JPH05266456A - 磁気記録媒体および磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録媒体および磁気記録装置Info
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- JPH05266456A JPH05266456A JP6305792A JP6305792A JPH05266456A JP H05266456 A JPH05266456 A JP H05266456A JP 6305792 A JP6305792 A JP 6305792A JP 6305792 A JP6305792 A JP 6305792A JP H05266456 A JPH05266456 A JP H05266456A
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- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高密度記録が可能な出力半減記録密度D50の値
が30kFCI以上,媒体S/Nの値が3以上の磁気記録媒
体、およびその製造方法並びにこのような媒体を用いた
大容量で信頼性の高い磁気記録装置を提供する。 【構成】磁性膜としてCo基合金膜、下地膜としてC
r,Mo,W,V,NbおよびTaから成る第一の群か
ら選ばれた少なくとも一種の金属元素を主たる成分とす
る材料を用い、磁性膜を構成する結晶粒のうち基板面と
実質的に平行方向にhcp構造のc軸すなわち磁化容易
軸を有する結晶粒の磁性膜中の含有率Lと基板面と実質
的に垂直方向に磁化容易軸を有する結晶粒の磁性膜中の
含有率Pの比L/Pの値を1以上20以下とする。
が30kFCI以上,媒体S/Nの値が3以上の磁気記録媒
体、およびその製造方法並びにこのような媒体を用いた
大容量で信頼性の高い磁気記録装置を提供する。 【構成】磁性膜としてCo基合金膜、下地膜としてC
r,Mo,W,V,NbおよびTaから成る第一の群か
ら選ばれた少なくとも一種の金属元素を主たる成分とす
る材料を用い、磁性膜を構成する結晶粒のうち基板面と
実質的に平行方向にhcp構造のc軸すなわち磁化容易
軸を有する結晶粒の磁性膜中の含有率Lと基板面と実質
的に垂直方向に磁化容易軸を有する結晶粒の磁性膜中の
含有率Pの比L/Pの値を1以上20以下とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体および磁気
記録装置に係り,特に高密度磁気記録に好適な薄膜型記
録媒体およびこれを用いた磁気記録装置に関する。
記録装置に係り,特に高密度磁気記録に好適な薄膜型記
録媒体およびこれを用いた磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,電子計算機の小型化・高速化に伴
い,磁気ディスク装置その他の外部記憶装置の大容量化
・高速アクセス化が強く求められている。特に,磁気デ
ィスク記録装置は高密度・高速記録に適した情報記憶装
置であり,その需要が一段と強まりつつある。磁気ディ
スク装置において用いられる磁気記録媒体としては,酸
化物の磁性体の粉末をディスク基板上に塗布して形成さ
れた塗布型の記録媒体と,金属磁性体の薄膜を基板上に
スパッタリング等の方法により蒸着して形成した薄膜型
の記録媒体とが知られている。薄膜型記録媒体は塗布型
記録媒体に比較して記録膜中の磁性体の密度が高いため
高密度の記録に適している。
い,磁気ディスク装置その他の外部記憶装置の大容量化
・高速アクセス化が強く求められている。特に,磁気デ
ィスク記録装置は高密度・高速記録に適した情報記憶装
置であり,その需要が一段と強まりつつある。磁気ディ
スク装置において用いられる磁気記録媒体としては,酸
化物の磁性体の粉末をディスク基板上に塗布して形成さ
れた塗布型の記録媒体と,金属磁性体の薄膜を基板上に
スパッタリング等の方法により蒸着して形成した薄膜型
の記録媒体とが知られている。薄膜型記録媒体は塗布型
記録媒体に比較して記録膜中の磁性体の密度が高いため
高密度の記録に適している。
【0003】薄膜型記録媒体の磁性体材料としては大き
な結晶磁気異方性を有するCo基合金が主に用いられ
る。Co基合金は六方最密充填型(hexagonal
close−packed:以後hcpと略記する)
の結晶構造を有し,磁化容易方向はhcp構造のc軸と
平行であり,この方向に高い保磁力Hcおよび残留磁化
Br,角形比S,S*を有する。現在の磁気ディスク装
置においては,媒体中に情報として記録される磁化の方
向は基板面と実質的に平行であるため,媒体を形成する
にあたってはCo基合金のc軸が基板面と実質的に平行
となるように結晶を成長させる必要がある。
な結晶磁気異方性を有するCo基合金が主に用いられ
る。Co基合金は六方最密充填型(hexagonal
close−packed:以後hcpと略記する)
の結晶構造を有し,磁化容易方向はhcp構造のc軸と
平行であり,この方向に高い保磁力Hcおよび残留磁化
Br,角形比S,S*を有する。現在の磁気ディスク装
置においては,媒体中に情報として記録される磁化の方
向は基板面と実質的に平行であるため,媒体を形成する
にあたってはCo基合金のc軸が基板面と実質的に平行
となるように結晶を成長させる必要がある。
【0004】この目的のため多くの場合,磁性膜の下地
膜として体心立方構造(body−centered
cubic:以後bccと略記する)を有するCrある
いはCr基合金膜を成膜し,これによりCo基合金の結
晶配向性を制御する方法が知られている。例えば,特開
平1−220217号において,Crの(100)結晶
格子面が基板面に平行である,膜厚5nmないし20n
mのCr下地膜上にCo基合金の(110)結晶格子面
およびc軸を基板面に平行に形成した磁気記録媒体が開
示されている。また,特開昭62−257618号にお
いてはCr下地膜にVあるいはFeを添加することによ
りbcc構造の結晶格子の大きさを増加し,Crの(1
00)結晶格子面とCo基合金の(110)結晶格子面
との整合性を向上し,保磁力や角形比を向上した磁気記
録媒体が開示されている。さらに,特開昭63−197
018号においてはCr下地膜にTiあるいはSiを添
加し,Cr下地膜の結晶配向性をディスク面内で等方的
とし,モジュレーションを減少した磁気記録媒体が示さ
れている。
膜として体心立方構造(body−centered
cubic:以後bccと略記する)を有するCrある
いはCr基合金膜を成膜し,これによりCo基合金の結
晶配向性を制御する方法が知られている。例えば,特開
平1−220217号において,Crの(100)結晶
格子面が基板面に平行である,膜厚5nmないし20n
mのCr下地膜上にCo基合金の(110)結晶格子面
およびc軸を基板面に平行に形成した磁気記録媒体が開
示されている。また,特開昭62−257618号にお
いてはCr下地膜にVあるいはFeを添加することによ
りbcc構造の結晶格子の大きさを増加し,Crの(1
00)結晶格子面とCo基合金の(110)結晶格子面
との整合性を向上し,保磁力や角形比を向上した磁気記
録媒体が開示されている。さらに,特開昭63−197
018号においてはCr下地膜にTiあるいはSiを添
加し,Cr下地膜の結晶配向性をディスク面内で等方的
とし,モジュレーションを減少した磁気記録媒体が示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように,従来より
様々な下地膜を用いた薄膜型記録媒体が提案されている
が,これらは主に保磁力,角形比などの静磁気特性を向
上させたものであり,記録時のノイズ,再生出力,分解
能などの動的な磁気記録特性に関する検討は詳細には行
われていない。このため,従来の薄膜型記録媒体では記
録再生時のS/N,分解能は不十分であり,磁気ディス
ク装置の性能を向上するため,より優れた特性を有する
磁気記録媒体を開発することが強く求められていた。ま
た,再生感度に優れた磁気抵抗型(以後MRと略記す
る)ヘッドを用いた録再分離型のヘッドを用いて記録再
生を行なう場合には,媒体のノイズを従来より大幅に低
減することが求められていた。
様々な下地膜を用いた薄膜型記録媒体が提案されている
が,これらは主に保磁力,角形比などの静磁気特性を向
上させたものであり,記録時のノイズ,再生出力,分解
能などの動的な磁気記録特性に関する検討は詳細には行
われていない。このため,従来の薄膜型記録媒体では記
録再生時のS/N,分解能は不十分であり,磁気ディス
ク装置の性能を向上するため,より優れた特性を有する
磁気記録媒体を開発することが強く求められていた。ま
た,再生感度に優れた磁気抵抗型(以後MRと略記す
る)ヘッドを用いた録再分離型のヘッドを用いて記録再
生を行なう場合には,媒体のノイズを従来より大幅に低
減することが求められていた。
【0006】以上の課題および状況を鑑み,本発明の第
一の目的は高密度記録が可能な出力半減記録密度D50の
値が30kFCI以上,媒体S/Nの値が3以上の磁気記録
媒体を提供することであり,第二の目的はこのような媒
体を再現性良く製造する方法を提供することであり,第
三の目的は,このような媒体を用いた大容量で信頼性の
高い磁気記録装置を提供することである。
一の目的は高密度記録が可能な出力半減記録密度D50の
値が30kFCI以上,媒体S/Nの値が3以上の磁気記録
媒体を提供することであり,第二の目的はこのような媒
体を再現性良く製造する方法を提供することであり,第
三の目的は,このような媒体を用いた大容量で信頼性の
高い磁気記録装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは下地膜,磁
性体層の結晶構造と,記録再生時のノイズ,再生出力,
分解能などの動的な磁気特性との関係に関し鋭意研究を
重ねた結果,上記目的は磁性体層としてCo基合金膜を
用い,下地膜としてCr,Mo,W,V,NbおよびT
aから成る第一の群から選ばれた少なくとも一種の金属
元素を主たる成分として含む薄膜型磁気記録媒体におい
て,基板面と実質的に平行方向にhcp構造のc軸すな
わち磁化容易軸を有する結晶粒(以後,実質面内結晶粒
と略記する)と,基板面と実質的に垂直方向に磁化容易
軸を有する結晶粒(以後,実質垂直結晶粒と略記する)
の双方が,再現性良く一定の比率で混在する磁性膜を有
する磁気記録媒体を形成せしめることにより達せられる
との知見を得た。このことは、上記実質面内結晶粒と実
質垂直結晶粒の磁性膜中の含有率をそれぞれL,Pと定
義したとき、L/Pの値で表わすことができ、上記目的
を達成できるのはL/Pの値が1以上20以下のときで
ある。ここで,hcp構造を有するCo基合金において
は,実質面内結晶粒は基板面に実質的に平行な結晶格子
面が(100),(101),(110)面である結晶
粒に相当し,実質垂直結晶粒は基板面に実質的に平行な
結晶格子面が(001)面である結晶粒に相当する。
性体層の結晶構造と,記録再生時のノイズ,再生出力,
分解能などの動的な磁気特性との関係に関し鋭意研究を
重ねた結果,上記目的は磁性体層としてCo基合金膜を
用い,下地膜としてCr,Mo,W,V,NbおよびT
aから成る第一の群から選ばれた少なくとも一種の金属
元素を主たる成分として含む薄膜型磁気記録媒体におい
て,基板面と実質的に平行方向にhcp構造のc軸すな
わち磁化容易軸を有する結晶粒(以後,実質面内結晶粒
と略記する)と,基板面と実質的に垂直方向に磁化容易
軸を有する結晶粒(以後,実質垂直結晶粒と略記する)
の双方が,再現性良く一定の比率で混在する磁性膜を有
する磁気記録媒体を形成せしめることにより達せられる
との知見を得た。このことは、上記実質面内結晶粒と実
質垂直結晶粒の磁性膜中の含有率をそれぞれL,Pと定
義したとき、L/Pの値で表わすことができ、上記目的
を達成できるのはL/Pの値が1以上20以下のときで
ある。ここで,hcp構造を有するCo基合金において
は,実質面内結晶粒は基板面に実質的に平行な結晶格子
面が(100),(101),(110)面である結晶
粒に相当し,実質垂直結晶粒は基板面に実質的に平行な
結晶格子面が(001)面である結晶粒に相当する。
【0008】また、本発明に到るまでの広範な研究によ
り、磁性膜において好ましい結晶配向性を実現し上記L
/Sの値を再現性良く望ましい値に設定するには、基板
や下地膜の構造や結晶配向性,組成を最適化し,この上
に磁性膜をエピタキシャル成長させることが有効である
ことが明らかとなり、次の3つの方法が有効であること
を見つけた。
り、磁性膜において好ましい結晶配向性を実現し上記L
/Sの値を再現性良く望ましい値に設定するには、基板
や下地膜の構造や結晶配向性,組成を最適化し,この上
に磁性膜をエピタキシャル成長させることが有効である
ことが明らかとなり、次の3つの方法が有効であること
を見つけた。
【0009】第一の方法は、上記第一の群から選ばれた
少なくとも一種の元素を主たる成分として含む非磁性金
属下地膜を、基板の非磁性金属下地膜形成予定部全体を
覆うように形成するのではなく、形成予定部面積の1%
以上30%以下の面積だけ基板表面を露出した状態で形
成する方法である。また、上記非磁性金属下地膜の結晶
粒径が1nm以上50nm未満の大きさで互いに離れて
いることが高密度な記録再生を可能とするために好まし
い。さらに,上記非磁性金属下地膜の結晶粒が体心立方
格子型の結晶構造を有することが高密度な記録再生を可
能とするために好ましい。上記構造の非磁性金属下地膜
を形成するためには非磁性金属下地膜の形成条件,例え
ばアルゴン圧力,基板温度,膜厚,成膜速度を最適化す
る必要があり,特に膜厚は0.5nm以上,50nm未
満であることが好ましい。
少なくとも一種の元素を主たる成分として含む非磁性金
属下地膜を、基板の非磁性金属下地膜形成予定部全体を
覆うように形成するのではなく、形成予定部面積の1%
以上30%以下の面積だけ基板表面を露出した状態で形
成する方法である。また、上記非磁性金属下地膜の結晶
粒径が1nm以上50nm未満の大きさで互いに離れて
いることが高密度な記録再生を可能とするために好まし
い。さらに,上記非磁性金属下地膜の結晶粒が体心立方
格子型の結晶構造を有することが高密度な記録再生を可
能とするために好ましい。上記構造の非磁性金属下地膜
を形成するためには非磁性金属下地膜の形成条件,例え
ばアルゴン圧力,基板温度,膜厚,成膜速度を最適化す
る必要があり,特に膜厚は0.5nm以上,50nm未
満であることが好ましい。
【0010】第二の方法は、非磁性金属下地膜の材料と
して、上記第一の群から選ばれた少なくとも一種の元素
を主たる成分として含有し,これにTi,Zr,Sc,
Y,Hf,Rh,Os,Zn,Cd,La,Ce,P
r,Nd,Ir,Pt,Au,Pd,Ag,Cu,T
l,Si,Ge,Sn,Pb,Pから成る第二の群から
選ばれた少なくとも一種の元素を1原子%以上30原子
%以下の濃度で添加した材料を用い、下地膜中の主たる
結晶粒がbcc型結晶構造を有し,かつ上記第二の群か
ら選ばれた少なくとも一種の元素が結晶粒中および/ま
たは結晶粒界に偏析した構造とする方法である。
して、上記第一の群から選ばれた少なくとも一種の元素
を主たる成分として含有し,これにTi,Zr,Sc,
Y,Hf,Rh,Os,Zn,Cd,La,Ce,P
r,Nd,Ir,Pt,Au,Pd,Ag,Cu,T
l,Si,Ge,Sn,Pb,Pから成る第二の群から
選ばれた少なくとも一種の元素を1原子%以上30原子
%以下の濃度で添加した材料を用い、下地膜中の主たる
結晶粒がbcc型結晶構造を有し,かつ上記第二の群か
ら選ばれた少なくとも一種の元素が結晶粒中および/ま
たは結晶粒界に偏析した構造とする方法である。
【0011】また,第三の方法は、まず非磁性体ディス
ク基板上に上記第二の群から選ばれた少なくとも一種の
元素を主たる成分とする結晶配向制御膜を形成し、次に
この結晶配向制御膜上に、上記第一の群から選ばれた少
なくとも一種の元素を主たる成分とする非磁性金属下地
膜を、結晶配向制御膜の非磁性金属下地膜形成予定部全
体を覆うように形成するのではなく、形成予定部面積の
1%以上30%以下の面積だけ結晶配向制御膜表面を露
出した状態で形成する方法である。
ク基板上に上記第二の群から選ばれた少なくとも一種の
元素を主たる成分とする結晶配向制御膜を形成し、次に
この結晶配向制御膜上に、上記第一の群から選ばれた少
なくとも一種の元素を主たる成分とする非磁性金属下地
膜を、結晶配向制御膜の非磁性金属下地膜形成予定部全
体を覆うように形成するのではなく、形成予定部面積の
1%以上30%以下の面積だけ結晶配向制御膜表面を露
出した状態で形成する方法である。
【0012】非磁性金属下地膜上にCo基合金磁性膜を
膜厚10〜100nm形成し,保護膜としてカーボンを
膜厚10〜50nm形成し,さらに吸着性のパーフルオ
ロアルキルポリエーテル等の潤滑剤を膜厚1〜20nm
形成することにより高密度記録が可能な磁気記録媒体が
得られる。また,磁性膜としてCr,Mo,W,Zr,
Ta,Nb,Al,Si,Ptのいずれか少なくとも一
種の元素を添加した合金を用いると媒体の記録再生特性
および耐食性が向上するので好ましい。特に,磁性膜を
構成する磁性体がCoNi,CoCr,CoFe,Co
Mo,CoW,CoPt,CoRe等の合金である場合
に良好な記録再生特性が得られる。また,特に良好な耐
食性と記録再生特性が要求される場合には,磁性膜を構
成する磁性体としてCoNiZr,CoCrPt,Co
CrTa,CoNiCrを主たる成分とする合金が望ま
しい。また,保護膜としてWC,WMoC等の炭化物,
ZrNbN,Si3N4等の窒化物,SiO2,ZrO2等
の酸化物,あるいはB,B4C,MoS2,Rh等を用い
ると耐摺動性,耐食性が向上するので好ましい。ディス
ク基板は,Al−Mg合金,化学強化ガラス,または有
機樹脂を使用することができ,かつこれらの基板の上
に,Ni−P,Ni−W−P,Ni−V等からなる非磁
性メッキ膜やアルマイト処理膜等の表面硬化,研磨処理
膜を形成したものを用いることも可能である。さらに上
記磁気記録媒体とトラック幅が10μm以下の磁気ヘッ
ドを組合せることにより,大容量で高信頼性の磁気記録
装置を提供することができる。
膜厚10〜100nm形成し,保護膜としてカーボンを
膜厚10〜50nm形成し,さらに吸着性のパーフルオ
ロアルキルポリエーテル等の潤滑剤を膜厚1〜20nm
形成することにより高密度記録が可能な磁気記録媒体が
得られる。また,磁性膜としてCr,Mo,W,Zr,
Ta,Nb,Al,Si,Ptのいずれか少なくとも一
種の元素を添加した合金を用いると媒体の記録再生特性
および耐食性が向上するので好ましい。特に,磁性膜を
構成する磁性体がCoNi,CoCr,CoFe,Co
Mo,CoW,CoPt,CoRe等の合金である場合
に良好な記録再生特性が得られる。また,特に良好な耐
食性と記録再生特性が要求される場合には,磁性膜を構
成する磁性体としてCoNiZr,CoCrPt,Co
CrTa,CoNiCrを主たる成分とする合金が望ま
しい。また,保護膜としてWC,WMoC等の炭化物,
ZrNbN,Si3N4等の窒化物,SiO2,ZrO2等
の酸化物,あるいはB,B4C,MoS2,Rh等を用い
ると耐摺動性,耐食性が向上するので好ましい。ディス
ク基板は,Al−Mg合金,化学強化ガラス,または有
機樹脂を使用することができ,かつこれらの基板の上
に,Ni−P,Ni−W−P,Ni−V等からなる非磁
性メッキ膜やアルマイト処理膜等の表面硬化,研磨処理
膜を形成したものを用いることも可能である。さらに上
記磁気記録媒体とトラック幅が10μm以下の磁気ヘッ
ドを組合せることにより,大容量で高信頼性の磁気記録
装置を提供することができる。
【0013】
【作用】実験の結果、L/Pの値が1以上20以下とな
るように磁性膜を形成することにより、出力半減記録密
度D50の値が30kFCI以上かつ媒体S/Nの値が3以上
という本発明の目的を達成できることがわかった。
るように磁性膜を形成することにより、出力半減記録密
度D50の値が30kFCI以上かつ媒体S/Nの値が3以上
という本発明の目的を達成できることがわかった。
【0014】この理由は次のように考えられる。従来の
ように、磁性体層として磁化容易軸が基板面と実質的に
平行方向となるように磁性結晶を形成すると高い再生出
力が得られるが,このような構造では記録ビットの境
界,すなわち磁化遷移領域において互いに向きの異なる
磁化が強い反発を起こすため,反磁界成分が大きくな
る。その結果、磁化の大きさや方向の揺らぎが大きくな
り、高密度で記録した時に媒体ノイズが大きくなりD50
およびS/N比が低下する。一方、本発明のように、実
質面内結晶粒と実質垂直結晶粒が混在した磁性膜構造と
すると、記録ビット境界において磁化の方向が実質的に
垂直となり、磁化の反発が実質的垂直方向に逃げる。そ
の結果、磁化の揺らぎが小さくなって,高密度で記録し
た時に媒体ノイズが小さくなり、D50および媒体S/N
比が向上する。
ように、磁性体層として磁化容易軸が基板面と実質的に
平行方向となるように磁性結晶を形成すると高い再生出
力が得られるが,このような構造では記録ビットの境
界,すなわち磁化遷移領域において互いに向きの異なる
磁化が強い反発を起こすため,反磁界成分が大きくな
る。その結果、磁化の大きさや方向の揺らぎが大きくな
り、高密度で記録した時に媒体ノイズが大きくなりD50
およびS/N比が低下する。一方、本発明のように、実
質面内結晶粒と実質垂直結晶粒が混在した磁性膜構造と
すると、記録ビット境界において磁化の方向が実質的に
垂直となり、磁化の反発が実質的垂直方向に逃げる。そ
の結果、磁化の揺らぎが小さくなって,高密度で記録し
た時に媒体ノイズが小さくなり、D50および媒体S/N
比が向上する。
【0015】上記L/Sの値を最適化する第一の方法で
は、非磁性金属下地膜の上では磁性膜の結晶が非磁性金
属下地膜の結晶格子上にエピタキシャル成長するため磁
性膜の磁化容易方向は基板面と実質的に平行となり、非
磁性金属下地膜のない部分では磁性膜結晶がc軸が基板
面と実質的に垂直となるように結晶配向成長する性質を
有するため,磁性膜の磁化容易方向は基板面と実質的に
垂直となる。その結果、実質平行結晶粒と実質垂直結晶
粒が混在した磁性膜を形成することができる。さらに,
この方法における構造の非磁性金属下地膜を形成するこ
とにより,連続的な非磁性金属下地膜を用いた場合に比
べて媒体と磁気ヘッドとの接触面積が減少し,磁気ヘッ
ドが接触した際の耐摺動性が向上し,信頼性が増す効果
もある。上記L/Sの値を最適化する第二の方法では、
結晶粒上では磁性膜結晶は非磁性金属下地膜の結晶格子
上にエピタキシャル成長して磁性膜の磁化容易方向は基
板面と実質的に平行となるが,結晶粒界上では磁性膜結
晶がc軸が基板面と実質的に垂直となるように配向成長
する性質を有するため,磁性膜の磁化容易方向は基板面
と実質的に垂直となる。その結果、実質平行結晶粒と実
質垂直結晶粒が混在した磁性膜を形成することができ
る。
は、非磁性金属下地膜の上では磁性膜の結晶が非磁性金
属下地膜の結晶格子上にエピタキシャル成長するため磁
性膜の磁化容易方向は基板面と実質的に平行となり、非
磁性金属下地膜のない部分では磁性膜結晶がc軸が基板
面と実質的に垂直となるように結晶配向成長する性質を
有するため,磁性膜の磁化容易方向は基板面と実質的に
垂直となる。その結果、実質平行結晶粒と実質垂直結晶
粒が混在した磁性膜を形成することができる。さらに,
この方法における構造の非磁性金属下地膜を形成するこ
とにより,連続的な非磁性金属下地膜を用いた場合に比
べて媒体と磁気ヘッドとの接触面積が減少し,磁気ヘッ
ドが接触した際の耐摺動性が向上し,信頼性が増す効果
もある。上記L/Sの値を最適化する第二の方法では、
結晶粒上では磁性膜結晶は非磁性金属下地膜の結晶格子
上にエピタキシャル成長して磁性膜の磁化容易方向は基
板面と実質的に平行となるが,結晶粒界上では磁性膜結
晶がc軸が基板面と実質的に垂直となるように配向成長
する性質を有するため,磁性膜の磁化容易方向は基板面
と実質的に垂直となる。その結果、実質平行結晶粒と実
質垂直結晶粒が混在した磁性膜を形成することができ
る。
【0016】上記L/Sの値を最適化する第三の方法で
は、非磁性金属下地膜上では磁性膜結晶が非磁性金属下
地膜の結晶格子上にエピタキシャル成長し磁性膜の磁化
容易方向は基板面と実質的に平行となるが,結晶配向制
御膜上では磁性膜結晶がc軸が基板面と実質的に垂直と
なるように配向成長する性質を有するため,磁性膜の磁
化容易方向は基板面と実質的に垂直となる。その結果、
実質平行結晶粒と実質垂直結晶粒が混在した磁性膜を形
成することができる。さらに,結晶配向制御膜を形成す
ることにより,非磁性金属下地膜のみの場合に比べ媒体
の膜強度が増加するため,磁気ヘッドが接触した際の耐
摺動性が向上し,信頼性が増す効果もある。
は、非磁性金属下地膜上では磁性膜結晶が非磁性金属下
地膜の結晶格子上にエピタキシャル成長し磁性膜の磁化
容易方向は基板面と実質的に平行となるが,結晶配向制
御膜上では磁性膜結晶がc軸が基板面と実質的に垂直と
なるように配向成長する性質を有するため,磁性膜の磁
化容易方向は基板面と実質的に垂直となる。その結果、
実質平行結晶粒と実質垂直結晶粒が混在した磁性膜を形
成することができる。さらに,結晶配向制御膜を形成す
ることにより,非磁性金属下地膜のみの場合に比べ媒体
の膜強度が増加するため,磁気ヘッドが接触した際の耐
摺動性が向上し,信頼性が増す効果もある。
【0017】非磁性金属下地膜や結晶配向制御膜の構造
による上記効果は磁性膜としてCoCrPtやCoCr
Taに限らず,Coの他にNi,Ti,Zr,Hf,T
a,Pt,Nb,Cr,Mo,W,Si,Geの中から
選ばれる少なくとも一つの元素を含有する合金について
も認められる。
による上記効果は磁性膜としてCoCrPtやCoCr
Taに限らず,Coの他にNi,Ti,Zr,Hf,T
a,Pt,Nb,Cr,Mo,W,Si,Geの中から
選ばれる少なくとも一つの元素を含有する合金について
も認められる。
【0018】本発明による媒体では磁化遷移領域におけ
る磁化のゆらぎの大きさが極めて小さいため媒体ノイズ
が小さく,トラック幅が10μm以下の磁気ヘッドで記
録した場合に50kBPI以上の高い記録密度において
S/Nが3以上,さらに,オーバーライト(O/W)特性
が26dB以上の大容量磁気記録装置が得られる。
る磁化のゆらぎの大きさが極めて小さいため媒体ノイズ
が小さく,トラック幅が10μm以下の磁気ヘッドで記
録した場合に50kBPI以上の高い記録密度において
S/Nが3以上,さらに,オーバーライト(O/W)特性
が26dB以上の大容量磁気記録装置が得られる。
【0019】
【実施例】以下,実施例を参照して本発明をさらに詳細
に説明する。図1,図2,図3は本発明に係る薄膜型磁
気記録媒体の断面構造を模式的に示したものである。同
図において,11はAl−Mg合金あるいは化学強化ガ
ラス,有機樹脂,Ti,カーボン,セラミックス等から
なる磁気ディスク基板,12および12’は基板11の
両面に形成したNi−P,Ni−W−P等からなる非磁
性メッキ膜である。Al−Mg合金を基板として用いた
場合は通常このようなメッキ膜を備えたものを磁気ディ
スクの基板として使用する。13および13’はメッキ
膜12,12’の上に形成した上記第一の群から選ばれ
た少なくとも一種の元素を主な成分とする下地膜,14
および14’は当該下地膜の上に形成したCoNi,C
oCr,CoRe,CoPt,CoP,CoFe,Co
NiZr,CoCrAl,CoCrTa,CoCrP
t,CoNiCr,CoCrNb,CoNiP,CoN
iPt,CoCrSi等からなる磁性膜,15および1
5’は当該磁性膜の上に形成したカーボン,ボロン,B
4C,SiC,SiO2,Si3N4,WC,WMoC,W
ZrC等からなる非磁性保護膜,16および16’は上
記第二の群から選ばれた少なくとも一種の元素を主な成
分として下地膜中に偏析した成分,17および17’は
メッキ膜12,12’の上に形成した上記第二の群から
選ばれた少なくとも一種の元素を主な成分とする結晶配
向制御膜をそれぞれ示す。
に説明する。図1,図2,図3は本発明に係る薄膜型磁
気記録媒体の断面構造を模式的に示したものである。同
図において,11はAl−Mg合金あるいは化学強化ガ
ラス,有機樹脂,Ti,カーボン,セラミックス等から
なる磁気ディスク基板,12および12’は基板11の
両面に形成したNi−P,Ni−W−P等からなる非磁
性メッキ膜である。Al−Mg合金を基板として用いた
場合は通常このようなメッキ膜を備えたものを磁気ディ
スクの基板として使用する。13および13’はメッキ
膜12,12’の上に形成した上記第一の群から選ばれ
た少なくとも一種の元素を主な成分とする下地膜,14
および14’は当該下地膜の上に形成したCoNi,C
oCr,CoRe,CoPt,CoP,CoFe,Co
NiZr,CoCrAl,CoCrTa,CoCrP
t,CoNiCr,CoCrNb,CoNiP,CoN
iPt,CoCrSi等からなる磁性膜,15および1
5’は当該磁性膜の上に形成したカーボン,ボロン,B
4C,SiC,SiO2,Si3N4,WC,WMoC,W
ZrC等からなる非磁性保護膜,16および16’は上
記第二の群から選ばれた少なくとも一種の元素を主な成
分として下地膜中に偏析した成分,17および17’は
メッキ膜12,12’の上に形成した上記第二の群から
選ばれた少なくとも一種の元素を主な成分とする結晶配
向制御膜をそれぞれ示す。
【0020】実施例1 図1により薄膜型記録媒体の一実施例を説明する。外径
130mm,内径40mm,厚さ1.9mmの,Al−
4Mg(原子記号の前に付した数字は当該素材の含有量
を示す。この場合は重量%)からなるディスク基板11
の両面にNi−12P(重量%)からなる膜厚13μm
のメッキ膜12,12’を形成した。このNi−Pメッ
キ膜の表面を実質的円周方向(ヘッド走行方向)に研磨
し,表面を平坦化すると同時に,磁気ヘッド粘着抑止の
目的で中心線平均面粗さ5〜10nmの微細な凹凸を形
成した(このような表面加工を以後テクスチャ加工と略
記する)。次に、ディスク基板をマグネトロンスパッタ
リング装置に装填して,200℃の温度に保持し,5m
Torrのアルゴン圧の条件のもとでCr下地膜13,
13’を種々の膜厚で形成した(試料No.1〜8,比
較例:基板露出なし)。この下地膜の上にCo−12C
r−3Ta(原子%)からなる金属磁性膜14,14’
を膜厚40nm形成した。その後,磁性膜上に膜厚20
nmのカーボン保護膜15,15’を形成した。最後に
当該保護膜上に吸着性のパーフルオロアルキルポリエー
テル等の潤滑膜(図示せず)を形成し,薄膜型記録媒体
を作製した。
130mm,内径40mm,厚さ1.9mmの,Al−
4Mg(原子記号の前に付した数字は当該素材の含有量
を示す。この場合は重量%)からなるディスク基板11
の両面にNi−12P(重量%)からなる膜厚13μm
のメッキ膜12,12’を形成した。このNi−Pメッ
キ膜の表面を実質的円周方向(ヘッド走行方向)に研磨
し,表面を平坦化すると同時に,磁気ヘッド粘着抑止の
目的で中心線平均面粗さ5〜10nmの微細な凹凸を形
成した(このような表面加工を以後テクスチャ加工と略
記する)。次に、ディスク基板をマグネトロンスパッタ
リング装置に装填して,200℃の温度に保持し,5m
Torrのアルゴン圧の条件のもとでCr下地膜13,
13’を種々の膜厚で形成した(試料No.1〜8,比
較例:基板露出なし)。この下地膜の上にCo−12C
r−3Ta(原子%)からなる金属磁性膜14,14’
を膜厚40nm形成した。その後,磁性膜上に膜厚20
nmのカーボン保護膜15,15’を形成した。最後に
当該保護膜上に吸着性のパーフルオロアルキルポリエー
テル等の潤滑膜(図示せず)を形成し,薄膜型記録媒体
を作製した。
【0021】磁気記録媒体作製にあたり,断面や表面の
形状を走査電子顕微鏡(以後、SEMと略記する)、透
過電子顕微鏡(以後、TEMと略記する)或いは走査ト
ンネル顕微鏡(以後、STMと略記する)を用いて調
べ,下地膜の面積に対して基板が露出した面積の比率S
を求めた。また、磁性膜の結晶配向性をX線回折,電子
線回折法により調べ,実質平行結晶粒と実質垂直結晶粒
の含有率L,Pをを求めた。また,VSMにより媒体試
料の面内方向の保磁力を測定した。さらに,媒体の記録
再生特性を相対速度12m/s,浮上スペーシング0.
08μmにおいて,実効ギャップ長0.4μm,トラッ
ク幅10μmの薄膜磁気ヘッドを用いて,出力半減記録
密度(D50),媒体S/Nを求めた。これらの結果を表
1に示す。
形状を走査電子顕微鏡(以後、SEMと略記する)、透
過電子顕微鏡(以後、TEMと略記する)或いは走査ト
ンネル顕微鏡(以後、STMと略記する)を用いて調
べ,下地膜の面積に対して基板が露出した面積の比率S
を求めた。また、磁性膜の結晶配向性をX線回折,電子
線回折法により調べ,実質平行結晶粒と実質垂直結晶粒
の含有率L,Pをを求めた。また,VSMにより媒体試
料の面内方向の保磁力を測定した。さらに,媒体の記録
再生特性を相対速度12m/s,浮上スペーシング0.
08μmにおいて,実効ギャップ長0.4μm,トラッ
ク幅10μmの薄膜磁気ヘッドを用いて,出力半減記録
密度(D50),媒体S/Nを求めた。これらの結果を表
1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1に示されるように,Cr下地膜の膜厚
により基板露出面積比率Sが変化し,これに伴い保磁
力,出力半減記録密度D50,媒体S/Nの値が変化し
た。特に,Sの値が1%以上30%以下の時に、本発明
の目的である30kFCI以上の出力半減記録密度および3
以上の媒体S/Nを有する媒体が得られた。その時のL
/Pの値は1以上20以下の範囲に入っていた。また,
Cr下地膜厚が0.5nm以上10nm未満の時に,C
r下地膜の結晶粒径は1nm以上50nm未満の大きさ
であり、それぞれが互いに離れた構造となった。また、
下地膜中の主たる結晶構造はbcc型であることがX線
回折により確認された。また,下地膜としてCrの代わ
りにMo,W,V,Nb,Taのいずれかを主な成分と
する下地膜を用いた場合も同様の効果が認められた。
により基板露出面積比率Sが変化し,これに伴い保磁
力,出力半減記録密度D50,媒体S/Nの値が変化し
た。特に,Sの値が1%以上30%以下の時に、本発明
の目的である30kFCI以上の出力半減記録密度および3
以上の媒体S/Nを有する媒体が得られた。その時のL
/Pの値は1以上20以下の範囲に入っていた。また,
Cr下地膜厚が0.5nm以上10nm未満の時に,C
r下地膜の結晶粒径は1nm以上50nm未満の大きさ
であり、それぞれが互いに離れた構造となった。また、
下地膜中の主たる結晶構造はbcc型であることがX線
回折により確認された。また,下地膜としてCrの代わ
りにMo,W,V,Nb,Taのいずれかを主な成分と
する下地膜を用いた場合も同様の効果が認められた。
【0024】実施例2 図2により薄膜型記録媒体の他の実施例を説明する。実
施例1と同様のディスク基板11,12,12’をマグ
ネトロンスパッタリング装置に装填して,200℃の温
度に保持し,2mTorrのアルゴン圧の条件のもとで
Crと,Ti,Zr,Sc,Y,Hf,Rh,Os,Z
n,Cd,La,Ce,Pr,Nd,Ir,Pt,A
u,Pd,Ag,Cu,Tl,Si,Ge,Sn,P
b,Pからなる第二群の何れか一つの元素を含む下地膜
13,13’を膜厚100nm形成した(試料No.9
〜33,比較例:無添加)。その際、第二群中の元素の
添加量,基板加熱時間,成膜速度を制御することによ
り,下地膜中のCrを主に含む結晶粒がbcc結晶構造
を有し,さらに上記第二群中の元素が上記結晶粒中およ
び結晶粒の間に偏析した構造16,16’となるよう下
地膜を形成した。次に、下地膜上にCo−13Cr−6
Pt(原子%)からなる膜厚30nmの金属磁性膜1
4,その上に膜厚20nmのカーボン保護膜15,1
5’を形成した。最後に実施例1と同様の潤滑膜(図示
せず)を形成し,薄膜型記録媒体を作製した。また,磁
性膜の結晶配向性を実施例1と同様の方法により調べ,
実質平行結晶粒と実質垂直結晶粒の含有率L,Pを求め
た。また,VSMにより媒体試料の面内方向の保磁力を
測定した。さらに媒体の記録再生特性を相対速度12m
/s,浮上スペーシング0.1μmにおいて,CoTa
Zr合金を記録用磁極材とし,MR再生素子を有する録
再分離型薄膜磁気ヘッドを用いて,出力半減記録密度,
媒体S/Nを求めた。これらの測定結果を表2および表
3に示す。
施例1と同様のディスク基板11,12,12’をマグ
ネトロンスパッタリング装置に装填して,200℃の温
度に保持し,2mTorrのアルゴン圧の条件のもとで
Crと,Ti,Zr,Sc,Y,Hf,Rh,Os,Z
n,Cd,La,Ce,Pr,Nd,Ir,Pt,A
u,Pd,Ag,Cu,Tl,Si,Ge,Sn,P
b,Pからなる第二群の何れか一つの元素を含む下地膜
13,13’を膜厚100nm形成した(試料No.9
〜33,比較例:無添加)。その際、第二群中の元素の
添加量,基板加熱時間,成膜速度を制御することによ
り,下地膜中のCrを主に含む結晶粒がbcc結晶構造
を有し,さらに上記第二群中の元素が上記結晶粒中およ
び結晶粒の間に偏析した構造16,16’となるよう下
地膜を形成した。次に、下地膜上にCo−13Cr−6
Pt(原子%)からなる膜厚30nmの金属磁性膜1
4,その上に膜厚20nmのカーボン保護膜15,1
5’を形成した。最後に実施例1と同様の潤滑膜(図示
せず)を形成し,薄膜型記録媒体を作製した。また,磁
性膜の結晶配向性を実施例1と同様の方法により調べ,
実質平行結晶粒と実質垂直結晶粒の含有率L,Pを求め
た。また,VSMにより媒体試料の面内方向の保磁力を
測定した。さらに媒体の記録再生特性を相対速度12m
/s,浮上スペーシング0.1μmにおいて,CoTa
Zr合金を記録用磁極材とし,MR再生素子を有する録
再分離型薄膜磁気ヘッドを用いて,出力半減記録密度,
媒体S/Nを求めた。これらの測定結果を表2および表
3に示す。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】表2および表3に示されるように,下地膜
中に上記第二群中の元素を添加することにより、本発明
の目的である30kFCI以上の出力半減記録密度および3
以上の媒体S/Nを有する媒体が得られた。その時のL
/Pの値は1以上20以下の範囲に入っていた。ここ
で,下地膜中の主たる結晶構造はbcc型であることが
X線回折により確認され,さらに,結晶粒の中および結
晶粒の間に上記第二郡中の元素が偏析していることが蛍
光X線分析法,オージェ電子分光法あるいは光電子分光
法により確認された。また,下地膜としてCrの代わり
にMo,W,V,Nb,Taのいずれかを主な成分とす
る下地膜を用いた場合も同様の効果が認められた。
中に上記第二群中の元素を添加することにより、本発明
の目的である30kFCI以上の出力半減記録密度および3
以上の媒体S/Nを有する媒体が得られた。その時のL
/Pの値は1以上20以下の範囲に入っていた。ここ
で,下地膜中の主たる結晶構造はbcc型であることが
X線回折により確認され,さらに,結晶粒の中および結
晶粒の間に上記第二郡中の元素が偏析していることが蛍
光X線分析法,オージェ電子分光法あるいは光電子分光
法により確認された。また,下地膜としてCrの代わり
にMo,W,V,Nb,Taのいずれかを主な成分とす
る下地膜を用いた場合も同様の効果が認められた。
【0028】実施例3 図3により薄膜型記録媒体の他の実施例を説明する。実
施例1と同様のディスク基板11,12,12’をマグ
ネトロンスパッタリング装置に装填して,200℃の温
度に保持し,2mTorrのアルゴン圧の条件のもとで
Ti,Zr,Sc,Y,Hf,Rh,Os,Zn,C
d,La,Ce,Pr,Nd,Ir,Pt,Au,P
d,Ag,Cu,Tl,Si,Ge,Sn,Pb,Pか
らなる第二群中の元素からなる結晶配向制御膜17,1
7’を膜厚100nm成膜した(試料No.34〜5
8,比較例:結晶配向制御膜なし)。この上に実施例1
と同様の方法によりCr下地膜13,13’を膜厚5n
m形成し,Cr下地膜面積の1〜30%の結晶配向制御
膜がCr下地膜により覆われない構造とした。次に、下
地膜上にCo−12Cr−4Ta(原子%)からなる膜
厚30nmの金属磁性膜14,14’,その上に膜厚2
0nmのカーボン保護膜15,15’を形成した。最後
に実施例1と同様の潤滑膜(図示せず)を形成し,薄膜
型記録媒体を作製した。また,上記方法により形成した
媒体の作成直後およびコンタクト・スタート・アンド・
ストップ(以後CSSと略記する)5万回後のディスク
記録面当たりの記録再生エラービット数を測定し,CS
S前後でのエラー数の増加を測定した。また,磁性膜の
結晶配向性を実施例1と同様の方法により調べ,実質平
行結晶粒と実質垂直結晶粒の含有率L,Pを求めた。ま
た,VSMにより媒体試料の面内方向の保磁力を測定し
た。さらに,媒体の記録再生特性を実施例2と同様の磁
気ヘッド,条件にて測定し,D50,媒体S/Nの値を求
めた。これらの測定結果を表4および表5に示す。
施例1と同様のディスク基板11,12,12’をマグ
ネトロンスパッタリング装置に装填して,200℃の温
度に保持し,2mTorrのアルゴン圧の条件のもとで
Ti,Zr,Sc,Y,Hf,Rh,Os,Zn,C
d,La,Ce,Pr,Nd,Ir,Pt,Au,P
d,Ag,Cu,Tl,Si,Ge,Sn,Pb,Pか
らなる第二群中の元素からなる結晶配向制御膜17,1
7’を膜厚100nm成膜した(試料No.34〜5
8,比較例:結晶配向制御膜なし)。この上に実施例1
と同様の方法によりCr下地膜13,13’を膜厚5n
m形成し,Cr下地膜面積の1〜30%の結晶配向制御
膜がCr下地膜により覆われない構造とした。次に、下
地膜上にCo−12Cr−4Ta(原子%)からなる膜
厚30nmの金属磁性膜14,14’,その上に膜厚2
0nmのカーボン保護膜15,15’を形成した。最後
に実施例1と同様の潤滑膜(図示せず)を形成し,薄膜
型記録媒体を作製した。また,上記方法により形成した
媒体の作成直後およびコンタクト・スタート・アンド・
ストップ(以後CSSと略記する)5万回後のディスク
記録面当たりの記録再生エラービット数を測定し,CS
S前後でのエラー数の増加を測定した。また,磁性膜の
結晶配向性を実施例1と同様の方法により調べ,実質平
行結晶粒と実質垂直結晶粒の含有率L,Pを求めた。ま
た,VSMにより媒体試料の面内方向の保磁力を測定し
た。さらに,媒体の記録再生特性を実施例2と同様の磁
気ヘッド,条件にて測定し,D50,媒体S/Nの値を求
めた。これらの測定結果を表4および表5に示す。
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】表4および表5に示されるように,Cr下
地膜面積の1〜30%の結晶配向制御膜がCr下地膜に
より覆われない膜構造を形成することにより、本発明の
目的である30kFCI以上の出力半減記録密度および3以
上の媒体S/Nを有する媒体が得られた。その時のL/
Pの値は1以上20以下の範囲に入っていた。また,上
記結晶配向制御膜を形成することによりCSS前後での
エラー数の増加が減少し,媒体の耐摺動信頼性が向上し
た。さらに、下地膜としてCrの代わりにMo,W,
V,Nb,Taのいずれかを主な成分とする合金からな
る下地膜を用いた場合も同様の効果が認められた。
地膜面積の1〜30%の結晶配向制御膜がCr下地膜に
より覆われない膜構造を形成することにより、本発明の
目的である30kFCI以上の出力半減記録密度および3以
上の媒体S/Nを有する媒体が得られた。その時のL/
Pの値は1以上20以下の範囲に入っていた。また,上
記結晶配向制御膜を形成することによりCSS前後での
エラー数の増加が減少し,媒体の耐摺動信頼性が向上し
た。さらに、下地膜としてCrの代わりにMo,W,
V,Nb,Taのいずれかを主な成分とする合金からな
る下地膜を用いた場合も同様の効果が認められた。
【0032】実施例4 図4により磁気記録装置の実施例を説明する。これまで
の実施例で示した磁気記録媒体21を4枚使用し,Co
TaZr合金を記録用磁極材とし,再生部にMR素子を
有するMR型複合薄膜磁気ヘッド23を7個組み合わ
せ,その他磁気記録媒体駆動部22、磁気ヘッド駆動部
24、記録再生信号処理系25を有する磁気記録装置を
試作した。この磁気記録装置を使用し,スペーシング
0.08μmにおいて記録再生特性を測定した結果,従
来品に比較し面記録密度を2倍以上に高めることがで
き,従来装置に比べ小形の磁気記録装置を提供できた。
また,本実施例ではCoTaZr合金を磁極材とするM
R型複合薄膜磁気ヘッドを用いた場合について説明した
が,NiFe,CoFe合金等を記録用磁極材とする録
再分離型薄膜磁気ヘッドを用いた場合や,CoTaZ
r,FeAlSi合金等をギャップ部に設けたメタル・
イン・ギャップ型(MIG)録再分離複合磁気ヘッドや従
来の誘導型薄膜ヘッド,MIGヘッドを用いた場合でも
同様の効果が得られることを確認した。
の実施例で示した磁気記録媒体21を4枚使用し,Co
TaZr合金を記録用磁極材とし,再生部にMR素子を
有するMR型複合薄膜磁気ヘッド23を7個組み合わ
せ,その他磁気記録媒体駆動部22、磁気ヘッド駆動部
24、記録再生信号処理系25を有する磁気記録装置を
試作した。この磁気記録装置を使用し,スペーシング
0.08μmにおいて記録再生特性を測定した結果,従
来品に比較し面記録密度を2倍以上に高めることがで
き,従来装置に比べ小形の磁気記録装置を提供できた。
また,本実施例ではCoTaZr合金を磁極材とするM
R型複合薄膜磁気ヘッドを用いた場合について説明した
が,NiFe,CoFe合金等を記録用磁極材とする録
再分離型薄膜磁気ヘッドを用いた場合や,CoTaZ
r,FeAlSi合金等をギャップ部に設けたメタル・
イン・ギャップ型(MIG)録再分離複合磁気ヘッドや従
来の誘導型薄膜ヘッド,MIGヘッドを用いた場合でも
同様の効果が得られることを確認した。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、高密度記録が可能な磁
気記録媒体および,これを用いた小形で大容量の磁気記
録装置を提供できる。
気記録媒体および,これを用いた小形で大容量の磁気記
録装置を提供できる。
【図1】本発明の実施例1の薄膜型磁気記録媒体の断面
構造図である。
構造図である。
【図2】本発明の実施例2の薄膜型磁気記録媒体の断面
構造図である。
構造図である。
【図3】本発明の実施例3の薄膜型磁気記録媒体の断面
構造図である。
構造図である。
【図4】本発明の実施例4の磁気記録装置の断面構造図
である。
である。
11…磁気ディスク基板,12,12’…非磁性メッキ
膜,13,13’…金属下地膜,14,14’…金属磁
性膜,15,15’…非磁性保護膜,16,16’…下
地膜中偏析領域,17,17’…結晶配向制御膜,21
…磁気記録媒体,22…磁気記録媒体駆動部,23…磁
気ヘッド,24…磁気ヘッド駆動部,25…記録再生信
号処理系。
膜,13,13’…金属下地膜,14,14’…金属磁
性膜,15,15’…非磁性保護膜,16,16’…下
地膜中偏析領域,17,17’…結晶配向制御膜,21
…磁気記録媒体,22…磁気記録媒体駆動部,23…磁
気ヘッド,24…磁気ヘッド駆動部,25…記録再生信
号処理系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城石 芳博 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大野 徒之 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 屋久 四男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 加藤 幸男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (9)
- 【請求項1】非磁性基板と、該非磁性基板上に形成され
た下地膜と、該下地膜上に形成された磁性膜を有する磁
気記録媒体において、上記下地膜はCr,Mo,W,
V,Nb,Taからなる第一の群から選ばれた少なくと
も一種の元素を主たる成分として含み、上記磁性膜はC
o基合金から成り、かつ上記磁性膜は上記基板面と実質
的に平行方向に磁化容易軸を有する第1の結晶粒と上記
基板面と実質的に垂直方向に磁化容易軸を有する第2の
結晶粒で実質的に構成され、該第1および第2の結晶粒
の上記磁性膜中の含有率をそれぞれL,Pと定義したと
きL/Pの値が1以上20以下であることを特徴とする
磁気記録媒体。 - 【請求項2】上記下地膜形成部における上記基板表面の
一部は上記下地膜で覆われずに露出しており、該露出面
積の比率は上記下地膜面積の1%以上30%以下である
請求項1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】上記下地膜の結晶粒径は1nm以上50n
m未満であり、かつ該結晶粒は互いに離れている請求項
2記載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】上記下地膜の結晶粒は体心立方格子型の結
晶構造を有する請求項2記載の磁気記録媒体。 - 【請求項5】上記下地膜の膜厚は0.5nm以上50n
m未満である請求項2に記載の磁気記録媒体。 - 【請求項6】上記下地膜は上記第一の群から選ばれた少
なくとも一種の元素を主たる成分として含み、さらにT
i,Zr,Sc,Y,Hf,Rh,Os,Zn,Cd,
La,Ce,Pr,Nd,Ir,Pt,Au,Pd,A
g,Cu,Tl,Si,Ge,Sn,Pb,Pから成る
第二の群から選ばれた少なくとも一種の元素を1原子%
以上30原子%以下の範囲で含み、上記下地膜中の主た
る結晶粒が体心立方格子型結晶構造を有し,かつ上記第
二の群から選ばれた少なくとも一種の元素が結晶粒中お
よび/または結晶粒界に偏析している請求項1記載の磁
気記録媒体。 - 【請求項7】上記磁気記録媒体はさらに上記基板と上記
下地膜の間に形成されたTi,Zr,Sc,Y,Hf,
Rh,Os,Zn,Cd,La,Ce,Pr,Nd,I
r,Pt,Au,Pd,Ag,Cu,Tl,Si,G
e,Sn,Pb,Pから成る第二の群から選ばれた少な
くとも一種の元素を主たる成分とする結晶配向制御膜を
有しており、上記結晶配向制御膜表面の一部は上記下地
膜で覆われずに露出しており、該露出面積の比率は上記
下地膜面積の1%以上30%以下である請求項1に記載
の磁気記録媒体。 - 【請求項8】上記下地膜の膜厚は0.5nm以上50n
m未満である請求項7記載の磁気記録媒体。 - 【請求項9】磁気記録媒体と,磁気記録媒体回転駆動部
と,磁気ヘッドと,磁気ヘッド駆動部と,記録再生信号
処理系とを有する磁気ディスク装置において、上記磁気
記録媒体は請求項1乃至8のいずれか一項に記載の磁気
記録媒体から成ることを特徴とする磁気記録装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6305792A JPH05266456A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 磁気記録媒体および磁気記録装置 |
| US08/007,969 US5605733A (en) | 1992-01-22 | 1993-01-22 | Magnetic recording medium, method for its production, and system for its use |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6305792A JPH05266456A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 磁気記録媒体および磁気記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05266456A true JPH05266456A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13218334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6305792A Pending JPH05266456A (ja) | 1992-01-22 | 1992-03-19 | 磁気記録媒体および磁気記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05266456A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07244831A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-09-19 | Akita Pref Gov | 磁気記録媒体の製造法 |
| US7050253B2 (en) | 1997-12-09 | 2006-05-23 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Magnetic recording media and magnetic storage apparatus using the same |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP6305792A patent/JPH05266456A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07244831A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-09-19 | Akita Pref Gov | 磁気記録媒体の製造法 |
| US7050253B2 (en) | 1997-12-09 | 2006-05-23 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Magnetic recording media and magnetic storage apparatus using the same |
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