JPH05267741A - 圧電アクチュエータ - Google Patents

圧電アクチュエータ

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Publication number
JPH05267741A
JPH05267741A JP4064106A JP6410692A JPH05267741A JP H05267741 A JPH05267741 A JP H05267741A JP 4064106 A JP4064106 A JP 4064106A JP 6410692 A JP6410692 A JP 6410692A JP H05267741 A JPH05267741 A JP H05267741A
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JP
Japan
Prior art keywords
region
polarization
piezoelectric
actuator
bimorph
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4064106A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ueda
政則 上田
Noboru Wakatsuki
昇 若月
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05267741A publication Critical patent/JPH05267741A/ja
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分極方向の異なる圧電板を重合してなるバイ
モルフ板を用いた圧電アクチュエータに関し、1個で2
軸方向若しくは円周方向に駆動可能な圧電アクチュエー
タの提供を目的とする。 【構成】 圧電板の分極と圧電板の片側に形成された分
極反転層3の分極が反対方向を指すバイモルフ領域4
と、分極が同一厚さ方向を指す圧電板からなる未反転領
域5が一体化されてなるアクチュエータ本体6を有し、
独立した電極71、72をバイモルフ領域4と未反転領域5
の両面に具えてなるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分極方向の異なる圧電板
を重合してなるバイモルフ板を用い2軸方向への駆動を
可能にした圧電アクチュエータに関する。
【0002】圧電アクチュエータは小型軽量化が可能で
音を発することがないため光スイッチ等への応用が検討
されている。例えば、1本の光ファイバを圧電アクチュ
エータ上に2本の光ファイバを固定台上に固定すること
で光スイッチが構成される。
【0003】即ち、圧電アクチュエータ上の光ファイバ
の端面を固定台上のいずれか一方の光ファイバの端面に
対向せしめ、圧電アクチュエータを駆動したときに他方
の光ファイバの端面に対向させることによって光の経路
を切り替えることができる。
【0004】しかし、温度変化等により圧電アクチュエ
ータの駆動の前後で対向させた光ファイバの光軸がずれ
る場合がある。光の経路は1軸方向のアクチュエータで
切替えられるが光軸の補正には2軸方向に駆動可能なア
クチュエータを必要とする。
【0005】また、圧電アクチュエータは小型軽量であ
ることからレンズの鏡筒に組み込み焦点の微調整に用い
ることが検討されている。しかし、鏡筒に組み込み焦点
の微調整を行うには円周方向に駆動可能なアクチュエー
タであることが要求される。
【0006】しかるに、従来の圧電アクチュエータで2
軸方向に駆動するには2個組み合わせる必要があり小型
軽量化が可能な利点が無くなる。そこで1個で2軸方向
若しくは円周方向に駆動可能な圧電アクチュエータの開
発が要望されている。
【0007】
【従来の技術】図4は従来の圧電アクチュエータを示す
側断面図である。図4(a) は圧電たて効果を利用した積
層型の圧電アクチュエータで複数枚の圧電板1と電極2
が交互に積層されており、圧電板1を介して積み重ねら
れた電極2には交互に極性の異なる駆動電圧が並列に印
加されるように接続されている。
【0008】一方、電極2に挟まれた圧電板1はそれぞ
れ分極が矢印で示す如く交互に反対方向を指すように配
設されており、電極2に駆動電圧が印加されるとその極
性に対応して個々の圧電板1が厚さ方向に伸縮しアクチ
ュエータの高さが変化する。
【0009】また、図4(b) はバイモルフ板を用いた圧
電アクチュエータでバイモルフ板は電極2に挟まれた2
枚の圧電板1を有し、電極2に挟まれた2枚の圧電板1
はそれぞれの分極が矢印で示す如く互いに反対方向を指
すように積層されている。
【0010】電極2間に駆動電圧を印加すると駆動電圧
の極性に対応して一方の圧電板1は伸長するが他方の圧
電板1は収縮し、一端が固定されてなるバイモルフ板の
自由端は印加される駆動電圧の極性に対応して図の上
方、或いは下方に移動する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示す従
来の圧電アクチュエータはいずれも1軸方向には駆動で
きるが2軸方向には駆動できない。その結果、2軸方向
に駆動するには2個の圧電アクチュエータが必要になり
小型軽量化に反するという問題があった。
【0012】本発明の目的は1個で2軸方向若しくは円
周方向に駆動可能な圧電アクチュエータを提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になるアク
チュエータを示す斜視図である。なお全図を通し同じ対
象物は同一記号で表している。
【0014】上記課題は圧電板の分極と圧電板の片側に
形成された分極反転層3の分極が反対方向を指すバイモ
ルフ領域4と、分極が同一厚さ方向を指す圧電板からな
る未反転領域5が一体化されてなるアクチュエータ本体
6を有し、独立した電極71、72をバイモルフ領域4と未
反転領域5の両面に具えてなる本発明の圧電アクチュエ
ータによって達成される。
【0015】
【作用】図1において圧電板の分極と圧電板の片側に形
成された分極反転層の分極が反対方向を指すバイモルフ
領域と、分極が同一厚さ方向を指す圧電板からなる未反
転領域が一体化されてなるアクチュエータ本体を有し、
独立した電極をバイモルフ領域と未反転領域の両面に具
えてなる本発明の圧電アクチュエータは、バイモルフ領
域の電極に駆動電圧を印加して自由端をアクチュエータ
本体の厚さ方向に移動させると共に、未反転領域の電極
に駆動電圧を印加して自由端をアクチュエータ本体の長
さ方向に移動させることができる。即ち、1個で2軸方
向若しくは円周方向に駆動可能な圧電アクチュエータを
実現することができる。
【0016】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。図2は本発明になるアクチュエータの変形例を
示す斜視図、図3は焦電現象を説明するための図であ
る。
【0017】図1において本発明になるアクチュエータ
はLiNbO3からなるアクチュエータ本体6の一端が基台8
に固定されており、アクチュエータ本体6の自由端側に
形成されてなるバイモルフ領域4は固定端側の未反転領
域5と一体化されている。
【0018】バイモルフ領域4ではアクチュエータ本体
6の表面に例えばTi 等の膜を被着しキュリー点近傍で
熱処理することによって、アクチュエータ本体6の厚さ
の中間まで矢印に示す如く分極方向が反転してなる分極
反転層3を形成している。
【0019】なお、バイモルフ領域4の分極反転層3形
成に際してアクチュエータ本体6全体をキュリー点近傍
で熱処理しても、アクチュエータ本体6の表面にTi 等
の膜が被着されていない未反転領域5では分極反転層3
が形成されることはない。
【0020】アクチュエータ本体6のバイモルフ領域4
と未反転領域5にはそれぞれ独立した電極71と72が両面
に形成されており、それぞれの電極71と72には図示省略
されたリード線を介して外部から駆動電圧を印加できる
ように構成されている。
【0021】このように圧電板の分極と圧電板の片側に
形成された分極反転層の分極が反対方向を指すバイモル
フ領域と、分極が同一厚さ方向を指す圧電板からなる未
反転領域が一体化されてなるアクチュエータ本体を有
し、独立した電極をバイモルフ領域と未反転領域の両面
に具えてなる本発明の圧電アクチュエータは、バイモル
フ領域の電極に駆動電圧を印加して自由端をアクチュエ
ータ本体の厚さ方向に移動させると共に、未反転領域の
電極に駆動電圧を印加して自由端をアクチュエータ本体
の長さ方向に移動させることが可能である。即ち、1個
で2軸方向若しくは円周方向に駆動可能な圧電アクチュ
エータを実現することができる。
【0022】バイモルフ板を用いた圧電アクチュエータ
は駆動電圧の極性を切り換えて自由端を任意の方向に変
位させることができ、しかも印加される駆動電圧を変化
させることによって自由端における変位量を自在に制御
することが可能である。
【0023】しかし、電極間に比較的高い駆動電圧を印
加する必要があり通常低電圧で駆動される例えばカメラ
等には適さない。そこで1軸方向のみの駆動であっても
比較的低電圧を印加して駆動できる圧電アクチュエータ
の実現も望まれている。
【0024】図2に示す本発明になるアクチュエータの
変形例はLiNbO3、LiTaO3、その他の焦電材料からなる圧
電板を用い、加熱すると比較的高い電圧を発生する焦電
効果を利用することによって低電圧駆動が可能なアクチ
ュエータを実現している。
【0025】即ち、図2において本発明の変形例はLiNb
O3からなるアクチュエータ本体6の一端が基台8に固定
されており、アクチュエータ本体6の自由端側に形成さ
れてなるバイモルフ領域4は固定端側の未反転領域5と
一体化されている。
【0026】バイモルフ領域4ではアクチュエータ本体
6の表面に例えばTi 等の膜を被着しキュリー点近傍で
熱処理することによって、アクチュエータ本体6の厚さ
の中間まで矢印に示す如く分極方向が反転してなる分極
反転層3を形成している。
【0027】アクチュエータ本体6の片面にはNiCr等か
らなりバイモルフ領域4と未反転領域5を電気的に接続
する電極73を有し、反対側の面には通常の導電材料から
なりバイモルフ領域4と未反転領域5を電気的に接続す
る電極74を具えている。
【0028】NiCr等の薄膜からなる電極73は未反転領域
5において発熱体として利用されスリット75を設け抵抗
値を増大させている。スリット75で分割された電極73の
両端に駆動電圧を印加することによって電極73が発熱し
未反転領域5が加熱される。
【0029】LiNbO3、LiTaO3等の焦電体は温度が変化す
ると電荷が発生し両面の間に電位差が生じるという焦電
効果を具えている。図3(a) に示す如く焦電体の温度が
安定しているときは焦電体の分極と外部の浮遊電荷が均
衡し電位差は検出できない。
【0030】しかし、焦電体の温度が変化すると図3
(b) に示す如く焦電体の分極が変動して外部の浮遊電荷
との均衡状態がくずれ、余分な電荷が発生し例えば電極
を形成する等によってこの電荷を集めると焦電体の両面
の間に大きい電位差が生じる。
【0031】本発明の変形例はバイモルフ領域4の両面
に形成された電極が未反転領域5の両面の電極と電気的
に接続されており、前記焦電効果によって未反転領域5
に発生した電荷はその両面の電極に集められバイモルフ
領域4の両面に印加される。
【0032】このように圧電板の分極と圧電板の片側に
形成された分極反転層の分極が反対方向を指すバイモル
フ領域と、分極が同一厚さ方向を指す圧電板からなる未
反転領域が一体化されてなるアクチュエータ本体を有
し、抵抗材料からなりバイモルフ領域と未反転領域を電
気的に接続する電極と、導電材料からなりバイモルフ領
域と未反転領域を電気的に接続する電極が、アクチュエ
ータ本体の両面にそれぞれ形成された本発明になる圧電
アクチュエータの変形例は、比較的低い電圧を印加する
ことによって駆動できる圧電アクチュエータを実現する
ことができる。
【0033】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば1個で2軸方
向若しくは円周方向に駆動可能な圧電アクチュエータ、
および比較的低い電圧を印加することによって駆動でき
る圧電アクチュエータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるアクチュエータを示す斜視図で
ある。
【図2】 本発明になるアクチュエータの変形例を示す
斜視図である。
【図3】 焦電現象を説明するための図である。
【図4】 従来の圧電アクチュエータを示す側断面図で
ある。
【符号の説明】
3 分極反転層 4 バイモルフ領域 5 未反転領域 6 アクチュエータ本体 8 基台 71、72、73、74 電極 75 スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電板の分極と該圧電板の片側に形成さ
    れた分極反転層(3)の分極が反対方向を指すバイモルフ
    領域(4) と、分極が同一厚さ方向を指す圧電板からなる
    未反転領域(5) が一体化されてなるアクチュエータ本体
    (6) を有し、独立した電極(71,72) を該バイモルフ領域
    (4) と該未反転領域(5) の両面に具えてなることを特徴
    とする圧電アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 圧電板の分極と該圧電板の片側に形成さ
    れた分極反転層(3)の分極が反対方向を指すバイモルフ
    領域(4) と、分極が同一厚さ方向を指す圧電板からなる
    未反転領域(5) が一体化されてなるアクチュエータ本体
    (6) を有し、抵抗材料からなり該バイモルフ領域(4) と
    該未反転領域(5) を電気的に接続する電極(73)と、導電
    材料からなり該バイモルフ領域(4) と該未反転領域(5)
    を電気的に接続する電極(74)が、該アクチュエータ本体
    (6) の両面にそれぞれ形成されてなることを特徴とする
    圧電アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載の圧電板がLiNbO3、Li
    TaO3、若しくはその他の焦電材料であることを特徴とす
    る圧電アクチュエータ。
JP4064106A 1992-03-19 1992-03-19 圧電アクチュエータ Withdrawn JPH05267741A (ja)

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608