設けられ
る。
【0007】裏金21 は圧延鋼板より構成され、その厚
さはすべり軸受1の設定厚さにより決められる。ライニ
ング層22 はCu、Cu系合金、Al、Al系合金等よ
り構成され、その厚さは50〜500μm、通常は30
0μm程度である。表面層3はPb合金より構成され、
その厚さは5〜50μm、通常は、20μm程度であ
る。
さはすべり軸受1の設定厚さにより決められる。ライニ
ング層22 はCu、Cu系合金、Al、Al系合金等よ
り構成され、その厚さは50〜500μm、通常は30
0μm程度である。表面層3はPb合金より構成され、
その厚さは5〜50μm、通常は、20μm程度であ
る。
【0008】表面層3を構成するPb合金は、80〜9
0重量%のPbと3〜20重量%のSnとを含有し、必
要に応じてCu、In、Ag、Tl、Nb、Sb、N
i、Cd、Te、Bi、Mn、Ca、Baから選択され
る少なくとも一種を10重量%以下含有する。
0重量%のPbと3〜20重量%のSnとを含有し、必
要に応じてCu、In、Ag、Tl、Nb、Sb、N
i、Cd、Te、Bi、Mn、Ca、Baから選択され
る少なくとも一種を10重量%以下含有する。
【0009】Cu、Ni、Mnは表面層3の硬さを向上
させる機能を有するが、その含有量が10重量%を上回
ると、硬さが高くなり過ぎて初期なじみ性が低下する。
Cu等を添加する場合には、表面層3の硬さHmvが1
5〜25になるように、その含有量を調整するのが望ま
しい。
させる機能を有するが、その含有量が10重量%を上回
ると、硬さが高くなり過ぎて初期なじみ性が低下する。
Cu等を添加する場合には、表面層3の硬さHmvが1
5〜25になるように、その含有量を調整するのが望ま
しい。
【0010】In、Ag、Tl、Nb、Sb、Cd、T
e、Bi、Ca、Baは、表面層3を軟化して初期なじ
み性を改善する機能を有するが、その含有量が10重量
%を上回ると、表面層3の強度が低下する。In等を添
加する場合には、表面層3の硬さHmvが8〜15にな
るように、その含有量を調整するのが望ましい。
e、Bi、Ca、Baは、表面層3を軟化して初期なじ
み性を改善する機能を有するが、その含有量が10重量
%を上回ると、表面層3の強度が低下する。In等を添
加する場合には、表面層3の硬さHmvが8〜15にな
るように、その含有量を調整するのが望ましい。
【0011】表面層3は、電気メッキ法により形成され
るもので、メッキ液としては、1リットル当り40〜1
80gのPb2+、1リットル当り1.5〜35gのSn
2+、必要に応じて1リットル当り15g以下のCu2+を
含むホウフッ化系メッキ液が用いられる。またメッキ液
の温度は10〜35℃、陰極電流密度は3〜15A/d
m2 にそれぞれ設定される。
るもので、メッキ液としては、1リットル当り40〜1
80gのPb2+、1リットル当り1.5〜35gのSn
2+、必要に応じて1リットル当り15g以下のCu2+を
含むホウフッ化系メッキ液が用いられる。またメッキ液
の温度は10〜35℃、陰極電流密度は3〜15A/d
m2 にそれぞれ設定される。
【0012】図3は、摺動面3aにおけるPb合金の結
晶構造を示す電子顕微鏡写真(10,000倍)である。図4
は、表面層3を縦断した場合のPb合金の結晶構造を示
す電子顕微鏡写真(5,000 倍)であり、図5は、図4の
部分拡大電子顕微鏡写真に相当する。表面層3は8重量
%のSnと、2重量%のCuとを含有するPb合金より
なる。その表面層3はCu合金製ライニング層22 上に
形成され、表面層3を形成する際の電気メッキ処理にお
ける陰極電流密度は6A/dm2 に設定された。
晶構造を示す電子顕微鏡写真(10,000倍)である。図4
は、表面層3を縦断した場合のPb合金の結晶構造を示
す電子顕微鏡写真(5,000 倍)であり、図5は、図4の
部分拡大電子顕微鏡写真に相当する。表面層3は8重量
%のSnと、2重量%のCuとを含有するPb合金より
なる。その表面層3はCu合金製ライニング層22 上に
形成され、表面層3を形成する際の電気メッキ処理にお
ける陰極電流密度は6A/dm2 に設定された。
【0013】図6にも示すように、表面層3は、ライニ
ング層22 から延出するPb合金の柱状晶4の集合体で
あり、各柱状晶4は柱状本体5と、その柱状本体5の先
端に連なる四角錐体状結晶6とよりなり、相隣る両柱状
晶4は互に密着するか、或は一方が他方に食込んだ状態
で成長している。
ング層22 から延出するPb合金の柱状晶4の集合体で
あり、各柱状晶4は柱状本体5と、その柱状本体5の先
端に連なる四角錐体状結晶6とよりなり、相隣る両柱状
晶4は互に密着するか、或は一方が他方に食込んだ状態
で成長している。
【0014】図7に明示するように、各柱状晶4におい
て、柱状本体5の外周領域aにおける合金元素濃度(C
u、Sn濃度)は、その外周領域aを除く内側領域bに
おける合金元素濃度よりも高くなっている。
て、柱状本体5の外周領域aにおける合金元素濃度(C
u、Sn濃度)は、その外周領域aを除く内側領域bに
おける合金元素濃度よりも高くなっている。
【0015】このような合金元素の濃度分布は、電気メ
ッキ処理中に生じる端部効果によって外周領域aの電流
密度が内側領域bのそれよりも高くなり、Snが外周領
域aに偏析することによって生じるものと思われる。
ッキ処理中に生じる端部効果によって外周領域aの電流
密度が内側領域bのそれよりも高くなり、Snが外周領
域aに偏析することによって生じるものと思われる。
【0016】その結果、外周領域aにおいては金属組織
が緻密になるので硬度が高められ、したがって表面層3
の摩耗進行過程で柱状本体5の端面により摺動面3aが
形成されるようになると、図7に示すように摺動面3a
には、各柱状晶4の外周領域aによって形成された高硬
度な網目状部Cが分散することになるので、表面層3の
耐摩耗性が良好となる。
が緻密になるので硬度が高められ、したがって表面層3
の摩耗進行過程で柱状本体5の端面により摺動面3aが
形成されるようになると、図7に示すように摺動面3a
には、各柱状晶4の外周領域aによって形成された高硬
度な網目状部Cが分散することになるので、表面層3の
耐摩耗性が良好となる。
【0017】図8は、表面層3におけるPb合金結晶の
X線回折図であり、ミラー指数で(200)面および
(400)面の回折ピークのみが認められる。
X線回折図であり、ミラー指数で(200)面および
(400)面の回折ピークのみが認められる。
【0018】ここで、結晶面の配向性を表わす指数とし
て配向指数Oeを、 (ただし、hklはミラー指数、Ihklは(hkl)
面の積分強度、ΣIhklはIhklの総和) と定義すると、或(hkl)面において、その配向指数
Oeが100%に近ければ近いほど、その(hkl)面
と直交する方向へ配向した結晶面が多いことになる。
て配向指数Oeを、 (ただし、hklはミラー指数、Ihklは(hkl)
面の積分強度、ΣIhklはIhklの総和) と定義すると、或(hkl)面において、その配向指数
Oeが100%に近ければ近いほど、その(hkl)面
と直交する方向へ配向した結晶面が多いことになる。
【0019】Pb合金結晶の(200)面および(40
0)面における積分強度Ihklおよび配向指数Oeは
表1の通りである。
0)面における積分強度Ihklおよび配向指数Oeは
表1の通りである。
【0020】
【表1】 表1より、Pb合金結晶の(h00)面における配向指
数Oeは100%であり、したがってPb合金結晶は、
結晶軸a,b,cにおいて各軸方向に配向した結晶面、
即ち(h00)面を持つことになる。
数Oeは100%であり、したがってPb合金結晶は、
結晶軸a,b,cにおいて各軸方向に配向した結晶面、
即ち(h00)面を持つことになる。
【0021】このように、結晶面を(h00)面と直交
する方向に配向させると、Pb合金の結晶構造が面心立
方構造であることから、配向方向における原子密度が高
くなるので、表面層3の硬度が増して、その耐摩耗性が
向上する。
する方向に配向させると、Pb合金の結晶構造が面心立
方構造であることから、配向方向における原子密度が高
くなるので、表面層3の硬度が増して、その耐摩耗性が
向上する。
【0022】表2は、各種すべり軸受において、その表
面層の組成、(h00)面における配向指数Oe、合金
元素濃度等を比較したものである。
面層の組成、(h00)面における配向指数Oe、合金
元素濃度等を比較したものである。
【0023】
【表2】 本発明(1)は前記本発明におけるPb合金(図3〜図
5)に該当する。両比較例(1),(2)の表面層は粒
状晶より形成される。
5)に該当する。両比較例(1),(2)の表面層は粒
状晶より形成される。
【0024】図9は、本発明(1)〜(4)および比較
例(1),(2)の摩耗テスト結果を示す。
例(1),(2)の摩耗テスト結果を示す。
【0025】摩耗テストは、回転軸に各すべり軸受を摺
擦させ、そのすべり軸受に対する負荷を、回転軸に同期
させた正弦全波波型の動的荷重とし、一定摺動距離につ
いて行われた。
擦させ、そのすべり軸受に対する負荷を、回転軸に同期
させた正弦全波波型の動的荷重とし、一定摺動距離につ
いて行われた。
【0026】テスト条件は次の通りである。回転軸の材
質 JIS S48C材に窒化処理を施したもの、回転
軸回転数 3000rpm 、最大負荷面圧600kg/cm2 (軸
受投影面積:幅×直径)、摺動距離 2.5×103 k
m、給油温度 120℃、給油圧力 3kg/cm2 。
質 JIS S48C材に窒化処理を施したもの、回転
軸回転数 3000rpm 、最大負荷面圧600kg/cm2 (軸
受投影面積:幅×直径)、摺動距離 2.5×103 k
m、給油温度 120℃、給油圧力 3kg/cm2 。
【0027】図9から明らかなように、本発明(1)〜
(4)においては、各四角錐体状結晶6が摩耗した後
は、摺動面3aには高硬度な網目状部Cが分散すること
になり、また(h00)面における配向指数Oeが10
0%であることもあって、比較例(1),(2)に比べ
て表面層3が優れた耐摩耗性を発揮するものである。
(4)においては、各四角錐体状結晶6が摩耗した後
は、摺動面3aには高硬度な網目状部Cが分散すること
になり、また(h00)面における配向指数Oeが10
0%であることもあって、比較例(1),(2)に比べ
て表面層3が優れた耐摩耗性を発揮するものである。
【0028】摺動初期においては、摺動面3aが四角錐
体状結晶6より形成されていることから、その摺動面3
aの表面積が拡大されて表面層3が十分な保油性を有
し、また四角錐体状結晶6の頂点d側を優先的に摩耗さ
せて初期なじみ性を良好にすることができる。これは焼
付き発生を回避する上で有効である。このような摺動特
性は、柱状晶4の先端が四角錐台状結晶より形成されて
いる場合にも得られる。
体状結晶6より形成されていることから、その摺動面3
aの表面積が拡大されて表面層3が十分な保油性を有
し、また四角錐体状結晶6の頂点d側を優先的に摩耗さ
せて初期なじみ性を良好にすることができる。これは焼
付き発生を回避する上で有効である。このような摺動特
性は、柱状晶4の先端が四角錐台状結晶より形成されて
いる場合にも得られる。
【0029】柱状晶4が表面層3の一部を形成するもの
も本発明に包含される。この場合、摺動面3aにおける
柱状晶4端面の面積率は50%以上に設定される。
も本発明に包含される。この場合、摺動面3aにおける
柱状晶4端面の面積率は50%以上に設定される。
【0030】前記のように優秀な摺動特性を得るために
は柱状晶4の傾きが問題となる。
は柱状晶4の傾きが問題となる。
【0031】そこで、図6,図10に示すように柱状晶
4に、摺動面3aに沿う仮想面Fを規定し、また柱状晶
4の中心線、図示例では四角錐体状結晶6の頂点dと底
面中央部kを通る直線gが、底面中央部kを通り仮想面
Fに垂直な基準線hに対してなす傾き角をθと規定する
と、柱状晶4の傾き角θは0°≦θ≦30°に設定され
る。傾き角θが、θ>30°になると、表面層3の耐摩
耗性が低下する。
4に、摺動面3aに沿う仮想面Fを規定し、また柱状晶
4の中心線、図示例では四角錐体状結晶6の頂点dと底
面中央部kを通る直線gが、底面中央部kを通り仮想面
Fに垂直な基準線hに対してなす傾き角をθと規定する
と、柱状晶4の傾き角θは0°≦θ≦30°に設定され
る。傾き角θが、θ>30°になると、表面層3の耐摩
耗性が低下する。
【0032】本発明はすべり軸受に限らず、他の摺動部
材にも適用される。
材にも適用される。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、表面層の構造を前記の
ように特定することによって、その表面層の耐摩耗性を
向上させた摺動部材を提供することができる。
ように特定することによって、その表面層の耐摩耗性を
向上させた摺動部材を提供することができる。
【図1】すべり軸受の分解平面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】摺動面におけるPb合金の結晶構造を示す顕微
鏡写真である。
鏡写真である。
【図4】表面層を縦断した場合のPb合金の結晶構造を
示す顕微鏡写真である。
示す顕微鏡写真である。
【図5】図4の部分拡大顕微鏡写真である。
【図6】表面層の要部概略斜視図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】表面層におけるPb合金結晶のX線回折図であ
る。
る。
【図9】摩耗テスト結果を示すグラフである。
【図10】柱状晶の傾き角測定法を示す説明図である。
1 すべり軸受(摺動部材) 2 基板 3 表面層 3a 摺動面 4 柱状晶 a 外周領域 b 内側領域
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基板(2)と、その基板(2)に形成さ
れて相手部材(x)との摺動面(3a)を持つ合金製表
面層(3)とを備えた摺動部材において、前記表面層
(3)は、前記基板(2)より延出する複数の柱状晶
(4)を有し、各柱状晶(4)の外周領域(a)におけ
る合金元素濃度が、その外周領域(a)を除く内側領域
(b)における合金元素濃度よりも高くなっていること
を特徴とする摺動部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20219291A JPH0525687A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 摺動部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20219291A JPH0525687A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 摺動部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0525687A true JPH0525687A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16453491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20219291A Pending JPH0525687A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 摺動部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525687A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5696088A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-03 | Taiho Kogyo Co Ltd | Bearing for internal combustion engine and its manufacture |
| JPH03215695A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-20 | Honda Motor Co Ltd | 摺動部材 |
| JPH079079A (ja) * | 1993-06-28 | 1995-01-13 | Tsuchiyoshi:Kk | 消失模型鋳造方法 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP20219291A patent/JPH0525687A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5696088A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-03 | Taiho Kogyo Co Ltd | Bearing for internal combustion engine and its manufacture |
| JPH03215695A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-20 | Honda Motor Co Ltd | 摺動部材 |
| JPH079079A (ja) * | 1993-06-28 | 1995-01-13 | Tsuchiyoshi:Kk | 消失模型鋳造方法 |
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