JPH05267097A - 電子部品の製造方法 - Google Patents
電子部品の製造方法Info
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- JPH05267097A JPH05267097A JP6217892A JP6217892A JPH05267097A JP H05267097 A JPH05267097 A JP H05267097A JP 6217892 A JP6217892 A JP 6217892A JP 6217892 A JP6217892 A JP 6217892A JP H05267097 A JPH05267097 A JP H05267097A
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- conductor pattern
- chip
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 導体パターンの位置合わせのずれや、層間で
の導体パターンの接続不良などの問題が無く、歩留まり
が良く、小型高性能で、信頼性の高い電子部品を容易か
つ効率的に製造する方法を提供する。 【構成】 セラミックグリーン体よりなるシート1Aに
導体パターン2,3を形成した後、セラミックグリーン
体よりなるシート1Bを積層して更に導体パターン4を
形成し、この積層シートをセラミックグリーン体よりな
るコアに巻き上げ柱状体とし、これを焼成して得たチッ
プ状の素体の両端部に外部電極を形成する。導体パター
ン2は、シートを巻き上げたときに、柱状体内でスパイ
ラル状になるように、シートの巻き上げ方向に対して傾
斜する方向に形成されている。外部電極は、導体パター
ンよりなる内部電極の両端部2A,2Bに各々電気的に
接続するように形成する。
の導体パターンの接続不良などの問題が無く、歩留まり
が良く、小型高性能で、信頼性の高い電子部品を容易か
つ効率的に製造する方法を提供する。 【構成】 セラミックグリーン体よりなるシート1Aに
導体パターン2,3を形成した後、セラミックグリーン
体よりなるシート1Bを積層して更に導体パターン4を
形成し、この積層シートをセラミックグリーン体よりな
るコアに巻き上げ柱状体とし、これを焼成して得たチッ
プ状の素体の両端部に外部電極を形成する。導体パター
ン2は、シートを巻き上げたときに、柱状体内でスパイ
ラル状になるように、シートの巻き上げ方向に対して傾
斜する方向に形成されている。外部電極は、導体パター
ンよりなる内部電極の両端部2A,2Bに各々電気的に
接続するように形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLCチップなどの電子部
品の製造方法に関する。
品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLCチップの製造方法は次の通り
である。即ち、まず、複数枚の磁性体セラミックグリー
ンシートの所定箇所にスルーホールを設け、各々のシー
トのスルーホールにつながる略コの字の導体パターンを
形成し、これら複数枚のシートを積層したとき該導体パ
ターンが該スルーホールを通じてスパイラル状に連結し
て第1の積層シートを作製する。別に、誘電体セラミッ
クグリーンシートに導体パターンを形成して複数枚積層
して第2の積層シートを作製し、これを前記第1の積層
シートと積層して全体を圧着した後、短冊状にカットし
てチップ状素体を形成する。次に、このチップ状素体を
焼成し、磁性体内部のスパイラル状導体パターンの電極
によりインダクタを、誘電体内部の導体パターンの電極
によりコンデンサを形成した後、外部に導体ペーストを
塗布及び焼き付けして外部電極とし、LCチップを得
る。
である。即ち、まず、複数枚の磁性体セラミックグリー
ンシートの所定箇所にスルーホールを設け、各々のシー
トのスルーホールにつながる略コの字の導体パターンを
形成し、これら複数枚のシートを積層したとき該導体パ
ターンが該スルーホールを通じてスパイラル状に連結し
て第1の積層シートを作製する。別に、誘電体セラミッ
クグリーンシートに導体パターンを形成して複数枚積層
して第2の積層シートを作製し、これを前記第1の積層
シートと積層して全体を圧着した後、短冊状にカットし
てチップ状素体を形成する。次に、このチップ状素体を
焼成し、磁性体内部のスパイラル状導体パターンの電極
によりインダクタを、誘電体内部の導体パターンの電極
によりコンデンサを形成した後、外部に導体ペーストを
塗布及び焼き付けして外部電極とし、LCチップを得
る。
【0003】また、これらシートを用いずに、セラミッ
クグリーン体からなるペーストと導体ペーストをスクリ
ーン印刷法により交互に印刷形成し、同様なLCチップ
を得る方法もある。
クグリーン体からなるペーストと導体ペーストをスクリ
ーン印刷法により交互に印刷形成し、同様なLCチップ
を得る方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の製造方法の
うち、セラミックグリーン体からなるペーストを用いる
方法では生産効率が悪い。一方、シートを積層する方法
では、磁性体セラミックグリーンシートに導体パターン
を印刷する場合、導体パターンとスルーホールとを位置
合わせすることが極めて困難であり、導体パターンの端
部がスルーホールからずれてしまうことがあった。
うち、セラミックグリーン体からなるペーストを用いる
方法では生産効率が悪い。一方、シートを積層する方法
では、磁性体セラミックグリーンシートに導体パターン
を印刷する場合、導体パターンとスルーホールとを位置
合わせすることが極めて困難であり、導体パターンの端
部がスルーホールからずれてしまうことがあった。
【0005】また、この製造方法では、導体パターンを
セラミックグリーンシートの裏面のスルーホール周辺に
形成された回り込み部を介して、隣合するセラミックグ
リーンシートの導体パターンに電気的に接続させるよう
にしているが、導体パターンの印刷の具合によっては、
この回り込み部が完全に形成されず、途中で断線してし
まうことがあり、このため導通の歩留まりが悪かった。
セラミックグリーンシートの裏面のスルーホール周辺に
形成された回り込み部を介して、隣合するセラミックグ
リーンシートの導体パターンに電気的に接続させるよう
にしているが、導体パターンの印刷の具合によっては、
この回り込み部が完全に形成されず、途中で断線してし
まうことがあり、このため導通の歩留まりが悪かった。
【0006】本発明は、上記従来の積層方式における、
導体パターンの位置合わせのずれや、層間での導体パタ
ーンの接続不良などの問題がなく、歩留まりが良く、小
型高性能で、信頼性の高い電子部品を容易かつ効率的に
製造することができる電子部品の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
導体パターンの位置合わせのずれや、層間での導体パタ
ーンの接続不良などの問題がなく、歩留まりが良く、小
型高性能で、信頼性の高い電子部品を容易かつ効率的に
製造することができる電子部品の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の電子部品の製
造方法は、セラミックグリーン体よりなるシートの一方
の面に導体パターンが形成されたシートを、複数枚、該
導体パターン形成面と隣接するシートの導体パターン非
形成面とが対面するように積層して積層シートとし、か
くして得られた積層シートをセラミックグリーン体より
なるコアに巻き上げて柱状体とし、次いで該柱状体を焼
成することにより、各導体パターンが内部電極となった
円柱状の電子部品を製造する方法であって、前記シート
のうちの一部のシートの導体パターンは、当該シートを
前記コアに巻き上げたときに前記柱状体内で少なくとも
一部がスパイラル状になるように、該シートの巻き上げ
方向に対して傾斜する方向に延設されていることを特徴
とする。
造方法は、セラミックグリーン体よりなるシートの一方
の面に導体パターンが形成されたシートを、複数枚、該
導体パターン形成面と隣接するシートの導体パターン非
形成面とが対面するように積層して積層シートとし、か
くして得られた積層シートをセラミックグリーン体より
なるコアに巻き上げて柱状体とし、次いで該柱状体を焼
成することにより、各導体パターンが内部電極となった
円柱状の電子部品を製造する方法であって、前記シート
のうちの一部のシートの導体パターンは、当該シートを
前記コアに巻き上げたときに前記柱状体内で少なくとも
一部がスパイラル状になるように、該シートの巻き上げ
方向に対して傾斜する方向に延設されていることを特徴
とする。
【0008】請求項2の電子部品の製造方法は、請求項
1の方法に於いて、前記導体パターンの一部を、前記柱
状体の外周部に露出させ、外部電極として利用すること
を特徴とする。
1の方法に於いて、前記導体パターンの一部を、前記柱
状体の外周部に露出させ、外部電極として利用すること
を特徴とする。
【0009】請求項3の電子部品の製造方法は、請求項
1又は2の方法に於いて、シートを構成するセラミック
グリーン体及びコアを構成するセラミックグリーン体が
誘電体であり、前記スパイラル状の内部電極によりイン
ダクタを形成するとともに、該スパイラル状の内部電極
と、該スパイラル状の内部電極と絶縁された他の内部電
極との間でコンデンサを形成してLCチップを得ること
を特徴とする。
1又は2の方法に於いて、シートを構成するセラミック
グリーン体及びコアを構成するセラミックグリーン体が
誘電体であり、前記スパイラル状の内部電極によりイン
ダクタを形成するとともに、該スパイラル状の内部電極
と、該スパイラル状の内部電極と絶縁された他の内部電
極との間でコンデンサを形成してLCチップを得ること
を特徴とする。
【0010】請求項4の電子部品の製造方法は、請求項
1又は2の方法において、シートを構成するセラミック
グリーン体が誘電体であり、コアを構成するセラミック
グリーン体が磁性体であり、前記スパイラル状の内部電
極によりインダクタを形成するとともに、該スパイラル
状の内部電極と、該スパイラル状の内部電極と絶縁され
た他の内部電極との間でコンデンサを形成してLCチッ
プを得ることを特徴とする。
1又は2の方法において、シートを構成するセラミック
グリーン体が誘電体であり、コアを構成するセラミック
グリーン体が磁性体であり、前記スパイラル状の内部電
極によりインダクタを形成するとともに、該スパイラル
状の内部電極と、該スパイラル状の内部電極と絶縁され
た他の内部電極との間でコンデンサを形成してLCチッ
プを得ることを特徴とする。
【0011】請求項5の電子部品の製造方法は、請求項
1又は2の方法において、積層シートを構成するシート
のうちの一部のシートを構成するセラミックグリーン体
が誘電体であり、残部のシートを構成するセラミックグ
リーン体が磁性体であり、コアを構成するセラミックグ
リーン体が磁性体又は誘電体であり、前記スパイラル状
の内部電極と、該スパイラル状の内部電極と絶縁された
他の内部電極との間でコンデンサを形成してLCチップ
を得ることを特徴とする。
1又は2の方法において、積層シートを構成するシート
のうちの一部のシートを構成するセラミックグリーン体
が誘電体であり、残部のシートを構成するセラミックグ
リーン体が磁性体であり、コアを構成するセラミックグ
リーン体が磁性体又は誘電体であり、前記スパイラル状
の内部電極と、該スパイラル状の内部電極と絶縁された
他の内部電極との間でコンデンサを形成してLCチップ
を得ることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明において、セラミックグリーン体よりな
るシート(以下「セラミックグリーンシート」と称
す。)の表面の所定位置に、所定形状の導体パターンを
印刷乾燥してなる導体シートを、複数枚積層圧着した
後、得られた積層シートをセラミックグリーン体よりな
るコア(以下「セラミックグリーンコア」と称す。)に
巻き上げることにより、接続箇所の無いスパイラル状の
内部電極を含む電極構造を形成することができる。
るシート(以下「セラミックグリーンシート」と称
す。)の表面の所定位置に、所定形状の導体パターンを
印刷乾燥してなる導体シートを、複数枚積層圧着した
後、得られた積層シートをセラミックグリーン体よりな
るコア(以下「セラミックグリーンコア」と称す。)に
巻き上げることにより、接続箇所の無いスパイラル状の
内部電極を含む電極構造を形成することができる。
【0013】従って、本発明の方法によれば、従来の如
く、印刷、積層を繰り返すことにより、内部の導体パタ
ーンを接続するという煩雑な方式ではなく、予めセラミ
ックグリーンシートの平面状で連続した導体パターンを
付与し、これらを積層してなる積層シートをセラミック
グリーンコアに巻き上げるという簡単な操作で、連続し
たスパイラル状の導体パターンの内部電極と、このスパ
イラル状内部電極(以下「スパイラル電極」と称す。)
と絶縁された、他の内部電極を同時に形成することがで
きる。
く、印刷、積層を繰り返すことにより、内部の導体パタ
ーンを接続するという煩雑な方式ではなく、予めセラミ
ックグリーンシートの平面状で連続した導体パターンを
付与し、これらを積層してなる積層シートをセラミック
グリーンコアに巻き上げるという簡単な操作で、連続し
たスパイラル状の導体パターンの内部電極と、このスパ
イラル状内部電極(以下「スパイラル電極」と称す。)
と絶縁された、他の内部電極を同時に形成することがで
きる。
【0014】なお、本発明において、チップ状素体の外
周部にスパイラル電極と絶縁された他の内部電極をチッ
プ状素体の外周部に露出させることにより、外部電極を
同時に形成することができ、後工程でチップ状素体の外
周部に外部電極を形成するという煩雑な工程を省略でき
る。
周部にスパイラル電極と絶縁された他の内部電極をチッ
プ状素体の外周部に露出させることにより、外部電極を
同時に形成することができ、後工程でチップ状素体の外
周部に外部電極を形成するという煩雑な工程を省略でき
る。
【0015】また、誘電体からなるセラミックグリーン
シート(以下「誘電体グリーンシート」と称す。)と誘
電体からなるセラミックグリーンコア(以下「誘電体グ
リーンコア」と称す。)とを使用した場合、誘電体コア
の外側に、接続部が無く連続した内部導体がスパイラル
状の箇所が形成され、かつ、このスパイラル電極の層と
絶縁させて設けた別の層の内部電極と、スパイラル電極
層との間でコンデンサが形成され、スパイラル電極層は
誘電体で覆われた状態で、チップ状素体の両端部のみに
露出し、別の層の内部電極はチップ状素体の外周部に露
出し外部電極として利用できるので、このチップ状素体
の両端に外部電極を付与することにより、外周部の露出
電極と両端の外部電極との間でコンデンサが形成される
とともに、両端の外部電極間でインダクタが形成され、
高性能なLCチップを形成することができる。
シート(以下「誘電体グリーンシート」と称す。)と誘
電体からなるセラミックグリーンコア(以下「誘電体グ
リーンコア」と称す。)とを使用した場合、誘電体コア
の外側に、接続部が無く連続した内部導体がスパイラル
状の箇所が形成され、かつ、このスパイラル電極の層と
絶縁させて設けた別の層の内部電極と、スパイラル電極
層との間でコンデンサが形成され、スパイラル電極層は
誘電体で覆われた状態で、チップ状素体の両端部のみに
露出し、別の層の内部電極はチップ状素体の外周部に露
出し外部電極として利用できるので、このチップ状素体
の両端に外部電極を付与することにより、外周部の露出
電極と両端の外部電極との間でコンデンサが形成される
とともに、両端の外部電極間でインダクタが形成され、
高性能なLCチップを形成することができる。
【0016】更に、誘電体グリーンシートと磁性体から
なるセラミックグリーンコア(以下「磁性体グリーンコ
ア」と称する。)とを使用した場合、或いは、積層シー
トを構成するセラミックグリーンシートのうち所定のシ
ートのみ誘電体グリーンシートを用い、他のシートに磁
性体よりなるセラミックグリーンシート(以下「磁性体
グリーンシート」と称す。)を用いて磁性体グリーンコ
ア又は誘電体グリーンコアを使用した場合にも、同様
に、両端に外部電極を付与することにより、上述のよう
な外周部の露出電極と両端の外部電極との間でコンデン
サが形成されるとともに、両端の外部電極間でインダク
タが形成され、高性能なLCチップを形成することがで
きる。
なるセラミックグリーンコア(以下「磁性体グリーンコ
ア」と称する。)とを使用した場合、或いは、積層シー
トを構成するセラミックグリーンシートのうち所定のシ
ートのみ誘電体グリーンシートを用い、他のシートに磁
性体よりなるセラミックグリーンシート(以下「磁性体
グリーンシート」と称す。)を用いて磁性体グリーンコ
ア又は誘電体グリーンコアを使用した場合にも、同様
に、両端に外部電極を付与することにより、上述のよう
な外周部の露出電極と両端の外部電極との間でコンデン
サが形成されるとともに、両端の外部電極間でインダク
タが形成され、高性能なLCチップを形成することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下図面を参照して本発明の電子部品の製造
方法について詳細に説明する。第1図〜第10図は本発
明の一実施方法に係るLCチップの製造方法を説明する
斜視図であり、第11図〜第14図は得られたLCチッ
プの回路図である。なお、第1図〜第4図及び第6図の
実施例で得られた回路図を第11図に示し、第2図〜第
4図及び第5図の実施例で得られた回路図を第12図に
示し、第7図〜第9図の実施例で得られた回路図を第1
3図に示し、第8図〜第10図の実施例で得られた回路
図を第14図に示す。
方法について詳細に説明する。第1図〜第10図は本発
明の一実施方法に係るLCチップの製造方法を説明する
斜視図であり、第11図〜第14図は得られたLCチッ
プの回路図である。なお、第1図〜第4図及び第6図の
実施例で得られた回路図を第11図に示し、第2図〜第
4図及び第5図の実施例で得られた回路図を第12図に
示し、第7図〜第9図の実施例で得られた回路図を第1
3図に示し、第8図〜第10図の実施例で得られた回路
図を第14図に示す。
【0018】〈第1実施例〉まず、第1図〜第4図を参
照して本発明方法により、LCチップを製造する方法の
第1実施例について説明する。
照して本発明方法により、LCチップを製造する方法の
第1実施例について説明する。
【0019】本実施方法においては、まず、誘電体粉に
ポリビニルブチラールを主成分とするバインダーを混合
してスラリーを作り、このスラリーを剥離性のフィルム
上にドクターブレード法で塗布して乾燥させ、誘電体グ
リーンシート(第1図の1A,1B)を得る。なお、誘
電体グリーンシート1A,1Bは複数枚の誘電体グリー
ンシートを目的に応じて所定の厚さに積層圧着したもの
を用いても良い。
ポリビニルブチラールを主成分とするバインダーを混合
してスラリーを作り、このスラリーを剥離性のフィルム
上にドクターブレード法で塗布して乾燥させ、誘電体グ
リーンシート(第1図の1A,1B)を得る。なお、誘
電体グリーンシート1A,1Bは複数枚の誘電体グリー
ンシートを目的に応じて所定の厚さに積層圧着したもの
を用いても良い。
【0020】次に、この誘電体グリーンシート1Aの一
表面に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥して、第1
図に示す如く、導体パターン2,3を形成する。この導
体パターン2は、誘電体グリーンシート1Aの側辺1a
に対し所定の傾斜を付けて、誘電体グリーンシート1A
の略対角線上に形成し、導体パターン3は導体パターン
2と電気的に絶縁させて形成する。また、導体パターン
2の両端部には、外部電極接続部2A,2Bを、導体パ
ターン3には、外部電極接続部3A,3Bをそれぞれ形
成する。
表面に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥して、第1
図に示す如く、導体パターン2,3を形成する。この導
体パターン2は、誘電体グリーンシート1Aの側辺1a
に対し所定の傾斜を付けて、誘電体グリーンシート1A
の略対角線上に形成し、導体パターン3は導体パターン
2と電気的に絶縁させて形成する。また、導体パターン
2の両端部には、外部電極接続部2A,2Bを、導体パ
ターン3には、外部電極接続部3A,3Bをそれぞれ形
成する。
【0021】次に、剥離性のフィルムから誘電体グリー
ンシート1Bを剥離し、この誘電体グリーンシート1B
を導体パターン2,3が形成されている誘電体グリーン
シート1Aの上に乗せて積層圧着した後、更に誘電体グ
リーンシート1B上に導体ペーストをスクリーン印刷後
乾燥して、導体パターン4を形成する(なお、第1図に
おいては説明の便宜上、誘電体グリーンシート1Aと1
Bとを分離して示している。第5図、第6図、第7図及
び第10図においても同様である。)。
ンシート1Bを剥離し、この誘電体グリーンシート1B
を導体パターン2,3が形成されている誘電体グリーン
シート1Aの上に乗せて積層圧着した後、更に誘電体グ
リーンシート1B上に導体ペーストをスクリーン印刷後
乾燥して、導体パターン4を形成する(なお、第1図に
おいては説明の便宜上、誘電体グリーンシート1Aと1
Bとを分離して示している。第5図、第6図、第7図及
び第10図においても同様である。)。
【0022】次に、剥離性のフィルムから誘電体グリー
ンシート1Bを積層した誘電体グリーンシート1Aを剥
離し、第2図に示す円柱状の誘電体グリーンコア5を芯
材として、誘電体グリーンシート1Aを内側にして、前
記側辺1aに直交する方向に、誘電体グリーンシート5
を密着させながら巻き上げる。
ンシート1Bを積層した誘電体グリーンシート1Aを剥
離し、第2図に示す円柱状の誘電体グリーンコア5を芯
材として、誘電体グリーンシート1Aを内側にして、前
記側辺1aに直交する方向に、誘電体グリーンシート5
を密着させながら巻き上げる。
【0023】なお、第2図に示す誘電体グリーンコア5
は、誘電体粉にエチルセルロースを主成分とするバイン
ダー及び可塑剤としてグリセリンを混合して粘土を作
り、この粘土をシリンダーに入れてピストンで口金から
押し出すことにより円柱状に形成し、乾燥させた後、所
定の長さにカットすることにより製造される。また、誘
電体グリーンコアは円柱状に限らず、角柱状(図示せ
ず)のものでも良い、角柱状の誘電体グリーンコアは、
上述の誘電体グリーンシート1Aを所定の厚さに積層圧
着したものを、所定の幅にカットし、角柱状に形成する
ことにより製造することができる。
は、誘電体粉にエチルセルロースを主成分とするバイン
ダー及び可塑剤としてグリセリンを混合して粘土を作
り、この粘土をシリンダーに入れてピストンで口金から
押し出すことにより円柱状に形成し、乾燥させた後、所
定の長さにカットすることにより製造される。また、誘
電体グリーンコアは円柱状に限らず、角柱状(図示せ
ず)のものでも良い、角柱状の誘電体グリーンコアは、
上述の誘電体グリーンシート1Aを所定の厚さに積層圧
着したものを、所定の幅にカットし、角柱状に形成する
ことにより製造することができる。
【0024】次に、巻き上げた柱状体を静水圧プレスな
どにより、所定の温度、圧力で加圧し、誘電体グリーン
コア5と誘電体グリーンシート1A,1Bの積層シート
を圧着する。
どにより、所定の温度、圧力で加圧し、誘電体グリーン
コア5と誘電体グリーンシート1A,1Bの積層シート
を圧着する。
【0025】次に、これらを所定の寸法にカットし、4
00〜500℃の温度で48〜72時間放置し、脱バイ
ンダー処理を行なった後、1000〜1300℃に加熱
し、第3図に示すチップ状素体6を得る。なお、第3図
において、1’は積層シートの焼成部分、4Aは誘電体
グリーンシート1Bの表面に形成した導体パターン4の
外部露出部で、外部電極として利用できる。5’は誘電
体グリーンコアの焼成部分を示す。
00〜500℃の温度で48〜72時間放置し、脱バイ
ンダー処理を行なった後、1000〜1300℃に加熱
し、第3図に示すチップ状素体6を得る。なお、第3図
において、1’は積層シートの焼成部分、4Aは誘電体
グリーンシート1Bの表面に形成した導体パターン4の
外部露出部で、外部電極として利用できる。5’は誘電
体グリーンコアの焼成部分を示す。
【0026】次に、得られたチップ状素体6の外部電極
接続部2A,2B,3A,3Bの露出している両端面
に、外部電極用の導電ペーストを塗布し、この導電ペー
ストを大気中で800〜900℃に加熱して焼き付け
て、第4図に示す如く、外部電極7A,7Bを形成する
ことにより、LCチップ8が得られる。このLCチップ
の回路図を第11図に示す。
接続部2A,2B,3A,3Bの露出している両端面
に、外部電極用の導電ペーストを塗布し、この導電ペー
ストを大気中で800〜900℃に加熱して焼き付け
て、第4図に示す如く、外部電極7A,7Bを形成する
ことにより、LCチップ8が得られる。このLCチップ
の回路図を第11図に示す。
【0027】〈第2実施例〉次に、第5図及び第2図〜
第4図を参照して本発明方法によりLCチップを製造す
る方法の第2実施例について説明する。
第4図を参照して本発明方法によりLCチップを製造す
る方法の第2実施例について説明する。
【0028】第1実施例に用いたと同様の誘電体グリー
ンシート1Aの一表面に導体ペーストをスクリーン印刷
後乾燥して、第5図に示す如く、導体パターン2を形成
する。この導体パターン2は、誘電体グリーンシート1
Aの側辺1aに対し所定の傾斜を付けて、セラミックグ
リーンシート1Aの略対角線上に形成した部分2aと、
2aの中央部2b,2cで電気的につながっている部分
2d,2eからなる。また、導体パターン2a部の両端
部には、外部電極接続部2A,2Bを形成する。
ンシート1Aの一表面に導体ペーストをスクリーン印刷
後乾燥して、第5図に示す如く、導体パターン2を形成
する。この導体パターン2は、誘電体グリーンシート1
Aの側辺1aに対し所定の傾斜を付けて、セラミックグ
リーンシート1Aの略対角線上に形成した部分2aと、
2aの中央部2b,2cで電気的につながっている部分
2d,2eからなる。また、導体パターン2a部の両端
部には、外部電極接続部2A,2Bを形成する。
【0029】次に、第1実施例と同様に誘電体グリーン
シート1Bを導体パターン2が形成されている誘電体グ
リーンシート1Aの上に乗せて積層圧着した後、更に導
体ペーストをスクリーン印刷後乾燥して、導体パターン
4を形成する。
シート1Bを導体パターン2が形成されている誘電体グ
リーンシート1Aの上に乗せて積層圧着した後、更に導
体ペーストをスクリーン印刷後乾燥して、導体パターン
4を形成する。
【0030】以下、第1実施例と同じ方法でチップ状素
体(第3図の6)を得、同様に外部電極接続部(2A,
2B)の露出している両端面に、外部電極用の導電ペー
ストを塗布し、この導電ペーストを大気中で800〜9
00℃に加熱して焼き付けて第4図に示す如く、外部電
極(7A,7B)を形成することにより、LCチップが
得られる。このLCチップの回路図を第12図に示す。
体(第3図の6)を得、同様に外部電極接続部(2A,
2B)の露出している両端面に、外部電極用の導電ペー
ストを塗布し、この導電ペーストを大気中で800〜9
00℃に加熱して焼き付けて第4図に示す如く、外部電
極(7A,7B)を形成することにより、LCチップが
得られる。このLCチップの回路図を第12図に示す。
【0031】〈第3実施例〉次に、第6図(及び第2図
〜第4図)を参照して本発明方法によりLCチップを製
造する方法の第3実施例について説明する。
〜第4図)を参照して本発明方法によりLCチップを製
造する方法の第3実施例について説明する。
【0032】第1実施例に用いたと同様の誘電体グリー
ンシート1Aの一表面に導体ペーストをスクリーン印刷
後乾燥して、第6図に示す如く、導体パターン2を形成
する。この導体パターン2は、誘電体グリーンシート1
Aの側辺1aに対し所定の傾斜を付けて、誘電体グリー
ンシート1Aの略対角線上に形成する。また、導体パタ
ーン2の両端部には、外部電極接続部2A,2Bを形成
する。
ンシート1Aの一表面に導体ペーストをスクリーン印刷
後乾燥して、第6図に示す如く、導体パターン2を形成
する。この導体パターン2は、誘電体グリーンシート1
Aの側辺1aに対し所定の傾斜を付けて、誘電体グリー
ンシート1Aの略対角線上に形成する。また、導体パタ
ーン2の両端部には、外部電極接続部2A,2Bを形成
する。
【0033】次に、第1実施例と同様に誘電体グリーン
シート1Bを導体パターン2が形成されている誘電体グ
リーンシート1Aの上に乗せて積層圧着した後、更に導
体ペーストをスクリーン印刷後乾燥して、導体パターン
3を形成する。導体パターン3には、外部電極接続部3
A,3Bを形成する。
シート1Bを導体パターン2が形成されている誘電体グ
リーンシート1Aの上に乗せて積層圧着した後、更に導
体ペーストをスクリーン印刷後乾燥して、導体パターン
3を形成する。導体パターン3には、外部電極接続部3
A,3Bを形成する。
【0034】次に、誘電体グリーンシート1Aと同様の
誘電体グリーンシート1Cを導体パターン3が形成され
ている誘電体グリーンシート1Bの上に乗せて積層圧着
した後、更に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、導体パターン4を形成する。
誘電体グリーンシート1Cを導体パターン3が形成され
ている誘電体グリーンシート1Bの上に乗せて積層圧着
した後、更に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、導体パターン4を形成する。
【0035】以下、第1実施例と同じ方法でチップ状素
体(第3図の6の外部電極接続部(2A,2B,3A,
3B)の露出している両端面に、外部電極用の導電ペー
ストを塗布し、この導電ペーストを大気中で800〜9
00℃に加熱して焼き付けて第4図に示す如く、外部電
極(7A,7B)を形成することにより、LCチップが
得られる。このLCチップの回路図を第11図に示す。
体(第3図の6の外部電極接続部(2A,2B,3A,
3B)の露出している両端面に、外部電極用の導電ペー
ストを塗布し、この導電ペーストを大気中で800〜9
00℃に加熱して焼き付けて第4図に示す如く、外部電
極(7A,7B)を形成することにより、LCチップが
得られる。このLCチップの回路図を第11図に示す。
【0036】〈第4実施例〉次に、第7図〜第9図を参
照して本発明方法によりLCチップを製造する方法の第
4実施例について説明する。
照して本発明方法によりLCチップを製造する方法の第
4実施例について説明する。
【0037】第1実施例に用いたと同様の誘電体グリー
ンシート1Aの一表面に導体ペーストをスクリーン印刷
後乾燥して、第7図に示す如く、導体パターン2を形成
する。この導体パターン2は、セラミックグリーンシー
ト1Aの側辺1aに対し所定の傾斜を付けて、セラミッ
クグリーングリーンシート1Aの略対角線上に形成す
る。また、導体パターン2の両端部には、外部電極接続
部2A,2Bを形成する。
ンシート1Aの一表面に導体ペーストをスクリーン印刷
後乾燥して、第7図に示す如く、導体パターン2を形成
する。この導体パターン2は、セラミックグリーンシー
ト1Aの側辺1aに対し所定の傾斜を付けて、セラミッ
クグリーングリーンシート1Aの略対角線上に形成す
る。また、導体パターン2の両端部には、外部電極接続
部2A,2Bを形成する。
【0038】次に、誘電体グリーンシート1Aと同様の
誘電体グリーンシート1Bを導体パターン2が形成され
ている誘電体グリーンシート1Aの上に乗せて積層圧着
した後、更に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、導体パターン3aを形成する。導体パターン3aに
は、外部電極接続部3Aを形成する。
誘電体グリーンシート1Bを導体パターン2が形成され
ている誘電体グリーンシート1Aの上に乗せて積層圧着
した後、更に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、導体パターン3aを形成する。導体パターン3aに
は、外部電極接続部3Aを形成する。
【0039】次に、誘電体グリーンシート1Aと同様の
誘電体グリーンシート1Cを導体パターン3aが形成さ
れている誘電体グリーンシート1Bの上に乗せて積層圧
着した後、更に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、導体パターン3bを形成する。導体パターン3bに
は、外部電極接続部3Bを形成する。
誘電体グリーンシート1Cを導体パターン3aが形成さ
れている誘電体グリーンシート1Bの上に乗せて積層圧
着した後、更に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、導体パターン3bを形成する。導体パターン3bに
は、外部電極接続部3Bを形成する。
【0040】次に、誘電体グリーンシート1Aと同様の
誘電体グリーンシート1Dを保護シートとして、導体パ
ターン3が形成されている誘電体グリーンシート1Cの
上に乗せて積層圧着する。
誘電体グリーンシート1Dを保護シートとして、導体パ
ターン3が形成されている誘電体グリーンシート1Cの
上に乗せて積層圧着する。
【0041】以下、第1実施例と同じ操作で第8図に示
すチップ状素体6Aを得、その外部電極接続部2A,2
B,3A,3Bの露出している両端面に、外部電極用の
導電ペーストを塗布し、この導電ペーストを大気中で8
00〜900℃に加熱して焼き付けて第9図に示す如
く、外部電極7A,7Bを形成することにより、LCチ
ップ8Aが得られる。このLCチップの回路図を第13
図に示す。
すチップ状素体6Aを得、その外部電極接続部2A,2
B,3A,3Bの露出している両端面に、外部電極用の
導電ペーストを塗布し、この導電ペーストを大気中で8
00〜900℃に加熱して焼き付けて第9図に示す如
く、外部電極7A,7Bを形成することにより、LCチ
ップ8Aが得られる。このLCチップの回路図を第13
図に示す。
【0042】〈第5実施例〉次に、第10図(及び第8
図、第9図)を参照して本発明方法によりLCチップを
製造する方法の第5実施例について説明する。
図、第9図)を参照して本発明方法によりLCチップを
製造する方法の第5実施例について説明する。
【0043】第1実施例に用いた誘電体グリーンシート
1Aの一表面に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、第10図に示す如く、導体パターン21を形成す
る。この導体パターン21は、セラミックグリーンシー
ト1Aの側辺1aに対し所定の傾斜を付けて形成する。
また、導体パターン2aの一方の端部には、外部電極接
続部2Aを、もう一方の端部には導体パターン2Gを形
成する。
1Aの一表面に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、第10図に示す如く、導体パターン21を形成す
る。この導体パターン21は、セラミックグリーンシー
ト1Aの側辺1aに対し所定の傾斜を付けて形成する。
また、導体パターン2aの一方の端部には、外部電極接
続部2Aを、もう一方の端部には導体パターン2Gを形
成する。
【0044】次に、誘電体グリーンシート1Aと同様の
誘電体グリーンシート1Bを導体パターン21が形成さ
れている誘電体グリーンシート1Aの上に乗せて積層圧
着した後、更に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、導体パターン22を形成する。また、導体パターン
22の一方の端部には、外部電極接続部2Bを形成し、
もう一方の端部には導体パターン2Hを、前記導体パタ
ーン2Gと重なる位置に形成する。
誘電体グリーンシート1Bを導体パターン21が形成さ
れている誘電体グリーンシート1Aの上に乗せて積層圧
着した後、更に導体ペーストをスクリーン印刷後乾燥し
て、導体パターン22を形成する。また、導体パターン
22の一方の端部には、外部電極接続部2Bを形成し、
もう一方の端部には導体パターン2Hを、前記導体パタ
ーン2Gと重なる位置に形成する。
【0045】次に、誘電体グリーンシート1Aと同様の
誘電体グリーンシート1Cを保護シートとして、導体パ
ターン22が形成されている誘電体グリーンシート1B
の上に乗せて積層圧着する。
誘電体グリーンシート1Cを保護シートとして、導体パ
ターン22が形成されている誘電体グリーンシート1B
の上に乗せて積層圧着する。
【0046】以下、第4実施例と同じ操作で得られたチ
ップ状素体(第8図の6A)の外部電極接続部2A,2
Bの露出している両端面に、外部電極用の導電ペースト
を塗布し、この導電ペーストを大気中で800〜900
℃に加熱して焼き付けて第9図に示す如く、外部電極
(7A,7B)を形成することにより、LCチップが得
られる。このLCチップの回路図を第14図に示す。
ップ状素体(第8図の6A)の外部電極接続部2A,2
Bの露出している両端面に、外部電極用の導電ペースト
を塗布し、この導電ペーストを大気中で800〜900
℃に加熱して焼き付けて第9図に示す如く、外部電極
(7A,7B)を形成することにより、LCチップが得
られる。このLCチップの回路図を第14図に示す。
【0047】〈第6実施例〉第1〜第5実施例におい
て、誘電体グリーンコアを磁性体グリーンコアに変更
し、第1〜第5実施例と各々同じ操作で製造することに
より、それぞれ第11図〜第14図に示す回路のLCチ
ップが得られ、LCチップのインダクタンスをより大き
く取得することが可能となり、より高性能なLCチップ
が得られる。
て、誘電体グリーンコアを磁性体グリーンコアに変更
し、第1〜第5実施例と各々同じ操作で製造することに
より、それぞれ第11図〜第14図に示す回路のLCチ
ップが得られ、LCチップのインダクタンスをより大き
く取得することが可能となり、より高性能なLCチップ
が得られる。
【0048】なお、第2図に示すような円柱状形状の磁
性体グリーンコアであれば、フェライトを主成分とする
磁性体粉にエチルセルロースを主成分とするバインダー
及び可塑剤としてグリセリンを混合して粘土を作り、こ
の粘土をシリンダーに入れてピストンで口金から押し出
すことにより円柱状に形成し、乾燥させた後、所定の長
さにカットすることにより製造される。また、磁性体グ
リーンコアも、円柱状に限らず、角柱状のものでも良
い。角柱状の磁性体グリーンコアは、フェライトを主成
分とする磁性体粉にポリビニルブチラールを主成分とす
るバインダーを混合してスラリーを作り、このスラリー
を剥離性のフィルム上にドクターブレード法で塗布して
乾燥させ、磁性体からなる磁性体グリーンシートを得、
この磁性体グリーンシートを所定の厚さに積層圧着した
ものを、所定の幅にカットし、角柱状に形成することに
より製造することができる。
性体グリーンコアであれば、フェライトを主成分とする
磁性体粉にエチルセルロースを主成分とするバインダー
及び可塑剤としてグリセリンを混合して粘土を作り、こ
の粘土をシリンダーに入れてピストンで口金から押し出
すことにより円柱状に形成し、乾燥させた後、所定の長
さにカットすることにより製造される。また、磁性体グ
リーンコアも、円柱状に限らず、角柱状のものでも良
い。角柱状の磁性体グリーンコアは、フェライトを主成
分とする磁性体粉にポリビニルブチラールを主成分とす
るバインダーを混合してスラリーを作り、このスラリー
を剥離性のフィルム上にドクターブレード法で塗布して
乾燥させ、磁性体からなる磁性体グリーンシートを得、
この磁性体グリーンシートを所定の厚さに積層圧着した
ものを、所定の幅にカットし、角柱状に形成することに
より製造することができる。
【0049】〈第7実施例〉第1〜第5実施例で使用し
た、誘電体グリーンコアを磁性体グリーンコアに変更
し、更に誘電体グリーンシートのうち所定のシートのみ
を磁性体グリーンシートに変更し、第1〜第5実施例と
各々同じ操作で製造することにより、それぞれ第11図
〜第14図に示す回路のLCチップが得られ、LCチッ
プのインダクタンスをより大きく取得することが可能と
なり、より高性能なLCチップが得られる。
た、誘電体グリーンコアを磁性体グリーンコアに変更
し、更に誘電体グリーンシートのうち所定のシートのみ
を磁性体グリーンシートに変更し、第1〜第5実施例と
各々同じ操作で製造することにより、それぞれ第11図
〜第14図に示す回路のLCチップが得られ、LCチッ
プのインダクタンスをより大きく取得することが可能と
なり、より高性能なLCチップが得られる。
【0050】なお、以上の説明は本発明の一実施方法で
あって、本発明はその要旨を超えない限り、上記実施例
に限定されるものではない。例えば、上記実施例では、
導体パターンとしてセラミックグリーンシートの略対角
線上に、一本の直線状のものを使用したが、この形状に
限定されるものではなく、複数の直線のものや、曲線や
折れ線でパターン長さを長く取得したものを使用しても
良い。また、コンデンサを形成する導体パターンの形状
は任意のもので良いことは言うまでもない。その他、セ
ラミック材料の種類や内部電極、外部電極の形状及び数
等、適宜変更することができる。
あって、本発明はその要旨を超えない限り、上記実施例
に限定されるものではない。例えば、上記実施例では、
導体パターンとしてセラミックグリーンシートの略対角
線上に、一本の直線状のものを使用したが、この形状に
限定されるものではなく、複数の直線のものや、曲線や
折れ線でパターン長さを長く取得したものを使用しても
良い。また、コンデンサを形成する導体パターンの形状
は任意のもので良いことは言うまでもない。その他、セ
ラミック材料の種類や内部電極、外部電極の形状及び数
等、適宜変更することができる。
【0051】
【発明の効果】以上に詳述した通り、本発明の電子部品
の製造方法によれば次の効果が奏される。
の製造方法によれば次の効果が奏される。
【0052】セラミックグリーンシートの表面の所定位
置に導体パターンを予め印刷、乾燥した後、セラミック
グリーンシートをセラミックグリーンコアに巻き上げる
ことにより、接続箇所の無いスパイラル状の内部電極構
造が得られると同時に、該スパイラル状内部電極と絶縁
されたコンデンサを形成する内部電極構造が得られるた
め、従来の積層方式における、導体パターンの位置合わ
せのずれや、層間での導体パターンの接続不良などの問
題を解決できる。これにより、小型で信頼性の高いLC
チップを得ることができる。
置に導体パターンを予め印刷、乾燥した後、セラミック
グリーンシートをセラミックグリーンコアに巻き上げる
ことにより、接続箇所の無いスパイラル状の内部電極構
造が得られると同時に、該スパイラル状内部電極と絶縁
されたコンデンサを形成する内部電極構造が得られるた
め、従来の積層方式における、導体パターンの位置合わ
せのずれや、層間での導体パターンの接続不良などの問
題を解決できる。これにより、小型で信頼性の高いLC
チップを得ることができる。
【0053】従来の積層方式では、チップ素子の大きさ
により最大パターン幅が決定されるため、大きな電流容
量を確保することが困難であったが、本発明によれば導
体パターン幅の変更の自由度が大きく、広いパターン幅
を容易に形成できるため、小型でも電流容量の大きなL
Cチップの製造が容易になる。
により最大パターン幅が決定されるため、大きな電流容
量を確保することが困難であったが、本発明によれば導
体パターン幅の変更の自由度が大きく、広いパターン幅
を容易に形成できるため、小型でも電流容量の大きなL
Cチップの製造が容易になる。
【0054】従来の積層方式で、磁性体と誘電体を使用
し、LCチップを得る場合、予め別々に焼成したコンデ
ンサ素子とインダクタ素子を後で張り合わせるか、それ
らを積層工程で圧着し、同時焼成して一体化するか、い
ずれの方式においても、コンデンサ部分とインダクタ部
分が独立しているため、小型化が困難であり、工程が煩
雑である。これに対し、本発明によれば、インダクタを
形成する内部導体とコンデンサを形成する内部導体を共
用することが可能なため、構造が単純で工程を簡素化で
き、LCチップの小型化が容易になる。
し、LCチップを得る場合、予め別々に焼成したコンデ
ンサ素子とインダクタ素子を後で張り合わせるか、それ
らを積層工程で圧着し、同時焼成して一体化するか、い
ずれの方式においても、コンデンサ部分とインダクタ部
分が独立しているため、小型化が困難であり、工程が煩
雑である。これに対し、本発明によれば、インダクタを
形成する内部導体とコンデンサを形成する内部導体を共
用することが可能なため、構造が単純で工程を簡素化で
き、LCチップの小型化が容易になる。
【0055】また、本発明では、得られたチップ状素体
の外周部にはスパイラル電極を含む電極と絶縁された別
の層の所定の内部電極がチップ状素体の外周部に露出さ
せることにより、外部電極が同時に形成されるため、後
工程でチップ状素体の外周部に外部電極を形成するとい
う煩雑な工程を省略できる。
の外周部にはスパイラル電極を含む電極と絶縁された別
の層の所定の内部電極がチップ状素体の外周部に露出さ
せることにより、外部電極が同時に形成されるため、後
工程でチップ状素体の外周部に外部電極を形成するとい
う煩雑な工程を省略できる。
【0056】更に、積層方式では、チップの形状が略直
方体に限られたが、本発明によれば略直方体、円柱状、
三角柱など、任意の形状のものを製造することが可能と
なる。
方体に限られたが、本発明によれば略直方体、円柱状、
三角柱など、任意の形状のものを製造することが可能と
なる。
【図1】第1図は本発明の一実施例を説明する積層シー
トの分解斜視図である。
トの分解斜視図である。
【図2】第2図は本発明の一実施例を説明する誘電体グ
リーンコアの斜視図である。
リーンコアの斜視図である。
【図3】第3図は第1図に示す積層シートと第2図に示
す誘電体グリーンコアを用いて得られたチップ状素体の
斜視図である。
す誘電体グリーンコアを用いて得られたチップ状素体の
斜視図である。
【図4】第4図は第3図に示すチップ状素体から得られ
たLCチップの斜視図である。
たLCチップの斜視図である。
【図5】第5図は本発明の他の実施方法に用いる積層シ
ートの分解斜視図である。
ートの分解斜視図である。
【図6】第6図は本発明の別の実施方法に用いる積層シ
ートの分解斜視図である。
ートの分解斜視図である。
【図7】第7図は本発明の異なる実施方法に用いる積層
グリーンシートの分解斜視図である。
グリーンシートの分解斜視図である。
【図8】第8図は第7図に示す積層シートと第2図に示
す誘電体グリーンコアを用いて得られたチップ状素体の
斜視図である。
す誘電体グリーンコアを用いて得られたチップ状素体の
斜視図である。
【図9】第9図は第8図に示すチップ状素体から得られ
たLCチップの斜視図である。
たLCチップの斜視図である。
【図10】第10図は本発明の更に別の実施方法に用い
る積層シートの分解斜視図である。
る積層シートの分解斜視図である。
【図11】第11図は第1図〜第4図及び第6図に示す
実施方法により得られたLCチップの回路図である。
実施方法により得られたLCチップの回路図である。
【図12】第12図は第2図〜第4図及び第5図に示す
実施方法により得られたLCチップの回路図である。
実施方法により得られたLCチップの回路図である。
【図13】第13図は第7図〜第9図に示す実施方法に
より得られたLCチップの回路図である。
より得られたLCチップの回路図である。
【図14】第14図は第8図〜第10図に示す実施方法
により得られたLCチップの回路図である。
により得られたLCチップの回路図である。
1A,1B,1C 誘電体グリーンシート 2,3,4 導体パターン 5 誘電体グリーンコア 6,6A チップ状素体 7A,7B 外部電極 8,8A LCチップ
Claims (5)
- 【請求項1】 セラミックグリーン体よりなるシートの
一方の面に導体パターンが形成されたシートを、複数
枚、該導体パターン形成面と隣接するシートの導体パタ
ーン非形成面とが対面するように積層して積層シートと
し、 かくして得られた積層シートをセラミックグリーン体よ
りなるコアに巻き上げて柱状体とし、 次いで該柱状体を焼成することにより、各導体パターン
が内部電極となった円柱状の電子部品を製造する方法で
あって、 前記シートのうちの一部のシートの導体パターンは、当
該シートを前記コアに巻き上げたときに前記柱状体内で
少なくとも一部がスパイラル状になるように、該シート
の巻き上げ方向に対して傾斜する方向に延設されている
ことを特徴とする電子部品の製造方法。 - 【請求項2】 前記導体パターンの一部を、前記柱状体
の外周部に露出させ、外部電極として利用することを特
徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。 - 【請求項3】 シートを構成するセラミックグリーン体
及びコアを構成するセラミックグリーン体が誘電体であ
り、前記スパイラル状の内部電極によりインダクタを形
成するとともに、該スパイラル状の内部電極と、該スパ
イラル状の内部電極と絶縁された他の内部電極との間で
コンデンサを形成してLCチップを得ることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の電子部品の製造方法。 - 【請求項4】 シートを構成するセラミックグリーン体
が誘電体であり、コアを構成するセラミックグリーン体
が磁性体であり、前記スパイラル状の内部電極によりイ
ンダクタを形成するとともに、該スパイラル状の内部電
極と、該スパイラル状の内部電極と絶縁された他の内部
電極との間でコンデンサを形成してLCチップを得るこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品の製造
方法。 - 【請求項5】 積層シートを構成するシートのうちの一
部のシートを構成するセラミックグリーン体が誘電体で
あり、残部のシートを構成するセラミックグリーン体が
磁性体であり、コアを構成するセラミックグリーン体が
磁性体又は誘電体であり、前記スパイラル状の内部電極
と、該スパイラル状の内部電極と絶縁された他の内部電
極との間でコンデンサを形成してLCチップを得ること
を特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6217892A JPH05267097A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6217892A JPH05267097A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 電子部品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05267097A true JPH05267097A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13192616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6217892A Withdrawn JPH05267097A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05267097A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100761624B1 (ko) * | 2005-06-13 | 2007-09-27 | 티디케이가부시기가이샤 | 적층 콘덴서 |
| KR100809238B1 (ko) * | 2006-05-09 | 2008-02-29 | 삼성전기주식회사 | 적층형 칩 커패시터 |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP6217892A patent/JPH05267097A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100761624B1 (ko) * | 2005-06-13 | 2007-09-27 | 티디케이가부시기가이샤 | 적층 콘덴서 |
| KR100809238B1 (ko) * | 2006-05-09 | 2008-02-29 | 삼성전기주식회사 | 적층형 칩 커패시터 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |