JPH0526574A - 食品乾燥装置 - Google Patents
食品乾燥装置Info
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- JPH0526574A JPH0526574A JP3201440A JP20144091A JPH0526574A JP H0526574 A JPH0526574 A JP H0526574A JP 3201440 A JP3201440 A JP 3201440A JP 20144091 A JP20144091 A JP 20144091A JP H0526574 A JPH0526574 A JP H0526574A
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- heated
- heat dissipation
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- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放熱パネルと被加熱体の間の熱交換と通気等
を改善することにより、過度の加熱で熱変性や変色等が
発生しやすい被加熱体、例えば魚類等の高品質・高効率
乾燥を可能にする。 【構成】 熱輸送液体1が流通する流路を設け、上下方
向に放熱する熱板の表面に適切な間隔で、適切な高さの
フィン2を設けた構造の放熱パネル3を対向させ、対向
した放熱パネル3の間に被加熱体4を配置した加熱装置
において、被加熱体4は静止した通気性の網棚5の上に
載せられ、対向した放熱パネル3の両端の、一方には適
切な強制通風手段を有する排風機6を配置し、他方には
通風を有効ならしめる手段としての通風案内羽根7を配
置した構成から成る加熱ユニットを1段または多段に積
層した食品乾燥装置。
を改善することにより、過度の加熱で熱変性や変色等が
発生しやすい被加熱体、例えば魚類等の高品質・高効率
乾燥を可能にする。 【構成】 熱輸送液体1が流通する流路を設け、上下方
向に放熱する熱板の表面に適切な間隔で、適切な高さの
フィン2を設けた構造の放熱パネル3を対向させ、対向
した放熱パネル3の間に被加熱体4を配置した加熱装置
において、被加熱体4は静止した通気性の網棚5の上に
載せられ、対向した放熱パネル3の両端の、一方には適
切な強制通風手段を有する排風機6を配置し、他方には
通風を有効ならしめる手段としての通風案内羽根7を配
置した構成から成る加熱ユニットを1段または多段に積
層した食品乾燥装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品、特に魚類のよう
に主にタンパク質で構成され、過度の加熱により熱変性
や変色等が発生しやすい被加熱体のバッチ式乾燥装置に
関する。
に主にタンパク質で構成され、過度の加熱により熱変性
や変色等が発生しやすい被加熱体のバッチ式乾燥装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚類のように主にタンパク質で構
成され、加熱により熱変性や変色等が発生しやすい被加
熱体は、天日により1〜3日間程度の時間をかけて乾燥
する方法がとられていた。その後、燃焼熱を熱交換した
加熱空気によるバッチ式の熱風乾燥装置等が開発され、
乾燥時間は、数時間ないし1日程度に短縮された。しか
し、このような熱風乾燥では、熱変性等が発生しやす
く、品質が低下するなどの問題が指摘されていた。
成され、加熱により熱変性や変色等が発生しやすい被加
熱体は、天日により1〜3日間程度の時間をかけて乾燥
する方法がとられていた。その後、燃焼熱を熱交換した
加熱空気によるバッチ式の熱風乾燥装置等が開発され、
乾燥時間は、数時間ないし1日程度に短縮された。しか
し、このような熱風乾燥では、熱変性等が発生しやす
く、品質が低下するなどの問題が指摘されていた。
【0003】
【発明が解決しようする課題】本発明は、従来の熱風乾
燥装置が抱えていた問題点、すなわち、高温乾燥に起因
した被加熱体の熱変性や変色、並びに熱風の偏り流れや
表面加熱に起因した温度や湿度のバラツキによる乾燥ム
ラと品質の低下等を解決した食品乾燥装置を提供するこ
とを目的としている。
燥装置が抱えていた問題点、すなわち、高温乾燥に起因
した被加熱体の熱変性や変色、並びに熱風の偏り流れや
表面加熱に起因した温度や湿度のバラツキによる乾燥ム
ラと品質の低下等を解決した食品乾燥装置を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明の食品乾燥装置は、熱輸送液体が流通する流路を設
け、上下方向に放熱する熱板の表面に適切な間隔で、適
切な高さのフィンを設けた構造の放熱パネルを対向さ
せ、対向した放熱パネルの間に被加熱体を配置した加熱
装置において、被加熱体は静止した通気性の網棚の上に
載せられ、対向した放熱パネルの両端の、一方には適切
な強制通風手段を有する排風機を配置し、他方には通風
を有効ならしめる手段としての通風案内羽根を配置した
構成から成る加熱ユニットを1段または多段に積層した
食品乾燥装置であって、放熱パネルの上下熱板表面に熱
放射を促す処理層と、その上に、ふっ素樹脂等のコ−テ
ィング被膜を施し、乾燥装置内部の循環空気または不活
性ガスを冷却除湿する手段を有し、熱輸送液体に温水ま
たは食用油を使い、魚類等を高品質に乾燥することを実
現している。
明の食品乾燥装置は、熱輸送液体が流通する流路を設
け、上下方向に放熱する熱板の表面に適切な間隔で、適
切な高さのフィンを設けた構造の放熱パネルを対向さ
せ、対向した放熱パネルの間に被加熱体を配置した加熱
装置において、被加熱体は静止した通気性の網棚の上に
載せられ、対向した放熱パネルの両端の、一方には適切
な強制通風手段を有する排風機を配置し、他方には通風
を有効ならしめる手段としての通風案内羽根を配置した
構成から成る加熱ユニットを1段または多段に積層した
食品乾燥装置であって、放熱パネルの上下熱板表面に熱
放射を促す処理層と、その上に、ふっ素樹脂等のコ−テ
ィング被膜を施し、乾燥装置内部の循環空気または不活
性ガスを冷却除湿する手段を有し、熱輸送液体に温水ま
たは食用油を使い、魚類等を高品質に乾燥することを実
現している。
【0005】
【実施例】図1は、本発明の加熱ユニットを2段に積層
した食品乾燥装置の実施例を示した説明図である。図2
は、本発明による放熱パネルの第1の実施例を示した説
明図である。図3は、本発明による放熱パネルの第2の
実施例を示した説明図である。図4は、本発明による放
熱パネルの第3の実施例を示した説明図である。図5
は、本発明による食品乾燥装置全体の実施例を示した説
明図である。
した食品乾燥装置の実施例を示した説明図である。図2
は、本発明による放熱パネルの第1の実施例を示した説
明図である。図3は、本発明による放熱パネルの第2の
実施例を示した説明図である。図4は、本発明による放
熱パネルの第3の実施例を示した説明図である。図5
は、本発明による食品乾燥装置全体の実施例を示した説
明図である。
【0006】図1は、熱輸送液体1が流通する流路を設
け、かつ適切な間隔と高さを有するフィン2を配置した
構造の放熱パネル3と静止した通気性の網棚5と、その
上に載せられた被加熱体4と排風機6と通気案内羽根7
により構成した加熱ユニットを2段に積層した実施例で
ある。対向した放熱パネル3の間に、静止した通気性の
網棚5を配置し、その網棚5の上に被加熱体4を載せ
る。対向した放熱パネル3の両端の、一方には適切な強
制送風手段を有する排風機6を、他方には循環空気9の
流れを有効をならしめる手段として通風案内羽根7を配
置する。最上段の放熱パネル3の上面と、最下段の放熱
パネル3の下面は断熱材8により、断熱する。なお、単
一の加熱ユニットの場合は、図1において、中央の放熱
パネル3と上下どちらかの一方の網棚5と被加熱体4と
排風機6と通気案内羽根7が省かれた構成となる。ま
た、3段以上の加熱ユニットの場合は、図1において、
中央の放熱パネル3と網棚5と被加熱体4と排風機6と
通気案内羽根7が、段数に応じて、単純に増加した構成
となり、原理的には図1と同様である。
け、かつ適切な間隔と高さを有するフィン2を配置した
構造の放熱パネル3と静止した通気性の網棚5と、その
上に載せられた被加熱体4と排風機6と通気案内羽根7
により構成した加熱ユニットを2段に積層した実施例で
ある。対向した放熱パネル3の間に、静止した通気性の
網棚5を配置し、その網棚5の上に被加熱体4を載せ
る。対向した放熱パネル3の両端の、一方には適切な強
制送風手段を有する排風機6を、他方には循環空気9の
流れを有効をならしめる手段として通風案内羽根7を配
置する。最上段の放熱パネル3の上面と、最下段の放熱
パネル3の下面は断熱材8により、断熱する。なお、単
一の加熱ユニットの場合は、図1において、中央の放熱
パネル3と上下どちらかの一方の網棚5と被加熱体4と
排風機6と通気案内羽根7が省かれた構成となる。ま
た、3段以上の加熱ユニットの場合は、図1において、
中央の放熱パネル3と網棚5と被加熱体4と排風機6と
通気案内羽根7が、段数に応じて、単純に増加した構成
となり、原理的には図1と同様である。
【0007】図2は、放熱パネル3の第1の実施例であ
る。この図では、内部の構造を解説する目的で、放熱パ
ネル3を上下に分解して示している。従って、実際の放
熱パネル3では、この上下の部材が接合され、一体化し
て用いられる。第1の実施例の放熱パネル3は、扁平箱
型に作られるが、自重と熱輸送液体の重量による撓みを
抑えるため、放熱パネル3の内部には、長手方向、即
ち、流路方向に適切な強度を有する複数の仕切板14を
設ける。熱輸送液体は、仕切板14の間の流路16を流
通する。また仕切板14の両端にヘッダ−空間15を設
ける。放熱パネル3の下熱板12、上熱板13には、適
切な間隔で、適切な高さのフィン2を設ける。このフィ
ン2は放熱パネル3が対向して組み立てられる際は、互
い違い配置し、循環空気9の流れを制御する。また、放
熱パネル3の上下面の熱板には、熱放射10を促す処理
層17、例えば、熱放射塗料や酸化金属等の溶射処理層
等を施す。更に放熱パネル3の全表面には、ふっ素樹脂
等のコ−ティング被膜18を施す。
る。この図では、内部の構造を解説する目的で、放熱パ
ネル3を上下に分解して示している。従って、実際の放
熱パネル3では、この上下の部材が接合され、一体化し
て用いられる。第1の実施例の放熱パネル3は、扁平箱
型に作られるが、自重と熱輸送液体の重量による撓みを
抑えるため、放熱パネル3の内部には、長手方向、即
ち、流路方向に適切な強度を有する複数の仕切板14を
設ける。熱輸送液体は、仕切板14の間の流路16を流
通する。また仕切板14の両端にヘッダ−空間15を設
ける。放熱パネル3の下熱板12、上熱板13には、適
切な間隔で、適切な高さのフィン2を設ける。このフィ
ン2は放熱パネル3が対向して組み立てられる際は、互
い違い配置し、循環空気9の流れを制御する。また、放
熱パネル3の上下面の熱板には、熱放射10を促す処理
層17、例えば、熱放射塗料や酸化金属等の溶射処理層
等を施す。更に放熱パネル3の全表面には、ふっ素樹脂
等のコ−ティング被膜18を施す。
【0008】図3は、放熱パネル3の第2の実施例であ
る。この図では、内部の構造を解説する目的で、放熱パ
ネル3を上下に分解して示している。従って、実際の放
熱パネル3では、この上下の部材が接合され、一体化し
て用いられる。第2の実施例では、下熱板12と上熱板
13の間に、密着性が良い、例えば矩形の流路16をジ
クザグに設ける。この場合、熱輸送液体は1つの流路1
6を貫流する。フィン2の配置や熱放射を促す処理層1
7、コーティング被膜18等は、図2の実施例と同様で
ある。
る。この図では、内部の構造を解説する目的で、放熱パ
ネル3を上下に分解して示している。従って、実際の放
熱パネル3では、この上下の部材が接合され、一体化し
て用いられる。第2の実施例では、下熱板12と上熱板
13の間に、密着性が良い、例えば矩形の流路16をジ
クザグに設ける。この場合、熱輸送液体は1つの流路1
6を貫流する。フィン2の配置や熱放射を促す処理層1
7、コーティング被膜18等は、図2の実施例と同様で
ある。
【0009】図4は、放熱パネル3の第3の実施例であ
る。この図では、内部の構造を解説する目的で、放熱パ
ネル3を上下に分解して示している。従って、実際の放
熱パネル3では、この上下の部材が接合され、一体化し
て用いられる。第3の実施例では、下熱板12と上熱板
13の間に、密着性が良い、例えば矩形の流路16を平
行して複数設ける。この場合、熱輸送液体は複数の流路
16を平行して流通する。フィン2の配置や熱放射を促
す処理層17、コーティング被膜18等は、図2の実施
例と同様である。
る。この図では、内部の構造を解説する目的で、放熱パ
ネル3を上下に分解して示している。従って、実際の放
熱パネル3では、この上下の部材が接合され、一体化し
て用いられる。第3の実施例では、下熱板12と上熱板
13の間に、密着性が良い、例えば矩形の流路16を平
行して複数設ける。この場合、熱輸送液体は複数の流路
16を平行して流通する。フィン2の配置や熱放射を促
す処理層17、コーティング被膜18等は、図2の実施
例と同様である。
【0010】図5は、図1に示した加熱ユニットを本発
明の食品乾燥装置に組み込んだ実施例である。図5にお
いて、外部と遮断された構造の乾燥装置構造体32の中
央部の乾燥室内には多段に積層した加熱ユニットを配置
し、加熱乾燥部を形成する。この加熱ユニットの放熱パ
ネル3の左右には、熱輸送液体を供給・循環するための
流入ヘッダ−19と流出ヘッダ−20を配置する。積層
した加熱ユニットの最段の放熱パネル3の上面と最下段
の放熱パネル3の下面は断熱する。乾燥装置構造体32
の右側の熱源部には、熱輸送液体1を所定の温度に加熱
する液体加熱器21と熱輸送液体1を放熱パネル3へ供
給・循環する循環ポンプ22と、液体加熱器21や配管
系統の熱膨張等を吸収する膨張タンク23を配置する。
乾燥室内には、加熱乾燥部へ循環空気9または不活性ガ
スを循環送風する循環送風機24を配置する。また、放
熱パネル3と放熱パネル3の間には、排風機6と通風案
内羽根7を配置する。加熱乾燥部の左側には、乾燥室内
の循環空気9または不活性ガスを外気等により冷却除湿
する手段を有する除湿熱交換器25を配置する。除湿熱
交換器25の上方に、乾燥用の外気を吸排気する手段と
しての吸気送風機26と空気ダンパ−27を配置する。
加熱乾燥部の循環空気入口付近の適切な位置に温度・湿
度センサ−28を、除湿熱交換器22付近の適切な位置
に温度・湿度センサ−29を、また液体加熱器21の適
切な位置に温度センサ−30を配置する。熱源部付近の
適切な位置に、温度・湿度センサ−からの信号を受け取
り、予め入力されたデ−タに基づき制御する手段を有す
る制御部31を配置し、液体加熱器21、循環ポンプ2
2、循環送風機24、排風機6、除湿熱交換器25、吸
気送風機26、空気ダンパ−27を制御する。
明の食品乾燥装置に組み込んだ実施例である。図5にお
いて、外部と遮断された構造の乾燥装置構造体32の中
央部の乾燥室内には多段に積層した加熱ユニットを配置
し、加熱乾燥部を形成する。この加熱ユニットの放熱パ
ネル3の左右には、熱輸送液体を供給・循環するための
流入ヘッダ−19と流出ヘッダ−20を配置する。積層
した加熱ユニットの最段の放熱パネル3の上面と最下段
の放熱パネル3の下面は断熱する。乾燥装置構造体32
の右側の熱源部には、熱輸送液体1を所定の温度に加熱
する液体加熱器21と熱輸送液体1を放熱パネル3へ供
給・循環する循環ポンプ22と、液体加熱器21や配管
系統の熱膨張等を吸収する膨張タンク23を配置する。
乾燥室内には、加熱乾燥部へ循環空気9または不活性ガ
スを循環送風する循環送風機24を配置する。また、放
熱パネル3と放熱パネル3の間には、排風機6と通風案
内羽根7を配置する。加熱乾燥部の左側には、乾燥室内
の循環空気9または不活性ガスを外気等により冷却除湿
する手段を有する除湿熱交換器25を配置する。除湿熱
交換器25の上方に、乾燥用の外気を吸排気する手段と
しての吸気送風機26と空気ダンパ−27を配置する。
加熱乾燥部の循環空気入口付近の適切な位置に温度・湿
度センサ−28を、除湿熱交換器22付近の適切な位置
に温度・湿度センサ−29を、また液体加熱器21の適
切な位置に温度センサ−30を配置する。熱源部付近の
適切な位置に、温度・湿度センサ−からの信号を受け取
り、予め入力されたデ−タに基づき制御する手段を有す
る制御部31を配置し、液体加熱器21、循環ポンプ2
2、循環送風機24、排風機6、除湿熱交換器25、吸
気送風機26、空気ダンパ−27を制御する。
【0011】
【作用】図1に基づいて、本発明の作用を説明する。図
1において、対向した放熱パネル3の間の循環空気9
は、通風案内羽根7と排風機6との適切な組み合わせに
よって、その流れが適切に制御される。放熱パネル3の
表面からは、熱放射10と対流熱11が放出される。網
棚5の上に適度の隙間を開けて載せた被加熱体4は、上
下2面の近接した放熱パネル3からの熱放射10により
直接かつ均一に表面加熱される。この際、放熱パネル3
と被加熱体4の距離が近いほど、熱放射10の吸収効率
は向上する。循環空気9は、対流熱11によって、空気
の流れに沿いつつ、加熱される。対流熱11により加熱
された循環空気9は、放熱パネル3の表面に適切な間隔
と高さで配置したフィン2により、流れ方向にジグザグ
に折り曲げられつつ、網棚5の上の被加熱体4の隙間を
上下に通気して、被加熱体4に熱を伝える。この作用に
より、熱放射10の陰になっていた被加熱体4への熱供
給が行われ、被加熱体4の厚み方向の温度ムラを最小限
にするとともに、被加熱体4から放出される水蒸気等を
速やかに排出する。即ち、放熱パネル3からの熱放射1
0と対流熱11と適切な通風によって、被加熱体4の厚
み方向、並びに長手方向の温度分布や乾燥ムラは最小限
に抑えられる。また、被加熱体4の熱の吸収効率が改善
されるため、循環空気9の温度は比較的に低温度に保持
され、魚類等の乾燥に適合する。
1において、対向した放熱パネル3の間の循環空気9
は、通風案内羽根7と排風機6との適切な組み合わせに
よって、その流れが適切に制御される。放熱パネル3の
表面からは、熱放射10と対流熱11が放出される。網
棚5の上に適度の隙間を開けて載せた被加熱体4は、上
下2面の近接した放熱パネル3からの熱放射10により
直接かつ均一に表面加熱される。この際、放熱パネル3
と被加熱体4の距離が近いほど、熱放射10の吸収効率
は向上する。循環空気9は、対流熱11によって、空気
の流れに沿いつつ、加熱される。対流熱11により加熱
された循環空気9は、放熱パネル3の表面に適切な間隔
と高さで配置したフィン2により、流れ方向にジグザグ
に折り曲げられつつ、網棚5の上の被加熱体4の隙間を
上下に通気して、被加熱体4に熱を伝える。この作用に
より、熱放射10の陰になっていた被加熱体4への熱供
給が行われ、被加熱体4の厚み方向の温度ムラを最小限
にするとともに、被加熱体4から放出される水蒸気等を
速やかに排出する。即ち、放熱パネル3からの熱放射1
0と対流熱11と適切な通風によって、被加熱体4の厚
み方向、並びに長手方向の温度分布や乾燥ムラは最小限
に抑えられる。また、被加熱体4の熱の吸収効率が改善
されるため、循環空気9の温度は比較的に低温度に保持
され、魚類等の乾燥に適合する。
【0012】図5を参照して、本発明を食品乾燥装置と
して使用する際の作用を説明する。乾燥装置前面の扉を
開け、網棚5を引き出したのち、被加熱体4を網棚5に
載せ、1段ずつ被加熱体4を納める。被加熱体4のセッ
トが全て終了したのち、扉を閉める。乾燥モ−ドとし
て、不活性ガスを用いた無酸素雰囲気乾燥または乾燥臭
気対策モ−ドと、通常の吸排気乾燥モ−ドの選択ができ
るので、被加熱体4の種類や乾燥度等の条件によって選
択する。例えば、乾燥臭気対策モ−ドの場合は、吸気送
風機26と空気ダンパ−27は閉じられ、除湿熱交換器
25が作動する。通常の乾燥モ−ドの場合は、吸気送風
機26と空気ダンパ−27が作動し、除湿熱交換器25
は任意である。熱輸送液体1については、十分に脱気処
理した温水または水分を除去した食用油を液体加熱器2
1により所定の温度に加熱する。加熱温度は、温水の場
合70〜95゜C、食用油の場合80〜150゜C程度
で制御する。加熱された熱輸送液体1は循環ポンプ22
により、放熱パネル3の流入ヘッダ−19から放熱パネ
ル3に供給される。放熱パネル3は熱輸送液体1により
加熱され、放熱パネル3の温度に対応した熱放射10と
対流熱11を放出する。加熱パネル3に熱を供給した熱
輸送液体1は、流出ヘッダ−20に集められ、液体加熱
器21に戻り、繰り返し使用される。乾燥室内の循環空
気9は、メイン送風機の循環送風機24により加熱乾燥
部や除湿熱交換器25に送風される。特に、加熱乾燥部
の送風は、放熱パネル3の間に配置した排風機6と通気
案内羽根7によって適切に制御する。乾燥室内の循環空
気9または不活性ガスの温度と湿度は、温度・湿度セン
サ−28、29により検出し、液体加熱器内の温度は温
度センサ−30により検出し、制御部31に伝送する。
制御部31では、予め入力された乾燥操作のデ−タに基
づき、液体加熱器21、循環ポンプ22、循環送風機2
4、排風機6、除湿熱交換器25、吸気送風機26、空
気ダンパ−27が制御され、被加熱体4に適した乾燥環
境を提供する。
して使用する際の作用を説明する。乾燥装置前面の扉を
開け、網棚5を引き出したのち、被加熱体4を網棚5に
載せ、1段ずつ被加熱体4を納める。被加熱体4のセッ
トが全て終了したのち、扉を閉める。乾燥モ−ドとし
て、不活性ガスを用いた無酸素雰囲気乾燥または乾燥臭
気対策モ−ドと、通常の吸排気乾燥モ−ドの選択ができ
るので、被加熱体4の種類や乾燥度等の条件によって選
択する。例えば、乾燥臭気対策モ−ドの場合は、吸気送
風機26と空気ダンパ−27は閉じられ、除湿熱交換器
25が作動する。通常の乾燥モ−ドの場合は、吸気送風
機26と空気ダンパ−27が作動し、除湿熱交換器25
は任意である。熱輸送液体1については、十分に脱気処
理した温水または水分を除去した食用油を液体加熱器2
1により所定の温度に加熱する。加熱温度は、温水の場
合70〜95゜C、食用油の場合80〜150゜C程度
で制御する。加熱された熱輸送液体1は循環ポンプ22
により、放熱パネル3の流入ヘッダ−19から放熱パネ
ル3に供給される。放熱パネル3は熱輸送液体1により
加熱され、放熱パネル3の温度に対応した熱放射10と
対流熱11を放出する。加熱パネル3に熱を供給した熱
輸送液体1は、流出ヘッダ−20に集められ、液体加熱
器21に戻り、繰り返し使用される。乾燥室内の循環空
気9は、メイン送風機の循環送風機24により加熱乾燥
部や除湿熱交換器25に送風される。特に、加熱乾燥部
の送風は、放熱パネル3の間に配置した排風機6と通気
案内羽根7によって適切に制御する。乾燥室内の循環空
気9または不活性ガスの温度と湿度は、温度・湿度セン
サ−28、29により検出し、液体加熱器内の温度は温
度センサ−30により検出し、制御部31に伝送する。
制御部31では、予め入力された乾燥操作のデ−タに基
づき、液体加熱器21、循環ポンプ22、循環送風機2
4、排風機6、除湿熱交換器25、吸気送風機26、空
気ダンパ−27が制御され、被加熱体4に適した乾燥環
境を提供する。
【0013】
【発明の効果】本発明による食品乾燥装置では、熱輸送
液体に温水または食用油を用いる。温水または食用油
は、安全で安価で取り扱いや補給等が容易である。特
に、食品を扱う装置では、食品衛生上の見地から装置の
分解掃除等が、日常的に安全にかつ容易に実施されねば
ならない。これらを考慮して、熱輸送液体を選定した。
加熱乾燥プロセスでは、加熱による熱変性や変色を防止
し、高品質・高効率の乾燥を達成するために、放熱パネ
ルと被加熱体との熱交換を有効ならしめる手段例えば、
放熱パネルにフィンを付け、また網棚の間に適切な通風
を供給して、比較的に低温度での加熱乾燥を可能とし
た。空気循環においては、不活性ガス雰囲気での乾燥や
乾燥臭気対策を目的に、除湿熱交換器を組み入れ、多目
的な乾燥を可能とし、また取り扱い等を改善した。以上
より、食品、特にチリメンや煮干し等の高品質、高効率
乾燥が可能となった。
液体に温水または食用油を用いる。温水または食用油
は、安全で安価で取り扱いや補給等が容易である。特
に、食品を扱う装置では、食品衛生上の見地から装置の
分解掃除等が、日常的に安全にかつ容易に実施されねば
ならない。これらを考慮して、熱輸送液体を選定した。
加熱乾燥プロセスでは、加熱による熱変性や変色を防止
し、高品質・高効率の乾燥を達成するために、放熱パネ
ルと被加熱体との熱交換を有効ならしめる手段例えば、
放熱パネルにフィンを付け、また網棚の間に適切な通風
を供給して、比較的に低温度での加熱乾燥を可能とし
た。空気循環においては、不活性ガス雰囲気での乾燥や
乾燥臭気対策を目的に、除湿熱交換器を組み入れ、多目
的な乾燥を可能とし、また取り扱い等を改善した。以上
より、食品、特にチリメンや煮干し等の高品質、高効率
乾燥が可能となった。
【図1】本発明による積層した加熱ユニットの実施例を
示した説明図である。
示した説明図である。
【図2】本発明による放熱パネルの第1の実施例を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図3】本発明による放熱パネルの第2の実施例を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図4】本発明による放熱パネルの第3の実施例を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図5】本発明の食品乾燥装置全体の実施例を示した説
明図である。
明図である。
1 熱輸送液体
2 フィン
3 放熱パネル
4 被加熱体
5 網棚
6 排風機
7 通風案内羽根
8 断熱材
9 循環空気
10 熱放射
11 対流熱
12 下熱板
13 上熱板
14 仕切板
15 ヘッダ−空間
16 流路
17 熱放射を促す処理層
18 コ−ティング被膜
19 流入ヘッダ−
20 流出ヘッダ−
21 液体加熱器
22 循環ポンプ
23 膨張タンク
24 循環送風機
25 除湿熱交換器
26 吸気送風機
27 空気ダンパ−
28 温度・湿度センサ−
29 温度・湿度センサ−
30 温度センサ−
31 制御部
32 乾燥装置構造体
Claims (4)
- 【請求項1】 熱輸送液体(1)が流通する流路を設
け、上下方向に放熱する熱板の表面に適切な間隔で、適
切な高さのフィン(2)を設けた構造の放熱パネル
(3)を対向させ、対向した放熱パネル(3)の間に被
加熱体(4)を配置した加熱装置において、被加熱体
(4)は静止した通気性の網棚(5)の上に載せられ、
対向した放熱パネル(3)の両端の、一方には適切な強
制通風手段を有する排風機(6)を配置し、他方には通
風を有効ならしめる手段としての通風案内羽根(7)を
配置した構成から成る加熱ユニットを1段または多段に
積層したことを特徴とする食品乾燥装置。 - 【請求項2】 放熱パネル(3)の上下熱板表面に熱放
射を促す処理層(17)と、その上に、ふっ素樹脂等の
コ−ティング被膜(18)を施したことを特徴とする請
求項1の食品乾燥装置。 - 【請求項3】 乾燥装置内部の循環空気または不活性ガ
スを冷却除湿する手段を有することを特徴とする請求項
1の食品乾燥装置。 - 【請求項4】 熱輸送液体(1)に温水または食用油を
使い、魚類等を乾燥することを特徴とする請求項1の食
品乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201440A JP2923814B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 食品乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201440A JP2923814B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 食品乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526574A true JPH0526574A (ja) | 1993-02-02 |
| JP2923814B2 JP2923814B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=16441127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3201440A Expired - Fee Related JP2923814B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 食品乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2923814B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005026636A1 (ja) * | 2003-09-08 | 2005-03-24 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | 編織物の乾燥装置。 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP3201440A patent/JP2923814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005026636A1 (ja) * | 2003-09-08 | 2005-03-24 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | 編織物の乾燥装置。 |
| US7334348B2 (en) | 2003-09-08 | 2008-02-26 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | Dryer apparatus for clothing knitted or woven fabric |
| CN100434849C (zh) * | 2003-09-08 | 2008-11-19 | 株式会社岛精机制作所 | 织物的干燥装置 |
| KR101025155B1 (ko) * | 2003-09-08 | 2011-04-01 | 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 | 편직물의 건조장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2923814B2 (ja) | 1999-07-26 |
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