JPH05260708A - モールドモータの製造方法 - Google Patents

モールドモータの製造方法

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JPH05260708A
JPH05260708A JP4050403A JP5040392A JPH05260708A JP H05260708 A JPH05260708 A JP H05260708A JP 4050403 A JP4050403 A JP 4050403A JP 5040392 A JP5040392 A JP 5040392A JP H05260708 A JPH05260708 A JP H05260708A
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JP
Japan
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convex portion
stator
resin layer
resin
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP4050403A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ota
和博 太田
Yuji Mizutani
雄二 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定子を覆う樹脂層にウェルドラインが生じ
ることを防止する。 【構成】 下型12に第1の凸部12aを設け、第1の
凸部12aの上端部に第2の凸部12bを設け、第2の
凸部12bと上型13の内面との間に空隙17を形成す
る。而して、モールドモータを製造するにあたっては、
第1の凸部12aに固定子14の内周面を嵌合すると共
に第2の凸部12bに軸受支持部材16の内周面を嵌合
し、この状態でキャビティ11a内に樹脂を注入して樹
脂層18を形成し、その後、樹脂層18に回転子の回転
軸が挿通される挿通孔を形成するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定子の周囲を樹脂層
で覆ってなるモールドモータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来におけるモールドモータの製
造方法について、図6ないし図9を参照して説明する。
【0003】まず、図6において、1は図示しない射出
成形機に接続された成形型であり、第1の型である下型
2と第2の型である上型3とから構成されている。この
うち下型2にはキャビティ1a内に突設する第1の凸部
2aが設けられ、第1の凸部2aの上端部には第2の凸
部2bが突設され、第2の凸部2bの上端部には上型3
の内面と当接する第3の凸部2cが突設されている。
【0004】而して、モールドモータを製造するにあた
っては、まず、第1の凸部2aに固定子4の内周面を嵌
合すると共に、第2の凸部2bに軸受支持部材5の内周
面を嵌合し、この状態で射出成形機を駆動させることに
より、ゲート1bからキャビティ1a内に樹脂を注入し
て固定子4及び軸受支持部材5を覆う樹脂層6を形成す
る。
【0005】上記方法によれば、図7に示すような成形
品たるモールド固定子7が形成される。同図において、
第1の凸部2aに対応する磁気空間部7aには回転子鉄
心(図示せず)が収容され、第2の凸部2bに対応する
軸受支持部材5の孔5aには回転子の回転軸を支承する
軸受(図示せず)が嵌着され、その回転軸は第3の凸部
2cに対応する挿通孔7bを通して樹脂層6の外部に導
出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来においては、図8に示すように、樹脂層6における第
3の凸部2c部分の特に上面にウェルドライン8が発生
してしまう。
【0007】即ち、キャビティ1a内の上部において
は、図9に示すように、第3の凸部2cにより2つの流
路9a,9bが形成されてしまい、樹脂が、流路9aに
沿う矢印A方向及び流路9bに沿う矢印B方向へ分流
し、これら流路9a,9bを流動する樹脂相互間が衝接
して非融合状態となることにより、樹脂層6の上面にウ
ェルドライン8が発生してしまう。
【0008】このようにモールド固定子7にウェルドラ
イン8が発生すると、モールド固定子7の外観が悪化し
て商品価値が低下してしまうばかりか、ウェルドライン
8部分の強度がその他の樹脂層6部分の強度に比べて低
いために、ウェルドライン8部分からクラックが発生し
てしまうことがある。
【0009】特に、樹脂層6の強度アップを目的とし
て、硝子繊維等補強材入りの樹脂が用いられた場合、樹
脂層6にウェルドライン8が生じてしまうと、ウェルド
ライン8部分の強度はその他樹脂層6部分の強度に比べ
て著しく低く、その分、応力がウェルドライン8部分に
集中し易くなり、一層、クラックが発生し易くなってし
まう。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、樹脂層における回転軸の挿通孔側の
部分にウェルドラインが発生することを極力防止し得る
モールドモータの製造方法を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のモールドモータ
の製造方法は、第1の型と、この第1の型に合接されて
これと共にキャビティを形成する第2の型とから構成さ
れ、第1の型に前記キャビティ内に突設する固定子用の
第1の凸部を設け、この第1の凸部の端部にこれよりも
径小な軸受部用の第2の凸部を設け、この第2の凸部と
前記第2の型の内面との間に樹脂流通用の空隙を形成し
てなる成形型を用い、前記第1の凸部に固定子の内周面
を嵌合し、この状態で前記固定子の外周面に直交する方
向からキャビティ内に樹脂を注入して樹脂層を形成し、
その後前記樹脂層に前記回転子の回転軸が挿通される挿
通孔を形成するようにしたところに特徴を有する。
【0012】
【作用】上記手段によれば、成形型のキャビティ内に樹
脂を注入して樹脂層を形成し、その後該樹脂層に軸受部
と対応して挿通孔を形成する。
【0013】この場合、成形型としては、第2の凸部と
第2の型の内面との間に空隙が形成されたものを用いて
いるから、空隙部分には樹脂を分流するような流路が形
成されない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
5を参照して説明する。
【0015】まず、図1において、成形型11は、第1
の型としての下型12と、下型12に合接されてキャビ
ティ11a,ゲート11bを形成する第2の型としての
上型13とから構成されており、このゲート11bは図
示しない射出成形機に連通されている。
【0016】上記下型12の内底面には、キャビティ1
1a内に突設する固定子用の第1の凸部12aが形成さ
れている。第1の凸部12aは、その外周面がゲート1
1bに対して直交するように配置されており、この第1
の凸部12aには、固定子鉄心14aにコイル14bを
装着してなる固定子14の内周面、即ち、固定子鉄心1
4aの内周面が嵌合され、射出成形機が駆動されると、
固定子鉄心14aの外周面に対して直交する方向から樹
脂がキャビティ11a内に注入される。
【0017】第1の凸部12aの上端部には第1の凸部
12aより径小な軸受部用の第2の凸部12bが形成さ
れており、第2の凸部12bには、回転子15(図4参
照)を支持するための軸受部としての軸受支持部材16
の内周面が嵌合されるようになっている。第2の凸部1
2bは、その上端部が上型3の内面から離間するように
配置されており、第2の凸部12bの上端部と上型13
の内面との間には、樹脂流通用の空隙17が形成されて
いる。
【0018】次に、モールドモータの製造方法について
説明する。
【0019】まず、固定子鉄心14aの図示しないスロ
ットにコイル14bを巻装して固定子14を形成する。
そして、下型12と上型13とを型開きした状態におい
て、第1の凸部12aに固定子鉄心14aの内周面を嵌
合し、第2の凸部12bに軸受支持部材16の内周面を
嵌合する。この後、下型12と上型13とを型閉めし、
射出成形機を駆動させて、ゲート11bからキャビティ
11a内に、ナイロン,PBT等の樹脂を注入して樹脂
を充填する。
【0020】この場合、成形型11としては、第2の凸
部12aと上型13の内面との間に空隙17が形成され
たものを用いているから、空隙17部分においては、樹
脂を分流するような流路が形成されず、従って、樹脂
は、図5に矢印Cで示すように、ゲート11cの反対側
へ向かって流動する。
【0021】この後、キャビティ11a内に充填された
樹脂を固化させることにより樹脂層18及び軸受ブラケ
ット部18aを形成し、下型12と上型13とを型開き
して、図2及び図3に示すような成形品たるモールド固
定子19を取り出し、モールド固定子19の二点鎖線D
部分からゲート11aに相当するコールドスラグ20を
切除する。
【0022】次に、軸受ブラケット部18aに、図4に
示すように、軸受支持部材16の孔16aより径小な挿
通孔21を機械加工によって形成し、第1の凸部12a
に相当する固定子鉄心14aの磁気空間部19aに回転
子15の回転子鉄心15aを収容すると共に、第2の凸
部12bに対応する軸受支持部材16の孔16a内に、
回転子15の回転軸15bの一端部15cを玉軸受22
を介して挿着し、回転軸15bの一端部15cを挿通孔
21を通して外部に導出する。
【0023】そして、回転軸15bの他端部15dを、
軸受ブラケット部18aに相当する軸受ブラケット(図
示せず)により保持される玉軸受(図示せず)に支承さ
せると共に、この玉軸受から突出させるようにしなが
ら、前記軸受ブラケットによってモールド固定子19の
下面開口部を閉塞する。
【0024】上記実施例によれば次の効果を奏する。
【0025】即ち、第2の凸部12bと上型13の内面
との間に空隙17が形成された成形型11を用い、この
成形型11のキャビティ11a内に樹脂を注入して樹脂
層18を形成し、その後樹脂層18の軸受ブラケット部
18aに挿通孔21を形成するようにしたので、空隙1
7部分においては、樹脂を分流するような流路は形成さ
れず、従って、樹脂層18における回転軸15bの挿通
孔21側の部分にウェルドラインが発生することを防止
できる。
【0026】従って、モールド固定子19の外観の悪化
に伴う商品価値の低下、及び樹脂層18におけるクラッ
クの発生を防止することができ、また、樹脂層18の強
度アップを目的として硝子繊維等補強材入りの樹脂を用
いた場合においても、その効果が如何なく発揮されるよ
うになる。
【0027】尚、上記実施例においては、キャビティ1
1a内に樹脂を注入するための成形機として射出成形機
を用いたが、移送成形機を用いても良く、また、キャビ
ティ11a内に注入する樹脂として、エポキシ,フェノ
ール等の熱硬化性樹脂を用いても良い。特に、樹脂層1
8の強度アップを目的とした場合、樹脂としてプリミッ
クスを用いると効果的である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のモールドモータの製造方法によれば、第2の凸部と第
2の型の内面との間に空隙が形成された成形型を用い、
この成形型によって樹脂層を形成し、その後該樹脂層に
挿通孔を形成するようにしたので、樹脂層における回転
軸の挿通孔側の部分にウェルドラインが発生することを
極力防止でき、従って、モールド固定子の外観の悪化に
伴う商品価値の低下、樹脂層におけるクラックの発生を
防止し得、樹脂層の強度アップを目的として硝子繊維等
補強材入りの樹脂を用いた場合においても、その効果を
如何なく発揮し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の製造方法に用いる成形型の
縦断側面図
【図2】モールド固定子の縦断側面図
【図3】モールド固定子の平面図
【図4】モールド固定子に回転子を装着した状態を示す
図2相当図
【図5】樹脂の流動状態を示す図1のイ−イ線に沿う断
面図
【図6】従来例を示す図1相当図
【図7】図2相当図
【図8】図3相当図
【図9】図6のロ−ロ線に沿う断面図
【符号の説明】
11は成形型、11aはキャビティ、12は下型(第1
の型)、12aは第1の凸部、12bは第2の凸部、1
3は上型(第2の型)、14は固定子、15は回転子、
16は軸受支持部材(軸受部)、15bは回転軸、17
は空隙、18は樹脂層を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の型と、この第1の型に合接されて
    これと共にキャビティを形成する第2の型とから構成さ
    れ、第1の型に前記キャビティ内に突設する固定子用の
    第1の凸部を設け、この第1の凸部の端部にこれよりも
    径小な軸受部用の第2の凸部を設け、この第2の凸部と
    前記第2の型の内面との間に樹脂流通用の空隙を形成し
    てなる成形型を用い、 前記第1の凸部に固定子の内周面を嵌合し、この状態で
    前記固定子の外周面に直交する方向から前記キャビティ
    内に樹脂を注入して樹脂層を形成し、 その後前記樹脂層に回転子の回転軸が挿通される挿通孔
    を形成するようにしたことを特徴とするモールドモータ
    の製造方法。
JP4050403A 1992-03-09 1992-03-09 モールドモータの製造方法 Pending JPH05260708A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4050403A JPH05260708A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 モールドモータの製造方法

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JP (1) JPH05260708A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058229A (ja) * 2001-06-25 2002-02-22 Hitachi Ltd 永久磁石型ブラシレス電動機とそれを用いたエアコン装置
CN104734405A (zh) * 2013-12-23 2015-06-24 罗伯特·博世有限公司 具有注塑包封体的定子和具有这种定子的电机
WO2019134847A1 (de) * 2018-01-08 2019-07-11 Magna Powertrain Bad Homburg GmbH Verfahren zum herstellen eines stators

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