JPH0526119A - 燃料蒸気のパージ制御装置 - Google Patents
燃料蒸気のパージ制御装置Info
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- JPH0526119A JPH0526119A JP17850091A JP17850091A JPH0526119A JP H0526119 A JPH0526119 A JP H0526119A JP 17850091 A JP17850091 A JP 17850091A JP 17850091 A JP17850091 A JP 17850091A JP H0526119 A JPH0526119 A JP H0526119A
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- throttle valve
- intake pipe
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- pipe
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は吸気管内に第1及び第2の絞り弁を有
した内燃機関に適用される燃料蒸気のパージ制御装置に
関し、耐久性及び信頼性の向上を図ることを目的とす
る。 【構成】吸気管10内に第1の絞り弁11を設け、吸気
管10内の上記第1の絞り弁11の配設位置より上流側
に第2の絞り弁12を設け、かつ、一端がキャニスタ1
3に接続されたパージ管14を、吸気管10の第2の絞
り弁12の配設位置下流側に開口させると共に、パージ
管10に、第2の絞り弁12が閉弁状態にある時、キャ
ニスタ13から吸気管10にパージされる蒸発燃料のパ
ージ流量を制御する弁装置40を設けてなる燃料蒸気の
パージ制御装置において、第2の絞り弁12が閉弁して
いる時間を計測する閉弁時間測定手段を設けると共に、
この閉弁時間測定手段が計測した閉弁時間に基づき、閉
弁時間が所定時間経過した場合に上記弁装置40を閉弁
させる弁装置制御手段を設ける。
した内燃機関に適用される燃料蒸気のパージ制御装置に
関し、耐久性及び信頼性の向上を図ることを目的とす
る。 【構成】吸気管10内に第1の絞り弁11を設け、吸気
管10内の上記第1の絞り弁11の配設位置より上流側
に第2の絞り弁12を設け、かつ、一端がキャニスタ1
3に接続されたパージ管14を、吸気管10の第2の絞
り弁12の配設位置下流側に開口させると共に、パージ
管10に、第2の絞り弁12が閉弁状態にある時、キャ
ニスタ13から吸気管10にパージされる蒸発燃料のパ
ージ流量を制御する弁装置40を設けてなる燃料蒸気の
パージ制御装置において、第2の絞り弁12が閉弁して
いる時間を計測する閉弁時間測定手段を設けると共に、
この閉弁時間測定手段が計測した閉弁時間に基づき、閉
弁時間が所定時間経過した場合に上記弁装置40を閉弁
させる弁装置制御手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料蒸気のパージ制御装
置に係り、特に吸気管内に第1及び第2の絞り弁を有し
た内燃機関に適用される燃料蒸気のパージ制御装置に関
する。
置に係り、特に吸気管内に第1及び第2の絞り弁を有し
た内燃機関に適用される燃料蒸気のパージ制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料タンク内で蒸発した燃料を活
性炭を充填したキャニスタ内に一時補集しておき、絞り
弁(以下、説明の内容に応じて第1の絞り弁或いはスロ
ットル弁という)によって吸気管内に生じる負圧により
キャニスタ内の燃料蒸気を吸気管にパージするよう構成
したものがある。
性炭を充填したキャニスタ内に一時補集しておき、絞り
弁(以下、説明の内容に応じて第1の絞り弁或いはスロ
ットル弁という)によって吸気管内に生じる負圧により
キャニスタ内の燃料蒸気を吸気管にパージするよう構成
したものがある。
【0003】一方、駆動輪がスリップして車両の操縦性
が低下するのを防止することを目的とし、駆動輪の回転
数が非駆動輪よりも高くなりすぎた場合(即ち、タイヤ
が空転した場合)に、エンジンの燃焼室に供給される混
合気の量を減少させるべく、上記第1の絞り弁とは別に
第2の絞り弁を設けたものが知られている。この第2の
絞り弁は、吸気管内の第1の絞り弁の配設位置より上流
側に配設される。そして、第2の絞り弁は、駆動輪が空
転しその回転数が上昇しすぎる場合、開度が小さくなる
ように自動制御され、これにより燃焼室に供給される混
合気の量を減少させるよう構成されている(この制御を
トラクションコントロールシステムという)。
が低下するのを防止することを目的とし、駆動輪の回転
数が非駆動輪よりも高くなりすぎた場合(即ち、タイヤ
が空転した場合)に、エンジンの燃焼室に供給される混
合気の量を減少させるべく、上記第1の絞り弁とは別に
第2の絞り弁を設けたものが知られている。この第2の
絞り弁は、吸気管内の第1の絞り弁の配設位置より上流
側に配設される。そして、第2の絞り弁は、駆動輪が空
転しその回転数が上昇しすぎる場合、開度が小さくなる
ように自動制御され、これにより燃焼室に供給される混
合気の量を減少させるよう構成されている(この制御を
トラクションコントロールシステムという)。
【0004】上記トラクションコントロールシステムを
搭載したエンジンにキャニスタを設けた場合、第1の絞
り弁が閉じて吸入空気量が少ない場合、または第1の絞
り弁が開いていても第2の絞り弁が閉じて吸入空気量が
少ない場合等、本来、吸気管内にキャニスタの燃料蒸気
があまり導かれるべきでないはずの状態であっても、第
2の絞り弁が閉じた場合、第2の絞り弁により生じる負
圧のために、吸気管内にキャニスタの燃料蒸気が導かれ
たり、或いはキャニスタを介して大気が導かれるおそれ
がある。この結果、燃焼室に導かれる混合気の空燃比が
不安定となり、燃焼が不安定となることが考えられる。
搭載したエンジンにキャニスタを設けた場合、第1の絞
り弁が閉じて吸入空気量が少ない場合、または第1の絞
り弁が開いていても第2の絞り弁が閉じて吸入空気量が
少ない場合等、本来、吸気管内にキャニスタの燃料蒸気
があまり導かれるべきでないはずの状態であっても、第
2の絞り弁が閉じた場合、第2の絞り弁により生じる負
圧のために、吸気管内にキャニスタの燃料蒸気が導かれ
たり、或いはキャニスタを介して大気が導かれるおそれ
がある。この結果、燃焼室に導かれる混合気の空燃比が
不安定となり、燃焼が不安定となることが考えられる。
【0005】このため、従来、キャニスタと吸気管とを
連通するパージ管に、このパージ管を流れる燃料蒸気及
び空気の流量を制御する弁装置を設け、この弁装置を第
2の絞り弁によって吸気管内に実質的に負圧が発生する
時に流量を制限させるように構成した燃料蒸気のパージ
制御装置があった(実開昭62−101059号公
報)。
連通するパージ管に、このパージ管を流れる燃料蒸気及
び空気の流量を制御する弁装置を設け、この弁装置を第
2の絞り弁によって吸気管内に実質的に負圧が発生する
時に流量を制限させるように構成した燃料蒸気のパージ
制御装置があった(実開昭62−101059号公
報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両が滑り
やすい道路(例えば雪道等)を走行しているような場合
には、駆動輪の空転は頻繁に発生し、また空転の度合い
も様々となる。従って、駆動輪の空転状態に対応して作
動する第2の絞り弁も頻繁に様々な開度で弁動作を行う
ことになる。この際、第2の絞り弁の閉弁期間がほんの
一瞬であり、それによる吸気管負圧の発生も一瞬である
ような場合には、この一瞬の吸気管負圧によって燃料蒸
気のパージが大量に行われ空燃比に影響がでるというこ
とは殆ど有り得ない。
やすい道路(例えば雪道等)を走行しているような場合
には、駆動輪の空転は頻繁に発生し、また空転の度合い
も様々となる。従って、駆動輪の空転状態に対応して作
動する第2の絞り弁も頻繁に様々な開度で弁動作を行う
ことになる。この際、第2の絞り弁の閉弁期間がほんの
一瞬であり、それによる吸気管負圧の発生も一瞬である
ような場合には、この一瞬の吸気管負圧によって燃料蒸
気のパージが大量に行われ空燃比に影響がでるというこ
とは殆ど有り得ない。
【0007】しかるに、上記従来の燃料蒸気のパージ制
御装置では、負圧が生じた時、或いは第2の絞り弁の開
度が所定値以下になった時に、弁装置は駆動されパージ
流量を制限するよう構成されていた。即ち、ほんの一瞬
でも所定の負圧が生じた時、或いは第2の絞り弁の開度
がほんの一瞬でも所定値以下になった時には、パージ管
に設けてある弁装置が作動する構成となっていた。
御装置では、負圧が生じた時、或いは第2の絞り弁の開
度が所定値以下になった時に、弁装置は駆動されパージ
流量を制限するよう構成されていた。即ち、ほんの一瞬
でも所定の負圧が生じた時、或いは第2の絞り弁の開度
がほんの一瞬でも所定値以下になった時には、パージ管
に設けてある弁装置が作動する構成となっていた。
【0008】このような弁装置の動作は、空燃比への影
響が殆どないという機関状態からいっても無駄な動作で
ある。更に、前記のように車両が滑りやすい道路を走行
しているような場合には第2の絞り弁の開閉は頻繁に行
われ、これに対応して上記のように無駄な動作である弁
装置の開閉動作も頻繁に行われるため、弁装置の劣化は
急速に進みやがて故障や損傷にいたる。よって、従来の
燃料蒸気のパージ制御装置では耐久性及び信頼性が低い
という問題点があった。
響が殆どないという機関状態からいっても無駄な動作で
ある。更に、前記のように車両が滑りやすい道路を走行
しているような場合には第2の絞り弁の開閉は頻繁に行
われ、これに対応して上記のように無駄な動作である弁
装置の開閉動作も頻繁に行われるため、弁装置の劣化は
急速に進みやがて故障や損傷にいたる。よって、従来の
燃料蒸気のパージ制御装置では耐久性及び信頼性が低い
という問題点があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、第2の絞り弁が所定時間以上閉弁状態を維持した
場合にパージ管に設けられた弁装置が作動するよう構成
することにより、耐久性及び信頼性の向上を図った燃料
蒸気のパージ制御装置を提供することを目的とする。
あり、第2の絞り弁が所定時間以上閉弁状態を維持した
場合にパージ管に設けられた弁装置が作動するよう構成
することにより、耐久性及び信頼性の向上を図った燃料
蒸気のパージ制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、吸気管内に第1の絞り弁を設け、吸気
管内の上記第1の絞り弁の配設位置より上流側に第2の
絞り弁を設け、かつ、一端がキャニスタに接続されたパ
ージ管を、吸気管の第2の絞り弁の配設位置下流側に開
口させると共に、上記パージ管に、第2の絞り弁が閉弁
状態にある時、キャニスタから吸気管にパージされる蒸
発燃料のパージ流量を制御する弁装置を設けてなる燃料
蒸気のパージ制御装置において、上記第2の絞り弁が閉
弁している時間を計測する閉弁時間測定手段を設けると
共に、この閉弁時間測定手段が計測した閉弁時間に基づ
き、閉弁時間が所定時間経過した場合に上記弁装置を閉
弁させる弁装置制御手段を設けたことを特徴とするもの
である。
に、本発明では、吸気管内に第1の絞り弁を設け、吸気
管内の上記第1の絞り弁の配設位置より上流側に第2の
絞り弁を設け、かつ、一端がキャニスタに接続されたパ
ージ管を、吸気管の第2の絞り弁の配設位置下流側に開
口させると共に、上記パージ管に、第2の絞り弁が閉弁
状態にある時、キャニスタから吸気管にパージされる蒸
発燃料のパージ流量を制御する弁装置を設けてなる燃料
蒸気のパージ制御装置において、上記第2の絞り弁が閉
弁している時間を計測する閉弁時間測定手段を設けると
共に、この閉弁時間測定手段が計測した閉弁時間に基づ
き、閉弁時間が所定時間経過した場合に上記弁装置を閉
弁させる弁装置制御手段を設けたことを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】燃料蒸気のパージ制御装置を上記構成とするこ
とにより、車両が滑りやすい道路を走行し第2の絞り弁
の開閉が頻繁に行われたような場合であっても、第2の
絞り弁が所定時間以上閉弁状態を維持しない場合はパー
ジ管に設けられた弁装置は作動しないため、空燃比に影
響を与えない状態での弁装置の作動は抑制されるため、
弁装置の使用頻度が減り弁装置の耐久性を向上させるこ
とができる。
とにより、車両が滑りやすい道路を走行し第2の絞り弁
の開閉が頻繁に行われたような場合であっても、第2の
絞り弁が所定時間以上閉弁状態を維持しない場合はパー
ジ管に設けられた弁装置は作動しないため、空燃比に影
響を与えない状態での弁装置の作動は抑制されるため、
弁装置の使用頻度が減り弁装置の耐久性を向上させるこ
とができる。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図1は本発明の一実施例である燃料蒸気のパージ
制御装置を示す構成図である。
する。図1は本発明の一実施例である燃料蒸気のパージ
制御装置を示す構成図である。
【0013】同図において、吸気管10内には第1の絞
り弁(メインスロットル弁)11及び第2の絞り弁(サ
ブスロットル弁)12が設けられており、吸入空気の流
れ方向(図中矢印で示す方向)に対して第2の絞り弁1
2は第1の絞り弁11よりも上流側に配設されている。
り弁(メインスロットル弁)11及び第2の絞り弁(サ
ブスロットル弁)12が設けられており、吸入空気の流
れ方向(図中矢印で示す方向)に対して第2の絞り弁1
2は第1の絞り弁11よりも上流側に配設されている。
【0014】第1の絞り弁11は、図示しないアクセル
ペダルに連動して開閉動作を行う構成とされており、こ
れによりエンジンの出力制御が行われる。また、第2の
絞り弁12はマイクロコンピュータを備えたエンジンコ
ントロールユニット(ECU)30により開閉制御さ
れ、通常走行状態においては全開しているか、或いは第
1の絞り弁11よりも大きな開度で開弁している。
ペダルに連動して開閉動作を行う構成とされており、こ
れによりエンジンの出力制御が行われる。また、第2の
絞り弁12はマイクロコンピュータを備えたエンジンコ
ントロールユニット(ECU)30により開閉制御さ
れ、通常走行状態においては全開しているか、或いは第
1の絞り弁11よりも大きな開度で開弁している。
【0015】また、13はキャニスタであり、内部に吸
着剤となる活性炭が充填されている。このキャニスタ1
3は、パージ管14を介して吸気管10に連結され、蒸
気管15を介して燃料タンク16に連結され、また下端
部に形成された大気口17を介して大気に連通された構
成を有する。
着剤となる活性炭が充填されている。このキャニスタ1
3は、パージ管14を介して吸気管10に連結され、蒸
気管15を介して燃料タンク16に連結され、また下端
部に形成された大気口17を介して大気に連通された構
成を有する。
【0016】第1の逆止弁21は、パージ管14のキャ
ニスタ13との接続部分に設けられ、燃料蒸気がキャニ
スタ13から吸気管10側へ流動することのみを許容す
る。第2及び第3の逆止弁22,23は、蒸気管15の
キャニスタ13との接続部分に設けられ、第2の逆止弁
22は燃料蒸気が燃料タンク16からキャニスタ13へ
流入することのみを許容し、第3の逆止弁23は燃料蒸
気がキャニスタ13から燃料タンク16側へ流出するこ
とのみを許容する。
ニスタ13との接続部分に設けられ、燃料蒸気がキャニ
スタ13から吸気管10側へ流動することのみを許容す
る。第2及び第3の逆止弁22,23は、蒸気管15の
キャニスタ13との接続部分に設けられ、第2の逆止弁
22は燃料蒸気が燃料タンク16からキャニスタ13へ
流入することのみを許容し、第3の逆止弁23は燃料蒸
気がキャニスタ13から燃料タンク16側へ流出するこ
とのみを許容する。
【0017】上記のようにパージ管14の一端はキャニ
スタ13に接続されるが、パージ管14の他端に位置す
るパージポート24は、吸気管10の第2の絞り弁12
の配設位置よりも下流側に位置する部分に開口するよう
構成されている。
スタ13に接続されるが、パージ管14の他端に位置す
るパージポート24は、吸気管10の第2の絞り弁12
の配設位置よりも下流側に位置する部分に開口するよう
構成されている。
【0018】しかして、燃料タンク16内の燃料の蒸気
圧が高くると、燃料蒸気は蒸気管15を通り、第2の逆
止弁22を押し開けてキャニスタ23内に入り込み、内
設された活性炭に吸着される。一方、第1の絞り弁11
が若干開弁してパージポート24に負圧が発生すると、
キャニスタ13内に吸着されいた燃料は、大気口17か
ら導入される空気と共に第1の逆止弁21を通ってパー
ジ管14へ流入し、パージポート24から吸気管10内
へパージされる。また、燃料タンク16が冷却され、燃
料タンク16内の圧力が減圧すると、キャニスタ13内
の燃料は第3の逆止弁23を開放し、蒸気管15を通っ
て燃料タンク16内に戻される。
圧が高くると、燃料蒸気は蒸気管15を通り、第2の逆
止弁22を押し開けてキャニスタ23内に入り込み、内
設された活性炭に吸着される。一方、第1の絞り弁11
が若干開弁してパージポート24に負圧が発生すると、
キャニスタ13内に吸着されいた燃料は、大気口17か
ら導入される空気と共に第1の逆止弁21を通ってパー
ジ管14へ流入し、パージポート24から吸気管10内
へパージされる。また、燃料タンク16が冷却され、燃
料タンク16内の圧力が減圧すると、キャニスタ13内
の燃料は第3の逆止弁23を開放し、蒸気管15を通っ
て燃料タンク16内に戻される。
【0019】吸気管10の内壁であって第2の絞り弁1
2よりも上流側には大気ポート26が開口しており、こ
の大気ポート26から延びる大気管27は弁装置40及
び分岐管18を介してパージ管14と接続されている。
2よりも上流側には大気ポート26が開口しており、こ
の大気ポート26から延びる大気管27は弁装置40及
び分岐管18を介してパージ管14と接続されている。
【0020】弁装置40は、電磁力により作動する電磁
弁であり、前記したECU30から供給される信号に基
づき作動するものである。弁装置40の弁体46の一部
はソレノイド47に囲繞されており、弁体46はソレノ
イド47が励磁された時分岐管18を開放し、ソレノイ
ド47が励磁されない時バネ45に押圧されて分岐管1
8を閉塞するよう構成されている。また、大気管27は
弁装置40内に形成された大気室44に連通しており、
パージ管14に連結された分岐管18は大気室44内に
延びて弁体46により開閉される構成となっている。
弁であり、前記したECU30から供給される信号に基
づき作動するものである。弁装置40の弁体46の一部
はソレノイド47に囲繞されており、弁体46はソレノ
イド47が励磁された時分岐管18を開放し、ソレノイ
ド47が励磁されない時バネ45に押圧されて分岐管1
8を閉塞するよう構成されている。また、大気管27は
弁装置40内に形成された大気室44に連通しており、
パージ管14に連結された分岐管18は大気室44内に
延びて弁体46により開閉される構成となっている。
【0021】上記構成において、ソレノイド47への励
磁が停止されており、よってバネ45に押圧されて弁体
46が分岐管18を閉塞している状態では、キャニスタ
13内の燃料はパージポート24に発生する負圧によっ
て吸気管10内に導かれる。これに対してソレノイド4
7が励磁され弁体46が分岐管18を開放した状態で
は、パージ管14は分岐管18,大気室44を介して大
気管27と連通する。よって、大気ポート26より大気
がパージ管14内に導入されるため、パージ管14を通
りパージポートに導かれる燃料上記の流量は大きく制限
される。尚、大気ポート26が形成されず、弁装置40
がパージ管14の単なる開閉弁として働くものでもよ
い。
磁が停止されており、よってバネ45に押圧されて弁体
46が分岐管18を閉塞している状態では、キャニスタ
13内の燃料はパージポート24に発生する負圧によっ
て吸気管10内に導かれる。これに対してソレノイド4
7が励磁され弁体46が分岐管18を開放した状態で
は、パージ管14は分岐管18,大気室44を介して大
気管27と連通する。よって、大気ポート26より大気
がパージ管14内に導入されるため、パージ管14を通
りパージポートに導かれる燃料上記の流量は大きく制限
される。尚、大気ポート26が形成されず、弁装置40
がパージ管14の単なる開閉弁として働くものでもよ
い。
【0022】吸気管10の外壁には、第1の絞り弁11
の開度を検出する第1の開度センサ31、第2の絞り弁
12の開度を検出する第2の開度センサ32、及び第2
の絞り弁12を開閉駆動するための駆動モータ33等が
設けられ、これらの開度センサ31,32及び駆動モー
タ33はECU30に接続されている。また、前輪及び
後輪の回転速度を検出するための回転速度センサ34,
35もECU30に接続されている。
の開度を検出する第1の開度センサ31、第2の絞り弁
12の開度を検出する第2の開度センサ32、及び第2
の絞り弁12を開閉駆動するための駆動モータ33等が
設けられ、これらの開度センサ31,32及び駆動モー
タ33はECU30に接続されている。また、前輪及び
後輪の回転速度を検出するための回転速度センサ34,
35もECU30に接続されている。
【0023】また、図中36はトラクションコントロー
ル用のマイクロコンピュータ(以下、TRCという)で
あり、ECU30に接続され、両コンピュータ間で情報
の授受を行いうる構成となっている。このTRC36は
ECU30と協働して、駆動輪の回転数が非駆動輪より
も高くなり過ぎた場合(即ち、タイヤが空転した場合)
に、第2の絞り弁12を閉弁動作させることによりエン
ジンの燃焼室に供給される混合気の量を減少させる制御
を行うものである。これにより駆動輪のトルクは低減
し、駆動輪がスリップして車両の操縦性が低下するのを
防止することができる。
ル用のマイクロコンピュータ(以下、TRCという)で
あり、ECU30に接続され、両コンピュータ間で情報
の授受を行いうる構成となっている。このTRC36は
ECU30と協働して、駆動輪の回転数が非駆動輪より
も高くなり過ぎた場合(即ち、タイヤが空転した場合)
に、第2の絞り弁12を閉弁動作させることによりエン
ジンの燃焼室に供給される混合気の量を減少させる制御
を行うものである。これにより駆動輪のトルクは低減
し、駆動輪がスリップして車両の操縦性が低下するのを
防止することができる。
【0024】ECU30及びTRC36は、第1の絞り
弁11の開度及び前後輪の回転速度の差に基づいて第2
の絞り弁12の開度を制御する。回転速度センサ34,
35からの入力信号により前後輪の回転速度が実質的に
同じであり車輪にスリップが発生していないと判断され
るとき、ECU30及びTRC36は第2の絞り弁12
を全開位置に定め、この状態においてエンジン出力は第
1の絞り弁11の開閉によって制御される。
弁11の開度及び前後輪の回転速度の差に基づいて第2
の絞り弁12の開度を制御する。回転速度センサ34,
35からの入力信号により前後輪の回転速度が実質的に
同じであり車輪にスリップが発生していないと判断され
るとき、ECU30及びTRC36は第2の絞り弁12
を全開位置に定め、この状態においてエンジン出力は第
1の絞り弁11の開閉によって制御される。
【0025】これに対して、前後輪の回転速度に差が生
じ、車輪にスリップが発生していると判断された時、E
CU30及びTRC36はエンジン出力を低下させるべ
く第2の絞り弁12の開度を小さくする制御を実行する
と共に、本発明の特徴となる弁装置40の使用頻度を低
減するための制御を実行する。
じ、車輪にスリップが発生していると判断された時、E
CU30及びTRC36はエンジン出力を低下させるべ
く第2の絞り弁12の開度を小さくする制御を実行する
と共に、本発明の特徴となる弁装置40の使用頻度を低
減するための制御を実行する。
【0026】以下、ECU30が弁装置40に対して実
行する弁装置40の使用頻度を低減するための制御動作
について説明する。図2は、ECU30が弁装置40の
使用頻度を低減するため実行する制御動作の第1実施例
を示すフローチャートである。同図に示す処理は、EC
U30内のリード・オンリ・メモリ(ROM)に格納さ
れており、例えば4ms毎に実行されるルーチン処理で
ある。
行する弁装置40の使用頻度を低減するための制御動作
について説明する。図2は、ECU30が弁装置40の
使用頻度を低減するため実行する制御動作の第1実施例
を示すフローチャートである。同図に示す処理は、EC
U30内のリード・オンリ・メモリ(ROM)に格納さ
れており、例えば4ms毎に実行されるルーチン処理で
ある。
【0027】同図に示す処理が起動すると、先ずステッ
プ100(以下、ステップをSと略称する)において、
トランクションコントロール制御が実行されているかど
うかを判断する。トランクションコントロール制御が実
行されていない場合は第2の絞り弁12は全開状態であ
るため、第2の絞り弁12による負圧の発生はない。よ
って、S100で否定判断がされた場合には、処理はS
160を実施した後S170に進み、このS170にお
いて弁装置40に対する電源供給を停止し(以下、この
状態をVSV OFFの状態という)、弁体46により
分岐管18を閉塞する。これにより、吸気管10とキャ
ニスタ13は大気管27を介することなく連通され、キ
ャニスタ13内の燃料は吸気管10にパージされる。
尚、S160は、後述するように、所定時間を計数する
ためのカウンタ(COUNT)をゼロリセットする処理である
が、説明の便宜上、このS160の処理については後述
するものとする。
プ100(以下、ステップをSと略称する)において、
トランクションコントロール制御が実行されているかど
うかを判断する。トランクションコントロール制御が実
行されていない場合は第2の絞り弁12は全開状態であ
るため、第2の絞り弁12による負圧の発生はない。よ
って、S100で否定判断がされた場合には、処理はS
160を実施した後S170に進み、このS170にお
いて弁装置40に対する電源供給を停止し(以下、この
状態をVSV OFFの状態という)、弁体46により
分岐管18を閉塞する。これにより、吸気管10とキャ
ニスタ13は大気管27を介することなく連通され、キ
ャニスタ13内の燃料は吸気管10にパージされる。
尚、S160は、後述するように、所定時間を計数する
ためのカウンタ(COUNT)をゼロリセットする処理である
が、説明の便宜上、このS160の処理については後述
するものとする。
【0028】一方、S100において現在トラクション
コントロール制御の実行中であると判断されると処理は
S110に進む。S110では、第1の開度センサ31
から供給される信号により第1の絞り弁11の開度(こ
の開度をTA1と示す)を検出し、開度TA1が適合定
数A以上であるかどうかを判断する。
コントロール制御の実行中であると判断されると処理は
S110に進む。S110では、第1の開度センサ31
から供給される信号により第1の絞り弁11の開度(こ
の開度をTA1と示す)を検出し、開度TA1が適合定
数A以上であるかどうかを判断する。
【0029】第1の絞り弁11の開弁度が小さい場合に
は、第2の絞り弁12が閉弁したとしても吸気管10内
の負圧が大きくなるようなことはなく、吸気管10とキ
ャニスタ13を連通させておいても空燃比が大きく変動
するようなことはない。よって、S110において否定
判断された場合は処理をS170に進め、VSV OF
Fの状態とし、大気管27を介することなく吸気管10
とキャニスタ13を連通する構成とした。尚、ここで適
合定数Aとは、第1の絞り弁11の開度において、第2
の絞り弁12が閉弁したとしても吸気管10内の負圧が
空燃比に影響を与えない状態とすることができる第1の
絞り弁11の最大開度である。
は、第2の絞り弁12が閉弁したとしても吸気管10内
の負圧が大きくなるようなことはなく、吸気管10とキ
ャニスタ13を連通させておいても空燃比が大きく変動
するようなことはない。よって、S110において否定
判断された場合は処理をS170に進め、VSV OF
Fの状態とし、大気管27を介することなく吸気管10
とキャニスタ13を連通する構成とした。尚、ここで適
合定数Aとは、第1の絞り弁11の開度において、第2
の絞り弁12が閉弁したとしても吸気管10内の負圧が
空燃比に影響を与えない状態とすることができる第1の
絞り弁11の最大開度である。
【0030】S110において、第1の絞り弁11の開
度が適合定数Aよりも大きく開弁していると判断される
と、処理はS120に進み、第2の開度センサ32から
供給される信号に基づき第2の絞り弁12の開度(この
開度をTA2と示す)を検出し、開度TA2が適合定数
B以下であるかどうかを判断する。
度が適合定数Aよりも大きく開弁していると判断される
と、処理はS120に進み、第2の開度センサ32から
供給される信号に基づき第2の絞り弁12の開度(この
開度をTA2と示す)を検出し、開度TA2が適合定数
B以下であるかどうかを判断する。
【0031】第2の絞り弁12が大きく開弁している場
合には、第2の絞り弁12により吸気管10内の負圧が
空燃比に影響を与える程上昇するようなことはない。従
って第2の絞り弁12の開度TA2が、第2の絞り弁1
2が空燃比に影響を与えない最小の開度(この開度を適
合定数Bという)より大きな場合には、吸気管10とキ
ャニスタ13を連通させておいても空燃比が大きく変動
するようなことはないため、処理をS170に進め、弁
装置40をVSV OFFの状態とする構成とした。
合には、第2の絞り弁12により吸気管10内の負圧が
空燃比に影響を与える程上昇するようなことはない。従
って第2の絞り弁12の開度TA2が、第2の絞り弁1
2が空燃比に影響を与えない最小の開度(この開度を適
合定数Bという)より大きな場合には、吸気管10とキ
ャニスタ13を連通させておいても空燃比が大きく変動
するようなことはないため、処理をS170に進め、弁
装置40をVSV OFFの状態とする構成とした。
【0032】上記してきたS100〜S120の各処理
において、いずれも否定判断された状態は、第2の絞り
弁12が閉弁し、これにより生じる負圧のために、吸気
管10内にキャニスタ13の燃料蒸気が導かれたり、或
いはキャニスタ13を介して大気が導かれるおそれがあ
る状態であり、燃焼室に導かれる混合気の空燃比が不安
定となり、燃焼が不安定となることが考えられる状態で
ある。この状態を回避し、燃焼の安定化を図るために
は、弁装置40をVSV ONの状態として、燃料蒸気
及び空気がパージ管14から吸気管10内に流入するの
を阻止すればよい。
において、いずれも否定判断された状態は、第2の絞り
弁12が閉弁し、これにより生じる負圧のために、吸気
管10内にキャニスタ13の燃料蒸気が導かれたり、或
いはキャニスタ13を介して大気が導かれるおそれがあ
る状態であり、燃焼室に導かれる混合気の空燃比が不安
定となり、燃焼が不安定となることが考えられる状態で
ある。この状態を回避し、燃焼の安定化を図るために
は、弁装置40をVSV ONの状態として、燃料蒸気
及び空気がパージ管14から吸気管10内に流入するの
を阻止すればよい。
【0033】従来では、上記のS100〜S120の各
処理においていずれも否定判断された場合、直ちに弁装
置40をVSV ONの状態とし第2の絞り弁12を閉
弁する構成であった。このため路面の状態によっては、
今回のルーチン処理ではS100〜S120の各処理に
おいていずれも否定判断されたが、次回のルーチン処理
ではS100〜S120のいずれかの処理において肯定
判断がされる場合が生じ、本実施例の場合では4msの
間で弁装置40はVSV ONの状態からVSV OF
Fの状態に切り替わってしまう。
処理においていずれも否定判断された場合、直ちに弁装
置40をVSV ONの状態とし第2の絞り弁12を閉
弁する構成であった。このため路面の状態によっては、
今回のルーチン処理ではS100〜S120の各処理に
おいていずれも否定判断されたが、次回のルーチン処理
ではS100〜S120のいずれかの処理において肯定
判断がされる場合が生じ、本実施例の場合では4msの
間で弁装置40はVSV ONの状態からVSV OF
Fの状態に切り替わってしまう。
【0034】このような弁装置40の動作は、空燃比へ
の影響が殆どなく無駄な動作であり、かつ車両が滑りや
すい道路を走行しているような場合には弁装置40の開
閉動作も頻繁に行われる可能性があり、弁装置40に故
障や損傷が生じやすくなることは前述した通りである。
の影響が殆どなく無駄な動作であり、かつ車両が滑りや
すい道路を走行しているような場合には弁装置40の開
閉動作も頻繁に行われる可能性があり、弁装置40に故
障や損傷が生じやすくなることは前述した通りである。
【0035】そこで、本発明ではS100〜S120の
各処理においていずれも否定判断され、第2の絞り弁1
2が閉弁することより生じる負圧のために空燃比に影響
が生じる可能性がある状態でも、直ちに弁装置40をV
SV ONの状態とすることはせず、所定時間(C)に
わたりS100〜S120の各処理で否定判断される状
態が維持された場合に、初めて弁装置40をVSV O
Nの状態とするよう構成したことを特徴とするものであ
る。以下、その処理について説明する。
各処理においていずれも否定判断され、第2の絞り弁1
2が閉弁することより生じる負圧のために空燃比に影響
が生じる可能性がある状態でも、直ちに弁装置40をV
SV ONの状態とすることはせず、所定時間(C)に
わたりS100〜S120の各処理で否定判断される状
態が維持された場合に、初めて弁装置40をVSV O
Nの状態とするよう構成したことを特徴とするものであ
る。以下、その処理について説明する。
【0036】S100〜S120の各処理においていず
れも否定判断されると、処理はS130に進み、時間を
計数するためのカウンタ(COUNT)をインクリーメントす
る。そして、続くS140では、S130でインクリー
メントされた値が上記所定時間(C)以上となったかど
うかが判断される。
れも否定判断されると、処理はS130に進み、時間を
計数するためのカウンタ(COUNT)をインクリーメントす
る。そして、続くS140では、S130でインクリー
メントされた値が上記所定時間(C)以上となったかど
うかが判断される。
【0037】このS140の処理において、インクリー
メントされた値が上記所定時間(C)以下であると判断
されると、まだ安定な状態ではなく、弁装置40が頻繁
に切り替わるおそれがある状態であると判断され、処理
はS170に進み弁装置40はVSV OFFの状態を
維持する。
メントされた値が上記所定時間(C)以下であると判断
されると、まだ安定な状態ではなく、弁装置40が頻繁
に切り替わるおそれがある状態であると判断され、処理
はS170に進み弁装置40はVSV OFFの状態を
維持する。
【0038】一方、S140の処理において、インクリ
ーメントされた値が上記所定時間(C)以上で、S10
0〜S120の各処理においていずれも否定判断された
状態が所定時間(C)以上維持されたと判断されると、
初めて処理はS150に進み、弁装置40はVSV O
Nの状態とされ、処理を終了する。
ーメントされた値が上記所定時間(C)以上で、S10
0〜S120の各処理においていずれも否定判断された
状態が所定時間(C)以上維持されたと判断されると、
初めて処理はS150に進み、弁装置40はVSV O
Nの状態とされ、処理を終了する。
【0039】上記のように、本発明では、弁装置40を
VSV ONの状態とすべき状態が所定時間維持された
後に、初めて実際に弁装置40をVSV ONとする構
成とした。これにより、弁装置40の切り換え動作回数
を低減することができ、よって弁装置40の耐久性は向
上し、延いてはパージ制御装置の信頼性を向上させるこ
とかできる。
VSV ONの状態とすべき状態が所定時間維持された
後に、初めて実際に弁装置40をVSV ONとする構
成とした。これにより、弁装置40の切り換え動作回数
を低減することができ、よって弁装置40の耐久性は向
上し、延いてはパージ制御装置の信頼性を向上させるこ
とかできる。
【0040】尚、弁装置40がVSV ONの状態より
VSV OFFの状態に復帰するのは、S100〜S1
20のいずれかの処理において否定判断された場合であ
る。この場合には、S160の処理により時間を計数す
るためのカウンタ(COUNT)をゼロリセットした後に、S
170の処理により弁装置40はVSV OFFの状態
となる。よって、後に実施されるルーチン処理において
S100〜S120の各処理においていずれも否定判断
された場合には、カウンタ(COUNT)はゼロからカウント
を開始する。
VSV OFFの状態に復帰するのは、S100〜S1
20のいずれかの処理において否定判断された場合であ
る。この場合には、S160の処理により時間を計数す
るためのカウンタ(COUNT)をゼロリセットした後に、S
170の処理により弁装置40はVSV OFFの状態
となる。よって、後に実施されるルーチン処理において
S100〜S120の各処理においていずれも否定判断
された場合には、カウンタ(COUNT)はゼロからカウント
を開始する。
【0041】図3は、ECU30が弁装置40の使用頻
度を低減するため実行する制御動作の第2実施例を示す
フローチャートである。同図に示す処理も、例えば4m
s毎に実行されるルーチン処理である。尚、同図に示す
処理において、図2に示した処理と異なるのはS12
1,S161,S162のみである。従って、既に説明
した処理については説明を省略し、本実施例の特徴とな
るS121,S161,S162の処理を重点的に説明
する。
度を低減するため実行する制御動作の第2実施例を示す
フローチャートである。同図に示す処理も、例えば4m
s毎に実行されるルーチン処理である。尚、同図に示す
処理において、図2に示した処理と異なるのはS12
1,S161,S162のみである。従って、既に説明
した処理については説明を省略し、本実施例の特徴とな
るS121,S161,S162の処理を重点的に説明
する。
【0042】上記した第1実施例に係る処理動作では、
弁装置40がVSV OFFの状態からVSV ONの
状態に切り替わる場合における弁装置40の頻繁な切り
換え動作を防止する構成であった。しかるに、弁装置4
0がVSV ONの状態よりVSV OFFの状態に切
り替わる場合においても、路面状態等によって弁装置4
0は頻繁な切り換え動作を行う可能性がある。前記した
ように、弁装置40がVSV ONの状態よりVSV
OFFの状態に切り替わるのは、S100〜S120の
いずれかの処理において否定判断された場合である。
弁装置40がVSV OFFの状態からVSV ONの
状態に切り替わる場合における弁装置40の頻繁な切り
換え動作を防止する構成であった。しかるに、弁装置4
0がVSV ONの状態よりVSV OFFの状態に切
り替わる場合においても、路面状態等によって弁装置4
0は頻繁な切り換え動作を行う可能性がある。前記した
ように、弁装置40がVSV ONの状態よりVSV
OFFの状態に切り替わるのは、S100〜S120の
いずれかの処理において否定判断された場合である。
【0043】よって、本実施例ではS100〜S120
のいずれかの処理において否定判断されても、直ちに弁
装置40をVSV OFFの状態とすることはせず、所
定時間(D)にわたりS100〜S120のいずれかの
処理において否定判断される状態が維持された場合に、
初めて弁装置40をVSV OFFの状態とするよう構
成したことを特徴とするものである。以下、その処理に
ついて説明する。
のいずれかの処理において否定判断されても、直ちに弁
装置40をVSV OFFの状態とすることはせず、所
定時間(D)にわたりS100〜S120のいずれかの
処理において否定判断される状態が維持された場合に、
初めて弁装置40をVSV OFFの状態とするよう構
成したことを特徴とするものである。以下、その処理に
ついて説明する。
【0044】S100〜S120のいずれかの処理で否
定判断がされると、処理はS160を経由してS161
に進み、時間を計数するためのカウンタ(COUNT2) をイ
ンクリーメントする。そして、続くS162では、S1
61でインクリーメントされた値が上記所定時間(D)
以上となったかどうかが判断される。
定判断がされると、処理はS160を経由してS161
に進み、時間を計数するためのカウンタ(COUNT2) をイ
ンクリーメントする。そして、続くS162では、S1
61でインクリーメントされた値が上記所定時間(D)
以上となったかどうかが判断される。
【0045】このS161の処理において、インクリー
メントされた値が上記所定時間(D)以下であると判断
されると、まだ安定な状態ではなく、弁装置40が頻繁
に切り替わるおそれがある状態であると判断され、処理
は終了する。よって、弁装置40はVSV ONの状態
を維持する。
メントされた値が上記所定時間(D)以下であると判断
されると、まだ安定な状態ではなく、弁装置40が頻繁
に切り替わるおそれがある状態であると判断され、処理
は終了する。よって、弁装置40はVSV ONの状態
を維持する。
【0046】一方、S162の処理において、インクリ
ーメントされた値が上記所定時間(D)以上で、S10
0〜S120のいずれかで否定判断されている状態が所
定時間(D)以上維持されたと判断されると、初めて処
理はS170に進み、弁装置40はVSV OFFの状
態とされ、処理を終了する。
ーメントされた値が上記所定時間(D)以上で、S10
0〜S120のいずれかで否定判断されている状態が所
定時間(D)以上維持されたと判断されると、初めて処
理はS170に進み、弁装置40はVSV OFFの状
態とされ、処理を終了する。
【0047】上記のように、本実施例では、弁装置40
をVSV OFFの状態とすべき状態が所定時間維持さ
れた後に、初めて実際に弁装置40をVSV OFFと
する構成とした。これにより、弁装置40がVSV O
FFの状態からVSV ONの状態に切り替わる場合、
及び弁装置40がVSV ONの状態よりVSV OF
Fの状態に切り替わる場合の双方の場合において、弁装
置40の切り換え動作回数を低減することができ、第1
実施例に比べて更に弁装置40の耐久性は向上し、パー
ジ制御装置の信頼性を向上させることかできる。
をVSV OFFの状態とすべき状態が所定時間維持さ
れた後に、初めて実際に弁装置40をVSV OFFと
する構成とした。これにより、弁装置40がVSV O
FFの状態からVSV ONの状態に切り替わる場合、
及び弁装置40がVSV ONの状態よりVSV OF
Fの状態に切り替わる場合の双方の場合において、弁装
置40の切り換え動作回数を低減することができ、第1
実施例に比べて更に弁装置40の耐久性は向上し、パー
ジ制御装置の信頼性を向上させることかできる。
【0048】尚、弁装置40がVSV OFFの状態よ
りVSV ONの状態に切り替わった場合には、S12
1の処理により時間を計数するためのカウンタ(COUNT
2) をゼロリセットされるため、後に実施されるルーチ
ン処理においてS100〜S120のいずれかの処理に
おいて否定判断された場合には、カウンタ(COUNT2) は
ゼロからカウントを開始する。
りVSV ONの状態に切り替わった場合には、S12
1の処理により時間を計数するためのカウンタ(COUNT
2) をゼロリセットされるため、後に実施されるルーチ
ン処理においてS100〜S120のいずれかの処理に
おいて否定判断された場合には、カウンタ(COUNT2) は
ゼロからカウントを開始する。
【0049】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、車両が滑り
やすい道路を走行し第2の絞り弁の開閉が頻繁に行われ
たような場合であっても、第2の絞り弁が所定時間以上
閉弁状態を維持しない場合はパージ管に設けられた弁装
置は作動しないため、空燃比に影響を与えない状態での
弁装置の作動は抑制されるため、弁装置の使用頻度が減
り弁装置の耐久性を向上させることができる等の特長を
有する。
やすい道路を走行し第2の絞り弁の開閉が頻繁に行われ
たような場合であっても、第2の絞り弁が所定時間以上
閉弁状態を維持しない場合はパージ管に設けられた弁装
置は作動しないため、空燃比に影響を与えない状態での
弁装置の作動は抑制されるため、弁装置の使用頻度が減
り弁装置の耐久性を向上させることができる等の特長を
有する。
【図1】本発明の一実施例である燃料蒸気のパージ制御
装置の概略構成図である。
装置の概略構成図である。
【図2】ECUが弁装置の使用頻度を低減するため実行
する制御動作の第1実施例を示すフローチャートであ
る。
する制御動作の第1実施例を示すフローチャートであ
る。
【図3】ECUが弁装置の使用頻度を低減するため実行
する制御動作の第2実施例を示すフローチャートであ
る。
する制御動作の第2実施例を示すフローチャートであ
る。
10 吸気管 11 第1の絞り弁(メインスロットル弁) 12 第2の絞り弁(サブスロットル弁) 13 キャニスタ 14 パージ管 15 蒸気管 16 燃料タンク 17 大気口 18 分岐管 21 第1の逆止弁 22 第2の逆止弁 23 第3の逆止弁 24 パージポート 26 大気ポート 27 大気管 30 ECU(エンジンコントロールユニット) 31 第1の開度センサ 32 第2の開度センサ 33 駆動モータ 34,35 回転速度センサ 36 TRC(トラクションコントロール用コンピュー
タ) 40 弁装置 44 大気室 45 弁体 47 ソレノイド
タ) 40 弁装置 44 大気室 45 弁体 47 ソレノイド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 吸気管内に第1の絞り弁を設け、該吸気
管内の該第1の絞り弁の配設位置より上流側に第2の絞
り弁を設け、 かつ、一端がキャニスタに接続されたパージ管を、該吸
気管の該第2の絞り弁の配設位置下流側に開口させると
共に、 該パージ管に、該第2の絞り弁が閉弁状態にある時、該
キャニスタから該吸気管にパージされる蒸発燃料のパー
ジ流量を制御する弁装置を設けてなる燃料蒸気のパージ
制御装置において、 該第2の絞り弁が閉弁している時間を計測する閉弁時間
測定手段を設けると共に、 該閉弁時間測定手段が計測した閉弁時間に基づき、該閉
弁時間が所定時間経過した場合に該弁装置を閉弁させる
弁装置制御手段を設けたことを特徴とする燃料蒸気のパ
ージ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17850091A JPH0526119A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 燃料蒸気のパージ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17850091A JPH0526119A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 燃料蒸気のパージ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526119A true JPH0526119A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16049551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17850091A Pending JPH0526119A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 燃料蒸気のパージ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526119A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2026028398A1 (ja) * | 2024-08-01 | 2026-02-05 | 日産自動車株式会社 | 蒸発燃料処理装置の制御方法および装置 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP17850091A patent/JPH0526119A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2026028398A1 (ja) * | 2024-08-01 | 2026-02-05 | 日産自動車株式会社 | 蒸発燃料処理装置の制御方法および装置 |
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