JPH0525951U - 太陽電池応用機器 - Google Patents
太陽電池応用機器Info
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- JPH0525951U JPH0525951U JP7361591U JP7361591U JPH0525951U JP H0525951 U JPH0525951 U JP H0525951U JP 7361591 U JP7361591 U JP 7361591U JP 7361591 U JP7361591 U JP 7361591U JP H0525951 U JPH0525951 U JP H0525951U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】通常状態では蓄電池を効率良く充電し、且つ蓄
電池の過充電を防止することができる太陽電池応用機器
を提供するにある。 【構成】 太陽電池3の出力電圧は抵抗R11、R12で分
圧され、その分圧電圧を比較器IC4 の反転入力端子に
入力している。比較器IC4 はツェナーダイオードZD
1 のツェナー電圧を基準として、上記抵抗R11、R12に
よる分圧電圧と比較するもので、太陽電池3の出力電圧
が所定値よりも低いときには出力を”H”とし、逆の場
合には”L”とする。トランジスタQ2 は比較器IC4
の出力が”H”のときオンして、太陽電池3、ダイオー
ドD3 、蓄電池2、トランジスタQ2 、太陽電池3の充
電ループを構成する。また比較器IC4 の出力が”L”
のとき、トランジスタQ2はオフして充電ループを太陽
電池3、ダイオードD3 、蓄電池2、抵抗R0 、太陽電
池3の回路で構成して充電電流を減らす。
電池の過充電を防止することができる太陽電池応用機器
を提供するにある。 【構成】 太陽電池3の出力電圧は抵抗R11、R12で分
圧され、その分圧電圧を比較器IC4 の反転入力端子に
入力している。比較器IC4 はツェナーダイオードZD
1 のツェナー電圧を基準として、上記抵抗R11、R12に
よる分圧電圧と比較するもので、太陽電池3の出力電圧
が所定値よりも低いときには出力を”H”とし、逆の場
合には”L”とする。トランジスタQ2 は比較器IC4
の出力が”H”のときオンして、太陽電池3、ダイオー
ドD3 、蓄電池2、トランジスタQ2 、太陽電池3の充
電ループを構成する。また比較器IC4 の出力が”L”
のとき、トランジスタQ2はオフして充電ループを太陽
電池3、ダイオードD3 、蓄電池2、抵抗R0 、太陽電
池3の回路で構成して充電電流を減らす。
Description
【0001】
本考案は、CdS/CdTeを用いた太陽電池と、蓄電池とを組み合わせた太 陽電池応用機器に関する。
【0002】
従来、蓄電池を充電し、その蓄積エネルギにより負荷への電力供給を行う装置 には、蓄電池の寿命の劣化を抑えるため、充電時に蓄電池が過充電されるのを防 止し、放電時に過放電となるのを防止する機能を備えるのが一般的である。 従 来、充電源が商用の交流電源のように大容量である場合、図4に示すような充電 制御及び放電制御方式が採用されていた。
【0003】 この従来例では、交流電源1をトランスT1 により蓄電池2に対して適当な電 圧に降圧し、その降圧した交流電圧をダイオードブリッジDBにより全波整流す るとともに、平滑コンデンサC0 によって平滑して直流電源を得ている。更にI Cからなるレギュレータ回路IC1 により定電圧化を行った後、蓄電池2を接続 して充電を行う。
【0004】 従って、蓄電池2の充電電圧の上限値がレギュレータ回路IC1 によって定め られる定電圧値となるため、それ以上の充電は行われず、レギュレータ回路IC 1 の二次側の電圧を蓄電池2に対して適当にとることによって蓄電池2が過充電 されるのを防止することができる。 蓄電池2に蓄えられた電力はトランジスタQ1 がオンの時にはトランジスタQ 1 を介してランプからなる負荷Lへ供給されて負荷Lを点灯させ、トランジスタ Q1 がオフの時には負荷Lへ供給されず、負荷Lを消灯する。
【0005】 過放電の防止機能としては、負荷Lへの電力供給等により蓄電池2の両端電圧 が所定値より低下した場合、負荷Lへの電力供給を停止すると、蓄電池2の両端 電圧が電力供給時より上昇するため、この上昇により過放電防止機能が解除され てしまうことを避ける必要から、一度、過放電防止機能が動作すると、蓄電池2 の両端電圧が回復しても、過放電防止機能の動作状態を保持することが一般的で ある。
【0006】 一方図4の回路ではダイオードD1 、コンデンサC4 によって負荷Lの点灯時 に起きる急激な蓄電池2の両端電圧の低下に対して過放電防止回路に安定な電圧 を供給することで、過放電防止の誤動作を防止する。 それで得られる電圧を抵抗R3 、R4 で分圧した電圧と、この分圧回路に並列 接続されている抵抗R5 とダイオードD2 との直列回路の接続点の電圧、つまり ダイオードD2 の順方向電圧とをそれぞれ比較器IC3 の反転、非反転入力端子 に夫々入力する。ここでダイオードD2 の順方向電圧を基準電圧とし、抵抗R3 、R4 の分圧電圧が基準電圧より高ければ比較器IC3 は出力を”L”とし、蓄 電池2の両端電圧が所定値まで低下したとき、抵抗R3 、R4 の分圧電圧が、基 準電圧と等しくなるように設計することによって、蓄電池2の両端電圧が所定値 より低くなると、比較器IC3 は出力を”H”とする。
【0007】 また比較器IC2 は反転入力端子にダイオードD2 の順電圧を基準電圧として 入力し、非反転入力端子にダイオードブリッジDBの二次側に接続された抵抗R 1 、R2 の分圧点を接続することによって、電源スイッチSW1 がオンして交流 電源1が接続されている時、つまり充電が行われている時は比較器IC2 は出力 を”H”とし、電源スイッチSW1 がオフして交流電源1が接続されていない時 、つまり充電が行われていない時は比較器IC2 は出力を”L”とする。
【0008】 比較器IC2 の出力はノアゲートIC5 の一方の入力端子に接続され、比較器 IC3 の出力は抵抗R6 、コンデンサC5 で積分され、積分出力はノアゲートI C4 の一方の入力端子に接続される。 またノアゲートIC4 の出力はノアゲートIC5 の他方の入力端子に接続され ており、従ってノアゲートIC5 は比較器IC2 と、ノアゲートIC4 の出力を 受けて信号を出力する。
【0009】 ノアゲートIC5 の出力は抵抗R7 、コンデンサC6 で積分された後、ノアゲ ートIC6 の一方の入力端子及びノアゲートIC4 の残りの入力端子に接続され る。従って、ノアゲートIC4 は比較器IC3 及びIC5 の出力を受けて信号を 出力する。 ここで比較器IC2 の出力が”H”の時、つまり交流電源1が接続されている ときは、オアゲートIC5 の出力は”L”となる。
【0010】 次に比較器IC3 の出力が”L”であり、比較器IC2 の出力が”H”から” L”に変化した場合、つまり蓄電池2の両端電圧が所定値以上あり、交流電源1 が接続状態から非接続となった場合、比較器IC2 の出力が”H”の時はノアゲ ートIC5 の出力が”L”となり、従ってノアゲートIC4 の出力は”H”とな る。そのため比較器IC2 の出力が”L”に変化した場合においても、ノアゲー トIC4 の出力が”H”であるため、ノアゲートIC5 の出力は”L”のままと なる。
【0011】 比較器IC2 の出力が”L”のとき、比較器IC3 の出力が”H”になった場 合、つまり交流電源1が接続状態から非接続となった場合、蓄電池2の両端電圧 が所定値より低くなった時は、ノアゲートIC4 の出力が”L”になり、従って ノアゲートIC5 の出力が”H”となる。 この時比較器IC2 の出力が”L”のままで、比較器IC3 の出力が”H”か ら”L”に変化した場合、つまり交流電源1が非接続となったままで、蓄電池2 の両端電圧が一度所定値より低くなり、その後負荷Lへの電力供給の停止等によ り、蓄電池2の両端電圧が所定値以上に上昇した場合は、比較器IC3 の出力が ”H”のとき、ノアゲートIC5 の出力が”H”のため、比較器IC3 の出力が ”H”から”L”に変化しても、ノアゲートIC4 の出力は”L”となり、従っ てノアゲートIC5 の出力は”H”のままとなる。
【0012】 以上のことから、ノアゲートIC5 の出力は、蓄電池2の両端電圧が所定値よ り低くなった時に、”L”から”H”になり、一度”H”になると、交流電源1 が接続されるまで、”H”を出力し続けることになる。従って、このときノアゲ ートIC6 は残りの入力に関わらず、”L”を出力するので、抵抗R8 を介して 接続されているトランジスタQ1 のベース電位が低く、トランジスタQ1 はオフ となり、負荷Lへの電力供給が停止され、過放電を防止する。
【0013】 点灯信号は、点灯信号装置を構成するスイッチSW2 のオン/オフによって切 替えられ、ノアゲートIC5 の出力が”L”の時、スイッチSW2 がオフであれ ば、抵抗R9 を通じてノアゲートIC6 の入力端子に”H”が入力されるので、 ノアゲートIC6 の出力は”L”となって、トランジスタQ1 がオフし、負荷L は消灯する。またスイッチSW2 がオンであれば、ノアゲートIC6 の入力は全 て”L”となるため、ノアゲートIC6 は出力を”H”とし、トランジスタQ1 はオンする。そのため負荷Lは点灯する。
【0014】 このように図4に示す回路において、定電圧制御によって蓄電池2の両端電圧 が所定値以上充電されるのを防いで過充電の防止を行い、また蓄電池2の両端電 圧が所定値より低下すると、負荷2への電力供給を停止させ、次に交流電源1が 接続されるまで、電力供給を停止させ続けることによって過放電を防止すること ができる。
【0015】 しかし、この図4に示す従来例の場合レギュレータ回路IC1 を介して蓄電池 2を充電しているため、レギュレータ回路IC1 のインピーダンスにより充電効 率が低下するという問題がある。また充電源が商用の交流電源1のように大きな 場合は、この影響は大きくな問題にならないが、充電源に太陽電池のように出力 の小さいものを使用した場合、これによる充電電流の減少が蓄電池2の充電に大 きく響き、充電効率が大幅に低下するという問題がある。
【0016】 図5は充電源に単結晶シリコン太陽電池(定電圧出力の太陽電池)を用いた場 合の従来例回路を示す。 この従来例回路では、図4回路で問題となった充電効率の低下を考慮して充電 路にインピーダンス要素を含まない回路構成となっている。尚図4で同じ動作を 行う回路素子には同一番号、同一記号を付している。但し抵抗R1 、R2 の直列 回路は図4では平滑された直流電圧を分圧して交流電源1の接続、非接続を示す 信号を比較器IC2 を与えるようになっているが、この図5の回路では太陽電池 3の出力電圧Vsを分圧して比較器IC2 に与えるようになっている。
【0017】 さて図5回路では太陽電池3の正極端子を逆流防止用ダイオードD3 を介して 蓄電池2の正極に接続し、太陽電池3の負極端子を蓄電池2の負極に直接接続し ており、太陽電池3で得られたエネルギはダイオードD3 を介して蓄電池2に充 電されるため、充電路にはインピーダンス要素が含まれず、太陽電池3の出力を 有効に利用することができる。
【0018】 単結晶シリコン太陽電池のV−I出力特性は図6(a)に示すように定電圧特 性を持っており、蓄電池2の両端電圧に従って出力電圧Vs及び出力電流Isが V−Iカーブに従って変化する。 従って太陽電池3の開放電圧Vso(Is=0〔A〕のVs)が最大出力電圧で あり、太陽電池3への入射太陽エネルギに対してもVsoは略一定であるため、蓄 電池2の過充電領域の閾値電圧V1 に対して図6(a)に示すように開放電圧V soが略等しくなるような太陽電池3を使用することによって過充電は防止される 。
【0019】 一方、過充電を防止する回路は図4回路と同じであり、蓄電池2の両端電圧が 所定値より低くなってから、太陽電池3に光が入射され、太陽電池3の出力電圧 Vsが発生するまでの間、負荷Lへの電源供給は停止される。 以上のように充電源に単結晶シリコン太陽電池の如く定電圧出力の太陽電池3 を使用した図5の回路では蓄電池2の過充電、過放電を防止し、且つインピーダ ンスによる損失を無くし、充電電流を大きくとれるので、太陽電池2の出力エネ ルギを有効に利用することができる。
【0020】
しかし充電源がII−VI族化合物半導体CdS、CdTeを用いたCdS/Cd Te太陽電池のように図6(b)に示すようなV−I出力特性を持つ太陽電池を 使用した場合、定電圧出力特性でないため、図5の回路では幾つかの問題が発生 する。
【0021】 つまり太陽電池3の出力電圧Vsは蓄電池2の両端電圧により定まり、蓄電池 2の両端電圧より低い時は入射太陽エネルギに応じた開放電圧Vsoとなる。入射 太陽エネルギが増え、開放電圧Vsoが蓄電池2の両端電圧を越えると、ダイオー ドD3 が導通となり、充電電流が流れ、この時太陽電池3の出力電圧Vsは蓄電 池2の両端電圧にダイオードD3 の順方向電圧を加えたものになる。
【0022】 従って、図6(a)のVーI特性のものでは、蓄電池2の過充電領域の閾値電 圧V1 を開放電圧Vsoと等しくとることによって、蓄電池2の両端電圧が略閾値 電圧V1 になるまで、充電電流が大きくとれ、且つ閾値電圧V1 以上は充電され なかったのに対し、図6(b)のV−I出力特性を持つものでは、入射太陽エネ ルギにより開放電圧Vsoが大きく変わるため、閾値電圧V1 が図6(b)のV1 ’の位置にある時は、入射太陽エネルギが大きい場合は過充電されることになる 。また開放電圧Vsoに近づく程、出力電流Isが次第に小さくなっていくため、 充電されて行くに従い、充電効率が低下することになる。
【0023】 また太陽電池3の出力電圧Vsが蓄電池2の両端電圧より低くくて充電が行わ れていない時でも、入射太陽エネルギに応じて、出力電圧Vsが発生しているた め、図6(b)のV−I出力特性を持つものの場合、過放電防止の前に、負荷L への電力供給を停止した後、太陽電池3に弱い光が入射されると、充電が開始さ れる前に、過放電防止のための電力供給の停止が解除されてしまい、充電されな いまま、再び負荷Lへの電力供給が行われるため、過放電を繰り返すことになり 、蓄電池2の寿命が劣化することになる。
【0024】 以上のように図5の従来例では、単結晶シリコン太陽電池のように定電圧出力 特性を持った太陽電池に対しては適しているが、CdS/CdTe太陽電池のよ うに図6(b)のようなV−I出力特性を持った太陽電池3に対しては蓄電池2 の過充電防止ができず、過放電防止モードの解除が適切に行えないという問題が ある。
【0025】 本考案は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは定 電圧出力特性を持たない太陽電池を充電源として使用した場合にも、通常状態で は蓄電池を効率良く充電し、且つ蓄電池の過充電を防止することができる太陽電 池応用機器を提供するにある。
【0026】
本考案は、上述の目的を達成するために、定電圧出力特性を持たない太陽電池 により蓄電池を充電し、その蓄電池の電力により負荷を動作させる太陽電池応用 機器において、蓄電池の両端電圧を検出し、この両端電圧が所定値以上になると 、蓄電池に対してインピーダンス要素を直列若しくは並列に接続する充電電流制 御手段を備えたものである。
【0027】
而して、本考案によれば、蓄電池の両端電圧が所定値以上となると、それを検 出して、蓄電池に並列又は直列にインピーダンス要素を接続するため、蓄電池の 両端電圧が低い通常状態では太陽電池で得られたエネルギで効率良く蓄電池を充 電することができ、また蓄電池の充電が進みその両端電圧が所定値以上となると 、インピーダンス要素により蓄電池へ流れる充電電流を減少させることができて 、蓄電池が過充電されるのを防止することができる。
【0028】
【実施例】 以下本考案を実施例により説明する。 図1は本発明の実施例装置の回路を示しており、この実施例回路は図5の従来 例と同様に太陽電池3で得られたエネルギを蓄電池2に充電し、この充電された 電気量によりランプからなる負荷Lを点灯させるものであり、蓄電池2の両端電 圧が所定値以上になると充電路にインピーダンス要素を挿入することにより充電 電流を減らし、蓄電池2が過充電されるのを防止するというものである。
【0029】 実施例回路ではCdS/CdTe太陽電池のような太陽電池3の正極端子を逆 流防止用ダイオードD3 を介して蓄電池2の正極に接続し、蓄電池2の負極を抵 抗R0 とトランジスタQ2 の並列回路を介して太陽電池3の負極端子に接続して 太陽電池3、ダイオードD3 、蓄電池2、トランジスタQ2 及び抵抗R9 の並列 回路、太陽電池3の回路で充電ループを形成している。尚図5回路と同じ動作、 機能を持つ素子、回路には同一番号、同一記号を付している。
【0030】 蓄電池2には負荷Lと負荷Lへの電力供給をオン、オフするためのトランジス タQ1 との直列回路と、負荷Lの点滅を行うスイッチSW2 と抵抗R10との直列 回路とを夫々並列に接続し、スイッチSW2 をオンさせることにより、トランジ スタQ1 のベースにスイッチSW2 を介してベース電流を流してトランジスタQ 1 をオンしてトランジスタQ1 を介して負荷Lに蓄電池2から電力を供給し、負 荷Lを点灯させ、またスイッチSW2 をオフさせることにより、トランジスタQ 1 のベース電流を遮断してトランジスタQ1 をオフし、負荷Lへの電力供給を停 止して負荷Lを消灯させるようになっている。
【0031】 太陽電池3の出力電圧Vsは抵抗R11、R12で分圧され、その分圧電圧を比較 器IC4 の反転入力端子に入力している。比較器IC4 は太陽電池3の正、負極 端子間に接続した抵抗R13とツェナーダイオードZD1 との直列回路の接続点を 非反転入力端子に接続し、ツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧を基準とし て、上記抵抗R11、R12による分圧電圧と比較するもので、その出力は抵抗R14 、R15を介して太陽電池3の負極端子に接続し、その抵抗R14、R15の接続点を トランジスタQ2 のベースに接続している。
【0032】 ここで太陽電池3の出力電圧Vsは蓄電池2の両端電圧により定まり、蓄電池 2の両端電圧より低いときは入射太陽エネルギに応じた開放電圧(Vso) となり 、入射太陽エネルギが増加し、開放電圧(Vso) が蓄電池2の両端電圧を越える と、ダイオードD3 が導通となって、充電電流が流れる。このときの太陽電池3 の出力電圧Vsは蓄電池2の両端電圧にダイオードD3 の順方向電圧が加えられ た電圧となるため、太陽電池3の両端電圧により蓄電池2の電圧を知ることがで きる。
【0033】 而して、蓄電池2が太陽電池3の出力で充電されることにより、蓄電池2の両 端電圧が上昇していくと、その上昇に従って太陽電池3の出力電圧Vsも上昇す る。ここで太陽電池3の出力電圧Vsが所定値まで上昇すると抵抗R11、R12の 分圧点の電位がツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧より大きくなるように 設計することにより、太陽電池3の出力電圧Vsが所定値まで上昇すれば比較器 IC4 の出力が”L”になるため、トランジスタQ2 のベース電位が下がり、ト ランジスタQ2 がオフとなる。
【0034】 また太陽電池3の出力電圧Vsが所定値よりも低いときには比較器IC4 の出 力が”H”であるため、トランジスタQ2 のベース電位が上昇し、トランジスタ Q1 はオンとなる。つまり太陽電池3の出力電圧、即ち蓄電池2の両端電圧が所 定値より低いときは、トランジスタQ1 がオンしているため、充電ループは太陽 電池3、ダイオードD3 、蓄電池2、トランジスタQ2 、太陽電池3の回路で構 成され、そのため充電路にはインピーダンス要素が含まれず、充電電流が大きく とれて効率の良い充電が行える。
【0035】 一方蓄電池3の両端電圧が過充電防止領域に対応する所定値まで上昇すると、 トランジスタQ2 がオフするので、充電ループは太陽電池3、ダイオードD3 、 蓄電池2、抵抗R0 、太陽電池3の回路で構成され、そのため充電路にインピー ダンス要素である抵抗R0 が挿入された状態となって充電電流が減り、蓄電池2 が過充電されるのを防止することができる。
【0036】 このように本実施例では通常時には充電路に抵抗R0 からなるインピーダンス 要素が挿入されないため、蓄電池2を効率良く充電でき、蓄電池2の両端電圧が 所定値以上となると、充電路に充電電流制御手段を構成する比較器IC4 の働き で、抵抗R0 が挿入されるため、蓄電池2が過充電となるのを防止することがで きる。
【0037】 (実施例2) 上記実施例1では比較器IC4 を充電電流制御手段として用いたが、本実施例 では太陽電池3の正、負極端子間に充電電流を限流するためのインピーダンス要 素としての抵抗R0 とトランジスタQ0 との直列回路を接続するとともに、ツェ ナーダイオードZD2 と抵抗R16との直列回路を接続し、抵抗R16の両端電圧を トランジスタQ0 のベース・エミッタ間に印加するようにしたもので、トランジ スタQ0 、抵抗R16、ツェナーダイオードZD2 で充電電流制御手段を構成して いる。
【0038】 尚負荷Lの電力供給のオン/オフを行う構成は実施例1と同じ構成であるため 、特に説明はしない。 而して、蓄電池2の両端電圧が所定値に上昇するまでの通常時には、ツェナー ダイオードZD2 が非導通であるため、トランジスタQ0 はオフしている。従っ て充電ループは太陽電池3、ダイオードD3 、蓄電池2、太陽電池3の回路で構 成されているため、インピーダンス要素が含まれず、太陽電池3のエネルギで効 率良く蓄電池2を充電することができる。
【0039】 やがて蓄電池2が太陽電池3の出力で充電されることにより、蓄電池2の両端 電圧が上昇していくと、その上昇に従って太陽電池3の出力電圧Vsも上昇し、 やがて過充電防止領域に対応させてあるツェナーダイオードZD2 のツェナー電 圧(所定値)を越えることになる。この太陽電池3の出力電圧がツェナーダイオ ードZD2 のツェナー電圧を越えると、ツェナーダイオードZD2 が導通して、 トランジスタQ0 のベースにベース電流を流し、トランジスタQ0 をオンする。 そのため蓄電池2にはインピーダンス要素である抵抗R0 、トランジスタQ0 の 回路が並列的に接続され、充電電流の一部がバイパスされることになる。そのた め蓄電池2への充電電流が減り、蓄電池2の過充電が防止されることになる。
【0040】 以上のように本実施例も実施例1と同様な効果が得られる。 (実施例3) 本実施例は、図3に示すように太陽電池3で得られたエネルギで蓄電池2を充 電し、この電気量によりプッシュプル式インバータ4を駆動し、負荷Lを点灯さ せるものであり、点灯制御回路5により負荷Lへの電力供給の制御を行い、蓄電 池2の過充電を防止する過充電防止回路6及び過放電を防止する過放電防止回路 7とを備えたものである。尚上記図5の回路と共通の働きを為す素子、回路には 同一の番号、同一の記号を付している。
【0041】 さて本実施例では、太陽電池3は逆流防止用のダイオードD3 を介して蓄電池 2と、トランジスタQ3 及び充電電流の限流用のインピーダンス要素である抵抗 R0 の並列回路との直列回路を接続し、これらの回路で充電ループを形成する。 また過充電防止回路6は、太陽電池3の出力電圧Vsを抵抗R17、R18で分圧 し、その分圧点をトランジスタQ4 のベースに接続し、トランジスタQ4 のエミ ッタにダイオードD4 を介して太陽電池3の正極端子を接続している。ここで抵 抗R17の電圧降下VR17 と、ダイオードD4 の順方向降下電圧VfD4 、トランジ スタQ4 のベース・エミッタ間電圧VBEQ4の和との比較を行い、太陽電池3の出 力電圧Vsが所定値より低ければ、VR17 <VfD4 +VBEQ4となり、出力電圧V sが所定値以上であればVR17 >VfD4 +VBEQ4となるように回路定数を設定す ることにより、太陽電池3の出力電圧Vsが所定値より低ければトランジスタQ 4 はオフし、出力電圧Vsが所定値以上であればトランジスタQ4 はオンするの である。
【0042】 トランジスタQ4 はコレクタをトランジスタQ5 のベースに接続し、また抵抗 R21を介して太陽電池3の負極端子に接続している。またトランジスタQ5 はエ ミッタをトランジスタQ4 のエミッタに接続し、コレクタを抵抗R19を介してト ランジスタQ3 のベースに接続し、更に抵抗R20を介して太陽電池3の負極端子 に接続している。
【0043】 そしてトランジスタQ4 がオフの時はトランジスタQ5 のベース電位が下がり 、トランジスタQ5 がオンし、トランジスタQ5 がオンすることにより、トラン ジスタQ5 のコレクタ電流が抵抗R19、R20に流れるため、トランジスタQ3 の ベース電位が上がり、トランジスタQ3 がオンする。従って太陽電池3からダイ オードD3 を介して蓄電池2に流れる充電電流は、トランジスタQ3 を介して流 れるため、充電路にはインピーダンス要素である抵抗R0 が含まれず、充電電流 が大きくとれて太陽電池3で得られるエネルギを有効に充電に利用することがで きる。
【0044】 またトランジスタQ4 がオンすると、抵抗R18にトランジスタQ4 のコレクタ 電流が流れるため、トランジスタQ5 のベース電位が上昇し、トランジスタQ5 がオフし、このトランジスタQ5 のオフによりトランジスタQ3 のベース電位が 下がるので、トランジスタQ3 もオフし、結果太陽電池3からダイオードD3 を 介して蓄電池2に流れる電流は抵抗R0 を介して流れることになり、そのため充 電路にインピーダンス要素が含まれて充電電流が小さくなって、蓄電池3の過充 電が防止される。
【0045】 過放電防止回路7はダイオードD1 及びコンデンサC4 により、図5回路と同 様に負荷点灯直後等の蓄電池3の両端電圧の瞬時的な電圧降下による過放電防止 機能の誤動作を防止するようになっており、コンデンサC4 に並列に接続された 抵抗R3 、R4 の分圧点を比較器IC2 及びIC3 の非反転入力端子に接続し、 コンデンサC4 と並列に接続された抵抗R5 、ダイオードD2 の分圧点を比較器 IC3 の反転入力端子に接続し、ダイオードD2 の順方向電圧を比較器IC3 の 基準電圧として入力している。
【0046】 比較器IC2 は過充電防止回路6の動作を識別するためのもので、反転入力端 子をトランジスタQ5 のコレクタに接続しており、太陽電池3の出力電圧Vsが 所定値より低い時にはトランジスタQ5 のコレクタ電位、つまり反転入力端子の 電位が高いため、出力を”L”とし、また太陽電池3の出力電圧Vsが所定値以 上あるときは、トランジスタQ5 のコレクタ電位、つまり反転入力端子の電位が 低いため、出力を”H”とする。従って、過充電防止回路6が動作した時には比 較器IC2 は”H”を出力する。
【0047】 比較器IC3 は反転入力端子の電位を基準電圧とし、蓄電池2の両端電圧が所 定値以上ある時は抵抗R3 、R4 の分圧点の電位、つまり非反転入力端子の電位 が基準電圧より高くなって、出力を”H”とし、また蓄電池2の両端電圧が所定 値より低くなると、抵抗R3 、R4 の分圧点の電位、つまり非反転入力端子の電 位が基準電圧より低くなって、出力を”L”とするように設計することにより、 蓄電池2の両端電圧が過放電防止電圧まで低下すると、”L”を出力するもので ある。
【0048】 比較器IC2 の出力は抵抗R22を介してナンドゲートIC7 の一方の入力端子 に接続され、比較器IC3 の出力は抵抗R23を介してナンドゲートIC7 の他方 の入力端子と、ナンドゲートIC8 の一方の入力端子に接続される。 ナンドゲートIC7 の出力はナンドゲートIC9 の一方の入力端子に接続され 、ナンドゲートIC9 の他方の入力端子には、ナンドゲートIC8 の出力が抵抗 R21とコンデンサC7 とで積分されて入力される。
【0049】 またナンドゲートIC9 の出力は抵抗R25とコンデンサC8 とで積分された後 、ナンドゲートIC8 に入力される。 ナンドゲートIC8 の出力は抵抗R28を介してトランジスタQ6 のベースに接 続され、トランジスタQ6 のコレクタは発光ダイオードLED1 と抵抗R26を介 して蓄電池2の正極に接続される。またトランジスタQ6 のエミッタは蓄電池2 負極に接続される。
【0050】 ナンドゲートIC7 〜IC9 はフリップフロップを構成しており、比較器IC 2 の出力と比較器IC3 の出力が共に”H”のときは、ナンドゲートIC7 の出 力が”L”となるため、ナンドゲートIC9 の出力が”H”となり、ナンドゲー トIC8 の出力が”L”となる。 また比較器IC2 の出力と比較器IC3 の出力が共に”L”のときは、ナンド ゲートIC7 の出力及びナンドゲートIC8 の出力が夫々”H”となり、そのた めナンドゲートIC9 の出力が”L”となる。
【0051】 次に比較器IC2 の出力が”L”で、比較器IC3 の出力が”H”である時、 即ち、過充電防止回路6が動作しておらず、蓄電池2の両端電圧が過放電防止電 圧より大きいときは、ナンドゲートIC7 の出力は”H”となり、ナンドゲート IC8 、IC9 の出力は夫々の直前の動作モードを保持する。 つまり比較器IC2 、IC3 の出力が共に”H”であった場合、ナンドゲート IC8 の出力は”L”のままであり、比較器IC2 、IC3 の出力が共に”L” の状態から、比較器IC3 の出力が”H”になった場合にはナンドゲートIC8 の出力は”H”のままとなる。
【0052】 従って、ナンドゲートIC8 の出力は一度過充電防止回路6が動作し、蓄電池 2が満充電されると、次に蓄電池2の両端電圧が過放電防止電圧に低下するまで 、”L”を出力し、過放電防止電圧まで低下したのを検出すると”H”に切り替 わり、満充電されるまでは”H”を出力し続けることになる。 ナンドゲートIC8 の出力が”L”の時、トランジスタQ6 はオフとなるため 、発光ダイオードLED1 に電流が流れず、発光ダイオードLED1 は消灯して いるが、ナンドゲートIC8 の出力が”H”の時、トランジスタQ6 はオンとな って発光ダイオードLED1 が点灯し、過放電防止回路7が動作していることを 表示する。
【0053】 点灯制御回路5ではスイッチSW2 がオンの時は、トランジスタQ7 のベース 電位が下がって、トランジスタQ7 がオンとなって、次段のトランジスタQ8 も オンし、インバータ4を駆動させるため、負荷Lが点灯する。 またスイッチSW2 がオフの時は、トランジスタQ7 がオフなり、従ってトラ ンジスタQ8 もオフとなるため、インバータ4が駆動されず、負荷4は消灯する 。
【0054】 ここでトランジスタQ7 のベースはダイオードD5 を介してトランジスタQ6 のコレクタに接続されており、過放電防止回路7の過放電防止機能がして、トラ ンジスタQ6 がオンしている時は、点灯制御回路5のスイッチSW2 がオンして いても、ダイオードD5 が導通して、トランジスタQ7 のベースの電位を”L” に固定するため、トランジスタQ7 はオフのままとなり、インバータ4が駆動さ れず、負荷Lには電力が供給されないため、蓄電池2が過放電となるのを防止す ることができる。
【0055】 インバータ4はトランジスタQ8 がオンすると、そのコレクタ電流が流れて、 抵抗R27を介してトランジスタQ9 、Q10のいずれかをオンさせるため、蓄電池 2からインダクタンス素子L1 を介して、発振トランスT2 の一次巻線に電流が 流れ、その後はトランジスタQ9 、Q10が交互にオン/オフを繰り返すことによ り発振トランスT2 の二次側に接続された負荷Lを高周波で点灯させるというも のである。
【0056】 以上のように本実施例では充電路に通常、インピーダンス要素を含まない状態 で蓄電池2を充電するため太陽電池3の出力を有効に利用することができ、蓄電 池2の両端電圧が上昇し、それに併せて上昇する太陽電池3の出力電圧が所定値 まで上昇すると、充電路にインピーダンス要素を挿入して充電電流を減少させ、 蓄電池2が過充電されるのを防止することができるようになっている。また太陽 電池3の出力電圧により、その制御を行うため充電源にCdS/CdTe太陽電 池のように図6(b)に示すようなV−I出力特性を持つものを使用しても蓄電 池2が過充電されることはないのである。蓄電池2の両端電圧が低下し、過充電 防止のため負荷Lへの電力供給が停止された場合は、次に蓄電池2が満充電され た時に初めて、これが解除されるので、電力供給停止の解除には、充電源のV− I出力特性の影響はなく、また満充電されてから解除されるので、蓄電池2の寿 命を伸ばすことができる。
【0057】 尚本考案は上記実施例に限られるものでなく、インバータ等の点灯回路及び負 荷Lのオン/オフ制御の回路や手段はこれらに限らないものとする。また蓄電池 2の両端電圧が低下した時、負荷Lへの電力供給を停止させる手段も種々のもの が考えられる。
【0058】
本考案は、蓄電池の両端電圧を検出し、この両端電圧が所定値以上になると、 蓄電池に対してインピーダンス要素を直列若しくは並列に接続する充電電流制御 手段を備えたから、定電圧出力特性を持たない太陽電池を使用しても、蓄電池の 両端電圧が低い通常状態では太陽電池で得られたエネルギで効率良く蓄電池を充 電することができ、また蓄電池の充電が進みその両端電圧が所定値以上となると 、インピーダンス要素により蓄電池へ流れる充電電流を減少させることができる から蓄電池が過充電されるのを防止することができるという効果を奏する。
【図1】本考案の実施例1の回路図である。
【図2】本考案の実施例2の回路図である。
【図3】本考案の実施例3の回路図である。
【図4】従来例の回路図である。
【図5】別の従来例の回路図である。
【図6】(a) 単結晶シリコン太陽電池のV−I出力
特性図である。 (b) CdS/CdTe太陽電池のV−I出力特性図
である。
特性図である。 (b) CdS/CdTe太陽電池のV−I出力特性図
である。
2 蓄電池 3 太陽電池 IC4 比較器 D3 ダイオード Q2 トランジスタ R0 抵抗 R11 抵抗 R12 抵抗 ZD1 ツェナーダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】定電圧出力特性を持たない太陽電池により
蓄電池を充電し、その蓄電池の電力により負荷を動作さ
せる太陽電池応用機器において、蓄電池の両端電圧を検
出し、この両端電圧が所定値以上になると、蓄電池に対
してインピーダンス要素を直列若しくは並列に接続する
充電電流制御手段を備えたことを特徴とする太陽電池応
用機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7361591U JPH0525951U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 太陽電池応用機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7361591U JPH0525951U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 太陽電池応用機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0525951U true JPH0525951U (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=13523418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7361591U Withdrawn JPH0525951U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 太陽電池応用機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525951U (ja) |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP7361591U patent/JPH0525951U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951130 |