JPH05266603A - 発振器の暴走検出回路 - Google Patents

発振器の暴走検出回路

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JPH05266603A
JPH05266603A JP6301892A JP6301892A JPH05266603A JP H05266603 A JPH05266603 A JP H05266603A JP 6301892 A JP6301892 A JP 6301892A JP 6301892 A JP6301892 A JP 6301892A JP H05266603 A JPH05266603 A JP H05266603A
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vfo
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徹 藤原
Shigetomo Yanagi
茂知 柳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、発振器の暴走検出回路に関し、発
振器(VFO)のリードクロックが暴走した際、直ちに
検出できるようにすると共に、その後の処理で正常なリ
ードクロックが作成できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 暴走検出回路12には、上位コントローラか
らのリードゲート信号を制御して、VFO(発振器)1
0へ転送するリードゲート制御部13と、VFO10で
作成したリードクロックを安定させるリードクロック安
定部14と、リードクロックと基準クロックの周波数を
比較する周波数比較部15と、リードクロックの周波数
の異常を検出する周波数異常検出部16と、周波数異常
検出部16のパルスの立上りを検出してパルスを作成
し、リードゲート制御部13へ転送する立上り検出パル
ス発生部17とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置や磁気
ディスク装置等のディスク装置に利用され、特に、ディ
スク装置の再生系に利用され、特に、ディスク装置の再
生系に設けられた、周波数可変型の発振器(VFO)の
暴走を検出する発振器(VFO)の暴走検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11〜図13は従来例を示した図であ
り、図11はライト/リード制御ブロックの構成図、図
12はリード回路の構成図、図13はリードゲート信号
のタイミングチャートである。
【0003】図中、1はディスク(記録媒体)、2はヘ
ッド、3はサーボ回路、4はライト回路、5はリード回
路、6は上位コントローラ、7は微分回路、8はAGC
回路、9は二値化回路、10はVFO、11は基準クロ
ック発生器を示す。
【0004】以下、データのライト/リード可能な光デ
ィスク装置(例えば光磁気ディスク装置)の従来例を説
明する。従来の光ディスク装置におけるライト/リード
制御ブロックは、図11のように構成されていた。この
例では、ヘッド2に、サーボ回路3、ライト回路4、リ
ード回路5が接続され、これらを上位コントローラ6で
制御するように構成されている。
【0005】ヘッド2は、ディスク1上に記録されてい
る情報を、光学的に、読み取るものであり、サーボ回路
3は、ヘッド2で読み出した信号をもとに、ヘッド2を
フォーカス方向、あるいはトラック方向に制御するもの
である。
【0006】また、サーボ回路3は、上位コントローラ
6からのシーク(Seek)命令に従って、ヘッド2を
トラック方向に移動させるものである。ライト(Wri
te)回路4は、上位コントローラ6からのライト(W
rite)命令により、ライトデータをヘッド2に転送
すると共に、ヘッド2内の光源の発光パワーを制御する
ものである。
【0007】リード(Reed)回路5は、上位コント
ローラ6からのリードゲート信号(READ GAT
E)を受け取り、ヘッド2から読み出したアナログ信号
を、二値化して処理を行い、リードクロック(READ
CLOCK)と、該リードクロックに同期したリード
データ(READ DATA)を上位コントローラ6へ
転送するものである。
【0008】上位コントローラ6は、サーボ回路3、ラ
イト回路4、リード回路5等を制御するものである。上
記リード回路5の1例を図12に示す。この例では、リ
ード回路5に、微分回路7、AGC回路8、二値化回路
9、周波数可変型の発振器(以下、これを「VFO」と
いう)10、基準クロック(REFERENCE CL
OCK)発生器11を設ける。
【0009】データの再生時には、次のように処理が行
われる。先ず、ヘッド2によって読み出されたアナログ
信号(RF信号)は、微分回路7によって微分され、A
GC回路8で振幅一定の信号となる。
【0010】AGC回路8の出力は、二値化回路9によ
って、パルス状の二値化データ(「RAWデータ」とい
う)に変換され、VFO10に入力する。VFO10
は、前記二値化データ(RAWデータ)と、基準クロッ
ク発生器11からの基準クロック(REFERENCE
CLOCK)を入力し、リードクロック(READ
CLOCK)と、該リードクロックに同期したリードデ
ータ(READ DATA)を、上位コントローラ6に
転送する。
【0011】上位コントローラ6は、前記リードデータ
と、リードクロックから、データ開始の識別領域を検出
し、検出した領域からデータを取り込む。VFO10
は、上位コントローラ6からのリードゲート信号(RE
AD GATE)によって制御され、前記リードゲート
信号がアサート(Assert)されると、PLL(P
hase Locked Loop:位相同期ループ)
の引き込み動作を行う。
【0012】そして、VFO10では、基準クロック
(REFERENCE CLOCK)を元に、二値化デ
ータのVFO引き込みパターンから、周波数及び位相を
同期させ、リードデータとリードクロックを作成する。
リードゲート信号(READGATE)がネゲート(n
egate)されると、同期を停止する。
【0013】上記リードゲート信号(READ GAT
E)のタイミングチャートを、図13に示す。図13の
はディスク1上のデータフォーマット、はライト時
のリードゲート信号(−READ GATE:負論理の
リードゲート信号)、はリード時のリードゲート信号
(−READ GATE)を示す。
【0014】上記、のリードゲート信号(−REA
D GATE)は、図13のに示したプリフォーマッ
トエリア及びユーザエリアのRAWデータを読む場合等
にアサートされるものである。
【0015】図13のに示したデータフォーマット
は、ディスクトラックの1セクタ分のフォーマットであ
り、プリフォーマットエリア(予め設定されているエリ
ア)と、ユーザエリア(ユーザがディスクを書き込むエ
リア)とから成る。
【0016】プリフォーマットエリアには、セクタマー
クに続いて、「VFO+AM+ID+CRC」のエリア
が3箇所に設けてある。図13の「VFO」はVFO同
期ゾーン、「AM」はアドレスマーク、「ID」はID
部(識別情報部)、「CRC」はエラーチェックコード
を示す。
【0017】そして、プリフォーマットエリアのID部
を読む場合には、その前にある「VFO」の同期ゾーン
を読んでPLL引き込みを行う必要がある。また、ユー
ザエリアを読む場合には、その前にある「VFO」の同
期ゾーンを読んで、PLL引き込みを行う必要がある。
【0018】なお、上記VFO同期ゾーンには、それぞ
れ、VFO内のPLLで引き込みを行うための同期パタ
ーン(VFO同期パターン)が記録してある。上記のI
D部やユーザエリアのデータを読む場合、13の、あ
るいはに示したリードゲート信号(−READ GA
TE)を使用して読む。
【0019】即ち、データのライト時でも、リード時
も、図13のあるいはに示したリードゲート信号
(−READ GATE)を用いて、ID部を読む。前
記リードゲート信号がアサートされると、のVFO同
期ゾーンのRAWデータであるVFO引き込みパターン
を検出して、VFO10の発振周波数を決める。
【0020】ところが、ディスク1上に、傷や塵埃など
があると、正常でないVFO引き込み周波数のパターン
を検出し、それにクロッキングしたリードクロック(R
EAD CLOCK)が暴走してしまう。
【0021】一旦暴走してしまうと、リードゲート信号
を一旦ネゲートし、再度アサートして、引き込み直しを
しないとクロッキングできない。実際には、ディスク1
のプリフォーマットエリアには、VFO同期ゾーンが3
箇所あるが、1番目のVFO同期ゾーンでリードクロッ
クが暴走した場合、上位コントローラ6から、リードゲ
ート信号をそのままVFO回路10に使用していると、
2番目、3番目のVFOゾーンから作成するリードクロ
ックも暴走してしまう。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) ディスク上のID部を読む場合、ディスク面に傷や
塵埃等が存在すると、VFOで作成したリードクロック
が暴走してしまい、前記ID部が読めなくなることがあ
る。
【0023】データのリード時に、前記リードクロック
が暴走すると、データが正常に再生できなくなる。 (2) データのライト(書き込み)時に、VFOのリード
クロックが暴走して、ディスク上のID部が読めなくな
った場合、交代処理を行って、ディスクの別の領域にデ
ータを書き込んでいた。
【0024】この場合、1セクタ分のデータ領域を無駄
にしなければならない。本発明は、このような従来の課
題を解決し、VFOのリードクロックが暴走した際、直
ちに検出できるようにすると共に、その後の処理で、正
常なリードクロックが作成できるようにすることを目的
とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
あり、図中、図11〜図13と同符号は同一のものを示
す。また、12は暴走検出回路、13はリードゲート制
御部、14はリードクロック安定部、15は周波数比較
部、16は周波数異常検出部、17は立上り検出パルス
発生部を示す。
【0026】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 (1) ディスク装置の再生系に設けられ、ヘッドで読み込
んだ信号を二値化した二値データ(RAWデータ)と、
基準クロックとを入力し、且つ、上位コントローラから
のリードゲート信号(READ GATE)を得て、リ
ードクロック(READ CLOCK)と、該リードク
ロックに同期したリードデータとを作成する発振器(V
FO)10の暴走検出回路であって、該暴走検出回路1
2に、上記リードクロックと、基準クロックを取り込ん
で比較することにより、上位発振器(VFO)10の暴
走を検出するようにした。
【0027】(2) 上記構成(1)の暴走検出回路12に
おいて、発振器(VFO)10の暴走を検出した際、上
記リードゲート信号(READ GATE)を制御する
ことにより、直ちに、発振器(VFO)10による同期
パターン(VFO引き込みパターン)のPLL(位相同
期ループ)への再引き込みを可能とした。
【0028】(3) 上記構成(1)又は(2)の暴走検出
回路12に、上記リードゲート信号(READ GAT
E)を制御するリードゲート制御部13を設け、該リー
ドゲート制御部13では、上位コントローラからのリー
ドゲート信号が有効になると、上記二値データ(RAW
データ)を取り込んで、該二値データの所定データ分遅
延させた後、上記発振器(VFO)10のリードゲート
信号(READ GATE)を有効にするようにした。
【0029】(4) 上記構成(3)の暴走検出回路12
に、リードクロック(READ CLOCK)を安定さ
せるためのリードクロック安定部14を設け、該リード
クロック安定部14では、上記発振器(VFO)10の
リードゲート信号(READGATE)が有効となった
際、リードクロックが安定するまで、内部のカウンタに
より、リードクロックをカウントした後、出力信号を有
効にするようにした。
【0030】(5) 上記構成(4)の暴走検出回路12
に、上記リードクロックと、基準クロックを取り込み、
前記両クロックの周波数比較を行う周波数比較部15を
設け、、該周波数比較部15では、上記リードクロック
安定部14の出力信号が有効になった際、上記発振器1
0内で、同期パターン(VFO引き込みパターン)から
作成したリードクロックの立上りエッジと、基準クロッ
クの立上りエッジを、各々カウンタで同パルス数カウン
トすることにより、上記の周波数比較を行うようにし
た。
【0031】(6) 上記構成(5)の周波数比較部15
に、上記カウンタでカウントアップするまでの時間差を
検出する検出手段を設け、該検出手段では、検出した時
間差分だけ、出力信号(時間差信号)を有効にするよう
にした。
【0032】(7) 上記構成(6)の暴走検出回路12
に、リードクロックの周波数の異常を検出する周波数異
常検出部16を設け、該周波数異常検出部16では、上
記周波数比較部15の出力信号(時間差信号)が有効に
なっている間、内部のカウンタで,基準クロックをカウ
ントして、前記出力信号(時間差信号)が有効になって
いる間の時間を検出することにより、リードクロックの
周波数異常を検出するにうにした。
【0033】(8) 上記構成(7)の周波数異常検出部1
6のカウンタに初期設定した時間値と、上記検出した時
間値とを比較することにより、リードクロックの周波数
異常を検出するようにした。
【0034】(9) 上記構成(8)の暴走検出回路12
に、立上り検出パルス発生部17を設け、該立上り検出
パルス発生部17では、上記周波数異常検出部16での
時間値の比較後、周波数異常検出部16のカウンタに初
期設定した時間値より、時間差が大きい場合、パルスを
発生させて、上記リードゲート制御部13へ転送するよ
うにした。
【0035】(10)上記構成(9)のリードゲート制御部
13で立上り検出パルス発生部17からのパルスを受信
した際、上位コントローラからのリードゲート信号をマ
スクすることにより、発振器(VFO)10へのリード
ゲート信号を無効にするようにした。
【0036】(11)上記構成4又は5又は7に記載したカ
ウンタの設定値を、上記暴走検出回路12の外部から設
定可能にした。
【0037】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1を参照
しながら説明する。図示のように、暴走検出回路12で
は、周波数可変型の発振器であるVFO10で作成した
リードクロックを取り込み、このリードクロックを基準
クロックと比較することでVFO10の暴走を監視して
いる。
【0038】暴走検出回路12内のリードゲート制御部
13では、上位コントローラからのリードゲート信号を
アサート後、VFO引き込みパターンの二値化データ
(RAWデータ)を遅延させる。その後、VFO10の
リードゲート信号(READGATE)をアサートす
る。
【0039】リードクロック安定部14では、VFO1
0のリードゲート信号のアサート後、すぐのリードクロ
ックを使用しないために、数個のリードクロックをカウ
ント後、の信号をアサートする。
【0040】周波数比較部15では、の信号がアサー
トとなると、リードクロックと基準クロックのパルスの
立上りエッジ数を、各々カウントし、周波数に違いがあ
れば、同期を比較して、その差を検出し、の信号を時
間差だけアサートする。
【0041】周波数異常検出部16では、基準クロック
によりのアサートした時間を計り、最初にカウンタに
設定した目標値よりも大きい時間がアサートされた場
合、カウンタがカウントアップし、の信号をアサート
する。
【0042】立上り検出パルス発生部17では、がア
サートすると、その立上りを検出して、システムクロッ
クの1周期分のパルスを作成する。そのパルスにより、
のVFO10のリードゲート信号をネゲート(マス
ク)する。
【0043】上記のように、周波数比較部15により、
リードクロックと基準クロックの周波数を比較し、周波
数異常検出部16により、その時間を初期設定値と比較
する。
【0044】その結果、VFO10のリードクロックが
暴走していると、がアサートとなり、のパルスが発
生して、VFO10のリードゲートがネゲートできるこ
とになる。
【0045】リードクロックが暴走していない場合に
は、上位コントローラからのリードゲートがネゲートと
なるまで、VFO10のリードゲートはネゲートとな
らないので、ディスク上のID部が読めることになる。
【0046】例えば、ディスク上のID部を読む場合、
1番目のVFOゾーンでリードクロックが暴走しても、
2番目、3番目のVFOゾーンから、再び再引き込み動
作(PLLの引き込み動作)を行い、リードクロックを
作成することが可能となる。
【0047】また、ユーザデータのリード時も、ディス
ク上のVFOゾーン内で、速やかに再引き込み動作を行
えば、正常にデータの再生をすることが可能となる。
【0048】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図10は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2は光ディスク装置の構成図、図3はリード回路
と暴走検出回路の構成図、図4は暴走検出回路の構成
図、図5はリードゲート制御部とリードクロック安定部
の詳細な構成図、図6は周波数比較部の詳細な構成図、
図7は周波数異常検出部及び立上り検出パルス発生部の
詳細な構成図、図8は二値化データ(RAWデータ)の
説明図、図9はVFO暴走時の暴走検出回路のタイミン
グチャート、図10はVFO正常動作時の暴走検出回路
のタイミングチャートである。
【0049】図中、図1、図11、12と同符号は同一
のものを示す。又、20は光ディスク装置、21はホス
ト(ホストコンピュータ)、22は制御部、23はサー
ボ制御部、24は光量制御部、25はスピンドルモー
タ、26はスピンドルモータ制御部、27は磁界発生
部、F1〜F9はD型(遅延型)フリップフロップ、J
1〜J4はJK型フリップフロップ、C1〜C4はカウ
ンタ、Sは外部設定端子、Aはアンドゲート、EORは
排他的論理和ゲート、30、31はコンパレータ(CM
P)、32はフリップフロップ(FF)を示す。
【0050】(1) 本実施例における光ディスク装置の各
部の説明・・・図2〜図7参照 本実施例では、データのライト及びリードの可能な光デ
ィスク装置(例えば、光磁気ディスク装置)に適用した
例について説明する。
【0051】前記の光ディスク装置の構成を図2に示
す。この例では、光ディスク装置20内に、上位コント
ローラ6、ライト回路4、リード回路5、制御部22、
サーボ制御部23、ヘッド2、光量制御部24、スピン
ドルモータ25、スピンドルモータ制御部26、ディス
ク1、磁界発生部27、暴走検出回路12を設ける。
【0052】そして、光ディスク装置20は、ホスト
(ホストコンピュータ)21に接続して使用する。リー
ド回路5と、暴走検出回路12の構成を図3に示す。リ
ード回路5には、微分回路7、AGC回路8、二値化回
路9、VFO回路10、基準クロック発生器11を設け
る(これらの構成は、従来例と同じ)。
【0053】前記リード回路5には、暴走検出回路12
が接続され、VFO10のリードクロックの暴走を検出
するように構成してある。暴走検出回路12には、リー
ド回路5内のVFO10から出力されるリードクロック
(READ CLOCK)と、VFO10に入力する二
値化データ(RAWデータ)と、基準クロック(REF
ERENCE CLOCK)と、上記コントローラから
のリードゲート信号(READ GATE)を入力す
る。
【0054】また、暴走検出回路12からは、VFO1
0に対して、リードゲート信号(READ GATE)
を出力するように構成してある。暴走検出回路12の詳
細な構成を図4〜図7に示す。
【0055】図4に暴走検出回路12の全体図を示し、
図5〜図7に各部の詳細な構成図を示している。この暴
走検出回路12は、リードゲート制御部13、リードク
ロック安定部14、周波数比較部15、周波数異常検出
部16、立上り検出パルス発生部17で構成する。
【0056】なお、以下の説明では、D型(遅延型)フ
リップフロップをD−FFとし、J−K型フリップフロ
ップをJK−FFで表わす。また負論理のリードゲート
信号を「−READ GATE」で表わす。
【0057】また、図4〜図7の各部の出力は〜で
示してある。図示のように、リードゲート制御部13に
は、アンドゲートAと、F1、F2、F3のD−FFを
設け、F1のD−FFにはRAWデータを入力する。
【0058】また、アンドゲートAには、上位コントロ
ーラ6からのリードゲート信号(−READ GAT
E)を入力すると共に、立上り検出パルス発生部17の
出力信号を入力する。
【0059】F3のD−FFからはのリードゲート信
号(READ GATE)を出力し、VFO10と、リ
ードクロック安定部14へ転送する。リードクロック安
定部14には、F4のD─FFと、J1のJK−FF
と、カウンタC1を設ける。F4のD−FFには、の
信号と、VFO10からのリードクロック(READ
CLOCK)を入力し、カウンタC1にはVFO10か
らのリードクロックを入力する。
【0060】J1のJK−FFの出力の信号は、周波
数比較部15へ転送する。周波数比較部15には、F
5、F6のD−FFと、カウンタC2、C3と、J2、
J3のJK−FFと、排他的論理和ゲートEORを設け
る。
【0061】F5のD−FFには、VFO10からのリ
ードクロック(READ CLOCK)と、リードクロ
ック安定部14の出力の信号を入力し、F6のD−F
Fには、リード回路5からの基準クロック(REFER
ENCE CLOCK)と、リードクロック安定部14
の出力の信号を入力する。
【0062】また、カウンタC2には前記リードクロッ
クを入力し、カウンタC3には前記基準クロックを入力
すると共に、排他的論理和ゲートEORの出力の信号
は、周波数異常検出部16へ転送する。
【0063】周波数異常検出部16には、F7のD−F
Fと、カウンタC4と、J4のJK−FFと設ける。F
7のD−FFには、基準クロックと、周波数比較部15
の出力の信号を入力し、カウンタC4には基準クロッ
クを入力する。また、J4のJK−FFの出力の信号
は、立上り検出パルス発生部17へ転送する。
【0064】立上り検出パルス発生部17には、F8、
F9のD−FFを設け、J4のJK−FFの出力の信
号と、規準クロックを入力する。そして、F9のD−F
Fの出力の信号は、リードゲート制御部13へ転送す
る。なお、上記カウンタC1〜C4には、外部設定端子
Sが設けてあり、外部のファームウェアにより、カウン
タに初期値(目標値)を設定できるようになっている。
【0065】この外部設定端子Sからの設定値を変えれ
ば、VFO10の暴走検出感度を自由に変化させること
が可能となる。 (2) RAWデータの説明・・・図8参照 リード回路5内に設けられた二値化回路9では、AGC
回路8の出力をRAWデータに変換する。その際、図8
のに示したRAWデータ作成回路を用いる。
【0066】この回路は、2つのコンパレータ(CM
P)30、31と、1つのフリップフロップ(FF)3
2と、抵抗R1〜R3で構成される。この場合、抵抗R
1〜R3の各抵抗値は同じ値にしておく。
【0067】AGC回路8の出力、即ちRAWデータ作
成回路の入力信号は、図8のに示した信号Aと、この
信号の反転信号である。前記2つの信号は、コンパレー
タ30、31にそれぞれ逆極性で入力し、比較される。
その結果、コンパレータ30、31の出力側a点、b点
には図示のようなパルス状の出力信号が出る。
【0068】フリップフロップ32では、a点の信号
(パルス)でセットされ、b点の信号(パルス)でリセ
ットされる。その結果、出力Bには図示のようなパルス
状の二値化データ(RAWデータ)が得られる。
【0069】(3) 動作の説明 以下、図9、図10のタイミングチャートを参照しなが
ら、本実施例の動作を説明する。
【0070】図9はVFO暴走時の暴走検出回路のタイ
ミングチャート、図10は、VFO正常動作時の暴走検
出回路のタイミングチャートである。図9、図10に示
した〜は、図4〜図7の〜の点の波形を示す。
また、図4〜図7のL1は、ハイレベル、L0はローレ
ベルの信号を示す。
【0071】先ず、リードゲート制御部13では、上位
コントローラ6からのリードゲート信号(−READ
GATE)に有効になると、VFO引き込みパターンの
RAWデータ(二値化データ)を、F1〜F3のD−F
Fにより、3パルス分遅らせた後、VFO10へ転送す
るリードゲート信号(READ GATE)を有効にす
る(図4、図9、図10の参照)。
【0072】リードクロック安定部14では、VFO1
0へ転送するのリードゲート信号(READ GAT
E)が有効になった後、直ぐのリードクロック(VFO
10から出力されるREAD CLOCK)を使用しな
いために、数個のリードクロックをカウンタC1でカウ
ントした後、リードクロック安定部14の出力信号であ
るの信号を有効にする。
【0073】また、リードクロック安定部14では、
のリードゲート信号(VFO10へ転送するリードゲー
ト信号)が有効になった後、F4のD−FFで、L1
(ハイレベルの信号)をリードクロック(READ C
LOCK)でラッチし、それをカウンタC11のイネー
ブル(EN)信号とする。
【0074】この時、カウンタC1では、外部より、外
部設定端子Sを介して設定されたカウント値だけ、リー
ドクロックをカウントすると、該カウンタC1は、カウ
ントアップ信号を出力する。J1のJK−FFでは、カ
ウンタC1のカウントアップ信号をラッチし、の信号
を有効にする。以後、D−FF、カウンタ、JK−FF
を組み合わせた回路は、リードクロック安定部14にお
ける前記構成の回路と同じ動作をするので、説明を省略
する。
【0075】周波数比較部15では、リードクロック安
定部14の出力信号であるの信号が有効になると、即
ち、VFO10がRAWデータに同期し、リードクロッ
ク安定部14でリードクロックを数クロック分カウント
すると(図9、10参照)、基準クロック(REFER
ENCE CLOCK)とリードクロック(READC
LOCK)のパルスの立上りエッジを各々カウントし、
また、各々カウントアップを検出して、J2、J3のJ
K−FFをラッチする。
【0076】周波数に違いがあれば(カウントアップに
時間のずれがあれば)、同期を比較し、その差を検出し
(カウントアップの時間のズレをEORにより検出し、
の信号を時間差分だけ有効にする。
【0077】実際に、VFO10が暴走している場合、
の信号の有効時間は長くなる。また暴走していない場
合は、ほぼは有効とはならず、有効時間が短くなる。
また、ハザードのように出る場合もある(図10の参
照)。
【0078】更に、カウンタC2の回部設定端子Sを介
して、外部からカウンタの設定値を変えることにより、
の信号(EORの出力)の有効時間を調整することが
できる。
【0079】周波数異常検出部16では、基準クロック
(REFERENCE CLOCK)により、周波数比
較部15の出力信号であるの信号が有効となった時間
を計る。
【0080】周波数異常検出部16のカウンタC4に最
初に設定した目標値よりも長い時間、の信号が有効に
なった場合、即ち、VFO10が暴走した場合は、カウ
ンタC4がカウントアップし、J4のJK−FFでラッ
チされの信号が有効となる(図9の参照)。
【0081】また、カウンタC4に最初に設定した目標
値より短い時間が有効になった場合、カウンタC4はカ
ウントアップできないため、J4のJK−FFの出力
は、保持で無効のままとなる(図10の参照)。
【0082】なお、カウンタC4の外部設定端子Sを用
いて、外部からカウンタの設定値を変えることにより、
カウントアップする時間が変更できる。これにより、周
波数異常検出部16の検出感度を調整することができ
る。
【0083】立上り検出パルス発生部17では、周波数
異常検出部16の出力信号であるの信号が有効になる
と、即ち、VFO10が暴走していると、の信号の立
上りを検出して、システムクロックの1周期分のパルス
を作成するものである。 そして、前記パルスにより、
リードゲート制御部13のF1〜F3のD−FFをリセ
ットし、今まで有効であったの信号(VFO10へ転
送するリードゲート信号)を無効にする。
【0084】また、の信号が無効になると、直ちにリ
ードクロック安定部14、周波数比較部15、周波数異
常検出部16の各部をリセットし、初期状態に戻る。V
FO10が暴走していない場合は、立上り検出パルス発
生部17でパルスが発生しないため、のリードゲート
信号(VFO10へのリードゲート信号)は有効のまま
である。
【0085】VFO10が暴走した場合、リードゲート
制御部13のF1〜F3のD−FF、及びリードクロッ
ク安定部14、周波数比較部15、周波数異常検出部1
6の各部をリセットすると、立上り検出パルス発生部1
7の出力パルスが有るため、直ぐにリードゲート制御部
13のF1〜F3のD−FFのクリアを無効にする。
【0086】そこで、上位コントローラ6からのリード
ゲート信号(−READ GATE)がなお有効であっ
た場合、直ちにVFO引き込みパターンの再引き込み動
作をする(図9の参照)。
【0087】以上のように、周波数比較部15におい
て、VFO10から出力されるリードクロック(REA
D CLOCK)と、基準クロック(REFERENC
E CLOCK)とを比較し、周波数異常検出部16で
その時間を初期設定値と比較する。
【0088】その結果、比較値が外されていると、即ち
VFO10が暴走していると、が有効になり、のパ
ルスが発生してVFO10へのリードゲート信号(RE
ADGATE)を無効にすることができる。
【0089】VFO10のリードクロックが暴走してい
ない場合は、上位コントローラ6からのリードゲート信
号(−READ GATE)が無効となるまで、VFO
10へのリードゲート信号(READ GATE)(
の信号)は無効とならないので、リード回路で期待通り
のデータが読めることになる。
【0090】なお、VFO10の暴走(リードクロック
の暴走)を検出するのは、図13のに示したプリフォ
ーマットエリア内にあるVFO同期ゾーンのRAWデー
タであるVFO引き込みパターンを検出してID部を読
む場合と、ユーザエリアのデータ部の前にあるVFO同
期ゾーンにおける引き込みパターンを検出してデータ部
を読む場合である。
【0091】即ち、ID部のVFOの暴走と、データ部
のVFO暴走を検出する。 (他の実施例)以上実施例について説明したが、本発明
は次のようにしても実施可能である。
【0092】(1) ディスクへのデータの書き込み及び読
み出し可能な光磁気ディスク装置の外、再生専用の光デ
ィスク装置や、磁気ディスク装置にも適用可能である。 (2) 図2に示した上位コントローラ6は、光ディスク装
置20と別に設置してもよい。
【0093】(3) 図13のに示したデータフォーマッ
ト以外のものにも適用可能である。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) VFOのリードクロックが暴走した際、直ちにリー
ドゲートをネゲートするため、ディスク(媒体)上のプ
リフォーマットエリアの1番目にあるVFO同期ゾーン
でリードクロックが暴走した場合、2番目、3番目のV
FO同期ゾーンからリードクロックを作成することがで
きる。
【0095】従って、ID部のリードの失敗を減らし
て、リトライ回数を減らすことができ、シーク時間を短
縮できる。 (2) データ部(ユーザデータ部)をリードする際、暴走
したリードクロックで、データを読み出すことがなくな
り、データ及びデータ再生系の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例における光ディスク装置の構成
図である。
【図3】リード回路と暴走検出回路の構成図である。
【図4】暴走検出回路の構成図である。
【図5】リードゲート制御部とリードクロック安定部の
詳細な構成図である。
【図6】周波数比較部の詳細な構成図である。
【図7】周波数異常検出部及び立上り検出パルス発生部
の詳細な構成図である。
【図8】二値化データ(RAWデータ)の説明図であ
る。
【図9】VFO暴走時の暴走検出回路のタイミングチャ
ートである。
【図10】VFO正常動作時の暴走検出回路のタイミン
グチャートである。
【図11】従来のライト/リード制御ブロックの構成図
である。
【図12】従来のリード回路の構成図である。
【図13】リードゲート信号のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
5 リード回路 10 VFO(周波数可変型の発振器) 12 暴走検出回路 13 リードゲート制御部 14 リードクロック安定部 15 周波数比較部 16 周波数異常検出部 17 立上り検出パルス発生部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク装置の再生系に設けられ、ヘッ
    ドで読み込んだ信号を二値化した二値データ(RAWデ
    −タ)と、基準クロックとを入力し、 且つ、上位コントローラからのリードゲート信号(RE
    AD GATE)を得て、 リードクロック(READ CLOCK)と、該リード
    クロックに同期したリードデータとを作成する発振器
    (VFO)(10)の暴走検出回路であって、 該暴走検出回路(12)に、上記リードクロックと、基
    準クロックを取り込んで比較することにより、 上記発振器(VFO)(10)の暴走を検出することを
    特徴とした発振器の暴走検出回路。
  2. 【請求項2】 上記暴走検出回路(12)において、 発振器(VFO)(10)の暴走を検出した際、 上記リードゲート信号(READ GATE)を制御す
    ることにより、 直ちに、発振器(VFO)(10)による同期パターン
    (VFO引き込みパターン)のPLL(位相同期ルー
    プ)への再引き込みを可能にしたことを特徴とする請求
    項1記載の発振器の暴走検出回路。
  3. 【請求項3】 上記暴走検出回路(12)に、 上記リードゲート信号(READ GATE)を制御す
    るリードゲート制御部(13)を設け、 該リードゲート制御部(13)では、上位コントローラ
    からのリードゲート信号が有効になると、 上記二値データ(RAWデータ)を取り込んで、該二値
    データの所定データ分遅延させた後、 上記発振器(VFO)(10)のリードゲート信号(R
    EAD GATE)を有効にすることを特徴とした請求
    項1又は2記載の発振器の暴走検出回路。
  4. 【請求項4】 上記暴走検出回路(12)に、リードク
    ロック(READCLOCK)を安定させるためのリー
    ドクロック安定部(14)を設け、 該リードクロック安定部(14)では、上記発振器(V
    FO)(10)のリードゲート信号(READ GAT
    E)が有効となった際、 リードクロックが安定するまで、内部のカウンタによ
    り、リードクロックをカウントした後、出力信号を有効
    にすることを特徴とした請求項3記載の発振器の暴走検
    出回路。
  5. 【請求項5】 上記暴走検出回路(12)に、 上記リードクロックと、基準クロックを取り込み、前記
    両クロックの周波数比較を行う周波数比較部(15)を
    設け、 該周波数比較部(15)では、 上記リードクロック安定部(14)の出力信号が有効に
    なった際、 上記発振器(10)内で、同期パターン(VFO引き込
    みパターン)から作成したリードクロックの立上りエッ
    ジと、 基準クロックの立上りエッジを、 各々カウンタで同パルス数カウントすることにより、上
    記の周波数比較を行うことを特徴とした請求項4記載の
    発振器の暴走検出回路。
  6. 【請求項6】 上記周波数比較部(15)に、 上記カウンタでカウントアップするまでの時間差を検出
    する検出手段(EOR)を設け、 該検出手段(EOR)では、検出した時間差分だけ、出
    力信号(時間差信号)を有効にすることを特徴とした請
    求項5記載の発振器の暴走検出回路。
  7. 【請求項7】 上記暴走検出回路(12)に、 リードクロックの周波数の異常を検出する周波数異常検
    出部(16)を設け、該周波数異常検出部(16)で
    は、上記周波数比較部(15)の出力信号(時間差信
    号)が有効になっている間、 内部のカウンタで、基準クロックをカウントして、前記
    出力信号(時間差信号)が有効になっている間の時間を
    検出することにより、 リードクロックの周波数異常を検出することを特徴とし
    た請求項6記載の発振器の暴走検出回路。
  8. 【請求項8】 上記周波数異常検出部(16)のカウン
    タに初期設定した時間値と、 上記検出した時間値とを比較することにより、リードク
    ロックの周波数異常を検出することを特徴とした請求項
    7記載の発振器の暴走検出回路。
  9. 【請求項9】 上記暴走検出回路(12)に、 立上りパルス発生部(17)を設け、 該立上り検出パルス発生部(17)では、 上記周波数異常検出部(16)での時間値の比較後、 周波数異常検出部(16)のカウンタに初期設定した時
    間値より、時間差が大きい場合、 パルスを発生させて、上記リードゲート制御部(13)
    へ転送することを特徴とした請求項8記載の発振器の暴
    走検出回路。
  10. 【請求項10】 上記リードゲート制御部(13)で、
    立上り検出パルス発生部(17)からのパルスを受信し
    た際、 上位コントローラからのリードゲート信号をマスクする
    ことにより、 発振器(VFO)(10)へのリードゲート信号を無効
    にすることを特徴とした請求項9記載の発振器の暴走検
    出回路。
  11. 【請求項11】 上記カウンタの設定値が、上記暴走検
    出回路(12)の外部から設定可能であることを特徴と
    した請求項4又は5又は7記載の発振器の暴走検出回
    路。
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