JPH0526092A - 内燃機関失火検出装置 - Google Patents
内燃機関失火検出装置Info
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- JPH0526092A JPH0526092A JP3179702A JP17970291A JPH0526092A JP H0526092 A JPH0526092 A JP H0526092A JP 3179702 A JP3179702 A JP 3179702A JP 17970291 A JP17970291 A JP 17970291A JP H0526092 A JPH0526092 A JP H0526092A
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- cylinder
- ion current
- ignition
- signal
- misfire
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P17/00—Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
- F02P17/12—Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
- F02P2017/125—Measuring ionisation of combustion gas, e.g. by using ignition circuits
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、クランク角センサを簡略化して
コストダウンを実現した内燃機関失火検出装置を得る。 【構成】 各点火プラグ5の電極間に発生するイオン電
流Iを検出するイオン電流検出手段15〜19と、イオン電
流信号Vcに基づいて各気筒の点火サイクル毎にイオン
電流の有無を判別し内燃機関の失火を判定する失火判定
手段35と、イオン電流信号VBのうちの特定気筒の点火に
関するものを抽出して各気筒を識別する気筒識別手段35
と、失火判定手段及び気筒識別手段に基づいて失火気筒
を識別する失火気筒識別手段35とを備え、点火に関する
信号により気筒を識別できるようにした。
コストダウンを実現した内燃機関失火検出装置を得る。 【構成】 各点火プラグ5の電極間に発生するイオン電
流Iを検出するイオン電流検出手段15〜19と、イオン電
流信号Vcに基づいて各気筒の点火サイクル毎にイオン
電流の有無を判別し内燃機関の失火を判定する失火判定
手段35と、イオン電流信号VBのうちの特定気筒の点火に
関するものを抽出して各気筒を識別する気筒識別手段35
と、失火判定手段及び気筒識別手段に基づいて失火気筒
を識別する失火気筒識別手段35とを備え、点火に関する
信号により気筒を識別できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数気筒に対応した
点火プラグの電極間に発生するイオン電流を検出して失
火を判定する装置に関し、特にクランク角センサを簡略
化してコストダウンを実現した内燃機関失火検出装置に
関するものである。
点火プラグの電極間に発生するイオン電流を検出して失
火を判定する装置に関し、特にクランク角センサを簡略
化してコストダウンを実現した内燃機関失火検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車エンジン等に用いられる
内燃機関においては、クランク軸と同期駆動される複数
の気筒(例えば、4気筒)を、マイクロコンピュータ
(以下、マイコンという)を含むECUにより、燃料
(混合気)の吸入、圧縮、爆発点火及び排気の4サイク
ルで繰り返し制御している。このとき、ピストンで圧縮
された燃料が点火サイクルにおいて最適且つ確実に燃焼
されないと、他の気筒に対して異常な負荷がかかり、エ
ンジンが損傷したり、未燃ガスの流出により種々の障害
をもたらすおそれがある。
内燃機関においては、クランク軸と同期駆動される複数
の気筒(例えば、4気筒)を、マイクロコンピュータ
(以下、マイコンという)を含むECUにより、燃料
(混合気)の吸入、圧縮、爆発点火及び排気の4サイク
ルで繰り返し制御している。このとき、ピストンで圧縮
された燃料が点火サイクルにおいて最適且つ確実に燃焼
されないと、他の気筒に対して異常な負荷がかかり、エ
ンジンが損傷したり、未燃ガスの流出により種々の障害
をもたらすおそれがある。
【0003】例えば、未燃ガスによって排気ガス処理用
の触媒が損傷されるのを防止するため、失火検出された
気筒に対しては燃料供給を停止するなどの処置がとられ
る。従って、内燃機関及び触媒の安全を確保するため
に、各気筒について確実に燃焼が行われたか否かを常に
検出する必要があり、従来より、爆発行程において点火
プラグのギャップ間に発生するイオン電流を検出し、例
えば、イオン電流レベルが所定値以下であれば失火を判
定する装置が提案されている。
の触媒が損傷されるのを防止するため、失火検出された
気筒に対しては燃料供給を停止するなどの処置がとられ
る。従って、内燃機関及び触媒の安全を確保するため
に、各気筒について確実に燃焼が行われたか否かを常に
検出する必要があり、従来より、爆発行程において点火
プラグのギャップ間に発生するイオン電流を検出し、例
えば、イオン電流レベルが所定値以下であれば失火を判
定する装置が提案されている。
【0004】図3は一般的な内燃機関失火検出装置を示
す回路図であり、ここでは1気筒分のみを示している
が、実際には各気筒に対応して個別に設けられている。
図において、1はバッテリに接続された電源、2は各一
端が電源1に接続された一次巻線2a及び二次巻線2bを有
する点火コイル、3は一次巻線2aとグランド間に挿入さ
れたパワートランジスタ、4は二次巻線2bにカソードが
接続された逆流防止用のダイオードである。
す回路図であり、ここでは1気筒分のみを示している
が、実際には各気筒に対応して個別に設けられている。
図において、1はバッテリに接続された電源、2は各一
端が電源1に接続された一次巻線2a及び二次巻線2bを有
する点火コイル、3は一次巻線2aとグランド間に挿入さ
れたパワートランジスタ、4は二次巻線2bにカソードが
接続された逆流防止用のダイオードである。
【0005】5はダイオード4を介して二次巻線2bに接
続され且つ他端が接地された点火プラグであり、複数気
筒に対応して設けられており、それぞれの燃焼室内に露
出されている。6はダイオード4のアノードに接続され
てイオン電流検出用の電源、7はダイオード4及び点火
プラグ5の接続点と電源6との間に挿入された逆流防止
用のダイオード、8は電源6とグランドとの間に挿入さ
れた抵抗器、9は電源6及び抵抗器8の接続点に設けら
れたイオン電流検出用の出力端子である。
続され且つ他端が接地された点火プラグであり、複数気
筒に対応して設けられており、それぞれの燃焼室内に露
出されている。6はダイオード4のアノードに接続され
てイオン電流検出用の電源、7はダイオード4及び点火
プラグ5の接続点と電源6との間に挿入された逆流防止
用のダイオード、8は電源6とグランドとの間に挿入さ
れた抵抗器、9は電源6及び抵抗器8の接続点に設けら
れたイオン電流検出用の出力端子である。
【0006】出力端子9からのイオン電流信号は、EC
U(図示せず)に入力され、後述するように失火判定に用
いられる。尚、ECUには、周知のようにクランク角セ
ンサ(図示せず)からの気筒識別信号及び基準位置信号が
入力されており、これらの信号により各気筒の識別が行
われると共に、点火サイクル毎の所定タイミングで各気
筒の制御が行われる。
U(図示せず)に入力され、後述するように失火判定に用
いられる。尚、ECUには、周知のようにクランク角セ
ンサ(図示せず)からの気筒識別信号及び基準位置信号が
入力されており、これらの信号により各気筒の識別が行
われると共に、点火サイクル毎の所定タイミングで各気
筒の制御が行われる。
【0007】次に、図4の波形図を参照しながら、図3
に示した内燃機関失火検出装置の動作について説明す
る。点火サイクルにおいて、ECUからの制御信号Cに
よりパワートランジスタ3がオンオフ制御され、一次巻
線2aに流れる一次電流I1の通電遮断が行われると、一
次電流I1の遮断時に二次巻線2bに負の高電圧からなる
二次電圧V2が誘起される。これにより、点火プラグ5
で放電火花が生じ、燃焼室内の燃料は爆発する。このと
きの放電時間は、通常、1m秒〜1.5m秒程度である。
に示した内燃機関失火検出装置の動作について説明す
る。点火サイクルにおいて、ECUからの制御信号Cに
よりパワートランジスタ3がオンオフ制御され、一次巻
線2aに流れる一次電流I1の通電遮断が行われると、一
次電流I1の遮断時に二次巻線2bに負の高電圧からなる
二次電圧V2が誘起される。これにより、点火プラグ5
で放電火花が生じ、燃焼室内の燃料は爆発する。このと
きの放電時間は、通常、1m秒〜1.5m秒程度である。
【0008】点火行程で正常に爆発が行われると、燃焼
室内に大量の陽イオンが発生し、この陽イオンは、イオ
ン電流Iとなって点火プラグ5の電極からダイオード7
を介して電源6に流れ込み、更に抵抗器8を介してグラ
ンドに流れ込む。従って、抵抗器8で生じる電圧降下量
を検出すれば、イオン電流Iのレベルを知ることがで
き、正常に燃焼が行われたか否かを判定することができ
る。
室内に大量の陽イオンが発生し、この陽イオンは、イオ
ン電流Iとなって点火プラグ5の電極からダイオード7
を介して電源6に流れ込み、更に抵抗器8を介してグラ
ンドに流れ込む。従って、抵抗器8で生じる電圧降下量
を検出すれば、イオン電流Iのレベルを知ることがで
き、正常に燃焼が行われたか否かを判定することができ
る。
【0009】イオン電流Iのレベルは出力端子9からE
CUに出力され、ECUは、点火制御された気筒におい
て正常に燃焼が行われた否かを判定する。そして、失火
等の異常が判定された場合には、点火タイミングをフィ
ードバック調整したり、危険防止のために燃料停止や休
筒などの処理を行う。このとき、ECUは、クランク角
センサからの気筒識別信号に基づいて各気筒の識別を行
い、基準位置信号により所定クランク角での割込み処理
を行う。
CUに出力され、ECUは、点火制御された気筒におい
て正常に燃焼が行われた否かを判定する。そして、失火
等の異常が判定された場合には、点火タイミングをフィ
ードバック調整したり、危険防止のために燃料停止や休
筒などの処理を行う。このとき、ECUは、クランク角
センサからの気筒識別信号に基づいて各気筒の識別を行
い、基準位置信号により所定クランク角での割込み処理
を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関失火検
出装置は以上のように、各気筒を識別するために気筒識
別用センサを含むクランク角センサを必要としているの
で、クランク角センサの構成が複雑になり、クランク角
センサの簡略化及びコストダウンを実現することができ
ないという問題点があった。
出装置は以上のように、各気筒を識別するために気筒識
別用センサを含むクランク角センサを必要としているの
で、クランク角センサの構成が複雑になり、クランク角
センサの簡略化及びコストダウンを実現することができ
ないという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、クランク角センサを簡略化して
コストダウンを実現した内燃機関失火検出装置を得るこ
とを目的とする。
ためになされたもので、クランク角センサを簡略化して
コストダウンを実現した内燃機関失火検出装置を得るこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
失火検出装置は、複数の気筒に対応した各点火プラグの
電極間に発生するイオン電流を検出するイオン電流検出
手段と、イオン電流信号に基づいて各気筒の点火サイク
ル毎にイオン電流の有無を判別し、イオン電流が無い場
合に内燃機関の失火を判定する失火判定手段と、イオン
電流信号のうちの特定気筒の点火に関するものを抽出し
て各気筒を識別する気筒識別手段と、失火判定手段及び
気筒識別手段に基づいて失火気筒を識別する失火気筒識
別手段とを備えたものである。
失火検出装置は、複数の気筒に対応した各点火プラグの
電極間に発生するイオン電流を検出するイオン電流検出
手段と、イオン電流信号に基づいて各気筒の点火サイク
ル毎にイオン電流の有無を判別し、イオン電流が無い場
合に内燃機関の失火を判定する失火判定手段と、イオン
電流信号のうちの特定気筒の点火に関するものを抽出し
て各気筒を識別する気筒識別手段と、失火判定手段及び
気筒識別手段に基づいて失火気筒を識別する失火気筒識
別手段とを備えたものである。
【0013】
【作用】この発明においては、イオン電流検出手段に含
まれるイオン電流検出回路からの特定気筒の点火に関す
る信号で気筒識別を行うことにより、気筒識別用センサ
を省略してクランク角センサを簡略化する。
まれるイオン電流検出回路からの特定気筒の点火に関す
る信号で気筒識別を行うことにより、気筒識別用センサ
を省略してクランク角センサを簡略化する。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図であり、
1〜3、5及び8は前述と同様のものである。10は点火
コイル2の二次巻線2bに接続されたコンデンサであり、
二次巻線2b及び点火プラグ5を含む二次電流の経路、即
ち点火電流I2の経路内に挿入されている。この場合、
抵抗器8は、コンデンサ10及び点火プラグ5を含むイオ
ン電流Iの経路内に挿入されるようになっている。
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図であり、
1〜3、5及び8は前述と同様のものである。10は点火
コイル2の二次巻線2bに接続されたコンデンサであり、
二次巻線2b及び点火プラグ5を含む二次電流の経路、即
ち点火電流I2の経路内に挿入されている。この場合、
抵抗器8は、コンデンサ10及び点火プラグ5を含むイオ
ン電流Iの経路内に挿入されるようになっている。
【0015】11はコンデンサ10とグランドとの間に挿入
された充電用ダイオードであり、点火電流I2に対して
順方向となるようにコンデンサ10に接続され、且つイオ
ン電流検出用の抵抗器8に並列接続されている。12は点
火時にコンデンサ10に充電される電圧をクリップするツ
ェナダイオードである。
された充電用ダイオードであり、点火電流I2に対して
順方向となるようにコンデンサ10に接続され、且つイオ
ン電流検出用の抵抗器8に並列接続されている。12は点
火時にコンデンサ10に充電される電圧をクリップするツ
ェナダイオードである。
【0016】13はイオン電流信号VAを矩形波VBに変換
する波形整形回路であり、抵抗器8〜ツェナダイオード
12と共にイオン電流検出回路15を構成している。17は各
気筒(#1〜#4気筒)毎のイオン電流信号VBを単一信号
線に合成する合成回路、18は合成されたイオン電流信号
から点火ノイズVNを除去する点火ノイズフィルタ、19
は点火ノイズVNが除去されたイオン電流信号Vcを出力
するトランジスタであり、これらは、各イオン電流検出
回路15と共に、各点火プラグ5の電極間に発生するイオ
ン電流Iを検出するイオン電流検出手段を構成してい
る。
する波形整形回路であり、抵抗器8〜ツェナダイオード
12と共にイオン電流検出回路15を構成している。17は各
気筒(#1〜#4気筒)毎のイオン電流信号VBを単一信号
線に合成する合成回路、18は合成されたイオン電流信号
から点火ノイズVNを除去する点火ノイズフィルタ、19
は点火ノイズVNが除去されたイオン電流信号Vcを出力
するトランジスタであり、これらは、各イオン電流検出
回路15と共に、各点火プラグ5の電極間に発生するイオ
ン電流Iを検出するイオン電流検出手段を構成してい
る。
【0017】25はクランク角に対応した基準位置信号S
Tを生成するクランク角センサ、30はイオン電流信号V
c、特定気筒(例えば、#1気筒)からのイオン電流信号
VB及び基準位置信号STに基づいて各気筒の点火制御
及び失火判定等を行うECUである。この場合、ECU
30に入力されるイオン電流信号VBは、各イオン電流信号
VBのうちの特定気筒の点火に関するものを示してお
り、点火ノイズVNを含んでいる。
Tを生成するクランク角センサ、30はイオン電流信号V
c、特定気筒(例えば、#1気筒)からのイオン電流信号
VB及び基準位置信号STに基づいて各気筒の点火制御
及び失火判定等を行うECUである。この場合、ECU
30に入力されるイオン電流信号VBは、各イオン電流信号
VBのうちの特定気筒の点火に関するものを示してお
り、点火ノイズVNを含んでいる。
【0018】ECU30は、イオン電流信号Vcから重畳
ノイズを除去するノイズフィルタ31と、ノイズフィルタ
31を介したイオン電流信号Vcがセット入力されるフリ
ップフロップ32と、イオン電流信号VB及び基準位置信号
STを取り込むためのインタフェース33及び34と、フリ
ップフロップ32のQ出力並びにインタフェース33及び34
を介したイオン電流信号VB及び基準位置信号STとが入
力されるマイコン35とを備えている。
ノイズを除去するノイズフィルタ31と、ノイズフィルタ
31を介したイオン電流信号Vcがセット入力されるフリ
ップフロップ32と、イオン電流信号VB及び基準位置信号
STを取り込むためのインタフェース33及び34と、フリ
ップフロップ32のQ出力並びにインタフェース33及び34
を介したイオン電流信号VB及び基準位置信号STとが入
力されるマイコン35とを備えている。
【0019】マイコン35はポートP1〜P3及び割込入力
端子ICIを有しており、ポートP1にはフリップフロッ
プ32のQ出力がイオン電流判別信号として入力され、ポ
ートP2からはフリップフロップ32のリセット入力とな
る点火パルスが出力され、ポートP3にはイオン電流信号
VBが入力され、割込入力端子ICIには基準位置信号ST
が入力されている。
端子ICIを有しており、ポートP1にはフリップフロッ
プ32のQ出力がイオン電流判別信号として入力され、ポ
ートP2からはフリップフロップ32のリセット入力とな
る点火パルスが出力され、ポートP3にはイオン電流信号
VBが入力され、割込入力端子ICIには基準位置信号ST
が入力されている。
【0020】フリップフロップ32は、点火サイクル毎に
イオン電流Iの有無を判別するイオン電流判別手段を構
成している。又、マイコン35は、気筒識別信号SCに基
づいて各気筒を識別する気筒識別手段と、点火サイクル
に対応した所定タイミング(例えば、上死点TDCからク
ランク角75°だけ進角側のB75°)毎にイオン電流判別
手段の出力信号即ちイオン電流判別信号P1(Q出力)を
読み込み、イオン電流Iが無いと判別された場合に内燃
機関の失火を判定する失火判定手段と、イオン電流信号
のうちの特定気筒の点火に関するものを抽出して各気筒
を識別する気筒識別手段と、失火判定手段及び気筒識別
手段に基づいて失火気筒を識別する失火気筒識別手段と
を備えている。
イオン電流Iの有無を判別するイオン電流判別手段を構
成している。又、マイコン35は、気筒識別信号SCに基
づいて各気筒を識別する気筒識別手段と、点火サイクル
に対応した所定タイミング(例えば、上死点TDCからク
ランク角75°だけ進角側のB75°)毎にイオン電流判別
手段の出力信号即ちイオン電流判別信号P1(Q出力)を
読み込み、イオン電流Iが無いと判別された場合に内燃
機関の失火を判定する失火判定手段と、イオン電流信号
のうちの特定気筒の点火に関するものを抽出して各気筒
を識別する気筒識別手段と、失火判定手段及び気筒識別
手段に基づいて失火気筒を識別する失火気筒識別手段と
を備えている。
【0021】次に、図2の波形図を参照しながら、図1
に示したこの発明の一実施例の失火検出動作について説
明する。前述のように、点火コイル2の一次巻線2aにお
いて電源1の通電遮断が行われると、二次巻線2b側に図
示した極性で高電圧が発生し、点火プラグ5、二次巻線
2b、コンデンサ10及び充電用ダイオード11を介し、実線
で示した経路で点火電流I2が流れる。
に示したこの発明の一実施例の失火検出動作について説
明する。前述のように、点火コイル2の一次巻線2aにお
いて電源1の通電遮断が行われると、二次巻線2b側に図
示した極性で高電圧が発生し、点火プラグ5、二次巻線
2b、コンデンサ10及び充電用ダイオード11を介し、実線
で示した経路で点火電流I2が流れる。
【0022】この点火電流I2により、コンデンサ10に
は、図示した極性の電圧が充電される。尚、高電圧の極
性は二次巻線2bの巻線方向等により任意に設定され得
る。このとき、各気筒の爆発行程時において、点火プラ
グ5の電極間で放電が起こり、正常に爆発が行われる
と、燃焼室内に発生した陽イオンは、イオン電流Iとな
って破線で示した経路(抵抗器8、コンデンサ10、二次
巻線2b及び点火プラグ5を介した経路)を流れ、コンデ
ンサ10の充電電圧を放電させる。
は、図示した極性の電圧が充電される。尚、高電圧の極
性は二次巻線2bの巻線方向等により任意に設定され得
る。このとき、各気筒の爆発行程時において、点火プラ
グ5の電極間で放電が起こり、正常に爆発が行われる
と、燃焼室内に発生した陽イオンは、イオン電流Iとな
って破線で示した経路(抵抗器8、コンデンサ10、二次
巻線2b及び点火プラグ5を介した経路)を流れ、コンデ
ンサ10の充電電圧を放電させる。
【0023】イオン電流Iは、例えば4気筒エンジンの
#1〜#4の各気筒に対して連続的に検出され、各イオ
ン電流Iのレベルに応じて抵抗器8の両端間に発生する
イオン電流信号VAとなる。各気筒毎のイオン電流信号
VAは、合成回路17に入力されて単一信号線に合成された
後、波形整形回路13により矩形波VBとなり、更に、遅延
フィルタを含む点火ノイズフィルタ18により点火ノイズ
VNが除去されて、トランジスタ19から最終的なイオン電
流信号Vcとして出力される。このイオン電流信号Vc
は、デジタル信号となってECU30に入力される。
#1〜#4の各気筒に対して連続的に検出され、各イオ
ン電流Iのレベルに応じて抵抗器8の両端間に発生する
イオン電流信号VAとなる。各気筒毎のイオン電流信号
VAは、合成回路17に入力されて単一信号線に合成された
後、波形整形回路13により矩形波VBとなり、更に、遅延
フィルタを含む点火ノイズフィルタ18により点火ノイズ
VNが除去されて、トランジスタ19から最終的なイオン電
流信号Vcとして出力される。このイオン電流信号Vc
は、デジタル信号となってECU30に入力される。
【0024】ECU30内のノイズフィルタ31は、イオン
電流検出手段からECU30へのイオン電流信号Vcの伝
送中に重畳されたノイズを除去し、フリップフロップ32
のセット端子Sに入力する。これにより、フリップフロ
ップ32のQ出力は「H」となり、マイコン30のポートP1
に入力される。このとき、イオン電流信号Vcは、図2
のように、1回の検出に対して複数のパルスとなること
があるが、Q出力は「H」のままであり、変化しない。
電流検出手段からECU30へのイオン電流信号Vcの伝
送中に重畳されたノイズを除去し、フリップフロップ32
のセット端子Sに入力する。これにより、フリップフロ
ップ32のQ出力は「H」となり、マイコン30のポートP1
に入力される。このとき、イオン電流信号Vcは、図2
のように、1回の検出に対して複数のパルスとなること
があるが、Q出力は「H」のままであり、変化しない。
【0025】一方、マイコン30は、特定気筒のイオン電
流信号VB及び基準位置信号STに基づいて、各気筒毎
に最適のタイミングで点火制御を行うが、このとき生成
される点火パルスをポートP2から出力し、フリップフロ
ップ32のリセット端子Rに入力する。又、基準位置信号
STに基づく点火サイクル毎の所定タイミングB75°
で、ポートP1に格納されたイオン電流判別信号を読み
込む。
流信号VB及び基準位置信号STに基づいて、各気筒毎
に最適のタイミングで点火制御を行うが、このとき生成
される点火パルスをポートP2から出力し、フリップフロ
ップ32のリセット端子Rに入力する。又、基準位置信号
STに基づく点火サイクル毎の所定タイミングB75°
で、ポートP1に格納されたイオン電流判別信号を読み
込む。
【0026】各気筒の点火行程はB5°の付近で行わ
れ、又、イオン電流Iは点火行程の直後に発生するの
で、上記のように点火パルスP2毎にフリップフロップ32
をリセットし、且つ基準位置B75°のタイミングでイオ
ン電流判別信号P1を読み込むことにより、マイコン35
は、イオン電流Iの有無を確実に判別することができ
る。
れ、又、イオン電流Iは点火行程の直後に発生するの
で、上記のように点火パルスP2毎にフリップフロップ32
をリセットし、且つ基準位置B75°のタイミングでイオ
ン電流判別信号P1を読み込むことにより、マイコン35
は、イオン電流Iの有無を確実に判別することができ
る。
【0027】もし、基準位置B75°においてイオン電流
判別信号P1が「L」であれば、イオン電流Iが検出さ
れなかったと判定して、対応する気筒の失火を判定す
る。即ち、マイコン35は、気筒識別信号SCに基づいて
制御気筒を識別すると共にイオン電流判別信号P1に基
づいて失火を判定し、失火判定結果及び気筒識別結果に
基づいて失火気筒を識別する。
判別信号P1が「L」であれば、イオン電流Iが検出さ
れなかったと判定して、対応する気筒の失火を判定す
る。即ち、マイコン35は、気筒識別信号SCに基づいて
制御気筒を識別すると共にイオン電流判別信号P1に基
づいて失火を判定し、失火判定結果及び気筒識別結果に
基づいて失火気筒を識別する。
【0028】このとき、イオン電流検出手段に含まれる
イオン電流検出回路15からの特定気筒の点火に関する信
号(イオン電流信号VB)で気筒識別が行われるので、クラ
ンク角センサ25は、基準位置信号STを生成するのみで
よく、気筒識別用センサが不要となり、構成が簡略化さ
れてコストダウンが実現する。
イオン電流検出回路15からの特定気筒の点火に関する信
号(イオン電流信号VB)で気筒識別が行われるので、クラ
ンク角センサ25は、基準位置信号STを生成するのみで
よく、気筒識別用センサが不要となり、構成が簡略化さ
れてコストダウンが実現する。
【0029】又、イオン電流検出手段からECU30に入
力されるイオン電流信号Vcの伝送路が単一信号線であ
るため、構成が簡略化されてコストダウンが実現すると
共に耐ノイズ性が向上する。又、ECU30に伝送される
イオン電流信号Vcは、波形整形回路13によりデジタル
化されているので、ノイズが重畳されにくく耐ノイズ性
が更に向上する。又、マイコン35はイオン電流判別信号
P1のレベルを判定するのみであるから、失火判定処理部
の構成は簡略化される。
力されるイオン電流信号Vcの伝送路が単一信号線であ
るため、構成が簡略化されてコストダウンが実現すると
共に耐ノイズ性が向上する。又、ECU30に伝送される
イオン電流信号Vcは、波形整形回路13によりデジタル
化されているので、ノイズが重畳されにくく耐ノイズ性
が更に向上する。又、マイコン35はイオン電流判別信号
P1のレベルを判定するのみであるから、失火判定処理部
の構成は簡略化される。
【0030】又、イオン電流Iを検出する前に点火電流
I2によりコンデンサ10を充電しておき、この充電電圧
をイオン電流Iによって放電することにより、コンデン
サ10を電源として作用させるので、従来回路の電源6を
省略することができる。又、配電器20を介して各気筒毎
の点火プラグ5に高電圧を分配すると共に、各気筒毎の
イオン電流Iをイオン電流用ダイオード24を介して流す
ことにより、各イオン電流Iを1つの回路で検出するこ
とができ、更に小形化及びコストダウンが実現する。
I2によりコンデンサ10を充電しておき、この充電電圧
をイオン電流Iによって放電することにより、コンデン
サ10を電源として作用させるので、従来回路の電源6を
省略することができる。又、配電器20を介して各気筒毎
の点火プラグ5に高電圧を分配すると共に、各気筒毎の
イオン電流Iをイオン電流用ダイオード24を介して流す
ことにより、各イオン電流Iを1つの回路で検出するこ
とができ、更に小形化及びコストダウンが実現する。
【0031】尚、上記実施例では、合成回路17によりイ
オン電流信号Vcを単一信号線に合成したが、個別にE
CU30に入力してもよく、同様に、イオン電流信号VBに
基づいて気筒を識別できることは言うまでもない。又、
気筒識別に用いられる信号は、点火に関する信号であれ
ば、実質的なイオン電流Iに基づく信号であっても、点
火ノイズVNに基づく信号であっても、何ら支障は生じ
ない。
オン電流信号Vcを単一信号線に合成したが、個別にE
CU30に入力してもよく、同様に、イオン電流信号VBに
基づいて気筒を識別できることは言うまでもない。又、
気筒識別に用いられる信号は、点火に関する信号であれ
ば、実質的なイオン電流Iに基づく信号であっても、点
火ノイズVNに基づく信号であっても、何ら支障は生じ
ない。
【0032】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、各点火
プラグの電極間に発生するイオン電流を検出するイオン
電流検出手段と、イオン電流信号に基づいて各気筒の点
火サイクル毎にイオン電流の有無を判別し内燃機関の失
火を判定する失火判定手段と、イオン電流信号のうちの
特定気筒の点火に関するものを抽出して各気筒を識別す
る気筒識別手段と、失火判定手段及び気筒識別手段に基
づいて失火気筒を識別する失火気筒識別手段とを備え、
点火に関する信号(イオン電流信号)により気筒を識別で
きるようにしたので、クランク角センサを簡略化してコ
ストダウンを実現した内燃機関失火検出装置が得られる
効果がある。
プラグの電極間に発生するイオン電流を検出するイオン
電流検出手段と、イオン電流信号に基づいて各気筒の点
火サイクル毎にイオン電流の有無を判別し内燃機関の失
火を判定する失火判定手段と、イオン電流信号のうちの
特定気筒の点火に関するものを抽出して各気筒を識別す
る気筒識別手段と、失火判定手段及び気筒識別手段に基
づいて失火気筒を識別する失火気筒識別手段とを備え、
点火に関する信号(イオン電流信号)により気筒を識別で
きるようにしたので、クランク角センサを簡略化してコ
ストダウンを実現した内燃機関失火検出装置が得られる
効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の一実施例の動作を説明するための波
形図である。
形図である。
【図3】従来の内燃機関失火検出装置を示す回路図であ
る。
る。
【図4】一般的な点火電圧及びイオン電流を示す波形図
である。
である。
5 点火プラグ 8 抵抗器 15 イオン電流検出回路 18 点火ノイズフィルタ 25 クランク角センサ 30 ECU 35 マイコン B75° 基準位置(所定タイミング) I…イオン電流 VA、VB、Vc イオン電流信号 P1 イオン電流判別信号
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の気筒に対応した各点火プラグの電
極間に発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手
段と、 前記イオン電流検出手段からのイオン電流信号に基づい
て前記各気筒の点火サイクル毎に前記イオン電流の有無
を判別し、前記イオン電流が無い場合に内燃機関の失火
を判定する失火判定手段と、 前記イオン電流信号のうちの特定気筒の点火に関するも
のを抽出して前記各気筒を識別する気筒識別手段と、 前記失火判定手段及び前記気筒識別手段に基づいて失火
気筒を識別する失火気筒識別手段と、 を備えた内燃機関失火検出装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179702A JPH0526092A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 内燃機関失火検出装置 |
| KR1019920012643A KR950013542B1 (ko) | 1991-07-17 | 1992-07-15 | 내연기관 실화검출장치 |
| US07/913,814 US5207200A (en) | 1991-07-17 | 1992-07-16 | Misfiring sensing apparatus for an internal combustion engine |
| DE4223619A DE4223619C2 (de) | 1991-07-17 | 1992-07-17 | Fehlzündungserfassungsvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
| DE4244804A DE4244804C2 (de) | 1991-07-17 | 1992-07-17 | Fehlzündungserfassungsvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179702A JPH0526092A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 内燃機関失火検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526092A true JPH0526092A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16070385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3179702A Pending JPH0526092A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-19 | 内燃機関失火検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526092A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114508419A (zh) * | 2020-11-17 | 2022-05-17 | 丰田自动车株式会社 | 内燃机的失火检测装置、内燃机的失火检测方法及存储介质 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3179702A patent/JPH0526092A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114508419A (zh) * | 2020-11-17 | 2022-05-17 | 丰田自动车株式会社 | 内燃机的失火检测装置、内燃机的失火检测方法及存储介质 |
| CN114508419B (zh) * | 2020-11-17 | 2024-04-16 | 丰田自动车株式会社 | 内燃机的失火检测装置、内燃机的失火检测方法及存储介质 |
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