JPH0525688U - 面状発熱体 - Google Patents

面状発熱体

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JPH0525688U
JPH0525688U JP8231391U JP8231391U JPH0525688U JP H0525688 U JPH0525688 U JP H0525688U JP 8231391 U JP8231391 U JP 8231391U JP 8231391 U JP8231391 U JP 8231391U JP H0525688 U JPH0525688 U JP H0525688U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電極および電極の形成された導電性樹脂層を貫
通した給電端子の雄端子部材と電極との間の通電を確保
する。 【構成】給電端子(17,18) の雄端子部材(17a,18a) の頭
部近傍に導電性接着剤領域(19)を配置して電極(12,13)
と給電端子(17,18) の雄端子部材(17a,18a) との間を接
着する。 【効果】給電端子の雄端子部材と電極との間に通電不良
が発生することを阻止でき、ひいては長期間にわたり耐
久性を確保できかつ発熱動作を安定化できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、電極と電極の形成された導電性樹脂層とを貫通した雄端子部材の先 端部を雌端子部材で固定することにより給電端子を形成してなる面状発熱体に関 し、特に、雄端子部材の頭部近傍に導電性接着剤領域を配置して給電端子の雄端 子部材と電極との間を接着することにより給電端子の雄端子部材と電極との間の 通電を確保してなる面状発熱体に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
従来、この種の面状発熱体としては、図5に示した面状発熱体10のごとく、導 電性樹脂層11の一面に対し銅箔あるいはニッケル箔などの金属箔を熱溶着したの ちエッチング加工して形成した電極12,13 に対し貫通せしめた雄端子部材17a,18 a の先端部を雌端子部材17b,18b で固定することにより給電端子17,18 を形成し てなるものが提案されていた。
【0004】
【解決すべき問題点】
しかしながら、従来の面状発熱体10では、導電性樹脂層11の一面に対し金属箔 を熱溶着したのちエッチング加工して形成した電極12,13 に対し貫通せしめた雄 端子部材17a,18a の先端部を雌端子部材17b,18b で固定することにより給電端子 17,18 を形成していたので、導電性樹脂層11が熱可塑性の導電性樹脂によって形 成されている場合、長時間にわたって通電し発熱せしめると、(i) 電極12,13 を 介し給電端子17,18 の雄端子部材17a,18a および雌端子部材17b,18b により導電 性樹脂層11に印加された圧縮力に起因して導電性樹脂層11にクリープが発生し変 形してしまう欠点があり、ひいては(ii)給電端子17,18 の雄端子部材17a,18a の 頭部と電極12,13 との間に微間隙が発生し通電不良を発生してしまう欠点があっ た。
【0005】 そこで、本考案は、これらの欠点を除去する目的で、雄端子部材の頭部近傍に 導電性接着剤領域を配置して給電端子の雄端子部材と電極との間を接着すること により給電端子の雄端子部材と電極との間の通電を確保してなる面状発熱体提供 せんとするものである。
【0006】
【考案の構成】
【0007】
【問題点の解決手段】
本考案により提供される問題点の解決手段は、 「電極と電極の形成された導電性樹脂層とを貫通した雄端子部材の先端部を 雌端子部材で固定することにより給電端子を形成してなる面状発熱体におい て、雄端子部材(17a,18a) の頭部近傍に導電性接着剤領域(19;19A)を配置し て電極(12,13) と給電端子(17,18) の雄端子部材(17a,18a) との間を接着し 電極(12,13) と給電端子の雄端子部材(17a,18a) との間の通電を確保してな ることを特徴とする面状発熱体」 である。
【0008】
【作用】
本考案にかかる面状発熱体は、上記の[問題点の解決手段]の欄に開示したご とく、電極と電極の形成された導電性樹脂層とを貫通した雄端子部材の先端部を 雌端子部材で固定することにより給電端子を形成してなる面状発熱体であって、 特に、雄端子部材の頭部近傍に導電性接着剤領域を配置して電極と給電端子の雄 端子部材との間を接着し電極と給電端子の雄端子部材との間の通電を確保してい るので、 (i) 給電端子の雄端子部材と電極との間に通電不良が発生することを阻 止する作用 をなし、ひいては (ii) 長期間にわたり耐久性を確保し、発熱動作を安定化する作用 をなす。
【0009】
【実施例】
次に、本考案にかかる面状発熱体について、その好ましい実施例を挙げ、添付 図面を参照しつつ、具体的に説明する。
【0010】 しかしながら、以下に説明する実施例は、本考案の理解を容易化ないし促進す るために記載されるものであって、本考案を限定するために記載されものではな い。
【0011】 換言すれば、以下に説明される実施例において開示される各要素は、本考案の 精神ならびに技術的範囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むもの である。
【0012】 (添付図面の説明)
【0013】 図1は、本考案にかかる面状発熱体の第1の実施例の内部構造を示すためのI −I線にそった断面図である。
【0014】 図2は、本考案にかかる面状発熱体の第2の実施例の内部構造を示すためのII −II線にそった断面図である。
【0015】 図3は、図1および図2にそれぞれ示した実施例の表面側の外観を共通に示す ための部分破断斜視図である。
【0016】 図4は、図1および図2にそれぞれ示した実施例の裏面側の外観を共通に示す ための部分破断斜視図である。
【0017】 (第1の実施例の構成)
【0018】 まず、図1,図3および図4を参照しつつ、本考案にかかる面状発熱体の第1 の実施例について、その構成を詳細に説明する。
【0019】 10は、本考案にかかる面状発熱体であって、導電性樹脂層11と、導電性樹脂層 11の一面 (表面ともいう) に対して配設されており導電性樹脂層11に対して所要 の電力を供給するための電極12,13 と、導電性樹脂層11および電極12,13 を包囲 しており被加熱体などの周囲部材(図示せず)に対する電気絶縁を確保するため の絶縁フィルム16と、電極12,13 の一部に対して配設されており接続線(図示せ ず)を介して電極12,13 を適宜の電源(図示せず)に接続するための給電端子17 ,18 と、電極12,13 および給電端子17,18 の間に配置されており電極12,13 およ び給電端子17,18 の間を接着し電極12,13 および給電端子17,18 の間の通電を確 保するための導電性接着剤領域19とを備えている。
【0020】 導電性樹脂層11は、熱可塑性樹脂で形成されていることが多いが、これに限定 する意図はない。また、導電性樹脂層11は、自己温度制御機能を付与できるので 、PTC特性を有していることが好ましい。ちなみに、PTC特性とは、電気抵 抗の温度係数が正である特性 (すなわち温度上昇に伴なって電気抵抗が増加しか つ温度低下に伴なって電気抵抗が減少する特性) をいう。
【0021】 導電性樹脂層11は、たとえば、高分子材料(たとえばエチレンビニルアセテー トコポリマ,エチレンアクリレートコポリマ,ポリオレフィンあるいはエチレン プロピレンジエンターポリマなどあるいはこれらの配合物など)に対して導電性 炭素粒子(カーボンブラックあるいはグラファイト)などを導電性物質として適 宜の割合で分散せしめてなる導電性エラストマを適宜の肉厚(たとえば50〜 300 μm)のシートに成形したのち適宜の形状に裁断することにより、作成されてい る。導電性樹脂層11は、十分の可撓性を有することが好ましい。導電性樹脂層11 には、織布あるいは不織布で形成された布基材(図示せず)が補強のために配設 されていてもよい。ちなみに、導電性炭素粒子は、(i) 折曲もしくは引張に際し て電気抵抗の変化を抑制できるので、ローストラクチャーであることが好ましく 、また(ii)粒径が比較的に大きいことが好ましい。
【0022】 電極12,13 は、一般に、エッチング可能な金属箔(たとえば肉厚が15〜50μm 程度の銅箔あるいはニッケル箔など)を導電性樹脂層11の表面に対して熱溶着し たのち、エッチング加工することによって形成されているが、これに限定する意 図はない。電極12,13 に対し導電性樹脂層11の発生した熱の放熱を支援すること を要求する場合にあっては、電極12,13 は、導電性樹脂層11の一面を全体として 均一に被覆する形状 (たとえば櫛歯状) とされていることが、好ましい。
【0023】 絶縁フィルム16は、高分子材料 (たとえばポリエステル,ポリフェニレンサル ファイドなど) によって形成されている。
【0024】 給電端子17,18 は、頭部が電極12,13 に係止されかつ先端部が電極12,13,導電 性樹脂層11および絶縁フィルム16を貫通したのち折り曲げられており導電性材料 で形成された雄端子部材17a,18a と、雄端子部材17a,18a の先端部によって基部 が絶縁フィルム16の表面に固定されており先端部が適宜の接続線(図示せず)を 介して電源に接続される雌端子部材17b,18b とを包有している。
【0025】 導電性接着剤領域19は、室温で硬化する導電性接着剤 (たとえば日本アチソン 社製の Electrodag 503 もしくは藤倉化成社製のドータイトなど) を、給電端子 17,18 の雄端子部材17a,18a の頭部近傍 (ここでは周囲) に配置することにより 、電極12,13 と給電端子17,18 の雄端子部材17a,18a との間を接着し、電極12,1 3 と給電端子17,18 の雄端子部材17a,18a との間の通電を確保している。
【0026】 (第1の実施例の作用)
【0027】 更に、図1,図3および図4を参照しつつ、本考案にかかる面状発熱体の第1 の実施例について、その作用を詳細に説明する。
【0028】 本考案にかかる面状発熱体10は、給電端子17,18 の雄端子部材17a,18a の頭部 近傍 (ここでは周囲) に対し導電性接着剤領域19が配設されいるので、電極12,1 3 と給電端子17,18 の雄端子部材17a,18a との間を接着でき、電極12,13 と給電 端子17,18 の雄端子部材17a,18a との間の通電を確保できる。
【0029】 このため、本考案にかかる面状発熱体10は、長期間にわたって通電し発熱せし めたときなどにあっても、電極12,13 と給電端子17,18 の雄端子部材17a,18a と の間に通電不良が発生することを阻止できる。
【0030】 したがって、本考案にかかる面状発熱体10は、従来例に比べ、長期間にわたっ て耐久性を確保でき、発熱動作 (特に発熱温度) を安定化できる。
【0031】(第2の実施例)
【0032】 加えて、図2ないし図4を参照しつつ、本考案にかかる面状発熱体の第2の実 施例について、その構成および作用を詳細に説明する。
【0033】 第2の実施例は、電極12,13 と給電端子17,18 の雄端子部材17a,18a の頭部と の接触面に導電性接着剤領域19A を配設してなることを除き、第1の実施例と同 一の構成および作用効果を有している。
【0034】 このため、ここでは、説明を簡潔とする目的で、第1の実施例に包有された各 部材に対応する部材に対し第1の実施例と同一の参照符号を付し、その詳細な説 明を省略する。
【0035】
【考案の効果】
上述より明らかなように、本考案にかかる面状発熱体は、[問題点の解決手段 ]の欄に開示したごとく、電極と電極の形成された導電性樹脂層とを貫通した雄 端子部材の先端部を雌端子部材で固定することにより給電端子を形成してなる面 状発熱体であって、特に、雄端子部材の頭部近傍に導電性接着剤領域を配置して 電極と給電端子の雄端子部材との間を接着し電極と給電端子の雄端子部材との間 の通電を確保しているので、 (i) 給電端子の雄端子部材と電極との間に通電不良が発生することを阻 止できる効果 を有し、ひいては (ii) 長期間にわたり耐久性を確保でき、発熱動作を安定化できる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる面状発熱体の第1の実施例の内
部構造を示すためのI−I線にそった断面図である。
【図2】本考案にかかる面状発熱体の第2の実施例の内
部構造を示すためのII−II線にそった断面図である。
【図3】図1および図2にそれぞれ示した実施例の表面
側の外観を共通に示すための部分破断斜視図である。
【図4】図1および図2にそれぞれ示した実施例の裏面
側の外観を共通に示すための部分破断斜視図である。
【図5】従来例の内部構造を示すための断面図である。
【符号の説明】10・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 面状発熱体 11・・・・・・・・・・・・・・・・・・導電性樹脂層 12,13 ・・・・・・・・・・・・・・電極 16・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶縁フィルム 17,18 ・・・・・・・・・・・・・・給電端子 17a,18a ・・・・・・・・・・雄端子部材 17b,18b ・・・・・・・・・・雌端子部材 19;19A・・・・・・・・・・・・・・導電性接着剤領域

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極と電極の形成された導電性樹脂層とを
    貫通した雄端子部材の先端部を雌端子部材で固定するこ
    とにより給電端子を形成してなる面状発熱体において、
    雄端子部材(17a,18a) の頭部近傍に導電性接着剤領域(1
    9;19A)を配置して電極(12,13) と給電端子の雄端子部材
    (17a,18a) との間を接着し電極(12,13) と給電端子の雄
    端子部材(17a,18a) との間の通電を確保してなることを
    特徴とする面状発熱体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10340777A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Toshiba Ceramics Co Ltd 面状ヒータ
JP2022042017A (ja) * 2021-10-28 2022-03-11 有限会社G.Mコーポレーション 皮膚刺激ブラシ用ピン及びブラシ

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JPH10340777A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Toshiba Ceramics Co Ltd 面状ヒータ
JP2022042017A (ja) * 2021-10-28 2022-03-11 有限会社G.Mコーポレーション 皮膚刺激ブラシ用ピン及びブラシ

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