JPH05260050A - 網障害診断システム - Google Patents

網障害診断システム

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JPH05260050A
JPH05260050A JP4055552A JP5555292A JPH05260050A JP H05260050 A JPH05260050 A JP H05260050A JP 4055552 A JP4055552 A JP 4055552A JP 5555292 A JP5555292 A JP 5555292A JP H05260050 A JPH05260050 A JP H05260050A
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JP
Japan
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failure
alarm
fault
notification
group
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Application number
JP4055552A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Hashida
光好 橋田
Michio Suzuki
三知男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】実時間におけるアラーム通知の収集と網障害診
断ができる網障害診断システムを提供する。 【構成】情報通信網に接続される通信機器からの障害通
知を収集して障害部位を特定する網障害診断システムに
おいて、通信機器からの障害通知を受信し、到来する障
害通知を予め設定した基準でアラームグループ化するア
ラームグループ作成部と、障害通知に対応する1または
2以上の障害源候補を挙げる障害源候補作成部と、アラ
ームグループ内の複数の該障害源候補から最も発生回数
の多い障害源候補を真の障害源と判定する障害部位特定
部と、真の障害源を出力する出力部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報通信網の運用、管
理や制御を行う網管理システムにおける障害診断装置に
係り、特に大規模な網において、障害部位を特定し、真
の障害原因を解明し、障害修復の支援を行うに好適な網
障害診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】網の障害診断は、到来した障害通知を用
い、真の障害原因を特定することを目的としている。従
来は、網に接続される通信機器が、回線断やデータ伝送
のエラーなどの障害を検知し、管理装置に障害通知を
し、管理装置が受信したアラームを表示することによ
り、オペレータが障害原因を判断している。
【0003】また、障害通知から真の障害原因を特定す
る手法として、エキスパートシステムと呼ばれる知識工
学を応用したシステムが用いられることが多い。上記エ
キスパートシステムは、あらかじめ障害通知と真の障害
原因との関係をあらかじめ登録しておくことにより、障
害通知を収集し、蓄積した障害通知の解析を行い障害原
因を特定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
技術は、長時間蓄積した障害通知についてオペレータの
解析開始指示があった時に解析する手法であり、実時間
で到来する障害通知を収集しながら、解析に用いる障害
通知を切りだす等の手法を含んでいない。このため、実
際の網障害診断システムに適用するためには、オペレー
タの解析開始指示がないと処理できないという問題点が
ある。すなわち、実際の運用に適用するためには、障害
通知到来の実時間性や複数の障害発生による障害通知の
到来などを考慮した障害通知の切りだし法とその解析手
法が必要である。
【0005】本発明の目的は、上記課題を解決すべく実
際の運用に適用する網障害診断システムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、情報通信網に接続される通信機器からの障害通知を
収集して障害部位を特定する網障害診断システムにおい
て、通信機器からの障害通知を受信し、到来する障害通
知を予め設定した基準でアラームグループ化するアラー
ムグループ作成部と、障害通知に対応する1または2以
上の障害源候補を挙げる障害源候補作成部と、アラーム
グループ内の複数の該障害源候補から最も発生回数の多
い障害源候補を真の障害源と判定する障害部位特定部
と、真の障害源を出力する出力部とを有する。
【0007】上記アラームグループ作成部は、障害通知
があってから予め定めた時間内に障害通知が到来しなか
ったときに該障害通知までを一つのアラームグループと
する。さらに、アラームグループ作成部は、予め定めた
障害通知の上限値になった時点で、それまでに受信した
障害通知を一つのアラームグループとする。
【0008】また、上記アラームグループ作成部は、予
め定めた障害通知の数になった時点で、それまでに受信
した障害通知を一つのアラームグループとしてもよい。
【0009】さらに、アラームグループ作成部は、障害
通知の種別毎にアラームグループの基準を予め設定可能
とすることができる。
【0010】上記障害部位特定部は、互いに関連性のあ
る複数の障害源候補の共通性に注目して障害源候補をグ
ループ化する確信度グループ作成手段と、該障害源候補
の発生回数を確信度として計数する確信度計数手段と、
確信度グループ毎に前記確信度計数手段の計数した発生
回数が最大の障害源候補を真の障害源と判定する部位特
定手段とを有することができる。
【0011】上記確信度グループ作成手段は、到来した
障害通知に対する1または2以上の障害源候補の中に、
それまでに到来した障害通知に対する障害源候補の中の
いずれかと一致する障害源候補が含まれている場合は、
その障害通知に対する全障害源候補を一致する障害源候
補と同じ確信度グループとし、それまでの障害通知に対
する障害源候補の中のいずれとも一致しない場合は、そ
の障害通知に対する全障害源候補を別の確信度グループ
とする。
【0012】また、予め定めた発生回数以下の障害通知
を持ち越しファイルとし、アラームグループ作成部に出
力する持ち越しファイル作成手段をさらに有し、アラー
ムグループ作成部は、該持ち越しファイル作成手段から
の障害通知と新たに到来した障害通知とを含めて新しく
アラームグループを作成することができる。
【0013】上記障害源候補作成部は、障害通知に対応
する障害源候補を予め設定することができる。
【0014】上記出力部は、障害源候補と、障害源候補
の発生回数とを実時間で出力することができる。
【0015】また、上記出力部は、障害源候補と、障害
源候補に対応する確信度とを出力することができ、障害
源候補の最大確信度を1としたときの相対確信度を出力
することもできる。
【0016】
【作用】アラームグループ作成部は、通信機器からの障
害通知を受信し、到来する障害通知を、アラーム通知の
到来間隔もしくは到来数によってアラームグループを作
成する。障害源候補作成部は、障害通知に対応する1ま
たは2以上の障害源候補を予め設定しておき、障害通知
に対応する1または2以上の障害源候補を挙げる。障害
部位特定部は、確信度グループ作成手段により確信度グ
ループを作成し、確信度計数手段により、該障害源候補
の発生回数を確信度として計数し、部位特定手段により
確信度グループ毎に前記確信度計数手段の計数した発生
回数が最大の障害源候補を真の障害源と判定する。出力
部は、真の障害源を出力し、アラームグループ毎に障害
源候補および障害源候補の発生回数や、確信度グループ
毎に障害源候補および障害源候補に対応する確信度とを
出力することができる。
【0017】
【実施例】図1は本実施例における網障害診断システム
のハードウエア構成図を示している。図1において、8
は、ネットワークを構成して管理対象である通信機器で
あり、端末に接続される通信制御装置などであり、アラ
ーム通知(障害通知)を送出する。網障害診断装置1
は、通信機器からのアラーム通知を受信する通信制御部
2、網障害診断結果などをオペレータに伝達する表示手
段のディスプレイ4、オペレータが網障害診断装置1に
情報を入力するための入力手段であるキーボード5、ア
ラーム通知等各種のデータを格納する記憶手段であるデ
ィスク装置7やメモリ6および網障害診断を実行するプ
ロセッサ3を有する。通信機器8は、障害を検知し、網
障害診断装置1に対して、予め定めた障害に対応するア
ラームコードを送出する。障害としては、回線障害、端
末の電源切れ、データが到着しないなどの障害がある。
通信機器8と障害診断装置1間は、ネットワークの通信
回線を介して通信してもよいし、他の管理用の専用線を
各通信機器毎に有し、専用線を介して通信してもよい。
また、通信機器8と障害診断装置1間の通信は、障害が
起きたときに通信機器の識別符号を付してアラームコー
ドを送出することができる。網障害診断装置1は、各通
信機器からのアラーム通知を収集し、複数のアラーム情
報を解析することにより真の障害部位を特定する。
【0018】図2に、本発明における第1の実施例の網
障害診断装置1の機能ブロック図を示す。図2におい
て、網障害診断装置1は、通信機器からの障害通知を受
信し、到来する障害通知を予め設定した基準でアラーム
グループ化するアラームグループ作成部100と、障害
通知に対応する障害源候補を予め設定することができ、
障害通知に対応する1または2以上の障害源候補を作成
する障害源候補作成部200と、アラームグループ内の
複数の該障害源候補から最も発生回数の多い障害源候補
を真の障害源と判定する障害部位特定部300と、障害
部位特定処理の状況や真の障害源を出力する出力部であ
る表示部400とを有する。
【0019】以降に、図3および図4を参照して各部の
詳細を説明する。図3は、図2におけるアラームグルー
プ作成部100のブロック図を示す。また、図4にその
アラームグループ作成の処理フローを示す。
【0020】図3において、アラームグループ作成部1
00は、通信機器からの障害通知を受信するアラーム受
信部101、アラームグループを作成するための時間の
入力や、監視の開始指示を受け付けることができる入力
部107、入力部107で指示された時間を監視するタ
イマ監視部102、アラーム受信部101で受信したア
ラーム情報を記録するアラームファイル103、およ
び、障害源候補作成部200に対してアラーム情報とア
ラームグループとを送信するアラームグループ送信部1
04を有している。
【0021】図3において、アラームグループ作成部1
00は、予め定めた時間(タイマ情報値と称する)内に
到来した障害通知を一つのアラームグループとすること
ができる。すなわち、1つの障害部位に対して関連する
アラームが複数通知されるため、関連あるアラーム情報
について、予め定めた時間以内に到達したアラーム通知
は、1つのアラームグループとみなしている。例えば、
アラーム通知が到達してから通常、時間t以前に他のア
ラーム通知が到達するとして時間tを設定しておく。
【0022】つぎに、図4に示す処理フローにしたがっ
て動作を説明する。アラーム受信部101は、通信機器
8からのアラーム通知を受信(ステップ1000)し、
アラームファイル103に蓄積(ステップ1001)す
る。同時に、アラーム受信部101は、アラーム通知が
あると予め定められたタイマ情報値をタイマ監視部10
2に送信(ステップ1002)する。もしくは、タイマ
監視部102がタイマ情報値を有する場合は、アラーム
受信部101は、アラーム通知があったことを通知す
る。タイマ監視部102は、タイマ情報値を受信し、ア
ラーム通知が到達してからタイマ情報値までの時間を監
視する。タイマ監視部102は、時間tまでにアラーム
通知が到達しないときには、タイムアウトになったと
し、タイムアウト通知をアラームグループ送信部104
に送出(ステップ1005)し、タイマをリセット(ス
テップ1006)する。また、時間tまでにつぎのアラ
ーム通知が到達したときには、タイマ監視部102はタ
イマをリセットし、該アラーム通知からさらに時間tま
で監視を続ける。すなわち、1つのアラーム通知から時
間t経過するまでにつぎのアラーム通知が到来しないと
きにタイムアウトとするが、時間tまでにつぎのアラー
ム通知が到来するとそこからさらに時間tの間、監視を
する。
【0023】アラームグループ送信部104は、タイマ
監視部102からのタイムアウト通知があった(ステッ
プ1004)時、それまでにアラームファイル103に
蓄積されたアラーム通知を障害源候補作成部200へ送
信し、アラームファイルを空にする(ステップ100
5)。
【0024】アラーム受信部101は、アラーム通知が
あると、予め定められたタイマ情報値をタイマ監視部1
02に送信(ステップ1002)する。タイマ監視部
は、タイマ監視をその時点より再び開始(ステップ10
03)する。
【0025】以上の動作を繰り返すことにより、アラー
ムグループ作成部100は、自動的に、アラームグルー
プを作成し、アラームグループとアラーム通知とを送出
することができる。また、アラームグループ送信部10
4は、アラーム通知をアラームファイルに蓄えないで、
アラーム通知を障害源候補作成部200へ送信し、アラ
ームグループの区切りを通知するようにしてもよい。こ
れにより、アラームグループを作成することと、障害源
候補作成することとをほとんど同時に実行することがで
き、障害部位特定の処理が、実時間において処理するこ
とができる。予め定めておくタイマ情報値は、ネットワ
ーク上の通信装置から1つの障害が発生したときに挙げ
る障害通知の間隔に基づいて定めることができる。
【0026】上記実施例では、タイマ情報値は一種類と
しているが、アラーム種別毎に複数設定してもよい。図
5にアラーム通知毎に対応するアラーム通知とそのタイ
マ情報値とを設けた場合のブロック図を示し、また、図
6にその場合のタイマ情報値テーブル105のレコード
構成例を示す。タイマ情報値テーブルは、アラーム通知
毎に対応するアラーム通知とそのタイマ情報値とを設け
ている。
【0027】図6において、アラーム通知の種別が、A
・B・Cのようにあるとし、各アラーム通知間の到来す
べき時間のタイマ情報値をそれぞれt1、t2、t3…の
ように全ての組合せについて予めタイマ情報値テーブル
105に設定しておく。例えば、アラーム通知Aが到達
してから通常、時間t1以前にBが到達すると仮定し、
アラーム通知Aが到達してから通常、時間t2(例えば
2>t1とする)以前にCが到達するとして設定してお
く。
【0028】図5において、アラーム受信部101で
は、受信したアラーム通知のアラーム種別をキーとして
タイマ情報値テーブル105よりタイマ情報値を抽出し
アラーム種別と共にタイマ監視部102へ送出する。タ
イマ監視部102は、アラーム種別毎のタイマを複数持
ち、アラーム受信部101からのタイマ情報値を該当の
タイマに設定し、アラーム種別毎に時間を監視する。タ
イマ監視部102は、アラーム通知Aが到達してからの
時間を監視し、時間t1以前に、アラーム通知Bが到達
したときには、時間t1までに到達したアラーム通知が
1つのアラームグループとみなす。また、時間t1まで
にアラーム通知Bが到達しないときには、タイマ監視部
102は、時間t2まで監視し、アラーム通知Aが到達
してから時間t2以前に、アラーム通知Cが到達したと
きには、1つのアラームグループとみなす。時間t1
過後、アラーム通知Bが到達したときには、タイマ監視
部102は、つぎのグループの先頭アラームとして、時
間t3と時間t4とまで監視する。さらに、時間t1経過
後、時間t2までの間に、アラーム通知Bおよびアラー
ム通知Cが到達したときには、1つのアラームグループ
とみなし、さらに監視を続ける。時間t1経過後、アラ
ーム通知Bが到達せず、時間t2経過後に、アラーム通
知Cが到達しないときには、それまでに到達したアラー
ムグループのアラーム通知を送出する。このように、ア
ラーム通知が到達して、対応する予め設定したタイマ情
報値の最大の時間が経過したときにそこまでをアラーム
グループとして送出し、全てのタイマをリセットする。
アラーム通知が到達して、時間内につぎのアラーム通知
が到来したときには、その時間からさらに対応する予め
設定したタイマ情報値の時間を監視する。
【0029】また、短時間に集中して到来する場合や、
時間tの間にアラーム通知が到来し、その状態が続いた
場合に対応するために、アラーム通知の上限値をあらか
じめ設定しておき、アラーム通知が上限値になったとき
には、時間監視に関係なく、アラームグループ送信部1
04は、アラーム通知を障害源候補作成部200へ送信
し、アラームファイルを空にすることができる。このよ
うな場合に、対応するためのアラームグループ作成部の
ブロック図を図14に示す。図3と同じ機能、処理の部
分には同一の番号を付してある。また、図15は図14
に示すブロック図における処理フローを示している。図
4と同じ処理の部分には同一の番号を付している。図1
4において、アラーム数計数部105は、アラームカウ
ンタであり、到来アラーム通知の数を監視して計数す
る。
【0030】図15において、アラーム数計数部105
は、到来アラーム通知の数を監視し、アラーム通知をカ
ウントする(ステップ1010)。あらかじめ設定され
た上限値になった時、アラームグループ送信部104に
アラーム数オーバ通知を送信する。アラームグループ送
信部104は、アラーム数オーバ通知受信時(ステップ
1011)に、それまでにアラームファイル103に蓄
積されたアラーム通知をアラームグループとして障害源
候補作成部200へ送信(ステップ1005)し、アラ
ーム数計数部105のアラームカウンタをリセット(ス
テップ1012)する。アラーム数の上限値は、オペレ
ータがキーボード等の入力部107から設定できるよう
にすることにより、網管理システム1がおかれた環境に
柔軟に対応できる網障害診断システムとすることができ
る。
【0031】以上の説明では、アラームグループを、フ
ァイルのように一つの固まりとして次の処理ブロックへ
転送する構成であったが、処理や実現方法の容易化を図
るため、アラーム通知が到来する毎に各処理部が処理を
行い、アラームグループとしての区切りはアラームグル
ープ終了通知等で次の処理ブロックへ知らせるよう構成
することも可能である。
【0032】つぎに、障害源候補作成部200の動作を
図7および図8を参照して説明する。図7に、図2にお
ける障害源候補作成部200の処理フローを示す。ま
た、図8に、障害源候補作成部200が有する障害源候
補テーブルの例を示す。図8に示す障害源候補テーブル
の例では、アラーム種別毎に1または2以上の障害源候
補となる管理対象通信機器の欄に〇印を付している。障
害源候補作成部200の障害源候補テーブルは、あらか
じめ登録しておくことができる。また、障害源候補テー
ブル中に、障害源候補としての確からしさを意味する数
値を示したり、あるいは、アラーム種別毎に障害源候補
となる管理対象機器の番号を並べてもよい。図7におい
て、障害源候補作成部200では、アラームグループと
してアラーム通知を受信(2000)すると、その中か
ら一つずつアラーム通知を読み出す(2001)。アラ
ーム通知のアラーム種別をキーとして障害源候補テーブ
ルを検索し、アラーム通知に対応した障害源候補情報を
抽出(2002)し、障害部位特定部へ送信(200
3)する。同様にして、アラームグループ内のすべての
アラーム通知に対して障害源候補情報を付して障害部位
特定部300へ送信(2004)する。
【0033】つぎに、障害部位特定部300の動作を図
9、図10および図11を参照して説明する。図9に、
図2における障害部位特定部300の処理フローを示
す。また、図10に、障害部位特定部300が有する確
信度テーブルの構成例を示す。図9における処理フロー
による確信度テーブルの変化の様子を図11に示す。図
10において、確信度テーブルは、障害源候補に対応す
る確信度と各確信度をグループ分けする確信度グループ
番号とからなる。確信度グループは、アラームグループ
内において、複数の障害源が含まれているときにさらに
グループ分けをして対応するものであり、障害通知に対
応する障害源候補が重なる場合には関連する障害源とし
て同じ確信度グループとしている。すなわち、互いに関
連性のある複数の障害源候補の共通性に注目して障害源
候補をグループ化する。このため、確信度グループは、
前述の障害源候補作成部200において送出されたアラ
ーム通知に対応する障害源候補が、他のアラーム通知に
対応する障害源候補と重なるときに1つの確信度グルー
プとしている。障害部位特定部300は、上記確信度グ
ループ作成手段と、該障害源候補の発生回数を確信度と
して計数する確信度計数手段と、確信度グループ毎に前
記確信度計数手段の計数した発生回数が最大の障害源候
補を真の障害源と判定する部位特定手段とを有する。確
信度グループ作成手段は、到来した障害通知に対する1
または2以上の障害源候補の中に、それまでに到来した
障害通知に対する障害源候補の中のいずれかと一致する
障害源候補が含まれている場合は、その障害通知に対す
る全障害源候補を一致する障害源候補と同じ確信度グル
ープとし、それまでの障害通知に対する障害源候補の中
のいずれとも一致しない場合は、その障害通知に対する
全障害源候補を別の確信度グループとすることができ
る。
【0034】図11に示す確信度テーブルは、管理対象
すなわち障害源候補は1から5までとしている。アラー
ム通知のない状態では各障害源候補の確信度グループ番
号は”−”(未定義)、確信度は0として示し、確信度
は、障害源候補としての発生回数を示している。
【0035】図9において、障害部位特定部300の確
信度計数手段は、アラーム通知に対応する障害源候補情
報を受信(3000)すると、情報カウンタを+1し、
到来障害源候補情報の数、すなわちアラーム通知の数を
数える(3001)。確信度グループ作成手段は、障害
源候補情報の中の障害源候補が、すべてこれまでに出現
しなかった候補であるか判断し(3002)、すべて新
規の候補であった場合には、確信度テーブルにおける該
当障害源候補の確信度を1とし、新しい確信度グループ
番号を設定(3003、3005)する。例えば、図1
1に示すように、アラーム通知Aが到来すると障害源候
補情報”1および2”が受信され、確信度テーブルの障
害源候補1および2の確信度グループ番号は”1”、確
信度は1と変わる(確信度テーブル311)。
【0036】一方、すでに出現していた障害源候補がア
ラーム通知に含まれている場合は、確信度グループ作成
手段は、新規のアラーム通知の障害源候補の確信度グル
ープ番号を、該障害源候補の持っている確信度グループ
番号にして、すべて同じ確信度グループ番号に設定、更
新する。そして、確信度計数手段は、障害源候補の確信
度を+1する(3004、3005)。図11に示すよ
うに、アラーム通知Bの到来により障害源候補情報”2
および3”が受信され、確信度テーブルの障害源候補3
の確信度グループ番号は、障害源候補2の確信度グルー
プ番号と同じ”1”となる。また、障害源候補2の確信
度は2、障害源候補3の確信度は1となる(確信度テー
ブル312)。
【0037】すべての障害源候補情報についてこれを繰
り返す(3006)。最後に得られた確信度テーブルか
ら、部位特定手段が、アラームグループ毎に最大の確信
度を持つ障害源候補が真の障害源として特定する。例え
ば、図11に示すように、アラーム通知Cが到来すると
障害源候補情報”4および5”が受信されるが、これま
でに現われた障害源候補”1、2および3”のいずれを
も含まないため、確信度テーブルの障害源候補4および
5の確信度グループ番号は”2”、確信度は1となる
(確信度テーブル313)。さらに、アラーム通知Dの
到来により障害源候補情報”3および4”が受信され
る。障害源候補3および4はいずれも既に障害源候補と
して現われており、それぞれ確信度グループ番号が1お
よび2と設定されている。ここでは、確信度グループ番
号はより小さな値をとることとすると、障害源候補4お
よび5の確信度グループ番号は”1”と変わり、障害源
候補3および4の確信度は2となる(確信度テーブル3
14)。アラーム通知Eの到来により障害源候補情報”
1および3”が受信され、確信度テーブルの障害源候補
1の確信度は2となり、障害源候補の確信度は3と計数
される(確信度テーブル315)。
【0038】以上のように、障害部位特定部300は、
障害部位特定の処理は実時間において進行し、アラーム
グループ毎に最も確信度が高い障害源候補を真の障害源
として出力することができる。また、障害部位特定部3
00は、すべての、アラーム通知、確信度および障害源
候補を表示部に随時送信してもよい。
【0039】つぎに、表示部400の表示例を図12お
よび図13を参照して説明する。
【0040】表示部400は、前述の障害部位特定部3
00において、特定された障害源をディスプレイやプリ
ンタに表示することができる。また、すべての、アラー
ム通知、確信度および障害源候補を受信した場合には、
それらのデータをもとに見やすいように編集して表示す
ることができる。
【0041】図12に表示部の画面表示例を示す。横軸
に障害源候補を配置し、縦軸は相対確信度を表示する。
相対確信度とは、例えば、その時点で最大の確信度を持
つ障害源候補を’1’としたときの相対的な確信度を示
したり、あるいは、確信度をその時点までのアラーム通
知の数で除した値を相対的な確信度として用いることが
できる。また、横軸に表示する障害源候補は、その時点
での確信度が大きい順に配置、表示しても良い。オペレ
ータは、各障害源候補の棒の高さの差から障害部位特定
処理の結果をより早く予測することができる。
【0042】図13に表示部の他の画面表示例を示す。
図3は相対確信度を円グラフで表した例を示している。
アラームグループ毎に円グラフで障害源候補を表すこと
により、多重障害時の障害診断状況が表示しやすくな
る。さらに、その時点までのアラーム通知数により表示
色をかえることにより部位特定結果の信頼性を簡易に表
示することも考えられる。
【0043】以上のように、障害部位特定部における障
害源候補を、ディスプレイなどの表示装置を用いて網障
害診断システムのオペレータに伝達することができる。
また、障害部位が実時間で表示されるため、従来は判明
した後に表示していた手続きを、障害部位特定が完全に
終了する前に表示することができ、より効率の良い網運
用が可能となる。
【0044】アラームグループの中のアラーム通知に
は、得られた障害部位では説明できないアラーム通知が
含まれていることがある。例えば、間隔をおいて障害が
散発的に発生する場合などの障害は特定することができ
ない。図16にこのように未解決のアラーム通知を処理
する持ち越しファイル作成手段を設けた網障害診断装置
の機能ブロック図を示す。未解決のアラーム通知を保存
するファイルとして、持ち越しアラームファイル1から
Nを設ける。Nの値は、網障害診断システムのおかれた
環境により設定される。図17に持ち越しファイル作成
手段の処理フローを示す。図16において、アラームグ
ループ作成部100、障害源候補作成部200、障害部
位特定部300および表示部400の機能は、図2とほ
ぼ同じである。持ち越しアラームファイル作成部500
は、障害源候補テーブルを有し、アラームグループ作成
部100から全てのアラーム通知を受信し、障害部位特
定部300から障害部位を受信し、障害部位から該当す
るアラーム通知を削除することにより、まだ、未解決の
アラーム通知を抽出する処理を行う。
【0045】以降処理手順を図17に従って説明する。
アラームグループ作成部100は、到来したアラーム通
知を持ち越しアラームファイル作成部500へ送信(5
001)する。障害源候補作成200および障害部位特
定部300は、前述と同様の処理を行い障害部位を特定
する。障害部位特定部300で得られた障害部位情報
は、持ち越しアラームファイル作成部500へも送信さ
れる。持ち越しアラームファイル作成部500では、障
害部位特定部300からの障害部位情報をキーとして、
図8に示した障害源候補テーブルよりアラーム種別を抽
出し、各持ち越しアラームファイルの中で該当するアラ
ーム種別のアラーム通知を削除(5004)する。これ
により、すでに障害源として特定されたアラーム情報が
削除できるため、それ以外のアラーム情報を抽出でき
る。また、持ち越しアラームファイルは、各アラームグ
ループ毎に作成し、持ち越しアラームファイル1からN
のように順次作成する。
【0046】一方、アラームグループ作成部100は、
到達したアラーム通知と持ち越しアラームファイル1か
らNのアラームファイルとをアラームグループとして障
害源候補作成部200へ送信(5002)する。持ち越
しアラームファイル作成部500では、持ち越しアラー
ムファイル2を持ち越しアラームファイル1へ、3を2
へ…、NをN−1へと順次転送し、アラームグループ作
成部100からのアラーム通知を持ち越しアラームファ
イルNへ格納(5003)する。
【0047】上記のように、他のアラームグループに含
ませて障害部位特定を実施することにより障害部位特定
処理の信頼性を向上することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実時間におけるアラーム通知の収集と網障害診断処理が
できる網障害診断システムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるシステム構成図。
【図2】実施例1における機能ブロック図。
【図3】アラームグループ作成部のブロック図。
【図4】アラームグループ作成処理フロー。
【図5】アラームグループ作成部のブロック図例2。
【図6】タイマ情報値テーブル。
【図7】障害源候補作成部の処理フロー。
【図8】障害源候補テーブル。
【図9】障害部位特定部の処理フロー。
【図10】確信度テーブル。
【図11】障害部位特定処理の説明図。
【図12】画面表示例説明図1。
【図13】画面表示例説明図2。
【図14】アラームグループ作成部のブロック図例3。
【図15】アラームグループ作成の他の処理フロー。
【図16】実施例2における機能ブロック図。
【図17】実施例2における持ち越しアラームファイル
作成部を有する場合の処理フロー。
【符号の説明】 1…網障害診断システム、2…通信制御部、3…プロセ
ッサ、4…ディスプレイ、5…キーボード、6…メモ
リ、7…ディスク装置、8…通信機器、100…アラー
ムグループ作成部、200…障害源候補作成部、300
…障害部位特定部、400…表示部、101…アラーム
受信部、102…タイマ監視部、103…アラームファ
イル、104…アラームグループ送信部、105…タイ
マ情報値テーブル、106…アラーム数計数部、500
…持ち越しアラームファイル作成部。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報通信網に接続される通信機器からの障
    害通知を収集して障害部位を特定する網障害診断システ
    ムにおいて、 通信機器からの障害通知を受信し、到来する障害通知を
    予め設定した基準でアラームグループ化するアラームグ
    ループ作成部と、障害通知に対応する1または2以上の
    障害源候補を挙げる障害源候補作成部と、アラームグル
    ープ内の複数の該障害源候補から最も発生回数の多い障
    害源候補を真の障害源と判定する障害部位特定部と、真
    の障害源を出力する出力部とを有することを特徴とする
    網障害診断システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、アラームグループ作成
    部は、障害通知があってから予め定めた時間内に障害通
    知が到来しなかったときに該障害通知までを一つのアラ
    ームグループとすることを特徴とする網障害診断システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1において、アラームグループ作成
    部は、予め定めた障害通知の数になった時点で、それま
    でに受信した障害通知を一つのアラームグループとする
    ことを特徴とする網障害診断システム。
  4. 【請求項4】請求項2において、アラームグループ作成
    部は、予め定めた障害通知の上限値になった時点で、そ
    れまでに受信した障害通知を一つのアラームグループと
    することを特徴とする網障害診断システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、アラームグループ作成
    部は、障害通知の種別毎にアラームグループの基準を予
    め設定可能とすることを特徴とする網障害診断システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5において、
    障害部位特定部は、互いに関連性のある複数の障害源候
    補の共通性に注目して障害源候補をグループ化する確信
    度グループ作成手段と、該障害源候補の発生回数を確信
    度として計数する確信度計数手段と、確信度グループ毎
    に前記確信度計数手段の計数した発生回数が最大の障害
    源候補を真の障害源と判定する部位特定手段とを有する
    ことを特徴とする網障害診断システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、確信度グループ作成手
    段は、到来した障害通知に対する1または2以上の障害
    源候補の中に、それまでに到来した障害通知に対する障
    害源候補の中のいずれかと一致する障害源候補が含まれ
    ている場合は、その障害通知に対する全障害源候補を一
    致する障害源候補と同じ確信度グループとし、それまで
    の障害通知に対する障害源候補の中のいずれとも一致し
    ない場合は、その障害通知に対する全障害源候補を別の
    確信度グループとすることを特徴とする網障害診断シス
    テム。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7に
    おいて、予め定めた発生回数以下の障害通知を持ち越し
    ファイルとし、アラームグループ作成部に出力する持ち
    越しファイル作成手段をさらに有し、アラームグループ
    作成部は、該持ち越しファイル作成手段からの障害通知
    と新たに到来した障害通知とを含めて新しくアラームグ
    ループを作成することを特徴とする網障害診断システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8において、障害源候補作成部は、障害通知に対応する
    障害源候補を予め設定することができることを特徴とす
    る網障害診断システム。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、7、8また
    は9において、出力部は、障害源候補と、障害源候補の
    発生回数とを実時間で出力することを特徴とする網障害
    診断システム。
  11. 【請求項11】請求項6または7において、出力部は、
    障害源候補と、障害源候補に対応する確信度とを出力す
    ることを特徴とする網障害診断システム。
  12. 【請求項12】請求項11において、出力部は、障害源
    候補の最大確信度を1としたときの相対確信度を出力す
    ることを特徴とする網障害診断システム。
  13. 【請求項13】情報通信網に接続される通信機器からの
    障害通知を収集して障害部位を特定する網障害診断方法
    において、 到来する障害通知を予め設定した基準でアラームグルー
    プとしてグループ化し、障害通知に対応する1または2
    以上の障害源候補を挙げ、互いに関連性のある複数の障
    害源候補の共通性に注目して障害源候補を確信度グルー
    プとしてグループ化し、該障害源候補の発生回数を確信
    度として計数し、確信度グループ毎に前記確信度計数手
    段の計数した発生回数が最大の障害源候補を真の障害源
    と判定することを特徴とする網障害診断方法。
  14. 【請求項14】請求項13において、確信度グループ
    は、到来した障害通知に対する1または2以上の障害源
    候補の中に、それまでに到来した障害通知に対する障害
    源候補の中のいずれかと一致する障害源候補が含まれて
    いる場合は、その障害通知に対する全障害源候補を一致
    する障害源候補と同じ確信度グループとし、それまでの
    障害通知に対する障害源候補の中のいずれとも一致しな
    い場合は、その障害通知に対する全障害源候補を別の確
    信度グループとすることを特徴とする網障害診断方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000092057A (ja) * 1998-09-14 2000-03-31 Toshiba Corp 監視制御システム
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