JPH0526042A - エンジンの冷却フアン回転制御装置 - Google Patents
エンジンの冷却フアン回転制御装置Info
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- JPH0526042A JPH0526042A JP3175409A JP17540991A JPH0526042A JP H0526042 A JPH0526042 A JP H0526042A JP 3175409 A JP3175409 A JP 3175409A JP 17540991 A JP17540991 A JP 17540991A JP H0526042 A JPH0526042 A JP H0526042A
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- Japan
- Prior art keywords
- fan
- engine
- motor
- clutch
- rotation
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P7/00—Controlling of coolant flow
- F01P7/02—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air
- F01P7/04—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio
- F01P7/044—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio using hydraulic drives
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンにより粘性式ファンクラッチ8又は
差動歯車機構32を介して駆動される冷却ファン6を、
エンジンの運転状態に応じた適正回転数で回転制御し
て、エンジンの過冷却の防止及びファン騒音の低減と、
エンジンのオーバーヒートの防止とを簡単な構成で低コ
ストで両立させるとともに、機器の保護を図る。 【構成】 ファンクラッチ8においてファン6に連結さ
れたクラッチケース10(もしくはクラッチディスク1
4)、又は差動歯車機構32においてファン6及びエン
ジンに連結されていない制御部を電動モータ25に連結
して、ファン6を増減速制御し、そのモータ25がファ
ン6から駆動されるときに、モータ25から出力される
電気エネルギーを消費手段71で消費する。
差動歯車機構32を介して駆動される冷却ファン6を、
エンジンの運転状態に応じた適正回転数で回転制御し
て、エンジンの過冷却の防止及びファン騒音の低減と、
エンジンのオーバーヒートの防止とを簡単な構成で低コ
ストで両立させるとともに、機器の保護を図る。 【構成】 ファンクラッチ8においてファン6に連結さ
れたクラッチケース10(もしくはクラッチディスク1
4)、又は差動歯車機構32においてファン6及びエン
ジンに連結されていない制御部を電動モータ25に連結
して、ファン6を増減速制御し、そのモータ25がファ
ン6から駆動されるときに、モータ25から出力される
電気エネルギーを消費手段71で消費する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンを冷却する
冷却ファンの回転制御装置に関し、特に、ファンがエン
ジンにより駆動されるようにしたものに関する。
冷却ファンの回転制御装置に関し、特に、ファンがエン
ジンにより駆動されるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の冷却ファン回転制御
装置として、例えば実開昭62―31722号公報に示
すように、冷却ファンを電動モータに連結するととも
に、このモータの回転軸とエンジンの出力軸とを電磁ク
ラッチを介して連結し、通常の条件下では、電磁クラッ
チをON状態にして冷却ファンをエンジンで駆動する一
方、エンジンの冷却水温度が一定温度以上で高くかつエ
ンジンが低回転域にあるとき、電磁クラッチをOFF状
態にしてファンを電動モータで駆動するようにしたもの
が知られている。
装置として、例えば実開昭62―31722号公報に示
すように、冷却ファンを電動モータに連結するととも
に、このモータの回転軸とエンジンの出力軸とを電磁ク
ラッチを介して連結し、通常の条件下では、電磁クラッ
チをON状態にして冷却ファンをエンジンで駆動する一
方、エンジンの冷却水温度が一定温度以上で高くかつエ
ンジンが低回転域にあるとき、電磁クラッチをOFF状
態にしてファンを電動モータで駆動するようにしたもの
が知られている。
【0003】この従来のものでは、モータによりファン
をエンジン回転数で決まる回転数よりも高い回転数で回
転させることができ、冷却性能を増大させてエンジンが
オーバーヒートに陥るのを防止することができる。
をエンジン回転数で決まる回転数よりも高い回転数で回
転させることができ、冷却性能を増大させてエンジンが
オーバーヒートに陥るのを防止することができる。
【0004】ところが、このものでは、基本的に、エン
ジンにより駆動されるファンの冷却性能が不足したとき
には、電動モータによるファン駆動に切り換えるという
考え方であるので、例えばエンジンが始動直後に暖機促
進等のために比較的高い回転数で回転するときには、フ
ァンはそのままエンジンにより駆動されて高い回転数で
回転し、ファン騒音が増大するという問題がある。
ジンにより駆動されるファンの冷却性能が不足したとき
には、電動モータによるファン駆動に切り換えるという
考え方であるので、例えばエンジンが始動直後に暖機促
進等のために比較的高い回転数で回転するときには、フ
ァンはそのままエンジンにより駆動されて高い回転数で
回転し、ファン騒音が増大するという問題がある。
【0005】また、高速走行時に走行風によりエンジン
冷却水が十分に冷却され、ファンによる冷却があまり必
要でないときにも、ファンがエンジンにより駆動される
ので、エンジンが過冷却状態になる虞れもあった。
冷却水が十分に冷却され、ファンによる冷却があまり必
要でないときにも、ファンがエンジンにより駆動される
ので、エンジンが過冷却状態になる虞れもあった。
【0006】一方、例えば実開昭60―187326号
公報に示されるように、冷却ファンとエンジンの駆動軸
とを粘性式ファンクラッチを介して連結し、そのファン
クラッチにおいてファン側に連結された例えばクラッチ
ケースに被停止部材を設ける一方、この被停止部材にそ
れを制動する停止手段を近接して配置し、エンジン水温
及びエンジン回転数に応じて停止手段を作動させて被停
止部材を制動し、ファンの回転数を低下させるようにし
たものがある。
公報に示されるように、冷却ファンとエンジンの駆動軸
とを粘性式ファンクラッチを介して連結し、そのファン
クラッチにおいてファン側に連結された例えばクラッチ
ケースに被停止部材を設ける一方、この被停止部材にそ
れを制動する停止手段を近接して配置し、エンジン水温
及びエンジン回転数に応じて停止手段を作動させて被停
止部材を制動し、ファンの回転数を低下させるようにし
たものがある。
【0007】このものでは、エンジンが始動直後にファ
ンクラッチでのオイル粘度が高い状態で暖機促進等のた
めに高回転数で回転しても、被停止部材を停止手段で制
動することで、ファンがエンジンに追従して回転するの
を抑制でき、ファン騒音の低減を図ることができる。ま
た、高速走行時に走行風によりエンジン冷却水が十分に
冷却されるときには、ファンの回転を抑えて、エンジン
が過冷却状態になるのを防止することができ、上記従来
例の問題を解決できる。
ンクラッチでのオイル粘度が高い状態で暖機促進等のた
めに高回転数で回転しても、被停止部材を停止手段で制
動することで、ファンがエンジンに追従して回転するの
を抑制でき、ファン騒音の低減を図ることができる。ま
た、高速走行時に走行風によりエンジン冷却水が十分に
冷却されるときには、ファンの回転を抑えて、エンジン
が過冷却状態になるのを防止することができ、上記従来
例の問題を解決できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その反
面、冷却ファンはエンジンにより駆動されるので、その
回転数をエンジン回転数に比例した上限値を越えて高く
することはできず、例えば低速走行時等でエンジン温度
が高いときには、ファン回転数が要求した冷却性能に対
し不足することがあり、場合によってはエンジンのオー
バーヒートを招くことがある。
面、冷却ファンはエンジンにより駆動されるので、その
回転数をエンジン回転数に比例した上限値を越えて高く
することはできず、例えば低速走行時等でエンジン温度
が高いときには、ファン回転数が要求した冷却性能に対
し不足することがあり、場合によってはエンジンのオー
バーヒートを招くことがある。
【0009】そこで、本発明者は、エンジンに粘性式フ
ァンクラッチ等を介して駆動連結される冷却ファンを電
動モータに連結し、このモータの回転制御により冷却フ
ァンをエンジンの運転状態に応じた設定回転数に制御す
るようにすることを考えた。こうすることで、低コスト
でかつ簡単な構成で、冷却ファンをエンジンの運転状態
に応じて最適状態に回転制御でき、エンジンの過冷却状
態及びオーバーヒートを防止し、ファン騒音を低減する
ことができる。
ァンクラッチ等を介して駆動連結される冷却ファンを電
動モータに連結し、このモータの回転制御により冷却フ
ァンをエンジンの運転状態に応じた設定回転数に制御す
るようにすることを考えた。こうすることで、低コスト
でかつ簡単な構成で、冷却ファンをエンジンの運転状態
に応じて最適状態に回転制御でき、エンジンの過冷却状
態及びオーバーヒートを防止し、ファン騒音を低減する
ことができる。
【0010】その場合、ファン回転数が設定回転数に対
し不足しているときには、モータによりファンを増速回
転させ、逆に設定回転数よりも高いときには、ファンを
モータで減速回転させるという2通りの状態が生じる。
ファンの増速回転時は、モータがファンを駆動している
状態であり、モータで電気エネルギーが消費されている
が、逆に、ファンの減速回転時には、ファンの回転をモ
ータにより制動するので、モータがファンにより駆動さ
れることとなり、モータの発電抵抗により制動力を得る
にはモータが発熱して、モータに負担がかかる。
し不足しているときには、モータによりファンを増速回
転させ、逆に設定回転数よりも高いときには、ファンを
モータで減速回転させるという2通りの状態が生じる。
ファンの増速回転時は、モータがファンを駆動している
状態であり、モータで電気エネルギーが消費されている
が、逆に、ファンの減速回転時には、ファンの回転をモ
ータにより制動するので、モータがファンにより駆動さ
れることとなり、モータの発電抵抗により制動力を得る
にはモータが発熱して、モータに負担がかかる。
【0011】本発明は斯かる点に鑑み、上記の考えをさ
らに押し進めてなされたもので、その目的は、モータへ
所定の手段を接続することで、簡単な構成で、ファンに
より駆動されるモータの保護を図ることにある。
らに押し進めてなされたもので、その目的は、モータへ
所定の手段を接続することで、簡単な構成で、ファンに
より駆動されるモータの保護を図ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明では、上記の如く、エンジンに粘性
式ファンクラッチを介して駆動連結される冷却ファンを
電動モータにより増減速制御することとし、さらに、フ
ァンの減速制御時、モータが発電機となって出力する電
気エネルギーを消費する手段を設ける。
に、請求項1の発明では、上記の如く、エンジンに粘性
式ファンクラッチを介して駆動連結される冷却ファンを
電動モータにより増減速制御することとし、さらに、フ
ァンの減速制御時、モータが発電機となって出力する電
気エネルギーを消費する手段を設ける。
【0013】すなわち、この発明では、エンジンと冷却
ファンとを連結する粘性式ファンクラッチにおいて、そ
のクラッチケース又はクラッチディスクの一方を上記フ
ァンに連結されたファン連結部とし、上記ファン連結部
を回転させる電動モータと、該電動モータを作動制御す
る制御手段と、ファンがモータにより減速方向に制御さ
れているときに、該モータから出力される電気エネルギ
ーを消費する消費手段とを設ける。
ファンとを連結する粘性式ファンクラッチにおいて、そ
のクラッチケース又はクラッチディスクの一方を上記フ
ァンに連結されたファン連結部とし、上記ファン連結部
を回転させる電動モータと、該電動モータを作動制御す
る制御手段と、ファンがモータにより減速方向に制御さ
れているときに、該モータから出力される電気エネルギ
ーを消費する消費手段とを設ける。
【0014】請求項2の発明では、エンジンに差動歯車
機構を介して駆動連結される冷却ファンを上記請求項1
の発明と同様に電動モータに連結して、ファンの制御時
にモータからの電気エネルギーを消費するようにした。
機構を介して駆動連結される冷却ファンを上記請求項1
の発明と同様に電動モータに連結して、ファンの制御時
にモータからの電気エネルギーを消費するようにした。
【0015】つまり、この発明では、エンジンとファン
とを差動歯車機構を介して駆動連結し、上記差動歯車機
構は、エンジンに連結された入力部と、ファンに連結さ
れたファン連結部と、該ファン連結部の回転を制御する
制御部とからなり、そのうち、上記ファン連結部が増速
するよう制御部にエンジンによる回転方向とは逆方向の
回転力を与える電動モータと、該電動モータを作動制御
する制御手段と、ファンが増速方向に制御されていると
きに、モータから出力される電気エネルギーを消費する
消費手段とを設ける。
とを差動歯車機構を介して駆動連結し、上記差動歯車機
構は、エンジンに連結された入力部と、ファンに連結さ
れたファン連結部と、該ファン連結部の回転を制御する
制御部とからなり、そのうち、上記ファン連結部が増速
するよう制御部にエンジンによる回転方向とは逆方向の
回転力を与える電動モータと、該電動モータを作動制御
する制御手段と、ファンが増速方向に制御されていると
きに、モータから出力される電気エネルギーを消費する
消費手段とを設ける。
【0016】請求項3の発明では、ファンの減速制御時
にモータの接続端子同士を短絡するようにした。
にモータの接続端子同士を短絡するようにした。
【0017】すなわち、この発明では、上記請求項1及
び2の発明における消費手段を、モータの接続端子間を
短絡する短絡回路を有するものとする。
び2の発明における消費手段を、モータの接続端子間を
短絡する短絡回路を有するものとする。
【0018】請求項4の発明では、上記短絡回路に、モ
ータの回転抵抗を変える可変抵抗器を接続する。
ータの回転抵抗を変える可変抵抗器を接続する。
【0019】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、粘性
式ファンクラッチにおいて冷却ファンに連結されている
クラッチケース又はクラッチディスクの一方からなるフ
ァン連結部は電動モータに連結されているので、この電
動モータを制御手段により増速方向又は減速方向に作動
制御することで、ファン回転数を設定回転数に保つこと
ができ、冷却ファンをエンジンの運転状態に応じた適正
回転数で回転制御して、エンジンの過冷却の防止及びフ
ァン騒音の低減と、エンジンのオーバーヒートの防止と
を簡単な構成で低コストで両立させることができる。
式ファンクラッチにおいて冷却ファンに連結されている
クラッチケース又はクラッチディスクの一方からなるフ
ァン連結部は電動モータに連結されているので、この電
動モータを制御手段により増速方向又は減速方向に作動
制御することで、ファン回転数を設定回転数に保つこと
ができ、冷却ファンをエンジンの運転状態に応じた適正
回転数で回転制御して、エンジンの過冷却の防止及びフ
ァン騒音の低減と、エンジンのオーバーヒートの防止と
を簡単な構成で低コストで両立させることができる。
【0020】そのとき、上記モータがファンを減速させ
るときには、ファンによりモータが駆動されるので、モ
ータが発電機となって電気エネルギーを出力するが、こ
の電気エネルギーは消費手段で消費される。このため、
モータの発熱が抑えられ、その保護を図ることができ
る。 請求項2の発明では、エンジンとファンとを連結
する差動歯車機構において、ファンに連結されたファン
連結部の回転を制御する制御部が電動モータに連結され
ているので、請求項1の発明と同様に、この電動モータ
を駆動制御してファン連結部の回転数を制御することに
より、ファン回転数を設定回転数に保つことができる。
すなわち、冷却ファンの回転数が設定回転数よりも低い
ときには、電動モータから制御部に伝達される回転力を
大きくして冷却ファンを増速回転させる一方、逆に、フ
ァン回転数が設定回転数よりも高いときには、電動モー
タからの回転力を小さくして冷却ファンを減速回転させ
ることにより、ファン回転数を設定回転数に保つことが
できる。従って、この場合でも、冷却ファンをエンジン
の運転状態に応じた適正回転数で回転制御でき、エンジ
ンの過冷却の防止及びファン騒音の低減と、エンジンの
オーバーヒートの防止との両立が図れる。
るときには、ファンによりモータが駆動されるので、モ
ータが発電機となって電気エネルギーを出力するが、こ
の電気エネルギーは消費手段で消費される。このため、
モータの発熱が抑えられ、その保護を図ることができ
る。 請求項2の発明では、エンジンとファンとを連結
する差動歯車機構において、ファンに連結されたファン
連結部の回転を制御する制御部が電動モータに連結され
ているので、請求項1の発明と同様に、この電動モータ
を駆動制御してファン連結部の回転数を制御することに
より、ファン回転数を設定回転数に保つことができる。
すなわち、冷却ファンの回転数が設定回転数よりも低い
ときには、電動モータから制御部に伝達される回転力を
大きくして冷却ファンを増速回転させる一方、逆に、フ
ァン回転数が設定回転数よりも高いときには、電動モー
タからの回転力を小さくして冷却ファンを減速回転させ
ることにより、ファン回転数を設定回転数に保つことが
できる。従って、この場合でも、冷却ファンをエンジン
の運転状態に応じた適正回転数で回転制御でき、エンジ
ンの過冷却の防止及びファン騒音の低減と、エンジンの
オーバーヒートの防止との両立が図れる。
【0021】また、ファンの増速制御時に制御部の回転
を制動する際にファンによりモータが駆動されて、モー
タから電気エネルギーが出力されるが、このモータから
の電気エネルギーが消費手段で消費されるので、モータ
の保護が図れる。
を制動する際にファンによりモータが駆動されて、モー
タから電気エネルギーが出力されるが、このモータから
の電気エネルギーが消費手段で消費されるので、モータ
の保護が図れる。
【0022】請求項3の発明では、モータの接続端子同
士を短絡回路により短絡することで、モータの出力電気
エネルギーを消費するので、電気エネルギーの消費が簡
単な構成で容易に実現できる。
士を短絡回路により短絡することで、モータの出力電気
エネルギーを消費するので、電気エネルギーの消費が簡
単な構成で容易に実現できる。
【0023】請求項4の発明では、上記短絡回路に可変
抵抗器が接続されているので、この可変抵抗器で短絡回
路の回路抵抗を変えることで、モータの制動力を変える
ことができ、ファンの減速制御をきめ細かく行うことが
できる。
抵抗器が接続されているので、この可変抵抗器で短絡回
路の回路抵抗を変えることで、モータの制動力を変える
ことができ、ファンの減速制御をきめ細かく行うことが
できる。
【0024】請求項5の発明では、エンジン水温が所定
温度以上に上昇したとき、水温スイッチにより短絡回路
が開かれるので、モータの制動力が最小になる。このた
め、制御システムの故障等によりエンジン水温が異常上
昇しても、ファンはモータの抵抗を大きく受けることな
くエンジンにより駆動されて回転することとなり、異常
時に冷却不足になるのを防ぐというフェイルセイフ機能
を確保することができる。
温度以上に上昇したとき、水温スイッチにより短絡回路
が開かれるので、モータの制動力が最小になる。このた
め、制御システムの故障等によりエンジン水温が異常上
昇しても、ファンはモータの抵抗を大きく受けることな
くエンジンにより駆動されて回転することとなり、異常
時に冷却不足になるのを防ぐというフェイルセイフ機能
を確保することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0026】(実施例1)図1は本発明の実施例1の全
体構成を示す。1はエンジンのクランク軸、2はクラン
ク軸1の前端部に取り付けられたクランクプーリであ
る。3はクランク軸1と平行に配置されてエンジンの前
側壁に回転自在に支持された回転軸で、この回転軸3の
後端部にはプーリ4が回転一体に取り付けられ、このプ
ーリ4と上記クランクプーリ2との間にはVベルトから
なるファンベルト5が巻き掛けられており、クランク軸
1により回転軸3が回転駆動されるようになっている。
体構成を示す。1はエンジンのクランク軸、2はクラン
ク軸1の前端部に取り付けられたクランクプーリであ
る。3はクランク軸1と平行に配置されてエンジンの前
側壁に回転自在に支持された回転軸で、この回転軸3の
後端部にはプーリ4が回転一体に取り付けられ、このプ
ーリ4と上記クランクプーリ2との間にはVベルトから
なるファンベルト5が巻き掛けられており、クランク軸
1により回転軸3が回転駆動されるようになっている。
【0027】上記回転軸3の前端には粘性式ファンクラ
ッチ8を介して冷却ファン6が支持されている。上記フ
ァンクラッチ8は、回転軸3の先端にベアリング9を介
して相対回転可能に支持された略密閉状のクラッチケー
ス10を有し、このクラッチケース10の外周に冷却フ
ァン6を構成するファンブレード7,7,…が取り付け
られている。つまり、クラッチケース10がファン連結
部を構成している。クラッチケース10の内部には隔壁
11により前後に仕切られた貯蔵室12及び作動室13
が形成され、これらの両室12,13内には粘性流体と
してのシリコンオイルが所定量封入されている。上記作
動室13内には回転軸3の先端に回転一体に取り付けた
クラッチディスク14が配置されており、このディスク
14が回転軸3と共に作動室13内で回転したとき、そ
の回転トルクを作動室13内のシリコンオイルを介して
クラッチケース10に伝達することで、ファン6を回転
するようになっている。
ッチ8を介して冷却ファン6が支持されている。上記フ
ァンクラッチ8は、回転軸3の先端にベアリング9を介
して相対回転可能に支持された略密閉状のクラッチケー
ス10を有し、このクラッチケース10の外周に冷却フ
ァン6を構成するファンブレード7,7,…が取り付け
られている。つまり、クラッチケース10がファン連結
部を構成している。クラッチケース10の内部には隔壁
11により前後に仕切られた貯蔵室12及び作動室13
が形成され、これらの両室12,13内には粘性流体と
してのシリコンオイルが所定量封入されている。上記作
動室13内には回転軸3の先端に回転一体に取り付けた
クラッチディスク14が配置されており、このディスク
14が回転軸3と共に作動室13内で回転したとき、そ
の回転トルクを作動室13内のシリコンオイルを介して
クラッチケース10に伝達することで、ファン6を回転
するようになっている。
【0028】また、上記隔壁11には両室12,13を
連通する弁孔15が開口され、貯蔵室12内には弁孔1
5を開閉する弁体16が配設されている。この弁体16
は貯蔵室12内を直径方向に延びる板ばね式のもので、
その一端が隔壁11にビス17,17により固定されて
おり、他端で弁孔15を開閉するようになっている。ま
た、弁体16は板ばねのばね力により開弁方向に付勢さ
れている。クラッチケース10の前端にはバイメタル1
8が両端部にて固定されている。このバイメタル18は
周りの雰囲気温度により反応するもので、その中央部に
はロッド19が取り付けられ、このロッド19はクラッ
チケース10の前壁を貫通して貯蔵室12内に延び、そ
の後端は上記弁体16の中間部に当接している。そし
て、雰囲気温度が低いときには、バイメタル18は略直
線状に延び、このことで弁体16がロッド19により押
されて閉弁する一方、雰囲気温度の上昇に伴い、バイメ
タル18が中央部を前側に突出するように彎曲してロッ
ド19を前進させ、このことで弁体16を開弁させて、
貯蔵室12から作動室13に入るシリコンオイルの量を
増加させ、クラッチディスク14からクラッチケース1
0に伝達される動力を増大させて、ファン6の回転数を
高めるようになっている。
連通する弁孔15が開口され、貯蔵室12内には弁孔1
5を開閉する弁体16が配設されている。この弁体16
は貯蔵室12内を直径方向に延びる板ばね式のもので、
その一端が隔壁11にビス17,17により固定されて
おり、他端で弁孔15を開閉するようになっている。ま
た、弁体16は板ばねのばね力により開弁方向に付勢さ
れている。クラッチケース10の前端にはバイメタル1
8が両端部にて固定されている。このバイメタル18は
周りの雰囲気温度により反応するもので、その中央部に
はロッド19が取り付けられ、このロッド19はクラッ
チケース10の前壁を貫通して貯蔵室12内に延び、そ
の後端は上記弁体16の中間部に当接している。そし
て、雰囲気温度が低いときには、バイメタル18は略直
線状に延び、このことで弁体16がロッド19により押
されて閉弁する一方、雰囲気温度の上昇に伴い、バイメ
タル18が中央部を前側に突出するように彎曲してロッ
ド19を前進させ、このことで弁体16を開弁させて、
貯蔵室12から作動室13に入るシリコンオイルの量を
増加させ、クラッチディスク14からクラッチケース1
0に伝達される動力を増大させて、ファン6の回転数を
高めるようになっている。
【0029】上記クラッチケース10の後端には回転軸
3の周りに位置するプーリ21が回転一体に取り付けら
れている。また、回転軸3の側方には回転軸3と平行な
出力軸26を有する電動モータ25が配置固定されてい
る。このモータ25の出力軸26前端には上記プーリ2
1と同等のプーリ径を有するプーリ22が回転一体に取
り付けられ、両プーリ21,22間にはVベルト23が
巻き掛けられている。つまり、ファン6と一体に回転す
るファン連結部たるクラッチケース10はプーリ21,
22及びベルト23からなるベルト伝動機構24を介し
て電動モータ25に駆動連結されており、モータ25を
クラッチディスク14従ってエンジンと異なる回転数で
回転制御することで、ファン6を増速方向又は減速方向
に回転させるようになっている。
3の周りに位置するプーリ21が回転一体に取り付けら
れている。また、回転軸3の側方には回転軸3と平行な
出力軸26を有する電動モータ25が配置固定されてい
る。このモータ25の出力軸26前端には上記プーリ2
1と同等のプーリ径を有するプーリ22が回転一体に取
り付けられ、両プーリ21,22間にはVベルト23が
巻き掛けられている。つまり、ファン6と一体に回転す
るファン連結部たるクラッチケース10はプーリ21,
22及びベルト23からなるベルト伝動機構24を介し
て電動モータ25に駆動連結されており、モータ25を
クラッチディスク14従ってエンジンと異なる回転数で
回転制御することで、ファン6を増速方向又は減速方向
に回転させるようになっている。
【0030】上記モータ25の回転制御はコントローラ
61により行われるようになっている。図2に詳示する
ように、上記コントローラ61はCPU62を備え、こ
のCPU62には、エンジン温度としてのエンジン冷却
水温度を検出する水温センサ63の出力信号と、車速を
検出する車速センサ64の出力信号と、エンジン回転数
を検出する回転数センサ65の出力信号と、車載空気調
和機(図示せず)におけるコンプレッサの作動によりガ
ス冷媒が高圧状態になったことを検出する圧力センサ6
6の出力信号とが入力されている。また、コントローラ
61にはバッテリ67(図1参照)が接続されている。
61により行われるようになっている。図2に詳示する
ように、上記コントローラ61はCPU62を備え、こ
のCPU62には、エンジン温度としてのエンジン冷却
水温度を検出する水温センサ63の出力信号と、車速を
検出する車速センサ64の出力信号と、エンジン回転数
を検出する回転数センサ65の出力信号と、車載空気調
和機(図示せず)におけるコンプレッサの作動によりガ
ス冷媒が高圧状態になったことを検出する圧力センサ6
6の出力信号とが入力されている。また、コントローラ
61にはバッテリ67(図1参照)が接続されている。
【0031】モータ25のプラス側端子とバッテリ67
との間の回路には電流増幅トランジスタTr1が接続さ
れ、このトランジスタTr1のベースにはオペアンプ68
の出力側が接続されている。オペアンプ68の入力側に
は抵抗R1 ,R2 により設定される電圧信号と、CPU
62のモータ回転数設定部62aから出力されるアナロ
グの回転数設定信号とが入力されており、回転数設定信
号に応じたモータ供給電圧をオペアンプ68から出力さ
せ、その電圧信号をトランジスタTr1で電流増幅してモ
ータ25に供給する。また、上記トランジスタTr1のコ
レクタは、CPU62のモータON/OFF制御部62
bから出力されるモータ停止信号の有無によりON/O
FF動作するトランジスタTr2を介してアースされてお
り、CPU62からトランジスタTr2にモータ停止信号
が出力されたとき、トランジスタTr2がON作動してバ
ッテリ電源を短絡することで、モータ25の作動を停止
する。モータ25のプラス側端子はCPU62の逆起電
力モニタ部62cに接続されており、モータ25が回転
するときにその回転数に応じて変化するように生じる逆
起電力をCPU62で監視し、この逆起電力の大きさに
よりファン6の実際の回転数を検出するようになってい
る。つまり、CPU62は冷却ファン6の回転数を検出
するファン回転数検出手段を構成する。
との間の回路には電流増幅トランジスタTr1が接続さ
れ、このトランジスタTr1のベースにはオペアンプ68
の出力側が接続されている。オペアンプ68の入力側に
は抵抗R1 ,R2 により設定される電圧信号と、CPU
62のモータ回転数設定部62aから出力されるアナロ
グの回転数設定信号とが入力されており、回転数設定信
号に応じたモータ供給電圧をオペアンプ68から出力さ
せ、その電圧信号をトランジスタTr1で電流増幅してモ
ータ25に供給する。また、上記トランジスタTr1のコ
レクタは、CPU62のモータON/OFF制御部62
bから出力されるモータ停止信号の有無によりON/O
FF動作するトランジスタTr2を介してアースされてお
り、CPU62からトランジスタTr2にモータ停止信号
が出力されたとき、トランジスタTr2がON作動してバ
ッテリ電源を短絡することで、モータ25の作動を停止
する。モータ25のプラス側端子はCPU62の逆起電
力モニタ部62cに接続されており、モータ25が回転
するときにその回転数に応じて変化するように生じる逆
起電力をCPU62で監視し、この逆起電力の大きさに
よりファン6の実際の回転数を検出するようになってい
る。つまり、CPU62は冷却ファン6の回転数を検出
するファン回転数検出手段を構成する。
【0032】さらに、モータ25の両端子はトランジス
タTr3により断続される短絡回路71により接続され、
上記トランジスタTr3のベースはCPU62のブレーキ
ON/OFF部62dに接続されており、モータ25へ
の通電を停止してファン6を減速制御するとき、ブレー
キON/OFF部62dからトランジスタTr3に信号を
出力してモータ25の接続端子間を短絡するようにして
いる。
タTr3により断続される短絡回路71により接続され、
上記トランジスタTr3のベースはCPU62のブレーキ
ON/OFF部62dに接続されており、モータ25へ
の通電を停止してファン6を減速制御するとき、ブレー
キON/OFF部62dからトランジスタTr3に信号を
出力してモータ25の接続端子間を短絡するようにして
いる。
【0033】トランジスタTr3とCPU62のブレーキ
ON/OFF部62dとは常時ONの水温スイッチ69
を介して接続されている。この水温スイッチ69は、エ
ンジン水温が所定温度以上に上昇すると機械的にOFF
作動するもので、この水温スイッチ69がOFF状態に
なったときには、CPU62とトランジスタTr3との接
続を断って該トランジスタTr3を強制的にOFF状態に
し、短絡回路71を開くようになっている。
ON/OFF部62dとは常時ONの水温スイッチ69
を介して接続されている。この水温スイッチ69は、エ
ンジン水温が所定温度以上に上昇すると機械的にOFF
作動するもので、この水温スイッチ69がOFF状態に
なったときには、CPU62とトランジスタTr3との接
続を断って該トランジスタTr3を強制的にOFF状態に
し、短絡回路71を開くようになっている。
【0034】また、上記短絡回路71にはCPU62の
減速制御部62eからの信号により抵抗値が変えられる
可変抵抗器70が直列に接続されており、ファン6の減
速制御時、可変抵抗器70で短絡回路71つまりモータ
25の負荷抵抗を変え、その制動力を変えてファン6の
減速回転数を可変としている。
減速制御部62eからの信号により抵抗値が変えられる
可変抵抗器70が直列に接続されており、ファン6の減
速制御時、可変抵抗器70で短絡回路71つまりモータ
25の負荷抵抗を変え、その制動力を変えてファン6の
減速回転数を可変としている。
【0035】この実施例では、上記短絡回路71及びそ
の可変抵抗器70により、モータ25への通電が停止さ
れてファン6が減速方向に制御されているときにモータ
25から出力される電気エネルギーを消費する消費手段
が構成される。
の可変抵抗器70により、モータ25への通電が停止さ
れてファン6が減速方向に制御されているときにモータ
25から出力される電気エネルギーを消費する消費手段
が構成される。
【0036】上記CPU62において、冷却ファン6の
回転を制御するときの基本的な手順について図3により
説明する。まず、ステップS1 でエンジン始動後の経過
時間を検出し、ステップS2 で経過時間が基準値よりも
長いか否かを判定する。この判定がNOのときには、ス
テップS3 に進み、モータ25をOFF状態にし、かつ
トランジスタTr3のON作動によりモータ25の回転抵
抗を最大にしてファン6を停止保持し、しかる後にステ
ップS1 に戻る。
回転を制御するときの基本的な手順について図3により
説明する。まず、ステップS1 でエンジン始動後の経過
時間を検出し、ステップS2 で経過時間が基準値よりも
長いか否かを判定する。この判定がNOのときには、ス
テップS3 に進み、モータ25をOFF状態にし、かつ
トランジスタTr3のON作動によりモータ25の回転抵
抗を最大にしてファン6を停止保持し、しかる後にステ
ップS1 に戻る。
【0037】エンジンの始動から一定時間が経過して上
記ステップS2 の判定がYESになるとステップS4 に
進み、水温スイッチ69がON状態にあるかどうかを判
定する。この判定がYESのときにはステップS5 にお
いて、エンジン温度が異常状態になっているとして、モ
ータ25の回転数を最大にした後、ステップS1 に戻
る。
記ステップS2 の判定がYESになるとステップS4 に
進み、水温スイッチ69がON状態にあるかどうかを判
定する。この判定がYESのときにはステップS5 にお
いて、エンジン温度が異常状態になっているとして、モ
ータ25の回転数を最大にした後、ステップS1 に戻
る。
【0038】上記ステップS4 でNOと判定されるとス
テップS6 に進み、車速センサ64により検出された車
速と、水温センサ63により検出されたエンジン水温、
回転数センサ65により検出されたエンジン回転数、モ
ータ25の逆起電力により求められる実際のファン回転
数、及び圧力センサ66により検出された空気調和機の
ガス冷媒の圧力を読み込む。次いで、ステップS7で、
予め設定されている制御マップによりエンジン運転状態
に対応したファン回転数の設定値を演算する。上記制御
マップは車速、エンジン水温、エンジン回転数及び空気
調和機のガス冷媒圧力を基に設定される。この後、ステ
ップS8で上記実際のファン回転数と設定回転数との差
の絶対値が基準値よりも小さいかどうかを判定し、この
判定がYESのときには、ファン回転数が設定値近くの
一定範囲以内にあるので、ステップS9 においてモータ
25の回転制御をそれまでと同じに維持し、しかる後に
ステップS1 に戻る。
テップS6 に進み、車速センサ64により検出された車
速と、水温センサ63により検出されたエンジン水温、
回転数センサ65により検出されたエンジン回転数、モ
ータ25の逆起電力により求められる実際のファン回転
数、及び圧力センサ66により検出された空気調和機の
ガス冷媒の圧力を読み込む。次いで、ステップS7で、
予め設定されている制御マップによりエンジン運転状態
に対応したファン回転数の設定値を演算する。上記制御
マップは車速、エンジン水温、エンジン回転数及び空気
調和機のガス冷媒圧力を基に設定される。この後、ステ
ップS8で上記実際のファン回転数と設定回転数との差
の絶対値が基準値よりも小さいかどうかを判定し、この
判定がYESのときには、ファン回転数が設定値近くの
一定範囲以内にあるので、ステップS9 においてモータ
25の回転制御をそれまでと同じに維持し、しかる後に
ステップS1 に戻る。
【0039】また、上記ステップS8 でNOと判定され
ると、ファン回転数が設定値近くの一定範囲を越えたの
で、ステップS10に進み、ファン回転数と設定値との大
小を比較する。ファン回転数が設定値よりも高くて判定
がYESのときには、ステップS11において、モータ2
5の回転数を下げてファン6の回転を減速する。
ると、ファン回転数が設定値近くの一定範囲を越えたの
で、ステップS10に進み、ファン回転数と設定値との大
小を比較する。ファン回転数が設定値よりも高くて判定
がYESのときには、ステップS11において、モータ2
5の回転数を下げてファン6の回転を減速する。
【0040】また、ステップS10での判定がファン回転
数が設定値よりも低いNOのときには、ステップS10に
おいて、モータ25の回転数を上げてファン6の回転を
増速する。上記ステップS11,S12の後はステップS1
に戻る。
数が設定値よりも低いNOのときには、ステップS10に
おいて、モータ25の回転数を上げてファン6の回転を
増速する。上記ステップS11,S12の後はステップS1
に戻る。
【0041】次に、上記実施例の作用について説明す
る。エンジンの始動後、一定時間が経過すると、コント
ローラ61において、水温センサ63により検出された
エンジン水温、回転数センサ65により検出されたエン
ジン回転数、及び圧力センサ66により検出されたガス
冷媒の圧力に基づいて、エンジン運転状態に対応したフ
ァン回転数の設定値が求められ、この設定値と、モータ
25の逆起電力により求められる実際のファン回転数と
が比較されて、ファン回転数が設定値になるようにモー
タ25がフィードバック制御される。すなわち、実際の
ファン回転数と設定回転数との差が一定範囲内にあると
きには、モータ25の回転制御をそれまでと同じに維持
するが、ファン回転数が設定値よりも一定範囲を越えて
高くなると、モータ25の回転数が下げられ、該モータ
25の制動力により、モータ25にベルト伝動機構24
及びファンクラッチ8のクラッチケース10を介して連
結されているファン6の回転が減速される。逆に、ファ
ン回転数が設定値よりも低いときには、モータ25の回
転数が上昇してファン6の回転が増速される。
る。エンジンの始動後、一定時間が経過すると、コント
ローラ61において、水温センサ63により検出された
エンジン水温、回転数センサ65により検出されたエン
ジン回転数、及び圧力センサ66により検出されたガス
冷媒の圧力に基づいて、エンジン運転状態に対応したフ
ァン回転数の設定値が求められ、この設定値と、モータ
25の逆起電力により求められる実際のファン回転数と
が比較されて、ファン回転数が設定値になるようにモー
タ25がフィードバック制御される。すなわち、実際の
ファン回転数と設定回転数との差が一定範囲内にあると
きには、モータ25の回転制御をそれまでと同じに維持
するが、ファン回転数が設定値よりも一定範囲を越えて
高くなると、モータ25の回転数が下げられ、該モータ
25の制動力により、モータ25にベルト伝動機構24
及びファンクラッチ8のクラッチケース10を介して連
結されているファン6の回転が減速される。逆に、ファ
ン回転数が設定値よりも低いときには、モータ25の回
転数が上昇してファン6の回転が増速される。
【0042】このように、ファンクラッチ8においてフ
ァン6と一体のクラッチケース10にベルト伝動機構2
4を介して連結されたモータ25を作動制御することに
より、冷却ファン6をエンジンの運転状態に応じた適正
回転数で回転制御でき、エンジンの過冷却の防止及びフ
ァン騒音の低減と、エンジンのオーバーヒートの防止と
を簡単な構成で低コストで両立できる。
ァン6と一体のクラッチケース10にベルト伝動機構2
4を介して連結されたモータ25を作動制御することに
より、冷却ファン6をエンジンの運転状態に応じた適正
回転数で回転制御でき、エンジンの過冷却の防止及びフ
ァン騒音の低減と、エンジンのオーバーヒートの防止と
を簡単な構成で低コストで両立できる。
【0043】また、上記ファン6の減速制御時、モータ
25がファン6及びそれと一体的に回転するファンクラ
ッチ8のクラッチケース10により駆動されるが、この
とき、CPU62のブレーキON/OFF部62dから
信号が出力されてトランジスタTr3がON作動し、モー
タ25の両端子同士が短絡され、短絡回路71における
可変抵抗器70の負荷抵抗により決まる制動力でファン
6の回転を制動する。このように、ファン6の減速制御
時、ファン6により駆動されてモータ25から出力され
る電力が短絡回路71及びその可変抵抗器70で消費さ
れるので、モータ25の発熱が抑えられ、その保護を図
ることができる。
25がファン6及びそれと一体的に回転するファンクラ
ッチ8のクラッチケース10により駆動されるが、この
とき、CPU62のブレーキON/OFF部62dから
信号が出力されてトランジスタTr3がON作動し、モー
タ25の両端子同士が短絡され、短絡回路71における
可変抵抗器70の負荷抵抗により決まる制動力でファン
6の回転を制動する。このように、ファン6の減速制御
時、ファン6により駆動されてモータ25から出力され
る電力が短絡回路71及びその可変抵抗器70で消費さ
れるので、モータ25の発熱が抑えられ、その保護を図
ることができる。
【0044】そのとき、上記可変抵抗器70の抵抗値を
変えることにより、モータ25によるファン6の制動力
を変えることができ、ファン6の減速制御を精度よく行
うことができる。
変えることにより、モータ25によるファン6の制動力
を変えることができ、ファン6の減速制御を精度よく行
うことができる。
【0045】また、ファン6の減速制御時であっても、
エンジン水温が所定温度以上に上昇すると、水温スイッ
チ69がOFF作動してトランジスタTr3がOFF状態
になり、短絡回路71が開放されてモータ25の制動力
が最小になる。従って、制御システムの故障等によりエ
ンジン水温が異常上昇しても、ファン6はモータ25の
抵抗を受けることなくエンジンにより駆動されて回転す
ることとなり、異常時に冷却不足になるのを防いでフェ
イルセイフ機能を確保することができる。
エンジン水温が所定温度以上に上昇すると、水温スイッ
チ69がOFF作動してトランジスタTr3がOFF状態
になり、短絡回路71が開放されてモータ25の制動力
が最小になる。従って、制御システムの故障等によりエ
ンジン水温が異常上昇しても、ファン6はモータ25の
抵抗を受けることなくエンジンにより駆動されて回転す
ることとなり、異常時に冷却不足になるのを防いでフェ
イルセイフ機能を確保することができる。
【0046】尚、上記実施例では、短絡回路71の開閉
をトランジスタTr3で行うようにしたが、図4に示すよ
うに変えることもできる。この例では、バッテリ67及
びモータ25のプラス側端子同士がコントローラ61に
内蔵された切換スイッチ部72により、またマイナス側
端子同士が同様の開閉スイッチ部73によりそれぞれ接
続されている。切換スイッチ部72の可動側72aはモ
ータ25に、また一方の固定側72bはバッテリ67に
それぞれ接続され、他方の固定側72cと開閉スイッチ
部73の可動側73aとは可変抵抗器70及び水温スイ
ッチ69を直列に配置した短絡回路71により接続され
ている。そして、ファン6を増速制御するときには、切
換スイッチ部72の可動側をバッテリ67に接続された
固定側に導通させ、かつ開閉スイッチ部73を導通状態
とすることで、バッテリ67の電力をモータ25に供給
する一方、減速制御時には、切換スイッチ部72の可動
側72aを短絡回路71に接続された固定側72cに導
通させ、かつ開閉スイッチ部73を導通遮断させること
で、モータ25の両端子を短絡回路71で短絡するよう
になっている。従って、この例でも、上記実施例と同様
の作用効果が得られる。
をトランジスタTr3で行うようにしたが、図4に示すよ
うに変えることもできる。この例では、バッテリ67及
びモータ25のプラス側端子同士がコントローラ61に
内蔵された切換スイッチ部72により、またマイナス側
端子同士が同様の開閉スイッチ部73によりそれぞれ接
続されている。切換スイッチ部72の可動側72aはモ
ータ25に、また一方の固定側72bはバッテリ67に
それぞれ接続され、他方の固定側72cと開閉スイッチ
部73の可動側73aとは可変抵抗器70及び水温スイ
ッチ69を直列に配置した短絡回路71により接続され
ている。そして、ファン6を増速制御するときには、切
換スイッチ部72の可動側をバッテリ67に接続された
固定側に導通させ、かつ開閉スイッチ部73を導通状態
とすることで、バッテリ67の電力をモータ25に供給
する一方、減速制御時には、切換スイッチ部72の可動
側72aを短絡回路71に接続された固定側72cに導
通させ、かつ開閉スイッチ部73を導通遮断させること
で、モータ25の両端子を短絡回路71で短絡するよう
になっている。従って、この例でも、上記実施例と同様
の作用効果が得られる。
【0047】また、上記実施例では、ファンクラッチ8
のクラッチディスク14をエンジンに、またクラッチケ
ース10をファン6にそれぞれ連結しているが、逆に、
クラッチケースをエンジンに、またクラッチディスクを
ファン連結部としてファン6にそれぞれ連結した構造の
ファンクラッチにも適用できる。その場合、ファン6に
連結されるクラッチディスクを電動モータ25に連結す
る。
のクラッチディスク14をエンジンに、またクラッチケ
ース10をファン6にそれぞれ連結しているが、逆に、
クラッチケースをエンジンに、またクラッチディスクを
ファン連結部としてファン6にそれぞれ連結した構造の
ファンクラッチにも適用できる。その場合、ファン6に
連結されるクラッチディスクを電動モータ25に連結す
る。
【0048】さらに、上記実施例では、モータ25で発
生した電気エネルギーを短絡回路70で消費するように
しているが、モータ25にそれとは逆方向に回転する補
助モータを駆動連結し、ファン6の減速制御時には、モ
ータ25からの電気エネルギーを補助モータに供給し
て、補助モータによりモータ25をファン制動力が増大
するように駆動するようにしてもよく、大きなファン制
動力が得られる。
生した電気エネルギーを短絡回路70で消費するように
しているが、モータ25にそれとは逆方向に回転する補
助モータを駆動連結し、ファン6の減速制御時には、モ
ータ25からの電気エネルギーを補助モータに供給し
て、補助モータによりモータ25をファン制動力が増大
するように駆動するようにしてもよく、大きなファン制
動力が得られる。
【0049】(実施例2)図5は実施例2を示し、エン
ジンとファン6とを差動歯車機構を介して連結したもの
である。
ジンとファン6とを差動歯車機構を介して連結したもの
である。
【0050】すなわち、この実施例では、回転軸3の前
端には遊星歯車機構からなる差動歯車機構32が連結さ
れている。この差動歯車機構32は、図6にも示すよう
に、回転軸3に回転一体に取り付けられたサンギヤ33
と、回転軸3にベアリング34,34を介して回転可能
に支持され、上記サンギヤ33に噛合する3つのピニオ
ン35,35,…を回転自在に担持するピニオンキャリ
ア36と、このピニオンキャリア36の周りにベアリン
グ37,37を介して回転可能に支持され、内周の歯3
8aで各ピニオン35に噛合するリングギヤ38とを備
えてなり、このリングギヤ38の外周にファンブレード
7,7,…が取り付けられている。従って、この実施例
では、上記サンギヤ33がエンジンに連結された入力部
を、またリングギヤ38がファン6に連結されたファン
連結部を、さらにピニオンキャリア36がファン連結部
たるリングギヤ38の回転を制御する制御部をそれぞれ
構成しており、上記制御部としてのピニオンキャリア3
6の回転を制動することで、ファン連結部としてのリン
グギヤ38つまりファン6の回転数を増速させるように
なっている。
端には遊星歯車機構からなる差動歯車機構32が連結さ
れている。この差動歯車機構32は、図6にも示すよう
に、回転軸3に回転一体に取り付けられたサンギヤ33
と、回転軸3にベアリング34,34を介して回転可能
に支持され、上記サンギヤ33に噛合する3つのピニオ
ン35,35,…を回転自在に担持するピニオンキャリ
ア36と、このピニオンキャリア36の周りにベアリン
グ37,37を介して回転可能に支持され、内周の歯3
8aで各ピニオン35に噛合するリングギヤ38とを備
えてなり、このリングギヤ38の外周にファンブレード
7,7,…が取り付けられている。従って、この実施例
では、上記サンギヤ33がエンジンに連結された入力部
を、またリングギヤ38がファン6に連結されたファン
連結部を、さらにピニオンキャリア36がファン連結部
たるリングギヤ38の回転を制御する制御部をそれぞれ
構成しており、上記制御部としてのピニオンキャリア3
6の回転を制動することで、ファン連結部としてのリン
グギヤ38つまりファン6の回転数を増速させるように
なっている。
【0051】この実施例では、上記差動歯車機構32に
おける制御部としてのピニオンキャリア36の後端にベ
ルト伝動機構24のプーリ21が回転一体に取り付けら
れている。そして、ファン回転数を増速回転させるとき
には、モータ25によりピニオンキャリア36をエンジ
ンによる通常の回転方向とは逆方向(制動方向)に駆動
することで、リングギヤ38つまりファン6を増速回転
させ、一方、ファン回転数を減速回転させるときには、
モータ25を作動停止させてリングギヤ38に対する伝
動を遮断することで、ファン6を減速回転させようにな
っている。その他の構造は、実施例1と同様である。
おける制御部としてのピニオンキャリア36の後端にベ
ルト伝動機構24のプーリ21が回転一体に取り付けら
れている。そして、ファン回転数を増速回転させるとき
には、モータ25によりピニオンキャリア36をエンジ
ンによる通常の回転方向とは逆方向(制動方向)に駆動
することで、リングギヤ38つまりファン6を増速回転
させ、一方、ファン回転数を減速回転させるときには、
モータ25を作動停止させてリングギヤ38に対する伝
動を遮断することで、ファン6を減速回転させようにな
っている。その他の構造は、実施例1と同様である。
【0052】したがって、この実施例においては、電動
モータ25の回転を制御することで、ファン6を設定回
転数に制御でき、ファン回転数が設定回転数よりも低い
ために増速回転させるときには、モータ25の回転力が
下げられてピニオンキャリア36の回転が制動され、リ
ングギヤ38つまりファン6を増速回転させることがで
きる。このとき、モータ25からの電気エネルギーが短
絡回路71で消費される。
モータ25の回転を制御することで、ファン6を設定回
転数に制御でき、ファン回転数が設定回転数よりも低い
ために増速回転させるときには、モータ25の回転力が
下げられてピニオンキャリア36の回転が制動され、リ
ングギヤ38つまりファン6を増速回転させることがで
きる。このとき、モータ25からの電気エネルギーが短
絡回路71で消費される。
【0053】また、実際のファン回転数が設定回転数に
対し大幅に低くて、ピニオンキャリア36の制動のみで
はファン回転数が不足することがある。このときには、
上記モータ25によりピニオンキャリア36がエンジン
による回転方向とは逆方向(制動される方向)に駆動さ
れて回転し、このモータ25による駆動回転により、フ
ァン回転数をエンジン回転数で決まる最大回転数よりも
さらに高い回転数で回転させることができる。
対し大幅に低くて、ピニオンキャリア36の制動のみで
はファン回転数が不足することがある。このときには、
上記モータ25によりピニオンキャリア36がエンジン
による回転方向とは逆方向(制動される方向)に駆動さ
れて回転し、このモータ25による駆動回転により、フ
ァン回転数をエンジン回転数で決まる最大回転数よりも
さらに高い回転数で回転させることができる。
【0054】一方、ファン回転数が設定回転数よりも高
いために減速回転させるときには、モータ25が作動停
止され、ピニオンキャリア36は回転自在な状態にな
る。このため、エンジンの回転がリングギヤ38に伝達
されず、ファン6が減速回転される。よって、この実施
例でも、実施例1と同様の作用効果が得られる。
いために減速回転させるときには、モータ25が作動停
止され、ピニオンキャリア36は回転自在な状態にな
る。このため、エンジンの回転がリングギヤ38に伝達
されず、ファン6が減速回転される。よって、この実施
例でも、実施例1と同様の作用効果が得られる。
【0055】(実施例3)図7は実施例3を示し、差動
歯車機構の構造を変えたものである。すなわち、差動歯
車機構32′は、回転軸3に回転一体に取り付けられ後
側面外周に歯39aを有する第1のサイドギヤ39と、
このサイドギヤ39後側の回転軸3にベアリング40,
40を介して回転自在に支持され、外周に上記サイドギ
ヤ39の歯39aに噛合するピニオン41,41,…を
有するピニオンキャリア42と、このピニオンキャリア
42及び第1のサイドギヤ39を包むように配置されて
ピニオンキャリア42のボス部42aにベアリング43
を介して回転可能に支持され、後側壁部の前面に上記各
ピニオン41に噛合する歯44aを有する第2のサイド
ギヤ44とを備えてなり、上記第2のサイドギヤ44外
周にファンブレード7,7,…が取り付けられ、上記ピ
ニオンキャリア42のボス部42a後端にプーリ21が
回転一体に取り付けられている。その他は上記実施例2
と同様であり、この実施例でも実施例2と同様の作用効
果を奏することができる。
歯車機構の構造を変えたものである。すなわち、差動歯
車機構32′は、回転軸3に回転一体に取り付けられ後
側面外周に歯39aを有する第1のサイドギヤ39と、
このサイドギヤ39後側の回転軸3にベアリング40,
40を介して回転自在に支持され、外周に上記サイドギ
ヤ39の歯39aに噛合するピニオン41,41,…を
有するピニオンキャリア42と、このピニオンキャリア
42及び第1のサイドギヤ39を包むように配置されて
ピニオンキャリア42のボス部42aにベアリング43
を介して回転可能に支持され、後側壁部の前面に上記各
ピニオン41に噛合する歯44aを有する第2のサイド
ギヤ44とを備えてなり、上記第2のサイドギヤ44外
周にファンブレード7,7,…が取り付けられ、上記ピ
ニオンキャリア42のボス部42a後端にプーリ21が
回転一体に取り付けられている。その他は上記実施例2
と同様であり、この実施例でも実施例2と同様の作用効
果を奏することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、エンジンと冷却ファンとの間に介在される粘性式フ
ァンクラッチにおいて、ファンに連結されるクラッチケ
ース又はクラッチディスクを電動モータに連結し、その
モータによりファンを増速又は減速制御するとともに、
ファンの減速制御時にモータから出力される発電エネル
ギーを消費するようにした。請求項2の発明では、エン
ジンとファンとを連結する差動歯車機構において、ファ
ンに連結されるファン連結部を制御する制御部を同様に
電動モータに連結し、ファンの増速制御時にファンによ
りモータが駆動されるときにモータから出力される発電
エネルギーを消費するようにした。従って、これらの発
明によると、エンジンにより駆動される冷却ファンをエ
ンジンの運転状態に応じた適正回転数で回転制御でき、
エンジンの過冷却の防止及びファン騒音の低減と、エン
ジンのオーバーヒートの防止とを簡単な構成で低コスト
で両立させることができるとともに、ファンの制御時の
モータからの電気エネルギーを消費し、モータの負担を
小さくして発熱抑制による保護を図ることができる。
は、エンジンと冷却ファンとの間に介在される粘性式フ
ァンクラッチにおいて、ファンに連結されるクラッチケ
ース又はクラッチディスクを電動モータに連結し、その
モータによりファンを増速又は減速制御するとともに、
ファンの減速制御時にモータから出力される発電エネル
ギーを消費するようにした。請求項2の発明では、エン
ジンとファンとを連結する差動歯車機構において、ファ
ンに連結されるファン連結部を制御する制御部を同様に
電動モータに連結し、ファンの増速制御時にファンによ
りモータが駆動されるときにモータから出力される発電
エネルギーを消費するようにした。従って、これらの発
明によると、エンジンにより駆動される冷却ファンをエ
ンジンの運転状態に応じた適正回転数で回転制御でき、
エンジンの過冷却の防止及びファン騒音の低減と、エン
ジンのオーバーヒートの防止とを簡単な構成で低コスト
で両立させることができるとともに、ファンの制御時の
モータからの電気エネルギーを消費し、モータの負担を
小さくして発熱抑制による保護を図ることができる。
【0057】請求項3の発明によれば、上記モータの接
続端子同士を短絡回路により短絡して、モータの出力電
気エネルギーを消費するようにしたので、電気エネルギ
ーの消費が簡単な構成で容易に実現できる。
続端子同士を短絡回路により短絡して、モータの出力電
気エネルギーを消費するようにしたので、電気エネルギ
ーの消費が簡単な構成で容易に実現できる。
【0058】請求項4の発明によると、上記短絡回路に
可変抵抗器を接続したので、この可変抵抗器により短絡
回路の回路抵抗を変えてモータの制動力を変えることが
でき、ファンの減速制御をきめ細かく行うことができ
る。
可変抵抗器を接続したので、この可変抵抗器により短絡
回路の回路抵抗を変えてモータの制動力を変えることが
でき、ファンの減速制御をきめ細かく行うことができ
る。
【0059】請求項5の発明によると、エンジン水温が
所定温度以上に上昇したときに短絡回路を開く水温スイ
ッチを設けたことにより、制御システムの故障等により
エンジン水温が異常上昇したときに、モータの制動力を
最小にしてファンの回転を確保でき、異常時に冷却不足
になるのを防ぐというフェイルセイフ機能を確保でき
る。
所定温度以上に上昇したときに短絡回路を開く水温スイ
ッチを設けたことにより、制御システムの故障等により
エンジン水温が異常上昇したときに、モータの制動力を
最小にしてファンの回転を確保でき、異常時に冷却不足
になるのを防ぐというフェイルセイフ機能を確保でき
る。
【図1】本発明の実施例1に係る冷却ファン回転制御装
置の全体構成図である。
置の全体構成図である。
【図2】制御装置の構成を示す電気回路図である。
【図3】CPUでの信号処理手順を示すフローチャート
図である。
図である。
【図4】短絡回路の変形例を示す電気回路図である。
【図5】実施例2を示す図1相当図である。
【図6】図5のVI―VI線断面図である。
【図7】実施例3を示す図1相当図である。
6…冷却ファン
8…ファンクラッチ
10…クラッチケース(ファン連結部)
14…クラッチディスク
25…電動モータ
32,32′…差動歯車機構
33…サンギヤ(入力部)
36…ピニオンキャリア(制御部)
38…リングギヤ(ファン連結部)
39…サイドギヤ(入力部)
42…ピニオンキャリア(制御部)
44…サイドギヤ(入力部)
61…コントローラ
62…CPU
69…水温スイッチ
70…可変抵抗器
71…短絡回路
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンに粘性式ファンクラッチを介し
て駆動連結された冷却ファンの回転制御装置であって、 上記ファンクラッチのクラッチケース又はクラッチディ
スクの一方が、上記ファンに連結されたファン連結部と
され、 上記ファン連結部を回転させる電動モータと、該電動モ
ータを作動制御する制御手段と、上記ファンが減速方向
に制御されているときに、モータから出力される電気エ
ネルギーを消費する消費手段とを備えていることを特徴
とするエンジンの冷却ファン回転制御装置。 - 【請求項2】 エンジンに差動歯車機構を介して駆動連
結された冷却ファンの回転制御装置であって、 上記差動歯車機構は、エンジンに連結された入力部と、
ファンに連結されたファン連結部と、該ファン連結部の
回転を制御する制御部とからなり、 上記ファン連結部が増速するよう制御部にエンジンによ
る回転方向とは逆方向の回転力を与える電動モータと、
該電動モータを作動制御する制御手段と、上記ファンが
増速方向に制御されているときに、モータから出力され
る電気エネルギーを消費する消費手段とを備えているこ
とを特徴とするエンジンの冷却ファン回転制御装置。 - 【請求項3】 消費手段が、モータの接続端子間を短絡
する短絡回路を有するものであることを特徴とする請求
項1又は2記載のエンジンの冷却ファン回転制御装置。 - 【請求項4】 短絡回路に、モータの回転抵抗を変える
可変抵抗器が接続されていることを特徴とする請求項3
記載のエンジンの冷却ファン回転制御装置。 - 【請求項5】 エンジン水温が所定温度以上に上昇した
ときに短絡回路を開くように作動する水温スイッチが設
けられていることを特徴とする請求項3又は4記載のエ
ンジンの冷却ファン回転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175409A JPH0526042A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | エンジンの冷却フアン回転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175409A JPH0526042A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | エンジンの冷却フアン回転制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526042A true JPH0526042A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=15995592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3175409A Withdrawn JPH0526042A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | エンジンの冷却フアン回転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526042A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107143518A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-09-08 | 华南理工大学 | 一种工业风扇及其叶片旋转方法 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3175409A patent/JPH0526042A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107143518A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-09-08 | 华南理工大学 | 一种工业风扇及其叶片旋转方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |