JPH0526111U - 液体濾過装置 - Google Patents
液体濾過装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通液初期時にハウジング内とフィルタエレメ
ント内との両方から簡便にエア抜きができ、フィルタエ
レメントの濾過面積の有効活用が図れ、流出する濾過液
中へのエアの混入を防止できる液体濾過装置を提供する
ことにある。 【構成】 ハウジング21内に流入口25から流入した
液体を濾過して流出口26より流出させる筒状のフィル
タエレメント27を装着し、ハウジング21とこの内部
のフィルタエレメント27の各々の頂部にエア抜き口3
6,37を設け、この両エア抜き口36,37に嵌合す
る栓体41を締付操作可能に設け、この栓体41にハウ
ジング21内から外に連通する第1通気路46と、フィ
ルタエレメント27内からハウジング21の外に連通す
る第2通気路47とを設け、第1及び第2通気路46,
47を栓体41の締付度合により開閉せしめる構成とし
た。
ント内との両方から簡便にエア抜きができ、フィルタエ
レメントの濾過面積の有効活用が図れ、流出する濾過液
中へのエアの混入を防止できる液体濾過装置を提供する
ことにある。 【構成】 ハウジング21内に流入口25から流入した
液体を濾過して流出口26より流出させる筒状のフィル
タエレメント27を装着し、ハウジング21とこの内部
のフィルタエレメント27の各々の頂部にエア抜き口3
6,37を設け、この両エア抜き口36,37に嵌合す
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47を栓体41の締付度合により開閉せしめる構成とし
た。
Description
【0001】
本考案は各種化学薬剤液等の液体をハウジング内の筒状のフィルタエレメント で濾過して浄化する液体濾過装置に関し、特にそのハウジング内やフィルタエレ メント内からのエア抜き構造を改良した液体濾過装置に関する。
【0002】
一般に、この種の液体濾過装置は、図4に示す如く、ハウジング1が、有底縦 長筒状のハウジング本体2と、この上部にパッキン3を介在して螺嵌したヘッド 部4とで構成され、このヘッド部4にはそれぞれ外部からハウジング本体2内に 通じる鉤穴状の液体流入口5と流出口6とが形成されている。このハウジング1 内に液体中の固形不純物を濾過捕集する縦長筒状のフィルタエレメント7が上下 で支持して装着されている。
【0003】 このフィルタエレメント7は濾過面積を多く取るために、濾材をジグザグ状( プリーツ状)に折曲して筒状にしたフィルタ8と、この上下端に被嵌したアッパ ープレート9並びにロアプレート10などからなり、前記ハウジング1のヘッド 部4の流入口5よりハウジング本体2内に送り込まれた液体が、フィルタエレメ ント7のフィルタ8にこの外側から内側に向け流通し、この際に該液体中の固形 不純物がフィルタ8の濾材に濾過捕集され、これで浄化された濾過液が該フィル タエレメント7内を上方に流れてアッパープレート9の開口より前記ヘッド部4 の流出口から流出するようになっている。
【0004】 こうした液体濾過装置においては、液体を流す通液初期時にハウジング1内に 残っているエアを抜くために、ヘッド部4の流入口5の内奥上部にエア抜き口1 1を形成し、このエア抜き口11に栓体12をねじ込んで設けている。そしてハ ウジング1内に流入した液体により押し上げれるエアを、該栓体12を外すこと で外に抜くようにしている。
【0005】 また、前記ハウジング1内のフィルタエレメント7内から濾過液により押し上 げられるエアを抜くために、ヘッド部4の流出口6の内奥上部に図示しないが前 記同様のエア抜き口と栓体を設けたものもある。
【0006】
ところで、前述の如く従来の液体濾過装置は、ハウジング1内(液体流入側) からエア抜きができるものと、フィルタエレメント7内(濾過液流出側)からエ ア抜きができるものとの2種類あるが、そのハウジング1内とフィルタエレメン ト7内との両方からエア抜きができるようにしたものはない。
【0007】 従って、図4に示した如く前者のハウジング1内(液体流入側)からのエア抜 きはできるが、フィルタエレメント7内(濾過液流出側)からのエア抜きはでき ないものでは、通液時にフィルタエレメント内に残っていたエアが濾過液と共に 流出口6からライン配管中に混入して行ってしまう。
【0008】 一方、逆に後者のフィルタエレメント7内(濾過液流出側)からのエア抜きは できるが、ハウジング1内(液体流入側)からのエア抜きはできないものでは、 フィルタエレメント7のフィルタ(濾材)8の孔径が小さい例えばメンブレン等 の場合、通液時にハウジング1内のエアがそのまま上層部に残り、フィルタエレ メント7の濾過面積を有効に活用できない。またフィルタ8の孔径が大きい場合 、通液時にハウジング1内のエアが液体の流れと共にフィルタエレメント7内に 押し込まれ、そこからエアが濾過液と共に流出口6よりライン配管中に混入して 行ってしまう。
【0009】 こうしてエアが濾過液と共にライン配管中に混入して行くと、例えば写真用感 光乳剤や記憶磁性塗料などの濾過液をベースフイルム上にコーティングするよう なプロセスの場合、混入して行ったエアにより該コーティング層にピンホールが 生じて欠陥製品となってしまうなどの不都合を招く問題がある。
【0010】 本考案は前記事情に鑑みなされ、その目的とするところは、通液初期時にハウ ジング内とフィルタエレメント内との両方から非常に簡便にエア抜きができて、 ハウジング内のフィルタエレメントの濾過面積の有効活用が図れると共に、流出 する濾過液中へのエアの混入を防止できる液体濾過装置を提供することにある。
【0011】
本考案の液体濾過装置は、前記目的を達成するために、液体の流入口と流出口 とを有したハウジング内に、該流入口からハウジング内に流入した液体を濾過し て流出口より流出させる筒状のフィルタエレメントを装着する一方、前記ハウジ ングとこの内部のフィルタエレメントの各々の頂部にエア抜き口を設け、この両 者のエア抜き口に嵌合する栓体を締付操作可能に設け、かつこの栓体に前記ハウ ジング内から外に連通する第1通気路と、前記フィルタエレメント内からハウジ ングの外に連通する第2通気路とを設け、これら第1及び第2通気路を栓体の締 付度合により開閉せしめ得る構成としたことを特徴とする。
【0012】
前記構成の液体濾過装置であれば、通液初期時に栓体を操作してこの締付度合 を変えれば、この栓体に設けられハウジング内から外に連通する第1通気路と、 フィルタエレメント内からハウジングの外に連通する第2通気路とが開き、ハウ ジング内とフィルタエレメント内との両方からエアを抜けるようになる。これで ハウジング内にエアが残留することがなくなり、フィルタエレメントの濾過面積 の有効活用が図れると共に、フィルタエレメント内から流出口を介し流出する濾 過液中にエアが混入して来ることもなくなる。また、単一の栓体を操作するだけ でハウジング内とフィルタエレメント内との両方からエアを抜けるので、その操 作が非常に簡便となる。
【0013】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3により説明する。まず、図1において 、図中21はハウジングで、これは有底縦長円筒状のハウジング本体22と、こ の上部にパッキン23を介在して被嵌した蓋体24と で構成されている。この ハウジング本体22の周壁下部にそれぞれ液体流入口25と流出口26とが設け られている。このハウジング21内に液体中の固形不純物を濾過捕集する縦長筒 状のフィルタエレメント27が上下で支持して装着されている。
【0014】 つまり、そのフィルタエレメント27は濾過面積を多く取るために、濾材をジ グザグ状(プリーツ状)に折曲して筒状にしたフィルタ28と、この内周面に嵌 合した多数の孔付きの内筒コア29と、上下端に被嵌したアッパープレート30 並びにロアプレート31とからなり、そのロアプレート31がハウジング本体2 2内下部に設けた受板32により下側から位置決め保持され、アッパープレート 30が蓋体24の頂部壁内面との間に介挿した圧着スプリング33に弾圧される 抑え板34に位置決め保持されている。
【0015】 なお、その抑え板34は互いに結合した上下2部材34a,34bより構成さ れ、その上側の部材34aがアッパープレート30を上から押し付けると共に、 下側の部材34bがアッパープレート30の中心穴30a内に密に嵌合して位置 決め保持している。また前記下部の受板32は前記ハウジング本体22の流出口 26に下端部を連通状態に嵌着したエルボ状の流出管35の上端寄り部に固定さ れてロアプレート31を下側から受止めるようになっており、その流出管35の 上端が前記フィルタエレメント27のロアプレート31の中心穴31aに密に嵌 合して該フィルタエレメント27と内部連通されている。
【0016】 ここで、前記ハウジング21の上部蓋体24の頂部と前記フィルタエレメント 27の頂部である抑え板34の中央部にエア抜き口36,37が互いに同一鉛直 軸線上に位置して設けられている。この両者のエア抜き口36,37にOリング 38,39,40を介し密に嵌合する一つの栓体41が締付操作可能に設けられ ている。この栓体41は図2に示す如く比較的長尺な段付きボルト形状のもので 、大径な頭部42と、この下側に連設したOリング装着溝43a,43bを有す る中段部42と、この下側にやや小径となって連設した螺子杆部44と、更にこ の下側に長く延出した丸棒部45とを備えている。そしてこの栓体41は、上方 から差し込んで回すことで丸棒部45が前記抑え板34のエア抜き口37にOリ ング40を介し密に貫通し、螺子杆部44が前記上部蓋体24のエア抜き口36 内下半部に形成した雌ねじ部36aに螺合し、中段部42が該エア抜き口36内 の上半部に形成した段状穴部36bに上下一対のOリング38,39を介し密に 嵌合するようになっている。
【0017】 この栓体41にハウジング21内から外に連通する第1通気路46と、前記フ ィルタエレメント27内からハウジング21の外に連通する第2通気路47とが 設けられている。その第1通気路46は前記螺子杆部44にこのねじ山を横切る ように縦方向に亘り溝切りすることで構成されている。第2通気路47は丸棒部 45の下端から螺子杆部44の中心に貫通し、更に中段部43内で曲がって該中 段部43の外周面の上下Oリング装着溝43a,43b相互間部位に開口47a する状態に孔明けすることで構成されている。
【0018】 従ってそれら第1通気路46と第2通気路47は栓体41を図1に示す如く深 く締付けた状態ではいずれも外部に開放せず閉塞状態を維持し、図3(a)に示 す如く上側のOリング38がエア抜き口36上方に外れるまで栓体41の締付度 合を浅くすると、第2通気路47のみが外部に開放し、更に図3(b)に示す如 く下側のOリング39がエア抜き口36上方に外れるまで栓体41の締付度合を 浅くすると、第1通気路46も外部に開放するようになっている。
【0019】 しかして、前記構成の液体濾過装置においては、通液開始時に栓体41を回転 操作して図3(b)に示す如く下側のOリング39がエア抜き口36上方に外れ るまで締付度合を浅くし、これで第1通気路46が外部に開放する状態とする。 なお、この状態では第2通気路47も外部に開放する状態となる。
【0020】 この状態で流入口25から液体をウジング21内に送り込んで行くと、その液 体が該ハウジング21に溜まって液面が上昇する。その液面の上昇により押し上 げられてハウジング21内のエアが前記栓体41の第1通気路46から外部に抜 ける。こうしてハウジング21内にエアがなくなり液体が充満し、その液体が栓 体41の第1通気路46から外部に漏れて来たら、その確認をして栓体41を少 し締め込んで、図3(a)に示す如く下側のOリング39がエア抜き口36内に 嵌まる状態とする。これで前記第1通気路46は閉塞され、ハウジング21内か ら液体の漏れが止まり、第2通気路47のみが外部に開放する。
【0021】 この図3(a)に示す状態ではハウジング21内の液体が外に行くところがな いので、フィルタエレメント27のフィルタ28に外側から内側に通過し、この 際に該液体中の固形不純物がフィルタ28の濾材に濾過捕集され、これで浄化さ れた濾過液がフィルタエレメント27内に溜まり液面が上昇する。これで該フィ ルタエレメント27内のエアが押し上げられて前記栓体41の第2通気路47を 通って外部に抜ける。こうしてフィルタエレメント27内にエアがなくなり液体 が充満し、その液体が栓体41の第2通気路47から外部に漏れて来たら、その 確認をして栓体41を図1に示す如く最後まで深く締め込み、上側のOリング3 8がエア抜き口36内に嵌まる状態とする。これで前記第1通気路46と共に第 2通気路47も閉塞され、全てのエアの排出が終了して液体の漏れが止まり、以 後ハウジング21内に流入させる液体はフィルタエレメント27のフィルタ28 略全域で濾過され、その濾過液がエアの混入無くフィルタエレメント内から流出 口26を介しライン配管(図示せず)に流出するようになる。
【0022】
本考案の液体濾過装置は、前述の如き構成としたから、通液初期時にハウジン グ内とフィルタエレメント内との両方から非常に簡便にエア抜きができて、ハウ ジング内のフィルタエレメントの濾過面積の有効活用が図れると共に、流出する 濾過液中へのエアの混入を防止できる実用上大なる効果が得られる。
【図1】本考案の液体濾過装置の一実施例を示す一部省
略した断面図。
略した断面図。
【図2】同上実施例における栓体のみの斜視図。
【図3】(a)は同上実施例のフィルタエレメント内か
らのエア抜き状態を示す部分断面図、(b)はハウジン
グ内からのエア抜き状態を示す部分断面図。
らのエア抜き状態を示す部分断面図、(b)はハウジン
グ内からのエア抜き状態を示す部分断面図。
【図4】従来の液体濾過装置を示す一部断面した正面
図。
図。
21…ハウジング、25…流入口、26…流出口、27
…フィルタエレメント、36,37…エア抜き口、41
…栓体、46…第1通気路、47…第2通気路。
…フィルタエレメント、36,37…エア抜き口、41
…栓体、46…第1通気路、47…第2通気路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6953−4D B01D 35/02 A
Claims (1)
- 【請求項1】 液体の流入口と流出口とを有したハウジ
ング内に、該流入口からハウジング内に流入した液体を
濾過して流出口より流出させる筒状のフィルタエレメン
トを装着してなる液体濾過装置において、前記ハウジン
グとこの内部のフィルタエレメントの各々の頂部にエア
抜き口を設け、この両者のエア抜き口に嵌合する栓体を
締付操作可能に設け、かつこの栓体に前記ハウジング内
から外に連通する第1通気路と、前記フィルタエレメン
ト内からハウジングの外に連通する第2通気路とを設
け、これら第1及び第2通気路を栓体の締付度合により
開閉せしめ得る構成としたことを特徴とする液体濾過装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3547291U JP2546334Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 液体濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3547291U JP2546334Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 液体濾過装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526111U true JPH0526111U (ja) | 1993-04-06 |
| JP2546334Y2 JP2546334Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=12442721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3547291U Expired - Fee Related JP2546334Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 液体濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546334Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006263639A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Roki Techno Co Ltd | 濾過装置 |
| JP2023509268A (ja) * | 2019-10-29 | 2023-03-08 | ボルボトラックコーポレーション | 上端プレートが自動脱気バルブを含む、燃料などの液体のフィルタカートリッジ |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP3547291U patent/JP2546334Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006263639A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Roki Techno Co Ltd | 濾過装置 |
| JP2023509268A (ja) * | 2019-10-29 | 2023-03-08 | ボルボトラックコーポレーション | 上端プレートが自動脱気バルブを含む、燃料などの液体のフィルタカートリッジ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2546334Y2 (ja) | 1997-08-27 |
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Legal Events
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