JPH052633U - 傾斜制御装置を備えた走行車輌におけるチエツク装置 - Google Patents

傾斜制御装置を備えた走行車輌におけるチエツク装置

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JPH052633U
JPH052633U JP5885791U JP5885791U JPH052633U JP H052633 U JPH052633 U JP H052633U JP 5885791 U JP5885791 U JP 5885791U JP 5885791 U JP5885791 U JP 5885791U JP H052633 U JPH052633 U JP H052633U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動傾斜制御の各センサの入力チェックを、運
転席において容易に行う。 【構成】コンバインを水平定盤上に位置し、操作レバー
17により左右油圧シリンダ16,16´を下限位置に
セットする。この状態で入力チェック切換えスイッチ2
5をオンして、傾斜角設定ダイヤル19を水平位置にセ
ットすると、傾斜センサ21の入力チェック制御が作動
し、該センサが正常範囲にあると、ホーン26が鳴る。
同様に、設定ダイヤル19を左一杯に回すと、左ストロ
ークセンサ22の入力チェック制御が作動し、設定ダイ
ヤルを右一杯に回すと、右ストロークセンサ23の入力
チェック制御が作動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水平等の予め設定された傾斜角に機体を保持する傾斜制御装置を備 えた走行車輌に係り、特にコンバインに適用して好適であり、詳しくは傾斜制御 装置の各検出部材を入力チェックするチェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、圃場の凹凸及び傾斜に拘ず、機体を常に水平等の所定傾斜角に保持する 自動傾斜制御装置を備えたコンバインが提案されている。該傾斜制御装置は、機 体の傾斜角を検出する傾斜センサ、機体を所定傾斜角に設定する設定ダイヤル、 左右クローラ走行装置を機体との間にそれぞれ介在する油圧シリンダ、及びこれ ら油圧シリンダの伸縮ストローク量を検出する左右ストロークセンサを有してお り、傾斜センサによる実際の機体傾斜角と、設定ダイヤルにて設定した設定傾斜 角とを比較し、両傾斜角が合致するように左右シリンダの伸縮目標値を演算し、 そしてこれら目標値になるように、ストロークセンサで検知しながら左右油圧シ リンダを伸縮作動している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、コンバインの出荷前又はメンテナンス時に、前記傾斜センサ及び左 右ストロークセンサが設定通りの値を出力するかの入力チェックを行う必要があ るが、従来、これら入力チェックは、各センサの所定状態における電圧値を1個 づつ電圧計(テスター)や特別な検査器によりチェックしていた。
【0004】 このため、これら入力チェックは、コンバインを所定状態に設置した状態で各 センサ箇所にもぐり込む必要があり、極めて面倒であると共に、メンテナンス時 においては、特別な検査器が手元にないとチェックできない場合を生ずる。
【0005】 そこで、本考案は、運転席において極めて容易に各センサの入力チェックを行 うことができる、傾斜制御装置を備えた走行車輌におけるチェック装置を提供す ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述事情に鑑みなされたものであって、機体の傾斜を検知する傾斜 センサ(21)と、左右走行装置(2)(2´)と機体(3)との間隔をそれぞ れ検知する左右ストロークセンサ(22)(23)と、機体の傾斜を設定し得る 設定操作手段(19)と、を有し、該設定操作手段に基づく設定値に前記機体の 傾斜を保持するように、前記左右走行装置と機体との間に介在する左右油圧シリ ンダ(16)(16´)を伸縮してなる傾斜制御装置を備えた走行車輌において 、チェックモードに切換える入力チェック切換え手段(25)と、前記傾斜セン サ(21)及び左右ストロークセンサ(22)(23)が適正状態にあることを 通知する通知手段(26)と、前記設定操作手段(19)の異なる3個の位置( A)(B)(C)を、前記傾斜センサ(21)及び左右ストロークセンサ(22 )(23)にそれぞれ対応してこれら各センサをチェックする入力チェック制御 手段(30)と、を備え、前記チェックモード状態において、前記設定操作手段 (19)を各位置(A)(B)(C)に操作すると、傾斜センサ(21)及び左 右ストロークセンサ(22)(23)が適正状態にある場合、前記入力チェック 制御手段(30)がそれぞれ各センサに対応して前記通知手段(26)を通知す ることを特徴する。
【0007】
【作用】
以上構成に基づき、走行車輌(1)を水平が確保されている定盤上に位置し、 かつ操作レバー(17)により左右油圧シリンダ(16),(16´)を最下限 位置にセットする。この状態で、入力チェック切換え手段(25)をチェックモ ードに切換え、設定手段(19)を中央位置(C)にすると、入力チェック制御 手段(30)が傾斜センサ(21)の入力チェック制御を作動し、該センサのポ テンションメータ(21a)が所定水平範囲にある場合、ホーン等の通知手段( 26)にて該センサ(21)が正常状態にあることを通知する。同様に、設定手 段(19)を左方向に一杯に回した位置(A)にすると、左ストロークセンサ( 22)が正常状態にあることを通知手段(26)にて通知し、また設定手段(1 9)を右方向に一杯に回した位置(B)にすると、右ストロークセンサ(23) が正常状態にあることを通知手段(26)にて通知する。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、オペレータは、運転席にいて設定手段 (19)を順次各位置に操作するだけで、傾斜センサ(21)及び左右ストロー クセンサ(22),(23)の入力チェックを行うことができ、特別な計器等を 用いなくとも、極めて容易に各センサが正常状態にあるか否かをチェックするこ とができる。
【0009】 また、設定手段(19)が正常状態にない場合、各位置(A),(B),(C )に操作しても通知手段(26)は通知しないので、設定手段(19)自身の断 線等の不具合をもチェックすることができる。
【0010】 更に、傾斜制御装置の設定手段(19)を各センサ(21),(22),(2 3)の入力チェックの切換えに用いるので、特別な装置を追加する必要がなく、 コストアップを招くことなく簡単に適用することができる。
【0011】 なお、上述したカッコ内の符号は、図面と対照するものであるが、何等本考案 の構成を限定するものではない。
【0012】
【実施例】
以下、図面に沿って、本考案による実施例について説明する。
【0013】 コンバイン1は、図3に示すように、左右1対のクローラ走行装置2,2′に より支持されている走行機体3を有しており、走行機体3は、機体フレーム5上 に搭載された自動脱穀機、籾タンク及び運転席等を備えていると共に、前方に前 処理部6を昇降自在に支持している。クローラ走行装置2は、駆動スプロケット 7、従動スプロケット9及び多数の転輪10…そしてこれらに巻掛けられている クローラ11を有しており、駆動スプロケット7は機体フレーム5に載置されて いるミッションケースに支持され、また従動スプロケット9及び多数の転輪10 はトラックフレーム12に摺動自在又は揺動自在に支持されている。更に、機体 フレーム5には前後1対の揺動アーム13,15が支持されており、これら揺動 アーム13,15は、その一端がトラックフレーム12に連結され、かつその他 端が連結ロッド14を介して互に連結されている。そして、後方の揺動アーム1 5の他端は延長され、該延長部に油圧シリンダ16のピストン端が連結され、か つ該油圧シリンダ16の他端は機体フレーム5に連結されている。なお、上述説 明は、左クローラ走行装置2について述べているが、右クローラ走行装置2′に ついても同様に構成されている。
【0014】 また、走行機体3の運転席のパネル18上には、図2に示すように、左右・前 後方向に傾動操作可能な操作レバー17、傾斜設定ダイヤル19及びランプ20 aを内蔵した傾斜自動メインスイッチ20等が配設されており、またパネル18 の前側面には入力チェック切換えスイッチ25が配設されている。操作レバー1 7は、その前方傾動操作により機体3を下げ作動し、後方傾動操作により上げ作 動し、右方傾動操作により機体を右方向に下り傾斜作動し、左方傾動操作により 左方向に下り傾斜作動する。更に、運転席には、1本レバーからなるサイドクラ ッチレバー、主変速レバー、前処理部昇降レバー及び刈高さ設定ダイヤル等が配 設されており、運転者がクラッチレバーを左右に操作することによりそれぞれ対 応するサイドクラッチが切断され、更にサイドブレーキが作動して、走行機体3 を操向し、また主変速レバーを前進方向及び後進方向に操作することにより無段 変速装置及び前後進切換えクラッチを制御して、走行装置を前進方向又は後進方 向に変速し、更に前処理部昇降レバーを上昇方向に操作すると、前処理部6を上 昇し、かつ該昇降レバーを下降方向に操作すると、予め設定ダイヤルにて設定さ れた下降位置まで前処理部6を下降する。前処理部6の前端部に設けられている 左右ディバイダーには、それぞれ左(横刈り用)自動方向制御装置及び右(条刈 り用)自動方向制御装置が配設されており、これら自動方向制御装置はそれぞれ 左右回行指令を発してサイドクラッチをインチング操作する。更に、走行機体3 の適宜位置には傾斜センサ21(図1参照)が設置されており、該傾斜センサ2 1が機体3の傾斜角度を検知し得る。また、左右油圧シリンダ16,16´に平 行して左右ストロークセンサ22,23(図1参照)が配設されており、これら ストロークセンサは、各油圧シリンダのストローク位置、すなわち左右トラック フレーム12と機体フレーム5との間隔を検知する。
【0015】 そして、図1は、上述した操作手段及び各種センサ等の接続を示す図である。 傾斜制御部Uには、上述した入力チェック切換えスイッチ25、傾斜自動スイッ チ20、操作レバー17により作動される4個のスイッチ、及び設定手段を構成 する前記傾斜設定ダイヤル19により操作されるポテンショメータ19aからの 信号が入力されている。また、該制御部Uには、左右油圧シリンダ16,16′ のストローク位置を検知するストロークセンサ22,23のポテンショメータ2 2a,23a、及び走行機体3の左右傾斜を検知する傾斜センサ21のポテンシ ョメータ21aからの信号が入力されている。一方、傾斜制御部Uから、前述し た自動スイッチ20のランプ20a、前記機体傾斜用の左右油圧シリンダ16, 16′を操作するソレノイドバルブ33,35に出力しており、また通知手段を 構成するホーン26に出力している。
【0016】 そして、制御部U内には、傾斜センサ22からの信号に基づき、予め設定され た設定ダイヤル19の設定角に合致すべく、左右ストロークセンサ22,23に てストローク値を検知しながら前記左右ソレノイドバルブ35,36を駆動制御 する自動傾斜制御手段46と、入力チェック切換えスイッチ25及び傾斜自動ス イッチ20にて切換えられ、設定ダイヤル19の3位置A、B、Cをそれぞれ左 右ストロークセンサ22,23及び傾斜センサ21に対応し、それぞれ各センサ が正常範囲にある場合、ホーン26をならしてオペレータに知られる入力チェッ ク制御手段30と、が内蔵されている。
【0017】 ついで、図4及び図5に沿って、本実施例の作用について説明する。
【0018】 まず、コンバイン1を、水平が確保されている定盤上に搬送して、オペレータ は操作レバー17を前方の倒して左右油圧シリンダ16,16´を限度まで一杯 に収縮して、機体3を下限位置にし、これにより図4に示す初期設定が完了する (S1)。そして、この状態で入力チェックスイッチ25をオンすると(S2) 、傾斜制御モード(S3)から入力チェック(制御)モード(S4)に切換わる 。
【0019】 更に、該入力チェック制御モードにおいて、図5に示すように、自動傾斜スイ ッチ20をオンすると(S5)、入力チェック制御手段30が作動する。この状 態において、設定ダイヤル19を中央位置(ゾーン)Cにセットすると(S6) 、傾斜センサ21の入力チェック制御が作動し(S7)、傾斜センサ21のポテ ンションメータ21aが水平範囲にあると、ホーン26が断続的に奏鳴して該セ ンサが正常位置にあることをオペレータに知らせる(S8)。同様に、設定ダイ ヤル19を左方向に一杯に回して、左位置(ゾーン)Aにセットすると左ストロ ークセンサ22の入力チェック制御が作動し(S9)、該センサのポテンション メータ22aが下限位置にあると、ホーン26が断続的に奏鳴して該センサ22 が正常範囲にあることをオペレータに知らせる(S8)。また、設定ダイヤル1 9を右方向に一杯に回して右位置(ゾーン)Cにセットすると、右ストロークセ ンサ23の入力チェック制御が作動し(S10)、該センサのポテンションメー タ23aが下限位置にあると、ホーン26が断続的に奏鳴して該センサ23が正 常範囲にあることをオペレータに知らせる(S8)。なお、傾斜センサ21及び 左右ストロークセンサ22,23が正常範囲から外れている場合、ホーン26は 奏鳴せず(S11)、各センサが非正常であって調整を必要とすることをオペレ ータに知らせる。これにより、自動傾斜制御の各センサ21,22,23の入力 チェックが完了する。
【0020】 一方、コンバイン1は、入力チェック切換えスイッチ25をオフ状態にして、 自動傾斜メインスイッチ20をオンすると、自動傾斜制御手段46が作動する。 この状態では実際の機体3の傾斜角を傾斜センサ21により刻々と検知し、該検 出値と、予めオペレータが設定ダイヤル19にて設定してある設定値とを比較す る。そして、これら検出値と該設定値の偏差を演算し、更に上記メインスイッチ 20をオンした時の機体の左右中心を仮想中止として、左右油圧シリンダ16, 16´の伸縮目標値を算出する。そして、該目標値に前記左右ストロークセンサ 22,23の検出値が合致するように、左右油圧シリンダ16,16´が背反的 に伸縮作動し、これにより走行機体3が設定ダイヤル19にて設定された傾斜角 に維持された状態で、走行する。
【0021】 なお、上述実施例は、通知手段としてホーン26を用いたが、これは、モニタ ランプ等の他の手段でもよく、またホーンも、各センサに対応して複数個設置し てもよい。また、チェック制御手段が作動する条件として、自動傾斜メインスイ ッチ20がオン状態にあることを入れてあるが、これはなくともよく、入力チェ ックスイッチ25の切換えだけでチェック制御手段が作動するようにしてもよい 。更に、上述実施例は、コンバインについて説明したが、これに限らず、ブルド ーザ等の建機を始めとした他の走行車輌にも同様に適用し得ることは勿論である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による傾斜制御装置の入力チェック制御
装置を示す制御ブロック図。
【図2】本考案に係る傾斜制御装置及び入力チェック制
御装置の操作部を示す斜視図。
【図3】本考案を適用し得るコンバインを示す側面図。
【図4】本考案に係る入力チェック制御のスタートを示
すフロー図。
【図5】本考案に係る入力チェック制御を示すフロー
図。
【符号の説明】
1 走行車輌(コンバイン) 2,2′ (クローラ)走行装置 3 走行機体 16,16′ 油圧シリンダ 19 設定手段(ダイヤル) 20 自動メインスイッチ 21 傾斜センサ 22 左ストロークセンサ 23 右ストロークセンサ 30 入力チェック制御手段 33,35 傾斜制御用左右ソレノイドバルブ 46 自動傾斜制御手段

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 機体の傾斜を検知する傾斜センサと、左
    右走行装置と機体との間隔をそれぞれ検知する左右スト
    ロークセンサと、機体の傾斜を設定し得る設定操作手段
    と、を有し、該設定操作手段に基づく設定値に前記機体
    の傾斜を保持するように、前記左右走行装置と機体との
    間に介在する左右油圧シリンダを伸縮してなる傾斜制御
    装置を備えた走行車輌において、 チェックモードに切換える入力チェック切換え手段と、 前記傾斜センサ及び左右ストロークセンサが適正状態に
    あることを通知する通知手段と、 前記設定操作手段の異なる3個の位置を、前記傾斜セン
    サ及び左右ストロークセンサにそれぞれ対応してこれら
    各センサをチェックする入力チェック制御手段と、を備
    え、 前記チェックモード状態において、前記設定操作手段を
    各位置に操作すると、傾斜センサ及び左右ストロークセ
    ンサが適正状態にある場合、前記入力チェック制御手段
    がそれぞれ各センサに対応して前記通知手段を通知する
    ことを特徴する、傾斜制御装置を備えた走行車輌におけ
    るチェック装置。
JP5885791U 1991-07-01 1991-07-01 傾斜制御装置を備えた走行車輌におけるチェック装置 Expired - Lifetime JP2545661Y2 (ja)

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JPH052633U true JPH052633U (ja) 1993-01-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6048499U (ja) * 1983-05-09 1985-04-05 角川 藤吉 田園

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6048499U (ja) * 1983-05-09 1985-04-05 角川 藤吉 田園

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