JPH0526142A - 電波雑音防止用デイストリビユータ・ロータ - Google Patents
電波雑音防止用デイストリビユータ・ロータInfo
- Publication number
- JPH0526142A JPH0526142A JP17652691A JP17652691A JPH0526142A JP H0526142 A JPH0526142 A JP H0526142A JP 17652691 A JP17652691 A JP 17652691A JP 17652691 A JP17652691 A JP 17652691A JP H0526142 A JPH0526142 A JP H0526142A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- electrode
- distributor
- magnetic material
- ceramics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は電波雑音防止用ディストリビュータ・
ロータに関し、従来は、セラミックスの加工性や、劣化
の問題があった。ここでは、アモルファス磁性体と一液
加熱硬化型セラミックスを用いて、上記問題を解決した
ものである。 【構成】ロータ電極12の先端部分は一液加熱硬化型セ
ラミックス13を接着剤として用い、その上層部にアモ
ルファス磁性体15を貼り付け、三層構造とする。14
は側電極である。 【効果】ロータ電極の金属先端部分は接着剤として一液
加熱硬化型セラミックスを用い、その上にアモルファア
磁性体を貼りあわせることにより、電波雑音の抑制効果
が大であり、且つ加工性,耐熱性の優れた効果が得られ
る。
ロータに関し、従来は、セラミックスの加工性や、劣化
の問題があった。ここでは、アモルファス磁性体と一液
加熱硬化型セラミックスを用いて、上記問題を解決した
ものである。 【構成】ロータ電極12の先端部分は一液加熱硬化型セ
ラミックス13を接着剤として用い、その上層部にアモ
ルファス磁性体15を貼り付け、三層構造とする。14
は側電極である。 【効果】ロータ電極の金属先端部分は接着剤として一液
加熱硬化型セラミックスを用い、その上にアモルファア
磁性体を貼りあわせることにより、電波雑音の抑制効果
が大であり、且つ加工性,耐熱性の優れた効果が得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電波雑音防止用ディスト
リビュータ・ロータに係り、特に内燃機関の点火装置に
使用するに好適な点火雑音抑制効果の高い電波雑音防止
用ディストリビュータ・ロータに関する。
リビュータ・ロータに係り、特に内燃機関の点火装置に
使用するに好適な点火雑音抑制効果の高い電波雑音防止
用ディストリビュータ・ロータに関する。
【0002】
【従来の技術】電気火花点火の内燃機関、例えば、自動
車用内燃機関の点火装置は、点火コイル,点火配電器点
火プラグを有し、点火配電器あるいは点火プラグにおけ
る火花放電時に、立上り時間の急峻な大電流が流れる。
この火花放電に起因する雑音電波はテレビジョン,ラジ
オ等の通信関係に妨害を与える恐れがあり、一部の国に
おいては、この種の自動車から発生する雑音電波を法律
で規制している。又、この種の雑音電波は、通信関係に
影響をおよぼすばかりでなく、自動車等に搭載した電子
機器。例えば電子制御燃料噴射装置,電子式アンチスキ
ッド装置,電子制御自動変速機に影響を与え、自動車等
の安全走行に支障を来す恐れがある。このようなことか
ら、火花点火装置から発生する雑音電波を低減すること
が要望されており従来種々の装置,桟器が研究開発ある
いは実用化されている。
車用内燃機関の点火装置は、点火コイル,点火配電器点
火プラグを有し、点火配電器あるいは点火プラグにおけ
る火花放電時に、立上り時間の急峻な大電流が流れる。
この火花放電に起因する雑音電波はテレビジョン,ラジ
オ等の通信関係に妨害を与える恐れがあり、一部の国に
おいては、この種の自動車から発生する雑音電波を法律
で規制している。又、この種の雑音電波は、通信関係に
影響をおよぼすばかりでなく、自動車等に搭載した電子
機器。例えば電子制御燃料噴射装置,電子式アンチスキ
ッド装置,電子制御自動変速機に影響を与え、自動車等
の安全走行に支障を来す恐れがある。このようなことか
ら、火花点火装置から発生する雑音電波を低減すること
が要望されており従来種々の装置,桟器が研究開発ある
いは実用化されている。
【0003】従来一般に知られているこの種の機関点火
用配電器の例を図1に示す。
用配電器の例を図1に示す。
【0004】1はハウジングであり、ハウジング1はそ
の内部に収容したカム軸2とともに、内燃機関に装着さ
れている。カム軸2は内燃機関のクランク軸と連動して
回転し、ロータ3を駆動する。ロータ3はカム軸と連結
した絶縁部材4と、絶縁部材4の、上面に固着した黄銅
等から成るロータ電極5とを有している。6は、ハウジ
ング1に装着したキャップであり、その中央部に中央端
子7を有し、周縁部には内燃機関の気筒数に対応した数
量の側電極8を有している。中央端子7とロータ電極5
との間には、ばね9を介してセンターカーボン10が配
置されており、センタカーボン10は、ばね9により常
時、ロータ電極5と圧接している。このように構成した
点火配電器において、点火コイルで発生した高電圧は、
高圧ケーブルを介して中央端子7に供給される。この高
電圧が、ばね9及びセンターカーボン10を経てロータ
電極5に導かれ、更にロータ電極5と側電極8とが対向
する度毎に、ロータ電極5に導かれた高電圧がロータ電
極5の先端部11と側電極8との間の放電ギャップGの
空気を絶縁破壊し、これにより側電極8に高電圧は配電
される。次いで、高圧ケーブルを介して点火プラグに高
電圧が供給される。
の内部に収容したカム軸2とともに、内燃機関に装着さ
れている。カム軸2は内燃機関のクランク軸と連動して
回転し、ロータ3を駆動する。ロータ3はカム軸と連結
した絶縁部材4と、絶縁部材4の、上面に固着した黄銅
等から成るロータ電極5とを有している。6は、ハウジ
ング1に装着したキャップであり、その中央部に中央端
子7を有し、周縁部には内燃機関の気筒数に対応した数
量の側電極8を有している。中央端子7とロータ電極5
との間には、ばね9を介してセンターカーボン10が配
置されており、センタカーボン10は、ばね9により常
時、ロータ電極5と圧接している。このように構成した
点火配電器において、点火コイルで発生した高電圧は、
高圧ケーブルを介して中央端子7に供給される。この高
電圧が、ばね9及びセンターカーボン10を経てロータ
電極5に導かれ、更にロータ電極5と側電極8とが対向
する度毎に、ロータ電極5に導かれた高電圧がロータ電
極5の先端部11と側電極8との間の放電ギャップGの
空気を絶縁破壊し、これにより側電極8に高電圧は配電
される。次いで、高圧ケーブルを介して点火プラグに高
電圧が供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この点火雑音の内、点
火配電器における高圧火花放電に基づく電波雑音を防止
するため、従来はロータ電極に減衰抵抗を入れ該減衰抵
抗により雑音源である高周波電流自体を低減させたり、
点火コイルと点火配電器と点火プラグ間の高圧コードを
同じく減衰抵抗を入れたり、あるいは高圧コードを磁性
体により遮蔽したりして、雑音電波の放射を防止してい
る。しかし点火系統に過大の抵抗を入れると、点火エネ
ルギが減殺される恐れがあるため、あまり大きな減衰抵
抗が使えない。又、遮蔽材入の高圧コードは高圧コード
における雑音放射を抑止するのみで、電波雑音の主要な
発生源の一つであるディストリビュータに置ける雑音放
射を抑止出来ない等のことがあり、いずれもディストリ
ビュータに置ける点火雑音の抑制効果は十分でなかっ
た。
火配電器における高圧火花放電に基づく電波雑音を防止
するため、従来はロータ電極に減衰抵抗を入れ該減衰抵
抗により雑音源である高周波電流自体を低減させたり、
点火コイルと点火配電器と点火プラグ間の高圧コードを
同じく減衰抵抗を入れたり、あるいは高圧コードを磁性
体により遮蔽したりして、雑音電波の放射を防止してい
る。しかし点火系統に過大の抵抗を入れると、点火エネ
ルギが減殺される恐れがあるため、あまり大きな減衰抵
抗が使えない。又、遮蔽材入の高圧コードは高圧コード
における雑音放射を抑止するのみで、電波雑音の主要な
発生源の一つであるディストリビュータに置ける雑音放
射を抑止出来ない等のことがあり、いずれもディストリ
ビュータに置ける点火雑音の抑制効果は十分でなかっ
た。
【0006】本発明は、従来の欠点を解消するべくなさ
れたもので、十分な雑音抑止効果を有する電波雑音防止
用ディストリビュータ・ロータを提供することを目的と
する。
れたもので、十分な雑音抑止効果を有する電波雑音防止
用ディストリビュータ・ロータを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電波雑音防止
用ディストリビュータ・ロータにおいて導体部分の少な
くとも一部をアモルファス磁性体で遮蔽し、更に導体と
アモルファス磁性体の接着剤として一液加熱硬化型セラ
ミックスを用いたことにより、前記目的を達成したもの
である。
用ディストリビュータ・ロータにおいて導体部分の少な
くとも一部をアモルファス磁性体で遮蔽し、更に導体と
アモルファス磁性体の接着剤として一液加熱硬化型セラ
ミックスを用いたことにより、前記目的を達成したもの
である。
【0008】
【作用】前記アモルファス磁性材は、一般に市販されて
いるもので、コバルトや鉄等の磁性材料を含む溶融金属
をノズルから噴出し、一定条件下で高速冷却することに
より得られる。このアモルファス磁性体は可とう性を有
しており、透磁率も高く、加工性が良く、安価であるた
め、従来のフェライトなどよりも点火雑音の磁気遮蔽に
適している。又、一液加熱硬化型セラミックスは、これ
も一般に市販されているもので、ジルコニア・シリカ又
はアルミナ,シリカなど耐火性セラミックスと無機ポリ
マーを主成分とするため耐熱性が極めて優れている。こ
のものは接着剤,充填材,コーティング剤として使用出
来、加工性が良好である。セラミックスを電波雑音用と
して用いる場合は一般に溶射加工をしなければならない
が、この一液加熱硬化型セラミックスを接着剤として用
いることにより、溶射の工程も無く、十分な接着強度が
得られると共に、接着自体も電波雑音防止に十分な効果
があるものである。
いるもので、コバルトや鉄等の磁性材料を含む溶融金属
をノズルから噴出し、一定条件下で高速冷却することに
より得られる。このアモルファス磁性体は可とう性を有
しており、透磁率も高く、加工性が良く、安価であるた
め、従来のフェライトなどよりも点火雑音の磁気遮蔽に
適している。又、一液加熱硬化型セラミックスは、これ
も一般に市販されているもので、ジルコニア・シリカ又
はアルミナ,シリカなど耐火性セラミックスと無機ポリ
マーを主成分とするため耐熱性が極めて優れている。こ
のものは接着剤,充填材,コーティング剤として使用出
来、加工性が良好である。セラミックスを電波雑音用と
して用いる場合は一般に溶射加工をしなければならない
が、この一液加熱硬化型セラミックスを接着剤として用
いることにより、溶射の工程も無く、十分な接着強度が
得られると共に、接着自体も電波雑音防止に十分な効果
があるものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0010】本発明に用いるアモルファス磁性体は可と
う性があり、透磁率も高く、加工性が良いものである。
又、一液加熱硬化型セラミックスも耐熱性の無機材であ
り、接着剤,充填材,コーティング剤に適している。加
熱後は1,200〜1,300℃の高温に耐え得る。
う性があり、透磁率も高く、加工性が良いものである。
又、一液加熱硬化型セラミックスも耐熱性の無機材であ
り、接着剤,充填材,コーティング剤に適している。加
熱後は1,200〜1,300℃の高温に耐え得る。
【0011】本実施例において、ロータ電極先端の金属
部分はあらかじめ、汚れや錆びをサンドペーパなどで除
去し、更に油分はトリクレン(トリクロルエチレン)等
で洗浄したものを用いた。
部分はあらかじめ、汚れや錆びをサンドペーパなどで除
去し、更に油分はトリクレン(トリクロルエチレン)等
で洗浄したものを用いた。
【0012】本実施例において、図2の場合はロータ電
極先端の金属部分をディッピング又は、スプレーで塗布
し、三層構造を形成したものである。塗布後のロータヘ
ッドは約2時間室温放置後、約90℃で2時間加熱し、
更に、150℃出1時間以上加熱し、その後自然放冷し
た。
極先端の金属部分をディッピング又は、スプレーで塗布
し、三層構造を形成したものである。塗布後のロータヘ
ッドは約2時間室温放置後、約90℃で2時間加熱し、
更に、150℃出1時間以上加熱し、その後自然放冷し
た。
【0013】本実施例において、図2の場合、ロータ電
極の金属先端部分を接着剤として、一液加熱硬化型セラ
ミックスを用いて、スプレー又はディッピング出処理
し、その上にアモルファス磁性体の板を貼り付け三層構
造にする。加熱硬化条件は、上記と同じである。このロ
ータ電極を用いてロータヘッドを成形した。このロータ
ヘッドを用いてディストリビュータに設置した結果、放
電開始電圧5〜6kVと電波雑音防止に十分な効果が得
られた。
極の金属先端部分を接着剤として、一液加熱硬化型セラ
ミックスを用いて、スプレー又はディッピング出処理
し、その上にアモルファス磁性体の板を貼り付け三層構
造にする。加熱硬化条件は、上記と同じである。このロ
ータ電極を用いてロータヘッドを成形した。このロータ
ヘッドを用いてディストリビュータに設置した結果、放
電開始電圧5〜6kVと電波雑音防止に十分な効果が得
られた。
【0014】又本実施例において、ロータに減衰抵抗が
入っていなかったが減衰抵抗を併用することにより、雑
音防止を更に高めることが出来る。
入っていなかったが減衰抵抗を併用することにより、雑
音防止を更に高めることが出来る。
【0015】本発明の適用範囲は、自動車内燃機関のデ
ィストリビュータ・ロータに限定されるものではなく、
自動車以外の車輌用あるいは発電機等の非車輌用高圧火
花点火エンジンのディストリビュータ・ロータに使用で
きることも明らかである。
ィストリビュータ・ロータに限定されるものではなく、
自動車以外の車輌用あるいは発電機等の非車輌用高圧火
花点火エンジンのディストリビュータ・ロータに使用で
きることも明らかである。
【0016】
【発明の効果】本発明は、電波雑音防止用ディストリビ
ュータ・ロータにおいて、ロータ電極の先端部分を一液
加熱硬化型セラミックスを接着剤として、更にアモルフ
ァス磁性体を貼付て三層構造にしたものであり、主な
る、電波雑音放射源が直接遮蔽され、十分電波雑音の効
果が得られる。
ュータ・ロータにおいて、ロータ電極の先端部分を一液
加熱硬化型セラミックスを接着剤として、更にアモルフ
ァス磁性体を貼付て三層構造にしたものであり、主な
る、電波雑音放射源が直接遮蔽され、十分電波雑音の効
果が得られる。
【図1】内燃機関点火用配電器の例を示す図である。
【図2】ロータ電極の先端部分の拡大図である。
12…ロータ電極、13…一液加熱硬化型セラミック
ス、14…側電極、15…アモルファス磁性体。
ス、14…側電極、15…アモルファス磁性体。
Claims (2)
- 【請求項1】内燃機関の回転に同期して回転するロータ
電極と、このロータ電極と所定のギャップを介して対向
する複数個の側電極を有し、点火コイルより発生した高
電圧を、前記ロータ電極と前記側電極との間の放電を介
して前記側電極に接続した点火プラグに給配電するよう
にした点火配電器において、前記ロータ電極の導体部分
の少なくとも一部がアモルファス磁性体を用いて成るこ
とを特徴とする電波雑音防止用ディストリビュータ・ロ
ータ。 - 【請求項2】ロータ電極の導体とアモルファス磁性体と
の間を加熱硬化型セラミックスを用いて接着したことを
特徴とする請求項1記載の電波雑音防止用ディストリビ
ュータ・ロータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17652691A JPH0526142A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電波雑音防止用デイストリビユータ・ロータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17652691A JPH0526142A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電波雑音防止用デイストリビユータ・ロータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526142A true JPH0526142A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16015157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17652691A Pending JPH0526142A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電波雑音防止用デイストリビユータ・ロータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526142A (ja) |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP17652691A patent/JPH0526142A/ja active Pending
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