JPH052594B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052594B2 JPH052594B2 JP60129460A JP12946085A JPH052594B2 JP H052594 B2 JPH052594 B2 JP H052594B2 JP 60129460 A JP60129460 A JP 60129460A JP 12946085 A JP12946085 A JP 12946085A JP H052594 B2 JPH052594 B2 JP H052594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crude oil
- seawater
- tank
- oil
- interface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は油水置換方法により海底の貯油タン
クに高流動点原油を貯蔵する海底高流動点原油貯
蔵方法に関するものである。
クに高流動点原油を貯蔵する海底高流動点原油貯
蔵方法に関するものである。
この発明は高流動点原油を対象とするものであ
るが、従来の低流動点原油を対象とした油水置換
方法による貯油方法は大別して2通りに分けられ
る。すなわち油水境界面に仕切り壁を設ける方法
と設けない方法である。
るが、従来の低流動点原油を対象とした油水置換
方法による貯油方法は大別して2通りに分けられ
る。すなわち油水境界面に仕切り壁を設ける方法
と設けない方法である。
仕切り壁を設ける方法は更に油を上層に貯蔵す
る場合と下層に貯蔵する場合とに分けられるが、
前者では仕切り壁にたまるスラツジの処理が難し
く、後者では仕切り壁に高い密封性が必要とされ
るなど基本的に貯蔵形式に無理がある。
る場合と下層に貯蔵する場合とに分けられるが、
前者では仕切り壁にたまるスラツジの処理が難し
く、後者では仕切り壁に高い密封性が必要とされ
るなど基本的に貯蔵形式に無理がある。
一方仕切り壁を設けない方法では油水の混合を
避ける工夫を、また油、海水の出し入れ方法に工
夫を要する。
避ける工夫を、また油、海水の出し入れ方法に工
夫を要する。
更に高流動点原油を油水置換方法により貯蔵す
る場合には、タンク内に流入する海水が原油に直
接接触する原油は凝固してしまい、タンクの運転
は不可能となる。また原油出荷時にタンク内に大
量に流入する海水全体を流動点以上に加熱するに
は膨大な熱量を必要とし、経済的に成り立たな
い。
る場合には、タンク内に流入する海水が原油に直
接接触する原油は凝固してしまい、タンクの運転
は不可能となる。また原油出荷時にタンク内に大
量に流入する海水全体を流動点以上に加熱するに
は膨大な熱量を必要とし、経済的に成り立たな
い。
この発明は以上の事情を基になされたもので、
特別な仕切り壁を設けることなく、自然に油・海
水を置換させることにより合理的な貯油方法を実
現しようとするものである。
特別な仕切り壁を設けることなく、自然に油・海
水を置換させることにより合理的な貯油方法を実
現しようとするものである。
この海底高流動点原油貯蔵方法は、海底に設置
されるコンクリート製貯油タンクの下層に海水
を、上層に高流動点原油を貯蔵して油水置換を行
なう海底貯油方法であり、タンクは二重壁構造と
なし、内部を貫通孔があけてある竪向きの隔壁で
複数に仕切り、内部にヒーテイングパイプあるい
は温水ノズルを上下多段に配設し、原油・海水境
界面変動に応じて、加熱する高さを選択択し、上
層の原油層を加熱して流動点以上の温度に保ち、
原油・海水境界面付近を部分的に加熱し、境界面
下に原油・海水を仕切る加温海水の温度緩衝層を
形成し、原油をタンク表層部から出し入れし、海
水をタンク底層部から出し入れし、上下に流動す
る流体の流れを隔壁で整流し、緩衝層の温度勾配
を乱さないようにして境界面を昇降させることを
特徴とする。
されるコンクリート製貯油タンクの下層に海水
を、上層に高流動点原油を貯蔵して油水置換を行
なう海底貯油方法であり、タンクは二重壁構造と
なし、内部を貫通孔があけてある竪向きの隔壁で
複数に仕切り、内部にヒーテイングパイプあるい
は温水ノズルを上下多段に配設し、原油・海水境
界面変動に応じて、加熱する高さを選択択し、上
層の原油層を加熱して流動点以上の温度に保ち、
原油・海水境界面付近を部分的に加熱し、境界面
下に原油・海水を仕切る加温海水の温度緩衝層を
形成し、原油をタンク表層部から出し入れし、海
水をタンク底層部から出し入れし、上下に流動す
る流体の流れを隔壁で整流し、緩衝層の温度勾配
を乱さないようにして境界面を昇降させることを
特徴とする。
以下本発明を実施例を示す図面に基づいて説明
する。
する。
この発明は海底1に設置されるコンクリート製
貯油タンクA(以下タンクA)の上層に、油水置
換方法により高流動点原油B(以下原油B)を貯
蔵するものであり、加熱および保温により原油B
を流動点または曇点以上に保ち、凝固を防止する
と共に、原油・海水境界面C(以下境界面C)付
近を部分的に加熱し境界面C下に海水Dの温度緩
衝層E(以下緩衝層E)を形成し、この緩衝層E
で原油Bと海水Dとを仕切るものである。
貯油タンクA(以下タンクA)の上層に、油水置
換方法により高流動点原油B(以下原油B)を貯
蔵するものであり、加熱および保温により原油B
を流動点または曇点以上に保ち、凝固を防止する
と共に、原油・海水境界面C(以下境界面C)付
近を部分的に加熱し境界面C下に海水Dの温度緩
衝層E(以下緩衝層E)を形成し、この緩衝層E
で原油Bと海水Dとを仕切るものである。
以下、第4図に加熱の方法を示す。第4図にお
いて、,はタンクAの側壁2にヒーテング用
パイプ3を上下多段に配管して原油B、または境
界面C付近を選択して加熱する。また、ヒーテン
ク用パイプ3はタンクA内を全体的に加熱するこ
ともできる。なお、はヒーテング用パイプ3を
側壁2内面に、は側壁2内部に上下多段に配管
したものである。
いて、,はタンクAの側壁2にヒーテング用
パイプ3を上下多段に配管して原油B、または境
界面C付近を選択して加熱する。また、ヒーテン
ク用パイプ3はタンクA内を全体的に加熱するこ
ともできる。なお、はヒーテング用パイプ3を
側壁2内面に、は側壁2内部に上下多段に配管
したものである。
はタンクA内に温水ノズル4を上下多段に配
設して、境界面C直下の温水ノズル4から緩衝層
E中に温水aを放出して境界面Cから原油Bを加
熱するものである。
設して、境界面C直下の温水ノズル4から緩衝層
E中に温水aを放出して境界面Cから原油Bを加
熱するものである。
はタンクA中央部にパイプ5を鉛直に通して
設置し、パイプ5に温水a、または蒸気bを送り
込んで原油Bと海水Dの両層を加熱する方法であ
る。
設置し、パイプ5に温水a、または蒸気bを送り
込んで原油Bと海水Dの両層を加熱する方法であ
る。
はタンクA底部付近に加熱用配管6を設置
し、海水Dも含めてタンクA内を全体的に加熱す
る方法である。
し、海水Dも含めてタンクA内を全体的に加熱す
る方法である。
以上の加熱手段を選び加熱し原油Bの流動状態
が維持されるとともに、境界面C下に原油Bと海
水Dの間の温度勾配を持つ緩衝層Eが形成され
る。この緩衝層Eは常に原油Bと海水Dとを仕切
り、原油Bの貯蔵量に応じて上下に変動する。
が維持されるとともに、境界面C下に原油Bと海
水Dの間の温度勾配を持つ緩衝層Eが形成され
る。この緩衝層Eは常に原油Bと海水Dとを仕切
り、原油Bの貯蔵量に応じて上下に変動する。
タンクAは重力式であり、底部にはサンドバラ
スト7が敷かれ、側壁2は二重壁構造とし、内部
は隔壁8で格子状に仕切られている。隔壁8には
原油Bの流動に支障のないよう各所に適当に貫通
孔が設けられており、この隔壁8は原油Bの適度
の流動を発生させる。また緩衝層Eの乱流を防止
する緩衝の役目を果たす。
スト7が敷かれ、側壁2は二重壁構造とし、内部
は隔壁8で格子状に仕切られている。隔壁8には
原油Bの流動に支障のないよう各所に適当に貫通
孔が設けられており、この隔壁8は原油Bの適度
の流動を発生させる。また緩衝層Eの乱流を防止
する緩衝の役目を果たす。
二重壁構造の側壁2,2は曵航時、操業時の衝
突に対する安全性を確保し、操業時においては側
壁2,2に挟まれた部分に海水Dを満たしてタン
ク内液と外部海水との温度緩衝層を形成すると同
時に、タンクAの水封の機能を発揮する。
突に対する安全性を確保し、操業時においては側
壁2,2に挟まれた部分に海水Dを満たしてタン
ク内液と外部海水との温度緩衝層を形成すると同
時に、タンクAの水封の機能を発揮する。
タンクA内への原油Bの受払いはタンクA表層
部に設けた原油受払管9により行なう。海水Dの
出し入れは、側壁2,2内を挿通してタンクA底
層部に設けた海水出入管10の多数の下向きの出
入口から行ない、海水の流れが局所に集中するの
を抑制する。原油B、海水Dの出し入れ口により
境界面Cは上下に移動するが、流体の上下の流れ
は隔壁で整流され、緩衝層Eの温度勾配の乱れは
防止される。この結果、緩衝層Eは常に原油Bと
海水Dとの間に一定の間隔を保つて介在する。
部に設けた原油受払管9により行なう。海水Dの
出し入れは、側壁2,2内を挿通してタンクA底
層部に設けた海水出入管10の多数の下向きの出
入口から行ない、海水の流れが局所に集中するの
を抑制する。原油B、海水Dの出し入れ口により
境界面Cは上下に移動するが、流体の上下の流れ
は隔壁で整流され、緩衝層Eの温度勾配の乱れは
防止される。この結果、緩衝層Eは常に原油Bと
海水Dとの間に一定の間隔を保つて介在する。
この発明は以上の通り構成され、この貯蔵方法
は、原油・海水境界面付近を部分的に加熱するこ
とにより自然に形成された温度緩衝層によつて、
流動点以上に加温された原油と低温の海水とが仕
分けられ、この緩衝層の温度勾配を乱さないよう
に境界面を昇降させる。従つて高流動点の原油
が低温の海水に接して凝固するトラブルが防止で
きる。緩衝層形成に要する熱エネルギーが海水
全体を加熱する場合に比べ小となり、二重壁構
造であるので、原油層、および緩衝層の熱の散逸
が少なく、熱を有効利用でき、熱エネルギーコス
トが安価となる。
は、原油・海水境界面付近を部分的に加熱するこ
とにより自然に形成された温度緩衝層によつて、
流動点以上に加温された原油と低温の海水とが仕
分けられ、この緩衝層の温度勾配を乱さないよう
に境界面を昇降させる。従つて高流動点の原油
が低温の海水に接して凝固するトラブルが防止で
きる。緩衝層形成に要する熱エネルギーが海水
全体を加熱する場合に比べ小となり、二重壁構
造であるので、原油層、および緩衝層の熱の散逸
が少なく、熱を有効利用でき、熱エネルギーコス
トが安価となる。
なお、スラツジは貯油タンク底部にたまるので
その処理が問題となることはない。
その処理が問題となることはない。
第1図、第2図は貯油タンクの縦断面図であり
第1図は原油払出し時を、第2図は原油満液時を
それぞれ示す。第3図は貯油タンクの横断面図で
ある。第4図はタンク内の加熱方法のモデルを示
した縦断面図である。 A…コンクリート製貯油タンク、B…高流動点
原油、C…原油・海水境界面、D…海水、E…温
度緩衝層1…海底、2…側壁、3…ヒーテング用
パイプ、4…温水ノズル、5…パイプ、6…加熱
用配管、7…サンドバラスト、8…隔壁、9…原
油受払管、10…海水出入管。
第1図は原油払出し時を、第2図は原油満液時を
それぞれ示す。第3図は貯油タンクの横断面図で
ある。第4図はタンク内の加熱方法のモデルを示
した縦断面図である。 A…コンクリート製貯油タンク、B…高流動点
原油、C…原油・海水境界面、D…海水、E…温
度緩衝層1…海底、2…側壁、3…ヒーテング用
パイプ、4…温水ノズル、5…パイプ、6…加熱
用配管、7…サンドバラスト、8…隔壁、9…原
油受払管、10…海水出入管。
Claims (1)
- 1 海底に設置されるコンクリート製貯油タンク
の下層に海水を、上層に高流動点原油を貯蔵して
油水置換を行なう海底貯油方法であり、タンクは
二重壁構造となし、内部を貫通孔があけてある竪
向きの隔壁で複数の仕切り、内部にヒーテングパ
イプあるいは温水ノズルを上下多段に配設し、原
油・海水境界面の変動に応じて加熱する高さを選
択し、上層の原油層を加熱して流動点以上の温度
に保ち、原油・海水境界面付近を部分的に加熱
し、境界面下に原油・海水を仕切る加温海水の温
度緩衝層を形成し、原油をタンク表層部から出し
入れし、海水をタンク底層部から出し入れし、上
下に流動する流体の流れを隔壁で整流し、緩衝層
の温度勾配を乱さないようにして境界面を昇降さ
せることを特徴とする海底高流動点原油貯蔵方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60129460A JPS61287587A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 海底高流動点原油貯蔵方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60129460A JPS61287587A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 海底高流動点原油貯蔵方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61287587A JPS61287587A (ja) | 1986-12-17 |
| JPH052594B2 true JPH052594B2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=15010038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60129460A Granted JPS61287587A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 海底高流動点原油貯蔵方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61287587A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5634515A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 | Japan Storage Battery Co Ltd | Car cooler |
| JPS5962480A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-09 | 東急建設株式会社 | 原油等の積層式水中備蓄タンク |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP60129460A patent/JPS61287587A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61287587A (ja) | 1986-12-17 |
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