JPH0526882A - 多項目同時処理自動分析装置及びその分析処理方法 - Google Patents
多項目同時処理自動分析装置及びその分析処理方法Info
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- JPH0526882A JPH0526882A JP17548191A JP17548191A JPH0526882A JP H0526882 A JPH0526882 A JP H0526882A JP 17548191 A JP17548191 A JP 17548191A JP 17548191 A JP17548191 A JP 17548191A JP H0526882 A JPH0526882 A JP H0526882A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多項目同時処理自動分析装置の分析効率を向
上し、試薬のランニングコストを低減し、コンタミネー
ションを回避する。 【構成】 多項目同時処理の臨床検査用生化学自動分析
装置で、多数の検体につきセット検査を行う場合におい
て、分析項目と分析数、セット検査の内訳と検査数、流
路洗浄を行う頻度とその消費量から算出される試薬のラ
ンニングコスト、更にコンタミネーションを考慮して、
分析効率が最大になり、試薬のランニングコストが最小
になり、更にコンタミネーションの発生を阻止するよう
に、分析項目の組合せ、試薬の配置、分析チャンネルの
配置を、演算処理手段による演算で最適に決定する。こ
れにより、多項目同時処理の自動分析装置における実質
的な処理能力が向上する。
上し、試薬のランニングコストを低減し、コンタミネー
ションを回避する。 【構成】 多項目同時処理の臨床検査用生化学自動分析
装置で、多数の検体につきセット検査を行う場合におい
て、分析項目と分析数、セット検査の内訳と検査数、流
路洗浄を行う頻度とその消費量から算出される試薬のラ
ンニングコスト、更にコンタミネーションを考慮して、
分析効率が最大になり、試薬のランニングコストが最小
になり、更にコンタミネーションの発生を阻止するよう
に、分析項目の組合せ、試薬の配置、分析チャンネルの
配置を、演算処理手段による演算で最適に決定する。こ
れにより、多項目同時処理の自動分析装置における実質
的な処理能力が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多項目同時処理自動分析
装置及びその分析処理方法に係り、特に、複数の分析項
目を同時に分析する多項目同時処理分析装置と、その分
析処理の効率を高めた分析処理方法に関する。
装置及びその分析処理方法に係り、特に、複数の分析項
目を同時に分析する多項目同時処理分析装置と、その分
析処理の効率を高めた分析処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】臨床検査用の生化学のための自動分析装
置の中には、従来、大量の検体のそれぞれについて複数
の分析項目を同時に検査する自動分析装置が存在する。
この自動分析装置は、多項目同時処理自動分析装置と呼
ばれる。この種の自動分析装置では、分析対象となる各
検体に関し、検査の対象又は目的に応じて複数の分析項
目を予め決め、この決められた複数の分析項目を同時に
分析するように、分析方法が構成される。ここで、「分
析ブロック」を定義する。分析ブロックとは、装置に設
置した試薬の配置で決まり、ある分析サイクルで、同時
に検体を分注し、同時に試薬を吐出し、同時に測光する
単位である。
置の中には、従来、大量の検体のそれぞれについて複数
の分析項目を同時に検査する自動分析装置が存在する。
この自動分析装置は、多項目同時処理自動分析装置と呼
ばれる。この種の自動分析装置では、分析対象となる各
検体に関し、検査の対象又は目的に応じて複数の分析項
目を予め決め、この決められた複数の分析項目を同時に
分析するように、分析方法が構成される。ここで、「分
析ブロック」を定義する。分析ブロックとは、装置に設
置した試薬の配置で決まり、ある分析サイクルで、同時
に検体を分注し、同時に試薬を吐出し、同時に測光する
単位である。
【0003】また前記自動分析装置では、その検査方法
の形態として、セット検査が行われる。「セット検査」
とは、分析依頼する側から見たときの分析依頼単位であ
る。セット検査を具体的に説明すると、例えば病院や検
査センタ等の如きユーザは、多項目同時処理自動分析装
置における、肝機能系、腎機能系、消化器系、循環器
系、入院ドック又は外来ドック等の各検査において、そ
れぞれ検査の目的に応じて、複数の分析項目をセットと
して設定し、これらの複数の分析項目を1度の分析処理
で行う。セット検査の種類や検査数は、病院によって大
きく異なる。例えば、心臓の疾病治療を主とする病院で
は、循環器系のセット検査が多いし、胃や腸の疾病治療
を主とする病院では、消化器系のセット検査が多い。
の形態として、セット検査が行われる。「セット検査」
とは、分析依頼する側から見たときの分析依頼単位であ
る。セット検査を具体的に説明すると、例えば病院や検
査センタ等の如きユーザは、多項目同時処理自動分析装
置における、肝機能系、腎機能系、消化器系、循環器
系、入院ドック又は外来ドック等の各検査において、そ
れぞれ検査の目的に応じて、複数の分析項目をセットと
して設定し、これらの複数の分析項目を1度の分析処理
で行う。セット検査の種類や検査数は、病院によって大
きく異なる。例えば、心臓の疾病治療を主とする病院で
は、循環器系のセット検査が多いし、胃や腸の疾病治療
を主とする病院では、消化器系のセット検査が多い。
【0004】更に多項目同時処理自動分析装置における
コンタミネーションの問題に関しては、作業者による手
作業でコンタミネーションを回避するようにしていた。
すなわち、複数の分析項目ではコンタミネーションを起
こす分析項目の組み合わせの数が少ないので、コンタミ
ネーションを起こさない組み合わせを、その都度、作業
者がマニュアルによって決定するようにしていた。
コンタミネーションの問題に関しては、作業者による手
作業でコンタミネーションを回避するようにしていた。
すなわち、複数の分析項目ではコンタミネーションを起
こす分析項目の組み合わせの数が少ないので、コンタミ
ネーションを起こさない組み合わせを、その都度、作業
者がマニュアルによって決定するようにしていた。
【0005】ここで多項目を測定できる自動分析装置の
従来技術として、特開昭58−88663号公報を挙げ
る。この自動分析装置では、化学的分析において多項目
の測定を行う場合に、測定項目の順序を自動的に決定
し、もって測定者の負担を軽減している。
従来技術として、特開昭58−88663号公報を挙げ
る。この自動分析装置では、化学的分析において多項目
の測定を行う場合に、測定項目の順序を自動的に決定
し、もって測定者の負担を軽減している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の多項目同時処理
自動分析装置では、同時に分析処理可能な予め決められ
た分析ブロックのすべての項目について分析処理を依頼
されない場合があった。この場合、分析サイクルの遅延
なしに、次のブロック検査に進むブロック単位のランダ
ム・アクセス方式を採用することで、高効率化に対応し
ていた。
自動分析装置では、同時に分析処理可能な予め決められ
た分析ブロックのすべての項目について分析処理を依頼
されない場合があった。この場合、分析サイクルの遅延
なしに、次のブロック検査に進むブロック単位のランダ
ム・アクセス方式を採用することで、高効率化に対応し
ていた。
【0007】しかしながら、従来の多項目同時処理自動
分析装置では、ユーザが、実際に分析している分析項目
と分析数、セット検査の内訳と検査数、更に試薬分注流
路内を洗浄する際に消費される試薬量のそれぞれに対し
て配慮することにより、ランニングコストの最小化を図
るということを行っていなかった。従って、多項目同時
処理自動分析装置の分析処理能力を最大限に引き出すこ
とができないという問題を有していた。
分析装置では、ユーザが、実際に分析している分析項目
と分析数、セット検査の内訳と検査数、更に試薬分注流
路内を洗浄する際に消費される試薬量のそれぞれに対し
て配慮することにより、ランニングコストの最小化を図
るということを行っていなかった。従って、多項目同時
処理自動分析装置の分析処理能力を最大限に引き出すこ
とができないという問題を有していた。
【0008】更に、多項目同時処理自動分析装置におけ
る従来のコンタミネーションを回避する方法に関して
は、手作業であったために、極めて面倒であり、ひいて
は自動分析装置の能力を低減させるという問題を提起し
ていた。
る従来のコンタミネーションを回避する方法に関して
は、手作業であったために、極めて面倒であり、ひいて
は自動分析装置の能力を低減させるという問題を提起し
ていた。
【0009】前述の従来技術文献による自動分析装置
も、多項目分析における測定順位の決定の自動化を試み
ているが、多項目同時処理自動分析装置の分析処理能力
を最大限に引き出すという上記の意味では、不充分であ
る。
も、多項目分析における測定順位の決定の自動化を試み
ているが、多項目同時処理自動分析装置の分析処理能力
を最大限に引き出すという上記の意味では、不充分であ
る。
【0010】本発明の目的は、多項目同時処理自動分析
装置において、分析処理効率が最大になり、試薬のラン
ニングコストを最小とし、コンタミネーションの発生を
防止する最適な複数の分析項目の組合せ、試薬の配置、
分析チャンネルの配置を自動的に演算し、決定する多項
目同時処理自動分析装置及びその分析処理方法を提供す
ることにある。
装置において、分析処理効率が最大になり、試薬のラン
ニングコストを最小とし、コンタミネーションの発生を
防止する最適な複数の分析項目の組合せ、試薬の配置、
分析チャンネルの配置を自動的に演算し、決定する多項
目同時処理自動分析装置及びその分析処理方法を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多項目同時
処理自動分析装置の第1の分析処理方法は、既知の分析
部と、複数の検体を分析部に搬送する検体搬送装置とを
備え、1つの検体につき複数の分析項目を指定し、分析
部で複数の分析項目を同時に分析する自動分析装置の分
析処理方法であり、予想される分析項目と分析数、複数
の分析項目を同時に分析するセット検査の内訳と検査数
を分析条件として与えるステップと、分析条件に基づ
き、同時分析における処理効率が最大となる分析項目の
組合せ及び試薬の配置を演算で決定するステップと、決
定された分析項目の組合せと試薬の配置に従って分析部
が分析を実行するステップとから構成される。
処理自動分析装置の第1の分析処理方法は、既知の分析
部と、複数の検体を分析部に搬送する検体搬送装置とを
備え、1つの検体につき複数の分析項目を指定し、分析
部で複数の分析項目を同時に分析する自動分析装置の分
析処理方法であり、予想される分析項目と分析数、複数
の分析項目を同時に分析するセット検査の内訳と検査数
を分析条件として与えるステップと、分析条件に基づ
き、同時分析における処理効率が最大となる分析項目の
組合せ及び試薬の配置を演算で決定するステップと、決
定された分析項目の組合せと試薬の配置に従って分析部
が分析を実行するステップとから構成される。
【0012】本発明に係る多項目同時処理自動分析装置
の第2の分析処理方法は、少なくとも2つの既知の分析
部と、複数の検体を分析部のそれぞれに搬送する検体搬
送装置とを備え、1つの検体につき複数の分析項目を指
定し、各分析部で複数の分析項目を同時に分析する自動
分析装置の分析処理方法であり、予想される分析項目と
分析数、複数の分析項目を同時に分析するセット検査の
内訳と検査数を分析条件として与えるステップと、分析
条件に基づき、同時分析における処理効率が最大となる
分析項目の組合せ及び試薬の配置、分析部のそれぞれが
担当する分析項目の配置を演算で決定するステップと、
決定された分析項目の組合せ及び試薬の配置と分析項目
の配置に従って、各分析部が分析を実行するステップと
から構成される。
の第2の分析処理方法は、少なくとも2つの既知の分析
部と、複数の検体を分析部のそれぞれに搬送する検体搬
送装置とを備え、1つの検体につき複数の分析項目を指
定し、各分析部で複数の分析項目を同時に分析する自動
分析装置の分析処理方法であり、予想される分析項目と
分析数、複数の分析項目を同時に分析するセット検査の
内訳と検査数を分析条件として与えるステップと、分析
条件に基づき、同時分析における処理効率が最大となる
分析項目の組合せ及び試薬の配置、分析部のそれぞれが
担当する分析項目の配置を演算で決定するステップと、
決定された分析項目の組合せ及び試薬の配置と分析項目
の配置に従って、各分析部が分析を実行するステップと
から構成される。
【0013】前記のそれぞれの分析処理方法において、
試薬のランニングコストの低減及びコンタミネーション
の防止をねらった分析条件を適宜に組合せて追加し、分
析項目の組合せ等を演算・決定することもできる。
試薬のランニングコストの低減及びコンタミネーション
の防止をねらった分析条件を適宜に組合せて追加し、分
析項目の組合せ等を演算・決定することもできる。
【0014】本発明に係る第1の多項目同時処理自動分
析装置は、既知の分析部と、複数の検体を分析部に搬送
する検体搬送装置とを備え、1つの検体につき複数の分
析項目を指定し、分析部で複数の分析項目を同時に分析
するものであり、少なくとも、予想される分析項目と分
析数、複数の分析項目を同時に分析するセット検査の内
訳と検査数を分析条件として入力するための入力手段
と、入力された分析条件に基づき、同時分析における処
理効率が最大となる分析項目の組合せ及び試薬の配置を
演算する演算処理手段と、演算処理手段で決定された分
析項目の組合せと試薬の配置に従って前記分析部に分析
を実行させる分析実行手段とを備える。
析装置は、既知の分析部と、複数の検体を分析部に搬送
する検体搬送装置とを備え、1つの検体につき複数の分
析項目を指定し、分析部で複数の分析項目を同時に分析
するものであり、少なくとも、予想される分析項目と分
析数、複数の分析項目を同時に分析するセット検査の内
訳と検査数を分析条件として入力するための入力手段
と、入力された分析条件に基づき、同時分析における処
理効率が最大となる分析項目の組合せ及び試薬の配置を
演算する演算処理手段と、演算処理手段で決定された分
析項目の組合せと試薬の配置に従って前記分析部に分析
を実行させる分析実行手段とを備える。
【0015】本発明に係る第2の多項目同時処理自動分
析装置は、少なくとも2つの既知の分析部と、複数の検
体を各分析部に搬送する検体搬送装置とを備え、1つの
検体につき複数の分析項目を指定し、各分析部で複数の
前記分析項目を同時に分析するものであり、少なくと
も、予想される分析項目と分析数、複数の分析項目を同
時に分析するセット検査の内訳と検査数を分析条件とし
て入力する入力手段と、入力した前記分析条件に基づ
き、同時分析における処理効率が最大となる分析項目の
組合せ及び試薬の配置、分析部のそれぞれが担当する分
析項目の配置を演算する演算処理手段と、演算処理手段
で決定された分析項目の組合せ及び試薬の配置と分析項
目の配置に従って、各分析部に分析を実行させる分析実
行手段とを備える。
析装置は、少なくとも2つの既知の分析部と、複数の検
体を各分析部に搬送する検体搬送装置とを備え、1つの
検体につき複数の分析項目を指定し、各分析部で複数の
前記分析項目を同時に分析するものであり、少なくと
も、予想される分析項目と分析数、複数の分析項目を同
時に分析するセット検査の内訳と検査数を分析条件とし
て入力する入力手段と、入力した前記分析条件に基づ
き、同時分析における処理効率が最大となる分析項目の
組合せ及び試薬の配置、分析部のそれぞれが担当する分
析項目の配置を演算する演算処理手段と、演算処理手段
で決定された分析項目の組合せ及び試薬の配置と分析項
目の配置に従って、各分析部に分析を実行させる分析実
行手段とを備える。
【0016】前記各自動分析装置は、演算処理手段で求
められた演算結果を表示する出力手段を備えることが可
能である。
められた演算結果を表示する出力手段を備えることが可
能である。
【0017】前記分析処理効率の向上を図るという目的
は、1つのセット検査として設定された分析項目は、極
力同時に分析することで達成される。複数のセット検査
があるときは、検査依頼の多い順にセット検査に優先順
位をつけて、その順位の高い順に分析することで達成さ
れる。試薬のランニングコストの最小化を図るという目
的は、検体の分析に使われる試薬量の他に、分析チャン
ネルによる試薬分注流路内を洗浄する際の試薬の消費量
の違いを考慮して、試薬のランニングコストの最小化す
ることで達成される。コンタミネーションを回避すると
いう目的は、目的達成の第1の手段のところで述べたこ
とを考慮に入れながら、同時に分析する分析項目の組合
せ(分析ブロック)の中で分析チャンネルを入れ替える
ことで達成される。
は、1つのセット検査として設定された分析項目は、極
力同時に分析することで達成される。複数のセット検査
があるときは、検査依頼の多い順にセット検査に優先順
位をつけて、その順位の高い順に分析することで達成さ
れる。試薬のランニングコストの最小化を図るという目
的は、検体の分析に使われる試薬量の他に、分析チャン
ネルによる試薬分注流路内を洗浄する際の試薬の消費量
の違いを考慮して、試薬のランニングコストの最小化す
ることで達成される。コンタミネーションを回避すると
いう目的は、目的達成の第1の手段のところで述べたこ
とを考慮に入れながら、同時に分析する分析項目の組合
せ(分析ブロック)の中で分析チャンネルを入れ替える
ことで達成される。
【0018】
【作用】本発明では、1つのセット検査として設定され
た分析項目を同時に分析するもので、複数のセット検査
がある時にセット検査の優先順位の高い順に分析するこ
とは、複数の分析項目を依頼される場合にそれらの各分
析項目を同時に分析処理する比率を高めることになり、
最小の分析サイクル数で複数の分析項目のすべてが分析
されるので、最も効率よく次の分析項目、次の検体の分
析へと分析を進めることができ、多項目同時処理自動分
析装置の処理効率を向上する。
た分析項目を同時に分析するもので、複数のセット検査
がある時にセット検査の優先順位の高い順に分析するこ
とは、複数の分析項目を依頼される場合にそれらの各分
析項目を同時に分析処理する比率を高めることになり、
最小の分析サイクル数で複数の分析項目のすべてが分析
されるので、最も効率よく次の分析項目、次の検体の分
析へと分析を進めることができ、多項目同時処理自動分
析装置の処理効率を向上する。
【0019】また、試薬分注流路内を洗浄する試薬量の
違いを考慮した試薬のランニングコストの最小化は、自
動分析装置のユーザがどの程度の頻度で試薬流路内を洗
浄するのかを調べ、そこから計算で得られる流路内洗浄
に要する試薬消費量と検体の分析に使われる試薬量とか
ら、試薬のランニングコストを算出できるので、試薬分
注流路の長さを考慮して、高価な試薬は試薬流路の短い
分析チャンネルにセットして流路洗浄に要する試薬消費
量の低減を図り、廉価の試薬は試薬流路の長い分析チャ
ンネルにセットするなどして、複数の試薬の全体として
のランニングコストの最小化を達成する更に、コンタミ
ネーションの回避は、分析項目の組合せにおいて、分析
チャンネルを入れ替えることにより行われる。
違いを考慮した試薬のランニングコストの最小化は、自
動分析装置のユーザがどの程度の頻度で試薬流路内を洗
浄するのかを調べ、そこから計算で得られる流路内洗浄
に要する試薬消費量と検体の分析に使われる試薬量とか
ら、試薬のランニングコストを算出できるので、試薬分
注流路の長さを考慮して、高価な試薬は試薬流路の短い
分析チャンネルにセットして流路洗浄に要する試薬消費
量の低減を図り、廉価の試薬は試薬流路の長い分析チャ
ンネルにセットするなどして、複数の試薬の全体として
のランニングコストの最小化を達成する更に、コンタミ
ネーションの回避は、分析項目の組合せにおいて、分析
チャンネルを入れ替えることにより行われる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、一例として、最大32個の分析項
目を処理できる自動分析装置の構成を示す。この自動分
析装置は、大きく分けて検体搬送部1と1個の分析部2
とから構成される。
て説明する。図1は、一例として、最大32個の分析項
目を処理できる自動分析装置の構成を示す。この自動分
析装置は、大きく分けて検体搬送部1と1個の分析部2
とから構成される。
【0021】先ず、検体搬送部1は、モータ、ベルト、
アーム等で構成される搬送駆動機構部(図示せず)と、
例えば5本の検体容器3を収容するラック4をセットす
るラックサンプラ部6と、セットされた複数のラック4
を一つずつ一列状態で分析部2の近傍位置に運ぶライン
サンプラ部7とから構成される。搬送駆動機構部は、複
数の前記ラック4を、一つずつ所定のタイミング及び移
動速度で移動させる。各ラック4は最終的に再びラック
サンプラ部3に戻って来る。図中、各ラック4の移動状
態は矢印5で示されている。
アーム等で構成される搬送駆動機構部(図示せず)と、
例えば5本の検体容器3を収容するラック4をセットす
るラックサンプラ部6と、セットされた複数のラック4
を一つずつ一列状態で分析部2の近傍位置に運ぶライン
サンプラ部7とから構成される。搬送駆動機構部は、複
数の前記ラック4を、一つずつ所定のタイミング及び移
動速度で移動させる。各ラック4は最終的に再びラック
サンプラ部3に戻って来る。図中、各ラック4の移動状
態は矢印5で示されている。
【0022】一方、分析部2は、主として、検体と試薬
とを混和し呈色反応させるための、ガラスやプラスチッ
ク等で形成された透光性を有する反応容器8と、上記反
応容器8を円周上(図示例では、2列の円周である)に
配列保持する反応テーブル9と、上記反応テーブル9を
回転させる駆動機構(説明の便宜上、図示せず)と、分
析部2の近傍に移動したラック4に収容される検体容器
3の中の検体を、複数(図示例では、内周側の反応容器
に2個、外周側に2個の計4個)の反応容器8に同時に
分注するための、ピペッタ10とサンプリング機構11
とから成る検体分注機構12と、複数(本実施例では、
最大32の分析項目のそれぞれにつき第1試薬、必要に
応じて第2試薬の最大で計64個)の試薬容器13を保
冷するための保冷庫14と、前記複数の試薬容器13の
内いずれかの試薬15を、分析項目に応じて適宜に選択
し、複数(図示例では、内周側の反応容器に2個、外周
側に2個の計4個)の反応容器8に同時に分注するため
の、ディスペンサ16と試薬分注流路17と試薬ノズル
18から成る試薬分注機構19と、反応容器8に検体と
試薬15が分注された後に、当該反応液を撹拌する撹拌
機構20と、前記反応液の吸光度を測定する光度計21
と、分析を終了した反応容器8から反応液を吸引して除
去し、その後洗浄して次の分析に反応容器8を使えるよ
うに準備するための洗浄機構22と、から構成される。
とを混和し呈色反応させるための、ガラスやプラスチッ
ク等で形成された透光性を有する反応容器8と、上記反
応容器8を円周上(図示例では、2列の円周である)に
配列保持する反応テーブル9と、上記反応テーブル9を
回転させる駆動機構(説明の便宜上、図示せず)と、分
析部2の近傍に移動したラック4に収容される検体容器
3の中の検体を、複数(図示例では、内周側の反応容器
に2個、外周側に2個の計4個)の反応容器8に同時に
分注するための、ピペッタ10とサンプリング機構11
とから成る検体分注機構12と、複数(本実施例では、
最大32の分析項目のそれぞれにつき第1試薬、必要に
応じて第2試薬の最大で計64個)の試薬容器13を保
冷するための保冷庫14と、前記複数の試薬容器13の
内いずれかの試薬15を、分析項目に応じて適宜に選択
し、複数(図示例では、内周側の反応容器に2個、外周
側に2個の計4個)の反応容器8に同時に分注するため
の、ディスペンサ16と試薬分注流路17と試薬ノズル
18から成る試薬分注機構19と、反応容器8に検体と
試薬15が分注された後に、当該反応液を撹拌する撹拌
機構20と、前記反応液の吸光度を測定する光度計21
と、分析を終了した反応容器8から反応液を吸引して除
去し、その後洗浄して次の分析に反応容器8を使えるよ
うに準備するための洗浄機構22と、から構成される。
【0023】なお、試薬分注機構については、必要に応
じて、前記の第1の試薬分注機構19に対して第2の試
薬分注機構が設けられる。この第2の試薬分注機構に対
して、図中符号19′を付している。
じて、前記の第1の試薬分注機構19に対して第2の試
薬分注機構が設けられる。この第2の試薬分注機構に対
して、図中符号19′を付している。
【0024】更に、分析部2の光度計21から出力され
た信号は、分析部CPU23でLOG変換23a、A/
Dコンバータ23bの処理が行われ、その後ディジタル
処理され、操作部24に送信される。操作部24は、C
RT25とプリンタ26とCPU27と入力装置28で
構成され、装置ユーザの指示に従い、送信されたデータ
の統計処理などのアレンジをしたり、CRT25又はプ
リンタ26に処理結果を出力する。
た信号は、分析部CPU23でLOG変換23a、A/
Dコンバータ23bの処理が行われ、その後ディジタル
処理され、操作部24に送信される。操作部24は、C
RT25とプリンタ26とCPU27と入力装置28で
構成され、装置ユーザの指示に従い、送信されたデータ
の統計処理などのアレンジをしたり、CRT25又はプ
リンタ26に処理結果を出力する。
【0025】また、この自動分析装置を用いて、複数の
検体につきセット検査にて多項目を同時に分析する場
合、分析検査を実行する操作者は、入力装置28を操作
して、一連の分析検査に要する複数の分析条件を与え
る。これらの分析条件は、CPU27のメモリに格納さ
れる。CPU27は与えられた分析条件に基づいて、分
析効率が最大となる、更に試薬のランニングコストが最
小となる、又はコンタミネーションが発生しない最適な
分析項目の組合せ、試薬の配置等を、演算で決定する。
そして、分析では、演算で求められた分析項目の組合せ
等に従って、多項目同時分析が実行される。CPUにお
ける詳細な操作フローについては、後述される。
検体につきセット検査にて多項目を同時に分析する場
合、分析検査を実行する操作者は、入力装置28を操作
して、一連の分析検査に要する複数の分析条件を与え
る。これらの分析条件は、CPU27のメモリに格納さ
れる。CPU27は与えられた分析条件に基づいて、分
析効率が最大となる、更に試薬のランニングコストが最
小となる、又はコンタミネーションが発生しない最適な
分析項目の組合せ、試薬の配置等を、演算で決定する。
そして、分析では、演算で求められた分析項目の組合せ
等に従って、多項目同時分析が実行される。CPUにお
ける詳細な操作フローについては、後述される。
【0026】上記構成を有する多項目同時処理自動分析
装置では、予め設定した4つの分析項目を1ブロックと
して試薬分注流路13を切り替える方式を採用してい
る。これら複数の分析項目は、常に自動分析装置内で同
時に分析処理される。あるブロックの分析項目すべてが
依頼されない場合には、従来と同様、分析サイクルの遅
延なしに次の分析項目へと分析を進める4項目単位ラン
ダム・アクセス方式を採用することで高効率化を図る。
装置では、予め設定した4つの分析項目を1ブロックと
して試薬分注流路13を切り替える方式を採用してい
る。これら複数の分析項目は、常に自動分析装置内で同
時に分析処理される。あるブロックの分析項目すべてが
依頼されない場合には、従来と同様、分析サイクルの遅
延なしに次の分析項目へと分析を進める4項目単位ラン
ダム・アクセス方式を採用することで高効率化を図る。
【0027】次に、上記構成を有する多項目同時処理自
動分析装置の分析動作を説明する。この分析動作の説明
によって、本発明に係る分析処理方法の特徴が明らかに
される。
動分析装置の分析動作を説明する。この分析動作の説明
によって、本発明に係る分析処理方法の特徴が明らかに
される。
【0028】血清や尿等の検体の入った試験管等の検体
容器は、例えば5個で一組として、一列状態にてラック
4に搭載される。これらの5個の検体容器を、それぞれ
3a〜3eとする。ラック4は検体搬送部1のラックサ
ンプラ部6にセットされる。自動分析装置の分析がスタ
ートすると、洗浄機構22による反応容器8の洗浄の如
き分析準備動作が行われ、同時に、ラックサンプラ部6
のラック4が送り出される。送り出されたラック4は、
ラインサンプラ部7で移送され、分析部2の検体分注位
置で停止する。検体容器3aに入った検体は、検体分注
機構12によって、複数個(図示では、内周側の反応容
器に2個、外周側の反応容器に2個で計4個)の反応容
器8のそれぞれに、同時に、分析に必要とされる所定の
量だけ分注される。反応テーブル9は分析サイクル毎に
所定の回転角(例えば半回転+反応容器2個分)だけ回
転する。検体が分注された4個の反応容器8は、試薬分
注位置で停止する。ここで、予め依頼された分析項目の
試薬15が、試薬分注機構19により、指定量だけ反応
容器8に分注される。同時に、検体分注位置では、別の
反応容器8に次の検体容器3bに入った他の検体が分注
される。その後の分析サイクル(図示では、2分析サイ
クル後)で、試薬15が加えられた検体は、撹拌機構2
0により反応液を撹拌される。その結果、反応容器8で
は、濃度に応じた呈色反応が示される。分析サイクル毎
の反応テーブル9の回転動作で、反応容器8が光度計2
1の前を通過するときに、当該反応容器8内の反応液の
吸光度が測定される。このように分析サイクル毎に、検
体容器3a内の検体の分注、試薬の分注、反応液の撹
拌、必要に応じて所定位置で第2試薬の分注及び撹拌、
吸光度測定、測定が終了した反応容器の洗浄等を繰り返
す。上記において、1つの検体、例えば検体容器3aの
検体につき依頼されたすべての分析項目のための検体分
注が終わると、次の検体(検体容器3bの検体)が検体
分注位置に来るようにラインサンプラ部7はラック4を
移送・停止し、分注及び分析を継続する。
容器は、例えば5個で一組として、一列状態にてラック
4に搭載される。これらの5個の検体容器を、それぞれ
3a〜3eとする。ラック4は検体搬送部1のラックサ
ンプラ部6にセットされる。自動分析装置の分析がスタ
ートすると、洗浄機構22による反応容器8の洗浄の如
き分析準備動作が行われ、同時に、ラックサンプラ部6
のラック4が送り出される。送り出されたラック4は、
ラインサンプラ部7で移送され、分析部2の検体分注位
置で停止する。検体容器3aに入った検体は、検体分注
機構12によって、複数個(図示では、内周側の反応容
器に2個、外周側の反応容器に2個で計4個)の反応容
器8のそれぞれに、同時に、分析に必要とされる所定の
量だけ分注される。反応テーブル9は分析サイクル毎に
所定の回転角(例えば半回転+反応容器2個分)だけ回
転する。検体が分注された4個の反応容器8は、試薬分
注位置で停止する。ここで、予め依頼された分析項目の
試薬15が、試薬分注機構19により、指定量だけ反応
容器8に分注される。同時に、検体分注位置では、別の
反応容器8に次の検体容器3bに入った他の検体が分注
される。その後の分析サイクル(図示では、2分析サイ
クル後)で、試薬15が加えられた検体は、撹拌機構2
0により反応液を撹拌される。その結果、反応容器8で
は、濃度に応じた呈色反応が示される。分析サイクル毎
の反応テーブル9の回転動作で、反応容器8が光度計2
1の前を通過するときに、当該反応容器8内の反応液の
吸光度が測定される。このように分析サイクル毎に、検
体容器3a内の検体の分注、試薬の分注、反応液の撹
拌、必要に応じて所定位置で第2試薬の分注及び撹拌、
吸光度測定、測定が終了した反応容器の洗浄等を繰り返
す。上記において、1つの検体、例えば検体容器3aの
検体につき依頼されたすべての分析項目のための検体分
注が終わると、次の検体(検体容器3bの検体)が検体
分注位置に来るようにラインサンプラ部7はラック4を
移送・停止し、分注及び分析を継続する。
【0029】前述の多項目同時処理自動分析装置の分析
処理方法では、次のような点が配慮される。
処理方法では、次のような点が配慮される。
【0030】複数の分析項目を常にセット検査として設
定して検査する場合に、例えば特定の8項目を常にセッ
トとして検査すると、上記構成の自動分析装置で、8項
目を2ブロックになるよう分析チャンネルを設定すれば
(第1の例)、4項目づつ2回の検体分注で、依頼され
た8項目の分注が済む。これに対して、8項目のそれぞ
れを全く別のブロックに分けて分析チャンネルを設定す
れば(第2の例)、1項目づつ8回の検体分注を要す
る。このように分析チャンネルの設定方法によっては、
検体分注の回数、すなわち分析サイクルの回数に差が生
じる。上記の2つの例の比較で、第1の例に比較し第2
の例の処理能力が1/4に低下したことからも分るよう
に、複数項目単位のランダム・アクセス方式を採用して
いる自動分析装置では、分析チャンネルの設定によって
実際の処理能力に大きな違いが生じる。
定して検査する場合に、例えば特定の8項目を常にセッ
トとして検査すると、上記構成の自動分析装置で、8項
目を2ブロックになるよう分析チャンネルを設定すれば
(第1の例)、4項目づつ2回の検体分注で、依頼され
た8項目の分注が済む。これに対して、8項目のそれぞ
れを全く別のブロックに分けて分析チャンネルを設定す
れば(第2の例)、1項目づつ8回の検体分注を要す
る。このように分析チャンネルの設定方法によっては、
検体分注の回数、すなわち分析サイクルの回数に差が生
じる。上記の2つの例の比較で、第1の例に比較し第2
の例の処理能力が1/4に低下したことからも分るよう
に、複数項目単位のランダム・アクセス方式を採用して
いる自動分析装置では、分析チャンネルの設定によって
実際の処理能力に大きな違いが生じる。
【0031】また、単純にセット検査を極力とりまとめ
た分析チャンネルの設定にすれば良いというものでもな
い。多項目同時処理自動分析装置のユーザは、肝機能
系、腎機能系、消化器系、循環器系、入院ドック、外来
ドック等の各検査の目的に応じて、内訳の異なる複数の
セット検査することが多いし、そのセット検査の中には
分析項目の重複も多い。更に、自動分析装置のユーザご
とに、同じセット検査で内訳は異なるし、セット検査数
も異なる。従って、検査依頼数の多いセット検査の内訳
やその分析項目の重複も考慮に入れて優先順位を付け、
その順位の高い分析項目の順に分析チャンネルを設定す
る必要がある。
た分析チャンネルの設定にすれば良いというものでもな
い。多項目同時処理自動分析装置のユーザは、肝機能
系、腎機能系、消化器系、循環器系、入院ドック、外来
ドック等の各検査の目的に応じて、内訳の異なる複数の
セット検査することが多いし、そのセット検査の中には
分析項目の重複も多い。更に、自動分析装置のユーザご
とに、同じセット検査で内訳は異なるし、セット検査数
も異なる。従って、検査依頼数の多いセット検査の内訳
やその分析項目の重複も考慮に入れて優先順位を付け、
その順位の高い分析項目の順に分析チャンネルを設定す
る必要がある。
【0032】更に、コンタミネーションの問題がある。
コンタミネーションとは、以前に分析した項目や検体が
次の分析結果に影響を与える現象をいう。ランダム・ア
クセス方式を採用している自動分析装置では、1つの反
応容器が複数の項目の分析に繰返し使用されるので、反
応容器の材質によっては、反応容器に吸着しやすい酵素
等を含んだ試薬で分析した場合、次の分析で分析結果に
影響が出ることがある。例えば、CHO(コレステロー
ル)を分析した反応容器8でUA(尿酸)や酵素法によ
るCREA(クレアチニン)を分析したり、あるいはT
G(中性脂肪)とリパーゼとを同じ反応容器で分析する
と、分析結果に影響が出る。このコンタミネーションの
影響を避けて、且つ分析の処理効率を落さないようにす
るには、同じブロック内で分析チャンネルを入れ替える
か、あるいは、これができないときには、優先順位が近
い検査ブロックの中の分析チャンネルと入れ替える操作
を行う。こうすることで、同じ反応容器で分析が行われ
ないようなり、分析の処理効率を落さないで、且つ、コ
ンタミネーションの影響が避けることができる。
コンタミネーションとは、以前に分析した項目や検体が
次の分析結果に影響を与える現象をいう。ランダム・ア
クセス方式を採用している自動分析装置では、1つの反
応容器が複数の項目の分析に繰返し使用されるので、反
応容器の材質によっては、反応容器に吸着しやすい酵素
等を含んだ試薬で分析した場合、次の分析で分析結果に
影響が出ることがある。例えば、CHO(コレステロー
ル)を分析した反応容器8でUA(尿酸)や酵素法によ
るCREA(クレアチニン)を分析したり、あるいはT
G(中性脂肪)とリパーゼとを同じ反応容器で分析する
と、分析結果に影響が出る。このコンタミネーションの
影響を避けて、且つ分析の処理効率を落さないようにす
るには、同じブロック内で分析チャンネルを入れ替える
か、あるいは、これができないときには、優先順位が近
い検査ブロックの中の分析チャンネルと入れ替える操作
を行う。こうすることで、同じ反応容器で分析が行われ
ないようなり、分析の処理効率を落さないで、且つ、コ
ンタミネーションの影響が避けることができる。
【0033】次に、上記分析動作における試薬分注流路
の洗浄と試薬のランニングコストについて説明する。
の洗浄と試薬のランニングコストについて説明する。
【0034】多項目同時処理の自動分析装置では、複数
の試薬容器13を保冷庫14に保存し、試薬分注機構1
9の試薬分注流路17を通して、分析に必要な試薬15
を反応容器8に分注する。しかし、試薬分注流路17内
で試薬15が滞留すると、時間の経過と共に試薬15の
品質劣化が起きるし、また試薬容器13の交換時に試薬
分注流路17内に空気が入ったり、交換前の古い試薬1
5が分析結果へ影響を与えたりする。そこでこの影響を
避けるため、試薬分注流路17内を水で洗浄し更に試薬
15で置き換える流路洗浄操作を、分析動作とは別にメ
ンテナンス動作として行う。試薬分注流路17の長さ
は、装置の構成上、試薬容器13のセットされる位置、
すなわち分析チャンネルによって異なるため、流路洗浄
に消費される試薬量も分析チャンネルによって異なる。
の試薬容器13を保冷庫14に保存し、試薬分注機構1
9の試薬分注流路17を通して、分析に必要な試薬15
を反応容器8に分注する。しかし、試薬分注流路17内
で試薬15が滞留すると、時間の経過と共に試薬15の
品質劣化が起きるし、また試薬容器13の交換時に試薬
分注流路17内に空気が入ったり、交換前の古い試薬1
5が分析結果へ影響を与えたりする。そこでこの影響を
避けるため、試薬分注流路17内を水で洗浄し更に試薬
15で置き換える流路洗浄操作を、分析動作とは別にメ
ンテナンス動作として行う。試薬分注流路17の長さ
は、装置の構成上、試薬容器13のセットされる位置、
すなわち分析チャンネルによって異なるため、流路洗浄
に消費される試薬量も分析チャンネルによって異なる。
【0035】試薬のランニングコストは、検体の分析に
使われる試薬量と流路洗浄に要する試薬消費量、試薬容
器の交換時に容器内に残る試薬のデッドボリウム、自動
分析装置のユーザが流路洗浄を行う頻度、試薬の価格と
から算出される。このランニングコストの最小化は、高
価な試薬は試薬流路の短い分析チャンネルにセットして
流路洗浄に要する試薬消費量の低減を図り、廉価の試薬
は試薬流路の長い分析チャンネルにセットするなど、試
薬分注流路の長さを考慮することにより行われる。この
ように、試薬をセットする分析チャンネルの入れ替えを
行うことで、装置全体の試薬のランニングコストの最小
化を図る。
使われる試薬量と流路洗浄に要する試薬消費量、試薬容
器の交換時に容器内に残る試薬のデッドボリウム、自動
分析装置のユーザが流路洗浄を行う頻度、試薬の価格と
から算出される。このランニングコストの最小化は、高
価な試薬は試薬流路の短い分析チャンネルにセットして
流路洗浄に要する試薬消費量の低減を図り、廉価の試薬
は試薬流路の長い分析チャンネルにセットするなど、試
薬分注流路の長さを考慮することにより行われる。この
ように、試薬をセットする分析チャンネルの入れ替えを
行うことで、装置全体の試薬のランニングコストの最小
化を図る。
【0036】以上の事項に配慮して実現される分析処理
方法の操作フローを図2に示す。この操作フローにより
分析チャンネルの決定の仕方が明らかになる。図2に示
した操作フローの各ステップの内容は、次の通りであ
る。
方法の操作フローを図2に示す。この操作フローにより
分析チャンネルの決定の仕方が明らかになる。図2に示
した操作フローの各ステップの内容は、次の通りであ
る。
【0037】準備作業のステップ31;次の1〜9の作
業を行う。 1.検査依頼数の多い順に、セット検査に優先順位を付
ける。 2.各セット検査で共通の分析項目をリストアップす
る。 3.分析項目ごとに別の優先順位を付ける。 4.セット検査の優先順位を考慮に入れ、分析項目の優
先順位の高い順に並べ替える。 5.4項目ごとの検査ブロックに分ける。 6.検査ブロック単位で試薬の価格を計算し、価格の高
い順に並べる。 7.(分析部が1つである図1の実施例では、省略され
る。) 8.試薬価格の高い検査ブロックを、試薬分注流路の短
い流路ブロックに割り振る。 9.試薬のランニングコストが最小となるよう、試薬を
分析チャンネルに割り振る。
業を行う。 1.検査依頼数の多い順に、セット検査に優先順位を付
ける。 2.各セット検査で共通の分析項目をリストアップす
る。 3.分析項目ごとに別の優先順位を付ける。 4.セット検査の優先順位を考慮に入れ、分析項目の優
先順位の高い順に並べ替える。 5.4項目ごとの検査ブロックに分ける。 6.検査ブロック単位で試薬の価格を計算し、価格の高
い順に並べる。 7.(分析部が1つである図1の実施例では、省略され
る。) 8.試薬価格の高い検査ブロックを、試薬分注流路の短
い流路ブロックに割り振る。 9.試薬のランニングコストが最小となるよう、試薬を
分析チャンネルに割り振る。
【0038】判定1のステップ32;異なる検査ブロッ
クの同じ分析チャンネルでの分析項目でコンタミネーシ
ョンはあるか。NOであれば終了、YESであればステップ
33に移行する。
クの同じ分析チャンネルでの分析項目でコンタミネーシ
ョンはあるか。NOであれば終了、YESであればステップ
33に移行する。
【0039】分析チャンネルの再割り振りのステップ3
3;同じ検査ブロック内で分析チャンネルを割り振る。
3;同じ検査ブロック内で分析チャンネルを割り振る。
【0040】判定2のステップ34;同じ検査ブロック
内で分析チャンネルが割り振れたか。すなわち、ステッ
プ33で割り振られた分析チャンネルが、以前にステッ
プ32で判定されたことがないか。YES の場合にはステ
ップ32に移行し、NOの場合にはステップ35に移行す
る。
内で分析チャンネルが割り振れたか。すなわち、ステッ
プ33で割り振られた分析チャンネルが、以前にステッ
プ32で判定されたことがないか。YES の場合にはステ
ップ32に移行し、NOの場合にはステップ35に移行す
る。
【0041】ブロック単位での分析チャンネルの再割り
振りのステップ35;検査ブロックと流路ブロックの割
り振りを変更する。
振りのステップ35;検査ブロックと流路ブロックの割
り振りを変更する。
【0042】本発明の他の実施例を、図3を参照して説
明する。図3は、最大40項目の分析処理能力を有する
自動分析装置であり、検体搬送部101と最大20項目
の2個の分析部102A,102Bとから構成される。
分析部が2個存在し、各分析部のそれぞれに関連部分が
あるという点を除けば、他の構成は同じである。図3に
おいて、図1で説明した要素と同一の要素には同一の符
号を付し、その説明を省略する。
明する。図3は、最大40項目の分析処理能力を有する
自動分析装置であり、検体搬送部101と最大20項目
の2個の分析部102A,102Bとから構成される。
分析部が2個存在し、各分析部のそれぞれに関連部分が
あるという点を除けば、他の構成は同じである。図3に
おいて、図1で説明した要素と同一の要素には同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0043】本実施例の自動分析装置でも、2個の分析
部102A,102Bのそれぞれに分析の作業負荷を均
等に割り振る点を除き、図2で示した高効率処理方法の
基本部分は変わらない。本実施例による多項目同時処理
自動分析装置の操作フローは次のようになる。
部102A,102Bのそれぞれに分析の作業負荷を均
等に割り振る点を除き、図2で示した高効率処理方法の
基本部分は変わらない。本実施例による多項目同時処理
自動分析装置の操作フローは次のようになる。
【0044】準備作業のステップ31;次の1〜9の作
業を行う。 1.検査依頼数の多い順に、セット検査に優先順位を付
ける。 2.各セット検査で共通の分析項目をリストアップす
る。 3.分析項目ごとに別の優先順位を付ける。 4.セット検査の優先順位を考慮に入れ、分析項目の優
先順位の高い順に並べ替える。 5.4項目ごとの検査ブロックに分ける。 6.検査ブロック単位で試薬の価格を計算し、価格の高
い順に並べる。 7.各分析部の作業負荷が平準となるよう、検査ブロッ
クの優先順位に従い各分析部に検査ブロックを割り振
る。 8.試薬価格の高い検査ブロックを、試薬分注流路の短
い流路ブロックに割り振る。 9.試薬のランニングコストが最小となるよう、試薬を
分析チャンネルに割り振る。
業を行う。 1.検査依頼数の多い順に、セット検査に優先順位を付
ける。 2.各セット検査で共通の分析項目をリストアップす
る。 3.分析項目ごとに別の優先順位を付ける。 4.セット検査の優先順位を考慮に入れ、分析項目の優
先順位の高い順に並べ替える。 5.4項目ごとの検査ブロックに分ける。 6.検査ブロック単位で試薬の価格を計算し、価格の高
い順に並べる。 7.各分析部の作業負荷が平準となるよう、検査ブロッ
クの優先順位に従い各分析部に検査ブロックを割り振
る。 8.試薬価格の高い検査ブロックを、試薬分注流路の短
い流路ブロックに割り振る。 9.試薬のランニングコストが最小となるよう、試薬を
分析チャンネルに割り振る。
【0045】判定1のステップ32;異なる検査ブロッ
クの同じ分析チャンネルでの分析項目でコンタミネーシ
ョンはあるか。NOであれば終了、YESであればステップ
33に移行する。
クの同じ分析チャンネルでの分析項目でコンタミネーシ
ョンはあるか。NOであれば終了、YESであればステップ
33に移行する。
【0046】分析チャンネルの再割り振りのステップ3
3;同じ検査ブロック内で分析チャンネルを割り振る。
3;同じ検査ブロック内で分析チャンネルを割り振る。
【0047】判定2のステップ34;同じ検査ブロック
内で分析チャンネルが割り振れたか。すなわち、ステッ
プ33で割り振られた分析チャンネルが、以前にステッ
プ32で判定されたことがないか。YES の場合にはステ
ップ32に移行し、NOの場合にはステップ35に移行す
る。
内で分析チャンネルが割り振れたか。すなわち、ステッ
プ33で割り振られた分析チャンネルが、以前にステッ
プ32で判定されたことがないか。YES の場合にはステ
ップ32に移行し、NOの場合にはステップ35に移行す
る。
【0048】ブロック単位での分析チャンネルの再割り
振りのステップ35;他の分析部の、試薬分注流路の長
さが同等、或いは、近い流路ブロックとブロック単位で
分析チャンネルを入れ替える。
振りのステップ35;他の分析部の、試薬分注流路の長
さが同等、或いは、近い流路ブロックとブロック単位で
分析チャンネルを入れ替える。
【0049】本実施例と前記実施例との間の操作フロー
の相違は、ステップ31において作業7が追加されたこ
とと、ステップ35の内容が変更されたことである。
の相違は、ステップ31において作業7が追加されたこ
とと、ステップ35の内容が変更されたことである。
【0050】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、多項目同時処理自動分析装置について、ユーザが
実際に分析している分析項目と分析数、セット検査の内
訳と検査数、ユーザが流路洗浄を行う頻度とその消費量
から算出される試薬のランニングコスト、コンタミネー
ションを考慮して、装置の処理効率が最大となり、試薬
のランニングコストが最小となり、コンタミネーション
の発生を阻止する分析項目の組合せ、試薬の配置、分析
チャンネルの配置を決定するようにしたため、多項目同
時処理自動分析装置の実質的な処理能力を向上させるこ
とができる。
れば、多項目同時処理自動分析装置について、ユーザが
実際に分析している分析項目と分析数、セット検査の内
訳と検査数、ユーザが流路洗浄を行う頻度とその消費量
から算出される試薬のランニングコスト、コンタミネー
ションを考慮して、装置の処理効率が最大となり、試薬
のランニングコストが最小となり、コンタミネーション
の発生を阻止する分析項目の組合せ、試薬の配置、分析
チャンネルの配置を決定するようにしたため、多項目同
時処理自動分析装置の実質的な処理能力を向上させるこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示す多項目同時処理自動分
析装置の全体構成図である。
析装置の全体構成図である。
【図2】本発明の多項目同時処理自動分析装置におい
て、分析チャンネルの配置を決定するための操作フロー
チャートである。
て、分析チャンネルの配置を決定するための操作フロー
チャートである。
【図3】本発明の他の実施例を示す多項目同時処理自動
分析装置の全体構成図である。
分析装置の全体構成図である。
1 検体搬送部
2 分析部
3 検体容器
4 ラック
8 反応容器
9 反応テーブル
10 ピペッタ
12 検体分注機構
13 試薬容器
14 保冷庫
15 試薬
18 試薬分注機構
20 撹拌機構
21 光度計
22 洗浄機構
23 分析CPU
24 操作部
25 CRT
26 プリンタ
27 CPU
28 入力装置
Claims (7)
- 【請求項1】 検体と試薬を混和し呈色反応を行うため
の透光性のある反応容器と、複数の前記反応容器を円周
上に配列保持する反応テーブルと、この反応テーブルを
回転させる回転駆動機構と、前記検体を複数の反応容器
に同時に分注する検体分注機構と、複数の試薬を保存す
る試薬保存器と、前記試薬を分析項目に応じて複数の反
応容器に同時に分注する試薬分注機構と、前記試薬保存
器と前記試薬分注機構を接続する試薬分注流路と、前記
反応容器に検体と試薬が分注された後に反応液を撹拌す
る撹拌機構と、複数の前記反応液の吸光度を同時に測定
する光度計と、分析を終了した反応容器から反応液を吸
引除去し洗浄して続けて分析できるようにする反応容器
洗浄機構とからなる分析部を備え、また複数の検体を前
記分析部に搬送する検体搬送装置を備え、1つの検体に
つき複数の分析項目を指定し、前記分析部で複数の前記
分析項目を同時に分析する自動分析装置の分析処理方法
であり、 予想される分析項目と分析数、複数の分析項目を同時に
分析するセット検査の内訳と検査数を分析条件として与
えるステップと、 前記分析条件に基づき、同時分析における処理効率が最
大となる分析項目の組合せ及び試薬の配置を演算で決定
するステップと、 決定された分析項目の組合せと試薬の配置に従って前記
分析部が分析を実行するステップとからなることを特徴
とする多項目同時処理自動分析装置の分析処理方法。 - 【請求項2】 検体と試薬を混和し呈色反応を行うため
の透光性のある反応容器と、複数の前記反応容器を円周
上に配列保持する反応テーブルと、この反応テーブルを
回転させる回転駆動機構と、前記検体を複数の反応容器
に同時に分注する検体分注機構と、複数の試薬を保存す
る試薬保存器と、前記試薬を分析項目に応じて複数の反
応容器に同時に分注する試薬分注機構と、前記試薬保存
器と前記試薬文中機構を接続する試薬分注流路と、前記
反応容器に検体と試薬が分注された後に反応液を撹拌す
る撹拌機構と、複数の前記反応液の吸光度を同時に測定
する光度計と、分析を終了した反応容器から反応液を吸
引除去し洗浄して続けて分析できるようにする反応容器
洗浄機構とからなる分析部を少なくとも2つ備え、また
複数の検体を前記分析部のそれぞれに搬送する検体搬送
装置を備え、1つの検体につき複数の分析項目を指定
し、前記の各分析部で複数の前記分析項目を同時に分析
する自動分析装置の分析処理方法であり、 予想される分析項目と分析数、複数の分析項目を同時に
分析するセット検査の内訳と検査数を分析条件として与
えるステップと、 前記分析条件に基づき、同時分析における処理効率が最
大となる分析項目の組合せ及び試薬の配置、前記分析部
のそれぞれが担当する分析項目の配置を演算で決定する
ステップと、 決定された分析項目の組合せ及び試薬の配置と分析項目
の配置に従って、前記の各分析部が分析を実行するステ
ップとからなることを特徴とする多項目同時処理自動分
析装置の分析処理方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の多項目同時処理自
動分析装置の分析処理方法であって、 時間経過に伴い前記試薬分注流路内で品質劣化した試薬
や、前記試薬保存器内の試薬容器の交換時に前記試薬分
注流路内に残る古い試薬の分析結果への影響を避けるた
め、前記試薬分注流路を洗浄するステップを含み、 前記試薬分注流路内を洗浄する際に消費される試薬量と
流路洗浄を行う頻度とから算出される試薬のランニング
コストを分析条件に追加し、前記処理効率が最大となり
且つ試薬のランニングコストが最小となるように分析項
目の組合せ等を決定することを特徴とする多項目同時処
理自動分析装置の分析処理方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の多
項目同時処理自動分析装置の分析処理方法であって、 特定の反応容器でそれ以前に分析した項目の影響が同じ
反応容器で次の分析に影響を与えるコンタミネーション
を分析条件に追加し、前記処理効率が最大となるように
分析項目の組合せ等を決定することを特徴とする多項目
同時処理自動分析装置の分析処理方法。 - 【請求項5】 検体と試薬を混和し呈色反応を行うため
の透光性のある反応容器と、複数の前記反応容器を円周
上に配列保持する反応テーブルと、この反応テーブルを
回転させる回転駆動機構と、前記検体を複数の反応容器
に同時に分注する検体分注機構と、複数の試薬を保存す
る試薬保存器と、前記試薬を分析項目に応じて複数の反
応容器に同時に分注する試薬分注機構と、前記試薬保存
器と前記試薬分注機構を接続する試薬分注流路と、前記
反応容器に検体と試薬が分注された後に反応液を撹拌す
る撹拌機構と、複数の前記反応液の吸光度を同時に測定
する光度計と、分析を終了した反応容器から反応液を吸
引除去し洗浄して続けて分析できるようにする反応容器
洗浄機構とからなる分析部を備え、また複数の検体を前
記分析部に搬送する検体搬送装置を備え、1つの検体に
つき複数の分析項目を指定し、前記分析部で複数の前記
分析項目を同時に分析する自動分析装置において、 少なくとも、予想される分析項目と分析数、複数の分析
項目を同時に分析するセット検査の内訳と検査数を分析
条件として入力するための入力手段と、 入力された前記分析条件に基づき、同時分析における処
理効率が最大となる分析項目の組合せ及び試薬の配置を
演算する演算処理手段と、 前記演算処理手段で決定された分析項目の組合せと試薬
の配置に従って前記分析部に分析を実行させる分析実行
手段とを備えることを特徴とする多項目同時処理自動分
析装置。 - 【請求項6】 検体と試薬を混和し呈色反応を行うため
の透光性のある反応容器と、複数の前記反応容器を円周
上に配列保持する反応テーブルと、この反応テーブルを
回転させる回転駆動機構と、前記検体を複数の反応容器
に同時に分注する検体分注機構と、複数の試薬を保存す
る試薬保存器と、前記試薬を分析項目に応じて複数の反
応容器に同時に分注する試薬分注機構と、前記試薬保存
器と前記試薬文中機構を接続する試薬分注流路と、前記
反応容器に検体と試薬が分注された後に反応液を撹拌す
る撹拌機構と、複数の前記反応液の吸光度を同時に測定
する光度計と、分析を終了した反応容器から反応液を吸
引除去し洗浄して続けて分析できるようにする反応容器
洗浄機構とからなる分析部を少なくとも2つ備え、また
複数の検体を前記分析部のそれぞれに搬送する検体搬送
装置を備え、1つの検体につき複数の分析項目を指定
し、前記の各分析部で複数の前記分析項目を同時に分析
する自動分析装置において、 少なくとも、予想される分析項目と分析数、複数の分析
項目を同時に分析するセット検査の内訳と検査数を分析
条件として入力する入力手段と、 入力した前記分析条件に基づき、同時分析における処理
効率が最大となる分析項目の組合せ及び試薬の配置、前
記分析部のそれぞれが担当する分析項目の配置を演算す
る演算処理手段と、 前記演算処理手段で決定された分析項目の組合せ及び試
薬の配置と分析項目の配置に従って、前記の各分析部に
分析を実行させる分析実行手段とを備えることを特徴と
する多項目同時処理自動分析装置。 - 【請求項7】 請求項5又は6記載の多項目同時処理自
動分析装置において、前記演算処理手段で求められた演
算結果を表示する出力手段を備えることを特徴とする多
項目同時処理自動分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17548191A JPH0526882A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 多項目同時処理自動分析装置及びその分析処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17548191A JPH0526882A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 多項目同時処理自動分析装置及びその分析処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526882A true JPH0526882A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=15996797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17548191A Pending JPH0526882A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 多項目同時処理自動分析装置及びその分析処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526882A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10339734A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-12-22 | Hitachi Ltd | 検体分析システム及びその取り扱い方法 |
| US6117683A (en) * | 1996-04-10 | 2000-09-12 | Hitachi, Ltd. | Method of conveying sample rack and automated analyzer in which sample rack is conveyed |
| JP2007024804A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Toshiba Corp | 自動分析装置及びその分注方法 |
| JP2007086041A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Shimadzu Corp | 水質分析計 |
| JP2011137680A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Sysmex Corp | 検体分析装置および検体ラック搬送方法 |
| WO2015087393A1 (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-18 | 株式会社島津製作所 | 複数の分析装置を連結してなる自動分析システム |
| JP2022013912A (ja) * | 2020-07-03 | 2022-01-18 | エフ ホフマン-ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト | 測光干渉判定 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP17548191A patent/JPH0526882A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6117683A (en) * | 1996-04-10 | 2000-09-12 | Hitachi, Ltd. | Method of conveying sample rack and automated analyzer in which sample rack is conveyed |
| US6599749B1 (en) | 1996-04-10 | 2003-07-29 | Hitachi, Ltd. | Method of conveying sample rack and automated analyzer in which sample rack is conveyed |
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| US12306193B2 (en) | 2020-07-03 | 2025-05-20 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Photometric interference determination |
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